| 【発明の名称】 |
NCルータの加工方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】清水 隆幸 【住所又は居所】静岡県浜松市三島町1418番地 株式会社平安コーポレーション内
【氏名】池富 隆之 【住所又は居所】静岡県浜松市三島町1418番地 株式会社平安コーポレーション内
【氏名】和田 雅司 【住所又は居所】静岡県浜松市三島町1418番地 株式会社平安コーポレーション内
【氏名】鈴木 伸吉 【住所又は居所】静岡県浜松市三島町1418番地 株式会社平安コーポレーション内
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| 【要約】 |
【課題】大きな加工Aから複数の加工部材B、C、D・・を加工する場合、加工部材をそれぞれ切り離し、小さな加工部材B、C、D・・のそれぞれの周囲を面取りし、模様加工を施すようにしている。従って、このような加工方法では、それぞれの加工部材をB、C、D・・を加工するために、非常に手間がかかるという問題があった。
【解決手段】CPU(中央処理装置)からなる制御装置17にメモリ18が接続され、又、センサ16の出力は制御装置17に入力され、制御装置17の出力はシリンダ15及び上下サーボモータ11に入力される |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ベース台に装着されたレール上を前記ベース台の端部に装着したサーボモータによって位置決め移動され、治具板が吸着されるテーブルと、前記レールのほぼ中央の両側に装着された支柱上に前記レールを横切るように装着されたビームに沿って移動可能に装着された横方向移動体と、前記横方向移動体に上下に移動可能に装着された上下移動体に固定された1つ又は複数のヘッドと、前記横方向移動体に装着された前記ヘッドの工具を交換する工具交換装置と、前記横方向移動体の上部に装着され、前記上下移動体を上下に移動して位置決めする上下サーボモータと、前記上下移動体に装着されたシリンダと、該シリンダの駆動軸に装着されたセンサと、該センサの出力をメモリに記憶し、前記上下サーボモータ及び前記シリンダに駆動信号を出力する制御装置とからなるNCルータであって、前記シリンダを駆動して前記センサを下降させた後、前記上下サーボモータで前記センサを下降して、前記テーブル上に載置された加工板上の複数点の厚さ及び前記治具板の上面を検出して前記メモリに記憶する工程と、前記ヘッドによって加工板の不要部分を上面から治具板上面まで除去する工程と、前記ヘッドの加工具を交換して前記加工板からそれぞれの形状の加工部材を切り取るために、加工部材の周囲に切り取り線を治具板面からわずかな厚さを残して加工する工程と、前記ヘッドの加工具を交換し、前記メモリに記憶されている前記加工板の上面を基準にして加工部材の外周を面取りする工程と、前記ヘッドの加工具を交換して前記加工部材の間の切り取り線のわずかな厚さを切り取る工程とからなることを特徴とするNCルータの加工方法。 【請求項2】 前記加工部材の前記切り取り線を切り取った後、前記ヘッドの加工具を交換して前記加工部材の表面に模様加工を施すことを特徴とする請求項1記載のNCルータの加工方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、加工板から加工部材を加工する時に、各加工部材をわずかな厚さを残して切り離さずに加工し、最後に治具板(M.D.F等の通気性の良い材料)の表面を傷を付けることなく、又は傷が付いても極めて少しの傷で加工部材を切り離すNCルータの加工方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、図10に示すように、大きな加工Aから複数の加工部材B、C、D・・を加工する場合、加工部材をそれぞれ切り離し、小さな加工部材B、C、D・・のそれぞれの周囲を面取りし、模様加工を施すようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従って、このような加工方法では、それぞれの加工部材をB、C、D・・を加工するために、加工部材が小さいと治具板上で傷、又、毎回加工する寸法及びデザインが異なるので、治具板の製作は実際に不可能であり、非常に手間がかかるという問題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、ベース台に装着されたレール上を前記ベース台の端部に装着したサーボモータによって位置決め移動され、治具板が吸着されるテーブルと、前記レールのほぼ中央