| 【発明の名称】 |
破砕選別装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 秀雄
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、被破砕物をジョークラッシャー内に大量に取り込んで効率良く破砕処理ができると共に、破砕物の選別が可能であり、しかも土砂等のダストを容易に取り除くことができる破砕選別装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、パワーショベル1のアーム7の先端に、ジョークラッシャー本体9の取付ベース10の一端を枢支し、取付ベース10の他端をバケットシリンダー11のロッド12に第1リンク13を介して枢支し、更に該ロッド12から前記アーム7に連結する第2リンク14を接続して平行四辺形リンク機構を形成し、バケットシリンダー11の伸縮により平行四辺形リンク機構が作用し、前記ジョークラッシャー本体9が前記アーム7先端を軸にして回動することができ、さらに前記ジョークラッシャー本体9には、投入口側にバケット15を一体に接続し、排出口側にスクリーン16及びシュート17を一体に接続したものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パワーショベルのアームの先端には、ジョークラッシャー本体の取付ベースの一端を枢支し、取付ベースの他端をバケットシリンダーのロッドに第1リンクを介して枢支し、更に該ロッドから前記アームに連結する第2リンクを接続して平行四辺形リンク機構を形成し、バケットシリンダーの伸縮により平行四辺形リンク機構が作用し、前記ジョークラッシャー本体が前記アーム先端を軸にして回動することができ、さらに前記ジョークラッシャー本体には、投入口側にバケットを一体に接続し、排出口側にスクリーン及びシュートを一体に接続したことを特徴とする破砕選別装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の掘削機を用いて、原石及びコンクリート殻等を破砕し、砕石と土砂等に選別できる破砕選別装置に関する。 【0002】 【従来の技術】建築廃材などの被破砕物をバケットの開口部より収容し、ジョークラッシャーにより所定の大きさまで一次破砕した後、ロータリークラッシャーにより更に小径となるよう二次破砕して破砕物を底部より排出する破砕装置が、特開2000−300330号公報として公知となっている。前記公知技術は、バケット内にクラッシャーを設けてバケットの奥から破砕片を排出するため、クラッシャー容量はバケットに容量に限定されると共に、砕石と土砂・細破砕片とは一緒に排出されるので、後で篩い分けをしなければならなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、被破砕物をジョークラッシャー内に大量に取り込んで効率良く破砕処理ができると共に、破砕物の選別が可能であり、しかも土砂等のダストを容易に取り除くことができる破砕選別装置を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、パワーショベルのアームの先端に、ジョークラッシャー本体の取付ベースの一端を枢支し、取付ベースの他端をバケットシリンダーのロッドに第1リンクを介して枢支し、更に該ロッドから前記アームに連結する第2リンクを接続して平行四辺形リンク機構を形成し、バケットシリンダーの伸縮により平行四辺形リンク機構が作用し、前記ジョークラッシャー本体が前記アーム先端を軸にして回動することができ、さらに前記ジョークラッシャー本体には、投入口側にバケットを一体に接続し、排出口側にスクリーン及びシュートを一体に接続したものである。 【0005】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1に示すように、1はパワーショベルであり、無限軌道型の走行装置2に掘削機3が360度旋回可能に搭載されている。前記掘削機3には、エンジンや油圧ポンプなどの油圧駆動機構を内蔵した駆動部4と、作業者を収容して操作する運転台5と、ブーム6先端に回動自在に取り付けられたアーム7と、該アーム7を作動させる油圧シリンダー8とが設けられている。 【0006】前記アーム7の先端には、本発明の破砕選別装置として、ジョークラッシャー本体9が取付ベース10により回動可能に取り付けられる。すなわち、前記ジョークラッシャー本体9の取付ベース10の一端を前記アーム7先端に枢支し、取付ベース10の他端をバケットシリンダー11のロッド12に第1リンク13を介して枢支し、更に該ロッド12から前記アーム7に連結する第2リンク14を接続して平行四辺形リンク機構を形成し、バケットシリンダー11の伸縮により平行四辺形リンク機構が作用し、前記ジョークラッシャー本体9が前記アーム7先端を軸にして回動することができる。