| 【発明の名称】 |
インクジェット記録装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】原田 啓二 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノン株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】インクタンク内インク量を自動認識する。
【解決手段】記録ヘッドにインクを供給し、一部開口部を備えるインクタンクと、該インクタンク開口部近傍に設置され、振動周波数設定の可能な音波振動子と、該音波振動子による振動波が前記インクタンク内壁およびインク水面からなるインクタンク内で共振する際に発する共振音を集音するマイクロフォンと、前記インクタンク内インクの特定水位における少なくとも2種類の共振周波数を求め、該共振周波数からインク残量を算出する演算装置とを備えることを特徴としたインクジェット記録装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 記録ヘッドにインクを供給し、一部開口部を備えるインクタンクと、該インクタンク開口部近傍に設置された音波振動子と、インクタンク内インク量が所定量になった際、前記音波振動子による振動波が前記インクタンク内壁およびインク水面からなるインクタンク内で共振する振動周波数で前記音波振動子を駆動する手段と、を備えることを特徴としたインクジェット記録装置。 【請求項2】 記録ヘッドにインクを供給し、一部開口部を備えるインクタンクと、該インクタンク開口部近傍に設置され、振動周波数設定の可能な音波振動子と、該音波振動子による振動波が前記インクタンク内壁およびインク水面からなるインクタンク内で共振する際に発する共振音を集音するマイクロフォンと、前記インクタンク内インクの特定水位における少なくとも2種類の共振周波数を求め、該共振周波数からインク残量を算出する演算装置と、を備えることを特徴としたインクジェット記録装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録装置に係り、更に詳しくはインクジェット記録装置の記録ヘッドに被記録媒体であるインクを供給するインクタンク内におけるインク残量検出技術に関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】通常、記録装置では保有する被記録媒体量は有限であり記録動作を繰り返すごとに少しずつ消耗されるため、使用者が途中で被記録媒体を補給しない限り、最終的には記録不可能な状態となる。被記録媒体が枯渇する最終段階は、記録紙への記録動作実行中に発生することもあり、この場合専用コート紙やはがき、ohpシートなど記録媒体を無駄にすることとなる。 【0003】 【課題を解決するための手段】本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、記録ヘッドにインクを供給し、一部開口部を備えるインクタンクと、該インクタンク開口部近傍に設置された音波振動子と、インクタンク内インク量が所定量になった際、前記音波振動子による振動波が前記インクタンク内壁およびインク水面からなるインクタンク内で共振する振動周波数で前記音波振動子を駆動する。前記所定量を次の記録動作に必要なインク最低量以下に設定することで、記録装置使用者に共振音をもって警告することができる。 【0004】また、記録ヘッドにインクを供給し、一部開口部を備えるインクタンクと、該インクタンク開口部近傍に設置され、振動周波数設定の可能な音波振動子と、該音波振動子による振動波が前記インクタンク内壁およびインク水面からなるインクタンク内で共振する際に発する共振音を集音するマイクロフォンと、前記インクタンク内インクの特定水位における少なくとも2種類の共振周波数を求め、該共振周波数からインク残量を算出する演算装置とを備えることで、記録装置が自動的にインクタンク内インク量を把握することができる。 【0005】 【発明の実施の形態】(実施例1)図3に本発明の第一の実施例を示す。 【0006】図3は本発明によるインクタンク3−1、音波振動子3−2およびその駆動部3−3を示している。 【0007】インクタンク3−1は記録装置本体(不図示)に固定されている。音波振動子3−2はインクタンク固定枠上(不図示)のインクタンク開口部3−6真上に設置されており、その駆動部3−3はリード線3−7を介して記録装置用電気部品が集積されている基板(不図示)に搭載されている。 【0008】また、インクタンク3−1にはインク3−4が注入されており、音波振動子3−2による振動波のほとんどはインクタンク3−1の内壁およびインク表面3−5から形成される閉空間に送出される。 【0009】駆動部3−3はインク表面3−5が所定の水位となった時に共振するよう音波振動子を駆動し、その駆動周波数はf=Vs/(4*L) により表される。(Vs[m/s]は音速) すなわち、インク表面3−5の水位がほぼインク無し状態を示すL2となったとき共振させるよう音波振動子を予め駆動し、共振による警告音により使用者にインク無しエラーを通知する。 【0010】(実施例2)図1および図2に本発明の第二の実施例を示す。 【0011】まず初めに構成を述べる。(図1を参照) 図1は開口部1−4を持つインクタンク1−1、インクタンク開口部1−4真上に設置された音波振動子1−3、インクタンク1−1内壁とインク水面1−9からなる閉空間に発生する共振音を集音するマイクロフォン1−5およびそのアンプ1−6、アンプ出力をデジタルデータに変換するA/D変換器1−7、および音波振動子1−3の駆動周波数を決定し、A/D変換器1−7の出力を元にインク残量を演算するCPU1−8からなる。 【0012】インクタンク1−1、音波振動子1−3は実施例1と同様にそれぞれ不図示である記録装置本体およびインクタンク固定枠上に設置されている。 【0013】また、アンプ1−6、A/D変換器1−7、CPU1−8も同様に記録装置用電気部品が集積されている基板(不図示)に搭載されている。 【0014】更にインクタンク1−1にはインク1−2が注入されており、音波振動子1−3による振動波のほとんどはインクタンク1−1の内壁およびインク表面1−9から形成される閉空間に送出される。 【0015】次にインク残量検出方法について述べる。(図2を参照) まず初めに音波振動子1−3の駆動周波数fを0にリセットする(ステップS1)。 【0016】次にfnを加算し駆動周波数を(f+fn)とし(ステップS2)、このときの共振の有無をマイクロフォン出力により確認する(ステップS3)。共振が無い場合は、更にfnを加算し駆動周波数を(f+2fn)とする(ステップS3に戻り)。以上の操作を繰り返し、間隔fnをもって駆動周波数を上げ、第一の共振が発生する駆動周波数をf1として記憶する(ステップS4)。 【0017】次に第一の共振周波数にfnを加算し駆動周波数を(f1+fn)とする(ステップS5)。以降前記第一の共振周波数検出方法と同様にして第二の共振周波数を検出し(ステップS5〜6繰り返し)、これをf2として記憶する(ステップS7)。 【0018】以上の操作により求められた二種類の共振周波数f1、f2を元に以下の計算式からインク水位を算出する(ステップS8)。 【0019】インク水位=L−L1=L−(Vs/(2*(f2−f1))) (Vs[m/s]は音速) 【0020】 【発明の効果】記録ヘッドにインクを供給するインクタンク内インク量が、所定量に達したことを使用者に通知することができる。あるいは、前記インク量の残量を記録装置が自動的に認識することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号
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| 【出願日】 |
平成14年5月13日(2002.5.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090538 【弁理士】 【氏名又は名称】西山 恵三 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−326736(P2003−326736A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月19日(2003.11.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−136391(P2002−136391) |
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