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【発明の名称】 基板への塗料塗布装置
【発明者】 【氏名】町田 成司
【住所又は居所】埼玉県川口市弥平3−16−27 都ローラー工業株式会社内

【要約】 【課題】基板に開けられた穴内に入り込ませた塗料が押し込みロールに付着して捲れあがってしまうことがあり、多層板を製作した際における絶縁不良や、整面時の穴だれの発生の原因となっていた。

【解決手段】塗料を回転により基板の供給面に塗布する回転式の塗布ロールと、基板に塗布された塗料を均すスキージとを備え、塗布ロールとスキージは基板の表裏面の一方側又は両側に設置し、塗布ロールはスキージよりも基板の搬送方向手前側に設けた。塗布ロールとスキージとの間に押し込みロールを設けた。基板を挟んでスキージと支持ロールを対向して設置した。前記スキージと支持ロールの組を2組以上設置した。スキージを塗布ロール側へ移動可能とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】塗料(2)を回転により基板(1)の供給面に塗布する回転式の塗布ロール(3)と、基板(1)に塗布された塗料(2)を均すスキージ(4)とを備え、塗布ロール(3)とスキージ(4)は基板(1)の表裏面の一方側又は両側に設置され、塗布ロール(3)はスキージ(4)よりも基板(1)の搬送方向手前側に設けられたこと特徴とする基板への塗料塗布装置。
【請求項2】塗料(2)を回転により基板(1)の供給面に塗布する回転式の塗布ロール(3)と、基板(1)に塗布された塗料(2)を基板(1)の穴(5)内に押し込む押し込みロール(6)と、塗料(2)を均すスキージ(4)とを備え、塗布ロール(3)と押し込みロール(6)とスキージ(4)は基板(1)の表裏面の一方側又は両側に設置され、塗布ロール(3)、押し込みロール(6)、スキージ(4)はその順番で基板(1)の搬送方向手前から先方に順次設置されたこと特徴とする基板への塗料塗布装置。
【請求項3】塗料(2)を回転により基板(1)の供給面に塗布する回転式の塗布ロール(3)と、基板(1)に塗布された塗料(2)を均すスキージ(4)と、基板(1)を支持する支持ロール(7)とを備え、塗布ロール(3)は基板(1)の表裏面の一方側又は両側に設置され、スキージ(4)と支持ロール(7)とは塗布ロール(3)よりも基板(1)の搬送方向先方に、基板(1)を挟んで対向して設置されたこと特徴とする基板への塗料塗布装置。
【請求項4】塗料(2)を回転により基板(1)の供給面に塗布する回転式の塗布ロール(3)と、基板(1)に塗布された塗料(2)を均すスキージ(4)と、基板(1)を支持する支持ロール(7)とを備え、塗布ロール(3)は基板(1)の表裏面の一方側又は両側に設置され、スキージ(4)と支持ロール(7)とは塗布ロール(3)よりも基板(1)の搬送方向先方に、基板(1)を挟んで対向して設置され、このスキージ(4)と支持ロール(7)との組合わせを1組として、2組以上のスキージ(4)と支持ロール(7)とが基板(1)の搬送方向に設けられたこと特徴とする基板への塗料塗布装置。
【請求項5】請求項3又は請求項4記載の基板への塗料塗布装置において、塗布ロール(3)とスキージ(4)との間に押し込みロール(6)を配置したことを特徴とする基板への塗料塗布装置。
【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の基板への塗料塗布装置において、スキージ(4)が塗布ロール(3)側に移動可能であること特徴とする基板への塗料塗布装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エポキシ樹脂、アクリル樹脂といった各種塗料を積層板或は単一の基板に塗布したり、塗料を基板のスルーホール、有底ホール、微細な穴に充填してそれらの穴を埋めたりするための基板への塗料塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年は厚さ約0.1mmの基板を多数枚積層させた多層板が、電子、電気回路の基板として使用されている。基板にはその表裏面に貫通するスルーホールや基板の肉厚方向途中まで開いている有底ホールといった穴がある。スルーホールの内周面には通電用の銅めっきが施されているものもある。このようなスルーホールの開いた基板を積層して多層板を製作した場合、不要なスルーホールもある。不要なスルーホールは、通常は、絶縁塗料で穴埋めして閉塞している。また、多層板に電子回路を形成する場合は、基板の表面をバフ等で研磨することがある。その際、穴が開いているままで研磨すると、その穴の周縁部が局部的に多く研磨されてしまい、「穴だれ」と呼ばれる現象が起こってしまうため、その穴を塗料で埋めてから研磨し、研磨後に有機溶媒、水溶液等によって前記塗料を溶かして除去している。
