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【発明の名称】 無線で動作する電気機器に電源を供給するトラック及びシステム
【発明者】 【氏名】フウ ウォルター

【要約】 【課題】隣接したパネル間に位置ずれが生じても、ショートが発生せず、かつ無線で動作する電気機器120、130に電源を供給するトラック300及びシステムを提供する。

【解決手段】上部面に+、−電源を交互に繰り返して印加することができる導電部を設け、その両側面に共通の電源供給部(電気接続部40、50)を有する複数のパネルを有するトラック300及びそれを備える電源供給システムである。電源供給のために、外部電源70から印加される交流電源を、パワー供給部80によって直流電源に交換した後、その+及び−電源を、各パネルの電気接続部40、50へそれぞれ印加することにより、各パネルの伝導部に電源を供給するようになっている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 無線で動作する電気機器に電源を供給するトラックにおいて、前記トラックは、小さなサイズの複数のパネルで構成され、前記パネルは、所定の厚さを有し、上部には+電源を供給するための第1の導電部と、電気的不導体によって所定の距離だけ離隔され、−電源を供給するための第2の導電部が交互に繰り返して設けられ、前記パネルの第1の側面部には第1の電気接続部が設けられ、前記第1の側面部と対向する第2の側面部には第2の電気接続部が設けられ、前記第1の電気接続部は前記第1の導電部と電気的に接触され、前記第2の電気接続部は前記第2導電部と電気的に接触され、前記パネルの上部において、前記第2の導電部は、第1の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、前記第1の側面部とは電気的に接続されず、前記第1の導電部は、第2の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、前記第2の側面部とは電気的に接続されないことを特徴とする無線で動作する電気機器に電源を供給するトラック。
【請求項2】 前記第1の電気接続部及び/または前記第2の電気接続部が、それぞれ前記第1の側面部及び/または前記第2の側面部と連結される前記パネルの上部の一部まで延設されることを特徴とする請求項1に記載の無線で動作する電気機器に電源を供給するトラック。
【請求項3】 前記第1の電気接続部及び/または前記第2の電気接続部が、それぞれ前記第1の側面部及び/または前記第2の側面部と隣接した側面部の少なくとも一部まで延設されることを特徴とする請求項1に記載の無線で動作する電気機器に電源を供給するトラック。
【請求項4】 前記導電部が、等間隔で設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の無線で動作する電気機器に電源を供給するトラック。
【請求項5】 前記導電部の幅が、前記第1の導電部と前記第2の導電部との間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の無線で動作する電気機器に電源を供給するトラック。
【請求項6】 無線で動作する電気機器に電源を供給するシステムにおいて、外部から供給される交流電源を入力され、直流電源に変換するAD変換器と、前記AD変換器と電気的に連結され、前記電気機器に+及び−の電源を供給するトラックトとを備え、前記トラックは、小さなサイズの複数のパネルで構成され、前記パネルは、所定の厚さを有し、上部には+電源を供給するための第1の導電部と、電気的不導体によって所定の距離だけ離隔され、−電源を供給するための第2の導電部が交互に繰り返して設けられ、前記パネルの第1の側面部には第1の電気接続部が設けられ、前記第1の側面部と対向する第2の側面部には第2の電気接続部が設けられ、前記第1の電気接続部は前記第1の導電部と電気的に接触され、前記第2の電気接続部は前記第2導電部と電気的に接触され、前記パネルの上部において、前記第2の導電部は、第1側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、前記第1の側面部とは電気的に接続されず、前記第1の導電部は、第2の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、前記第2の側面部とは電気的に接続されない構成を備え、前記第1の電気接続部と前記第2の電気接続部が、前記AD変換器と電気的に接続されることを特徴とする電源供給システム。
【請求項7】 前記第1の電気接続部及び/または前記第2の電気接続部が、それぞれ前記第1の側面部及び/または前記第2の側面部と連結される前記パネルの上部の一部まで延設されることを特徴とする請求項6に記載の無線で動作する電気機器に電源を供給するシステム。
