| 【発明の名称】 |
再現色予測装置及び方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】▲高▼橋 耕生 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
【氏名】山田 修 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】画像出力機器の再現色予測において精度の良い再現色推定を行う。
【解決手段】1次色ドットゲイン補正部10は、複数色の記録材の各々における1次色の分光反射率を、各記録材に設定された打ち込み量に基づいて補正する。推定初期値算出部11は、1次色ドットゲイン補正部10によって補正された分光反射率を用いて、KM理論によってそれらの混色を推定する。インク重ね合わせ補正係数記憶部7には、上記複数色の記録材を用いて得られるカラーパッチの分光反射率の実測値と、該カラーパッチにおける各記録材の打ち込み量に基づいて推定初期値算出部11で推定された推定値との誤差に基づいて決定された補正係数が格納される。インク重ね合わせ補正部12は、推定初期値算出部11で算出された混色の分光反射率を補正係数に基づいて補正し、再現色の予測結果を得る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数色の記録材の各々の1次色を、各記録材の打ち込み量に基づいて補正する1次色補正手段と、前記1次色補正手段によって補正された各1次色を用いて、それらの混色を推定する推定手段と、前記記録材を用いて得られるカラーパッチの実際の色と、該カラーパッチにおける各記録材の打ち込み量に基づいて前記推定手段で推定された色との誤差に基づいて決定された補正係数を格納する格納手段と、指定された記録材の打ち込み量に関して前記推定手段で推定された混色を前記格納手段に格納された補正係数に基づいて補正し、再現色の予測結果を得る予測手段とを備えることを特徴とする再現色予測装置。 【請求項2】 前記1次色補正手段は、1次色のドットゲインの補正を含むことを特徴とする請求項1に記載の再現色予測装置。 【請求項3】 前記1次色補正手段は、各記録材毎の、各波長における打ち込み量と分光反射率の関係を保持する保持手段を備え、各記録材の打ち込み量における分光反射率を前記保持手段に保持された打ち込み量と分光反射率の関係に基づいて補正することを特徴とする請求項1に記載の再現色予測装置。 【請求項4】 各記録材に関して、打ち込み量の異ならせて得られた複数の1次色について分光反射率を測定する測定手段と、前記測定手段による測定結果に基づいて、波長毎の打ち込み量と分光反射率の関係を算出する算出手段とを備え、前記保持手段は、前記算出手段で算出された打ち込み量と分光反射率の関係を保持することを特徴とする請求項3に記載の再現色予測装置。 【請求項5】 前記推定手段は、Kubelka-Munk理論を用いることにより、前記1次色補正手段で得られた各記録材の分光反射率に基づいて前記混色の分光反射率を推定することを特徴とする請求項4に記載の再現色予測装置。 【請求項6】 記録材の打ち込み量を指定する指定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の再現色予測装置。 【請求項7】 前記予測手段で予測された分光反射率を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の再現色予測装置。 【請求項8】 記録材の打ち込み量の設定を変更しながら前記予測手段による再現色の予測を繰り返すことにより、予測された再現色と設定された目標色との誤差が所定値以下となる記録材の打ち込み量を決定する決定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の再現色予測装置。 【請求項9】 前記目標色を設定する設定手段を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の再現色予測装置。 【請求項10】 複数色の記録材の各々の1次色を、各記録材の打ち込み量に基づいて補正する1次色補正工程と、前記1次色補正工程によって補正された各1次色を用いて、それらの混色を推定する推定工程と、前記記録材を用いて得られるカラーパッチの実際の色と、該カラーパッチにおける各記録材の打ち込み量に基づいて前記推定工程で推定された色との誤差に基づいて決定された補正係数をメモリに格納する格納工程と、指定された記録材の打ち込み量に関して前記推定工程で推定された混色を前記メモリに格納された補正係数に基づいて補正し、再現色の予測結果を得る予測工程とを備えることを特徴とする再現色予測方法。 【請求項11】 前記1次色補正工程は、1次色のドットゲインの補正を含むことを特徴とする請求項10に記載の再現色予測方法。 