| 【発明の名称】 |
ポイント管理システム |
| 【発明者】 |
【氏名】富士本 淳
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| 【要約】 |
【課題】ポイントの機能を拡張し、ポイントの通用範囲を広げる。
【解決手段】予め会員登録を行っているユーザに対し、所定のポイントを用いたサービスを提供するポイント管理システムにおいて、前記ユーザの移動に応じて移動し、固定的な識別情報を対応付けられた移動通信端末と、当該ユーザの現実世界における決済行動が行われる所定の店舗に配置され、当該決済行動が行われたときに、当該決済行動に応じて前記移動通信端末と連携処理を行う連携手段と、前記ユーザに関するポイントの値を前記識別情報と対応付けた形式で蓄積しているポイント蓄積サーバとを備え、当該ユーザの現実世界における決済行動に応じて、当該ポイント蓄積サーバが蓄積しているポイントの値を増減させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 予め会員登録を行っているユーザに対し、所定のポイントを用いたサービスを提供するポイント管理システムにおいて、前記ユーザの移動に応じて移動し、固定的な識別情報を対応付けられた移動通信端末と、当該ユーザの現実世界における決済行動が行われる所定の店舗に配置され、当該決済行動が行われたときに、当該決済行動に応じて前記移動通信端末と連携処理を行う連携手段と、前記ユーザに関するポイントの値を前記識別情報と対応付けた形式で蓄積しているポイント蓄積サーバとを備え、当該ユーザの現実世界における決済行動に応じて、当該ポイント蓄積サーバが蓄積しているポイントの値を増減させることを特徴とするポイント管理システム。 【請求項2】 請求項1のポイント管理システムにおいて、前記連携手段は、前記移動通信端末から前記識別情報を取得し、当該識別情報を用いて前記ポイント蓄積サーバにアクセスすることにより、当該ポイント蓄積サーバが蓄積しているポイントの値を増加または減少させて、前記連携処理を行うことを特徴とするポイント管理システム。 【請求項3】 請求項2のポイント管理システムにおいて、前記連携手段は、前記ポイント蓄積サーバに蓄積されているポイントの値を増加または減少させる変更指示情報を前記移動通信端末に格納することによって、前記連携処理を行うことを特徴とするポイント管理システム。 【請求項4】 請求項3のポイント管理システムにおいて、前記移動通信端末は、前記変更指示情報を格納する格納手段を備え、前記ユーザによる操作と無関係に、当該変更指示情報を自動的に前記ポイント蓄積サーバに送信することを特徴とするポイント管理システム。 【請求項5】 請求項3のポイント管理システムにおいて、前記連携手段は、前記変更指示情報が指示する増加幅または減少幅を利用して、当該変更指示情報の改ざんを、前記ポイント蓄積サーバに検出させる変化幅制御手段を備えたことを特徴とするポイント管理システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はポイント管理システムに関し、例えば、パチンコやパチスロなどを設置した遊技場などで利用されるポイントを管理する場合などに適用して好適なものである。 【0002】 【従来の技術】従来、パチンコやパチスロなどを設置した遊技場などで遊技を行うには、例えば、遊技開始前に、現金をパチンコの玉などに交換する操作が必要であったし、遊技が終わったあとには、遊技者が遊技によって獲得した玉を、最終的には現金に交換する場合があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら現金をパチンコの玉などに交換したり、反対に玉などを現金などに交換するには、そのための膨大な交換設備を遊技場内に設置する必要があり、また、その交換の際の作業が遊技場の円滑な運営の妨げになることもあった。 【0004】また、遊技を終えた遊技者が獲得した玉を現金に交換したとしても、当該遊技者が再び遊技をはじめる場合には、交換によって得た現金の一部がまた玉にもどされると考えることもできるから、あまり効率的なしくみにはなっていなかった。 【0005】そこで、当該現金の代わりとして、情報処理装置で管理するポイントを用いることが考えられる。 【0006】ポイントは、その値が大きいほどユーザ(遊技者)にとって有益となる指標で、例えば、遊技で獲得した玉などをポイントに交換すれば、蓄積しているポイントの値は増大し、蓄積しているポイント値の一部を、遊技を行うために玉などに交換すれば蓄積しているポイントの値は減少する。遊技に負けて玉を失うことがつづけばポイント値は減少する一方であるが、遊技に勝って多くの玉を獲得すればその玉をポイントに交換することによって大きなポイント値の蓄積が可能となる。 【0007】ポイントが遊技場のなかで現金の替わりに使用されるものであれば、遊技場の外でも、現金の替わりとして使用できたほうが、ユーザにとっても便利である。また、このようなポイントの機能の拡張はユーザにとって受け入れやすい自然な拡張であり、遊技者のなかにおけるポイントを利用する者の割合(ポイントの普及率)を高めるにも有効である。ポイントの普及率が十分に高まれば、前記交換設備を縮小または廃止すること等も可能となり、遊技場の円滑な運営にも寄与できる。 【0008】しかしながら、従来は、ポイントを遊技場の外で利用するしくみが存在しなかったため、このような拡張を実現することは困難であった。 【0009】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するために、本発明では、予め会員登録を行っているユーザに対し、所定のポイントを用いたサービスを提供するポイント管理システムにおいて、(1)前記ユーザの移動に応じて移動し、固定的な識別情報を対応付けられた移動通信端末と、(2)当該ユーザの現実世界における決済行動が行われる所定の店舗に配置され、当該決済行動が行われたときに、当該決済行動に応じて前記移動通信端末と連携処理を行う連携手段と、(3)前記ユーザに関するポイントの値を前記識別情報と対応付けた形式で蓄積しているポイント蓄積サーバとを備え、当該ユーザの現実世界における決済行動に応じて、当該ポイント蓄積サーバが蓄積しているポイントの値を増減させることを特徴とする。 【0010】 【発明の実施の形態】(A)実施形態以下、本発明にかかるポイント管理システムを、パチンコやパチスロなどを設置した遊技場などの会員を登録し当該会員に関連するポイントの管理などを実行する会員システムに適用した場合を例に、実施形態について説明する。 【0011】ポイントの意味については、上述した通りであるが、本実施形態において、ポイントは、パチンコの玉などにかぎらず、その値に応じた価格の景品および一般商品等と交換することができるものである。 【0012】景品は、ポイントと交換するために予め遊技場に用意してある商品であるが、遊技場は、景品を蓄積し陳列しておくためのスペースも限られているため、一般に品揃えはそれほど豊富ではない。 【0013】また、一般商品は、遊技場以外の一般的なデパートなどの様々な小売店に蓄積し陳列してある商品である。一般商品のほうは、その小売店舗の規模などに応じて品揃えも豊富であることが多い。さらに本実施形態では、カラオケなどのように、有体物としての商品の受け渡しは行われないが、顧客が料金を支払って楽しむことのできる店舗で、顧客である前記会員が料金の支払いを行う場合にも、ポイントを利用することができる。 【0014】ポイントの有効期間には制限を設けてもよいが、無制限としてもよい。 【0015】(A−1)実施形態の構成本実施形態の会員システム10の全体構成例を図1に示す。 【0016】図1において、当該会員システム10は、インターネット11と、管理サーバ12と、携帯電話ネットワーク13と、ホールネットワーク14と、携帯電話機15A〜15Cと、ホール装置16と、店舗端末17A〜17Cとを備えている。 