| 【発明の名称】 |
半導体ウエハ端面研磨装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】大澤 和成 【住所又は居所】東京都昭島市武蔵野三丁目4番1号日本ミクロコーティング株式会社内
【氏名】森岡 出 【住所又は居所】東京都昭島市武蔵野三丁目4番1号日本ミクロコーティング株式会社内
【氏名】細谷 直利 【住所又は居所】東京都昭島市武蔵野三丁目4番1号日本ミクロコーティング株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】半導体ウエハの端面の研磨を短時間で簡単に行え、研磨用具の交換も短時間で容易に行える半導体ウエハ端面研磨装置及び研磨ヘッドを提供することを目的とする。
【解決手段】駆動ローラ33、駆動ローラ33を回転させるための駆動手段36、駆動ローラ33より前方側に、それぞれ駆動ローラ33と平行に上下に並べて配置した上側と下側のローラ34、35、及びこれらローラ33、34、35に掛け回した研磨用エンドレスベルトBから構成される研磨ヘッド30。駆動ローラ33を回転させると、ローラ33、34、35に掛け回した研磨用具としての研磨用エンドレスベルトBが走行する。上側と下側のローラ34、35の間を走行する研磨用エンドレスベルトDを緊張させるための上側及び下側の緊張ローラ41、42のうち少なくとも一方が上下移動可能である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 半導体ウエハの端面を研磨するために用いられる研磨ヘッドであって、駆動ローラ、前記駆動ローラを回転させるための駆動手段、前記駆動ローラより前方側に、それぞれ前記駆動ローラと平行に上下に並べて配置した上側と下側のローラ、及び前記駆動ローラ、前記上側のローラ及び前記下側のローラに掛け回した研磨用エンドレスベルト、から成り、前記駆動ローラを回転させると、前記駆動ローラ、前記上側のローラ及び前記下側のローラに掛け回した前記研磨用エンドレスベルトが走行し、前記上側のローラと前記下側のローラとの間を走行する前記研磨用エンドレスベルトに半導体ウエハの端面を押し付けて、半導体ウエハの端面を研磨する、ところの研磨ヘッド。 【請求項2】 前記上側と下側のローラの間を走行する前記研磨用エンドレスベルトを緊張させるためのベルト緊張手段からさらに成る請求項1の研磨ヘッド。 【請求項3】 前記ベルト緊張手段が、前記駆動ローラと前記上側のローラとの間を走行する前記研磨用エンドレスベルトを下方向に押し下げる上側の緊張ローラ、及び前記駆動ローラと前記下側のローラとの間を走行する前記研磨用エンドレスベルトを上方向に押し上げる下側の緊張ローラ、から成る請求項2の研磨ヘッド。 【請求項4】 前記上側及び下側の緊張ローラのうち少なくとも一方が、上下移動可能である、請求項3の研磨ヘッド。 【請求項5】 前記上側と下側のローラの間に位置する前記研磨用エンドレスベルトの裏面側に配置した、着脱可能の圧力センサを有するコンタクトパッドからさらに成る請求項1の研磨ヘッド。 【請求項6】 半導体ウエハ端面研磨装置であって、請求項1〜4のいずれか1に記載の研磨ヘッド、半導体ウエハを保持し回転させるための半導体ウエハ保持手段、及び当該半導体ウエハ端面研磨装置に前記研磨ヘッドを装着するためのヘッド装着手段、から成る半導体ウエハ端面研磨装置。 【請求項7】 前記ヘッド装着手段が、回動軸を挿通した回転軸を有するトルクモータ、及び前記回転軸と前記研磨ヘッドとを連結する連結手段、から成るヘッド回動手段を有し、前記研磨ヘッドが、前記回動軸と、前記研磨ヘッドの上側及び下側ローラとが平行になるように前記回動軸の先端部を取り付けるための軸受けを有し、前記トルクモータを駆動すると、前記研磨ヘッドが、前記回動軸に関して上下方向に回動する、ところの請求項6の半導体ウエハ端面研磨装置。 【請求項8】 前記ヘッド装着手段が、回動軸を挿通した回転軸を有するトルクモータ、リンクを介して前記回動軸に連結したクランクシャフト機構、及び前記回転軸と前記研磨ヘッドとを連結する連結手段、から成るヘッド移動手段を有し、前記研磨ヘッドが、前記回動軸と、前記研磨ヘッドの上側及び下側ローラとが平行になるように前記回動軸の先端部を取り付けるための軸受けを有し、前記連結手段が、前記トルクモータの前記回転軸に固定した回動アーム、前記研磨ヘッドに固定した滑動アーム、及び前記滑動アームが、前記回動アームに関して前記回動軸と平行に移動できるように、前記回動アームと、前記滑動アームとの間を連結するスライド機構、から成り、前記クランクシャフト機構を駆動させると、前記研磨ヘッドが、前記回動軸の軸線方向に往復移動する、ところの請求項6の半導体ウエハ端面研磨装置。 