【請求項12】 前記1次色補正工程は、各記録材毎の、各波長における打ち込み量と分光反射率の関係を保持手段に保持しておき、各記録材の打ち込み量における分光反射率を該打ち込み量と分光反射率の関係に基づいて補正することを特徴とする請求項10に記載の再現色予測方法。 【請求項13】 各記録材に関して、打ち込み量の異ならせて得られた複数の1次色について分光反射率を測定する測定工程と、前記測定工程による測定結果に基づいて、波長毎の打ち込み量と分光反射率の関係を算出する算出工程とを備え、前記保持手段には、前記算出工程で算出された打ち込み量と分光反射率の関係が保持されることを特徴とする請求項12に記載の再現色予測方法。 【請求項14】 前記推定工程は、Kubelka-Munk理論を用いることにより、前記1次色補正工程で得られた各記録材の分光反射率に基づいて前記混色の分光反射率を推定することを特徴とする請求項13に記載の再現色予測方法。 【請求項15】 記録材の打ち込み量を指定する指定工程を更に備えることを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載の再現色予測方法。 【請求項16】 前記予測工程で予測された分光反射率を表示する表示工程を更に備えることを特徴とする請求項10乃至15のいずれかに記載の再現色予測方法。 【請求項17】 記録材の打ち込み量の設定を変更しながら前記予測工程による再現色の予測を繰り返すことにより、予測された再現色と設定された目標色との誤差が所定値以下となる記録材の打ち込み量を決定する決定工程を更に備えることを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載の再現色予測方法。 【請求項18】 前記目標色を設定する設定工程を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の再現色予測方法。 【請求項19】 請求項10乃至18のいずれかに記載の再現職予測方法をコンピュータに実行させるための制御プログラム。 【請求項20】 請求項10乃至18のいずれかに記載の再現職予測方法をコンピュータに実行させるための制御プログラムを格納する記憶媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、多色再現処理、例えば多色刷り印刷や、カラープリンタを用いた多色プリントを用いて再現される色、すなわち再現色を予測する方法に関する。 【0002】 【従来技術】従来、印刷等減法混色により生成される画像の再現色を予測する方法として、特開2001-053976号公報に開示されているような、ルックアップテーブル(以下LUTと記す)を用いた再現色予測や、特開平09-120185号公報に開示されているような、Kubelka-Munk理論(以下KM理論と記す)を用いた再現色予測方法がある。 【0003】LUTを用いた再現色予測は、まず、印刷に用いるインクの打ち込み量を段階的に変化させたパッチを多数出力して各パッチを測色しておき、得られた測色データを図10に示すように、例えばCIELABのような色空間内に幾何学的に配置する(図10に示した立方体の各頂点には測色値と、各インクの打ち込み量が対応して記憶されている)。その後、所望の三刺激値(図10にて白丸で表された点)に対応するインク打ち込み量を、近傍の既知の点(図10にて黒丸であらわされた点)との幾何学配置を基に補間して、所望の打ち込み量を算出するという方法である。 【0004】また、KM理論は、図11に示すように、インク内の微小厚さdxに対して、I、ΔI、J、ΔJを考え、次式で与えられる連立微分方程式を解くことにより、反射率(J/I)を求めるという方法である。 【0005】 【数1】
【0006】 【発明が解決しようとする課題】LUTを用いた再現色予測では、LUTを作成するために出力しなければならないパッチ数Nは、以下の式で表される。 【0007】 【数2】
【0008】よって、精度を向上させるために打ち込み量を変化させる間隔Pを細かくしたり、また、多色インクによる印刷を行う際に使用するインク数Iを増やした場合、出力すべきパッチ数Nは指数関数的に増加し、出力や測色に膨大なコストがかかってしまうことになる。 【0009】また、KM理論は、インク等の着色物体が均一な厚さで塗布された場合の再現色を予測する理論であるため、図12に示すような面積変調型プリンタにより印刷された場合には、機械的なドットゲイン(インクの物理的な広がりにより、理論的な面積率よりも実効面積率の方が大きくなってしまうという現象)や、インクのある部分とない部分との境界で生じる光学的ドットゲイン(インクまたは紙の中で光が散乱することにより実際のドットの見えが、本来の面積よりも大きく見えてしまう現象)を精度良く予測できないという問題があった。 