| 【発明の名称】 |
遊戯具 |
| 【発明者】 |
【氏名】▲葛▼西 健造
【氏名】澤田 和則
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| 【要約】 |
【課題】親が赤ちゃんと一緒になって遊ぶことを促すことが可能な遊戯具を提供する。
【解決手段】頂部連結部材5から放射状に延びてドーム形状をなすフレーム部材2,3,4を有している。頂部連結部材5の下面側には、水平方向に回転可能な回転盤6が設けられ、この回転盤6に所定形状の遊戯具7,8が吊下げられている。頂部連結部材5の下方には、略三角形状のシート状部材1が配置され、シート状部材1のコーナ部分において、フレーム部材2,3,4の他端が固定されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊戯部材が吊下げられる遊戯具であって、頂部において連結され、前記頂部から放射状に延びてドーム形状をなす、弾性部材からなる複数のフレーム部材と、前記頂部の近傍に設けられ、前記遊戯部材を吊り下げるため、水平方向に拡がりをもつ吊下部材と、を備える、遊戯具。 【請求項2】 前記吊下部材は、前記頂部の下部において回転可能に設けられる回転円盤を有し、前記遊戯部材は、前記回転円盤に吊下げられる、請求項1に記載の遊戯具。 【請求項3】 前記吊下部材は、隣接するフレーム部材を連結する連結部材を有し、前記遊戯部材は、前記連結部材に吊下げられる、請求項1に記載の遊戯具。 【請求項4】 前記フレーム部材は、120度ピッチで3本設けられる、請求項1から3のいずれかに記載の遊戯具。 【請求項5】 前記頂部の下方に、前記フレーム部材の他端が固定されるシート状部材が設けられる、請求項1から4のいずれかに記載の遊戯具。 【請求項6】 前記遊戯部材の形態と同じ図柄が、前記シート状部材に現される、請求項5に記載の遊戯具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、赤ちゃんが室内で用いる遊戯具に関し、より特定的には、赤ちゃんと親とが一緒になって遊ぶことを促すことが可能な遊戯具の構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、赤ちゃんが室内で用いる遊戯具として、たとえば、特開平10−192560号公報に開示されるプレイジムが挙げられる。このプレイジムは、中央に水平に延びるレール部材が設けられ、このレール部材の両側に脚フレームが設けられ、レール部材および脚フレームに、おもちゃ、人形等の遊戯部材が吊下げられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記プレイジムにおいては、赤ちゃんが一人で遊ぶ場合においても退屈することなく楽しく遊ばせることを目的として開発されている。そのため、赤ちゃんを寝かせた状態において、赤ちゃんを取り囲むようにフレームが配置さる結果となる。このような形式のプレイジムにおいては、同じ空間内に親が入りこむことはできず、親と子供とが同じ空間を共有して、一緒に遊ぶことができない問題がある。 【0004】したがって、この発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、親が赤ちゃんと一緒になって遊ぶことを促すことが可能な遊戯具を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明に基いた遊戯具においては、遊戯部材が吊下げられる遊戯具であって、頂部において連結され、上記頂部から放射状に延びてドーム形状をなす、弾性部材からなる複数のフレーム部材と、上記頂部の近傍に設けられ、上記遊戯部材を吊り下げるため、水平方向に拡がりをもつ吊下部材とを備える。 【0006】この発明に基づく遊戯具においては、フレーム部材によりドーム形状が構成されるために、360度どの方向からも入ることのできる遊戯空間を規定することが可能になる。また、吊下部材は水平方向に拡がりを有することから、遊戯部材の高さを同じにすることが可能になる。その結果、子供は、閉鎖された遊戯空間に居るのではなく、開放された遊戯空間において遊ぶことができるため、親も自然な形で、その遊戯空間内に入り、子供と一緒になって遊ぶことが可能になる。 