| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】山本 幸一 【住所又は居所】名古屋市中村区烏森町3丁目56番地 株式会社ニューギン内
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| 【要約】 |
【課題】所定の図柄組み合わせが表示された際に新たな遊技演出を付加し、興趣の向上を図ることができる遊技機を提供することにある。
【解決手段】図柄を表示する図柄表示演出を行う図柄表示装置18と、図柄表示演出に関連する所定の情報を表示する情報表示演出を行う情報表示装置25を設ける。前記図柄表示装置18に遊技者に有利となる展開へ発展する前兆を示す所定の図柄組み合わせ(チャンス目)が表示されたことを契機に、情報表示装置25に情報を更新させて表示させる。そして、情報表示装置25に表示された所定の情報に対応するリーチ演出の演出内容で図柄表示演出を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数種類の図柄を変動させて表示する図柄の変動演出が行われる図柄表示手段を備え、前記図柄表示手段に識別可能に表示された図柄組み合わせに関連して遊技が行われる遊技機において、前記図柄の変動演出に関連する所定の情報を表示する情報表示手段と、前記図柄表示手段に遊技者に有利となる展開へ発展する前兆を示す所定の図柄組み合わせが表示されたことを契機に、前記所定の情報を更新して表示させるように前記情報表示手段を制御可能な情報制御手段と、前記情報表示手段に表示された前記所定の情報に対応する演出内容で前記図柄の変動演出が行われるように前記図柄表示手段を制御可能な図柄制御手段とを備えた遊技機。 【請求項2】 前記図柄制御手段は、前記図柄の変動演出において前記前兆を示す所定の図柄組み合わせを繰り返し表示させるように前記図柄表示手段を制御可能に構成された請求項1に記載の遊技機。 【請求項3】 前記情報表示手段は、複数種類の情報を表示可能であると共に、前記情報制御手段は、前記図柄表示手段に前記前兆を示す所定の図柄組み合わせが表示される毎に、前記情報を所定の順序で段階的に更新して表示させるように前記情報表示手段を制御可能に構成された請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示手段に識別可能に表示された図柄組み合わせに関連して遊技が行われる遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、遊技機の一種であるパチンコ機では、複数種類の図柄を変動(可変)させて複数列(例えば3列)の図柄による図柄組み合わせゲームが行われている。この図柄組み合わせゲームは、図柄表示手段において、複数種類の図柄を変動させて表示する図柄の変動演出であって、遊技者は、表示された図柄組み合わせから大当り状態、リーチ状態、はずれ状態などの各種状態が認識できるようになっている。そして、図柄組み合わせゲームの結果、全列の図柄が同一図柄からなる組み合わせが表示された場合には大当り状態となり、多数の遊技球を獲得できるチャンスが遊技者に付与されるようになっている。 【0003】また、図柄組み合わせゲームには、遊技者の遊技に対する興趣を高めるために様々な内容の遊技演出が盛り込まれている。例えば、図柄表示手段に遊技者に有利となるリーチ状態や大当り状態へ発展する前兆を示す所定の図柄組み合わせを一旦表示した後、該図柄組み合わせを形成する図柄を再変動させて、リーチ状態や大当り状態を形成する図柄組み合わせを表示させる遊技演出などが行われている。この遊技演出における所定の図柄組み合わせは、所謂「チャンス目」として広く知られており、例えば、「1,2,3」や「6,7,8」など、はずれ状態を認識できる順並びの図柄組み合わせなどが用いられている。そして、このようなチャンス目が図柄表示手段に表示され、全列の図柄が再変動した場合には、大当り状態となる図柄の組み合わせ(「7,7,7」など)やリーチ状態となる図柄の組み合わせ(「7,?,7」など)が表示される可能性がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前述した「チャンス目」を用いた遊技演出によれば、遊技者は、再変動の開始によってリーチ状態や大当り状態が形成される期待感を持つことができる。しかしながら、「チャンス目」は、はずれ状態を形成する図柄組み合わせを大当り状態又はリーチ状態を形成する図柄組み合わせで再表示させる遊技演出であって、この演出内容は広く遊技者に認識されている。そのため、従来のチャンス目の遊技演出では、演出自体の面白みに欠け、遊技の興趣を向上させているとは言い難い。 【0005】この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、所定の図柄組み合わせが表示された際に新たな遊技演出を付加し、興趣の向上を図ることができる遊技機を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数種類の図柄を変動させて表示する図柄の変動演出が行われる図柄表示手段を備え、前記図柄表示手段に識別可能に表示された図柄組み合わせに関連して遊技が行われる遊技機において、前記図柄の変動演出に関連する所定の情報を表示する情報表示手段と、前記図柄表示手段に遊技者に有利となる展開へ発展する前兆を示す所定の図柄組み合わせが表示されたことを契機に、前記所定の情報を更新して表示させるように前記情報表示手段を制御可能な情報制御手段と、前記情報表示手段に表示された前記所定の情報に対応する演出内容で前記図柄の変動演出が行われるように前記図柄表示手段を制御可能な図柄制御手段とを備えたことを要旨とする。 【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記図柄制御手段は、前記図柄の変動演出において前記前兆を示す所定の図柄組み合わせを繰り返し表示させるように前記図柄表示手段を制御可能に構成されたことを要旨とする。 【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、前記情報表示手段は、複数種類の情報を表示可能であると共に、前記情報制御手段は、前記図柄表示手段に前記前兆を示す所定の図柄組み合わせが表示される毎に、前記情報を所定の順序で段階的に更新して表示させるように前記情報表示手段を制御可能に構成されたことを要旨とする。