【請求項9】前記スライド機構が、前記回動軸と平行な断面凹状のレール、及び前記回動軸と平行な断面凸状のレール、を有し、前記断面凸状のレールが、前記断面凹状のレールに嵌め込まれる、ところの請求項8の半導体ウエハ端面研磨装置。 【請求項10】 前記研磨ヘッドが、前記上側と下側のローラの間に位置する前記研磨用エンドレスベルトの裏面側に配置した、着脱可能の圧力センサを有するコンタクトパッドからさらに成り、前記回動軸が、前記着脱可能の圧力センサを有するコンタクトパッドの前記研磨用エンドレスベルト側の表面上の一点に整合する、ところの請求項7〜9のいずれか1の半導体ウエハ端面研磨装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハの端面を研磨するための装置及び研磨ヘッドに関するものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】半導体ウエハは、半導体基板上に絶縁膜や配線となる金属膜を成膜したものである。この半導体ウエハの製造の際、半導体基板の端面には、成膜時に、金属膜などのダレが形成され、このダレが剥離し、浮遊して、半導体基板上の配線構造に付着すると、半導体ウエハから切り出される半導体チップが設計どおりの性能を発揮し得なくなるため、半導体ウエハの端面に形成されるダレを除去する必要があり、半導体ウエハの端面の研磨が重要な工程となっている。 【0003】従来、半導体ウエハの端面の研磨は、研磨パッドを周囲に固定した円柱状の研磨ドラムを回転させ、この研磨ドラムの周囲の研磨パッドの表面に、垂直に又は傾けて配置した半導体ウエハ保持台上の半導体ウエハを押し付けて行われる(例えば、特開平1−71656号公報、特開平3−208550号公報を参照)。 【0004】しかし、このような研磨では、半導体ウエハが、研磨ドラムの周囲の研磨パッドの表面に垂直に又は傾けて配置されているので、片面側の研磨を終えた後、半導体ウエハを半導体ウエハ保持台に反転させて固定しなおし、同様の研磨を他方の面側でも行わなければならず、研磨作業に手間と時間がかかる、という問題がある。 【0005】また、研磨パッドの交換は、研磨ドラムを装置から取り外した後、研磨ドラムから研磨パッドを剥がし、新しい研磨パッドを研磨ドラムの周囲に固定して、再び装置に取り付けて行われ、このような研磨パッドの交換作業に、手間と時間がかかる、という問題がある。 【0006】本発明は、これら問題点に鑑みてなされたものであり、したがって、半導体ウエハの端面の研磨を短時間で簡単に行え、研磨用具の交換も短時間で容易に行える半導体ウエハ端面研磨装置及び研磨ヘッドを提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発明は、半導体ウエハの端面を研磨するための研磨ヘッドであって、駆動ローラ、この駆動ローラを回転させるための駆動手段、駆動ローラより前方側に、それぞれ駆動ローラと平行に上下に並べて配置した上側と下側のローラ、及びこれら駆動ローラ、上側のローラ及び下側のローラに掛け回した研磨用エンドレスベルトから構成され、駆動ローラを回転させると、これら駆動ローラ、上側のローラ及び下側のローラに掛け回した研磨用エンドレスベルトが走行する。半導体ウエハの端面の研磨は、上側のローラと下側のローラとの間を走行する研磨用エンドレスベルトに半導体ウエハの端面を押し付けることによって行われる。 【0008】上側と下側のローラの間を走行する前記研磨用エンドレスベルトを緊張させるためのベルト緊張手段からさらに構成される。 【0009】このベルト緊張手段は、駆動ローラと上側のローラとの間を走行する研磨用エンドレスベルトを下方向に押し下げる上側の緊張ローラ、及び駆動ローラと下側のローラとの間を走行する研磨用エンドレスベルトを上方向に押し上げる下側の緊張ローラから構成され、ベルト交換を容易に行うため、これら上側及び下側の緊張ローラのうち少なくとも一方の緊張ローラが、上下移動可能である。 【0010】本発明の研磨ヘッドは、上側と下側のローラの間に位置する研磨用エンドレスベルトの裏面側に配置した、着脱可能の圧力センサを有するコンタクトパッドからさらに構成される。 