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【発明の名称】 発煙玩具
【発明者】 【氏名】飯沼 富博
【住所又は居所】神奈川県横浜市都筑区荏田南五丁目22番2号 有限会社ティズ・デザインカンパニー内

【氏名】飯沼 知子
【住所又は居所】神奈川県横浜市都筑区荏田南五丁目22番2号 有限会社ティズ・デザインカンパニー内

【要約】 【課題】玩具において、射撃時に迫力のある発煙をするマシンガンや、マフラーから排気煙を出すオートバイの乗用玩具など、リアルに煙を射出させる発煙玩具を実現させる。

【解決手段】超音波水煙発生装置1が効率良く水煙を発生するのに適した水深となる位置に注水口2を備え、内壁からパイプ状に突き出した送風口5と排出口6を設けてあるタンク7に、水面が注水口2に達するまで水を入れ栓を閉じ、スイッチ8をオンにして電源9から電流を流し、タンク7内に水煙を発生させるとともに、送風口5につながっているゴムあるいは軟質合成樹脂などを用いたポンプ10を、モーター11を備えた動力伝達手段12のアーム13で往復運動させ、タンク7内の空気の圧力を変化させることにより、排出口6からタンク7内の水煙を射出口14に勢いよく送り出し、また射出口14からタンク7内に外気を吸入させ、断続的に水煙を射出させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 超音波水煙発生手段が効率良く水煙を発生するのに適した水深となる位置に注水口を備え、注水口に達するまで水を入れ栓を閉じた時、本体を傾けたり逆さにしても容易に内部の水が流れ出さない様にするため、どんな状態でも必ず口が水面より上になる様、内壁からパイプ状に突き出した送風口と排出口を設けてあるタンクに、水面が注水口に達するまで水を入れ栓を閉じ、スイッチをオンにして電源から電流を流し、タンク内に水煙を発生させるとともに、送風口につながっているゴムあるいは軟質合成樹脂などを用いたポンプを、モーターを備えた動力伝達手段のアームで往復運動させ、タンク内の空気の圧力を変化させることにより、排出口からタンク内の水煙を射出口に勢いよく送り出し、また射出口からタンク内に外気を吸入させ、断続的に水煙を射出させることを特徴とする発煙玩具。
【請求項2】 請求項1の発煙玩具でポンプの代わりにモーターで回る送風ファンを設け、本体の空気穴から取り入れた外気を送風口からタンク内に送ることによって、排出口からタンク内の水煙を射出口に勢いよく送り出し、水煙を射出させることを特徴とする発煙玩具。
【請求項3】 スイッチの他に可変入力手段を設け、その入力加減によって水煙の射出のサイクルや状態を変化させることを特徴とする請求項1または2記載の発煙玩具。
【請求項4】 ポンプを往復運動させるアーム、あるいは動力伝達手段やモーターの軸のいずれかまたは複数に突起部を設け、その運動により所定の場所に配置したドラムパーツを打つことで、作動時に音を発生させることを特徴とする請求項1、2または3記載の発煙玩具。
【請求項5】 水煙の射出のサイクルや状態に合わせて、制御回路によりスピーカから音を発生させることを特徴とする請求項1、2または3記載の発煙玩具。
【請求項6】 水煙の射出のサイクルや状態に合わせて、制御回路によりキセノン管などの発光手段を点滅発光させることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の発煙玩具。
【請求項7】 ポンプを往復運動させるアーム、あるいは動力伝達手段やモーターの軸のいずれかまたは複数に、回転軸に対する偏心位置におもりを設け、作動時に振動を発生させることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の発煙玩具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玩具において、たとえば射撃時に迫力のある発煙をするおもちゃのマシンガンや、本物そっくりにマフラーから排気煙を出す乗用玩具など、リアルに煙を射出させる発煙玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の発煙玩具では、リアルに発煙させるためにはモデルガンのように火薬を用い、一方発煙装置を使用したものは、ただ煙を発生させるだけのものでリアル感に欠けた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題点は、安全かつ取り扱いが容易で、しかもリアル感のある発煙玩具がない点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