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」という)に具体化した一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。 【0010】図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。また、中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。また、中枠12の下部には、下球皿16及び発射装置17などが装着されている。 【0011】また、遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、図1及び図3に示すように、図柄を変動(可変)させて図柄組み合わせゲームを行う図柄表示手段としての図柄表示装置18が配設されている。この図柄表示装置18には、複数列(本実施形態では3列)の第1図柄19、第2図柄20及び第3図柄21が各列毎に表示されるようになっている(図2、図3参照)。なお、「表示」とは、可視表示部Hにおいて遊技者が図柄を識別できる状態で前記図柄が停止していることであり、「停止」には、所謂、ゆれ変動と言われる一旦停止状態と完全に停止した確定停止状態の何れの状態も含まれている。 【0012】そして、図柄表示装置18には、その外周面に沿って、図2に示す「0」〜「9」までの数字図柄が等間隔で順番に表示されたドラム式の第1〜第3の図柄表示部22〜24が同一軸線上に3列配設されている。これらの第1〜第3の図柄表示部22〜24は、図柄表示装置18の縦方向(図2に矢示する双方向)に沿って、数字図柄が昇順又は降順となる配列で変動表示(スクロール表示)されるように、各列別に設けられた図示しない駆動ユニット(ステッピングモータ、制御基板など)によって回転駆動が制御されている。なお、図柄表示装置18の縦方向とは、遊技者側から見て、上下方向を示す。また、「変動表示」とは、図柄表示装置18において、図柄が一旦停止状態又は確定停止状態となって表示されておらず、図柄表示装置18に表示する図柄の種類を変化させながら変動していることを言う。従って、このように構成された図柄表示装置18では、前記各図柄表示部22〜24の駆動を制御(回転及び停止)することにより、所定の図柄が各列毎に表示されるようになっている。即ち、本実施形態の図柄表示装置18は、所謂、ドラム式の図柄表示装置18とされている。 【0013】そして、遊技者は、図柄表示装置18に表示された第1〜第3図柄19〜21の組み合わせから大当り状態、リーチ状態又ははずれ状態などの各種状態を認識することができる。例えば、図2に示すように、図柄表示装置18に表示された第1〜第3図柄19〜21(全列の図柄)が同一図柄(「5」)である場合には、その組み合わせから大当り状態を認識することができる。また、特定の2列(例えば第1図柄19と第3図柄21)が同一図柄(「5」)である場合には、その組み合わせからリーチ状態を認識することができる。さらに、図柄表示装置18に表示された第1〜第3図柄19〜21(全列の図柄)が全て異なる場合又は1列の図柄がリーチ状態を構成する図柄とは異なった図柄で表示された場合(所謂、はずれリーチ)には、その組み合わせからはずれ状態を認識することができる。 【0014】このように図柄組み合わせゲームは、図柄の組み合わせを表示する図柄の変動演出となっている。従って、パチンコ機10では、複数種類の図柄を変動させて表示する図柄の変動演出が行われる図柄表示装置18を備え、前記図柄表示装置18に識別可能に表示された図柄組み合わせに関連して遊技が行われるようになっている。そして、図柄組み合わせゲーム(図柄の変動演出)においては、遊技の興趣を高めるために様々な遊技演出が行われている。例えば、図柄表示装置18では、リーチ状態となる組み合わせが表示された際に、リーチ演出の演出内容に基づき、残り1列の図柄をコマ送りや高速送りさせたりしている。「リーチ演出」とは、リーチ状態へ発展した後、全列の図柄により大当り状態又ははずれ状態を示す図柄組み合わせが表示(一時的又は確定的)されるまでの間に行われる演出である。また、第1図柄19(第1の図柄表示部22)→第3図柄21(第3の図柄表示部24)→第2図柄20(第2の図柄表示部23)の順で図柄を表示させた後、第1〜第3図柄19〜21を再変動させて図柄を表示させたりしている。「再変動」とは、図柄表示装置18に第1〜第3図柄19〜21が表示(一旦停止状態)された後、全ての列の図柄又は特定の列の図柄を再び変動させる演出である。 【0015】また、図1及び図3に示すように、図柄表示装置18の上方であって、近傍には、図柄組み合わせゲーム(図柄の変動演出)に関連する(又は付随する)所定の情報を表示する遊技演出を行う情報表示手段としての情報表示装置25が設けられている。なお、本実施形態の情報表示装置25は、リーチ状態へ発展した後に行われるリーチ演出の演出内容を示す情報を表示するように構成されている。そして、本実施形態において情報表示装置25は、図柄組み合わせゲーム中に行われる可能性があるリーチ演出を事前に遊技者に報知(予告)する報知手段(又は予告手段)として機能する。 【0016】この情報表示装置25は、図示しない複数のプーリ間に、その外周面に沿って、各種情報が等間隔で表示された無端状の情報ベルト26を掛け渡して構成されている。そして、情報ベルト26は、情報表示装置25の横方向(図4に矢示する一方向)に沿って、各種情報が所定の配列で変動表示(スクロール表示)されるように、図示しない駆動ユニット(ステッピングモータ、制御基板など)によって回転駆動が制御されている。なお、情報表示装置25の横方向とは、遊技者側から見て、左右方向を示す。 【0017】前記情報ベルト26には、図4に示すように、リーチ演出の演出内容を示す情報「A」、情報「B」、情報「C」が所定の間隔をあけて表示されている。そして、情報ベルト26には、情報「A」→情報「B」→情報「C」というように予め定めた配列順で情報が表示されている。また、情報ベルト26において、情報「C」と情報「A」は、一情報分(破線の四角で示す)の空白26aをあけて配列されている。そして、情報「A」には、例えば、リーチ状態へ発展させた後、残り1列の図柄をコマ送りさせるリーチ演出の演出内容が予め対応付けられている。また、情報「B」には、例えば、リーチ状態へ発展させた後、残り1列の図柄を低速送りさせるリーチ演出の演出内容が、情報「C」には、例えば、リーチ状態へ発展させた後、残り1列の図柄を高速送りさせるリーチ演出の演出内容が予め対応付けられている。