| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】川村 雅人 【住所又は居所】愛知県名古屋市千種区今池3丁目9番21号 株式会社三洋物産内
|
| 【要約】 |
【課題】リーチ発展率の値が表示される遊技機において、リーチ状態への期待感を最後まで持続することができ、さらには、発展率の値を遊技者に表示することにより遊技の興趣を飛躍的に高めることができる遊技機を提供すること。
【解決手段】パチンコ機1の遊技盤2には作動口及び大入賞口が設けられ、遊技盤2の中央部分には表示部を備えた特別図柄表示装置が組込まれている。表示部には複数の図柄列が表示され、図柄列は複数種類の図柄によって構成されている。前記複数種類の図柄は、作動口に遊技球が入賞することにより変動を開始し、その変動表示の結果、リーチ状態が発生した場合には、全図柄停止後に発展率の値を前記特別図柄表示装置内に表示するようにする |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技の状態に応じて複数種類の図柄を変動表示すると共に、前記複数種類の図柄が所定の組合せの1つと一致すると遊技者に有利となる特別遊技状態を発生させる第1表示と、該第1表示の表示前に表示される第2表示とを表示可能に構成された表示装置とを備えた遊技機において、前記表示装置により前記第2表示が表示された場合には、前記第2表示から前記第1表示に発展する可能性がどの程度であったかの結果を、全ての前記図柄が停止してから事後的に報知するようにしたことを特徴とする遊技機。 【請求項2】 前記第2表示が前記第1表示へ発展する確率の値は、予め定められた所定の計算式により求められた値を報知することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 【請求項3】 前記遊技機には、前記第1の表示が表示された回数および前記第2表示が表示された回数を加算処理しながら記憶する表示回数処理手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 【請求項4】 前記第2表示が前記第1表示へ発展する確率の値は、前記表示装置に表示され報知されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、表示部において複数の図柄を可変表示しうる表示装置を備えた遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、遊技機の一種として、遊技球が始動口を通過することに起因して、遊技盤の略中央部に配設される表示装置の複数の図柄を予め定めた配列で変動表示させ、所定時間変動表示させた後の停止図柄にある特定の大当たり図柄が表示されると、遊技者に有利となる大当たり状態が発生するパチンコ機が知られている。また、近年このようなパチンコ機においては、表示装置に表示される図柄がリーチ状態となることにより、このリーチ状態が大当たり状態へ移行するであろう確率(いわゆる「期待値」)が報知されるものが開発されている。 【0003】この期待値を報知する場合には、表示装置にその値が数字あるいはグラフとして表示されるものやパチンコ機に配設される報知ランプをその期待値の値に応じて、点灯あるいは点滅作動させるものがあり、遊技者は、リーチ状態が大当たり状態へ移行するであろう確率、即ち、期待値の値を認知するものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した従来のパチンコ機では、表示装置に表示される期待値の値は、予め定められた複数の値の中から抽選により1つの値を選択し、この値を表示するようにしていた。即ち、表示された値は、リーチ状態が大当たり状態へ移行するであろう実際の確率の値とはかけ離れた値であり、単なるリーチ演出の1つでしかなかった。 【0005】さらに、従来のパチンコ機では、表示装置で変動表示される図柄がリーチ状態となると同時期に期待値の値が表示装置あるいは報知ランプにより報知されてしまう。したがって、遊技者は、リーチ状態が発生するとほぼ同時に、このリーチ状態が大当たり状態へ移行するであろう確率を認知してしまうことになる。そして、特に表示された期待値の値が小さい場合には、遊技者はこのリーチ状態が大当たり状態へ移行することへの期待感を持つことが困難なものとなっていた。より具体的には、例えば、期待値の値が2%、5%、10%、30%、50%、…等が表示されるように設定されているパチンコ機では、リーチ状態発生と共に報知された期待値の値が2%であれば、遊技者はこのリーチ状態から大当たり状態が発生することはほとんどないと判断し、リーチ状態が発生したにもかかわらず大当たり状態発生への期待感を持つことができないという問題点があった。 【0006】そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、リーチ状態が大当たり状態へ移行する確率の値が報知される遊技機において、前記確率の値を事後的に報知することにより、遊技の興趣を飛躍的に高めることができる遊技機を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために有効な手段を以下に示す。なお、必要に応じてその作用及び効果等についても説明する。 【0008】手段1.遊技の状態に応じて複数種類の図柄を変動表示すると共に、前記複数種類の図柄が所定の組合せの1つと一致すると遊技者に有利となる特別遊技状態を発生させる第1表示と、該第1表示の表示前に表示される第2表示とを表示可能に構成された表示装置とを備えた遊技機において、前記表示装置により前記第2表示が表示された場合には、前記第2表示から前記第1表示に発展する可能性がどの程度であったかの結果を、全ての前記図柄が停止してから事後的に報知するようにしたことを特徴とする遊技機。 【0009】手段1によれば、遊技の状態に応じて表示装置により複数種類の図柄の変動表示が行われる。変動表示の結果、表示装置により第2表示が表示された場合には、第2表示が第1表示へ発展する可能性がどの程度であったかの結果を、全ての図柄が停止してから事後的に報知される。したがって、遊技者は、表示装置において、第2表示が表示されているときには、第2表示が第1表示へ発展する可能性がどの程度であるのかを認識することができず、この第2表示に対して期待感を持ち続けることができる。また、全ての図柄が停止した後には、第2表示が第1表示へ発展する可能性がどの程度であったかの結果を認知することができるので、遊技の興趣を飛躍的に高めることができる。 【0010】また、第2表示が第1表示へ発展する可能性を数値として報知するようにすれば、遊技者に対してより認知しやすいものとなる。 【0011】手段2.遊技の状態に応じて複数種類の図柄を変動表示すると共に、前記複数種類の図柄が所定の組合せの1つと一致すると遊技者に有利となる特別遊技状態を発生させる第1表示と、該第1表示の表示前に表示される第2表示とを表示可能に構成された表示装置とを備えた遊技機において、前記表示装置により前記第2表示が表示された場合には、前記第2表示が前記第1表示へ発展する確率の値を、全ての前記図柄が停止した後に報知するようにしたことを特徴とする遊技機。 【0012】手段2によれば、遊技の状態に応じて表示装置による複数種類の図柄の変動表示が行われる。変動表示の結果、表示装置により第2表示が表示された場合には、第2表示が第1表示へ発展する確率の値(以下、発展率という)が、全ての図柄が停止した後に報知される。