の両側に装着された支柱上に前記レールを横切るように装着されたビームに沿って移動可能に装着された横方向移動体と、前記横方向移動体に上下に移動可能に装着された上下移動体に固定された1つ又は複数のヘッドと、前記横方向移動体に装着された前記ヘッドの工具を交換する工具交換装置と、前記横方向移動体の上部に装着され、前記上下移動体を上下に移動して位置決めする上下サーボモータと、前記上下移動体に装着されたシリンダと、該シリンダの駆動軸に装着されたセンサと、該センサの出力をメモリに記憶し、前記上下サーボモータ及び前記シリンダに駆動信号を出力する制御装置とからなるNCルータであって、前記シリンダを駆動して前記センサを下降させた後、前記上下サーボモータで前記センサを下降して、前記テーブル上に載置された加工板上の複数点の厚さ及び前記治具板の上面を検出して前記メモリに記憶する工程と、前記ヘッドによって加工板の不要部分を上面から治具板上面まで除去する工程と、前記ヘッドの加工具を交換して前記加工板からそれぞれの形状の加工部材を切り取るために、加工部材の周囲に切り取り線を治具板面からわずかな厚さを残して加工する工程と、前記ヘッドの加工具を交換し、前記メモリに記憶されている前記加工板の上面を基準にして加工部材の外周を面取りする工程と、前記ヘッドの加工具を交換して前記加工部材の間の切り取り線のわずかな厚さを切り取る工程とからなるものであり、又、前記加工部材の前記切り取り線を切り取った後、前記ヘッドの加工具を交換して前記加工部材の表面に模様加工を施してもよい。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明では、大きな加工板から不要部分を除去した後、それぞれの加工部材を切り取る場合に、それぞれの加工部材を切り離すことなく、治具板面からわずかな厚さを残して切り取り線を入れ、加工部材の周囲に面取りを施した後、加工部材の周囲のわずかな厚さを切削により治具板の表面を傷付けることなく除去して、それぞれの加工部材を切り離すので、1枚の加工板から必要な加工部材を一度に加工することができ、従って、作業が非常に簡単になり、又、加工部材のそれぞれの表面加工は加工時に加工具の力があまりかからないので、加工部材を切り離した後でもよく、加工が終了するまで、人手が要らないという利点がある。 【0006】 【実施例】図1は本発明の実施例のNCルータの平面図、図2は図1のNCルータの側面図、図3は図1のNCルータの正面図、図4は図1のNCルータの正面拡大図、図5は図1のNCルータのセンサ部分の側面拡大図で、ベース台1上に装着されたレール2の上にテーブル3がベース台1の端部に装着されたサーボモータ4で位置決め移動可能に装着され、又、ベース台1のほぼ中央の側部のベース台1に支柱5が装着され、この支柱5の上にレール2を横切るようにビーム6が固定され、ビーム6の前面のレール7にベアリング8が係合され、このベアリング8は横移動体9に装着され、この横移動体9は横移動サーボモータ10によって位置決め移動可能に構成され、さらに、移動体9の上に上下サーボモータ11が装着され、この上下サーボモータ11で上下移動体12が上下に移動可能に装着され、この上下移動体12に2つのヘッド13及び2つの工具交換装置14が装着され、又、上下移動体12の下方にシリンダ15が装着され、シリンダ15の駆動軸にセンサ16が装着されている。 【0007】図6は本発明の実施例のNCルータの加工方法を実施する制御装置のブロック図で、CPU(中央処理装置)からなる制御装置17にメモリ18が接続され、又、センサ16の出力は制御装置17に入力され、制御装置17の出力はシリンダ15及び上下サーボモータ11に入力される。 【0008】このように構成した本実施例のNCルータの加工方法の動作を図7のフローチャートにより説明すると、まず、装置がスタートすることにより、初期設定が行われ(ステップ1)、次に、テーブル3の治具板上に加工板19が設定されたかどうかが判断され、制御装置17でテーブル3の治具板上に設定されたことが判断される(ステップ2)と、制御装置17からの信号でシリンダ15を作動してセンサ16を下降し、さらに、上下サーボモータ11を作動して上下移動体12を移動し、又、テーブル3及び横移動体9を順次移動して加工板19の予め決められた点の上にセンサ16を下降させ、メモリ18に記憶されている数値と比較して記憶する(ステップ3)。 