そのため、遊技者は、情報表示装置25に情報「A」が表示された場合、図柄組み合わせゲームにおいて、リーチ状態へ発展した後、コマ送りの演出内容でリーチ演出が行われる可能性があることを認識する。 【0018】そして、情報表示装置25は、情報ベルト26の駆動を制御(回転及び停止)することにより、所定の情報が表示されるようになっている。より詳しくは、情報ベルト26は、図柄表示装置18で行われる遊技演出において所定のタイミングで、・・A→B→C→空白→A→・・というように、複数種類の情報を所定の順序で変動表示した後、所定の情報を表示するようになっている。即ち、情報表示装置25には、情報「A」、情報「B」、情報「C」又は空白26aのいずれかが表示されるように、情報ベルト26の駆動が制御されるようになっている。例えば、図3には、情報表示装置25に情報「A」が表示された様子が示されている。 【0019】このように本実施形態の情報表示装置25は、所謂、ベルト式の情報表示装置25とされ、ドラム式の図柄表示装置18とは別部材構成であって、異なる構造で構成されている。そして、図柄表示装置18と情報表示装置25は、共に機械式の表示装置で構成されていながら、図柄表示装置18では、第1〜第3の図柄表示部22〜24により図柄が立体的に変動する一方で、情報表示装置25では、情報ベルト26により情報が平面的に変動するようになっている。従って、この両者を用いることにより、雰囲気の異なる遊技演出を行うことが可能となる。 【0020】なお、図柄表示装置18及び情報表示装置25で行われる遊技演出はいずれも表示演出であって、両者の表示演出を区別する場合には、図柄表示装置18の表示演出を「図柄表示演出」、情報表示装置25の表示演出を「情報表示演出」と言う。 【0021】また、図1に示すように、図柄表示装置18の下方には、図示しないソレノイドにより開閉動作を行う普通電動役物27aを備えた始動入賞口27が配置されている。また、始動入賞口27の下方には、図示しないソレノイドにより開閉動作を行う大入賞口28が配置されている。そして、発射装置17の操作により遊技盤13の遊技領域13aに発射された遊技球が始動入賞口27へ入賞するか又は遊技球の始動保留球数の記憶値に基づき、図柄表示装置18では図柄組み合わせゲームが行われるようになっている。この図柄組み合わせゲームの結果、全列の図柄が同一図柄からなる組み合わせが形成された場合には、大入賞口28の開閉により、多数の遊技球(賞球)を獲得できる大当りのチャンスが遊技者に付与されるようになっている。なお、「始動保留球数の記憶値」とは、図柄の変動中に始動入賞口27に入賞した遊技球の数を所定の上限値(一般的には4)の範囲内で記憶した値である。 【0022】一方、パチンコ機10の機裏側には、遊技内容を統括して制御するために各種制御信号を出力する主制御基板(以下、「主基板」という)30が装着されている(図1に破線で示す)。また、主基板30には、演出制御基板(以下、「演出基板」という)31が接続されている(図1に破線で示す)。この演出基板31は、主基板30が出力した制御信号を入力し、該制御信号を構成する制御コマンドに基づき、図柄表示装置18及び情報表示装置25において夫々表示演出を行うための表示制御を実行するようになっている。即ち、本実施形態において、演出基板31(サブCPU31a)は、図柄表示装置18を制御する図柄制御手段及び情報表示装置25を制御する情報制御手段として機能する。 【0023】次に、主基板30及び演出基板31の構成を図5に基づき説明する。前記主基板30は、パチンコ機10を全体的に制御するメインCPU30aを備えており、該メインCPU30aにはROM30b及びRAM30cが接続されている。前記メインCPU30aは、大当り判定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン振分け乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に順次更新するようになっている。また、ROM30bには、パチンコ機10を制御するための各種制御プログラムが記憶されている。また、ROM30bには、複数種類の変動パターンが記憶されている。この「変動パターン」は、各列の図柄が変動を開始してから、所定の図柄を確定的に表示させるまでの間において、変動パターン毎に予め定められた変動時間内における遊技演出(表示演出など)のベース(基本又は基礎)となるパターンを示すものである。これらの複数種類の変動パターンは、大当り演出用、リーチ演出用(はずれリーチ演出用)、はずれ演出用などに区分けされた複数の変動パターン振分けテーブル(以下、「テーブル」という)に振分けられている。また、RAM30cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種制御情報(各種乱数の値、始動保留球数の記憶値など)が記憶されるようになっている。 【0024】そして、メインCPU30aは、前述した各種乱数を用いて各種処理(大当りやリーチの判定、変動パターンの決定など)を実行し、演出基板31のサブCPU31aに対して表示制御を指示するための制御コマンドを演算処理するようになっている。また、メインCPU30aは、演算処理した制御コマンドを制御信号として演出基板31のサブCPU31aに対して出力するようになっている。 【0025】前記メインCPU30aは、大当りの判定結果が肯定(大当り)の場合、変動パターン振分け乱数の値に基づいて、大当り演出用のテーブルから変動パターンを決定するようになっている。この場合、図柄表示装置18には、図柄表示演出に基づき、大当り状態を認識できる全列の図柄が同一図柄である組み合わせ(「7,7,7」など)が表示されるようになっている。また、メインCPU30aは、大当りの判定結果が否定(大当りではない)であり、かつ、リーチの判定結果が肯定(リーチ)の場合、変動パターン振分け乱数の値に基づいて、リーチ演出用のテーブルから変動パターンを決定するようになっている。この場合、図柄表示装置18には、図柄表示演出に基づき、リーチ状態を認識できる特定の2列の図柄が同一図柄である組み合わせ(「7,?,7」など)が表示された後、既に表示されている他の列の図柄と残り1列の図柄が異なる組み合わせ(「7,6,7」など)が表示されるようになっている。また、メインCPU30aは、大当りやリーチの判定結果が否定(大当りでもリーチでもない)である場合、変動パターン振分け乱数の値に基づいて、はずれ演出用のテーブルから変動パターンを決定するようになっている。