この発展率の値は、予め定められた計算式からそのつど導き出された値が報知される。したがって、報知された値は、実際に第2表示が第1表示へ発展する確率の値であり、遊技者は信頼のおける数値を認知することができる。 【0013】また、遊技者は、第2表示が終了した時点(全図柄が停止した時点)で発展率の値を認知することになる。したがって、遊技者は第2表示が表示されているとき(最終停止図柄がまだ変動中のとき)には、この発展率の値を認知することができないので、第2表示が第1表示へ発展することへの期待感を持つことができると共に、全ての図柄が停止した後には、発展率の値を認知することができる。 【0014】さらに、大当たり状態となったときに報知された発展率の値が小さかった場合には、遊技者は大当たり状態発生への喜びを一層高めることができ、また、大当たり状態とならなかったときに報知された発展率の値が大きかった場合には、遊技者は大当たり状態が発生しなかったことへの悲しみを一層深めることができるという演出効果が可能となり、遊技の興趣を飛躍的に高めることができる。 【0015】ここで発展率の値の表示とは、「数字」、「グラフ」等で表示することを言い、数値の大小を認知することができるものであれば「絵」等を用いてもよい。 【0016】手段3.遊技の状態に応じて複数種類の図柄を変動表示すると共に、前記複数種類の図柄が所定の組合せの1つと一致すると遊技者に有利となる特別遊技状態を発生させる第1表示と、該第1表示の表示前に表示される第2表示とを表示可能に構成された表示装置とを備えた遊技機において、前記表示装置により前記第1表示が表示された場合には、前記第2表示が前記第1表示へ発展する確率の値を、前記第1表示が表示された後に報知するようにしたことを特徴とする遊技機。 【0017】手段3によれば、遊技の状態に応じて表示装置による複数種類の図柄の変動が行われる。変動表示の結果、表示装置により第1表示が表示された場合、即ち、遊技者に有利となる特別遊技状態が発生した場合には、発展率の値が、第1表示が表示された後に報知される。したがって、遊技者は、特別遊技状態が発生したときのみ、発展率の値が報知され、発展率の値を認知することができる。即ち、遊技者は、特別遊技状態が発生したという喜びとと共に、発展率の値をも知ることができるので、遊技の興趣を飛躍的に高めることができる。 【0018】ここで発展率の値の表示とは、「数字」、「グラフ」等で表示することを言い、数値の大小を認知することができるものであれば「絵」等を用いてもよい。 【0019】手段4.遊技の状態に応じて複数種類の図柄を変動表示すると共に、前記複数種類の図柄が所定の組合せの1つと一致すると遊技者に有利となる特別遊技状態を発生させる第1表示と、該第1表示の表示前に表示される第2表示とを表示可能に構成された表示装置とを備えた遊技機において、前記表示装置により前記第1表示が表示された場合には、前記第2表示が前記第1表示へ発展する確率の値を、前記特別遊技状態中に報知するようにしたことを特徴とする遊技機。 【0020】手段4によれば、遊技の状態に応じて表示装置による複数種類の図柄の変動表示が行われる。変動表示の結果、表示装置により第1表示が表示された場合には、発展率の値が、特別遊技状態中に報知される。この特別遊技状態中に報知するとは、例えば、可変入賞口が開放してから閉鎖されるまでに展開されるラウンド表示と共に表示するようにする。このようにすれば、遊技者は、特別遊技状態発生の喜びと共に、発展率の値を認知することができる。 【0021】手段5.遊技の状態に応じて複数種類の図柄を変動表示すると共に、前記複数種類の図柄が所定の組合せの1つと一致すると遊技者に有利となる特別遊技状態を発生させる第1表示と、該第1表示の表示前に表示される第2表示とを表示可能に構成された表示装置とを備えた遊技機において、前記表示装置により前記第1表示が表示された場合には、前記第2表示が前記第1表示へ発展する確率の値を、前記特別遊技状態終了後に報知するようにしたことを特徴とする遊技機。 【0022】手段5によれば、遊技の状態に応じて表示装置による複数種類の図柄の変動表示が行われる。変動表示の結果、表示装置により第1表示が表示された場合には、発展率の値が、特別遊技状態終了後に報知される。したがって、遊技者は、特別遊技状態終了後に発展率の値を認知することができ、次回の遊技において発展率の値が高かった第2表示が表示された場合には、再度の特別遊技状態発生を願って期待感を持って楽しむことができる。 【0023】ここで発展率の値の表示とは、「数字」、「グラフ」等で表示することを言い、数値の大小を認知することができるものであれば「絵」等を用いてもよい。 【0024】手段6.前記第2表示が前記第1表示へ発展する確率の値は、予め定められた所定の計算式により求められた値を報知することを特徴とする手段1〜5いずれかに記載の遊技機。 【0025】手段6によれば、報知される発展率の値は、予め定められた所定の計算式から求められた値を報知する。したがって、実際に第2表示が第1表示へ発展する確率を報知することができるので、遊技者は信頼のおける値を認知することができる。 【0026】手段7.前記遊技機には、前記第1の表示が表示された回数および前記第2表示が表示された回数を加算処理しながら記憶する表示回数処理手段を設けたことを特徴とする手段1〜5いずれかに記載の遊技機。 【0027】手段7によれば、遊技機に第1表示が表示された回数および第2表示が表示された回数を監視し、それぞれの出現回数を加算処理しながら記憶する表示回数処理手段を設け、この表示回数処理手段で記憶されたそれぞれの出現回数の値より、発展率の値を求め、その値を報知するようにする。このようにすれば、遊技機毎に異なる発展率を報知することが可能となる。 【0028】手段8.前記第2表示が前記第1表示へ発展する確率の値は、前記表示装置に表示され報知されることを特徴とする手段1〜5いずれかに記載の遊技機。 【0029】手段8によれば、発展率の値を図柄の変動が行われる表示装置に表示し、報知するように構成する。したがって、遊技中、遊技者は複数種類の図柄が変動表示される表示装置を注視しており、この遊技者の視線の集中する表示装置に発展率の値を表示するようにしたので、遊技者に確実に発展率の値を認知させることができる。 【0030】手段9.前記第2表示が前記第1表示へ発展する確率の値は、前記遊技機に設けられる発光可能な発光部材により表示され報知されることを特徴とする手段1〜5いずれかに記載の遊技機。 【0031】手段9によれば、遊技機に発光可能な発光部材を設け、この発光部材により発展率の値を表示し、報知するように構成する。そして、この発光部材の発光範囲または発光位置を変更することにより確実に遊技者に発展率の値を認知させることができる。 【0032】手段10.前記第2表示が前記第1表示へ発展する確立の値は、前記遊技機に設けられる音出力装置から音声により報知されることを特徴とする手段1〜5いずれかに記載の遊技機。 【0033】手段10によれば、遊技機に設けられるスピーカ等の音出力装置から音声により発展率の値を報知するように構成する。このようにしても、確実に遊技者に発展率の値を認知させることができる。 【0034】手段11.前記第2表示が第1表示へ発展する確率の値は、前記遊技機外に設けられる表示装置に表示され報知されることを特徴とする手段1〜5いずれかに記載の遊技機。 