【請求項8】 前記第1の電気接続部及び/または前記第2の電気接続部が、それぞれ前記第1の側面部及び/または前記第2の側面部と隣接した側面部の少なくとも一部まで延設されることを特徴とする請求項6に記載の無線で動作する電気機器に電源を供給するシステム。
【請求項9】 無線で動作する電気機器に電源を供給するシステムにおいて、外部から供給される交流電源を入力され、直流電源に変換するAD変換器と、前記AD変換器と電気的に連結され、前記電気機器に+及び−電源を供給するトラックとを備え、前記トラックは、所定の形状を有し、連続的に設けられる境界面と、前記境界面の内部に設けられる小さなサイズの複数のパネルとで構成され、前記パネルは、所定の厚さを有し、上部には+電源を供給するための第1の導電部と、電気的不導体によって所定の距離だけ離隔され、−電源を供給するための第2の導電部が交互に繰り返して設けられ、前記パネルの第1の側面部には第1の電気接続部が設けられ、前記第1の側面部と対向する第2の側面部には第2の電気接続部が設けられ、前記第1の電気接続部は前記第1の導電部と電気的に接触され、前記第2の電気接続部は前記第2の導電部と電気的に接触され、前記パネルの上部において、前記第2の導電部は、第1の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、前記第1の側面部とは電気的に接続されず、前記第1の導電部は、第2の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、前記第2の側面部とは電気的に接続されない構成を備え、前記第1の電気接続部と前記第2の電気接続部が、前記AD変換器と電気的に接続されることを特徴とする無線で動作する電気機器に電源を供給するシステム。
【請求項10】 前記境界面と前記複数のパネルとの間には、弾性材が挿入されることを特徴とする請求項9に記載の無線で動作する電気機器に電源を供給するシステム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線で動作する電気機器に電源を供給するトラック及びシステムに関し、より詳しくは、両辺に電気接続部と、上面に+と−電源を供給する複数の導電部とを備え、前記電気接続部と複数の導電部が電気的に接続される複数のパネルで構成される無線で動作する電気機器に電源を供給するトラック及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【特許文献1】米国特許第5,868,076号明細書【特許文献2】米国特許第6,044,767号明細書【0004】従来の一定のトラック上で競争させる無線調整が可能な電気機器、例えば娯楽室に普及された無線調整自動車は、無線調整自動車に別途のバッテリをセットした後、バッテリが消耗するまでにのみ運転できるようになっている。従って、バッテリが一定の電荷以下に放電された場合は、バッテリの交換または充電を行わなければならない。これとは別途の電源供給システムによって、電源供給線のみを有線とした競走用無線調整自動車がある。後者の短所は、電源供給線によって自動車が一定のトラックのみを走るように制限されるという問題点があった。
【0005】このような問題点を解決するために、無線調整自動車に+及び−電源を同時に供給することができるトラックに関する技術が、上記特許文献1(米国特許第5,868,076号明細書)及び特許文献2(米国特許第6,044,767号明細書)に開示されている。これらの公報に開示された技術は、トラックを構成する複数のパネルに、隣接したパネルと電気的及び機械的に連結するための接続部を設けたものである。しかし、これらの技術を適用する場合は、いくつかの問題点があった。
【0006】第一の問題点は、隣接したパネル間に位置ずれが生じた場合、ショートが発生し、またはショートには至らなくても、熱が発生することにより、パネルの上部に設けられたストリップ状の導電部の接着部が弱くなって浮き上がることである。第二の問題点は、構造が複雑であるということである。上記特許文献1(米国特許第5,868,076号明細書)及び特許文献2(米国特許第6,044,767号明細書)に開示されたパネルは、電気的不導体(例えば、プラスチック)をベースとし、その上部にストリップ状の導電部を設け、各導電部を連結する電気配線部を下部に設け、隣接したパネルと連結される電気接続部を製作して組み込まなければならない構造を有している。従って、このような複雑な構造により、製造コストを上昇させる問題点があった。第三の問題点は、機械的接続部と電気的接続部を精密に加工しなければならないということである。各パネル部に機械的接続部と電気的接続部が別途にそれぞれ設けられるので、これを精密に加工しなければならない問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、簡単な電気配線構造を有するパネルで構成され、かつ無線で動作する電気機器に電源を供給するトラック及びシステムを提供することを目的とする。