【0017】このうち携帯電話ネットワーク13には多数の携帯電話機が収容されているが、その中の3つが、携帯電話ユーザ(この携帯電話ユーザが遊技場では遊技者となり、小売店では一般商品の購入者になり、カラオケ店ではその顧客にもなる)UA〜UCが携帯する携帯電話機15A〜15Cである。インターネット11には異なる携帯電話事業者によって管理、運営される複数の携帯電話ネットワーク(その1つが携帯電話ネットワーク13)が接続されており、各携帯電話ネットワークが提供する通信サービスも、携帯電話事業者ごとに異なる。 【0018】携帯電話ネットワーク13が提供する各種通信サービスの提供を受けるためには、携帯電話機15A〜15Cがその通信サービスに対応した機能を備えた機種であることが必要であることは当然である。ここでは、携帯電話機15A〜15Cは、メーラを搭載しているものとする。また、携帯電話ネットワーク13とは直接関係しないが、当該携帯電話機15A〜15Cは、Bluetoothや(例えばIrDA方式の)赤外線ポートなどの近距離無線通信機能を装備しているものとする。 【0019】ここでは、携帯電話機15Aの電子メールアドレスをAD1、電話番号をNB1、端末IDをTE1と仮定し、携帯電話機15Bの電子メールアドレスをAD2、電話番号をNB2、端末IDをTE2と仮定し、携帯電話機15Cの電子メールアドレスをAD3、電話番号をNB3、端末IDをTE3と仮定している。なお、端末IDとは、各携帯電話機を識別するために携帯電話機に付与される電話番号とは別個の携帯識別情報である。当該端末IDを使用するか否かは、携帯電話ネットワークによって異なる。また、携帯電話ネットワークの内部で端末IDを使用するとしても、その端末IDを外部のインターネット11などに出すか否かは、携帯電話ネットワークによって異なる。 【0020】一方、前記ホールネットワーク14は、多数のパチンコ機やパチスロ機などを設置した1つの遊技場(ホール)内部のネットワークであって、例えばイーサネット(登録商標)などを利用して構築可能な一種のLAN(ローカルエリアネットワーク)である。個々のパチンコ機やパチスロ機も通信装置として機能し得ることから、1つのホールネットワーク14内には、多種多様な通信装置が混在し得るが、本実施形態にとって重要な意味を持つのは、ホール装置16である。 【0021】ホール装置16は、ホール内に設置された通信装置で、前記携帯電話機15A〜15Cの上述した近距離無線通信機能に対応するBluetoothや赤外線ポートなどを装備し、会員登録時に機能し得るほか、遊技場内においてポイント交換を行う場合にも機能する。 【0022】ポイント交換とは、遊技場におけるパチンコの玉の貸出や、小売店における商品の購入や、顧客に対するクーポンの提供など、金銭または金銭と同等な価値の授受をポイントをもって行う操作である。したがって、ポイント交換が行われれば、(管理サーバ12に)蓄積されているポイント値の増加または減少が発生する。 【0023】前記管理サーバ12は、会員登録を受け付け、会員登録後には、各会員(携帯電話ユーザ)のポイントの値の蓄積、管理などを実行する。 【0024】本実施形態における特徴的な会員登録の方法は、大きく分けて2つある。その1つは携帯電話機(例えば、15B)が単独で(携帯電話ネットワーク13経由で)管理サーバ12にアクセスして会員登録を行う方法(単独アクセス法)で、もう1つは、携帯電話機(例えば15B)とホール装置16が連携し、携帯電話機の代理としてホール装置16が管理サーバ12にアクセスすることで会員登録を行う方法(代理アクセス法)である。 【0025】会員登録後、ポイント交換を行う方法にも、これと同様、単独アクセス法と代理アクセス法の2通りが存在する。ただしポイント交換の場合の単独アクセス法は、その前提として店舗端末(ここでは、17A)からポイントの増減幅を具体的に指示するポイント変更情報V1を携帯電話機が受信する必要がある点で、両者の連携をともなう。 【0026】店舗端末17A〜17Cは、デパートなどの小売店やカラオケ店などの料金支払いカウンタなどに設置され、料金支払い時にポイント交換に寄与する通信端末である。店舗端末17A〜17Cのうち17Aはインターネット11に接続されておらず、17B、17Cはインターネット11に接続されている。 【0027】インターネット11に接続されている店舗端末17B、17Cは、会員登録を行うことはできないが、インターネット11経由でポイント交換を行う点では前記ホール装置16と同じである。 【0028】なお、管理サーバ12とホール装置16のあいだ、および管理サーバ12と店舗端末17B、17Cのあいだでは双方向通信が行われ得るが、この双方向通信は、会員登録が行われたあとで各携帯電話機を携帯して遊技を行う遊技者(例えばUA)の認証、ポイント交換(ポイント値の更新)のための通信であり、会員登録自体は基本的に一方向(例えば、ホール装置16から管理サーバ12に向かう方向)通信によって実行される。もちろん、必要に応じて、会員登録の際にも送達確認などのための双方向通信を行うことを妨げるものではない。 【0029】また、当該管理サーバ12とホール装置16のあいだの通信のセキュリティ性を高めるためには、インターネット11を専用線に置換してもよいし、インターネット上にVPNを設定してもよい。この点、各店舗端末17B、17Cと管理サーバ12とのあいだの通信についても同様である。 【0030】図示の例では、会員システム10に含まれている携帯電話機の数は3台で、携帯電話ネットワークの数は1つで、ホールネットワークの数は1つで、店舗端末の数は3台であるが、この数は必ずしもこの値に限定する必要はないことは当然である。通常は、3台よりもはるかに多くの携帯電話機と、1つよりも多くの携帯電話ネットワークと、1つよりもはるかに多くのホールネットワークと、3台よりもはるかに多くの店舗端末が会員システム10内に含まれることになる。 【0031】携帯電話機15A〜15Cの主要部の構成例を図5に示す。携帯電話機15A〜15Cの構成は実質的に同じであるので、図5には携帯電話機15A〜15Cすべての内部構成を示しているものとみることができるが、以下の説明では、図5には主としてユーザUBが携帯する携帯電話機15Bの構成を示したものとして説明を進める。 【0032】(A−1−1)携帯電話機の構成例図5において、当該携帯電話機15Bは、通信部30と、制御部31と、端末ID部32と、記憶部34と、操作部35と、ディスプレイ部36とを備えている。 【0033】このうち通信部30は、基本的に前記携帯電話ネットワーク13内の基地局と無線通信する部分で、電話として必要な音声通話のほか電子メールの送受信なども行う。ただし、前記Bluetooth、赤外線ポートなどの近距離無線通信機能も、ここに搭載している。 【0034】このような通信を行うために必要ならば、例えばJava(登録商標)などのモバイル言語を利用してもよい。 【0035】制御部31は、ハードウエア的には当該携帯電話機15BのCPU(中央処理装置)であり、ソフトウエア的には、当該携帯電話機15BのOS(オペレーティングシステム)である。 【0036】端末ID部32は、当該携帯電話機15Bを他の携帯電話機から一意に識別するための携帯識別情報である前記端末IDを格納した部分である。通常、通信部30から送信する際には当該端末IDの送信を伴う。ここでは、当該携帯電話機15Bの端末IDはTE2と仮定しているため、当該端末ID部32には当該TE2が格納されている。同様に、携帯電話機15Aの端末ID部32には、前記TE1が格納され、携帯電話機15Cの端末ID部32には、前記TE3が格納されている。 【0037】操作部35は、ユーザUBが指などで操作して指示を制御部31に伝える部分で、例えば、ユーザUBが押すための多数のボタンなどを有している。 【0038】ディスプレイ部36はユーザUBが目視するための画面を表示する部分である。