【0010】例えば、特開平09-120185号公報による再現色予測方法では、KM理論を実際のプリンタに適用するために拡張し、複数のインクが混ざり合っている部分と、重なり合っている部分とに分けてモデル化し、再現色予測を行っている。しかしながら、依然、ドットゲインの影響は考慮していないため、精度の良い再現色予測ができていないという問題があった。 【0011】本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、高精度な再現色予測を可能とすることを目的とする。 【0012】また、本発明の他の目的は、機械的或は光学的ドットゲインによる影響を考慮した再現色予測を可能とすることにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するための本発明による再現色予測装置は以下の構成を備える。すなわち、複数色に対応する記録材の各々の1次色を、各記録材の打ち込み量に基づいて補正する1次色補正手段と、前記1次色補正手段によって補正された各1次色を用いて、それらの混色を推定する推定手段と、前記記録材を用いて得られるカラーパッチの実際の色と、該カラーパッチにおける各記録材の打ち込み量に基づいて前記推定手段で推定された色との誤差に基づいて決定された補正係数を格納する格納手段と、指定された記録材の打ち込み量に関して前記推定手段で推定された混色を前記格納手段に格納された補正係数に基づいて補正し、再現色の予測結果を得る予測手段とを備える。 【0014】また、上記の目的を達成するための本発明の再現色予測方法は、複数色に対応する記録材の各々の1次色を、各記録材の打ち込み量に基づいて補正する1次色補正工程と、前記1次色補正工程によって補正された各1次色を用いて、それらの混色を推定する推定工程と、前記記録材を用いて得られるカラーパッチの実際の色と、該カラーパッチにおける各記録材の打ち込み量に基づいて前記推定工程で推定された色との誤差に基づいて決定された補正係数をメモリに格納する格納工程と、指定された記録材の打ち込み量に関して前記推定工程で推定された混色を前記メモリに格納された補正係数に基づいて補正し、再現色の予測結果を得る予測工程とを備える。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。 【0016】(第1の実施形態) <再現色予測装置の構成>図1は本発明の一実施形態である再現色予測装置の構成を示したブロック図である。1は第1の実施形態による再現色予測装置を示す。2はプリンタ特性を計測するための分光反射率計測器である。本実施形態では、分光反射率計測器2は、図3、図5で後述する、当該プリンタによって出力されたカラーパッチの分光反射率を測定するのに用いられる。3はインク測色値記憶部であり、分光反射率計測器2により計測されたインクの分光反射率を記憶する。インク測色値記憶部3には、1次色の測色値とインク重ね合わせの測色値が記憶される。なお、本実施形態では記録材として複数色のインクを用いるが、複数色のトナー等であってもよい。 【0017】4は1次色補正LUT作成部であり、インク測色値記憶部3に記憶されている1次色の測色値から1次色補正LUTを作成する。6は1次色補正LUT記憶部であり、1次色補正LUT作成部4で作成された1次色補正LUTを記憶する。5はインク重ね合わせ補正係数算出部であり、インク測色値記憶部3に記憶されているインク重ね合わせの測色値からインク重ね合わせ補正係数を算出する。7はインク重ね合わせ補正係数記憶部であり、インク重ね合わせ補正係数算出部5で算出されたインク重ね合わせ補正係数を記憶する。1次色LUT作成部4及びインク重ね合わせ補正係数算出部5による処理の詳細は後述する。 【0018】8は各インク打ち込み量設定部であり、ユーザはこれを用いて各インクの打ち込み量を設定する。9はインク打ち込み量記憶部であり、各インク打ち込み量設定部8によって設定されたインク打ち込み量を記憶する。10は1次色ドットゲイン補正部であり、インク打ち込み量記憶部9に記憶されているインク打ち込み量に対して1次色補正を行う(なお、本実施形態で1次色補正という用語を用いたのは、一般的なKM理論では、(K/S)というパラメータが打ち込み量に対して線形に変化するという考えを用いており、ドットゲインの非線形性の影響が考慮されていないのに対して、本実施形態ではこのドットゲインの非線形性を補正するからである)。11は推定初期値算出部であり、1次色ドットゲイン補正部10で補正された各1次色の値から、当該インク打ち込み量における混色の分光反射率の初期推定値(分光反射率推定初期値)を得る。 【0019】12はインク重ね合わせ補正部であり、推定初期値算出部11で算出された分光反射率推定初期値を、インク重ね合わせ補正係数記憶部7に記憶されているインク重ね合わせ補正係数とインク打ち込み量記憶部9に記憶されているインク打ち込み量を用いて補正し、当該インク打ち込み量によって得られる混色の分光反射率の推定結果(最終推定結果)を得る。