| 【発明の名称】 |
網点画像形成方法および装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】杉崎 誠 【住所又は居所】神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富士写真フイルム株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】多値画像形成装置を用いて所望の階調からなる網点画像を高精度に形成することができるとともに、網点画像の高い生産性を確保することのできる網点画像形成方法および装置を提供する。
【解決手段】連続階調画像データを網点閾値データと比較して得られた2値画像データに基づき、同一位置に広い面積の低濃度画素6を形成するとともに、狭い面積の高濃度画素4を形成することにより、画素間の隙間をなくし、且つ、所望の階調からなる網点画像を得る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】高濃度画素および低濃度画素を形成可能であるとともに、前記高濃度画素および前記低濃度画素の面積を制御可能な多値画像形成装置を用いて網点画像を形成する方法であって、連続階調画像データと網点閾値データとを比較して生成された2値画像データに基づき、狭い面積に制御した前記高濃度画素と、広い面積に制御した前記低濃度画素とを同一の画素形成位置に形成することを特徴とする網点画像形成方法。 【請求項2】請求項1記載の方法において、同一の画素形成位置に形成される前記高濃度画素および前記低濃度画素は、同一の色相からなることを特徴とする網点画像形成方法。 【請求項3】請求項1記載の方法において、狭い面積に制御した前記高濃度画素は、前記多値画像形成装置の出力解像度に対応するピッチよりも小さく、広い面積に制御した前記低濃度画素は、前記ピッチよりも大きく形成することを特徴とする網点画像形成方法。 【請求項4】高濃度画素および低濃度画素を形成可能であるとともに、前記高濃度画素および前記低濃度画素の面積を制御可能な多値画像形成装置を用いて網点画像を形成する装置であって、連続階調画像データと網点閾値データとを比較して生成された2値画像データに基づいて画像を形成する画像形成部を備え、前記画像形成部は、前記2値画像データに基づき、狭い面積に制御した前記高濃度画素と、広い面積に制御した前記低濃度画素とを同一の画素形成位置に形成することを特徴とする網点画像形成装置。 【請求項5】請求項4記載の装置において、前記画像形成部は、面積制御可能な前記高濃度画素を形成する高濃度画素形成部と、面積制御可能な前記低濃度画素を形成する低濃度画素形成部と、を備えることを特徴とする網点画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、高濃度画素および低濃度画素を形成可能であるとともに、前記高濃度画素および前記低濃度画素の面積を制御可能な多値画像形成装置を用いて網点画像を形成する網点画像形成方法および装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、銀塩写真やリバーサルフイルム等に記録された連続階調画像をスキャナによって読み取り、それを所定の閾値データと比較することで2値画像データに変換した後、この2値画像データに基づいて記録ヘッドを駆動制御することにより、擬似的な階調画像を形成するようにした画像形成装置が広汎に使用されている。 【0003】ところで、このような2値画像データを用いて高階調の画像を形成するためには、閾値範囲の広い大量の閾値データが必要であるとともに、出力解像度の高い画像形成装置が必要である。 【0004】そこで、近年、これらの問題を解消可能な画像形成装置として、高濃度画素を形成する記録ヘッドと、低濃度画素を形成する記録ヘッドとを備え、且つ、各記録ヘッドにより形成する画素の面積を制御可能に構成することで、多値画像を記録するようにしたインクジェットプリンタに代表される多値画像形成装置が開発されている。 【0005】この場合、例えば、図6に示すように、狭い面積の低濃度画素2によって表現される濃度をd1、狭い面積の高濃度画素4によって表現される濃度をd2、広い面積の低濃度画素6によって表現される濃度をd3、広い面積の高濃度画素8によって表現される濃度をd4とすると、これらの画素を適宜選択することにより、画素の形成されない場合を含めて5階調の画像を表現することができる。従って、2値画像データに基づいて画像を形成する場合に比較すると、データ数の少ない閾値データを用いて高階調の画像を得ることができる。 