、水から煙を発生させる超音波水煙発生装置を用い、発生した水煙をモーターで作動するポンプまたは風力を変えることができるファンの作用で、断続的あるいは勢いを変化させて射出口から射出させることにより、安全かつ取り扱いが容易でしかもリアルな発煙を楽しめる玩具を実現した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の代表的な実施例を添付図面を参照して説明すると、図1は本発明の構造を示す断面図で、おもちゃのマシンガンの形をした本体4のスイッチ8の引金を引いて電源9から電流を流し、注水口2から適量の水3を入れたタンク7内の超音波水煙発生装置1からタンク7内に水煙を発生させる。
【0006】同時にモーター11も作動させ、動力伝達装置12を通じてアーム13を往復運動させることにより、タンク7と送風口5でつながっているゴムあるいは軟質合成樹脂を可動部に用いたポンプ10を動かし、送風口5を通じてタンク7に空気を送ったりタンク7から空気を吸ったりさせる。
【0007】この様にしてタンク7内の空気の圧力を変化させ、水煙を排出口6から射出口14に勢いよく送ったり射出口14から外気を吸入させることを繰り返させ、断続的に水煙を射出させることによりマシンガンの発煙をリアルに再現させる。
【0008】図2は、ポンプの代わりにモーター11で回る送風ファン15を用いた場合の構造を示す断面図で、送風ファン15を回して本体4の空気穴16から取り入れた外気を送風口5を通じてタンク7内に送り、タンク7内の水煙を排出口6から射出口14に大量に勢いよく送り出させることにより迫力のあるマシンガンの発煙を再現させる。
【0009】図3、4はそれぞれ本体4を倒したり逆さにした時の水3の状態を示す断面図で、本体4をどんな方向にしても水3が流れ出さない様に、送風口5や排出口6の開口部をタンク7の内壁からパイプ状に突き出すことにより、常に開口部が水3の水面より上の位置にくるようにしてある。
【0010】
【実施例】図5、6はそれぞれ図1、2の構造に可変入力装置17を付加した場合の構造を示す断面図で、たとえばオートバイの乗用玩具のスロットルとして可変入力装置17を使用すれば、スイッチ8をオンにしただけではモーター11の回転数は少なく、マフラーに見立てた射出口14から実車のアイドリング状態程度に発煙し続け、スロットルを回してモーター11の回転を上げると、速いサイクルで発煙したり発煙の勢いや量が多くなったりする。
【0011】図7は、作動部のいずれかに突起部18を設け、それが届く位置にドラムパーツ19を配置した場合の構造の一例を示す断面図で、発煙に合わせてワンサイクルごとに突起部18にドラムパーツ19を打たせることで、機械的にマシンガンの発射音やオートバイのエンジン音を出させることができる。
【0012】図8は、制御回路20とスピーカ21を付加した場合の構造の一例を示す断面図で、制御回路20に制御させることにより、発煙に合わせてスピーカ21から電気的にリアルなマシンガンの発射音やオートバイのエンジン音などを出させることができる。
【0013】図9は、制御回路20とキセノン管22を付加した場合の構造の一例を示す断面図で、制御回路20に制御させることにより、発煙に合わせてキセノン管22を点滅させることで電気的にリアルなマシンガンの疑似発射炎やオートバイの疑似排気炎などを出させることができる。
【0014】図10は、作動部のいずれかにおもり23を付加した場合の構造の一例を示す断面図で、作動時におもり23が動くことでリアルな振動を発生させることができる。
【0015】尚、ポンプ10はジャバラポンプでもピストンとシリンダーでもよく、キセノン管22はLEDや豆球あるいは麦球でもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明のように、動力を使って水煙を断続的にあるいは勢いに変化をつけて射出させることで、安全でリアルなアクションを玩具に表現させることができるとともに、さらに音や光などを組み合わせることによって、より迫力のある発煙玩具が実現できる。
【出願人】 【識別番号】396020084
【氏名又は名称】有限会社ティズ・デザインカンパニー
【住所又は居所】神奈川県横浜市都筑区荏田南五丁目22番2号
【出願日】 平成13年12月5日(2001.12.5)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−169970(P2003−169970A)
【公開日】 平成15年6月17日(2003.6.17)
【出願番号】 特願2001−402486(P2001−402486)