当該ディスプレイ部36には、携帯電話機15Bが待ち受け状態にあるときには待ち受け画面が画面表示され、電子メールの読み書きや送受信を行う際にはメーラや読み書きしている電子メールの内容などに応じた画面が表示される。 【0039】記憶部34は携帯電話機15Bの記憶装置であり、揮発性または不揮発性の記憶手段である。携帯電話機15Bが搭載するPIM(個人情報管理)ソフトなどに対応する各種の個人情報も当該記憶部34に格納され、保存されている。 【0040】したがって、携帯電話ユーザUBが当該携帯電話機15Bのために取得している前記電子メールアドレスAD2も当該記憶部34に格納されている。同様に、携帯電話機15Aの記憶部34には電子メールアドレスAD1が格納され、携帯電話機15Cの記憶部34には電子メールアドレスAD3が格納されている。必要ならば、各携帯電話機15A〜15Cの電話番号NB1〜NB3も各携帯電話機15A〜15Cの当該記憶部34に格納しておくことができる。 【0041】当該記憶部34にはまた、例えば、会員登録時などに管理サーバ12から送信されたJavaアプリケーションなどのポイント交換プログラムJV2( )が格納され得る。 【0042】当該ポイント交換プログラムJV2は前記単独アクセス法によってポイント交換を行う場合に機能するプログラムで、例えば、店舗端末17Aとの近距離無線通信により携帯電話ユーザUBのポイント値の増減を具体的に指示するポイント変更情報V1を受信すると(JV2(V1))、自動的に、管理サーバ12に宛てて当該ポイント変更情報V1を送信する機能を備えている。多数の会員のポイント値を蓄積管理している管理サーバ12では、該当するポイント値を特定する必要があるため、当該ポイント変更情報V1は、前記電子メールアドレスAD2または電話番号NB2などの携帯識別情報とともに送信されることになる。ポイント交換プログラムJV2が送信するこれらの情報は、前記通信部30を介して携帯電話ネットワーク13へ送出されると、当該携帯電話ネットワーク13,インターネット11を経由して管理サーバ12に届けられる。 【0043】こらの情報を受信した管理サーバ12では、携帯識別情報に応じて該当する携帯電話ユーザUBのポイント値を特定し、当該ポイント変更情報V1の値に応じて、当該ポイント値を増加または減少させる。そして、一度、管理サーバ12への送達が確認されると、当該ポイント変更情報V1の内容は当該ポイント交換プログラムJV2が記憶部34上から自動的に削除する。 【0044】ポイント交換プログラムJV2が自動的にV1などの情報を送信するようにしたのは、この送信を携帯電話ユーザUBの操作に応じて行うものとすると、ポイント値の減少が指示される場合にポイント変更情報V1の送信を意図的に行わないようにしたり、送信操作を行うまでのあいだにポイント値を改ざんしたりする不正行為に対して脆弱となるからである。 【0045】また、送達確認後、ポイント変更情報V1の内容を自動的に削除するのは、本実施形態では、当該ポイント変更情報V1の内容(V1の値)自体にセキュリティ上の意味を持たせてある関係から、V1の値を携帯電話ユーザUBが知ることを困難にするためである。 【0046】すなわち、本実施形態では、ポイント変更情報V1の改ざんを管理サーバ12が検出できるようにするために、所定の変化パターン(変化規則)VPXに応じてポイント変更情報V1の取りうる値を変化させるようにしている。 【0047】この変化パターンVPXとしては様々な規則を用いることが可能であるが、一例として、ポイント交換が行われる日付や時刻などに応じた規則を用いることができる。例えば、予め所定数の素数(例えば、7,11,13)を用意しておき、ポイント交換の日付を3で割ったときの余りが0の場合には、V1の値を当該7の倍数とし、余りが1の場合には、V1の値を当該11の倍数とし、余りが2の場合には当該13の倍数となるようにする。 【0048】一例として、ポイント交換の日付(すなわち、携帯電話ユーザUBが商品の購入や遊技などを行った日付)が3月28日の場合には、28を3で割ったときの余りは、1であるから、V1の値は11の倍数に制限されて、11,22,33、…のなかから選択されることになる。V1の値を受信する管理サーバ12のほうでは、3月28日に、11の倍数でない値(例えば、12など)を持つポイント変更情報V1を受信すると、それが改ざんされたものであると認識することが可能になる。 【0049】このような変化パターンVPXを用いると、店舗端末17Aを設置している店舗の小売り事業者の意図(商品価格の割引率や商品の価格など)が制約を受ける可能性があるが、予め用意する素数の値を商品価格に比較して十分に小さく設定しておけば、この制約による誤差は十分に小さくすることが可能である。例えば、商品の最低価格(例えば、100円)を大きな倍数(例えば、11000(11000=11×1000))で表現するようにしておけば、小売り事業者がある商品を100円(すなわち、11000ポイント)で売りたいと考えた場合、売った日付がその日付を3で割ったときの余りが1となるもの(例えば、10日、13日、16日など)ならば、誤差なしの、当該11000ポイントで得ることができ、売った日付を3で割った余りが2となる日付(例えば、11日、14日、17日など)なら、10998(=13×846)ポイントで売ることができる。11と13の誤差の11に占める割合に比べ、11000と10998の誤差の11000に占める割合は十分に小さいため、無視することが可能である。 【0050】なお、以上のようなポイント交換プログラムJV2の機能は、製品としての携帯電話機15Bの製造工程で、ハードウエア的またはソフトウエア的に携帯電話機15Bに搭載しておくこともできるが、本実施形態のように、会員登録時などに管理サーバ12から送信して搭載するようにしたほうが、既存の携帯電話機に対しても広く本発明を適用でき、実現性に優れている。 【0051】一方、前記管理サーバ12の主要部の構成例は図2に示す通りである。管理サーバ12の機能は、例えば、インターネット上のサイトとして実現してもよい。 【0052】(A−1−2)管理サーバの構成例図2において、当該管理サーバ12は、通信部20と、制御部21と、顧客登録部23と、顧客対応部24と、顧客データベース25とを備えている。 【0053】このうち通信部20は、上述したホール装置16とのインターネット11経由の通信や、携帯電話ネットワーク13およびインターネット11経由の携帯電話機15Bとの通信、および店舗端末17B、17Cとのインターネット11経由の通信などに対応する通信機能を有する部分である。 【0054】また、制御部21は当該管理サーバ12のCPUである。 【0055】顧客登録部23は会員登録の際に機能する部分で、所定の登録条件を満たしたアクセスに対して会員登録を実行する。この登録条件の設定には様々なものが考えられる。その1つは、登録条件として実質的な条件を設定しない無条件登録方法であり、もう1つはその時点の携帯電話機15Bの地理的な位置に関する条件を満足した場合にのみ、会員登録を行う位置検査登録方法である。 【0056】無条件登録を行う方法では、当該管理サーバ12の電話番号であるNBA、または電子メールアドレスであるADMに対して、電話をかけるか、または電子メールを送信するだけで、直ちに、会員登録を行うことになる。もっとも、送信元である入会希望者を特定するための携帯識別情報がなければ会員登録を行うことはできないため、電話の場合には、通信部20が受信したIPパケット(S11)内に有効な端末ID(例えば、前記TE2)、電話番号(例えば、前記NB2)、または、電子メールアドレス(例えば、前記AD2)が含まれていることが前提となる。 【0057】会員登録が行われると、顧客データベース25内にその会員に対応するタプル(組)が追加される。 【0058】顧客データベース25は、一例として、図4に示すような構成を備えている。 