【0035】手段11によれば、発展率の値を遊技機外に設けられる表示機、例えば、遊技機設置島に設けられる呼出ランプ等の表示装置に表示し、報知するようにする。このようにすれば、遊技者以外の人(遊技店の店員、他の遊技者等)にも、発展率の値を認知させることができる。 【0036】手段12.前記第2表示が第1表示へ発展する確率の値の情報を前記遊技機外に出力するようにしたことを特徴とする手段1〜5いずれかに記載の遊技機。 【0037】手段12によれば、発展率の値の情報を外部に出力できるように構成したので、遊技店に設置されるホールコンピュータ等により、個々の遊技機の発展率の値を一括して認知することができる。また、ここでは、発展率の値の情報を外部に出力することとしたが、外部に出力できる情報は、発展率の値に限らず、例えば、第2表示の出現回数等第2表示に関する様々な情報を出力するようにしてもよい。 【0038】手段13.前記遊技機内に前記第2表示が第1表示へ発展する確率の値の情報を前記遊技機外に出力するための出力部を設けたことを特徴とする手段1〜12いずれかに記載の遊技機。 【0039】手段13によれば、遊技機内に発展率の値の情報を外部に出力するための出力端子を有する出力部を設ける。このようにすれば、出力部の出力端子に配線を接続するのみで、簡単に発展率の値の情報を外部に出力することができる。 【0040】手段14.上記手段1〜13記載のいずれかにおいて、遊技機はパチンコ機であること。中でも、パチンコ機の基本構成としては、操作ハンドルを備えていてそのハンドル操作に応じて遊技球を所定の遊技領域に発射させ、遊技球が遊技領域内の所定の位置に配置された作動口に入賞することを必要条件として表示装置において変動表示されている識別情報が所定時間後に確定停止されることが挙げられる。また、特別遊技状態発生時には遊技領域内の所定の位置に配置された可変入賞装置が所定の態様で開放されて遊技球を入賞可能とし、その入賞個数に応じた有価価値(景品球のみならず、磁気カードへの書き込み等も含む)が付与されることが挙げられる。 【0041】手段15.上記手段1〜13記載のいずれかにおいて、遊技機はパチンコ機とスロットマシーンとを融合させた遊技機であること。中でも、前記融合させた遊技機の基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列を変動表示させた後に識別情報を確定表示する表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の変動が開始され、停止用操作ボタン(例えばストップボタン)の操作に起因してあるいは所定時間経過することにより識別情報の変動が停止され、その停止時に確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として遊技球を使用すると共に、前記識別情報の変動に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成されてなる遊技機」となる。 【0042】 【発明の実施の形態】以下に、パチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」という)を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態は、本発明の一実施形態であり、本発明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採りうることは言うまでもない。 【0043】 【実施例1】図1はパチンコ機1の正面斜視図である。図1に示すように、このパチンコ機1は、外枠1Aと、該外枠1Aの前部に設けられ、外枠1Aの一側部にて開閉可能に設けられた前面枠1Bとを備えている。また、その前面枠1Bの前面側には、透明板扉枠としてのガラス扉枠1Cが開閉自在に設けられている。ガラス扉枠1Cには、透明板としての一対のガラス板が前後に所定間隔を隔てて取着されている。 【0044】前記前面枠1Bの後側(ガラス扉枠1Cの奥、外枠1Aの内側)には、樹脂製のミドルプレートを介して遊技盤2が着脱可能に装着されている(ミドルプレートを省略して、直接遊技盤2を装着してもよい)。 【0045】また、前記ガラス扉枠1Cの下側において、前面枠1Bには、前飾枠1Dが開閉可能に設けられている。前飾枠1Dには、上受皿UDが設けられている。一方、前面枠1Bの下部には、前記上受皿UDよりも下方位置に下受皿BDが設けられているとともに、遊技球発射装置に対応してハンドルHDが設けられている。ハンドルHDの回動操作に基づいて遊技球発射装置から放たれた遊技球は、案内レールによって遊技盤2の上部へと案内され、遊技盤2の遊技領域を落下する。 【0046】続いて、遊技盤2の構成について説明する。図2は、遊技盤2の正面図であり、図に示すように、パチンコ機1の遊技盤2には、作動口3及び大入賞口4が設けられている。作動口3は、遊技球5の通路を備えており、その通路入口には羽根6が開閉可能に支持されている。大入賞口4の奥には、シーソー7が設けられており、その右側にはVゾーン8が、左側には入賞通路9が設けられている(左右逆でもよい)。そして、大入賞口4に入賞した遊技球5は、シーソー7上を転がって、Vゾーン8又は入賞通路9のいずれか一方を通って図示しない入賞球処理装置の方へと導かれる。また、大入賞口4の前には、シャッタ11が設けられている。このシャッタ11は、大入賞口4の側部に設けられた大入賞口用ソレノイド12により作動させられ、大入賞口4を開閉する。詳しくは、当該ソレノイド12が励磁状態となることにより、シャッタ11が略水平に傾き、これにより大入賞口4が開かれる。また、ソレノイド12が非励磁状態となることにより、シャッタ11が略垂直状態となり、これにより大入賞口4は閉鎖される。 【0047】前記大入賞口4の一側部には、シーソー用ソレノイド10が設けられている。シーソー用ソレノイド10は通常、非励磁状態となっており、この状態においては、遊技球5がVゾーン8を通過するようにシーソー7を傾けている。また、シーソー用ソレノイド10が励磁状態となることにより、シーソー7は、遊技球5が入賞通路9を通過するように傾動させられる。本実施の形態では、シャッタ11が開状態において、遊技球5が1つでもVゾーン8を通過した場合には、シーソー用ソレノイド10が励磁される。そして、シャッタ11が閉じられることにより、シーソー用ソレノイド10が非励磁状態となる。 【0048】遊技盤2の中央部分には、可変表示装置としての特別図柄表示装置13が組み込まれている。この特別図柄表示装置13は、液晶ディスプレイ(LCD)よりなる表示部13aを備えており、ここに複数の図柄列が表示される。図2に示すように、本実施の形態では、これらの図柄列としての左図柄列14、中図柄列15及び右図柄列16の3つの図柄列が表示されるが、それ以外の数の図柄列が表示されてもよい。 【0049】また、特別図柄表示装置13の上部には、普通図柄表示装置51が併設されている。普通図柄表示装置51は、発光ダイオード(LED)よりなる4つの保留ランプ52と、普通図柄表示部たるLEDよりなる7セグ表示部53とを有している。 【0050】さらに、前記特別図柄表示装置13の左右両側には、一対の通過ゲート54が配設されている。同通過ゲート54を遊技球5が通過すると前記普通図柄表示装置51が作動する。本実施の形態では、普通図柄表示装置51は、「0」〜「9」までの数字を可変表示して7セグ表示部53にセグメント表示させ、その数字が所定値(本実施の形態では「7」)で停止した場合に、作動口3の羽根6を所定秒数開放させる。