| 【発明の名称】 |
遊技機における施錠装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】名畑 豊 【住所又は居所】愛知県春日井市宮町字中島22番地 日東アイランドキー 株式会社内
【氏名】近藤 恵一 【住所又は居所】愛知県春日井市宮町字中島22番地 日東アイランドキー 株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】係合部と鉤部との係合を維持して不正行為を防ぐことができる遊技機における施錠装置を提供する。
【解決手段】施錠装置16の支持体17には外枠12の上下各係合部12aに係合して前枠13を外枠12に施錠状態とする上部鉤部及び下部鉤部27を備えた第1作動体21が移動可能に取り付けられている。第1作動体21にはロック体52が回動可能に支持され、支持体17には係合体51が回動可能に支持されている。下側の係合部12aに下部鉤部27が係合すると、その係合部12aに当接片52bが当接し、さらにロック体52が回動して係合突片52aが係合体51の係合曲げ部51aに係合して第1作動体21の移動を規制している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】遊技盤が保持される前枠と、前枠が開閉可能に支持される外枠とから構成される遊技機において、前記前枠を外枠に施錠するために設けられる施錠装置であって、前記前枠に固定される支持体と、同支持体に設けられ、前記外枠に設けられた係合部に係合して前枠を外枠に施錠状態とする鉤部を備えた作動体と、前記支持体に設けられ、解錠操作によって作動体を作動させて係合部と鉤部の係合を解除する錠部材とよりなり、前記作動体には一端部に係合突片を備え、他端部に当接片を備えたロック体が回動可能に支持され、前記支持体には前記係合突片が係合可能な係合体が回動可能に支持されているとともに、前記ロック体と係合体との間には、係合突片が係合体から離れる方向へロック体が回動するように付勢する付勢部材が設けられ、前記係合部に対する鉤部の係合に伴い前記当接片が係合部に当接して前記ロック体が回動することにより係合突片が前記係合体に係合して作動体の移動を規制することを特徴とする遊技機における施錠装置。 【請求項2】前記付勢部材は、解錠操作により係合突片との係合が解除される方向へ回動された係合体をロック体側へ回動させる方向へ付勢していることを特徴とする請求項1に記載の遊技機における施錠装置。 【請求項3】前記支持体において、ロック体の側方には、係合体と係合突片との係合に対する側方からの不正解除を防止するための障壁が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機における施錠装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等において、遊技盤が設けられた前枠を外枠に施錠するための遊技機における施錠装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、遊技機の一種であるパチンコ遊技機は、その外郭が縦長四角枠状をなす外枠と、外枠に開閉可能に支持される前枠と、前枠の内側に保持される遊技盤とから構成されている。前枠の一側部には施錠装置が装着され、その施錠装置により外枠に対して前枠を施錠できるようになっている。 【0003】この種の遊技機における施錠装置は、縦長筒状の支持体に縦長四角板状の作動板が上下移動可能に設けられ、作動板の両端部にそれぞれ鉤部が設けられたものが知られている。そして、これらの鉤部は、外枠に設けられた一対の係合部と係脱可能に構成され、前記鉤部が係合部に係合した状態で前枠を外枠に対して施錠できるようになっている。また、作動板は上方に付勢されており、鉤部が係合部の下方から係合した際には、係合状態が維持できるようになっている。 【0004】一方、支持体には、錠部材が設けられ、錠部材の回転操作が作動板を介して前記鉤部に伝達され、鉤部を下方に移動できるようになっている。そして、鉤部を下方に移動させて係合部から離脱させることによって前枠を外枠から解錠できるようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の施錠装置では、作動板等が側面から不正部材によって操作され、係合部と鉤部との係合が解除されて前枠が不正に解錠されるおそれがあるという問題があった。本発明は上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、係合部と鉤部との係合を維持して不正行為を防ぐことができる遊技機における施錠装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、遊技盤が保持される前枠と、前枠が開閉可能に支持される外枠とから構成される遊技機において、前記前枠を外枠に施錠するために設けられる施錠装置であって、前記前枠に固定される支持体と、同支持体に設けられ、前記外枠に設けられた係合部に係合して前枠を外枠に施錠状態とする鉤部を備えた作動体と、前記支持体に設けられ、解錠操作によって作動体を作動させて係合部と鉤部の係合を解除する錠部材とよりなり、前記作動体には一端部に係合突片を備え、他端部に当接片を備えたロック体が回動可能に支持され、前記支持体には前記係合突片が係合可能な係合体が回動可能に支持されているとともに、前記ロック体と係合体との間には、係合突片が係合体から離れる方向へロック体が回動するように付勢する付勢部材が設けられ、前記係合部に対する鉤部の係合に伴い前記当接片が係合部に当接して前記ロック体が回動することにより係合突片が前記係合体に係合して作動体の移動を規制することを要旨とする。 