【0059】図4において、当該顧客データベース25は、データ項目として、会員システム10内で各携帯電話ユーザを一意に識別するために使用するユーザIDと、各携帯電話機(例えば15A〜15Cなど)に対応する電子メールアドレスと、各携帯電話機に関する端末IDと、各携帯電話機の電話番号と、各携帯電話ユーザ(例えば、UA〜UCなど)の氏名と、各携帯電話ユーザの住所と、各携帯電話ユーザに関する前記ポイントと、単位時間(ここでは24時間とする)あたりのポイント交換の回数を示す回数とを備えている。 【0060】図4上の各タプルが一人のユーザに対応しており、例えば、最上部のタプルは前記携帯電話機15Aを携帯するユーザUAが対応する。すなわち、ユーザUAのユーザIDは1で、その携帯電話機15AのメールアドレスはAD1で、端末IDはTE1で、電話番号はNB1で、ユーザUAの氏名はNAME1で、住所はRESI1で、ポイントの値はPT1で、回数は0である。 【0061】回数は、各携帯電話ユーザの消費意欲の旺盛さを示すマーケッティング上の指標として用いることもできるが、ポイント値を不正に増減する不正交換を検出するために利用することもできる。例えば、1日(24時間)のあいだに、十分に大きな所定回数(例えば、100回)以上のポイント交換(ポイント値の増減)が行われ、ポイント値の増加または減少が累積して1日のうちに所定幅を越えて大幅に増加(または大幅に減少)しているようなケースは、明らかに異常なので、不正交換とみなしてそれ以上のポイント交換を禁止したり、その携帯電話機に警告の電子メールを送信する等の措置を講じるようにしてもよい。 【0062】この場合、各タプルの回数の値は24時間ごとに、0にリセットされる。 【0063】また、図4上の「−」は空値を示す。ここでの空値は、氏名、住所の空値を除き、その値が存在するか否かさえ、不明であることを意味する。本実施形態の構成上、携帯電話機以外の通信端末(例えば、メール端末)などを用いて会員登録を行うことも可能であるから、電話番号や端末IDは存在しない可能性もある。さらに、必ずしもすべての携帯電話機にメーラが搭載されているわけでもないため、電話番号を用いて会員登録を行った場合、メールアドレスは存在しない可能性がある。 【0064】このような顧客データベース25の各データ項目の値(登録内容)はその多くがユーザに対する会員登録の際に決定されたものである。各値は、上述した所定の会員登録申込み用紙に前記必要事項を記入することによって取得してもよいが、各携帯電話ユーザが遊技に関連するホームページ(Webページ)の閲覧中にアンケートに記入した内容などをもとに生成するようにしてもよい(各携帯電話機がWebブラウザを搭載している場合には、携帯電話機を用いてこの閲覧を行うこともできる)。 【0065】ただし本実施形態では、このような煩わしい手続きを省略して、入会を希望する携帯電話ユーザの手続き負担を軽減するため、携帯電話ユーザUBは、管理サーバ12の電話番号であるNBMに電話をかけるか、または、管理サーバ12の電子メールアドレスであるADMに宛てて電子メールを送信するか、あるいは、前記近距離無線通信機能を用いてホール装置16にアクセスする(この場合は、ホール装置16が携帯電話機15Bに替わって、電話をかけるか、電子メールを送信することになる)だけで会員登録を済ませることができるようにしてある。 【0066】したがってこの会員登録では、前記必要事項の記入を伴う入会手続きを取るケースと異なり、顧客データベース25内に登録することのできる個人情報は、電子メールアドレス、端末ID、電話番号の3種類の携帯識別情報のうちの一部に限られる。3種類のうち1種類であっても、携帯電話ユーザUB(厳密には、その携帯電話機15B)を、会員システム10の内部で一義的に識別することは可能である。 【0067】ただしここで問題となるのは、単なる間違い電話や、誤って電子メール(無差別的に送信されるスパムメールなども含む)を送信してしまったようなケースでも会員登録されてしまうことである。 【0068】このようなケースでも会員登録を行えば、見かけ上の会員数を増加させることができる利点はあるが、会員登録を行い、新たな会員のために前記タプルを追加するということは、その分だけ、顧客データベース25のハードディスク(図示せず)の記憶容量が消費される等、管理サーバ12内の物理的、論理的な資源が消費されることを意味するので、会員登録を行う意思を持たない者による不必要な会員登録は行わないほうが、会員システム10にとっても有利であると考えられる。 【0069】そこで、本実施形態では、上述した地理的な位置に関する条件を満足した場合にのみ、会員登録を行う位置検査登録方法を用いるものとする。そのため、顧客登録部23の内部構成例として、図3のような構成を採用し、携帯電話ネットワーク13から取得する位置情報(携帯位置情報)を利用する。携帯位置情報は、携帯電話ネットワーク13内で、いわゆる一斉呼び出しを行うために蓄積、管理している携帯電話機(例えば、15B)の地理的な位置を示す情報である。携帯位置情報は、その携帯電話機を用いて携帯電話ユーザが通信を行っているか否かにかかわりなく、基本的にいつでも、蓄積され、管理されている。 【0070】図3に示すように、当該顧客登録部23は、位置情報処理部26と、ホール位置データベース27とを備えている。 【0071】ホール位置データベース27は、会員システム10の構成要素である各ホール(その1つが、ホールネットワーク14を有する遊技場)の地理的な位置を示す情報(すなわち、ホール位置情報)を登録してあるデータベースである。 【0072】また、位置情報処理部26は、管理サーバ12に電話をかけてきたり、電子メールを送信してきたりした携帯電話機(例えば、15B)に関する前記携帯位置情報を受信し、当該携帯位置情報が前記ホール位置データベース27内に登録されているいずれかのホール位置情報に対し、適合している(一致または所定の誤差幅以内にある)か否かを検査する部分で、適合している場合にかぎり、顧客データベース25に対するタプルの追加(すなわち、会員登録)を実行する。 【0073】ここでは、携帯電話機(例えば、15B)を操作する携帯電話ユーザ(例えば、UB)が、管理サーバ12に対して電話をかけたり、電子メールを送信した場所が、いずれかのホールのなか、またはホールの近傍である場合は、入会の意思があるものとみなし、ホールから遠くはなれている場合は、間違い電話等であるものとみなしている。 【0074】したがって、携帯電話ユーザに対するその旨の告知を、予め、ホームページや、遊技場内の掲示物などとして用意しておくとよい。 【0075】当該顧客登録部23は、会員登録が正常に行われた場合、登録した会員の携帯電話機(例えば、会員となった携帯電話ユーザUBの携帯電話機15B)に、前記ポイント交換プログラムJV2を送信する機能も備えている。 【0076】管理サーバ12の構成要素である前記顧客対応部24は、前記ポイント交換に応じて、顧客データベース25内の該当するタプルのポイント値を増減する部分である。ポイント値を例えばパチンコの玉へ交換する場合は、顧客対応部24の処理に応じて、ホール装置16を設置したホール側で、会員である遊技者(例えば、会員登録後の携帯電話ユーザUB)に対し、物理的に玉が供給される(貸し出される)ことになる。このとき、貸出を受ける玉の数(前記V1の値に相当)に応じて、ポイント値は減少する。 【0077】ただし、前記不正交換を防止するために、当該顧客対応部24は、ポイント交換用として、例えば、図8に示す内部構成を有する。 【0078】図8において、当該顧客対応部24は、変化パターン生成部60と、改ざん検査部61と、限界値検査部62と、アクセス回数検査部63と、ポイント変更部64とを備えている。 【0079】このうち変化パターン生成部60は、前記変化パターンVPXを生成する部分で、当該変化パターンVPXは改ざん検査部61に供給する。 