この場合、図柄表示装置18には、図柄表示演出に基づき、リーチ状態を認識できる図柄の組み合わせが表示されることなく、はずれ状態を認識できる全列の図柄が異なる組み合わせ(「2,8,5」など)又は1列の図柄が他の2列の図柄と異なる組み合わせ(「1,1,2」など)が表示されるようになっている。 【0026】次に、演出基板31について説明すると、前記演出基板31は、表示制御を実行するためのサブCPU31aを備えており、該サブCPU31aにはROM31b及びRAM31cが接続されている。そして、ROM31bには、表示制御を行うための制御プログラムや、前記変動パターンに対応する表示演出用の具体的な演出内容が変動パターン毎に記憶されている。 【0027】この演出内容は、前記変動パターンを具体化したものであり、サブCPU31aが変動パターンに応じた表示演出を表示制御により実行するための情報である。例えば、演出内容には、リーチ状態へ発展することなく、図柄表示装置18に第1図柄19(第1の図柄表示部22)→第3図柄21(第3の図柄表示部24)→第2図柄20(第2の図柄表示部23)の順に表示させることが示されている。また、演出内容には、図柄表示装置18に第1図柄19(第1の図柄表示部22)→第3図柄21(第3の図柄表示部24)の順に図柄を表示し、リーチ状態へ発展させた後に行われるリーチ演出の演出内容などが示されている。さらに、演出内容には、情報表示装置25に表示させる情報の種類や所定の情報を表示するタイミングなどが示されている。また、RAM31cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報などが記憶されるようになっている。 【0028】そして、サブCPU31aは、変動パターンに対応する表示演出用の具体的な演出内容に基づいて、図柄表示装置18の表示態様(第1〜第3の図柄表示部22〜24の駆動、表示する図柄など)及び情報表示装置25の表示態様(情報ベルト26の駆動、表示する情報)を制御するようになっている。より詳しく言えば、サブCPU31aは、前記演出内容に基づく駆動信号を図柄表示装置18を構成する駆動ユニットに出力するようになっている。前記駆動信号を入力した駆動ユニットは、前記駆動信号に基づき、第1〜第3の図柄表示部22〜24の駆動を制御するようになっている。また、サブCPU31aは、前記演出内容に基づく駆動信号を情報表示装置25を構成する駆動ユニットに出力するようになっている。前記駆動信号を入力した駆動ユニットは、前記駆動信号に基づき、情報ベルト26の駆動を制御するようになっている。 【0029】そして、本実施形態のパチンコ機10は、図柄表示装置18に遊技者に有利となる展開へ発展する前兆を示す所定の図柄を組み合わせが表示されたことを契機に、情報表示装置25に表示される情報を更新させる情報表示演出を実行可能に構成されている。さらに、本実施形態のパチンコ機10は、情報表示装置25に表示された更新後の情報が示すリーチ演出の演出内容に基づく図柄表示演出を実行可能に構成されている。なお、「遊技者に有利となる展開」とは、リーチ状態や大当り状態のことを言う。また、「遊技者に有利となる展開へ発展する前兆を示す所定の図柄を組み合わせ」とは、リーチ状態が形成されることなくはずれ状態を認識できる図柄組み合わせであって、予め定められた種類の図柄が所定の順序で配列された図柄組み合わせであり、所謂、「チャンス目」のことを言う。 【0030】この「チャンス目」は、図柄表示装置18にチャンス目となる図柄組み合わせが表示された場合に、該図柄組み合わせを形成する図柄を再変動させて、リーチ状態や大当り状態を形成する図柄組み合わせを表示する図柄表示演出を行う際に用いられる。なお、本実施形態では、チャンス目を「1,2,3」、「4,5,6」、「7,8,9」のはずれ状態を認識できる順並びの図柄組み合わせとする。そして、図柄表示装置18に「チャンス目」が表示された際に、情報表示装置25に表示される情報を更新することにより、更新後の情報が示すリーチ演出の演出内容に基づいてリーチ演出が行われる可能性があることを遊技者に報知するようになっている。即ち、チャンス目を形成する図柄組み合わせを表示する図柄表示演出に、情報表示装置25の情報表示演出を加えて、興趣の向上を図った遊技演出を行うようになっている。 【0031】以下、演出基板31(サブCPU31a)が変動パターンに対応する具体的な演出内容に基づき、図柄表示装置18及び情報表示装置25を制御し、表示演出を行う態様を図6及び図7を用いて説明する。なお、図6及び図7は、図柄表示装置18及び情報表示装置25で行うことが可能な表示演出の流れを模式的に例示している。そして、図6及び図7において、大当り状態又ははずれ状態が確定するまでの一連の流れが1つの変動パターンに対応する表示演出用の具体的な演出内容に示されている。 【0032】前記サブCPU31aは、変動パターンを示す制御コマンドを入力すると、該変動パターンに対応する表示演出用の演出内容に基づいて表示制御を実行する。その結果、図柄表示装置18では、第1〜第3の図柄表示部22〜24が回転して各列の図柄が変動表示を開始することにより、図柄組み合わせゲームが開始する(図6の(a))。このとき、情報表示装置25には、情報が表示されておらず、情報ベルト26の空白26aが表示されている。そして、図柄組み合わせゲームの開始後、所定の時間が経過する毎に、図柄表示装置18には、図柄表示演出に基づき、第1図柄19→第3図柄21→第2図柄20の順に図柄が表示される。なお、図柄表示装置18に表示された第1〜第3図柄19〜21は、主基板30(メインCPU30a)から全図柄の確定停止を指示する制御コマンドが入力される迄の間、一旦停止状態、所謂、ゆれ変動状態となっている。 【0033】そして、図6の(b)に示すように、図柄表示装置18には、第1図柄19として「1」、第2図柄20として「2」、第3図柄21として「3」が表示され、「1,2,3」のチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示される。この状態において、第1〜第3図柄19〜21が確定停止した場合には、リーチ状態を認識できる図柄組み合わせが表示されることなく、はずれ状態を認識できる全列の図柄が異なる組み合わせによって、はずれ状態が確定する。 【0034】一方、図6の(b)の状態(チャンス目が表示された状態)から図柄表示演出が発展(進行)する場合、サブCPU31aは、表示演出用の演出内容に基づき、情報表示装置25を制御し、情報表示演出を実行する。即ち、情報表示装置25を構成する情報ベルト26の駆動により複数種類の情報が変動表示を開始し、所定の時間が経過すると、情報表示装置25には、所定の情報が表示される。