13は推定結果表示部であり、インク重ね合わせ補正部12で補正された分光反射率の最終推定結果を表示する。推定結果表示部13には、CRTやLCDなどの表示器を用いることができる。 【0020】<再現色予測処理>図2は、再現色予測装置1にて実行される再現色予測処理を示すフローチャートである。また、図6は、各インク打ち込み量設定部8にて各インク打ち込み量を設定する際、および推定結果表示部13にて推定結果を表示する際に使用するユーザインタフェースの一例を示す図である。以下、第1の実施形態による再現色予測処理を図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施形態のユーザインタフェースは図6に示すような画面を表示器上に表示し、ポインティングデバイスによってカーソルを操作して指示を行うものとするが、タッチパネルを用いる等、種々の公知の入力装置を利用できることは言うまでもない。 【0021】まず、ステップS201では、ユーザが1次色パッチ読み込みボタン601が押された(クリックされた)かどうかを判断し、押されていればステップS202に進み、押されていなければステップS204に進む。1次色パッチ読み込みボタン601が押された場合の処理では、まずステップS202において、分光反射率測定器2を用いて使用するインクにて作成されたサンプルパッチ(詳細は後述)を測色し、得られた測色値をインク測色値記憶部3に記憶する。次にステップS203に進み、1次色補正LUT作成部4がインク測色値記憶部3に記憶されている1次色の測色値を読み込み、1次色補正LUT(詳細は<1次色ドットゲイン補正LUT作成>において後述する)を算出し、これを1次色補正LUT記憶部6に記憶する。 【0022】ステップS204では、ユーザによって重ね合わせパッチ読み込みボタン602が押されたかどうかを判断し、押されていればステップS205に進み、押されていなければステップS206に進む。重ね合わせパッチ読み込みボタン602が押された場合は、ステップS205において、インク重ね合わせ補正係数算出部5がインク重ね合わせ補正係数を算出し、これをインク重ね合わせ補正係数記憶部7に記憶する。なお、インク重ね合わせ補正係数は、推定初期値算出部11で算出された推定値を補正するための係数であり、推定初期値算出部11によって算出した重ね合わせパッチの分光反射率の推定値と当該重ね合わせパッチの分光反射率の実測値との誤差に基づいて算出される。算出の詳細については、<インク重ね合わせ補正係数の算出>において後述する。 【0023】ステップS206では、ユーザによって分光反射率推定ボタン605が押されたかどうかを判断し、押されていればステップS207に進み、押されていなければステップS201に戻る。分光反射率推定ボタン605が押された場合には、以下のステップS207〜S211の処理が実行される。 【0024】まず、ステップS207で、インク打ち込み量設定部8を介してユーザによって設定されたインク打ち込み量を取得し、これをインク打ち込み量記憶部9に記憶する。インク打ち込み量設定部8は、例えば図6の数値入力部603及びスライドバー604に示すようなユーザインタフェースを提供し、ユーザに所望のインク打ち込み量を設定させる。ユーザは数値入力部603を用いて各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の打ち込み量を数値で指定したり、スライドバー604を用いて指示することができる。 【0025】次に、ステップS208では、1次色ドットゲイン補正部10が、インク打ち込み量記憶部9に記憶されているインク打ち込み量と、1次色補正LUT記憶部6に記憶されている1次色補正LUT(<1次色ドットゲイン補正LUT作成>にて詳述する)を用いて、1次色ドットゲインを補正し各インクの与えられた打ち込み量に対応する分光反射率を算出する。 【0026】ステップS209では、推定初期値算出部11が、1次色ドットゲイン補正部10で算出された各インクの分光反射率を、以下の(4)〜(6)式で表される、KM理論を用いて混色予測する。このように、1次色ドットゲイン補正部からの出力値が用いられてKM理論による混色予測を行うので、ドットゲインの補正が反映された混色予測となる。なお、より正確にいえば、本実施形態では、1次色(1色のインクだけで印刷した場合)と、2次色以上(複数のインクが重なり合って印刷されている場合)のドットゲインを分離して考えており、ここで言うドットゲインの補正は、1次色ドットゲインだけを指している。2次色以上のドットゲインについてはインク重ね合わせ補正において考慮されることになる。 【0027】 【数3】