【0003】穴埋め用の装置として、従来から様々な装置が開発されている。その一例として図6に示すように、塗布ロールAと押し込みロールBとを備え、多層板を矢印c方向に引きながら、矢印a方向に回転する塗布ロールAで塗料Cを塗布した後に矢印bの方向に回転する押し込みロールBにて塗料Cを穴Dの中へ押し込む装置があり、広く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置では塗布ロールAによって塗料Cを塗布した後に押し込みロールBを使用していたため、図7に示すように穴D内に入り込ませた塗料Cが押し込みロールBに付着してしまって捲れあがってしまうことがあった。塗料Cが緊密に押し込まれていない場合には、スルーホールを絶縁塗料で埋める際には、穴の直径方向の絶縁が完全ではなくなって回路がショートしてしまったり、多層板を作製する際の熱プレスの際に起こる熱膨張によりうまく多層板を作製できないという課題があり、有底ホールを塗料で埋める際には、その後の整面のための研磨工程において穴だれが発生していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、基板に塗料を塗布し、基板のスルーホール、有底ホール、微細な穴内に塗料を充填する塗料塗布装置を提供することにある。
【0006】本件出願の第1の基板への塗料塗布装置は、塗料2を回転により基板1の供給面に塗布する回転式の塗布ロール3と、基板1に塗布された塗料2を均すスキージ4とを備え、塗布ロール3とスキージ4は基板1の表裏面の一方側又は両側に設置され、塗布ロール3はスキージ4よりも基板1の搬送方向手前側に設けられたものである。
【0007】本件出願の第2の基板への塗料塗布装置は、塗料2を回転により基板1の供給面に塗布する回転式の塗布ロール3と、基板1に塗布された塗料2を基板1の穴5内に押し込む押し込みロール6と、塗料2を均すスキージ4とを備え、塗布ロール3と押し込みロール6とスキージ4は基板1の表裏面の一方側又は両側に設置され、塗布ロール3、押し込みロール6、スキージ4はその順番で基板1の搬送方向手前から先方に順次設置されたものである。
【0008】本件出願の第3の基板への塗料塗布装置は、塗料2を回転により基板1の供給面に塗布する回転式の塗布ロール3と、基板1に塗布された塗料2を均すスキージ4と、基板1を支持する支持ロール7とを備え、塗布ロール3は基板1の表裏面の一方側又は両側に設置され、スキージ4と支持ロール7とは塗布ロール3よりも基板1の搬送方向先方に、基板1を挟んで対向して設置されたものである。
【0009】本件出願の第4の基板への塗料塗布装置は、塗料2を回転により基板1の供給面に塗布する回転式の塗布ロール3と、基板1に塗布された塗料2を均すスキージ4と、基板1を支持する支持ロール7とを備え、塗布ロール3は基板1の表裏面の一方側又は両側に設置され、スキージ4と支持ロール7とは塗布ロール3よりも基板1の搬送方向先方に、基板1を挟んで対向して設置され、このスキージ4と支持ロール7との組合わせを1組として、2組以上のスキージ4と支持ロール7とが基板の搬送方向に設けられたものである。
【0010】本件出願の第5の基板への塗料塗布装置は、第3又は第4の基板への塗料塗布装置において、塗布ロール3とスキージ4との間に押し込みロール6を配置したものである。