このとき、情報表示装置25には、情報「A」が表示される(図6の(c))。この状態において、情報表示装置25には、図柄表示装置18に1回目のチャンス目(「1,2,3」)が表示されたことで、情報が更新(1回目)されて表示される。そして、遊技者は、図6の(b)でチャンス目が表示されたことにより、該チャンス目を形成する図柄が再変動し、情報表示装置25に表示された情報「A」に対応する演出内容でリーチ演出が行われる可能性があることを認識する。 【0035】続いて、図柄表示装置18では、以下に説明するような図柄表示演出が行われる。即ち、情報表示装置25に情報「A」が表示された後、第1〜第3図柄19〜21が確定停止した場合には、前述同様に、はずれ状態が確定する。また、図6の(b)で表示されたチャンス目を形成する図柄が再変動し、リーチ状態を認識できる特定の2列の図柄(第1,第3図柄19,21)が同一図柄である組み合わせが表示されると、図7の(d)に示すように、図柄表示装置18においてリーチ演出が行われる。このように図柄表示演出が発展した場合、図柄表示装置18では、情報表示装置25に表示された情報「A」に対応する演出内容(第2図柄20をコマ送りする)でリーチ演出が行われる。そして、該リーチ演出の結果、図柄表示装置18には、リーチ状態を形成する第1,第3図柄19,21と同じ種類又は異なる種類の第2図柄20が表示される。このとき、第2図柄20が第1,第3図柄19,21と同じ種類となり全列の図柄が確定停止すると、大当り状態を認識できる全列の図柄が同一図柄である組み合わせによって、大当り状態が確定する。一方、第2図柄20が第1,第3図柄19,21と異なる種類となり全列の図柄が確定停止すると、1列の図柄が他の2列の図柄と異なる組み合わせによって、はずれ状態が確定する。 【0036】また、図6の(b)で表示されたチャンス目を形成する図柄が再変動し、リーチ状態が形成されない場合には、図柄表示装置18に再びチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示される。即ち、図7の(e)に示すように、第1図柄19として「4」、第2図柄20として「5」、第3図柄21として「6」が表示され、図柄表示装置18には、「4,5,6」のチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示される。この状態において、第1〜第3図柄19〜21が確定停止した場合には、前述同様にはずれ状態が確定する。 【0037】一方、図7の(e)の状態(チャンス目が表示された状態)から図柄表示演出がさらに発展(進行)する場合、サブCPU31aは、表示演出用の演出内容に基づき、情報表示装置25を制御し、情報表示演出を実行する。即ち、情報表示装置25を構成する情報ベルト26の駆動により複数種類の情報が再び変動表示を開始し、所定の時間が経過すると、情報表示装置25には、所定の図柄が表示される。このとき、情報表示装置25には、図6の(c)において表示された情報「A」とは異なる情報であって、情報「A」の次に配列されている情報「B」が表示される(図7の(f))。この状態において、情報表示装置25には、図柄表示装置18に2回目のチャンス目(「4,5,6」)が表示されたことで、情報が更新(2回目)されて表示される。そして、遊技者は、図7の(e)でチャンス目が表示されたことにより、該チャンス目を形成する図柄が再変動し、情報表示装置25に表示された情報「B」に対応する演出内容でリーチ演出が行われる可能性があることを認識する。 【0038】続いて、図柄表示装置18では、以下に説明するような図柄表示演出が行われる。即ち、情報表示装置25に情報「B」が表示された後、第1〜第3図柄19〜21が確定停止した場合には、前述同様に、はずれ状態が確定する。また、図7の(e)で表示されたチャンス目を形成する図柄が再変動し、リーチ状態を認識できる特定の2列の図柄(第1,第3図柄19,21)が同一図柄である組み合わせが表示されると、図7の(g)に示すように、図柄表示装置18においてリーチ演出が行われる。このように図柄表示演出が発展した場合、図柄表示装置18では、情報表示装置25に表示された情報「B」に対応する演出内容(第2図柄20を低速送りする)でリーチ演出が行われる。そして、該リーチ演出の結果、図柄表示装置18には、リーチ状態を形成する第1,第3図柄19,21と同じ種類又は異なる種類の第2図柄20が表示され、前述同様に、大当り状態又ははずれ状態のいずれかが確定する。 【0039】また、図7の(e)で表示されたチャンス目を形成する図柄が再変動し、リーチ状態が形成されない場合には、図柄表示装置18に再びチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示される。即ち、図7の(h)に示すように、第1図柄19として「7」、第2図柄20として「8」、第3図柄21として「9」が表示され、図柄表示装置18には、「7,8,9」のチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示される。この状態において、第1〜第3図柄19〜21が確定停止した場合には、前述同様にはずれ状態が確定する。 【0040】一方、図7の(h)の状態(チャンス目が表示された状態)から図柄表示演出がさらに発展(進行)する場合、サブCPU31aは、表示演出用の演出内容に基づき、情報表示装置25を制御し、情報表示演出を実行する。即ち、情報表示装置25を構成する情報ベルト26の駆動により複数種類の情報が再び変動表示を開始し、所定の時間が経過すると、情報表示装置25には、所定の図柄が表示される。このとき、情報表示装置25には、図7の(f)において表示された情報「B」とは異なる情報であって、情報「B」の次に配列されている情報「C」が表示される(図7の(i))。この状態において、情報表示装置25には、図柄表示装置18に3回目のチャンス目(「7,8,9」)が表示されたことで、情報が更新(3回目)されて表示される。そして、遊技者は、図7の(h)でチャンス目が表示されたことにより、該チャンス目を形成する図柄が再変動し、情報表示装置25に表示された情報「C」に対応する演出内容でリーチ演出が行われる可能性があることを認識する。 【0041】続いて、図柄表示装置18では、以下に説明するような図柄表示演出が行われる。即ち、情報表示装置25に情報「C」が表示された後、第1〜第3図柄19〜21が確定停止した場合には、前述同様に、はずれ状態が確定する。