【0006】ところで、印刷によって形成される画像は、通常、連続階調画像データを網点閾値データを用いて2値画像データに変換した後、この2値画像データに基づいて網点画像を形成することで階調を表現するのが一般的である。この場合、上記の多値画像形成装置のような廉価なプリンタを用いて、印刷網点画像を事前に確認することができれば、複雑な印刷条件を設定する上で極めて有益である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の多値画像形成装置を用いて網点画像を形成しようとすると、以下に示すような問題が生じる。 【0008】図7は、5×5個の2値画像データ10を用いて網%が50%となる理想的な網点12を形成した場合を示す。同様の網点12を多値画像形成装置を用いて形成しようとすると、例えば、図8に示すように、図6の広い面積からなる高濃度画素8のみとした場合、形成された網点14の網%が50%よりも高くなってしまう。従って、ベタ濃度の網点画像を形成する上では問題ないが、高濃度域で網点画像が潰れてしまい、所望の階調を表現できなくなってしまう。 【0009】一方、図9に示すように、図6の狭い面積からなる高濃度画素4のみとした場合、形成された網点16の網%が50%よりも小さくなってしまうだけでなく、隣接する高濃度画素4の間に隙間が生じ、多値画像形成装置の特性変動や振動の影響により濃度が不安定となる問題が出現する。また、高濃度画素4の間の隙間を埋めることができないため、ベタ濃度の網点画像を形成できなくなってしまう。なお、多値画像形成装置の出力解像度を高くし、高濃度画素4の間の隙間が小さくなるようにすることも考えられるが、その場合、網点画像の形成に要する時間が長くなり、生産性が低下する問題が発生する。 【0010】さらに、広い面積の低濃度画素6を用いて網点画像を形成した場合には、高濃度を表す網点画像を形成することができないという問題がある。 【0011】本発明は、前記の不具合を解消するためになされたもので、多値画像形成装置を用いて所望の階調からなる網点画像を高精度に形成することができるとともに、網点画像の高い生産性を確保することのできる網点画像形成方法および装置を提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は、高濃度画素および低濃度画素を形成可能であるとともに、前記高濃度画素および前記低濃度画素の面積を制御可能な多値画像形成装置において、多値画像データに替えて、連続階調画像データから得られた2値画像データに基づき、狭い面積に制御した高濃度画素と、広い面積に制御した低濃度画素とを同一の画素形成位置に形成することにより、網点画像を作成する。 【0013】この場合、網点画像を構成する画素間の隙間は、広い面積に制御した低濃度画素によって埋められる。また、高濃度域の階調およびベタ濃度は、狭い面積に制御した高濃度画素によって確保される。 【0014】ここで、網点画像の作成に際して、連続階調画像データと網点閾値データとを比較して2値画像データを生成し、得られた2値画像データに基づいて網点画像を作成することができる。また、他の装置で生成した2値画像データを取得し、取得した2値画像データに基づいて網点画像を作成することもできる。さらに、予め生成し保存しておいた2値画像データを読み出して網点画像を作成するようにしてもよい。 【0015】なお、同一の画素形成位置に形成される高濃度画素および低濃度画素は、同一の色相のものとする。従って、カラー網点画像を形成する場合においても、所望の階調からなる網点画像が高精度に形成される。 【0016】また、狭い面積に制御した高濃度画素を、多値画像形成装置の出力解像度に対応するピッチよりも小さく、広い面積に制御した低濃度画素を、前記ピッチよりも大きく形成することにより、網点画像を構成する画素間に隙間が形成されることがないとともに、高濃度域においても十分な階調を表現することができる。 【0017】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の網点画像形成方法および装置が適用される画像処理装置20および多値画像形成装置22の構成を示す。 【0018】画像処理装置20は、パーソナルコンピュータ等によって構成することができる。画像処理装置20は、スキャナ24から供給される連続階調画像データに対して所望の画像処理を施す画像処理部26と、多値用ディザマトリックス記憶部28から供給される多値用ディザマトリックスを用いて3値以上の多値画像データを生成し、あるいは、網点閾値データ記憶部30から供給される網点閾値データを用いて2値画像データを生成する画像データ生成部32とを備える。 