| 【発明の名称】 |
多数の孔を穿設した管のバリ取り装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】浦木 満男
【氏名】吉國 公敏
【氏名】中村 弘基
【氏名】羽藤 文雄
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| 【要約】 |
【課題】省力化・工数削減を可能にして一度に多くの多孔管のバリ取りを可能にし、しかも、騒音や作業者の健康阻害の心配のない多孔管のバリ取り装置を提供する。
【解決手段】タンブリングドラム15と、そのタンブリングドラム15の一方の鍔19の同心円上に可回動に配設された管ホルダー21と、上記ホルダー21を回転させる駆動手段とからなり、上記タンブリングドラム15内面に、上記管ホルダー21に支持された管の振れを抑える振れ止め26を配設するか、上記ホルダー21に取り付けられ、研磨される多孔管25の管端に向けて進退するセンターコーン27を配設したものであり、上記ホルダー21を回転させる駆動手段は、ホルダー21を配設した鍔19の外側に内歯車18を同軸に配置し、該内歯車18に噛合する遊星歯車23が上記ホルダー21の回転軸22に嵌入されるようにしたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 タンブリングドラムと、そのタンブリングドラムの一方の鍔の同心円上に可回動に配設された管ホルダーと、上記ホルダーを回転させる駆動手段とからなる多数の孔を穿設した管のバリ取り装置。 【請求項2】 上記タンブリングドラム内面に、上記管ホルダーに支持された管の振れを抑える振れ止めを配設してなる請求項1に記載の多数の孔を穿設した管のバリ取り装置。 【請求項3】 上記ホルダーに取り付けられ、研磨される多孔管の管端に向けて進退するセンターコーンを配設してなる請求項1に記載の多数の孔を穿設した管のバリ取り装置。 【請求項4】 上記ホルダーを回転させる駆動手段は、ホルダーを配設した鍔の外側に固定ギヤーを同軸に配置し、該固定ギヤーに噛合する遊星歯車が上記ホルダーの回転軸に嵌入されるようにしてなる請求項1乃至3のいずれかに記載の多数の孔を穿設した管のバリ取り装置。 【請求項5】 上記ホルダーを回転させる駆動手段は、上記ホルダーの回転軸に嵌入されたスプロケットにエンドレスチェンが掛け回されてなる請求項1乃至3のいずれかに記載の多数の孔を穿設した管のバリ取り装置。 【請求項6】 上記ホルダーを回転させる駆動手段は、上記ホルダーの回転軸に嵌入されたタイミングギヤーにタイミングベルトが掛け回されてなる請求項1乃至3のいずれかに記載の多数の孔を穿設した管のバリ取り装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は多数の孔を穿設した管(以下、多孔管という)、例えば蒸気による非接触ガス加熱装置のリードパイプの如き管のバリ取りを行うための研磨装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図5に示す蒸気による非接触ガス加熱装置50のリード管(多孔管)51の製作は、素材となる管にドリルにより所定の位置・間隔で小孔を穿設し、ドリリングの際に生じた「バリ」は、図4(a)のようにリーマー41で内面のバリを削り外側のバリは平鑢で削り取るか、図4(b)のように組鑢42で削り取るか、図4(c)のようにサンドブラスト43により除去するようにしていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記図4(a)および(b)の方法では工数が多くかかり省力化の観点から問題があり、図4(c)の方法では若干工数削減の効果が得られるが騒音を発し、砂塵が飛び散るため作業者の健康管理上の問題がある。 【0004】この発明は上記問題に鑑み、省力化・工数削減を可能にして一度に多くの多孔管のバリ取りを可能にし、しかも、騒音や作業者の健康被害の心配のない多孔管のバリ取り装置を提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するためにこの発明は、タンブリングドラム(Tumbling drum)と、そのタンブリングドラムの一方の鍔の同心円上に可回動に配設された管ホルダーと、上記ホルダーを回転させる駆動手段とからなり、上記タンブリングドラム内面に、上記管ホルダーに支持された管の振れを抑える振れ止めを配設するか、上記ホルダーに取り付けられ、研磨される多孔管の管端に向けて進退するセンターコーンを配設したものであり、上記ホルダーを回転させる駆動手段は、ホルダーを配設した鍔の外側に固定ギヤーを同軸に配置し、該固定ギヤーに噛合する遊星歯車が上記ホルダーの回転軸に嵌入されるようにしたもの、上記ホルダーの回転軸に嵌入されたスプロケットにエンドレスチェンが掛け回すようにしたもの、あるいは上記ホルダーの回転軸に嵌入されたタイミングギヤーにタイミングベルトが掛け回すように構成したものである。 【0006】上記の如く構成するこの発明によれば、タンブリングドラムに投入された研磨粒は回転する多孔管の内側に入り内面が研磨され、外面も勿論タンブリングドラムの底の研磨粒により研磨される。また、騒音の発生や、作業者の健康を害することもなく、人手を掛けずに一度に多くの多孔管のバリ取りをすることができるようになる。 【0007】 【発明の実施の形態】次にこの発明の実施形態を図1乃至3を参照しながら説明する。フレーム11にはモーター12と、片持ち軸受け13と、アンダーローラー14が取り付けられ、タンブリングドラム15は上記アンダーローラー14に乗り、タンブリングドラム15の一方から延びる回転軸16は上記片持ち軸受け13に可回動に支承され、回転軸16とモーター12とは回転伝達手段17を介して回転が伝えられ、上記片持ち軸受け13と上記タンブリングドラム15との間には上記回転軸16と同軸に内歯車18が取り付けられている。 【0008】また、タンブリングドラム15の回転軸側の鍔19には同心円上に多数の軸受け20が配設され、この軸受け20に多孔管のホルダー21が支承され、このホルダー21の図1左端の短軸22には遊星歯車23が嵌入されて上記内歯車18に噛合するようになっている。 【0009】タンブリングドラム15の胴部内面には上記ホルダー21に対応するようにロッド24が設けられ、このロッド24に上記ホルダー21に取り付けられて研磨される多孔管25の振れを抑える振れ止め26が摺動可能に取り付けられている。なお、多孔管の先端に軸方向に進退するセンターコーン27を設けるようにしてもよい。 【0010】モーター12を起動させると図2,図3に示すようにタンブリングドラム15が回転し、内歯車18に噛合している上記遊星歯車23は回転し、ホルダー21に支持された多孔管25はタンブリングドラム15に投入された研磨粒28内に潜り、このとき回転している多孔管25内にも研磨粒28が入り内面のバリが研削され外側のバリも研削される。 【0011】なお、上記実施例ではタンブリングドラムに研磨粒のみ投入して研削を行ったが、適量の水とともに投入することによって流動性が向上し、研磨粒が泳動して研削効果一層向上することを確認した。 【0012】上記実施例では内歯車を採用したが平歯車を採用することもでき、また、遊星歯車に代えてスプロケットまたはタイミングギヤーを採用しエンドレスチェンまたはタイミングベルトを掛け回すことができる。 【0013】 【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、タンブリングドラムに投入された研磨粒は回転する多孔管の内側に入り内面が研磨され、外面も勿論タンブリングドラムの底の研磨粒により研磨される。また、騒音の発生や、作業者の健康を害することもなく、人手を掛けずに一度に多くの多孔管のバリ取りをすることができるようになった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390022600 【氏名又は名称】瀬尾高圧工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年9月20日(2001.9.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074206 【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−94316(P2003−94316A) |
| 【公開日】 |
平成15年4月3日(2003.4.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−287250(P2001−287250) |
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