【0080】改ざん検査部61は上述したように、当該変化パターンVPXを利用して、ポイント変更情報V1の改ざんの有無を検査する部分で、改ざん無し、または改ざん有りの検査結果を出力する。インターネット11に接続されているホール装置16や店舗端末17B、17Cにおいて、後述するように、変化パターンVPXを用いない場合には、これらからの代理アクセス法によるポイント交換では、当該改ざん検査部61は、無条件に、改ざん無しを示す検査結果を出力することになる。 【0081】限界値検査部62は、1回のポイント交換によって増加または減少させることのできるポイント値の大きさに関し、所定の限界値の設定を受け、当該限界値を越えるポイント交換があると、限界値超過を示す検査結果を出力する部分である。これにより、1回に多額の金銭に相当する大きなポイント値が不正交換されることを防止することができる。 【0082】当該限界値が示す金銭の額は、代理アクセス法によるポイント交換の場合と、単独アクセス法によるポイント交換の場合で相違させてもよい。ホール装置16や店舗端末17Bなどがポイント変更情報V1を送信する代理アクセス法では、携帯電話機15Bなどからポイント変更情報V1を送信する単独アクセス法に比べて、改ざんが行われる可能性が小さいため、代理アクセス法に対する限界値は、単独アクセス法に対する限界値よりも大きな値に設定することができる。 【0083】本実施形態では、代理アクセス法によるポイント交換では限界値を設定しないもの(すなわち、限界値が無限大)とする。 【0084】ポイント交換が代理アクセス法によるものであるか、単独アクセス法によるものであるかは、IPパケット中にポイント変更情報V1とともに、後述する店舗端末識別情報(例えば、ST2)が含まれているか否かや、送信元IPアドレス等を検査すること等によって識別することが可能である。 【0085】前記アクセス回数検査部63は、前記顧客データベース25から該当する回数の値を読出し、その値をインクリメントした結果が、前記所定回数(例えば、100回)以上になった場合には、回数超過を示す検査結果を出す部分である。当該アクセス回数検査部63は、前記変更パターンVPXの内容が不正交換を行う者に知られた場合などに、1回のポイント交換による増加または減少の幅はわずかであっても、それが多数回累積することによって大幅な不正交換が行われることを防止するために機能する。 【0086】ポイント変更部64はこれら3つの検査部61〜63のいずれもが不正交換を示す検査結果を出力しない場合、すなわち、改ざん検査部61が改ざん有りを示す検査結果を出さず、限界値検査部62が限界値超過を示す検査結果を出さず、なおかつ、アクセス回数検査部63が回数超過を示す検査結果を出さない場合にのみ、受信したIPパケットに収容されていたポイント変更情報V1に応じたポイント値の変更を実行する部分である。 【0087】次に、当該携帯電話機15Bの通信部20内の前記近距離無線通信機能と通信する前記ホール装置16の内部構成例を、図6に示す。インターネットに接続されている前記店舗端末17B、17Cも、図示したレベルでみるかぎり、当該ホール装置16と同じ構成であってよいので、図6には、ホール装置16、店舗端末17B、17Cのすべての内部構成を示しているものとみることができるが、以下の説明では、図6には主としてホール装置16の構成を示したものとして説明を進める。 【0088】インターネット11に接続されているホール装置16、および店舗端末17B、17Cは、基本的に、前記代理アクセス法を実行する。もちろん、必要ならば、インターネット11に接続されているホール装置16等を用いて、前記単独アクセス法を実行してもかまわないが、単独アクセス法よりも代理アクセス法のほうが、前記ポイント変更情報V1の改ざんを防ぎやすいなど、セキュリティ上、有利な性質を有するため、代理アクセス法を用いることができる場合には代理アクセス法によるほうが望ましい。 【0089】(A−1−3)ホール装置の内部構成例図6において、当該ホール装置16は、通信部40,41と、制御部42と、ポイント交換部43とを備えている。 【0090】このうち通信部40は、前記Bluetooth、赤外線ポートなどの近距離無線通信機能を備え、携帯電話機15B内の前記通信部30と近距離無線通信を行う部分である。この近距離無線通信によって、当該通信部40は、前記代理アクセス法による会員登録やポイント交換時には携帯電話機15Bから前記3種類の携帯識別情報のうちの少なくとも1種類を受信する。 【0091】もしも単独アクセス法を用いるなら、当該通信部40は、会員登録時には何も行う必要はないが、ポイント交換時には、前記ポイント変更情報V1を携帯電話機15Bに無線送信することになる。 【0092】なお、必要に応じて、当該通信部40は、ホール内のパチンコ機やパチスロ機などとの通信も実行する。 【0093】制御部42は、当該ホール装置16のCPUである。 【0094】通信部41は、ホール装置16がインターネット11経由の通信を行う際に機能する部分である。代理アクセス法による会員登録時、前記通信部40が例えば携帯電話機15Bから近距離無線通信により前記携帯識別情報(例えば、端末IDであるTE2)を受信すると、制御部42を経由して通信部41がその携帯識別情報を受け取ってIPパケット(あるいはMACフレームなど)に収容する。そしてこのIPパケットは、通信部41からインターネット11へ送出され、前記管理サーバ12へ届けられる。 【0095】代理アクセス法によるポイント交換時も基本的にこれと同様であるが、携帯識別情報とともに前記ポイント変更情報V1がIPパケットに収容されて管理サーバ12に届けられる点が相違する。 【0096】前記ポイント交換部43は当該ポイント交換時に機能する部分で、例えば、自動的にパチンコの玉の貸出を行う玉貸出装置(前記交換設備の1つ)と連動し、貸し出した玉の数に応じたポイント変更情報V1を、携帯識別情報(例えば、玉を貸し出した遊技者が携帯電話ユーザUBである場合には、携帯電話機15Bの端末IDであるTE2)とともにIPパケットに収容し、前記通信部41を介してインターネット11へ送出する。 【0097】会員登録であれ、ポイント交換であれ、代理アクセス法を用いる場合には、ホール装置16の正当性を管理サーバ12が検証する端末認証を行うことが望ましい。もし必要ならば、ホール装置16を操作する店員CLHに適宜、ユーザ名やパスワードを入力させてユーザ認証も行うようにするとよい。不特定多数がアクセスできるインターネット11では、なりすましの危険性が小さくないからである。 【0098】なお、前記端末認証を行う場合、各店舗端末(および各ホール装置)を一義的に識別できる店舗端末識別情報ST0、ST2,ST3を、前記携帯識別情報およびポイント変更情報V1とともに、前記IPパケットに収容して送信することになる。 【0099】また、ポイント交換でインターネット11上をやり取りされるポイント変更情報V1は金銭と同等な価値を有するため、例えば、SSLなどの暗号化技術を利用して秘匿性を高めるようにすることも望ましい。 【0100】代理アクセス法によるポイント交換の場合は、前記ポイント変更情報V1の改ざんを防ぎやすいから、前記変化パターンVPXを用いる必要性は必ずしも高くないが、もし必要ならば、代理アクセス法によるポイント交換でも、前記変化パターンVPXを用いるようにしてもよい。 【0101】次に、前記インターネット11に接続されていない店舗端末17Aの内部構成例について、図7を用いて説明する。 【0102】上述したように、セキュリティ上は代理アクセス法を用いるほうが望ましいのであるが、インターネット11に接続していない当該店舗端末17Aの場合には代理アクセス法を用いることができないため、前記単独アクセス法を用いるしかない。 【0103】(A−1−4)店舗端末17Aの内部構成例図7において、当該店舗端末17Aは、通信部50と、制御部51と、ポイント交換部52と、変化パターン生成部53と、限界値生成部54とを備えている。 