【0008】本発明は、隣接したパネル間に位置ずれが生じても、ショートが発生せず、かつ無線で動作する電気機器に電源を供給するトラック及びシステムを提供することを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明による無線で動作する電気機器に電源を供給するトラックは、該トラックは、小さなサイズの複数のパネルで構成され、パネルは、所定の厚さを有し、上部には+電源を供給するための第1の導電部と、電気的不導体によって所定の距離だけ離隔され、−電源を供給するための第2の導電部が交互に繰り返して設けられ、パネルの第1の側面部には第1の電気接続部が設けられ、第1の側面部と対向する第2の側面部には第2の電気接続部が設けられ、第1の電気接続部は第1の導電部と電気的に接触され、第2の電気接続部は第2の導電部と電気的に接触され、パネルの上部において、第2の導電部は、第1の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、第1の側面部とは電気的に接続されず、第1の導電部は、第2の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、第2の側面部とは電気的に接続されないことを特徴とする。
【0010】また、本発明による無線で動作する電気機器に電源を供給するシステムは、外部から供給される交流電源を入力され、直流電源に変換するAD変換器と、前記AD変換器と電気的に連結され、電気機器に+及び−電源を供給するトラックとを備え、トラックは、小さなサイズの複数のパネルで構成され、パネルは、所定の厚さを有し、上部には+電源を供給するための第1の導電部と、電気的不導体によって所定の距離だけ離隔され、−電源を供給するための第2の導電部が交互に繰り返して設けられ、パネルの第1の側面部には第1の電気接続部が設けられ、第1の側面部と対向する第2の側面部には第2の電気接続部が設けられ、第1の電気接続部は第1の導電部と電気的に接触され、第2の電気接続部は第2の導電部と電気的に接触され、パネルの上部において、第2の導電部は、第1の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、第1の側面部とは電気的に接続されず、第1の導電部は、第2の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、第2の側面部とは電気的に接続されない構成を備え、第1の電気接続部と第2の電気接続部が、AD変換器と電気的に接続されることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明による無線で動作する電気機器に電源を供給するシステムは、外部から供給される交流電源を入力され、直流電源に変換するAD変換器と、前記AD変換器と電気的に連結され、前記電気機器に+及び−電源を供給するトラックとを備え、トラックは、所定の形状を有し、連続的に設けられる境界面と、該境界面の内部に設けられる小さなサイズの複数のパネルとで構成され、パネルは、所定の厚さを有し、上部には+電源を供給するための第1の導電部と、電気的不導体によって所定の距離だけ離隔され、−電源を供給するための第2の導電部が交互に繰り返して設けられ、パネルの第1の側面部には第1の電気接続部が設けられ、第1の側面部と対向する第2の側面部には第2の電気接続部が設けられ、第1の電気接続部は第1の導電部と電気的に接触され、第2の前記接続部は第2の導電部と電気的に接触され、パネルの上部において、第2の導電部は第1の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、第1の側面部とは電気的に接続されず、第1の導電部は、第2の側面部と所定の距離だけ離隔された位置までのみ設けられ、第2の側面部とは電気的に接続されない構成を備え、第1の電気接続部と第2の電気接続部が、前記AD変換器と電気的に接続されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳しく説明する。
【0013】図1は、トラックを形成する基本単位であるパネルの構成を示す斜視図である。パネル10は、電気的不導体であるベース60の上部面に、それぞれ+と−電源を印加するための導電部20、30が設けられている。パネル10の左右側面には、電気接続部40、50が設けられ、隣接したパネル10との電気接触を容易にし、電源を供給されやすくなっている。