この開放により、作動口3への入賞が比較的容易なものとなる。普通図柄表示装置51は、遊技球5の通過ゲート54の通過回数を4回まで記憶することができ、保留ランプ52でその保留数を表示する。従って、4つの保留ランプ52が点灯している状態で遊技球5が通過ゲート54を通過しても保留球としてカウントされず、保留ランプ52が点灯している限り、遊技球5が通過ゲート54を通過しなくとも保留数に応じた回数だけ普通図柄表示装置51は作動するようになっている。 【0051】また、特別図柄表示装置13の表示部13aの上方には、発光ダイオード(LED)からなる保留ランプ18a、18b、18c、18dが組み込まれている。当該保留ランプ18a〜18dは、特別図柄表示装置13の表示部13aで変動表示される図柄の変動回数を記憶するためのものであり、その数は4個である。保留ランプ18a〜18dは、変動表示の保留毎に点灯させられ、その保留に対応した変動表示の実行に伴い消灯させられる。 【0052】遊技者の操作に応じて変化するパチンコ機1の遊技状態を検出するべく、本実施の形態では、遊技盤2には、スルースイッチ20、作動口用スイッチ21、Vゾーン用スイッチ22及びカウントスイッチ23等がそれぞれ取り付けられている。スルースイッチ20は、遊技球5の通過ゲート54の通過を検出し、作動口用スイッチ21は、遊技球5の作動口3への入賞を検出する。また、Vゾーン用スイッチ22は、遊技球5の大入賞口4のうちのVゾーン8への入賞を検出し、カウントスイッチ23は、遊技球5の大入賞口4への入賞を検出する。 【0053】本実施の形態では、各スイッチ20〜23の検出結果に基づきソレノイド10、12、特別図柄表示装置13、各保留ランプ18a〜18d、普通図柄表示装置51(7セグ表示部53及び保留ランプ52)、羽根6等をそれぞれ駆動制御するために詳細を後述する制御装置24が設けられている。 【0054】なお、この他にも、パチンコ機1の複数箇所には、遊技効果を高めるための他の各種ランプや電飾部材が取り付けられている。これらの電飾部材等は、それぞれ所定の態様において、点滅又は点灯させられる。さらに、パチンコ機1には、遊技の進行に応じて効果音を発生するスピーカ等が設けられている。 【0055】次に、図3にしたがってパチンコ機1の裏面の構成について説明する。図3はパチンコ機1の裏面図である。図に示すように、パチンコ機1の裏面には、ミドルプレート25が装着されており、該ミドルプレート25には、遊技盤2が着脱自在に装着される。また、ミドルプレート25の一側には、合成樹脂製の機構板26が開閉可能に装着される。 【0056】前記機構板26の上部には、景品球として排出するための遊技球を貯留する球タンク27が設けられ、パチンコ機1が遊技機設置島に設置された状態でその上方から遊技球が球タンク27に供給される。そして、球タンク27の下方には、誘導樋が形成され、それらの樋に遊技球を流下させるタンクレール28が設けられており、タンクレール28の下流端はカーブ樋29を介して景品球払出装置30に接続される。 【0057】機構板26の左部分には、遊技制御用マイクロコンピュータ等が搭載された制御装置24が配設されており、機構板26の中央部分には、特別図柄表示装置13の背面部を保護するための保護カバー31が突出している。また、機構板26の右部分には、景品球を払い出すための景品球払出装置30が設けられている。そして、機構板26の下方、外枠1Aの左下部には、遊技球を発射するための発射装置32が装着されている。また、機構板26の右上隅部には、遊技に関する各種情報を遊技機外部に出力するための各端子を備えた外部接続端子33が設置されている。 【0058】続いて、図4にしたがって、上記のように構成されるパチンコ機1の電気的構成について説明をする。図4は、パチンコ機1の電気的構成の一例を示すブロック図である。図に示すように、制御装置24は、遊技制御プログラムを記憶したROMおよび演算等の作業領域として働くRAMを内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成され、この他各装置または各種スイッチ類および各種アクチュエータ類の入出力を行うための外部入出力回路も設けられている。 【0059】制御装置24の入力側には、作動口用スイッチ21、スルースイッチ20、Vゾーン用スイッチ22、カウントスイッチ23が接続されている。また、出力側には、特別図柄を変動表示するための特別図柄表示装置13、普通図柄を変動表示するための普通図柄表示装置51、景品球を払い出すための景品球払出装置30、遊技に関する各種情報を外部に出力するための外部接続端子33、シャッタ11を作動させるための大入賞口用ソレノイド12、シーソー7を作動させるためのシーソー用ソレノイド10、羽根6を作動させるための羽根用ソレノイド34、スピーカ35等が接続されている。また、景品球払出装置30には、発射装置32が接続されている。 【0060】次に、上記のように構成されるパチンコ機1の遊技内容について説明する。図5に示すように、特別図柄表示装置13の表示部13aの各図柄列14〜16は、それぞれ複数種類で複数個の図柄17A〜17Hと、1種類で複数個の図柄17Kとによって構成され、これらは識別情報を構成する。各図柄17A〜17Hは、それぞれ「1」〜「8」の数字によって構成され、これらの数字は順に配列されている。これらの図柄17A〜17Hは、特別遊技図柄としての大当たり図柄、外れリーチ図柄及び外れ図柄のいずれかになり得る。また、図柄17Kは「菱形」のマークによって構成されており、当該図柄17Kは、外れ図柄のみになりうる。 【0061】各々の図柄列14〜16においては、各図柄17A〜17H、17Kが例えば上から下へとスクロールすることにより変動表示される。 【0062】本実施の形態では、図5に示すように、中央の1本の横ライン、その上下の2本の横ライン、及び斜めの2本のラインによって大当たりラインLが構成されている(5ラインと称される)。但し、上記態様に何ら限定されるものではなく、いわゆる1ライン、2ライン等であっても何ら差し支えない。 【0063】遊技者がハンドルHDを操作することにより、発射装置32が作動し、遊技盤2の上方に発射された遊技球5が作動口3に入賞すると、図5(a)、(b)等に示すように、特別図柄表示装置13の表示部13aでは、各図柄列14〜16の図柄変動(回転変動)が開始させられる。また、大当たり図柄、外れリーチ図柄、外れ図柄の中から1つが選択され、これが停止図柄として設定される。停止図柄とは、各図柄列14〜16が図柄変動を停止したときに表示される図柄である。本実施例の形態では、図柄変動は、左図柄列14、右図柄列16、中図柄列15の順に停止させられるが、これはあくまでも一例にすぎず、別の順序で停止させられるようにしてもよい。 【0064】大当たり図柄は、リーチ状態を経た後、遊技者に有利な特別遊技状態としての大当たり状態を発生させるための図柄である。即ち、本発明では、大当たり図柄とは第1表示であり、リーチ状態とは第2表示のことである。詳しくは、図5(e)、(f)に示すように、全ての図柄列14〜16の変動が停止させられたとき、表示されている図柄17A〜17Hの組合せが、予め定められた大当たりラインLに沿って並んだときに、同一図柄17A〜17Hの組合せ(例えば、図5(e)では「4」、「4」、「4」の図柄17D、図5(f)では「3」、「3」、「3」の図柄17C)となる場合がある。この組合せを構成する図柄が「大当たり図柄」である。