【0011】本発明に従った半導体ウエハ端面研磨装置は、上記本発明の研磨ヘッド、半導体ウエハを保持し回転させるための半導体ウエハ保持手段、及び当該半導体ウエハ端面研磨装置に研磨ヘッドを装着するためのヘッド装着手段から構成される。 【0012】ヘッド装着手段は、好適に、回動軸を挿通した回転軸を有するトルクモータ、及びこの回転軸と研磨ヘッドとを連結する連結手段から構成されるヘッド回動手段を有し、研磨ヘッドは、回動軸と、研磨ヘッドの上側及び下側ローラとが平行になるようにこの回動軸の先端部を取り付けるための軸受けを有し、トルクモータを駆動すると、研磨ヘッドが、回動軸に関して上下方向に回動する。 【0013】また、ヘッド装着手段は、回動軸を挿通した回転軸を有するトルクモータ、リンクを介して回動軸に連結したクランクシャフト機構、及びこのモータの回転軸と研磨ヘッドとを連結する連結手段から構成されるヘッド移動手段を有し、研磨ヘッドは、回動軸と、研磨ヘッドの上側及び下側ローラとが平行になるようにこの回動軸の先端部を取り付けるための軸受けを有する。 【0014】連結手段は、トルクモータの回転軸に固定した回動アーム、研磨ヘッドに固定した滑動アーム、及びこの滑動アームが、回動アームに関して回動軸と平行に移動できるように、回動アームと、滑動アームとの間を連結するスライド機構から構成され、クランクシャフト機構を駆動させることにより、研磨ヘッドが、回動軸の軸線方向に往復移動する。 【0015】ここで、スライド機構は、好適に、回動軸と平行な断面凹状のレール、及び回動軸と平行な断面凸状のレールを有し、断面凸状のレールが、断面凹状のレールに嵌め込まれる。 【0016】当該半導体ウエハ端面研磨装置に装着される研磨ヘッドは、上側と下側のローラの間に位置する研磨用エンドレスベルトの裏面側に配置した、着脱可能の圧力センサを有するコンタクトパッドからさらに構成され、回動軸が、この着脱可能の圧力センサを有するコンタクトパッドの研磨用エンドレスベルト側の表面上の一点に整合する。 【0017】 【発明の実施の形態】本発明の研磨ヘッドを装備する半導体ウエハ端面研磨装置について図説する。 【0018】<半導体ウエハ端面研磨装置> 図1(a)及び(b)に示すように、半導体ウエハ端面研磨装置は、半導体ウエハWを保持し回転させるための半導体ウエハ保持手段10、半導体ウエハWの端面を研磨するための研磨ヘッド30、及び当該装置に研磨ヘッド30を装着するためのヘッド装着手段50から構成される。 【0019】図示の例では、半導体ウエハ保持手段10は、外部の吸引ポンプ(図示せず)に連通する吸引孔を有するテーブル12、ベルト13を介してテーブル12を回転させるためのモータ14、及び研磨中にノズル(図示せず)を通じて半導体ウエハWに供給された研磨液、冷却液、洗浄液などを収液し、外部へ排液する収液容器15から構成され、これら構成成分は、それぞれ、保持台11に取り付けられ、この保持台11は、ハウジング52内の水平な棚53上に取り付けたレール23上に水平方向に往復移動可能に配置される。 【0020】保持台11は、ボールネジ21、及びボールネジ21を駆動するためのモータ22から構成される保持台移動手段20によりレール23上を水平方向に往復移動できるようになっている。 【0021】半導体ウエハ保持手段10に保持された半導体ウエハWは、保持台移動手段20により、研磨ヘッド30へと移動され、研磨を終えると、元の位置へ戻され、吸引ポンプを停止し、テーブル12から取り外される。 【0022】ここで、本発明の半導体ウエハ端面研磨装置は、半導体ウエハWをテーブル12上へ正確に位置決めするために、半導体ウエハWと同形の開口を有する型枠を有する既知の半導体ウエハ位置決め装置(図示せず)を備えており、半導体ウエハWをテーブル12上に保持する際、テーブル12上に保持されるべき半導体ウエハWの位置に半導体ウエハ位置決め装置の型枠が移動され、この型枠内に半導体ウエハを嵌め込み、吸引ポンプを駆動して、半導体ウエハWをテーブル12上の所定の位置に吸着した後、型枠を移動して半導体ウエハWから外し、これにより、半導体ウエハWがテーブル12上の所定の位置に正確に保持される。 