| 【発明の名称】 |
洗浄液噴射装置および車両洗浄装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤原 謙二 【住所又は居所】兵庫県神戸市西区櫨谷町松本234番地 川崎重工業株式会社西神戸工場内
【氏名】小泉 豊 【住所又は居所】兵庫県神戸市西区櫨谷町松本234番地 川崎重工業株式会社西神戸工場内
|
| 【要約】 |
【課題】洗浄液噴射ノズル内に洗浄液が残留するおそれが無く、したがって洗浄液の乾燥固化によるノズル孔の閉塞が防止される洗浄液噴射装置を提供すること。
【解決手段】被洗浄車両Cを載置するためのターンテーブル9と、ターンテーブル上の車両Cに対向する洗浄液ノズル4および水ノズル5と、洗浄液ノズル4に接続された洗浄液供給装置22と、洗浄液ノズル4に接続された圧縮空気供給装置23と、洗浄液ノズルへの流体経路を洗浄液供給装置からおよび圧縮空気供給装置からのいずれか一方に切り替えるための開閉弁25a、25bと、洗浄液ノズル4による洗浄液の噴射が終了した後、所定時間遅れで開閉弁25a、25bを圧縮空気供給装置23から圧縮空気が洗浄液ノズル4へ送られるように開閉制御するように構成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 洗浄液を被洗浄物に噴射してこれを洗浄するための噴射装置であって、洗浄液噴射ノズルと、該洗浄液噴射ノズルに接続された洗浄液供給装置と、上記洗浄液噴射ノズルに接続された圧縮空気供給装置と、上記洗浄液噴射ノズルへの流体経路を、洗浄液供給装置からおよび圧縮空気供給装置からのいずれか一方に切り替えるための切り替え装置とを備えてなる洗浄液噴射装置。 【請求項2】 上記切り替え装置の動作を制御するための制御装置を備えており、該制御装置が、洗浄液噴射ノズルによる洗浄液の噴射が終了した後、所定時間遅れで切り替え装置を圧縮空気供給装置に切り替えるように制御してなる請求項1記載の洗浄液噴射装置。 【請求項3】 被洗浄車両を載置するためのターンテーブルと、該ターンテーブル上の車両に対向するように上記洗浄液噴射ノズルが配置された請求項1または2記載の洗浄液噴射装置と、ターンテーブル上の車両に対向するように水噴射ノズルが配置された水噴射装置とを備えてなる車両洗浄装置。 【請求項4】 水噴射ノズルによって被洗浄車両に温水を噴射する前洗浄工程と、ついで洗浄液噴射ノズルによって上記被洗浄車両に洗浄液を噴射する洗浄工程と、ついで水噴射ノズルによって上記被洗浄車両に温水を噴射して洗浄液を洗い流す洗浄液除去工程と、ついで水噴射ノズルによって上記被洗浄車両に水を噴射する仕上げ洗浄工程とを含んでおり、上記洗浄工程が、洗浄液の噴射の終了から所定時間経過後に洗浄液噴射ノズルから圧縮空気を噴射する動作を含んでなる車両の洗浄方法。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は洗浄液噴射装置、車両洗浄装置および車両の洗浄方法に関する。さらに詳しくは、車両の外表面に洗浄液を吹き付ける洗浄液噴射装置、洗浄液によって油脂分等を分解分離し、水によってこれを洗い流す車両洗浄装置および車両の洗浄方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、電車やディーゼル機関車等の軌道車両の台車(乗客や貨物を収容する本体を搭載するための車輪を有するもの)は定期的に各種の探傷試験が行われている。この探傷試験を行うには試験に先立って台車の外表面を洗浄する必要がある。この洗浄としては圧縮空気によって汚れを吹き飛ばす気吹き洗浄、温水や洗浄液を噴射する湿式洗浄等が知られている。 【0003】湿式洗浄では予め噴射ノズルで台車の表面に温水を噴射することにより、落ちやすい汚れを落とすとともに台車を昇温する。ついで噴射ノズルによって洗浄液を台車の外表面に吹きかけ、油脂分等を分解分離する。そして噴射ノズルによって温水を吹き付け、分解分離した油脂分や汚れを洗浄液とともに洗い流す。