大当たりの組合せが成立すると、特別電動役物が作動し(大入賞口4が開かれ)、遊技者にとって有利な大当たり状態が発生させられる。すなわち、より多くの景品球を獲得することが可能となる。 【0065】また、リーチ状態とは、例えば図5(c)、(d)に示すように、大当たり直前の状態をいう。リーチ状態には、右図柄列16の図柄変動が、大当たりラインL上において左図柄列14の停止図柄と同一種類の図柄で停止する状態が含まれる。図5(c)に示す例では、大当たりラインLが、表示部13aの下部において横方向へ延びるように位置しており、且つ、同ライン上で停止している左・右両図柄列14、16の図柄17A〜17Hが共に「4」の付された図柄17Dとなっている。また、図5(d)に示す例では、大当たりラインLが、表示部13aにおいて斜めにクロスするように位置しており、且つ各ラインL上で停止している左・右両図柄列14、16の図柄17A〜17Hが共に「4(右下がりのライン)」、「3(右上がりのライン)」の付された図柄17D、17Cとなっている(いわゆるダブルリーチと称される)。 【0066】上記のリーチ状態には、中図柄列15の図柄変動が、最終的に左・中両図柄列14、16の停止図柄と同一種類の図柄(大当たり図柄)で停止して大当たり状態になる以外にも、異なる種類の図柄(これを「外れリーチ図柄」という)で停止して、大当たり状態とならないもの(以下、「外れリーチ状態」という)が含まれる。さらには、中図柄列15の図柄変動が一旦停止した後、大当たり図柄が大当たりラインLに沿って並んだ状態で、再度全図柄列14〜16が変動し(又は中図柄15のみが変動し)、その後変動していた図柄列14〜16の図柄17A〜17H、17Kが停止するような場合(再変動リーチとも称される)も含まれる。 【0067】上記リーチ状態においては、種々のリーチパターンが設定されている。リーチパターンとしては、「ノーマルリーチ」、「フラッシュリーチ」、「高速リーチ」、「コマ送りリーチ」、「拡大リーチ」等の種々のリーチパターンが設定されている。これらのリーチパターンのうち、「ノーマルリーチ」以外のリーチパターンは、いわゆる「スーパーリーチ」と称されるものである。「スーパーリーチ」の動作が開始された場合には、「ノーマルリーチ」の場合に比べて、大当たり状態が発生する発展率が高くなるようになっている。また、「スーパーリーチ」においても、各リーチパターンによって大当たり発展率が異なったものとなっている。なお、上記図柄17A〜17H、17Kの変動中、リーチ状態中等において、キャラクタ等による演出表示を伴うよう構成してもよい。 【0068】次に、本発明の要旨である発展率の表示方法について図6〜図9にしたがって説明する。図6は、発展率表示処理に関するフローチャート、図7は、発展率を導き出すための算出式、図8は、大当たり状態発生時に特別図柄表示装置13の表示部13aに表示される発展率の表示内容であり、図9は、外れリーチ状態発生時に特別図柄表示装置13の表示部13aに表示される発展率の表示内容である。 【0069】図6のフローチャートは、発展率を表示するための「発展率表示処理ルーチン」を示している。このルーチンでは、まず、ステップS1において、大当たり状態発生か否かを判定する。この大当たり判定は、制御装置24内に設けられる大当たりカウンタを用いて行われ、遊技球5が作動口3(図2参照)に入賞することにより、この大当たりカウンタの値を1つ取得する。具体的な例として、大当たりカウンタの値が「0」〜「299」まであり、このうちの値「7」を大当たり値とした場合(即ち、大当たり確率1/300)に、遊技球5が作動口3(図2参照)に入賞したときに取得した大当たりカウンタの値が「7」であれば、大当たり状態が発生し、「7」以外であれば、外れ状態となる。ステップS1において、肯定判定された場合には、大当たり状態を発生させるべく、ステップS2に移行し、否定判定された場合には、ステップS3に移行する。 【0070】ステップS1で大当たり状態発生と判定されると、ステップS2において、大当たりのリーチ状態の種別を選択する。この大当たりリーチ状態種別の選択は、制御装置24内に設けられる大当たり用のリーチ状態種別カウンタを用いて行われ、前記大当たりカウンタの値を取得した場合には、この大当たり用のリーチ状態種別カウンタから1つの値を取得する。具体的な例として、大当たり用のリーチ状態種別カウンタの値が「0」〜「99」まであり、これらの値が、前述したリーチ状態の種類「ノーマルリーチ」、「フラッシュリーチ」、「高速リーチ」、「コマ送りリーチ」、「拡大リーチ」に対応しており、「ノーマルリーチ」は値「0」〜「4」(即ち、5/100)、「フラッシュリーチ」は値「5」〜「19」(即ち、15/100)、「高速リーチ」は値「20」〜「39」(即ち、20/100)、「コマ送りリーチ」は値「40」〜「64」(即ち、25/100)、「拡大リーチ」は値「65」〜「99」(即ち、35/100)のようになっている。このようにすることにより、リーチ状態の種類に応じて発展率を変更することができる。要するに、大当たり状態が発生するときには、「ノーマルリーチ」よりも「フラッシュリーチ」、「高速リーチ」・・等のスーパーリーチと呼ばれるものから発展して大当たり状態が発生する確率が高くなる。 【0071】また、ステップS1で否定判定されると、ステップS3において外れリーチ状態発生か否かを判定する。この外れリーチ状態発生の判定は、前述した大当たりカウンタを用いて行われ、遊技球5が作動口3(図2参照)に入賞したときに取得された大当たりカウンタの値が「0」〜「20」(即ち、外れリーチ発生確率1/15、「7」は大当たり発生値であるので除外)の場合に、外れリーチ状態が発生し、それ以外であればステップS4において、外れ図柄を表示し、その後の処理を一旦中断する。 【0072】ステップS3で外れリーチ状態発生と判定されると、ステップS5において、外れリーチ状態の種別を選択する。この外れリーチ状態種別の選択は、制御装置24内に設けられる外れ用のリーチ状態種別カウンタを用いて行われ、前記大当たりカウンタにおいて、「0」〜「20」の値が取得された場合に、外れ用のリーチ状態種別カウンタから1つの値を取得する。具体的な例として、外れ用のリーチ状態種別カウンタの値が「0」〜「99」まであり、これらの値が、前述したリーチ状態の種類「ノーマルリーチ」、「フラッシュリーチ」、「高速リーチ」、「コマ送りリーチ」、「拡大リーチ」に対応しており、「ノーマルリーチ」は値「0」〜「34」(即ち、35/100)、「フラッシュリーチ」は値「35」〜「59」(即ち、25/100)、「高速リーチ」は値「60」〜「79」(即ち、20/100)、「コマ送りリーチ」は値「80」〜「94」(即ち、15/100)、「拡大リーチ」は値「95」〜「99」(即ち、5/100)のようになっている。このようにすることにより、外れリーチ状態が発生するときは、「ノーマルリーチ」の出現する確率が高くなる。 【0073】ステップS2に戻って説明する。ステップS2において、取得された大当たり用のリーチ状態種別カウンタの値が、例えば「99」であった場合には、「拡大リーチ」が選択されたことになる。そして、ステップS2で選択されたリーチ状態の種別により、ステップS6において、発展率を算出するための演算処理が行われる。 【0074】ステップS6では、図7に示す計算式より、発展率の値を算出することができる。