【0028】ステップS210では、インク重ね合わせ補正部12が、推定初期値算出部11で推定された分光反射率推定初期値を、インク重ね合わせ補正係数記憶部7に記憶されているインク重ね合わせ補正係数(詳細は後述)を用いて補正し、分光反射率の最終的な推定結果(以下、分光反射率最終推定結果)を算出する。 【0029】ステップS211では、インク重ね合わせ補正部12で算出された分光反射率最終推定結果を推定結果表示部12に、例えば図6に示された、分光反射率最終推定結果表示部607に示したような表示方法で表示され、また、光源名表示部606にて光源を設定することで、その光源下での三刺激値が三刺激値表示部608に表示される。例えば、図6では光源名表示部606に光源D50を設定したことにより、L*a*b*による三刺激値が算出され、三刺激値表示部608に表示されている。 【0030】<1次色ドットゲイン補正LUT作成>次に図2、図3、図4及び図6を用いて、1次色補正LUT作成部4による1次色ドットゲイン補正LUTの作成(ステップS203)、および1次色ドットゲイン補正部10による1次色ドットゲイン補正(ステップS208)の詳細を説明する。 【0031】1次色ドットゲイン補正LUTの作成では、予め再現色予測を行いたい対象のプリンタを用いて出力しておいた1次色補正用パッチを分光反射率計測器2により測色し、インク測色値記憶部3に記憶する。ここで用いる1次色補正用パッチとは、図3に示すような、各インクの打ち込み量を0%から100%まで、20%間隔というように各インクの打ち込み量を変化させたものである。 【0032】インク測色値記憶部3に記憶されている、該1次色補正用パッチの分光反射率データは、図4の(a)に示すような、各インクの離散的な打ち込み量に対する各波長の反射率である。図4(a)ではシアンインクの各打ち込み量(20%、40%、60%、80%、100%)における分光反射率の測定結果であり、また打ち込み量0%はインクのない状態、すなわち紙の分光反射率を示すことになる。 【0033】この該分光反射率データは1次色補正LUT作成部4に入力され、図4の(b)に示すような各インクの、各波長での打ち込み量と反射率との関係を示すLUTに変換される。ここで、インク打ち込み量に関しては20%刻みの離散的な測定結果しか存在しないので、1次色補正LUTは線形補間やスプライン補間等、一般的な補間法を用いて作成される。1次色ドットゲイン補正部10(ステップS208)では、該LUTを用い、入力されたインク打ち込み量に対する、1次色ドットゲイン補正を行い、1次色の分光反射率を推定する。なお、図4(b)には、簡単のため、4本のグラフしか描いていないが、実際には可視波長域においてサンプリングされた全ての波長(例えば、380nm〜780nmまで10nm刻みの41波長)についてそれぞれテーブルが作成される。 【0034】<インク重ね合わせ補正係数算出>次に図5を用い、インク重ね合わせ補正係数算出部5(テップS205)によるインク重ね合わせ補正係数の算出処理の詳細を説明する。 【0035】インク重ね合わせ補正係数の算出処理では、予め再現色予測を行いたい対象のプリンタを用いて出力しておいたインク重ね合わせ補正用パッチを分光反射率計測器2により測色し、インク測色値記憶部3に記憶する。ここで用いるインク重ね合わせ補正用パッチとは、図5に示すような、各インクの打ち込み量を0%から100%まで20%間隔というように変化させ、さらに用いるインクを2色以上重ね合わせて印刷したものである。図5のパッチでは4色のインク(CMYK)が用いられている。 【0036】次に、推定初期値算出部11において、上記重ね合わせ補正用パッチのデータ(各色の打ち込み量)と上記(4)〜(6)式により、重ね合わせ補正用パッチにおける各パッチの分光反射率の推定初期値を算出する。ここで算出された分光反射率の推定初期値は、当該補正用パッチを分光反射率計測器2によって実際に測色され、インク測色値記憶部3に記憶された実測データに対して誤差が生じる。そこで、該実測データとの誤差を修正するために、以下の(7)式を用いて、該誤差が最小となるように、最小二乗法等を用いて補正係数ah,λ、bi,j,λ、ck,l,m,λを決定する。 【0037】 【数4】
【0038】なお、上記(7)式において、Rp,λは(4)式〜(6)式のKM理論で求まる1次色補正後の推論値であり、Rmod,λは、インク重ね合わせ補正後の補正された推論値を示している。そして、Rmod,λとカラーパッチの実測値との誤差が小さくなるように係数ah,λ、bi,j,λ、ck,l,m,λを決定している。また、第2項のi,jと、第3項のk,l,mは任意のインクを示しており、例えばn色のインクとしてC、M、Y、Kの4色を用いるとした場合、i = C,M,Y,K、j = C,M,Y,K、…(ただし、i≠j, k≠l≠m)となる。また、(K/S)は(4)式に定義されたとおりである。上記により得られたインク重ね合わせ補正係数は、インク重ね合わせ補正係数記憶部7に記憶する。 【0039】<インク重ね合わせ補正>次に、インク重ね合わせ補正部12(ステップS210)によるインク重ね合わせ補正処理の詳細を説明する。