その後の所定時間は水を連続的に吹き付けて仕上げ洗浄を行う。洗浄の作業中、吹き付けられた洗浄液や水は落とされた汚れとともに清浄化処理されつつ排水される。洗浄された台車は乾燥されたのち検査工程に移る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】一般に、台車に洗浄液を吹き付けた後、台車の表面の油脂分が分解分離されるまで所定時間放置し、その後温水で洗い流す。したがって、洗浄液噴射ノズルは長時間高温環境に曝される。その結果、洗浄液噴射ノズル内に残留した洗浄液が乾燥固化することがあり、ノズル孔を閉塞してしまうという問題が生じる。しかも、車両洗浄装置は一般に間欠運転される(2〜3日間の運転の後、2〜3日間の休止等)ため、運転休止後はなおさら閉塞の問題が生じやすい。洗浄液としてはたとえば、アルカリ脱脂洗浄液等が使用されるが、油脂分を分解分離するためのこの洗浄液は必然的に乾燥によって固化するのである。 【0005】本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、洗浄液噴射ノズル内に洗浄液が残留するおそれが無く、したがって洗浄液の乾燥固化によるノズル孔の閉塞が防止される洗浄液噴射装置をを提供することを目的としている。さらに、かかる作用効果を奏する車両洗浄装置および車両の洗浄方法を提供することをも目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の洗浄液噴射装置は、洗浄液を被洗浄物に噴射してこれを洗浄するための噴射装置であって、洗浄液噴射ノズルと、この洗浄液噴射ノズルに接続された洗浄液供給装置と、上記洗浄液噴射ノズルに接続された圧縮空気供給装置と、上記洗浄液噴射ノズルへの流体経路を、洗浄液供給装置からおよび圧縮空気供給装置からのいずれか一方に切り替えるための切り替え装置とを備えている。 【0007】かかる構成によれば、切り替え装置を切り替えることにより、洗浄液と圧縮空気とを任意に洗浄液噴射ノズルへ送ることができる。たとえば、洗浄液を噴射させた後にノズル内に洗浄液が残留していたとしても、圧縮空気を噴射させることによりこれを吹き飛ばして除去することができる。その結果、残留洗浄液の乾燥固化によってノズルが閉塞するといった事態を回避することができる。 【0008】そして、上記切り替え装置の動作を制御するための制御装置を備えており、この制御装置が、洗浄液噴射ノズルによる洗浄液の噴射が終了した後、所定時間遅れで切り替え装置を圧縮空気供給装置に切り替えるように制御してなる洗浄液噴射装置にあっては、噴射された洗浄液が被洗浄台車の表面の油脂分に浸透してこれを分解分離するために必要と考えられる時間として、洗浄液噴射ノズルが洗浄液の噴射を終了した後の上記所定時間を設定することができる。その後、自動的に圧縮空気を噴射することによって前述したノズルの閉塞を防止することができる。 【0009】本発明の車両洗浄装置は、以上に説明したうちの一の洗浄液噴射装置と、被洗浄車両を載置するためのターンテーブルと、このターンテーブル上の車両に対向するように水噴射ノズルが配置された水噴射装置とを備えており、上記洗浄液噴射装置の洗浄液噴射ノズルがターンテーブル上の車両に対向するように配置されている。 【0010】この車両洗浄装置によれば、圧縮空気を噴射することによって洗浄液噴射ノズルが目詰まりを起こさず、複数の台車を連続して洗浄することが可能となる。また、ターンテーブルによって被洗浄台車を回転させつつ洗浄するので、洗浄液噴射ノズルを固定しておけばよいのであってロボット等によって移動させる必要はない。さらに、洗浄液噴射ノズルの個数を減少させることも可能となる。 