さらに、前記ジョークラッシャー本体9は、投入口側にバケット15を接続し、排出口側にスクリーン16及びシュート17を接続した構造で、前記ジョークラッシャー本体9の排出側に取付ベース10が固定される。なお、前記アーム7先端からジョークラッシャー本体9を取り外し、通常のバケットを接続するようなアタッチメント交換は自由である。 【0007】次いで、前記ジョークラッシャー本体9を詳細に図2に基づいて説明すると、図2(a)側面図および(b)正面図に示すように、前記ジョークラッシャー本体9は、表面に凹凸状の突条を有する垂直固定の固定歯18と、該固定歯18と対向する側に傾斜配置され、表面に前記固定歯18と噛み合う凹凸状の突条を有する動歯19と、該動歯19を固定し、回転運動を往復運動に変換し、前記固定歯18側に揺動運動するスイングジョー20と、該スイングジョー20に回転運動を与える従動プーリ21と、該従動プーリ21にベルト22を介して駆動力を伝達する駆動プーリ23と、該駆動プーリ23を回転させる油圧モータ24とを設け、さらにジョークラッシャー本体9の投入口側に鋼板により掬い容器状に形成されたバケット15と、ジョークラッシャー本体9の排出側の下部に取り付けられたスクリーン16と、該スクリーン16の下流側に配置されたシュート17とから構成される。更に、図2(a)のP矢視説明である図2(c)に示すように、動歯19の左右端部にそれぞれ垂下したリンクアーム25、25には、それぞれ第3リンク26、26の一端を回動自在に通し軸27を介して接合し、第3リンク26の他端をスクリーン16のバケット15側端部に立設した受け金28、28に回動自在に接合し、スクリーン16のシュート17側端部の両側に立設した支持金29、29には、それぞれシュート17の側壁より挿通した支軸30を回動自在に軸着してなり、前記動歯19の揺動運動に対してスクリーン16は支軸30を支点として、矢印方向上下に往復揺動運動をするものである。このスクリーン16の上下揺動の篩い分け作用によって、ジョークラッシャー本体9で砕かれた石塊は、その粉状のものがスクリーン16の網目から篩い落とされ、シュート17からは所要塊状の砕石が得られる。なお、前記従動プーリ21の反対側にはフライホイール31を配置し、また前記油圧モータ24は油圧ポンプなどの油圧駆動機構により油圧ホース32を介して駆動される。 【0008】次に、本発明の破砕選別装置の操作動作について、図1及び図3を参照して述べると、作業者は、運転台5よりアーム7及び油圧シリンダー8を介して本発明の破砕選別装置、すなわちジョークラッシャー本体9を制御して図1に矢印で示すようにバケット15開口へ被破砕物を掬い採る。次に、図3に示すように、少しビーム6を旋回させた後、前記ジョークラッシャー本体9をさらに上向きに傾け、掬い採った被破砕物をジョークラッシャー本体9の投入口へ重力落下させ、駆動部4の作動により油圧モータ24を作動させて駆動プーリ23を回転させ、さらにベルト22を介して従動プーリ21を回転させてスイングジョー20を揺動動作させる。前記スイングジョー20に固定された可動歯19は、揺動動作するので固定歯18とで被破砕物を噛み砕き、所定の径以下の被破砕物は排出口から下方のスクリーン16に落下する。そして、スクリーン16の上下揺動の篩い分け作用によって、ジョークラッシャー本体9で砕かれた被破砕物は、その粉状のものがスクリーン16の網目から篩い落とされ、シュート17からは所要塊状の砕石が得られる。 【0009】再び、ビーム6を旋回させて戻し、前記と同様に被破砕物を掬い採り、同様にして破砕選別を連続的に行う。これを繰り返すことにより、被破砕物を破砕したのち直ちに、砕石と土砂・細破砕物とを効率的に選別することができる。 【0010】 【効果】本発明の破砕選別装置は、ジョークラッシャー本体にバケット及びスクリーン、シュートを一体に形成したので、被破砕物、例えば原石を破砕したのち、直ちに砕石と土砂・細破砕物とを効率的に選別することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】501465285 【氏名又は名称】広洋産業 株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年12月3日(2001.12.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100110537 【弁理士】 【氏名又は名称】熊谷 繁 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−164769(P2003−164769A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月10日(2003.6.10) |
| 【出願番号】 |
特願2001−368216(P2001−368216) |
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