インク重ね合わせ補正部(ステップS210)では、各インク打ち込み量設定部8によって設定されたインク打ち込み量に関して推定初期値算出部11(ステップS209)によって算出された分光反射率推定初期値を、インク重ね合わせ補正係数記憶部7に記憶されているインク重ね合わせ補正係数と(7)式とを用いて補正し、インク重ね合わせによる推定誤差を除去する。 【0040】以上説明したように、本実施形態によれば、設定されたインク打ち込み量に対して次の手順による再現色推定が行なわれる。すなわち、(1)1次色ドットゲイン補正部10によって、各インク毎の、設定されたち込み量に対応した分光反射率を算出する。この算出には1次色補正LUT記憶部6に記憶されたLUTが用いられるので、ドットゲイン補正が施されることになる。 (2)次いで、推定初期値算出部11は、1次色ドットゲイン補正部10によって得られた各インクの分光反射率と上記設定されたインク打ち込み量とに基づいて、KM理論を用いた混色予測(初期推定)を行う((4)〜(6)式)。 (3)更に、インク重ね合わせ補正部12は、この初期推定の結果に、インク重ね合わせ補正係数記憶部7に記憶された補正係数を用いて2次色以上のインク重ね合わせ補正を行う((7)式)。 【0041】以上のように、KM理論を用いた混色予測にドットゲインが補正された各インクの分光反射率を適用してインク混色後の分光反射率の初期推定を行なうとともに、得られた初期推定結果にインク重ね合わせ補正を施すので、精度の良い再現色推定を行うことができる。 【0042】(第2の実施形態)以下、本発明に係る第2の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図7は第2の実施形態による再現色予測装置701の構成を示したブロック図である。 【0043】702はプリンタ特性を計測するための分光反射率計測器である。703はインク測色値記憶部であり、分光反射率計測器702により計測されたインクの分光反射率を記憶する。704は1次色補正LUT作成部であり、インク測色値記憶部703に記憶されている1次色の測色値から1次色補正LUTを作成する。706は1次色補正LUT記憶部であり、1次色補正LUT作成部704で作成された1次色補正LUTを記憶する。 【0044】705はインク重ね合わせ補正係数算出部であり、インク測色値記憶部703に記憶されているインク重ね合わせの測色値からインク重ね合わせ補正係数を算出する。707はインク重ね合わせ補正係数記憶部であり、インク重ね合わせ補正係数算出部705で算出されたインク重ね合わせ補正係数を記憶する。 【0045】708は各インク打ち込み量設定部であり、ユーザがインク打ち込み量を設定するためのインタフェースを提供する。709はインク打ち込み量記憶部であり、インク打ち込み量設定部708を用いて設定されたインク打ち込み量を記憶する。 【0046】710は1次色ドットゲイン補正部であり、インク打ち込み量記憶部709に記憶されているインク打ち込み量に対して1次色補正を行う。711は推定初期値算出部であり、1次色ドットゲイン補正部710で補正された各1次色の値から、KM理論を用いて混色結果を推定する。712はインク重ね合わせ補正部であり、推定初期値算出部711で算出された分光反射率の推定初期値を、インク重ね合わせ補正係数記憶部707に記憶されているインク重ね合わせ補正係数と、インク打ち込み量記憶部709に記憶されているインク打ち込み量とを用いて補正し、分光反射率推定値を得る。 【0047】713は目標色設定部であり、目標色の分光反射率または三刺激値を設定する。なお,分光反射率を設定する場合には、例えば、図9の905上にてマウス等のポインティングデバイスを用いてグラフ表示を変化させるようなユーザインターフェースを用いることができる。714は色再現誤差算出部であり、インク重ね合わせ補正部712で算出された分光反射率推定値と、目標色設定部713で設定された目標色との誤差を算出する。715は色再現結果表示部であり、インク重ね合わせ補正部712で補正された分光反射率推定値を表示する。色再現結果表示部715はCRTやLCDなどで構成される。 【0048】<再現色予測処理>図8は、再現色予測装置701にて行われる再現色予測処理のフローチャートである。また、図9は、目標色設定部713にて目標色を設定する際、および色再現推定結果表示部715にて色再現推定結果を表示する際に使用されるユーザインタフェースの一例である。 【0049】まず、ステップS801では、ユーザによって1次色ドットゲイン読み込みボタン901が押された(クリックされた)かどうかを判断し、押されていればステップS802に進み、押されていなければステップS804に進む。1次色ドットゲイン読み込みボタン901が押された場合、まずステップS802において、分光反射率測定器702によるサンプルパッチの測色が行われ、測色値がインク測色値記憶部703に記憶される。