【0011】本発明の車両洗浄方法は、水噴射ノズルによって被洗浄車両に温水を噴射する前洗浄工程と、ついで洗浄液噴射ノズルによって上記被洗浄車両に洗浄液を噴射する洗浄工程と、ついで水噴射ノズルによって上記被洗浄車両に温水を噴射して洗浄液を洗い流す洗浄液除去工程と、ついで水噴射ノズルによって上記被洗浄車両に水を噴射する仕上げ洗浄工程とを含んでおり、上記洗浄工程が、洗浄液の噴射の終了から所定時間経過後に洗浄液噴射ノズルから圧縮空気を噴射する動作を含んでいる。 【0012】この洗浄方法によれば、圧縮空気を噴射することによってノズル内の残留洗浄液を吹き飛ばしてしまうため、その後の高温環境においても洗浄液の乾燥固化によるノズルの目詰まりを防止することができる。なお、上記洗浄工程は洗浄液を用いるため、被洗浄車両表面の油脂分を分解分離する工程といえる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発明の洗浄液噴射装置、車両洗浄装置および車両の洗浄方法の実施形態を説明する。 【0014】図1は本発明の車両洗浄装置の一実施形態を概略的に示す平面図であり、図2は図1の車両洗浄装置の正面を示すII−II線矢視図である。 【0015】図1および図2に示す洗浄装置1では、台車Cに温水や洗浄液を噴射するための洗車空間2が壁によって仕切られている。洗車空間2には台車Cを載置するための搬送車3と、台車2に洗浄液を噴射するための洗浄液噴射ノズル(以下、洗浄液ノズルという)4と、温水を含む水をを噴射する水噴射ノズル(以下、水ノズルという)5とが備えられている。 【0016】上記搬送車3は、ピットA内に敷設されたレール6上を洗車空間2とその外部の入出車空間7とに往復させられる。往復動はスプロケット8aに係合したチェーン8bをモータ8cによって正逆方向に引くことによりなされる。搬送車3の上面にはターンテーブル9が備えられている。このターンテーブル9上には被洗浄台車Cが乗り入れるためのレール10aが敷設されている。ピットAの外部にもこのレール10aと突き合うようにレール10bが敷設されている。洗車空間2と入出車空間7との境界には開閉可能なシャッタ11が配設されており、このシャッタ11は台車Cが洗車空間2に入れられた後に上記境界を閉止して洗車空間2を隔離する。 【0017】洗車空間2内には、ターンテーブル9上の台車Cの上面、側面および下面それぞれに対向するように上記洗浄液ノズル4および水ノズル5が配設されている。したがって、ターンテーブル9を回転させながら順次に各ノズル4、5から水と洗浄液とを噴射することにより台車Cの表面の隅々まで洗浄することが可能となる。ターンテーブル9はたとえば数十秒で一回転する。また、洗車空間2の底部には噴射された洗浄液や水を集めて排出するための排水口12が設けられている。 【0018】図3に示すように、この洗浄装置1には、使用済みの水や洗浄液を排出するための排水タンク13と、比較的清浄な使用済みの水等を循環使用するための循環ライン14とが配設されている。この循環ライン14と水ノズル5とが水噴射装置として機能する。循環ライン14には水を一旦貯留するための第一貯留タンク15および第二貯留タンク16、並びに、水を圧送するためのポンプPが配設されている。上記排水口12から両貯留タンク15、16を経由して水ノズル5に至る循環配管17が配設されている。そして、この循環配管17の排水口12への接続点近傍が分岐して排水タンク13に接続されている。循環配管17の分岐部分にはそれぞれ流路の切り替えのために開閉弁18a、18bが配設されている。使用済みの水等を必要に応じて排出または循環させるためである。循環配管17の水ノズル5への接続点近傍には開閉弁19が配設されている。また、各貯留タンク15、16にはタンク内の水を加熱するためのヒータ21が配設されており、貯留タンク16には洗浄水を補充するための給水管20が配設されている。 【0019】また、本洗浄装置1には洗浄液供給装置22と圧縮空気供給装置23とが配設されている。圧縮空気供給装置23としては一般に工場送気用のブロワが用いられる。したがって、空気圧力は数百kPaで十分である。そして、これら洗浄液供給装置22および圧縮空気供給装置23からは合流して洗浄液ノズル4に至る配管24が接続されている。