【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機における施錠装置において、前記付勢部材は、解錠操作により係合突片との係合が解除される方向へ回動された係合体をロック体側へ回動させる方向へ付勢していることを要旨とする。 【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機における施錠装置において、前記支持体において、ロック体の側方には、係合体と係合突片との係合に対する側方からの不正解除を防止するための障壁が設けられていることを要旨とする。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した遊技機における施錠装置の一実施形態を図1〜図8に従って説明する。 【0010】図2に示すように遊技機の一種であるパチンコ遊技機11は、その外郭が縦長四角枠状をなす外枠12により形成されている。この外枠12の一側部の上下両部には、外枠12内へ四角板状に突出する係合部12aが形成され、他側部には四角枠状をなす前枠13が開閉可能に支持されている。この前枠13には、図示しない打球発射装置、球皿等のパチンコゲームを展開可能とする遊技構成部材が搭載できるとともに、前枠13の内側には遊技盤14が保持されている。また、前枠13の前面には、四角板状をなすガラス扉15が開閉可能に支持され、パチンコ遊技機11前面から遊技盤14が視認可能となっている。 【0011】前枠13には施錠装置16が装着され、この施錠装置16により前枠13を外枠12に施錠できるようになっている。なお、以下において上下左右は、パチンコ遊技機11を前方から見た場合の上下左右を示すものとする。加えて、施錠装置16により前枠13が外枠12に施錠された状態を施錠装置16の施錠状態とし、外枠12から前枠13が開放された状態を施錠装置16の解錠状態とする。 【0012】図1に示すように、施錠装置16は、亜鉛メッキ鋼板等の金属板から細長板状に形成された支持体17によって外郭が形成されている。この支持体17は、縦長四角板状の背板18と、同背板18の長さ方向のほぼ全体に沿った一側から直交方向に折り曲げ形成された第1側板19と、背板18の下側にほぼ直交方向に折り曲げ形成された第2側板20とから構成されている。 【0013】前記背板18の上部には上方へ折り曲げ形成された掛止片31が突設されている。また、第1側板19の内側には、前枠13を外枠12に施錠するための略細長板状をなす作動体としての第1作動体21が設けられている。一方、背板18にはガラス扉15を前枠13に施錠するための四角板状をなす第2作動体22が設けられている。 【0014】前記第1作動体21の上下両端には鉤部としての三角板状の上部鉤部26及び下部鉤部27が設けられている。上部鉤部26及び下部鉤部27の先端縁には、端部に向かうに従い、下方に傾斜する傾斜面33が形成されている。また、上部及び下部鉤部26、27の中央には、上方に向かって開口する係合凹所34がそれぞれ凹設されている。これらの係合凹所34が、図2に示す前記係合部12aにそれぞれ係合されることによって、施錠装置16により外枠12に前枠13が施錠されるようになっている。 【0015】図1に示すように、第1作動体21の上部及びほぼ中央部と、第1側板19の下部には、縦長楕円状の案内孔28が形成され、第1作動体21の下部には挿通孔21aが穿設されている。また、第1作動体21の下部は、背面C字状に折り曲げ形成され、その折り曲げ部分の中央部には、細長四角板状の第1押圧片30が形成されている。さらに、第1作動体21の上部には、下方へ折り曲げ形成された掛止片31がそれぞれ形成されている。 【0016】そして、第1作動体21の上部及び中央部の各案内孔28からリベットRが第1側板19に挿通固定され、挿通孔21aから第1側板19の案内孔28にリベットRが挿通固定されて第1作動体21は第1側板19の内側に上下動可能に取り付けられている。さらに、第1作動体21の掛止片31と背板18の掛止片31に第1コイルばね32の各端部が掛止され、その第1コイルばね32により第1作動体21は支持体17に対して上方に付勢されている。 【0017】図1及び図3に示すように、背板18の下側には錠部材としてのシリンダ錠44の基端側が固着され、先端を背板18の背面に突出した状態で装着されている。シリンダ錠44の基端面には、背面視横V字状のカム板46がカム板支持軸46aに軸着されている。そして、シリンダ錠44に鍵47を挿入して回動すると、カム板46はカム板支持軸46aを中心に鍵47の回動方向と同一方向に回動するようになっている。 【0018】図1及び図4に示すように、カム板46には舌片状の第1脚片46bがカム板46の中央から斜め上方に向かって突設されている。また、カム板46には舌片状の第2脚片46cが、段差部分を介してカム板46の中央から下方に向かって突設されている。図3に示すように、第1脚片46bと第2脚片46cとの間には前記第1押圧片30の端縁が位置している。そして、鍵47を回転させると、第1脚片46bは第1押圧片30の端縁に係止し、さらに同第1押圧片30を介して第1作動体21を押し下げることができる。 