次にステップS803で、インク測色値記憶部703に記憶されている1次色の測色値を1次色補正LUT算出部704に読み込み、1次色補正LUTを算出し、1次色補正LUT記憶部706に記憶する。1次色補正LUT、その作成手順、該LUTを作成するためのサンプルパッチについては第1の実施形態と同様である。 【0050】ステップS804では、ユーザによって重ね合わせパッチ読み込みボタン902が押されたかどうかを判断し、押されていればステップS805に進み、押されていなければステップS806に進む。重ね合わせパッチ読み込みボタン902が押された場合、ステップS805で、インク重ね合わせ補正係数算出部705がインク重ね合わせ補正係数を算出し、これをインク重ね合わせ補正係数記憶部707に記憶する。補正係数の算出の詳細については第1の実施形態で説明したとおりである。 【0051】ステップS806では、ユーザによってカラーマッチングボタン903が押されたかどうかを判断し、押されていればステップS807に進み、押されていなければステップS801に戻る。カラーマッチングボタン903が押されるとステップS807〜S815の処理が実行される。 【0052】まず、ステップS807では、目標色設定部713からユーザが設定した目標色の分光反射率または三刺激値が入力される。目標色設定部713は、図9に示されるユーザインタフェース中に提供された目標色分光反射率入力部905または目標色三刺激値入力部907として実現される。これらに所望の値を入力することで目標色の分光反射率または三刺激値が設定される。 【0053】ステップS808では、全てのインクのインク打ち込み量の初期値または後述のステップS814で更新されたインク打ち込み量がインク打ち込み量記憶部709に設定、記憶される。ステップS809では、1次色ドットゲイン補正部710において、インク打ち込み量記憶部709に記憶されているインク打ち込み量と、1次色補正LUT記憶部706に記憶されている1次色補正LUTを用い、1次色ドットゲインを補正し、各インクの与えられた打ち込み量に対応する分光反射率を算出する。 【0054】ステップS810では、推定初期値算出部711において、1次色ドットゲイン補正部710で算出された各インクの分光反射率と、(4)〜(6)式で表されるKM理論を用いて混色予測する。更に、ステップS811では、インク重ね合わせ補正部712において、推定初期値算出部711(ステップS810)で推定された分光反射率推定初期値を、インク重ね合わせ補正係数記憶部707に記憶されているインク重ね合わせ補正係数を用いて式(7)により補正し、分光反射率最終推定結果を算出する。 【0055】次に、ステップS812では、色再現誤差算出部714が、目標色の分光反射率と、分光反射率最終推定結果との誤差(例えばRMS誤差や色差ΔE等が挙げられるが、これらに限定されるものではない)を算出する。ステップS813では、色再現誤差算出部714で算出された誤差が、予め設定されていた閾値より大きいかどうかを判定し、大きければステップS814へ小さいか等しければステップS815へ進む。 【0056】ステップS814では最急降下法等の一般的な最適化手法を用いて、目標色の分光反射率と分光反射率最終推定結果との誤差が小さくなるように、インク打ち込み量を更新する。そして、更新されたインク打ち込み量を用いてステップS808〜S813の処理が実行される。こうして、目標色の分光反射率と分光反射率最終推定結果との誤差が上記閾値よりも小さいか等しくなるまでステップS809〜S814の処理が繰り返されることになる。 【0057】ステップS815では、インク重ね合わせ補正部712で算出された分光反射率最終推定結果を色再現結果表示部712により表示する。この表示は、例えば図9に示されるように、分光反射率の最終的な推定結果が分光反射率最終推定結果表示部906に表示され、また、光源名表示部904に示された光源下での三刺激値が三刺激値表示部909に表示される。更に、そのときの目標色との色差ΔEおよびインク打ち込み量が、色差表示部908およびインク打ち込み量表示部910にそれぞれ表示される。 【0058】<波長の計算範囲及びサンプリング間隔>上記各実施形態において、分光反射率は限定された波長の範囲、サンプリング間隔である必要はなく、誤差評価の精度を向上したい場合には、その波長範囲を広げたりサンプリングの間隔を狭くしたりしてもかまわない。また、逆に上記波長範囲を狭くし、サンプリング間隔を広くして、計算量を低減させることも可能である。つまり、ユーザが望む精度、計算量に応じて上記波長範囲、サンプリング間隔を変化させることができる。また、それらを設定するためのユーザインタフェースを提供するようにしてもよい。 【0059】<色空間>また、上記各実施形態において、(4)〜(6)式による混色予測、及び(7)式による予測値の補正は、分光反射率を用いて行っているが、これは、反射率以外の物理量を用いて行っても構わない。