【0014】上部面に設けられる導電部20は、パネル10の左側面に設けられる電気接続部40とは電気的に導電状態を維持し、右側面に設けられる電気接続部50とは所定の距離S2だけ離隔させることにより、絶縁状態を維持するようになっている。また、導電部30も同様に、電気接続部50とは導電状態を、電気接続部40とは絶縁状態を維持している。導電部20と導電部30との間は、絶縁状態を維持するために、所定の距離S1だけ離隔され、好ましくは、S1部分に絶縁体を挿入する。パネル10の上部に導電部20と導電部30は交互に繰り返して設けられている。このとき、導電部20、30の幅tは導電部20、30間の距離S1よりも大きく形成しなければならない。
【0015】パネル10に設けられる電気接続部40、50は、パネルの左右側面だけでなく、図示のように、長尺状で上下面の一部にも設けられ、上下部に積層されるパネル10との電気接触を容易にすることができる。
【0016】図2及び図3は、パネル間の電気的連結状態を示す図である。
【0017】先ず、図2を参照して、左側のパネル11の電気接続部40は、右側のパネル12の電気接続部40と電気的に接触するように配置されている。これによって、パネル11、12間の電圧の印加が容易になり、従来の問題点であったパネル11、12間の位置ずれによるショートまたはショートの恐れが、本発明による構造によって、顕著に少なくなった。
【0018】図3は、左右及び上下のパネル間の導電状態を示している。図3は、3つのパネル11、12、13が連結された状態で4番目のパネル14を付着させる状態を示している。上下のパネル11と13、12と14間の電気的連結は、図1に示すように、パネルの左右側面に延長される部分からパネルの上下部の一部に延長される部分まで設けられる電気接続部によって行われる。図3のように、2×2パネルが連結されたトラックの各パネルの導電部20、30に電源を印加するためには、図3に示すように、中間の縦方向にパネル間に設けられた電気接続部40に−電源を印加し、両側の縦方向に設けられた電気接続部50に+電源を接続させればよい。
【0019】図4は、4×4パネルからなるトラックの構成を示している。図4では、トラックの構造をより明確に示すために、右下端の2つのパネルは、まだ組み込まなかった状態を示している。トラック300には、不導体のベース210の上部に複数のパネルを組み込むための凹部220が設けられている。凹部に複数のパネルを図2及び図3に示すように嵌合した後、最外角部に組み込まれるパネルの外周面と凹部の内壁230との間に、ゴム等の不導体の性質を有する弾性材を挟み込むことにより、複数のパネル間において物理的及び電気的な隙間がなく、密着して形成することができる。この場合、パネル間の間隔ができ、または電気的に接続されていない場合は、パネルとパネル間に十字状の電気補助体200を挿入してもよい。このような十字状の電気補助体200は、パネルとパネル間の形状に応じて様々な形状とすることができる。トラックの横方向には図4に示すように、電気接続部40、50が等間隔で繰り返して設けられているので、各パネルの導電部に電気を印加するために、任意のパネルの電気接続部40、50にそれぞれ+及び−電源を印加すればよい。図4では、左端の各パネル部の電気接続部40に+電源を印加し、電気接続部50には−電源を印加することによって、全トラックに電源を印加することができることを示している。
【0020】トラック300に印加される電位は直流でなければならないので、外部電源70から印加される交流電源を直流電源に切り換え、直流電源の電圧を調整するためのパワー供給部80が必要である。トラック300の上部には、無線操縦で作動する電気機器120、130が設けられ、図4では、無線調整自動車を代表例として示している。ユーザは、無線調整装置140、150を用いて、それぞれ無線調整電気機器120、130を調整することができる。このとき用いられる無線調整装置140、150と無線調整電気機器120、130は、既に商用化された技術であるので、詳細な説明は省略する。このとき、無線調整電気機器は、トラック300に設けられた+、−導電部から作動電源が得られる。図示してはいないが、トラックの上部には+及び−電源が供給されているので、ライト等の電気器具が容易に設けられ、電気器具でない垣根等の建築模型構造物が容易に設けられることは勿論である。