これを詳述すると、図7に示すように、発展率は(大当たり状態発生時の出現率)/(外れリーチ状態発生時の出現率+大当たり状態発生時の出現率)で算出することができ、ステップS2において、「拡大リーチ」が選択されているので、この「拡大リーチ」が大当たり状態発生時の出現率は、大当たり確率×大当たり用のリーチ状態種別カウンタの振り分け率、即ち、1/300×35/100となる。また、「拡大リーチ」が外れリーチ状態発生時に出現する出現率は、大当たり状態が発生するまでの間に最低でも300回の大当たりカウンタ値の取得が必要と考えられる(大当たり確率が1/300のため)。そして、この間にリーチ状態が発生する確率は20回と考えられる(リーチ確率1/15のため)。また、このリーチ状態発生の20回のうち、大当たり状態が1回発生するため、外れリーチ状態発生は、19回発生すると考えることができる。また、「拡大リーチ」の外れ時の振り分け率は、外れリーチ用のリーチ状態種別カウンタより5/100である。したがって、外れリーチ状態発生に出現する確率は、20−1/300×5/100となる。 【0075】前記の大当たり状態発生時の出現率と外れリーチ状態発生時の出現率を図7の計算式に当てはめると、(1/300×35/100)/(19/300×5/100)+(1/300×35/100)となり、「拡大リーチ」の発展率は、0.369≒37%と算出することができる。そして、この算出した値を一時的に制御装置24内に記憶する。 【0076】ステップS7において、ステップS2で選択されたリーチ状態が表示され、ステップS8において、リーチ状態から大当たり状態発生を表示する大当たり図柄が表示される。そして、その後、ステップS9おいて、ステップS6で算出され制御装置24内に記憶された発展率の値が表示され、大当たり処理に移行するためにその後の処理を一旦中断する。 【0077】一方、ステップS3で外れリーチ状態発生と判定され、ステップS5において、外れリーチ用のリーチ状態種別カウンタにより取得された値が「0」の場合には、「ノーマルリーチ」が選択されたことになる。そしてステップS5で選択されたリーチ状態の種別により、ステップS10において、発展率を算出するための演算処理が行われる。 【0078】ステップS10では、ステップS6での説明と同様、図7に示す計算式より発展率の値を算出することができ、この場合には、「ノーマルリーチ」が選択されているので、大当たり状態発生時の出現率は、1/300×5/100であり、外れリーチ状態発生時の出現率は、(20−1/300×35/100)+(1/300×5/100)となる。そして、この大当たり状態発生時の出現率と外れリーチ状態発生時の出現率を図7の算出式に当てはめると、(1/300×5/100)/(20−1/300×35/100)+(1/300×5/100)となり、「ノーマルリーチ」の発展率は、0.0076≒0.8%と算出することができる。そして、この算出した値を一時的に制御装置24内に記憶する。 【0079】ステップS11において、ステップS5で選択されたリーチ状態が表示され、ステップS12において、リーチ状態から外れリーチ図柄が表示される。そして、その後、ステップS13において、ステップS10で算出され、制御装置24内に記憶された発展率の値が表示され、その後の処理を一旦中断する。 【0080】次に、上記のように制御され、特別図柄表示装置13の表示部13aで展開される発展率の表示について説明する。図8は、大当たり状態が発生した場合の発展率の表示に関する説明図、図9は、外れリーチ状態が発生した場合の発展率の表示に関する説明図である。図8(a)に示すように、図6のステップS1で大当たり状態発生と判定されると、ステップS2で選択されたリーチ状態が表示される。図8(a)に示す例では、大当たりラインLが、表示部13aにおいて斜めにクロスするように位置しており、且つ各ラインL上で停止している左・右両図柄列14、16の図柄17A〜17Hが共に「4(右下がりのライン)」、「3(右上がりのライン)」の付された図柄17D、17Cとなっている。 【0081】図8(a)の状態からステップS2で選択されたリーチ状態の種別である「拡大リーチ」の演出が展開される。この「拡大リーチ」とは、中図柄列15の図柄17A〜17Hが拡大しながら変動していくものである。そして、図8(b)に示すように、中図柄列15の図柄17A〜17Hが左・右両図柄列14、16の図柄17A〜17Hと同一種類の図柄で停止(図8(b)に示す例では「3」)することにより、大当たり図柄が表示される。即ち、遊技者は大当たり状態が発生したことを認知することができる。 【0082】大当たり図柄が表示され、大当たり状態となると、図8(c)に示すように、大当たりを祝福する表示がなされる。そして、その後、図8(d)に示すように、先程のリーチ状態の発展率である37%が表示され、遊技者に報知するものである。 【0083】一方、外れリーチ状態発生の場合には、図9(a)に示すように、図6のステップS3で外れリーチ状態発生と判定されると、ステップS5で選択されたリーチ状態が表示される。図9(a)に示す例では、大当たりラインLが、表示部13aにおいて斜めにクロスするように位置しており、且つ各ラインL上で停止している左・右両図柄列14、16の図柄17A〜17Hが共に「4(右下がりのライン)」、「3(右上がりのライン)」の付された図柄17D、17Cとなっている。 【0084】図9(a)の状態からステップS5で選択されたリーチ状態の種別である「ノーマルリーチ」の演出が展開される。この「ノーマルリーチ」とは、中図柄列15の図柄17A〜17Hが何の変化もなく変動していくものである。そして、図9(b)に示すように、中図柄列15の図柄17A〜17Hが左・中両図柄列14、16の図柄17A〜17Hと同一種類以外の図柄で停止(図9(b)に示す例では「2」)することにより、外れリーチ図柄が表示される。 【0085】外れリーチ図柄が表示され、外れリーチ状態となると、図9(c)に示すように、先程のリーチ状態の発展率である0.8%が表示され、遊技者に報知するものである。 【0086】以上、説明したように、発展率の値を図7に示すような計算式に基づきその都度算出しているので、各リーチ種類に応じた正確な発展率を表示することができる。さらに、発展率の値を大当たり図柄が表示された後、あるいは外れリーチ図柄が表示された後、即ち、事後的に表示するようにしたので、遊技者はリーチ状態中、即ち、左・右図柄列14、16の図柄17A〜17Hが同図柄で停止し、中図柄列15の図柄17A〜17Hが変動中である状態では、大当たり状態発生に対する期待感を持ち続けることができ、最終停止図柄停止後には、そのリーチ状態に対する発展率も認知することができるので、遊技の興趣を飛躍的に高めることができる。 【0087】なお、上記の実施例では、大当たり状態発生時および外れリーチ状態発生時に発展率を表示するように構成していたが、大当たり状態発生時のみ発展率を表示するようにしてもよい。この場合には、発展率表示のタイミングは、大当たり図柄が表示された直後としてもよいし、大当たり状態終了後に表示するようにしてもよい。また、大入賞口4が開放してから閉鎖するまでの間に展開されるラウンド表示と共に、発展率の値を表示するようにしてもよい。このようにすれば、遊技者は大当たり状態発生の喜びと共に、発展率の値も認知することができ、このときの発展率の値が比較的小さな値であった場合には、より一層喜びを増すという演出も可能となる。 【0088】また、上記の実施例とは、別の発展率の値の算出方法として、発展率の値をリーチ状態の種類に応じた大当たり状態発生率で表示するようにしてもよい。