この配管24の合流前の部分のそれぞれに、洗浄液ノズル4に至る流路を、洗浄液供給装置22からと圧縮空気供給装置23からとに切り替える開閉弁25a、25bが配設されている。洗浄液供給装置22、圧縮空気供給装置23、上記洗浄液ノズル4および開閉弁25a、25bが洗浄液噴射装置として機能する。 【0020】さらに、本洗浄装置1には制御装置26が配設されている。この制御装置26は、ターンテーブル9の回転作動、シャッタ11の開閉作動、前述した各開閉弁18a、18b、19、25a、25bの開閉作動、各ポンプPの作動、設定温度に基づくヒータ21のオンオフ動作などを制御する。この制御装置26が各機器の作動を制御することにより、洗浄水の節約、および、洗浄液ノズル4の実質的メンテナンスフリーの運転が実現される。 【0021】図4は洗浄液ノズル4の一例を示している。本実施形態にかかる洗浄液ノズル4は、呼び径が1/2〜3/4インチのステンレス鋼管27に、その長手方向に10〜20cmの間隔をおいて複数個のノズル金具28が螺着または溶接によって取り付けられたものである。ノズル金具28には内径が1mm程度の噴射孔28aが穿設されている。前述したごとく、この噴射孔28aに洗浄液が残留していると、高温環境下で乾燥固化するおそれがある。本洗浄装置1では、洗浄液が噴射されたのち残留した洗浄液が固化する前にこれを圧縮空気で吹き飛ばしてしまう。 【0022】以下、この洗浄装置1の作動の一例を説明する。 【0023】一般に台車Cの洗浄は、温水によって台車の表面の落ちやすい汚れを落とし且つ台車を暖める前洗浄工程、ついで洗浄液を台車の外表面に吹きかけて油脂分等を分解分離する油脂分分離工程(洗浄工程)、そして温水を吹き付けて分解分離した油脂分や汚れを洗浄液とともに洗い流す洗い流し工程(洗浄液除去工程)、最後に台車Cに水を連続的に吹き付けて洗浄する仕上げ洗浄工程からなる。 【0024】まず、入出車空間7にあるターンテーブル9上に被洗浄台車Cを移動させる。このときシャッタ11は開いている。ついで搬送車3を洗車空間2に引き入れる。この作動の直後に制御装置26の信号によってシャッタ11が閉まる。 【0025】そして前洗浄工程では、洗浄液供給装置22の開閉弁25a、排水タンク13の開閉弁18aおよび圧縮空気供給装置23の開閉弁25bを閉弁し、洗浄水の循環ライン14の開閉弁18b、19を開弁する。両貯留タンク15、16のヒータ21を作動させてタンク内の洗浄水を加熱する。そして、ターンテーブル9を回転させつつ循環ライン14の各ポンプPを作動させて水ノズル5から台車Cの全面に向けて温水を噴射する。これらの機器の作動は制御装置26によって制御される。そうすると、台車Cに向けて噴射された温水は、各貯留タンク15、16に配設された濾過装置29および油脂分除去装置30によって塵埃や油脂分が除去されつつ貯留タンク15、16および水ノズル5を循環して連続使用される。必要に応じて給水管20から貯留タンク16に洗浄水を補給する。前洗浄が終了すると上記ポンプPは停止させられる。本実施形態ではこの前洗浄工程は約15分間行う。前洗浄の終了時には台車Cは適度な温度に昇温されている。 【0026】ついで、油脂分分離工程では、制御装置26が洗浄水の循環ライン14の開閉弁18b、19を閉弁し、洗浄液供給装置22の開閉弁25a、排水タンク13の開閉弁18aを開弁する。ヒータ21は電源をオフにしてもよく、またオン状態を維持してもよい。そして、ターンテーブル9を回転させつつ洗浄液供給装置22のポンプPを作動させて洗浄液ノズル4から台車Cの全面に向けて洗浄液を噴射する。この噴射は約3分間行われる。その後ポンプPを停止させ、洗浄液供給装置22の開閉弁25aを閉弁して10分間程度保持する。この間に洗浄液が台車Cの外表面の隅々に行きわたり、台車表面の油脂分と化学反応等を起こしてこれを分解分離する。台車Cは前洗浄工程において昇温されているため、洗浄液による油脂分の分解分離が促進される。 