【0007】また、フレーム部材の最も高い位置となる頂部の近傍に設けられる吊下部材に遊戯部材が吊下げられているため、どの方向から遊戯空間に入っても、同じ吊下げおもちゃで遊ぶことが可能になり、親と子供とが共通のおもちゃにより楽しい時間を過ごすことが可能になる。 【0008】この親と子供との自然な触れ合いにおける遊びの中から、子供はいろんな体験をし、身体を鍛え、その中で健やかに脳の発達を促し、子供の心の中にあたたかい心を芽生えさせることが可能になるとともに、親と子供との間の互いの理解を深めることが可能になる。 【0009】また、遊戯空間内において、より子供の興味を刺激するものとして、以下に示す構成が採用される。 【0010】たとえば、上記吊下部材は、上記頂部の下部において回転可能に設けられる回転円盤を有し、上記遊戯部材は、上記回転円盤に吊下げられる。これにより、遊戯空間内おいて、吊下部材が回転することから、子供の興味を刺激し、親と子供とが共通のおもちゃにより楽しい時間を過ごすことが可能になる。 【0011】また、上記吊下部材は、隣接するフレーム部材を連結する連結部材を有し、上記遊戯部材は、上記連結部材に吊下げられる。 【0012】また、上記フレーム部材は、120度ピッチで3本設けられる。また、上記頂部の下方に、上記フレーム部材の他端が固定されるシート状部材が設けられる。また、上記吊下部材は、上記遊戯部材の形態と同じ図柄が、上記シート状部材に現される。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明に基いた実施の形態における遊戯具の構造について、図1から図4を参照しながら説明する。本実施の形態における遊戯具100は、いわゆるプレイジムの形態を有している。なお、図1は、本実施の形態における遊戯具100の全体構成を示す全体斜視図であり、図2は、遊戯具100の頂部領域の構造を示す見上図であり、図3は、頂部領域の構造を示す断面図であり、図4は、フレーム部材の下端部の取付け構造を示す断面図である。 【0014】(遊戯具100の構造)まず、図1を参照して、プレイジムを構成する遊戯具100の全体構成について説明する。この遊戯具100は、頂部において連結され、頂部から放射状に延びてドーム形状をなすフレーム部材2,3,4を有している。頂部には、各フレーム部材2,3,4の一方端部を連結する頂部連結部材5が設けられている。また、頂部連結部材5の下面側には、水平方向に拡がりを有し、回転可能な回転盤6が設けられ、この回転盤6に所定形状の吊下げおもちゃ7,8が吊下げられている。なお、回転は必ずしも必要ではなく、また、形状も、四角形、三角形、その他円錐形状等の採用も可能である。 【0015】本実施の形態においては、床面から頂部の高さまでが約60cm〜100cm、フレーム部材2,3,4の下端部の相互間隔が、約100cm程度の大きさを想定していることから、フレーム部材2,3,4は、120度ピッチで3本設けられている。120度ピッチを採用したのは、ドーム形状を規定するとともに、フレーム部材2,3,4の間隔が最も大きくなるようにするためである。したがって、ドーム形状を大きくする場合には、フレーム部材の本数を多くすることは可能である。 【0016】頂部の下方には、略三角形状のシート状部材1が配置され、シート状部材1のコーナ部分において、フレーム部材2,3,4の他端が固定されている。また、このシート状部材1の上には、吊下げおもちゃ7,8の形状が図案化された模様11,12が現されたクッション10が配置されている。 【0017】頂部連結部材5は、図2に示すように、フレーム部材2,3,4の先端側を受け入れる突出領域5aが形成されている。ここで、フレーム部材3を一例にして、この突出領域5aにおけるフレーム部材3の固定構造について、図3の断面図を参照して説明する。なお、フレーム部材2,4においても、同様の構造を有している。 【0018】フレーム部材3は、弾性部材からなる芯材3aと、この芯材3aを覆い、クッション性のあるカバー部材3b,3cとを有し、先端側に延びたカバー部材3b,3cが、突出領域5aに設けられる上部壁51の凹部領域52と、下部壁53の凸部領域54とにより挟み込まれる状態で、カバー部材3b,3c固定され、芯材3aはフリー状態となる。この構成により、フレーム部材3が上下方向に撓んだ場合に、芯材3aのみの移動(図中矢印方向)を許容し、ドーム全体として、大きく上下する運動を与えることが可能となる。