【0104】このうち通信部50は、インターネット11に接続する機能を備えていない点を除き、基本的に前記通信部40と同様である。また、制御部51は基本的に前記制御部42と同じであり、ポイント交換部52も基本的に前記ポイント交換部43と同じある。 【0105】ただし、ポイント交換部52は、上述した変化パターンVPXに対応したポイント変更情報V1を発生する変化パターン生成部53に接続されている。さらにまた、当該ポイント交換部52は、前記限界値検査部62が設定を受けるものと対応した限界値を発生する限界値生成部54にも接続されている。 【0106】これにより、ポイント交換部52が制御部51に供給するポイント変更情報V1は、当該変化パターンVPXに対応し、なおかつ、当該限界値以下の値を持つことになる。 【0107】なお、図1上では、信号の対応関係を分かりやすくするために通信プロトコルの異同と無関係に同一のセッションに対応する信号には同一の符号S10,S11,S12、S13,S14、S15、S16を付与しているが、(携帯電話ネットワーク13などが)インターネット11に送信したり、(管理サーバ12などが)インターネット11から受信する信号はIPパケットであり、携帯電話機15Bや店舗端末17Aなどが近距離無線通信でやり取りしたり、携帯電話ネットワーク13に送信したりする信号は、音声フレームなどであって必ずしもIPパケットではないことは当然である。 【0108】以下、上記のような構成を有する本実施形態の動作について説明する。 【0109】本実施形態では、まず最初に、会員登録のための会員登録動作を行い、そのあとで、ポイント交換のためのポイント交換動作を行い得る状態となる。 【0110】(A−2)実施形態の動作(A−2−1)会員登録動作本実施形態の会員システム10に対して会員登録を行おうとする携帯電話ユーザは、上述した特徴的な2通りの会員登録方法を行わない場合、会員登録申込み用紙に前記必要事項を記入したり、ホームページのアンケートを利用する方法で会員登録を行うことができる。 【0111】その場合、前記3種類の携帯識別情報のほかに、住所、氏名なども明記されるため、その登録内容は、図4に示す最上部のタプルのようになる。ここでは、前記携帯電話ユーザUAがこの方法で会員登録を行っているため、最上部のタプルには、携帯電話ユーザUAの3種類の携帯識別情報(メールアドレスであるAD1、端末IDであるTE1、電話番号であるNB1)のほか、携帯電話ユーザUAの氏名であるNAME1や、住所であるRESI1まで登録されている。 【0112】この場合にはまた、その旨を明記した会員登録申込み用紙やアンケートなどに記入していることから、携帯電話ユーザUAの入会の意思も、明確に確認することができる。 【0113】このような会員登録が実行されたあとで、管理サーバ12などに蓄積されうるアクセスログ(図示せず)などを解析すれば、会員となった携帯電話ユーザUAが、いつどこで、遊技を行ったか、あるいはその遊技でいくら負けたか、あるいは勝ったかなどを示す詳細な情報(このような情報は、本来、遊技者としての携帯電話ユーザUAのプライバシーに属するものであると考えられる)が判明するため、マーケッティングなどに関しては、価値の高い情報となる。その反面、携帯電話ユーザUAのプライバシー保護に関しては、ある程度、犠牲になる可能性がある。 【0114】一方、特徴的な2通りの会員登録方法のうち、携帯電話機が単独で管理サーバ12にアクセスする(電話をかけたり、電子メールを送信したりする)単独アクセス法では、携帯電話ユーザは、携帯電話ネットワーク13とインターネット11を経由して管理サーバ11にアクセスするため、携帯電話ネットワーク13がカバーしてる地理的範囲内であるかぎり基本的にどこからでも会員登録を試みることが可能であるが、ホールのなか、または近傍からアクセスした場合以外は、前記位置情報処理部26が会員登録を拒否するため、会員登録は行われない。これにより、間違い電話などに対する会員登録が低減され、管理サーバ12内の物理的、論理的な資源を節約することができる。 【0115】このときのアクセスで、管理サーバ12において、アクセスしてきた携帯電話機(例えば、15B)の電話番号(NB2)またはメールアドレス(AD2)が判明すると、その電話番号へ自動的に電話をかけたり、電子メールを送信したりして、会員登録が拒否された旨を携帯電話ユーザUBに伝えるようにしてもよい。 【0116】このときまた、合成音声などのメッセージや、電子メールの本文内容によって、最寄りのホールの名称や所在地などを伝え、会員登録を行いたければ当該ホールのなかか、近傍から再アクセスするように促してもよい。位置情報処理部24がいずれのホールが最寄りであるかを判断するには、前記携帯位置情報やホール位置情報を利用することが可能である。必要ならば、前記ホール位置データベース27に、前記ホール位置情報と対応付けた形式で、ホールの所在地を示す文字列や、ホールの名称を示す文字列などを登録しておくとよい。 【0117】これに対し、ホールのなかや、近傍から前記管理サーバ12にアクセスした場合には、アクセスしただけで、携帯電話ユーザUBは会員登録を行うことができる。 【0118】例えば、携帯電話機15Bから管理サーバ12の電話番号であるNBMに電話をかけることによってアクセスした場合、前記顧客登録部23(位置情報処理部26)は、管理サーバ12に受信されたIPパケットS10に含まれる電話番号NB2を用いて図4の上から2つ目のタプルを追加することで、携帯電話ユーザUBの会員登録を行う。 【0119】会員登録が正常に完了すると、管理サーバ12内の顧客登録部23は、前記ポイント交換プログラムJV2を携帯電話機15Bに返送し、携帯電話機15B内の記憶部34に格納させる。会員登録が電話をかけることによって行われた場合でも、電子メールを送信することによって行われた場合でも、IPパケットの送信元IPアドレスをもとに、当該ポイント交換プログラムJV2の宛先を特定することは可能である。また、必要ならば、IETF(Internet Engineering Task Force)の発行文書であるRFC2002等に規定されているMIP(MobileIP)などを利用してもよく、携帯電話ネットワーク13とインターネット11の接続部分に設けられるゲートウエイ(図示せず)あるいはその周辺において、セッション管理を行ってもよい。 【0120】図4から明らかなように、当該タプルにおいて、メールアドレス、端末ID、氏名、住所が空値となっている。したがって、会員登録後に各ホールで携帯電話ユーザUBが遊技(この遊技には、前記ポイント交換を伴う)を行ったとしても、アクセスログに残るのは、電話番号NB2だけであり、氏名、住所など、現実世界において携帯電話ユーザUBを特定するために使用される携帯識別情報は不明である。このため、プライバシー保護の意識が高い携帯電話ユーザUBは、自身のプライバシーを保護しながら会員としての利点(例えば、上述した、交換率に関する特典による利益)を享受することができる。 【0121】管理サーバ12側でも、携帯電話ユーザUBのプライバシー保護に協力するなら、住所、氏名などは空値に維持するとよい。ただし、顧客管理上の必要性がある場合などには、顧客管理用の別個のデータベース(必ずしも遊技場関連のデータベースでなくてもよく、前記店舗端末17Bなどが設置されている店舗を運営する小売り事業者等のデータベースであってもよい)などの格納内容から当該電話番号NB2を見つけて、携帯電話ユーザUBに関する個人情報を取得した上で、当該タプルの空値を解消するようにしてもよい。 【0122】もっとも、見つけようとしたとしても実際に見つけることができる保証はないし、携帯電話ユーザUBがそのような痕跡を他のデータベースに残さないように意識的に行動すれば、自身のプライバシーを守ることは可能である。 