【0021】図5は、トラック上で動く無線調整電気機器の下部に設けられる電気接続部の構造を示している。電気接続部151乃至154は、トラックの上部に設けられた導電部20、30から+及び−電源を印加される接続部であって、電気接続部151乃至154の半径は、図1に示す導電部20、30間の距離S1よりも小さくなければならない。これは、電気接続部の半径がS1よりも大きくなると、1つの電気接続部が隣接した導電部20、30と同時に接続されることにより、ショートが生じてしまうからである。図5(a)では、無線調整電気機器の下部に設けられる電気接続部の接点が4つである。それぞれの電気接続部151乃至154は、1つの中心点から半径2.5cmを有し、90°の間隔で設けられている。本発明の発明者は、図1に示す導電部20、30の幅tを1.6cm、導電部20、30間の距離を0.2cmと設定している。この場合、トラック上に位置する複数の電気接続部151乃至154は、少なくとも1つが残りの電気接続部と異なる極性の電源を印加されるように構成されてもよい。例えば、図5(b)に示すように、電気接続部151及び153が+導電部の中間線上に位置する場合、残りの2つの電気接続部152及び154は、−導電部から−電源を印加されるようになる。図示してはいないが、若し、電気接続部151及び153が導電部間の不導体上に位置する場合、電気接続部152と154は、それぞれ異なる極性の導電部上に置かれるようになる。電気接続部は、4つ以上を設けることが好ましい。図5(c)は、無線調整電気機器の下部に付着される電気接続部の一実施の形態を示す図である。
【0022】図6は、本発明による無線調整電気機器の下部に取り付けられる構成部品の一実施の形態を示す図である。無線調整電気機器は、無線調整器(図4の140、150)から無線信号を受信した後、制御信号を生成する無線受信/制御部121と、複数のギアとモータで構成され、電気機器の方向回転を制御するためのサーボ125と、サーボ125で駆動される回転輪126と、制御信号によって速度を調節する速度調節回路部122と速度調節用駆動モータ123と、速度調節用駆動モータ123によって駆動される駆動輪124と、電源が必要な各構成部品に電源を印加する電気接続部150とで構成されている。図6に示す無線調整電気機器は、電気接続部150を除き、既に公知の技術であるので、詳細な説明は省略する。また、図6に示す構成の他、既に公知の様々な技術を適用することができる。即ち、図6では、サーボ125と速度調節用駆動モータ123を別個に構成しているが、従来の様々な製品がサーボ125で速度調節を同時に行うことが多くある。この場合、駆動輪124は、動力が伝達されず、単に手動で引き回される機能のみを有するようになる【0023】図7は、本発明の電気接続部150に連結される回路構成図である。上述したように、電気接続部151乃至154は、移動位置によって同一の電気接続部が+電位と−電位を交互に印加されるようになる。従って、無線調整電気機器に印加される極性を常時同一の方向に流す必要があり、これはダイオードによって調節可能である。図7に示すように、電気接続部151を例として説明すると、電気接続部151が+電位を印加する導電部上に置かれると、電流は161番の順方向ダイオードによって+端子に供給され、電気接続部151が−電位を印加する導電部上に置かれると、電流は162番の逆方向ダイオードによって−端子に供給されるようになる。図7に示すキャパシタ155は、電気接続部151乃至154の極性がよく切り換わることによるノイズの減少効果と、一時的に電気接続部151乃至154から電源が供給されない場合、充電された電荷を放電することにより、駆動部に電源を供給する機能を有する。また、充電バッテリ156は付加的な構成であり、電流の安定した供給のために設けられてもよい。電気接続部151乃至154が正常に電源を印加された場合は、バッテリ156は充電状態となり、電気接続部151乃至154から電源が供給されない場合は、放電状態に切り換わる。
【0024】本発明の変形例として、本発明の無線調整電気機器の前部にボールを摘まむハンド部を有するボール運び機を設けることにより、子供等のユーザがボール運びゲームを楽しむようにしてもよい。
【0025】図8は、本発明によるトラック及びシステムを用いた無線調整電気機器の前部に、ボールを摘まんで運ぶボール運び機が設けられた無線調整電気機器を示す斜視図である。
【0026】従来、摘まんだボールを持ち上げる部分を駆動するモータの他、底部に位置しているボールを摘まむためには、ボールを摘まむ部分を駆動させるために、1つ以上のモータが別途に必要であった。本発明の変形例では、ボールを摘まむために、従来、2つ以上のモータが必要であったことを顕著に改善し、1つのモータのみでボールを持ち上げ、特に、駆動手段であるモータ無しでも、単にハンド部の構造的な変形だけでも、ボールを摘まむことができるように、ハンド部の構造を変形することを目的とする。
【0027】上記目的を達成するために、図9と図10に示すハンド部250、255のように、ハンド挟持部257がハンド部の下部に設けられ、ハンド部250、255の重心が下方に位置するようにする。