以下に、発展率の値をリーチ状態の種類に応じた大当たり状態発生率で表示する場合について説明する。 【0089】パチンコ機1の電源投入時から制御装置24において、各リーチ状態の出現回数と、その大当たり発生回数を計数するように構成する。これは、制御装置24内のCPUのRAMにリーチ発生回数記憶領域を設け、この記憶領域に各リーチの種類ごとに加算処理していくことにより実現することが可能である。そして、例えば、パチンコ機1の電源投入時から現在までに、「ノーマルリーチ」が50回出現し、この中から大当たり状態発生回数が1回、「フラッシュリーチ」が30回出現し、この中から大当たり状態発生回数が2回、「高速リーチ」が20回出現し、この中から大当たり状態発生回数が4回、「コマ送りリーチ」が10回出現し、この中から大当たり状態発生回数が5回、「拡大リーチ」が5回出現し、この中から大当たり状態発生回数が4回であった場合、「ノーマルリーチ」の場合には、発展率の値は「2%」、「フラッシュリーチ」の場合には、発展率の値は「6%」、「高速リーチ」の場合には、発展率の値は「20%」、「コマ送りリーチ」の場合には、発展率の値は「50%」、「拡大リーチ」の場合には、発展率の値は「80%」のようになる。即ち、「リーチ状態の種類毎の大当たり発生回数/そのリーチ状態の発生回数=発展率」という計算式で発展率の値を求めることができる。 【0090】前記のように発展率の値を表示するようにすれば、同一のパチンコ機であって、同一種類のリーチ状態が表示されても、発展率の値は異なる値が表示されることになる。即ち、遊技者にとっては、リーチ状態の種類毎の正確な発展率を知ることができるので、発展率が高いリーチ状態の種類が表示された場合には、より一層の期待感をもって遊技を楽しむことができる。 【0091】また、パチンコ機1に各リーチ状態の出現回数と、その大当たり回数をリセットできるリセットスイッチを設け、遊技者が任意にこのリセットスイッチを作動させるように構成すれば、遊技者自身が遊技を行ったときの独自の発展率を表示することも可能である。 【0092】さらに、上記の実施例とは別の方法として、リーチ状態の種類を選択すると同時に、発展率の値も選択するように構成してもよい。このことについて説明すると、発展率の値をリーチ状態の種類に応じて予め制御装置24内に記憶しておき、「ノーマルリーチ」の発展率の値は「0%〜10%」、「フラッシュリーチ」の発展率の値は「10%〜30%」、「高速リーチ」の発展率の値は「30%〜50%」、「コマ送りリーチ」の発展率の値は「50%〜80%」、「拡大リーチ」の発展率の値は「80%〜100%」等のようになっている。具体的には、リーチ状態種別カウンタで、「拡大リーチ」が選択された場合には、「80%〜100%」の範囲内で発展率の値が取得され、その取得された値を表示するようにしてもよい。 【0093】なお、上記の実施例では、特別図柄表示装置13の表示部13aにおいて、発展率の値を表示し、遊技者に報知するようにしていたが、図4に示すスピーカ35より音声として出力し、遊技者に報知するようにしてもよい。 【0094】 【実施例2】次に、上記の実施例1では、特別図柄表示装置13の表示部13aにおいて、発展率の値を表示するように構成していたが、この実施例2では、発展率の値をパチンコ機1に設けられる発光可能な発光部材である報知ランプにより表示するようにしたものについて、図10、図11にしたがって説明する。なお、図10、図11は、発展率の値を報知ランプにより表示するようにしたパチンコ機であり、その他の構成は実施例1で説明したパチンコ機と同様の構成であるので、同一部品には同一番号を付してその説明を省略し、表示媒体についてのみ説明する。図10は、発展率の値を報知ランプにより表示するようにしたパチンコ機1の正面(前面)図であり、報知ランプ60、60によって報知される発展率が42%である状態を示している。図10中の黒丸は報知ランプ装置60、60を構成する各ランプ60aの点灯(発光)状態を示している。 【0095】前面枠1Bの上部には、大当たりランプ装置61が設けられている。この大当たりランプ装置61は、大当たりの発生(大当たり状態)を遊技者に報知するために点灯又は点滅される装置であり、前面枠1Bの前面(図10手前側)側にドット状に配列される複数のランプ61aと、その複数のランプ61aの前方(図10手前側)に覆設されるレンズカバー61bとを備えている。各ランプ61aは、発光ダイオード(以下、単に「LED」と称す)で構成されており、レンズカバー61bは、赤や黄色の色付き透明(又は半透明)の合成樹脂材料で形成されている。 【0096】前面枠1Bの上部左右両側、即ち、大当たりランプ装置61の左右両側には、サイドランプ装置62、62がそれぞれ設けられている。このサイドランプ装置62、62は、各種の遊技状態に応じて点灯又は点滅されて前面枠1Bの前面を装飾する装置であり、前面枠1Bの前面側にドット状に配列される複数のランプ62aと、その複数のランプ62aの前方に覆設されるレンズカバー62bとを、それぞれ備えている。各ランプ62aは、上述した各ランプ61aと同様にLEDで構成されており、レンズカバー62bは、赤や黄色の色付き透明(又は半透明)の合成樹脂材料で形成されている。 【0097】前面枠1Bの前面の左右両側には、正面視略弓状の報知ランプ装置60、60がそれぞれ配設されており、この両報知ランプ装置60、60は左右対称形に形成されている。これらの報知ランプ装置60、60は各種の遊技状態に応じて点灯又は消灯させられると共に、各種のリーチ状態から大当たり状態へ発展する際の発展率の値を報知するための装置である。 【0098】各報知ランプ装置60、60は、主に、前面枠1Bの前面側にドット状に配列される複数のランプ60aと、その複数のランプ60aの前方に覆設されるレンズカバー60bとを、それぞれ備えている。報知ランプ装置60、60は、周方向に略等間隔で区画された10個の点灯ブロック(区域)k0〜k9をそれぞれ備えている。各点灯ブロックk0〜k9には、上述した複数のランプ60aがドット状に25個ずつ配列されており、これらの各ランプ60aは、上述したランプ61aと同様にLEDで構成されている。 【0099】また、レンズカバー60bは、色付き透明(又は半透明)の合成樹脂材料で形成されており、点灯ブロックk0〜k2との対応部分が黄色、点灯ブロックk3〜k5との対応部分が橙色、点灯ブロックk6〜k9との対応部分が赤色、にそれぞれ着色されている。更に、レンズカバー60bには、各点灯ブロックk0〜k9の境界位置に対応して9本の区画線60cが設けられている。この各区画線60cは、各点灯ブロックk0〜k9の境界位置を示す直線状の目盛りである。 【0100】ここで、図11を参照して、報知ランプ装置60、60の詳細について説明する。図11は、前面枠1Bの左側に配設される一方の報知ランプ装置60を拡大視した正面図であり、この報知ランプ装置60によって報知される発展率が42%である状態を示している。ここで、図11中の黒丸は報知ランプ60を構成する各ランプ60aの点灯状態を示している。なお、前面枠1Bの左側に配設される他方の報知ランプ装置60は、図11に示す一方の報知ランプ装置60と左右対称形に形成されるので、その説明を省略する。 【0101】報知ランプ装置60の外周部分には、「0%」、「10%」、・・、「100%」の11個の目盛標示60dが設けられている。