また、図7の(h)で表示されたチャンス目を形成する図柄が再変動し、リーチ状態を認識できる特定の2列の図柄(第1,第3図柄19,21)が同一図柄である組み合わせが表示されると、図7の(j)に示すように、図柄表示装置18においてリーチ演出が行われる。このように図柄表示演出が発展した場合、図柄表示装置18では、情報表示装置25に表示された情報「C」に対応する演出内容(第2図柄20を高速送りする)でリーチ演出が行われる。そして、該リーチ演出の結果、図柄表示装置18には、リーチ状態を形成する第1,第3図柄19,21と同じ種類又は異なる種類の第2図柄20が表示され、前述同様に、大当り状態又ははずれ状態のいずれかが確定する。 【0042】このように行われる表示演出では、図柄表示装置18による図柄表示演出によってチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示されると、情報表示装置25による情報表示演出が行われる可能性がある。そして、情報表示装置25による情報表示演出が行われ、チャンス目を形成する図柄の再変動によってリーチ状態へ発展した場合には、情報表示装置25に表示された情報に対応する演出内容でリーチ演出が行われる。前述の説明では、(a)→(b)→(c)→(d)の表示演出(以下、「第1パターンの表示演出」という)が相当し、この第1パターンの表示演出では、チャンス目を形成する図柄組み合わせが1回表示されて、情報「A」に対応する演出内容でリーチ演出が行われる。また、同様に、(a)→(b)→(c)→(e)→(f)→(g)の表示演出(以下、「第2パターンの表示演出」という)が相当し、この第2パターンの表示演出では、チャンス目を形成する図柄組み合わせが2回表示されて、情報「B」に対応する演出内容でリーチ演出が行われる。また、同様に、(a)→(b)→(c)→(e)→(f)→(h)→(i)→(j)の表示演出(以下、「第3パターンの表示演出」という)が相当し、この第3パターンの表示演出では、チャンス目を形成する図柄組み合わせが3回表示されて、情報「C」に対応する演出内容でリーチ演出が行われる。 【0043】そして、第2,第3パターンの表示演出では、表示演出用の演出内容に基づき、図柄表示装置18にチャンス目を形成する図柄組み合わせを繰り返し表示する図柄表示演出が行われている。また、第2,第3パターンの表示演出では、表示演出用の演出内容に基づき、図柄表示装置18にチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示される毎に、情報表示装置25に情報を所定の順序(情報「A」→情報「B」→情報「C」の順)で更新して表示する情報表示演出が行われている。即ち、第2パターンの表示演出では、チャンス目を形成する図柄組み合わせが2回表示されたことに伴って、情報表示装置25には、情報「A」→情報「B」という順序で情報が段階的(2段階)に表示されている。また、第3パターンの表示演出では、チャンス目を形成する図柄組み合わせが3回表示されたことに伴って、情報表示装置25には、情報「A」→情報「B」→情報「C」という順序で情報が段階的(3段階)に表示されている。 【0044】そして、本実施形態のパチンコ機10では、情報表示装置25に複数種類の情報が所定の順序で段階的に表示される毎に、リーチ演出によって大当り状態が生起される割合が高くなるように設定されている。これは、第1パターンの表示演出よりも第2パターンの表示演出、さらに第2パターンの表示演出よりも第3パターンの表示演出の方が、大当り状態が生起される割合が高いことを示している。そして、これらの表示演出のパターンは、第1パターンの表示演出>第2パターンの表示演出>第3パターンの表示演出の順に、最終的にはずれ状態が確定する際の表示演出として出現する割合が高くなっている。その一方で、第1パターンの表示演出<第2パターンの表示演出<第3パターンの表示演出の順に最終的に大当り状態が確定する際の表示演出として出現する割合が高くなっている。 【0045】従って、遊技者は、図柄表示装置18にチャンス目を形成する図柄組み合わせが繰り返し表示され、かつ、情報表示装置25の情報が更新されて表示される毎に、大当り状態へ発展する期待感を高められるようになっている。なお、第1〜第3パターンの表示演出が出現する割合は、前述した大当り演出用又はリーチ演出用のテーブルに対する変動パターンの振分け態様に応じて決定されている。例えば、第3パターンの表示演出が行われる表示演出用の演出内容が対応付けられた変動パターンをリーチ演出用のテーブルよりも大当り演出用のテーブルに多く振分けた場合、第3パターンの表示演出は、大当り状態へ発展する際に多く出現することになる。 【0046】従って、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。 (1)図柄表示装置18にチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示されたことを契機に、情報表示装置25に表示される情報を更新し、該情報に対応する演出内容で図柄組み合わせゲームにおける図柄表示演出を実行可能に構成した。そのため、遊技者は、チャンス目が表示されると、該チャンス目を形成する図柄が再変動するか否かに加えて、情報表示装置25で行われる情報表示演出に興味を持つことになる。従って、所定の図柄組み合わせ(チャンス目)が表示された際に新たな遊技演出(情報表示装置25の情報表示演出)が付加され、興趣の向上を図ることができる。 【0047】(2)また、情報表示装置25に表示される情報は、図柄表示装置18で行われる可能性がある図柄表示演出の演出内容(本実施形態では、リーチ演出の演出内容)を示している。そのため、遊技者は、情報表示装置25に表示された情報から図柄表示演出の演出内容(リーチ演出の演出内容)を把握し、大当り状態へ発展する期待感を向上させることができる。即ち、情報表示装置25を予告手段として機能させることができ、興趣の向上を図ることができる。 【0048】(3)また、情報表示装置25には、チャンス目を形成する図柄の再変動によってリーチ状態へ発展した場合に行われる可能性があるリーチ演出の演出内容を示す情報を表示している。そのため、遊技者は、チャンス目を形成する図柄組み合わせが表示された後、情報表示装置25による情報表示演出が行われることで、チャンス目からリーチ状態へ発展する期待感を得ることができる。 【0049】(4)1回の図柄組み合わせゲームにおける図柄表示演出において、チャンス目を形成する図柄組み合わせを繰り返し表示させている。