【0019】また、画像処理装置20は、画像処理部26における各種画像処理条件を設定するとともに、画像データ生成部32における多値画像データの生成処理と2値画像データの生成処理とを切り換えるための切換条件を設定する条件設定部34を備える。 【0020】多値画像形成装置22は、インクジェットプリンタ等によって構成することができる。多値画像形成装置22は、画像処理装置20の画像データ生成部32から供給された多値画像データまたは2値画像データに基づき、シアン(C)ヘッドドライバ36、ライトシアン(LC)ヘッドドライバ38、マゼンタ(M)ヘッドドライバ40、ライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42、イエロー(Y)ヘッドドライバ44およびブラック(K)ヘッドドライバ46を制御するヘッド制御部48と、前記各ヘッドドライバ36、38、40、42、44および46からの駆動信号に従って画像記録シート50に画像を記録する記録ヘッド52(画像形成部)とを備える。 【0021】ここで、シアン(C)ヘッドドライバ36は、記録ヘッド52を駆動することで高濃度のシアンの色相からなる画素を画像記録シート50に形成する。ライトシアン(LC)ヘッドドライバ38は、記録ヘッド52を駆動することで低濃度のシアンの色相からなる画素を画像記録シート50に形成する。マゼンタ(M)ヘッドドライバ40は、記録ヘッド52を駆動することで高濃度のマゼンタの色相からなる画素を画像記録シート50に形成する。ライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42は、記録ヘッド52を駆動することで低濃度のマゼンタの色相からなる画素を画像記録シート50に形成する。イエロー(Y)ヘッドドライバ44は、記録ヘッド52を駆動することでイエローの色相からなる画素を画像記録シート50に形成する。ブラック(K)ヘッドドライバ46は、記録ヘッド52を駆動することでブラックの画素を画像記録シート50に形成する。 【0022】記録ヘッド52は、各ヘッドドライバ36、38、40、42、44または46から供給される駆動信号が高電圧の場合、広い面積の低濃度画素6または高濃度画素8を形成することができ、供給される駆動信号が低電圧の場合、狭い面積の低濃度画素2または高濃度画素4を形成することができる(図6参照)。 【0023】なお、多値画像形成装置22がインクジェットプリンタである場合、記録ヘッド52は、ヘッドドライバ36、38、40、42、44または46に対応したインクを画像記録シート50に射出する複数のヘッドを有しており、シアン(C)ヘッドドライバ36、マゼンタ(M)ヘッドドライバ40、イエロー(Y)ヘッドドライバ44およびブラック(K)ヘッドドライバ46は、高濃度画素形成部を構成し、ライトシアン(LC)ヘッドドライバ38およびライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42は低濃度画素形成部を構成する。 【0024】また、多値画像形成装置22は、マガジン54に収納された複数の画像記録シート50を枚葉し、副走査方向(矢印Y方向)に搬送するシート副走査搬送部56と、記録ヘッド52を副走査方向と直交する主走査方向に移動させるヘッド主走査移動部58とを備える。 【0025】画像処理装置20および多値画像形成装置22は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その動作について説明する。 【0026】先ず、連続階調画像データに基づき、画像記録シート50に多値画像を形成する場合の処理について説明する。この場合、画像処理装置20の条件設定部34は、画像処理部26に対して所望の画像処理条件を設定するとともに、画像データ生成部32に対して多値用ディザマトリックスを用いて多値画像データを生成するための切換条件を設定する。 【0027】そこで、スキャナ24によって連続階調画像を読み取ることで得られた連続階調画像データは、画像処理部26において所望の画像処理が施された後、画像データ生成部32に供給される。 【0028】画像データ生成部32では、連続階調画像データと、多値用ディザマトリックス記憶部28から読み出した多値用ディザマトリックスとを比較することにより、多値画像データが生成される。 