【0028】図8を参照して、本発明による無線調整電気機器200の上部に、モータ等の外部動力手段を用いなくても、ボールを摘まむことができるハンド部250、255で構成されたボール運び機が設けられている。
【0029】図9は、ボール運び機が組み立てられる模様を示す分解斜視図である。
【0030】図9を参照して、ボール運び機は、無線調整電気機器200の前部にハンド部250、255を上下動可能に支持する支持台220が設けられ、この支持台220の前部には、ハンド部250、255が挟持されるハンド受け部230が挟持されるハンド受け部支持台225が設けられている。支持台220は、図面符号222の終端軸を軸にして上下動する。この終端軸222は、図8の無線調整電気機器200の前部を覆うカバー部205に設けられた溝(図示せず)に、終端軸222の突起部が係止するように設けられている。或いは反対に、終端軸222に孔が設けられ、カバー部におけるこの孔が位置する個所と一致する部分に突起が設けられて挟持されるようにしてもよい。
【0031】ハンド受け部230には、左右1対のハンド部250、255が挟持されるハンド挟持部240と、ハンド部250、255を下向きに係止させる下部係止段245と、ハンド部250、255を上向きに係止させる上部係止段235とが設けられている。右ハンド部250と左ハンド部255がハンド挟持棒240に挟持され、これらが抜けないようにカバー260で固定されている。また、ハンド部250、255にハンド挟持部257がハンド部250、255の下部に位置するように設けられている。
【0032】支持台220は、モータ270で駆動され、モータ270と連結して回転するギア275と、このギア275に連結して固定された高さ調節部280によって上下動するように構成されている。即ち、モータ270によってギア275が動き、このギア275の端部に連結されている高さ調節部280が左方向に動くと、支持台220は図面符号222の終端を軸にして下向きに動き、支持台220が下降した状態で高さ調節部280が右方向に動くと、支持台220が上向きに動くようになる。
【0033】図10は、ボール運び機の正面図である。図10を参照して、ハンド挟持部257がそれぞれ左右ハンド部250、255の下方に設けられているので、それぞれのハンド部250、255の重心がハンド部250、255の下部に位置するようになる。これによって、それぞれのハンド部250、255は矢印方向に力が加えられ、下部係止段245によって係止するようになる。
【0034】図11は、ハンド部がボールの上端に位置した状態を示している。図11を参照して、モータ270によって高さ調節部280が矢印方向の左方に回転すると、支持台220が下降し、左右ハンド部250、255がボール300と当接する部分に力が加えられ、ハンド部が拡開される。
【0035】図12は、左右ハンド部でボールを摘まんだ状態を示している。
【0036】図13は、ボールを摘まんだハンド部が持ち上げられた状態を示している。図13を参照して、モータ270によって高さ調節部280が矢印方向の右方に回転すると、支持台220が上昇する。また、ボール300の重さより左右ハンド部250、255の矢印方向への力がさらに強いので、ボールがハンド部250、255から抜けないようになる。
【0037】図14は、ボール運び機がゴールポストにボールを入れるために、ハンド部をゴールポストにに位置させた状態を示している。図15は、ボール運び機がゴールポストに位置した部分を示す正面図である。
【0038】図14及び図15に示すように、ハンド部250、255の下部がゴールポスト310上に置かれ、高さ調節部280を調節して、支持台220を下向きにすると、ハンド部250、255が矢印方向に拡開されるようになる。
【0039】図16は、ハンド部から抜けたボールがゴールポストに入る状態を示している。図17は、ハンド部からボールが抜ける模様を正面からみた図である。
【0040】以上、本発明の変形例によると、ボールを摘まむハンド部250、255をモータ等の駆動手段と連結せず、単にハンド部250、255の重心を下部に置いただけである。即ち、ハンド挟持部257がハンド部250、255の下方に位置するように設け、ハンド部250、255の重心がハンド部250、255の下方に位置するようにし、ハンド挟持部257を中心にハンド部250、255を回転させる構成を有している。
【0041】このような本発明の変形例は、ハンド部250、255がモータ等の駆動手段無しにボールを摘まみ、また摘まんでいるボールをモータ等の駆動手段無しに抜けさせ得る顕著な効果がある。
【0042】以下、本発明によるトラックのパネル構成の他の実施の形態について説明する。