また、頂部連結部材5には、再び図2を参照して、ねじ軸15を備えるノブ60がねじ孔5bに螺合され、回転盤6を回転可能に保持している(回転盤6の図示省略)。 【0019】次に、フレーム部材2,3,4の下端側の、シート状部材1への固定について、フレーム部材2を一例にして、図4を参照して説明する。なお、フレーム部材3,4においても、同様の構造を有している。 【0020】フレーム部材2も、フレーム部材3と同様に、弾性部材からなる芯材2aと、この芯材2aを覆い、クッション性のあるカバー部材2b,2cとを有している。また、シート状部材1の各コーナ部には、フレーム部材固定領域1Aが形成されている。このフレーム部材固定領域1Aは、シート状部材1から起上る固定辺102が設けられ、この固定辺102には、フレーム部材2を受け入れる受入空間102bと、その外側に所定の空間102aとが形成されている。 【0021】図示するように、受入空間102bにフレーム部材2の下端部を挿入した後に、芯材2aから延びるカバー部材2b,2cのみを空間102aに折り曲げるようにして挿入する。これにより、カバー部材2b,2cがフレーム部材固定領域1Aに固定され、芯材2aの下端部はフリー状態となり、ドーム全体として、大きく上下する運動を与えることが可能となる。 【0022】(作用効果)以上、本実施の形態における遊戯具100によれば、フレーム部材3,4,5によりドーム形状が構成されるために、360度どの方向からも入ることのできる遊戯空間を規定することが可能になる。その結果、子供は、開放された遊戯空間において遊ぶことができるため、親も自然な形で、その遊戯空間内に入り、子供と一緒になって遊ぶことが可能になる。 【0023】また、フレーム部材3,4,5の最も高い位置となる頂部の近傍に設けられる回転盤6に吊下げおもちゃ7,8が吊下げられているため、吊下げおもちゃ7,8の高さを同じにすることが可能になる。また、どの方向から遊戯空間に入っても、同じ吊下げおもちゃ7,8で遊ぶことが可能になり、親と子供とが共通のおもちゃにより楽しい時間を過ごすことが可能になる。 【0024】この親と子供との自然な触れ合いにおける遊びの中から、子供はいろんな体験をし、身体を鍛え、その中で健やかに脳の発達を促し、子供の心の中にあたたかい心を芽生えさせることが可能になるとともに、親と子供との間の互いの理解を深めることが可能になる。 【0025】なお、回転盤6の他の形態として、図5の遊戯具200に示すように、フレーム部材2,3,4の頂部近傍において、相互のフレーム部材2,3,4を連結する連結部材201,202,203を設け、この連結部材201,202,203に、吊下げおもちゃ7,8を吊下げる形態を採用することも可能である。 【0026】なお、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって画定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 【0027】 【発明の効果】この発明に基いた遊戯具によれば、脳の成長期である幼少期に親と一緒に楽しく遊ぶことができ、この親と子供との自然な触れ合いにおける遊びの中から、子供はいろんな体験をし、身体を鍛え、その中で健やかに脳の発達を促し、子供の心の中にあたたかい心を芽生えさせることが可能になるとともに、親と子供との間の互いの理解を深めることが可能になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390006231 【氏名又は名称】アップリカ▲葛▼西株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年2月5日(2002.2.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064746 【弁理士】 【氏名又は名称】深見 久郎 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−225475(P2003−225475A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−27974(P2002−27974) |
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