【0023】研磨ヘッド30を装着するためのヘッド装着手段50は、研磨ヘッド30を所定の位置で姿勢を適宜に変えることができるものであればよく、このようなヘッド装着手段50として、例えば、図示の衝立51に、自由に回転できるように軸を取り付け、この軸の回転をモータなどで制御できるようにしたもの(図示せず)を用いることができ、この軸の先端部に研磨ヘッド30を装着することで、研磨ヘッド30を、所定の位置で、この軸に関して上下方向に回動させることができる。 【0024】図示の例では、ヘッド装着手段50は、研磨ヘッド30を回動軸90に関して上下方向に回動させるためのヘッド回動手段60、及び研磨ヘッド30を回動軸90の軸線方向に往復移動させるためのヘッド移動手段70を有する。 【0025】図示のヘッド回動手段60は、図1及び2に示すように、回動軸90を挿通した回転軸62を有するトルクモータ61、及び回転軸62と研磨ヘッド30とを連結する連結手段80から構成され、研磨ヘッド30は、回動軸90に関して上下方向に自由に回動できるように、プレート31に固定した軸受け32を介して回動軸90の先端部に取り付けられ、トルクモータ61を駆動することにより、研磨ヘッド30を、回動軸90に関して、一定の角度だけ回動させ、また、所定の角度の範囲だけ、上下方向に連続的に回動させることができる。好適に、この回動角は、半導体ウエハWを基準として、下方に80°から上方に80°(−80°〜+80°)の範囲にある。 【0026】図示のヘッド移動手段70は、図1及び2に示すように、リンク73を介してモータ72に回動軸90の後端部を連結した既知のクランクシャフト機構71、及び回転軸61と研磨ヘッド30とを連結する連結手段80に設けたスライド機構76から構成される。スライド機構76は、図6に示すように、トルクモータ61の回転軸62に固定した回動アーム74と、研磨ヘッド30に固定した滑動アーム75とを、滑動アーム75が、回動アーム74に関して回動軸90の軸線方向に移動できるように、断面凹状のレール77と断面凸状のレール78とを介して連結するものであり、クランクシャフト機構71のモータ72を駆動すると、研磨ヘッド30が、回動軸90の軸線方向に往復移動する。 【0027】ここで、図示の例では、これらトルクモータ61とモータ72を同時に駆動することにより、研磨ヘッド30を、回動軸90に関して上下方向に回動させながら、回動軸90の軸線方向に往復移動させることができるようになっている。 【0028】<研磨ヘッド> 図2〜5に示すように、研磨ヘッド30は、プレート31に自由に回転できるように取り付けた駆動ローラ33、この駆動ローラ33を回転させるためのモータ36、駆動ローラ33より前方側のプレート31に、それぞれ駆動ローラ33と平行に上下に並べて取り付けた上側と下側のローラ34、35、及びこれらローラ34、35に掛け回したリング状の研磨用エンドレスベルトBから構成され、モータ36を駆動すると、駆動ローラ33が回転し、これらローラ33、34、35に掛け回した研磨用エンドレスベルトBが走行する。半導体ウエハWの端面の研磨は、上側と下側のローラ34、35の間を走行する研磨用エンドレスベルトBに、上記したウエハ保持手段に保持した半導体ウエハWの端面を押し付けることによって行われる。 【0029】研磨用エンドレスベルトBとして、固定砥粒研磨又は遊離砥粒研磨に用いられる既知の研磨用エンドレスベルトが使用され、固定砥粒研磨の場合、プラスチックシート、織布シート、不織布シート、発泡体シート、植毛シートの表面に、ダイヤモンド、酸化アルミニウム、シリカ、酸化セリウムなどの微粒子から選択される一種又は二種以上の砥粒を固定した研磨層を形成した単粒子又は複合粒子付きエンドレスベルトが使用され、遊離砥粒研磨の場合、織布シート、不織布シート、発泡体シート、植毛シートが使用される。 【0030】図示の例では、駆動ローラ33は、プレート31に固定したモータ36にベルト37を介して連結されているが、ベルト37に代えて、歯車を介してモータ36を駆動ローラ33へ連結して、モータ36の動力を駆動ローラ33へ伝えるような構成にしてもよい。 【0031】本発明の研磨ヘッド30は、上側と下側のローラ34、35の間を走行する研磨用エンドレスベルトBを緊張させるための上側及び下側の緊張ローラ41、42からさらに構成される。ベルト交換を容易に行うため、これら上側及び下側の緊張ローラ41、42のうち少なくとも一方の緊張ローラが上下方向に移動できるか又は取り外せることが望ましい。好適に、上側の緊張ローラ41は、上下方向に移動できるようになっている。