【0029】この場合、連続階調画像データをaiとし、連続階調画像データの取り得る最大値をamaxとすると、図2に示すように、閾値データt1iが0<t1i≦amax/5の範囲で設定される第1ディザマトリックスと、閾値データt2iがamax/5<t2i≦amax・2/5の範囲で設定される第2ディザマトリックスと、閾値データt3iがamax・2/5<t3i≦amax・3/5の範囲で設定される第3ディザマトリックスと、閾値データt4iがamax・3/5<t4i≦amax・4/5の範囲設定される第4ディザマトリックスとからなる4組の多値用ディザマトリックスと、連続階調画像データaiとを順次比較することにより、多値画像データmiが生成される。なお、iは、画素番号とする。 【0030】例えば、図6に示す濃度d1〜d4(d1<d2<d3<d4)に対応する多値画像データmiを1〜4とした場合、ai<t1iであればmi=0、t1i≦ai<t2iであればmi=1、t2i≦ai<t3iであればmi=2、t3i≦ai<t4iであればmi=3、t4i≦aiであればmi=4として多値画像データmiが生成される。これらの処理は、C、M、Y、Kの各色相に対して行われる。 【0031】上記のようにして生成された多値画像データmiは、多値画像形成装置22に転送される。ヘッド制御部48は、転送された多値画像データmiに基づいて各ヘッドドライバ36、38、40、42、44および46を制御する。記録ヘッド52は、各ヘッドドライバ36、38、40、42、44および46から印加される多値画像データmiに従った電圧値によって駆動され、画像記録シート50に所望の画素を形成する。 【0032】例えば、マゼンタ(M)ヘッドドライバ40およびライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42を例として説明すると、mi=0のとき、マゼンタ(M)ヘッドドライバ40およびライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42は何れも駆動されず、画像記録シート50に画素が形成されることはない。mi=1のとき、ライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42が駆動され、濃度d1の狭い面積からなる低濃度画素2が画像記録シート50に形成される。mi=2のとき、マゼンタ(M)ヘッドドライバ40が駆動され、濃度d2の狭い面積からなる高濃度画素4が画像記録シート50に形成される。mi=3のとき、ライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42が駆動され、濃度d3の広い面積からなる低濃度画素6が画像記録シート50に形成される。mi=4のとき、マゼンタ(M)ヘッドドライバ40が駆動され、濃度d4の広い面積からなる高濃度画素8が画像記録シート50に形成される。このようにして、5階調の何れかの濃度からなる画素が形成される。 【0033】一方、画像記録シート50は、シート副走査搬送部56によってマガジン54から枚葉されて副走査方向(矢印Y方向)に搬送される。また、記録ヘッド52は、ヘッド主走査移動部58によって主走査方向に移動される。この結果、画像記録シート50には、多値画像が2次元的に形成される。 【0034】次に、画像処理装置20および多値画像形成装置22を用いて、画像記録シート50に網点画像を形成する場合の処理について説明する。この場合、画像処理装置20の条件設定部34は、画像処理部26に対して所望の画像処理条件を設定するとともに、画像データ生成部32に対して網点閾値データを用いて2値画像データを生成するための切換条件を設定する。 【0035】そこで、画像データ生成部32は、画像処理部26から供給された連続階調画像データと、網点閾値データ記憶部30から読み出した網点閾値データとを比較することにより、2値画像データを生成する。この場合、図3に示すように、0<hi≦amaxとなる網点閾値データhiと連続階調画像データaiとを比較し、ai<hiであればni=0、hi≦aiであればni=1となる2値画像データniを生成する。次いで、画像データ生成部32は、ni=0のとき、mi=0とし、ni=1のとき、mi=2およびmi=3として多値画像データmiを生成し、多値画像形成装置22に転送する。 【0036】ヘッド制御部48は、転送された多値画像データmiに基づいて各ヘッドドライバ36、38、40、42、44および46を制御し、記録ヘッド52を介して画像記録シート50に画素を形成する。 【0037】この場合、例えば、マゼンタ(M)ヘッドドライバ40およびライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42を例として説明すると、ni=0のとき、mi=0であるから、マゼンタ(M)ヘッドドライバ40およびライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42は何れも駆動されず、画像記録シート50に画素が形成されることはない。