【0011】本件出願の第6の基板への塗料塗布装置は、前記のいずれかの基板への塗料塗布装置において、スキージ4が塗布ロール3側に移動可能であるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本件出願の基板への塗料塗布装置の実施例について説明する。本装置は基板のスルーホール、有底ホール、微細な穴等を絶縁塗料等の塗料で埋めるための装置であり、図1(a)に示すように塗布ロール3、スキージ4を備えている。図1(a)の基板1は図1(c)のように横向きにして、搬送装置により矢印X方向に搬送されながら、塗料がその全面に塗布ロール3により塗布され、スキージ4により均されて塗布される。この場合、基板1のスルーホール、有底ホール、微細な穴等に塗料2が充填されてそれらの穴5が埋められる。基板1は薄い板を積層した多層板であっても、単一板であっても良い。基板1は図1(b)のように縦向きにして、搬送装置により矢印X方向に搬送することもできる。
【0013】塗布ロール3は塗料2を基板1に塗布するためのロールであり、図1(a)に示すように基板1を挟んで両側に2つ設置されている。塗布ロール3に塗料2を供給しながら塗布ロール3を基板1上で矢印α方向に回転(正回転)させつつ、基板1を移動させることにより塗料2を基板1の両面に塗布することができる。塗布ロール3はその表面に例えば断面がV形又はU形の螺旋溝や単溝を設けた溝有りタイプ、又は溝のない溝無しタイプのいずれのタイプのものを用いても良い。塗布ロール3は弾力のあるゴムロールを用いるのが適しているが、素材はゴムに限らず樹脂や金属など任意に選択しても良い。塗布ロール3に加える圧力としては1〜100kg/cm2程度が好ましいが、この範囲に限定されることなく任意に選択することができる。塗布ロール3は図2に示すように基板1の片側のみに配置しても良い。穴5がスルーホールの場合には、基板1の向きに制限はないが、穴5が有底ホールの場合には塗布ロール3のある側に有底ホール5の開口面が来るように基板1をセットする。
【0014】スキージ4は基板1を挟んで両側に設置されている。スキージ4は基板1の進行方向側にその先端が来るように基板1に斜めに接触させてあるが、垂直に接触させることもできる。スキージ4の形状は汎用の形状とするのが好ましいが、任意の形状とすることができる。素材は金属製、樹脂製、ウレタン製、セラミックス製とするのが適しているが、これらに限定されず任意に選択することができる。スキージ4によって、基板1の両面に塗布された塗料2を基板1の両面から穴5内に押し込むと共に、基板1に塗布する塗料2の厚みを均一にすることができる。スキージ4は所定位置に固定されていても、塗布ロール3側に移動するようにしても良い。
【0015】塗料2はクラスター化させて用いるのが好ましい。塗料2をクラスター化させる方法としては、例えば、塗料を遠心分離機にかけて攪拌する方法、塗料に遠赤外線、超音波などを照射する方法がある。これらにより塗料2中の分子をミクロンオーダー以下の小さなものとする。塗料2をクラスター化させる方法としては、これらに限らず任意に選択して良い。塗料2はクラスター化されることによって流動性が高まる。塗料2としてはエポキシ樹脂、アクリル樹脂等を用いることができるが、その他の樹脂であっても良い。
【0016】(本実施形態における装置の使用方法)本実施例の塗料塗布装置で基板1に開けられた穴(スルーホール)5を埋める際には以下の様にする。まず、スルーホール5のある基板1を塗料塗布装置で搬送し、その搬送中に塗布ロール3によって基板1の両面に塗料2を塗布する。基板1の両側に設置されたスキージ4によって、基板1に塗布された塗料2を均すと共に、基板1のスルーホール5内に押し込む。スルーホール5内に押し込まれた塗料2が乾燥又は硬化するとスルーホール5が埋められる。
【0017】基板1に開けられた穴5が有底ホールである場合も本発明の塗料塗布装置を用いてこれを埋めることができる。その場合は基板1を搬送しながら、有底ホール5の開口部のある面のみに塗料2を塗布ロール3によって塗布する。その後、スキージ4によって有底ホール5の内部に塗料2が押し込まれる。有底ホール5内に押し込まれた塗料2が乾燥又は硬化すると有底ホール5は塗料2で埋められる。