この上側の緊張ローラ41の上下方向の移動は、図3に示すように、上側の緊張ローラ41を回転可能に取り付けたブロック43、及びこのブロック43を上下方向に移動するボールネジ44から構成される調節手段40により行われ、ボールネジ44の先端のツマミを回転させることにより、ブロック43とともに上側の緊張ローラ41を上下方向に適宜に移動させることができる。研磨用エンドレスベルトBの交換は、ボールネジ44を回転させ、ブロック43とともに上側の緊張ローラ41を上方へ移動させ、研磨用エンドレスベルトBを緩め、この研磨用エンドレスベルトBをローラ33、34、35から外し、新しい研磨用エンドレスベルトBをこれらローラ33、34、35に掛け回し、ボールネジ44を回転させ、ブロック43とともに上側の緊張ローラ41を下方へ移動させ、研磨用エンドレスベルトBを緊張させるだけの簡単な作業で行える。 【0032】本発明の研磨ヘッドは、図3に示すように、上側と下側のローラ34、35の間に位置する研磨用エンドレスベルトBの裏面側に配置した、着脱可能の圧力センサを有するコンタクトパッド38からさらに構成される。 【0033】この着脱可能の圧力センサを有するコンタクトパッド38は、研磨中に、半導体ウエハWの端面に押し付けられる研磨用エンドレスベルトBの押圧力を感知するものであり、この押圧力は、上記した保持台移動手段20により制御できる。 【0034】回動軸90を受けるための軸受け32は、回動軸90が、この着脱可能の圧力センサを有するコンタクトパッド38の研磨用エンドレスベルトB側の表面上の一点に整合するように、プレート31上に設けられ、研磨ヘッド30は、着脱可能の圧力センサを有するコンタクトパッド38の研磨用エンドレスベルトB側の表面上の一点すなわち半導体ウエハWの端面が押し付けられる点に整合した回動軸90に関して上下方向に回動する。 【0035】<半導体ウエハ端面研磨> 本発明に従った半導体ウエハの端面の研磨は、既知の固定砥粒研磨法又は遊離砥粒研磨法を利用して行える。 【0036】固定砥粒研磨法による場合は、半導体ウエハWの端面の研磨は、砥粒を固定した研磨層を表面に形成した研磨用エンドレスベルトBを用い、半導体ウエハWに冷却液を供給しながら行われる。また、遊離砥粒研磨法による場合は、植毛シート、織布シート、不織布シート又は発泡体シートからなる研磨用エンドレスベルトBを用い、水又は水ベースの分散液に砥粒を懸濁した研磨液を半導体ウエハWに供給しながら行われる。また、研磨液として、既知の化学的機械的研磨法に使用する研磨液を使用することもできる。 【0037】本発明に従った半導体ウエハWの端面の研磨は、研磨ヘッド30の研磨用エンドレスベルトBを走行させ、この研磨用エンドレスベルトBに、半導体ウエハWの端面を押し付け、研磨ヘッド30を回動軸90に関して適宜傾け、回動軸90の軸線方向に往復移動させながら、半導体ウエハWを回転させることによって行われる。半導体ウエハWのオリエンテーションフラットの端面の研磨は、半導体ウエハWを研磨ヘッド30へ近づけて、オリエンテーションフラットの端面を研磨用エンドレスベルトBに押し付けて行われる。 【0038】 【発明の効果】本発明が以上のように構成されるので、半導体ウエハの研磨を片面づつ行う必要がなく、半導体ウエハの端面の研磨を短時間で簡単に行え、研磨用具としての研磨用エンドレスベルトの交換も短時間で容易に行える、という効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390037165 【氏名又は名称】日本ミクロコーティング株式会社 【住所又は居所】東京都昭島市武蔵野3丁目4番1号
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| 【出願日】 |
平成13年9月25日(2001.9.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100069899 【弁理士】 【氏名又は名称】竹内 澄夫 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−94306(P2003−94306A) |
| 【公開日】 |
平成15年4月3日(2003.4.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−290662(P2001−290662) |
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