【0043】図1に示すように、導電部20と導電部30との間に絶縁状態を維持するための所定の距離S1が極めて狭いので、結局として、図5に示すように、無線調整電気機器の電気接続部151、154が所定の距離S1よりも狭いしかなかった。このため、電気接続部151乃至154が狭いので、トラックの導電部と接触する面積が小さく、無線調整電気機器に大量のパワーを供給できない問題点があった。
【0044】上記問題点を解決するために、本発明による他の実施の形態では、トラックのパネルの構成と無線調整電気機器の電気接続部の構成を変形し、無線調整電気機器の電気接続部の領域を大きくしている。
【0045】図18は、本発明による他の実施の形態の基本単位であるパネルの構成を示している。図19は、本発明によるパネルにおける+導電部と−導電部の電気的な連結状態を示している。図18を参照して、パネルは、+導電部400、−導電部410、絶縁体420で構成されている。+導電部400、−導電部410は、図19に示すように、対角線方向に連結されている。図19を参照して、直線部が+導電部400の連結状態を示し、一点鎖線部が−導電部410の連結状態を示している。本発明の発明者は、+導電部400と−導電部410の一辺の長さdを10mmとし、導電部間の距離Gを8mmとしている。
【0046】図20は、図18のA−A’線による側断面図である。
【0047】図20に示すように、それぞれの−導電部410は、導電連結体430に連結され、−の同一の極性を有する−導電部410と連結されるように、絶縁体420の下端に設けられた導電体440によって電気的に連結されている。
【0048】図21は、本発明の他の実施の形態によって、無線調整電気機器の下部に設けられる電気接続部の構成を示している。図21に示すように、電気接続部のパネル500は、導電体である電気接続部510と、絶縁体部530と、電気接続部510上に設けられた導電体である突起520とで構成されている。本発明の発明者は、電気接続部510の長さdを9mmとし、絶縁体部530を含む1単位の接続部の長さdを11.5mmとした。
【0049】図22は、図20の電気接続部の1単位を示す側面図である。図21を参照して、(a)の電気接続部の1単位を側面からみると、(b)のように四方からみたとき、上辺が下辺よりも長さが短い台形状をしている。これは、図20を参照して、導電部410は、絶縁体であるパネルの地面から一定の厚さを有するので、無線調整電気機器の電気接続部510との円滑な接続を行うためである。
【0050】以上、本発明の他の実施の形態によると、図21に示す電気接続部を有する無線調整電気機器が、図18に示すトラックのパネル上で動くとき、無線調整電気機器の電気接続部がパネルの導電部と広い領域で接続するので、抵抗が低くなり、無線調整電気機器が充分なパワーを供給されるようになる顕著な効果がある。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、電気配線構造が簡単な複数のパネルで構成されることにより、製造コストが節減され、設置が簡易な効果がある。
【0052】また、パネルの両側面に共通の電源供給線を設けることにより、隣接したパネル間の少しの位置ずれが生じても、パネルの上部に設けられた導電部間にショートが発生しない安全した構造を提供することができる。
【0053】本発明は、図示された実施の形態を特定の用語を用いて説明しているが、これは、一例に過ぎず、本技術の分野の通常の知識を有する者であれば、これから様々な変形及び均等な他の実施の形態が可能であるということを理解するだろう。従って、本発明の真の技術的保護範囲は添付された請求範囲の技術的思想によって定められるべきである。
【0054】例えば、本発明で、無線で動作する自動車について説明したが、モニタ上で提供されるアーケードゲーム機の画面を実質的に駆動可能に適用できるホッケー、サッカー、ボクシングゲーム等の全てのモニタ(ビデオ)ゲームの実質的な動きを模型物によって動作させるゲーム機の他、自動車競走、競馬等の順位を決め、または動作を目的とする全ての娯楽用ゲーム等にも容易に適用することができる。
【出願人】 【識別番号】502391884
【氏名又は名称】ケイエスエルオゥティ コーポレーション リミテッド
【氏名又は名称原語表記】KSLOT Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】4Fl.,Joongang Bldg.,354−46 Hwagok 7−dong, Gangseo−gu,Seoul 157−200,Republic of Korea
【出願日】 平成14年10月29日(2002.10.29)
【代理人】 【識別番号】100086807
【弁理士】
【氏名又は名称】柿本 恭成
【公開番号】 特開2003−205185(P2003−205185A)
【公開日】 平成15年7月22日(2003.7.22)
【出願番号】 特願2002−314226(P2002−314226)