【0018】(実施形態2)本件出願の基板への塗料塗布装置の第2の実施例を図3に基づいて説明する。図3に示すものは塗布ロール3、押し込みロール6、スキージ4を備えている。塗布ロール3、スキージ4には第1の実施例と同様のものを使用している。押し込みロール6は従来の塗料塗布装置に用いられている汎用のものを用いることができる。素材は塗布ロール3と同様のものを用いるのが良く、圧力は1〜30kg/cm2程度が好ましいが、この範囲に限定されることなく任意に選択することができる。押し込みロール6を回転させることによって基板1表面の塗料2を基板1の穴5内に押し込むことができる。押し込みロール6の回転方向は、正回転(塗布ロール3と同じ回転方向)であっても、逆回転であっても良い。その後に、スキージ4によって基板1の表面の塗料2を均すと共に、基板1の穴5に塗料2を充填することができる。
【0019】(本実施形態における装置の使用方法)本実施例の塗料塗布装置で基板1に開けられた穴(スルーホール)5を埋める際には以下の様にする。まずスルーホール5のある基板1を搬送しながら塗布ロール3によって基板1の両面から塗料2を塗布する。基板1が押し込みロール6の位置まで搬送されると、基板1の表面に塗布された塗料2が押し込みロール6によりスルーホール5内に押し込まれる。基板1の表面に塗布された塗料2は基板1の両側に設置されたスキージ4によって均一厚に均される。スルーホール5内に押し込まれた塗料2が乾燥又は硬化すると、スルーホール5が塗料2で埋められる。穴5が有底ホールである場合には、開口部がある側のみに塗料2を塗布して、前記と同様に有底ホール5を塗料2で埋めることができる。
【0020】(実施形態3)本件出願の基板への塗料塗布装置の第3の実施例を図4に基づいて説明する。図4に示す塗料塗布装置は塗布ロール3、スキージ4、支持ロール7を備えている。塗布ロール3、スキージ4は第1の実施例と同様のものを使用している。スキージ4及び支持ロール7が基板1を挟んで両面側に対向して設置されている。スキージ4と支持ロール7は1組として作用し、支持ロール7は回転しながら、基板1をスキージ4側へ押して基板1を支えると共に、スキージ4で押し込まれた塗料2が基板1の裏側からはみ出してしまうのを防止している。支持ロール7の回転方向は、正回転(塗布ロール3と同じ向きの回転)であっても逆回転であっても良い。支持ロール7は塗布ロール3と同様の素材を用いるのが良い。図4に示す基板への塗料塗布装置ではスキージ4と支持ロール7との組が1組のみ配置されたものが表されているが、複数組配置しても良い。その場合はスキージ4が基板1の両側にくるように配置するのが好ましいが、スキージ4が基板1の片側のみに複数個くるように配置しても良い。更にスキージ4と支持ロール7との対を3組以上配置する場合には、基板1の同じ面にスキージ4が交互に並ぶように配列するのが好ましいが、スキージ4が基板1の一方の面の側に連続するように配列しても良い。本実施形態における基板への塗料塗布装置でもスキージ4は固定タイプでも良く、また移動するタイプであっても良い。移動するタイプの場合には、スキージ4及び支持ロール7とが基板1を挟んだ状態で一緒に移動する。
【0021】(本実施形態における装置の使用方法)本実施例の基板への塗料塗布装置で基板1に開けられた穴(スルーホール)5を埋める際には以下の様にする。まずスルーホール5のある基板1を塗料塗布装置に導入する。前記基板1を搬送しながら塗布ロール3によって基板1の両面に塗料2を塗布する。基板1がスキージ4と支持ロール7の位置まで搬送されるとスキージ4によって基板1表面に塗布された塗料2が均され、スルーホール5内に塗料2が押し込まれる。スルーホール5内に押し込まれた塗料2が乾燥又は硬化することによりスルーホール5が塗料2で埋められる。穴5が有底ホールである場合には、開口部がある側のみに塗料2を塗布して、前記と同様に有底ホール5を塗料2で埋めることができる。
【0022】(実施形態4)本件出願の基板への塗料塗布装置の第4の実施例について説明する。図5に示すように本実施例の塗料塗布装置は塗布ロール3、スキージ4、押し込みロール6、支持ロール7を備えている。塗布ロール3、スキージ4、押し込みロール6は実施例2と同様のものを用い、支持ロール7は実施例3と同様のものを用いることができる。図5に示す塗料塗布装置は基板1の表裏の両面にスキージ4がくるようにスキージ4と押し込みロール6との組を配置しているが、この配置はこれには限定されない。例えば基板1の片面のみにスキージ4がくるようにしてスキージ4と押し込みロール6との組を複数組配置しても良い。この実施形態における塗料塗布装置もスキージ4と支持ロール7とが固定されたタイプであっても、移動するタイプであっても良い。