【0027】ついで洗い流し工程に入る直前または直後に、制御装置26は圧縮空気供給装置23の開閉弁25bを開弁する。そうすると、洗浄液ノズル4から圧縮空気が噴射され、ノズル金具28内に洗浄液が残留していてもこれが全て吹き出される。この圧縮空気の吹き出しは短い時間でよい。これにより、残留洗浄液の固化によって噴射孔28aが閉塞するおそれがない。 【0028】ついで、洗い流し工程では制御装置26が圧縮空気供給装置23の開閉弁25bを閉弁し、循環配管17の水ノズル5手前の開閉弁19を開弁する。さらに両貯留タンク15、16のヒータ21を作動させてタンク内の洗浄水を加熱する。そして、ターンテーブル9を回転させつつ循環ライン14のポンプPを作動させて水ノズル5から台車Cの全面に向けて温水を噴射する。ことき、第二貯留タンク16内に十分な量の温水があれば第一貯留タンク15出口のポンプPを作動させなくてもよい。この温水噴射によって台車Cから分離された油脂分を含む汚れが洗浄液とともに温水によって洗い流される。この廃水は排水タンク13に一次貯留されたあと排水されて清浄化処理される。なお、この工程は約5分間続けられる。 【0029】最後に、仕上げ洗浄工程では、制御装置26は排水タンク13の開閉弁18aを閉弁し、循環ライン14の第一貯留タンク15の上流の開閉弁18bを開弁する。そして、ターンテーブル9を回転させつつ循環ライン14の各ポンプPを作動させて水ノズル5から台車の全面に向けて水を噴射する。こうすることにより、台車Cに向けて噴射された水は貯留タンク15、16および水ノズル5を循環して連続使用される。必要に応じて給水管20から貯留タンク16に洗浄水を補給する。仕上げ洗浄が終了すると上記ポンプPは停止させられる。本実施形態ではこの仕上げ洗浄工程は約20分間行う。最後に台車の表面は自然乾燥または温風乾燥される。 【0030】以上の工程により台車Cの表面は清浄になり、探傷試験が可能となる。また、洗浄液ノズル4は次の台車を洗浄するために、その噴射孔28aを万全の状態にして待機することになる。さらに、前洗浄工程および仕上げ洗浄工程において洗浄水を循環使用するので使用水量が大幅に減少する。 【0031】なお、仕上げ洗浄工程においてもヒータ21を作動させて温水を使用してもよい。これにより、仕上げ洗浄の終了後に台車Cが昇温されているので特別な手段を用いなくても乾燥が容易になされる。 【0032】また、図3に示した開閉弁25a、25bに代えて、それぞれの位置に逆止弁を設けてもよい。その場合、一の逆止弁は図3において配管24のノズル4側から洗浄液供給装置22への流れを阻止する向きに取り付け、他の逆止弁はノズル4側から圧縮空気供給装置23への流れを阻止する向きに取り付ける。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、洗浄液ノズル内に洗浄液が残留するおそれが無く、したがって洗浄液の乾燥固化によるノズル孔の閉塞が防止される。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000000974 【氏名又は名称】川崎重工業株式会社 【住所又は居所】兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1号
|
| 【出願日】 |
平成13年9月14日(2001.9.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065868 【弁理士】 【氏名又は名称】角田 嘉宏 (外5名)
|
| 【公開番号】 |
特開2003−80178(P2003−80178A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月18日(2003.3.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−279136(P2001−279136) |
|