そのため、チャンス目を形成する図柄組み合わせが表示される度に、情報表示装置25による情報表示演出を行うことが可能となる。従って、図柄表示装置18による図柄表示演出と情報表示装置25による情報表示演出が繰り返されることで、より面白みのある遊技演出とすることができる。また、遊技者は、チャンス目を形成する図柄組み合わせが繰り返し表示されることにより、リーチ状態や大当り状態へ発展する期待感を何度も感じることができる。 【0050】(5)チャンス目を形成する図柄組み合わせが表示される毎に、情報表示装置25には、情報を所定の順序で段階的に更新して表示している。そのため、遊技者は、情報表示装置25に情報が表示される毎に、異なる演出内容で図柄表示演出が行われる可能性を期待することができ、より面白みのある遊技演出とすることができる。また、遊技者は、情報表示装置25に表示される情報が段階的に更新されて表示されることで、自身にとって有利な展開へ発展して行く感覚を得ることができ、大当り状態へ発展する期待感をより向上させることができる。 【0051】(6)図柄表示装置18をドラム式で構成する一方で、情報表示装置25をベルト式で構成している。そのため、図柄表示装置18では、図柄が立体的に変動する図柄表示演出を、情報表示装置25では、情報が平面的に変動する情報表示演出を行うことができる。従って、図柄表示演出と情報表示演出を異なる雰囲気の遊技演出とすることができ、興趣の向上を図ることができる。また、図柄表示装置18と情報表示装置25では、変動表示される方向が相違しているため、より面白みのある遊技演出とすることができる。また、図柄表示演出と情報表示演出を明確に区別した遊技演出を行うことができ、遊技者にとって分かりやすい遊技演出とすることができる。また、情報表示装置25を図柄表示装置18の近傍に配設しているため、情報表示装置25による情報表示演出は、遊技者が注目しやすい遊技演出とすることができる。 【0052】(7)情報表示装置25に情報が段階的に更新されて表示される毎に、大当り状態が生起される割合が高くなるように構成した。そのため、遊技者は、情報表示装置25の情報が更新される毎に、大当り状態へ発展する期待感を高めることができる。 【0053】(8)チャンス目を形成する図柄組み合わせは、リーチ状態が形成されることなくはずれ状態が認識できる図柄組み合わせとした。そのため、遊技者は、図柄組み合わせゲームが開始すると、リーチ状態を形成する図柄組み合わせのみならず、チャンス目を形成する図柄組み合わせが表示されることを期待することができ、遊技の幅を広げることができる。 【0054】(9)図柄表示装置18にチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示された場合に、情報表示演出が行われることなく、該図柄組み合わせを確定停止させてはずれ状態を確定させる図柄表示演出を付加した。そのため、図柄表示装置18にチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示された場合であっても、情報表示装置25における情報表示演出が行われる場合と行われない場合を作り出すことができ、より面白みのある遊技演出とすることができる。従って、バラエティに富んだ遊技演出を実現することができる。 【0055】(10)情報表示装置25による情報表示演出が行われた後、はずれ状態を確定する図柄表示演出、リーチ状態に発展する図柄表示演出又はチャンス目を形成する図柄組み合わせを表示する図柄表示演出が行われるようにした。そのため、情報表示装置25による情報表示演出が行われた場合であっても、情報表示装置25に表示された情報に対応する演出内容で図柄表示演出が行われるとは限らず、より面白みのある遊技演出とすることができる。従って、バラエティに富んだ遊技演出を実現することができる。 【0056】なお、前記実施形態は以下のように変更してもよい。 ・前記実施形態では、情報表示装置25にリーチ演出の演出内容を示す情報を表示しているが、表示される情報は任意に変更することができる。例えば、大当り状態へ発展する可能性があることを示す情報を表示可能とし、該情報が表示された場合に、チャンス目を形成する図柄を再変動させて、大当り状態を認識できる全列の図柄が同一図柄からなる図柄組み合わせを表示させても良い。この場合、遊技者は、大当り状態へ発展する可能性があることを示す情報が表示されたことにより、チャンス目を形成する図柄の再変動によって大当り状態へ発展する可能性があることを認識でき、大当り状態へ発展する期待感をさらに高めることができる。 【0057】・前記実施形態では、情報表示装置25に情報「A」、情報「B」、情報「C」の3つの情報が表示されるようになっているが、表示可能な情報の個数は任意に変更することができる。また、各情報の表示形態は、文字、符号、数字、キャラクタの何れであっても良い。また、情報表示装置25は、互いに関連付けられ情報を段階的に表示可能であっても良い。即ち、情報表示装置25を、例えば、「卵」、「雛」、「鶏」というような3つの情報を表示可能に構成し、これらの情報は、「鶏」の成長過程で関連付けられている。そして、情報表示装置25の情報表示演出において、「卵」→「雛」→「鶏」という順序で段階的に情報を表示させても良い。さらに、情報ベルト26には、情報「A」、情報「B」、情報「C」のみを示し、空白26aを省略しても良い。 【0058】・前記実施形態において、各情報に対応付けられたリーチ演出の演出内容は、任意に変更することができる。また、リーチ演出の演出内容には、全列の図柄が同一図柄となって変動表示し、全列の図柄が同一図柄からなる図柄組み合わせを表示させる、所謂、全回転リーチも含まれる。 【0059】・前記実施形態において、チャンス目を形成する図柄組み合わせは、順並びの図柄組み合わせに限定されず、任意に変更することができる。即ち、チャンス目は、リーチ状態が形成されることなくはずれ状態を認識できる図柄組み合わせであって、予め定められた種類の図柄が所定の順序で配列された図柄組み合わせであれば、チャンス目を形成する図柄の種類は任意に変更することができる。例えば、図柄が色で区別可能な場合、同色の図柄組み合わせをチャンス目としても良い。さらに、「0,8,4」、即ち、「おはよう」というような語呂合わせでチャンス目を形成しても良い。 【0060】・前記実施形態では、情報表示装置25に情報「A」→情報「B」→情報「C」の順序で表示させているが、情報を表示させる順序は、情報ベルト26に情報が配列表示されている順序に限定されない。例えば、情報「A」→情報「C」→情報「B」の順序や情報「C」→情報「B」→情報「A」の順序で表示されても良い。