【0023】(本実施形態における装置の使用方法)本実施例の塗料塗布装置で基板に開けられた穴(スルーホール)5を埋める際には以下の様にする。まずスルーホール5のある基板1を塗料塗布装置に導入する。前記基板1を搬送しながら塗布ロール3によって基板1の両面に塗料2を塗布する。基板1が押し込みロール6の位置まで搬送されると、基板1表面に塗布された塗料2は押し込みロール6によりスルーホール5内に押し込まれる。基板1が更にスキージ4及び支持ロール7の位置まで搬送されるとスキージ4によって基板1表面に塗布された塗料2は均される。スルーホール5内に押し込まれた塗料2が乾燥又は、硬化することによりスルーホール5が塗料2で埋められる。穴5が有底ホールである場合には、開口部がある側のみに塗料2を塗布して、前記と同様に有底ホール5を塗料2で埋めることができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の基板への塗料塗布装置は、基板の表裏両面に塗布ロールで塗料を塗布した後、スキージで表面上の塗料を均すことによって同基板に開けられた穴内に塗料を押し込むので、緊密に塗料を押し込むことができる。従って、以下の効果がある。
(1)多層板を製作した際におけるスルーホールの直径方向の絶縁不良の発生を抑えることができる。
(2)多層板を製作する際の熱処理の工程において発生するスルーホール内の局部的な熱膨張を抑制することができる。
(3)基板上に回路を形成する前段階である基板表面の整面作業において有底ホールの穴だれが発生し難くなる。
【0025】請求項2記載の基板への塗料塗布装置は、基板の表裏両面に塗布ロールで塗料を塗布した後、押し込みロールにより同塗料を同基板に開けられた穴内に押し込んだ後、スキージで表面上の塗料を均すことによって同基板に開けられた穴内に塗料を押し込むので、更に緊密に塗料を押し込むことができるため、前記効果をより確実に得ることができる。
【0026】請求項3記載の基板への塗料塗布装置は、塗布ロールに塗料を供給しながら基板表面上を回転させることによって基板表面に塗料を塗布し、その後基板の裏側から支持ロールで押えながら基板表面上の塗料をスキージで均すので、基板表面上に塗布された塗料を基板の穴内に緊密に押し込むことができる。また、スルーホールの場合にスキージで押し込まれた塗料を支持ロールにより押し込むことができるため、穴内により緊密に塗料を押し込むことができる。
【0027】請求項4記載の基板への塗料塗布装置は、塗布ロールに塗料を供給しながら基板表面上を回転させることによって基板表面に塗料を塗布し、その後2組以上のスキージと支持ロールの組合せによって、基板の裏側から支持ロールで押えながら基板表面上の塗料をスキージで均すので、基板表面上に塗布された塗料を基板の穴内に更に緊密に押し込むことができる。また、スルーホールの場合にスキージで押し込まれた塗料を支持ロールにより押し込むことができるため、穴内に更に緊密に塗料を押し込むことができる。
【0028】請求項5記載の基板への塗料塗布装置は、スキージで塗料を均す前に押し込みロールによって塗料を穴内に押し込むことができるので、請求項3又は請求項4記載の基板への塗料塗布装置による前記の効果に加えて、更に緊密に塗料を押し込むことができるという効果がある。
【0029】請求項6記載の基板への塗料塗布装置は、スキージが塗布ロール側に移動可能であるので、前記の効果に加えて塗料を塗布した基板を装置から取り出し易くなるという効果を有する。
【出願人】 【識別番号】391052622
【氏名又は名称】都ローラー工業株式会社
【住所又は居所】埼玉県川口市弥平3−16−27
【出願日】 平成13年11月30日(2001.11.30)
【代理人】 【識別番号】100076369
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 正治
【公開番号】 特開2003−164781(P2003−164781A)
【公開日】 平成15年6月10日(2003.6.10)
【出願番号】 特願2001−367653(P2001−367653)