【0123】最後に、特徴的な2通りの会員登録方法のうち、携帯電話機(例えば15B)とホール装置16が連携し、携帯電話機(15B)の代理としてホール装置16が管理サーバ12にアクセスすることで会員登録を行う代理アクセス法における動作は次のようになる。 【0124】この場合、携帯電話機15Bは遊技場内に設置されているホール装置16と前記近距離無線通信を行うが、近距離無線通信を実行することのできるホール装置16と携帯電話機15Bのあいだの距離は、見通しを得ることが不可欠な赤外線通信の場合には、赤外線の出力などの具体的な機能仕様にも依存するが、通常、長くても数メートル以内であると考えられ、Bluetoothの場合にも、電波の干渉などの影響を考慮すると、多くの場合、十数メートル以内程度に制限されるものと考えられる。すなわちこの場合には、当該近距離無線通信が成立していることをもって、携帯電話機15Bが遊技場のなかに位置しているとみなすことができるため、前記位置情報処理部26が行うホール位置情報と携帯電話位置情報の適合の検査は省略可能である。 【0125】この近距離無線通信によって、前記ホール装置16内の通信部40が携帯電話機15Bの電話番号NB2を受信したものとすると、前記IPパケットS10と同じように、当該電話番号NB2を収容した前記IPパケットS11を通信部41が送信するため、当該IPパケットS11がインターネット11経由で管理サーバ12に受信される。 【0126】このあと管理サーバ12内で行われる処理は、携帯電話機15Bが前記単独アクセス法を実行した場合と同様である。 【0127】なお、近距離無線通信によって携帯電話機15Bからホール装置16が取得する携帯識別情報は、電話番号にかぎらず、端末IDや、メールアドレスを取得することも可能である。その場合、これらの携帯識別情報を収容したIPパケットS11が送受されることは当然である。 【0128】代理アクセス法による会員登録が正常に完了した場合にも、上述した単独アクセス法による場合と同様、携帯電話機15Bにポイント交換プログラムJV2を返送するとよいが、この場合、返送の宛先は、携帯電話機15Bではなく、ホール装置16となる。したがって、携帯電話機15Bは、ホール装置16経由でポイント交換プログラムJV2を受信することになる。 【0129】このとき、必要ならば、ホール装置16と管理サーバ12間の通信は、HTTPプロトコルやFTPプロトコルを用いて行ってもかまわない。 【0130】以上のような会員登録動作によって、会員登録が行われたあと、会員となった携帯電話ユーザ(例えば、UB)は、前記ポイント交換を利用することが可能となる。 【0131】(A−2−2)ポイント交換動作実際のポイント交換では、携帯電話ユーザUBが例えば商品を購入した場合、その商品の価格をポイントから支払うことを店員CLAなどに伝え、これに応じて店員CLAが店舗端末17Aを操作すると、当該商品の価格と前記変化パターンVPXおよび前記限界値にしたがい、店舗側端末17Aのポイント交換部52が自動的に前記ポイント変更情報V1の値を決定して、この値を近距離無線通信の信号S14を用いて携帯電話機15Bに送信することになる。 【0132】近距離無線通信が前記赤外線通信の場合には、店舗端末17Aと携帯電話機15Bの距離が数メートル以内であって、なおかつ、店舗端末17Aの赤外線ポートと携帯電話機15Bの赤外線ポートのあいだで見通しが得られなければならないため、携帯電話ユーザUBが携帯電話機15Bと商品を持って、店舗端末17Aが設置されている料金支払いカウンタの近傍に来たときにはじめて、当該近距離無線通信が可能となる。 【0133】当該近距離無線通信によって信号S14を受信し、当該商品の価格または割引分の金額に相当するポイント変更情報V1を得ると、携帯電話機15Bの記憶部34内に格納されている前記ポイント交換プログラムJV2は、制御部31を介して通信部30から、当該ポイント変更情報V1と携帯電話機15Bの携帯識別情報(例えば、NB2)を含む信号S10を送信させる。 【0134】当該信号S10に対応するIPパケットS10がインターネット11を経由して管理サーバ12に受信されると、前記検査部61〜63による検査の結果が不正交換を示すものでないかぎり、通常のポイント交換が行われ、顧客データベース25内のポイント値PT2の値が、当該商品の価格などに応じて、変更される。 【0135】購入の際には、商品価格の全額をポイントで支払うことができるようにしてもよく、一定額(あるいは商品価格に対する一定割合に相当する金額)だけを、ポイントで支払うようにしてもよい。 【0136】いずれにしてもこれによって、管理サーバ12が蓄積している携帯電話ユーザUBのポイントの値PT2は減少し、回数の値(図4では5)は、インクリメントする。 【0137】同様に、当該商品を現金で購入した場合や、ポイントで購入した場合には、一定額(あるいは商品価格に対する一定割合に相当する金額)に対応する値のポイントが購入者(ここでは、携帯電話ユーザUB)に還元され、前記ポイント変更情報V1に応じて、管理サーバ12内でポイント値PT2が増加されることになる。 【0138】蓄積しているポイント値を減少させるためのポイント変更情報V1と増加させるためのポイント変更情報V1は、別個に送信し、例えば、最初に管理サーバ12内のポイント値を減少させ、次に、増加させるようにしてもよいが、店舗端末17A内で減少および増加の効果を相殺して得られるポイント変更情報V1を算出して、1回だけ送信するようにしてもよい。 【0139】ここでは、単独アクセス法によるポイント交換について説明したが、代理アクセス法によるポイント交換は、ホール装置16や、店舗端末17B、17Cなどが、携帯電話機15Bから近距離無線通信によって携帯識別情報を受信し、当該携帯識別情報と、自身の店舗端末識別情報と、ポイント変更情報V1とをインターネット11経由で管理サーバ12に送信する点が相違するだけで、その他の点では、単独アクセス法と同じ動作となる。 【0140】必要ならば、このとき携帯電話機15Bが携帯識別情報をホール装置16などに送信する機能も、前記ポイント交換プログラムJV2で実現するようにしてもかまわない。 【0141】(A−3)実施形態の効果本実施形態によれば、従来は遊技場でしか使用することができなかったポイントを、遊技場の外(例えば、デパートやカラオケ店など)でも使用することが可能となるから、ポイントの機能を拡張し、ポイントの通用範囲を広げることができる。 【0142】これによってポイントの普及率を高めることが可能となり、引いては、遊技場内における玉貸出装置などの交換設備を縮小または廃止したり、遊技場の円滑な運営をはかることも可能となる。 【0143】また、本実施形態は、既存の携帯電話機にそのまま適用することも可能であるため、実現性に優れているといえる。 【0144】(B)他の実施形態上記実施形態では、パチンコやパチスロなどを設置した遊技場の会員を例に取ったが、本発明はその他の会員にも適用可能である。例えば、ゲームセンタの会員に対して本発明を適用すること等も可能である。 【0145】なお、上記実施形態では会員登録の方法として、単独アクセス法と代理アクセス法を用意したが、本発明の構成上、これら2つの方法を併存することは必須ではない。いずれか一方の方法が利用できれば十分である。 【0146】この点はまた、会員登録の場合にかぎらず、ポイント交換の場合でも同様である。すなわち、ポイント交換に関しても単独アクセス法と代理アクセス法のいずれか一方だけを用意してもよい。 【0147】また、上記実施形態では、前記無条件登録方法を用いずに位置検査登録方法を用いたが、必要ならば、無条件登録方法を用いるようにしてもよい。 【0148】さらに、上記実施形態では、顧客データベース25のデータ項目として、ユーザIDを設けたが、ユーザIDは、会員システム10内における携帯電話機の実質的な一義性が前記3種類の携帯識別情報によって確保されていることを前提に付与するものである。 