例えば、インク濃度、インクの三刺激値(XYZやL*a*b*)等が挙げられ、これらの物理量を用いた場合にもドットゲインの影響は上記実施形態と同様に扱うことができる。但し、KM理論による混色予測は使用できなくなり、その物理量に適した混色予測が用いられることになる。 【0060】<使用インク数及び種類>また、上記各実施形態において、用いるインクはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色としていたが、これらに限定されるものではない。例えば、インクジェットプリンタに多く用いられている淡インク(ライトシアンやライトマゼンタ)を含む構成や、上記インクとは全く異なる特色インクを含む構成、更にはKインクを用いずにCMYの3色だけを用いた構成にも本発明が適用可能であることは明らかでである。 【0061】<補正用パッチ>また、上記各実施形態において用いた補正用パッチにおいて、1次色補正用パッチは打ち込み量0%〜100%まで20%間隔の単色パッチであり、インク重ね合わせ補正用パッチは打ち込み量各色0%〜100%まで20%間隔の2次色から4次色のパッチとしたがこれに限られるものではない。更なる精度向上を図るべく打ち込み量を変化させる間隔を細かくしても良いし、出力するパッチ数を減らすために打ち込み量を変化させる間隔を大きくしても構わない。また、全てのパッチの打ち込み量が等間隔である必要も無く、打ち込み量と分光反射率との間に非線形性が強く現れるインクに対しては所定の打ち込み量付近で打ち込み量を変化させる間隔を細かくしても構わない。例えば、前記実施形態で用いたような、0%〜100%まで20%間隔のパッチに加えて、シアンインクのみ、打ち込み量が10%、30%、50%のパッチを加えるということも可能である。 【0062】<インク重ね合わせ補正式の次数>更に上記各実施形態において、(7)式のインク重ね合わせ補正式では、KM理論により推定された分光反射率Rp,λのm次までの多項式と、2次色、3次色までを考慮した(K/S)である、(K/S)i,j,λおよび (K/S)k,l,m,λを用いていたが、ユーザが所望の精度、計算量になるように、Rp,λの次数を変化させたり、(K/S)を2次色のみとしたり、あるいは4次色以上の情報を用いるようにしたりしても構わない。 【0063】以上説明したように上記各実施形態によれば、画像出力機器の再現色予測において、再現色予測モデルと、モデルでは予測できない部分の補正とを組み合わせたので、精度の良い再現色推定を行うことができる。特に、混色の予測にKM理論を適用するに際して、1次色のドットゲイン補正がされた分光反射率が用いられるとともに、実測値と予測値との誤差に基づいて得られた補正係数を利用した補正が施されるので、高精度な再現色予測が実現できる。 【0064】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用しても良い。 【0065】また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成されることは言うまでもない。 【0066】この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。 【0067】プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることが出来る。 【0068】また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 【0069】さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 【0070】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、高精度な再現色予測が可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号
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| 【出願日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076428 【弁理士】 【氏名又は名称】大塚 康徳 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−326749(P2003−326749A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月19日(2003.11.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−136138(P2002−136138) |
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