一方、ni=1のとき、mi=2およびmi=3の多値画像データmiが供給されるため、図4の関係説明図に示すように、マゼンタ(M)ヘッドドライバ40が該当する記録ヘッド52を低電圧で駆動するとともに、ライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42が該当する記録ヘッド52を高電圧で駆動する。 【0038】この結果、画像記録シート50には、図5に示すように、ライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42による広い面積の低濃度画素6が形成されるととに、同一位置にマゼンタ(M)ヘッドドライバ40による狭い面積の高濃度画素4が重畳して形成される。他のヘッドドライバ36、38、44および46についても、同様にして制御される。 【0039】このようにして網点60を画像記録シート50に形成することにより、広い面積の低濃度画素6の濃度と、狭い面積の高濃度画素4の濃度とを合成した最適な濃度からなる網点画像を形成することができる。具体的には、例えば、マゼンタ(M)ヘッドドライバ40のみにより、フォト光沢紙タイプの画像記録シート50に直径60μmの広い面積の低濃度画素6を形成した場合、光学濃度1.3が得られ、ライトマゼンタ(LM)ヘッドドライバ42のみにより、画像記録シート50に直径40μmの狭い面積の高濃度画素4を形成した場合、光学濃度1.5が得られている。そして、これらの低濃度画素6および高濃度画素4を同一位置に重畳させて形成した場合、光学濃度2.2が得られた。従って、狭い面積の高濃度画素4のみを形成した場合よりも高い濃度が得られることが了解される。 【0040】また、広い面積の低濃度画素6によって画素間の隙間が埋められるため、多値画像形成装置22の動作変動や振動等の影響を受けることなく、安定した濃度からなる網点画像を得ることができる。さらに、高濃度画像を形成する際、網点画像が潰れてしまうことがなく、しかも、ベタ濃度の網点画像を形成することもできるため、高い階調を再現することのできる網点画像を得ることができる。 【0041】さらにまた、画素間の隙間を埋めるために出力解像度を高く設定する必要がないため、生産性を何ら低下させることなく、多値画像形成装置22を用いて網点画像を形成することができる。なお、広い面積の低濃度画素6のピッチを多値画像形成装置22の出力解像度よりも大きく設定し、且つ、狭い面積の高濃度画素4のピッチを多値画像形成装置22の出力解像度よりも小さく設定することにより、網点画像を構成する画素間の隙間を好適に調整し、最適な濃度からなる網点画像を得ることができる。 【0042】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、多値画像形成装置を用いて網点画像を形成する際、低濃度からベタ濃度を含む高濃度に至る広範囲に渡る階調を高精度に形成することができる。また、網点画像を構成する画素間に隙間が生じることがなく、多値画像形成装置の動作変動や振動等の影響を受けることなく、安定した濃度の網点画像を得ることができる。さらに、多値画像形成装置の出力解像度を調整することなく、高精度な網点画像を形成することができるため、生産性を低下させることのない網点画像形成方法および装置を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005201 【氏名又は名称】富士写真フイルム株式会社 【住所又は居所】神奈川県南足柄市中沼210番地
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| 【出願日】 |
平成14年5月16日(2002.5.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077665 【弁理士】 【氏名又は名称】千葉 剛宏 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−326765(P2003−326765A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月19日(2003.11.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−141009(P2002−141009) |
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