さらに、情報表示装置25に同じ情報を連続して表示させても良い。 【0061】・前記実施形態では、図柄表示装置18をドラム式で、情報表示装置25をベルト式で構成しているが、共にドラム式又はベルト式で構成しても良い。また、ドラム式及びベルト式などの機械式に限定されることなく、液晶式、CRT(ブラウン管)式、プラズマディスプレイ式、ドットマトリクス式、7セグメントLED式などの表示装置で図柄表示装置18又は情報表示装置25を構成しても良い。 【0062】・前記実施形態では、情報表示装置25を構成する情報ベルト26を横方向に変動させているが、縦方向に変動させるようにしても良い。また、情報ベルト26は、一方向に限らず、双方向に変動するようにしても良く、例えば、一旦通過した情報が逆戻りして表示されるような情報表示演出を行っても良い。 【0063】・前記実施形態では、図柄表示装置18と情報表示装置25を別部材構成としているが、一体構成としても良い。例えば、単一の液晶式の表示装置で、図柄表示演出と情報表示演出を行うようにしても良い。 【0064】・前記実施形態において、チャンス目を形成する図柄組み合わせを繰り返し表示させる回数を変更しても良い。即ち、図7の(i)の後に、さらに、チャンス目を形成する図柄組み合わせを図柄表示装置18に表示させるように図柄表示演出を行っても良い。 【0065】・前記実施形態では、「0」〜「9」までの数字図柄が採用されているが、図柄の個数及び種類は任意に変更することができる。例えば、「0」〜「11」までの12種類の数字図柄でも良い。また、数字図柄に限らず、文字図柄、アルファベット図柄、キャラクタ図柄などでも良い。そして、これらの種類の図柄が採用されている場合でも、順並びや図柄の意匠などにより、任意にチャンス目を形成することができる。 【0066】・前記実施形態では、図柄表示装置18及び情報表示装置25における表示演出を演出基板31で制御しているが、該演出基板31に図柄表示装置18による図柄表示演出を制御するCPU及び情報表示装置25による情報表示演出を制御するCPUを別々に設けても良い。また、図柄表示装置18及び情報表示装置25を個別に制御する専用の基板を設けても良い。 【0067】・前記実施形態では、第2,第3パターンの表示演出において異なるチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示されているが、同一のチャンス目を形成する図柄組み合わせを表示しても良い。例えば、第2パターンの表示演出において、「1,2,3」のチャンス目を形成する図柄組み合わせを2回連続して表示しても良い。また、第3パターンの表示演出において、チャンス目を形成する図柄組み合わせとして、「1,2,3」→「7,8,9」→「1,2,3」の順に表示させても良い。 【0068】・前記実施形態において、チャンス目を形成する図柄組み合わせは、変動パターンに対応する表示演出用の演出内容毎に一義的に決定されていても良いし、演出基板31(サブCPU31a)が図柄表示演出を行う毎に決定しても良い。 【0069】・前記実施形態では、図柄組み合わせゲームの開始時、情報表示装置25に空白26aが表示されているが、図柄組み合わせゲームの開始時に表示されているのは空白26aに限定されない。例えば、「情報B」が表示されていても良い。この場合、図柄表示装置18にチャンス目を形成する図柄組み合わせが表示される毎に情報表示装置25に表示される情報が更新され、前記実施形態と同様の順序で情報が表示される。 【0070】・前記実施形態において、図柄表示装置18で定められる全列の図柄の組み合わせが有効となる図柄組み合わせ有効ラインの本数は任意に変更することができる。例えば、1ライン、5ラインであっても良い。 【0071】次に前記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。 (イ)前記図柄表示手段及び情報表示手段は、別部材構成であって、異なる構造で構成された請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。 【0072】(ロ)前記情報表示手段は、複数種類の情報を表示可能であると共に、前記情報制御手段は、前記図柄表示手段に前記所定の図柄組み合わせが表示される毎に、前記情報を所定の順序で段階的に更新して表示させるように前記情報表示手段を制御可能であって、前記情報表示手段に前記情報が所定の順序で段階的に更新されて表示される毎に、大当り状態が生起される割合が高くなるように構成された請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。 【0073】(ハ)前記所定の図柄組み合わせは、リーチ状態が形成されることなくはずれ状態を認識できる図柄組み合わせであって、予め定められた種類の図柄が所定の順序で配列された図柄組み合わせである請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。 【0074】(ニ)前記所定の情報は、前記図柄の変動演出におけるリーチ演出の演出内容を示す情報である請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。 【0075】 【発明の効果】本発明によれば、所定の図柄組み合わせが表示された際に新たな遊技演出を付加し、興趣の向上を図ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000135210 【氏名又は名称】株式会社ニューギン 【住所又は居所】愛知県名古屋市中村区烏森町3丁目56番地
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| 【出願日】 |
平成14年4月26日(2002.4.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068755 【弁理士】 【氏名又は名称】恩田 博宣 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−310962(P2003−310962A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月5日(2003.11.5) |
| 【出願番号】 |
特願2002−126228(P2002−126228) |
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