【0149】もし必要ならば、ユーザIDを用いず、管理サーバ12内でも、前記3種類の携帯識別情報だけを携帯電話ユーザの識別に利用してもよい。 【0150】また、上記実施形態では会員登録を促進するため、管理サーバ12に電話をかけた場合でも、電子メールを送信した場合でも会員登録できるようにしてアクセス方法のバリエーションを用意したが、アクセス方法はいずれか1つに制限してもよい。 【0151】これによって、使用される携帯識別情報も統一可能であるから、同じ携帯電話ユーザ(例えば、UB)を多重登録(2重登録)してしまうことを確実に防止することができる。 【0152】各携帯識別情報はそれぞれの体系(電話番号体系やメールアドレス体系)に属しており、各体系のなかだけで一義的であるにすぎない。したがって、異なるアクセス方法が用いられると、次のように、多重登録が発生する可能性がある。 【0153】すなわち、管理サーバ12に対し、携帯電話機(例えば、15B)から電話をかけることによって、3種類のうち電話番号だけを携帯識別情報とする1つのタプルが追加されたあとで、同じ携帯電話機(15B)から今度は電子メールを送信することによって3種類のうちメールアドレスだけを携帯識別情報とする別なタプルが追加されると、同一の携帯電話ユーザ(UB)が二重に会員登録されたことになる。 【0154】上述したように、本来、1つのタプルは一人の携帯電話ユーザ(一人の会員)に対応するべきものであるから、このような現象は明らかに、矛盾している。 【0155】このような多重登録が発生した場合の具体的な不都合としては、ポイント値を参照する場合の処理によっては、管理サーバ12内に自身のポイントが残っているのに、ポイントが存在しない(すなわち、ポイント値がゼロである)ものとして取り扱われる可能性があるということである。管理サーバ12には、別なタプルが実際には同じ会員に対応していることを認識する方法がなく、タプルが異なれば別な会員として処理するしかないからである。 【0156】携帯識別情報を1つに制限すれば、このような矛盾の発生を、確実に防止することができる。 【0157】また、図4に示した顧客データベース25の構成は図示したものに限定しない。例えば、図示したデータ項目の一部を省略したり、図示していないデータ項目を設けたりすることも可能である。 【0158】したがって、上記実施形態では携帯識別情報として、各携帯電話機の端末ID、メールアドレス、または電話番号を用いて会員登録を行ったが、これら以外の携帯識別情報を利用しても構わない。 【0159】また、上記実施形態では、主として携帯電話機を例に説明したが、携帯電話機以外の移動通信端末に対しても、本発明は適用可能である。 【0160】例えば、PDA、PHS端末、前記メール端末などについても適用できる。 【0161】また、上記実施形態では、管理サーバ12を使用したが、インターネット11上の管理サーバ12は省略することも可能である。 【0162】例えば、前記ホール装置16に前記管理サーバ12の機能を搭載するようにしてもよい。 【0163】なお、上記実施形態において、ポイント交換プログラムJV2は、会員登録時に管理サーバ12から送信するようにしたが、必要ならば、例えば、商品の購入やパチンコの玉の貸出を受けるときに、店舗端末17Aやホール装置16から送信するようにしてもよい。 【0164】また、上記実施形態では、Javaアプリケーションなどのポイント交換プログラムJV2を用いたが、必要に応じて、上述したように、JV2に相当する機能を、製品としての携帯電話機の製造工程で、ハードウエア的またはソフトウエア的に携帯電話機に搭載しておくようにしてもよい。 【0165】携帯電話事業者によっては、セキュリティ性を強化するためJavaアプリケーションの機能に厳格な制限を設け、アプリケーションの送信元のサーバとしか通信できないようにしたり、送信先(ここでは、携帯電話機)のPIMや、メモリの内容を読み書きできないようにしている場合もあるが、そのようなケースでは、上記実施形態のような機能を持つJavaアプリケーションは使用できないからである。 【0166】なお、上記実施形態では、ホール装置16はインターネット11に接続されていたが、本発明では、インターネット11に接続されていないホール装置が存在してもかまわない。その場合、当該ホール装置は、前記店舗端末17Aと同様な通信端末となる。 【0167】また、上記実施形態では、代理アクセス法による場合にだけIPパケットに店舗端末識別情報を収容して送信したが、単独アクセス法によるポイント交換の場合でもIPパケットに店舗端末識別情報を収容して送信するようにしてもよい。 【0168】この場合、前記店舗端末17Aは前記ポイント変更情報V1とともに自身の店舗端末識別情報ST1を近距離無線通信で携帯電話機に送信し、当該携帯電話機が単独アクセス法によるポイント交換を実行するときに、前記ポイント交換プログラムJV2が、前記携帯識別情報やポイント変更情報V1とともに当該店舗端末識別情報ST1も送信する。これにより、管理サーバ12が店舗端末情報の正当性も検査できるから、セキュリティ性を高めることが可能になる。 【0169】また、上記実施形態にかかわらず、もし必要ならば、ホール装置16同様、店舗端末17B、17Cを用いて会員登録を行うことができるようにしてもよい。 【0170】上記実施形態では、管理サーバ12内に3つの検査部61〜63を設けたが、これらは、上述したものとは異なる項目を検査する検査部に置換することもでき、3つのうちの一部を省略してもよく、必要ならば、すべてを省略してもよい。さらに、3つ以上の項目について検査するようにしてもよい。 【0171】なお、上記実施形態では、電話をかける方法、または電子メールを送信する方法によって、単独アクセス法による会員登録を行ったが、管理サーバ12が提供するWebページの閲覧時に、ページ上の所定のフィールドに携帯電話ユーザの電話番号や電子メールアドレスを記入させたり、ページ上に設けたボタンを押させること等によって会員登録を行うようにしてもよい。このとき、管理サーバ12側でセッション管理を行えば、上述したポイント交換プログラムJV2の返送を容易に実行することが可能である。ただしこの場合には、当然、携帯電話機はWebブラウザを搭載していることを要する。 【0172】さらに、上記実施形態では主としてハードウエア的に本発明を実現したが、本発明はソフトウエア的に実現することも可能である。 【0173】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば、ポイントの機能を拡張し、ポイントの通用範囲を広げることが可能となる。 【0174】また、これによってポイントの普及率を高めることが可能となるから、現金を取り扱うために必要であった従来の設備(例えば、遊技場内における玉貸出装置などの交換設備)を縮小または廃止したり、遊技場などの円滑な運営をはかることも可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598098526 【氏名又は名称】アルゼ株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年4月15日(2002.4.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090620 【弁理士】 【氏名又は名称】工藤 宣幸
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| 【公開番号】 |
特開2003−305268(P2003−305268A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月28日(2003.10.28) |
| 【出願番号】 |
特願2002−112484(P2002−112484) |
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