【0009】ここで、加工板19の厚さが極端に厚かったり、又は薄い場合や反ったり、曲がったりしている場合は、メモリ18に記憶されている数値と異なるので、加工板19が所定の厚さがあるかどうかを制御装置17で判断し(ステップ4)、加工板19が所定の厚さがなければ、テーブル3の治具板上の加工板19を排除し(ステップ5)、ステップ2に戻り、ステップ3、ステップ4を経過し、ステップ4で加工板19が所定の厚さがあることが制御装置17で判断されると、加工板19の各点で検出された数値をメモリ18に記憶し(ステップ6)、この記憶された数値に基づいて、図8の斜線で示した不要部分19aを、図9に示すように、治具板21の上面と加工具の刃底の高さを併せて不要部分(斜線部分」を除去する(ステップ7)。 【0010】次に、加工板19から加工部材B、C、D・・・を切り取るために、加工部材B、C、D・・・のそれぞれの間に切り取り線19bを入れるが、加工具20bに取り替え、又、治具板21の上面を基準にしてわずかな厚さ19cを残して切り取り線19bを入れ(ステップ8)、さらに、加工具20cに取り替えて、加工板19の上面を基準にして、切り取り線19bの両側及び片側の加工部材B、C、D・・・のそれぞれの面取りを施し(ステップ9)、又、加工具20dに取り替えて、治具板21の上面を基準にして、加工部材B、C、D・・・のそれぞれの間のわずかな厚さ19cを切削して除去し、加工部材B、C、D・・・をそれぞれ切り離し(ステップ10)、その状態で、さらに、加工具20eに取り替えて、各材加工部材B、C、D・・・の表面加工を施し、さらに、次の加工板があるかどうかを制御装置17で判断し(ステップ11)、次の加工板19の搬入があれば、ステップ2に戻り、次の加工板19の搬入がなければ、終了する。 【0011】このように、本発明では、加工部材B、C、D・・・のそれぞれの切り取り線19bを入れる時に加工部材B、C、D・・・を切り離さないで治具板21の上面にわずかな厚さを残して切り取り線19bを入れるので、切り取り線19bで加工部材B、C、D・・・が切り離されず、面取りをする場合にも、加工部材加工B、C、D・・・が近接している部分の両側を一度に加工することができるので、加工能率が向上するという利点があり、センサ16でテーブル3の治具板21の表面及び加工部材B、C、D・・・の表面を測定することにより、その面を基準に加工することができ、常に厚み(高さ方向)が変わる治具板21の加工部材B、C、D・・・を治具板21の表面を傷付けることなく、又は仮に傷が付いても、極わずかなので、一度プレナー加工すれば、又元通り治具板表面を再現できるのが最大の特徴で、自動的に供給、搬出する装置を設ければ、無人運転ができる。 【0012】なお、前記実施例では、ステップ10で加工部材B、C、D・・・をそれぞれ切り離した後に表面加工を施したが、加工部材B、C、D・・・を切り離す前に表面加工を施してもよいし、加工部材B、C、D・・・を切り離した後、治具板21から取り外して、他の装置で加工してもよい。 【0013】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のNCルータの加工方法では、加工板の不要部分を切削によって除去し、又、加工部材のそれぞれの切り取り線を入れる時に加工部材を切り離さないで治具板の上面にわずかな厚さを残して切り取り線を入れるので、面取りをする場合にも切り取り線19bで加工部材が切り離されず、加工部材加工が近接している部分の両側を一度に加工することができる、治具板の表面の傷は付いたとしても極わずかなために、プレナー加工することにより、何回も再現てき、加工能力が向上するという利点がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000154624 【氏名又は名称】株式会社平安コーポレーション 【住所又は居所】静岡県浜松市三島町1418番地
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| 【出願日】 |
平成13年10月22日(2001.10.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077045 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴木 和夫
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| 【公開番号】 |
特開2003−127108(P2003−127108A) |
| 【公開日】 |
平成15年5月8日(2003.5.8) |
| 【出願番号】 |
特願2001−322957(P2001−322957) |
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