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【発明の名称】 オゾン水製造装置
【発明者】 【氏名】長倉 正昭

【要約】 【課題】充填塔方式オゾン溶解槽を用いたオゾン水製造装置において、オゾン溶解槽内の水位を一体に保持することによりオゾン水流量及びオゾン水中のオゾン濃度を安定に保持するオゾン水製造装置を提供する。

【解決手段】充填塔方式のオゾン溶解槽オゾン水製造装置において、オゾン溶解槽から取出された廃オゾン15及びオゾン水14を合流させて背圧調節弁7を通過させる方法によりオゾン溶解槽内の水位を一定に保持し、安定な流量及びオゾン濃度のオゾン水14を得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】オゾン発生装置(6)により発生させたオゾン含有気体をオゾン溶解槽内で水と接触させることによりオゾン水を製造するオゾン水製造装置であって、前記オゾン溶解槽はラシヒリング等の充填物(2)が充填された縦置き容器(1)であり、オゾン含有気体が前記オゾン溶解槽の下部より前記オゾン溶解槽の内部に供給され、前記充填物の間隙部を上昇し、前記オゾン溶解槽の上部に設けられた廃オゾン出口より取出され、一方水が前記オゾン溶解槽の上部より前記オゾン溶解槽の内部に供給されて前記充填物の表面を伝って流下し、前記オゾン溶解槽の下部に設けられたオゾン水出口(4)より取出され、前記廃オゾンと前記オゾン水はそれぞれ配管で導かれて合流し、背圧調節弁(7)を経て気液分離器(11)に送られ、再び廃オゾン(15)とオゾン水(14)に分離されて取出されることを特徴とするオゾン水製造装置
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、半導体洗浄、食品の殺菌、医療器具の殺菌等に使用されるオゾン水製造装置に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】放電法等で発生したオゾン含有気体を水中に微細気泡として吹きこみ、水と接触させる方法が普及している。
【0003】また、比較的コンパクトで効率の高い方法としてラシヒリング等の充填された縦置き容器内で気液向流的にオゾン含有気体を水と接触させてオゾンを溶解させる充填塔方式にによるオゾン水製造装置も実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の充填塔方式によるオゾン水製造装置は充填塔内での水位を調節するためにレベルスイッチを水位を調節しようとする位置に設けてその信号により給水、排水する、もしくはレベルスイッチを水位を調節しようとする上限及び下限の2箇所に設け、下限の水位で給水し、上限の位置で排水する方法等によっている。
【0005】このような方法による場合、充填塔内の水位が変動し、オゾン水流量及びオゾン水中のオゾン濃度が不安定になるという問題があった。
【0006】本発明は充填塔内の水位が一定に保持されて、オゾン水流量及びオゾン水中のオゾン濃度が安定する充填塔方式のオゾン水製造装置を提供する事を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は充填塔方式のオゾン水製造装置において、上部より取出された廃オゾンと下部より取出されたオゾン水を合流させて背圧調節弁を通じて取出すことにより、充填塔内の水位を一定に保持する方法を用いる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す。
【0009】図1においてラシヒリング等の充填材(2)が充填され縦置き容器(1)の上部より散水器(10)を経て原料水が供給されて、充填部を下降し、一方オゾン含有気体が下部より供給され、充填部を上昇する。
【0010】充填層内においてオゾンが原料水中に溶解してオゾン水が生成され、縦置き容器下部のオゾン水出口(5)から取り出される。
【0011】縦置き容器上部の廃オゾン出口より取出された廃オゾンと、前記オゾン水はそれぞれの配管で導かれて合流し、背圧調節弁(7)を経て気液分離器(11)に送られ、再び廃オゾン(15)とオゾン水(14)に分離されて取出される。
【0012】ここで背圧調節弁(7)は縦置き容器内の圧力を一定に保持する作用を持つ。
【0013】気液分離器は(11)は上部に廃オゾン(15)を下部にオゾン水(14)を排出する機能を持つ。
【0014】気液合流点(16)の高さは縦置き容器の底部よりやや低めに位置させることにより、縦置き容器内の水位が一定の高さ以上に上昇しないようにする事が可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、充填塔方式のオゾン水製造装置において、比較的簡単な手段によりオゾン溶解槽内の水位を一定に保持し、安定な流量及びオゾン濃度のオゾン水を製造することが可能である。
【0016】特に原料水流量、オゾン含有気体流量、オゾン溶解槽内圧力等を変動させても、水位はそれらの設定値にに応じた一定のレベルに保持され、したがってオゾン水のオゾン濃度もそれらの設定値に応じた安定した値に保持することが可能である。
【出願人】 【識別番号】300040519
【氏名又は名称】エコデザイン株式会社
【出願日】 平成14年1月16日(2002.1.16)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−205225(P2003−205225A)
【公開日】 平成15年7月22日(2003.7.22)
【出願番号】 特願2002−7032(P2002−7032)