この各目盛標示60dは、ランプ60aの点灯範囲(発光範囲)(黒丸で図示したランプ60aが図示される範囲)に対応する発展率の値を読み取るための指標であり、「0%」の目盛標示60dが点灯ブロックk0の左下端に、「10%」〜「90%」の各目盛標示60dが各区画線60cの左端側に、「100%」の目盛標示60dが点灯ブロックk9の左上端に、それぞれ設けられている。 【0102】各点灯ブロックk0〜k9には、報知ランプ装置60の法線方向に向けて5個のランプ60aが列状に配列され、且つ、報知ランプ装置60の周方向へ向けて5個のランプ60aが列状に配列されている。よって、各点灯ブロックk0〜k9には合計25(5個×5個)個のランプ60aがそれぞれ配列され、1つの報知ランプ装置60には合計250個のランプ60aが配列されている。 【0103】この報知ランプ装置60は、発展率の値が0.4%増加する毎に、ランプ60aの点灯数が1個ずつ増加するように構成されている。例えば、図10及び図11に示すように発展率が42%の場合には、42%÷0.4%の合計105個のランプ60aを点灯させる必要があるため、点灯ブロックk0〜k3の全ランプ60aおよび点灯ブロックk4における5個のランプ60aが点灯されるのである。このように報知ランプ装置60は、発展率の値に応じて、合計250個のランプ60aの点灯数を増減することにより、発展率の値を遊技者に対して報知することができる。具体的に、報知ランプ装置60は、ランプ60aの点灯数に応じて、発展率の値を0%、0.4%、0.8%、・・、99.2%、99.6%、100%の範囲で報知することができるのである。 【0104】また、報知ランプ装置60は、ランプ60aの点灯数が発展率の値に応じて増減されることにより、点灯ブロックk0〜k9の点灯範囲(黒丸で図示したランプ7aが図示される範囲)の面積が拡大又は縮小される。よって、遊技に不慣れな遊技者であっても、点灯ブロックk0〜k9の点灯範囲の面積を一瞥することにより、発展率の値を容易に認知することができるのである。 【0105】更に、報知ランプ装置60は、ランプ60aの点灯数が発展率の値に応じて増減されることにより、点灯ブロックk0〜k9の点灯範囲(黒丸で図示したランプ7aが図示される範囲)長さが前面枠1Bの周方向に増減される。よって、遊技に不慣れな遊技者であっても、点灯ブロックk0〜k9の点灯範囲長さを一瞥することにより、発展率の値を容易に認知することができる。しかも、点灯ブロックk0〜k9の点灯範囲長さは各区画線60c及び各目盛標示60dによって指示されるので、この指示によって、点灯ブロックk0〜k9の点灯範囲長さに対応する発展率の値を容易に読み取ることができる。 【0106】図10に戻って説明する。点灯ブロックk4〜k9は、前面枠1Bの中央より上側部分、即ち、遊技盤2の中央より上側部分に設けられている。ここで、遊技盤2の中央部分には、遊技者の視線が集中する特別図柄表示装置が配設される部分である。このように遊技盤2の中央より上側部分に点灯ブロックk4〜k9のランプ60aを設けることにより、この点灯ブロックk4〜k9のランプ60aの点灯を遊技者に視認し易くすることができる。このため、点灯ブロックk4〜k9が点灯される場合、即ち、報知ランプ装置60により報知される発展率が略40%以上の場合には、この点灯ブロックk4〜k9に到達するランプ60aの点灯範囲が遊技者の視界に入り易くされるので、遊技者の射幸性や興趣をさらに向上することができる。 【0107】一方、上述した各点灯ブロックk0〜k3は、前面枠1Bの中央より下側部分、即ち、遊技者の視線が集中する遊技盤2の中央より下側部分に設けられる。このように遊技盤2の中央より下側部分に点灯ブロックk0〜k3を設けることにより、この点灯ブロックk0〜k3のランプ60aの点灯を遊技者が視認し難くすることができる。このため、点灯ブロックk0〜k3が点灯される場合、即ち、報知ランプ装置60により報知される発展率が略40%未満の低い場合に、この各点灯ブロックk0〜k3のランプ7aの点灯範囲が遊技者の視界に入り難くされるので、遊技者の射幸性や興趣の低下を抑制することができるのである。 【0108】以上説明したように、発展率の値を前面枠1Bに設けられる報知ランプ60により表示するようにしても、実施例1と同様、遊技者はリーチ状態に期待感を持ち続けることができると共に、発展率の値を認知することができる。 【0109】 【実施例3】次に、実施例1、2では、パチンコ機内で発展率の値を表示するように構成していたが、この実施例3では、パチンコ機外で発展率の値を表示するものについて、図12、図13にしたがって説明する。なお、この実施例3においても、パチンコ機の構成は、実施例1で説明したパチンコ機と同様の構成であるので、同一部品には、同一番号を付してその説明を省略し、表示媒体についてのみ説明する。 【0110】図12は、パチンコ機1の外部接続端子33の正面図、図13は、遊技店の遊技機設置島に設けられる呼び出しランプの正面図である。図12に示すように、パチンコ機1の機構板26の右上隅角部に設置される外部接続端子33は、遊技に関する様々な情報を外部に出力するためのものであり、遊技店のホールコンピュータと接続されるものである。この外部出力端子33には、球貸情報端子70、球切れ情報端子71、賞球情報端子72、リーチ情報端子73が設けられており、球貸情報端子70は、遊技者が球貸を行った情報が、球切れ情報端子71は、球タンク内の遊技球の貯留量が減少したことが、賞球情報端子72は、遊技者に景品球が払い出されたことが、リーチ情報端子73は各リーチ状態における発展率の値の情報が、各々ホールコンピュータに出力されるものである。 【0111】そして、この各種情報の中からリーチ情報端子73からの情報を入力したホールコンピュータは、図13に示す呼び出しランプ80の表示部81に発展率の値を表示するよう制御する。 【0112】このように、発展率の値の表示をパチンコ機内だけではなく、情報としてパチンコ機外に出力できるように構成して、遊技店の付帯設備に表示するようにしても、実施例1、2と同様の効果を得ることができると共に、遊技店においても、各リーチ状態の発展率の値を瞬時に把握することができるという効果もある。 【0113】なお、本実施例ではリーチ情報端子73から出力される情報は、発展率の値の情報のみで説明しているが、各リーチの出現回数等の情報を出力するようにしてもよい。 【0114】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、発展率の値を計算式から算出することにより、正確な発展率の値を遊技者に報知することができると共に、この発展率の値を、外れリーチ図柄表示後、あるいは大当たり図柄表示後、即ち、事後的に表示するようにしたので、遊技の興趣を飛躍的に高めることができるという効果を奏する。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000144522 【氏名又は名称】株式会社三洋物産 【住所又は居所】愛知県名古屋市千種区今池3丁目9番21号
|
| 【出願日】 |
平成12年9月11日(2000.9.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111095 【弁理士】 【氏名又は名称】川口 光男
|
| 【公開番号】 |
特開2003−310968(P2003−310968A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月5日(2003.11.5) |
| 【出願番号】 |
特願2003−160146(P2003−160146) |
|