【0019】図1に示すように、第1側板19のほぼ中央部の内面と第1作動体21との間には四角板状をなす係合体51が配設されている。そして、その係合体51は基端部が第1作動体21の中央の案内孔28から第1側板19に固定されたリベットRに回動可能に支持されている。この係合体51は下側半分が第2側板20に近付くように折り曲げ形成され、下端部に背面視略U字状をなす係合曲げ部51aが形成されている。また、係合体51の下側の縁部には外方へ延び、さらに上方へ延びる係止フック51bが突設されている。 【0020】図3に破線に示すように、係合体51の中央部の縁部には、係合体51の支持体17に対する取付状態でカム板46側へ突出する規制突片51cが突設されている。前記規制突片51cは基端から先端へ向かうに連れて下方へ傾斜するように形成されている。そして、施錠装置16の解錠状態では、前記規制突片51cが前記第1脚片46bと第2脚片46cとの間に入り込むように配置されている。 【0021】図1及び図4に示すように、前記第1作動体21の下端部には、側面視略L字状をなすロック体52が配設され、そのロック体52の中央部が、第1作動体21の挿通孔21aから第1側板19の案内孔28に固定されたリベットRに回動可能に支持されている。このロック体52は一端部(上端部)に前記係合曲げ部51aに係合可能な係合突片52aを備え、他端部には施錠装置16の施錠状態で下側の係合部12aに当接する側面視四角板状の当接片52bを備えている。 【0022】また、ロック体52の中央部の縁部と前記係止フック51bとには付勢部材としてのコイルスプリング53の各端部が係止され、ロック体52と係合体51との間にコイルスプリング53が設けられている。図3に示すように、施錠装置16の解錠状態では、前記コイルスプリング53によりロック体52は、係合突片52a側が係合曲げ部51aから離れる方向へ回動するように付勢されている。一方、コイルスプリング53により係合体51は係合曲げ部51aがロック体52の係合突片52aに近付く方向へ回動するように付勢されている。 【0023】さて、この施錠装置16を前枠13に装着するには、背板18の外面を前枠13の背面右端部に当接し、ねじ等で固定する。そして、図2に示すようにシリンダ錠44の先端は前枠13に形成された図示しない挿通孔に挿通され、前枠13の前面に突出されている。 【0024】次に、開放状態の前枠13を外枠12に施錠するには、前枠13を閉止方向に回転させる。このとき、図3に示すように、コイルスプリング53の付勢力によりロック体52は、係合突片52aと係合曲げ部51aとが係合しない方向へ回動されているため、第1作動体21は下方に移動可能な状態となっている。そして、図5に示すように、上下各係合部12aの下端縁に上部及び下部鉤部26,27の傾斜面33が摺接されるに伴い、各鉤部26、27は図5に2点鎖線に示す位置から実線に示す位置へ、第1コイルばね32の付勢力に抗して下方に移動される。 【0025】各係合部12aに対して係合凹所34が近付くと、下側の係合部12aの側面に当接片52bの端縁が当接する。さらに、施錠装置16が外枠12側へ近付くに連れて当接片52bの端縁が下側の係合部12aに当接し、さらに、その係合部12aに押圧される。その結果、ロック体52の当接片52b側がリベットRを回動中心として背板18側へ回動し、係合突片52a側が係合曲げ部51aに近付くように回動される。すると、当接片52bの端縁が鉛直方向へ延び、係合凹所34の内端縁との間に間隙が形成される。 【0026】そして、係合部12aの下端縁を傾斜面33が通過し、係合部12aの下側に係合凹所34が位置すると、係合部12aによる上部及び下部鉤部26,27の下方への押圧が解除される。すると、図6に示すように、第1コイルばね32が伸長状態から収縮しようとする力により第1作動体21が上方へ移動される。 【0027】第1作動体21の上方への移動に伴い、上側の係合部12aに上部鉤部26の係合凹所34が係合するとともに、当接片52bの端縁が下側の係合部12aの一面に沿った状態でロック体52が上方へ移動する。その結果、当接片52bの端縁と係合凹所34の内端縁との間の間隙に、下側の係合部12aが配置され、係合部12aが当接片52bの端縁と係合凹所34の内端縁とにより挟持される。 【0028】また、ロック体52の上方への移動により、係合曲げ部51aと対応する位置に係合突片52aが移動される。このとき、係合突片52aの先端により係合体51がリベットRを回動中心として背面側へ押圧されて回動し、係合突片52aの上方への移動後、コイルスプリング53の付勢力により係合体51がロック体52側へ回動して係合突片52aが係合曲げ部51aに係合される。 【0029】その結果、支持体17の第1側板19に支持された係合体51に対し、第1作動体21に支持されたロック体52が係合され、第1作動体21の下方への移動が規制される。そのため、上部及び下部鉤部26,27の係合部12aに対する係合が維持され、施錠装置16による前枠13の外枠12に対する施錠状態が維持される。 【0030】続いて、外枠12から前枠13を解錠するには、シリンダ錠44に鍵47を差し込み、鍵47を回転させる。図7に2点鎖線に示すように、鍵47の回転に伴いカム板46が回転され、下方へ回転された第1脚片46bが規制突片51cに摺接する。 【0031】すると、規制突片51cが第1脚片46bにより徐々に外枠12側へ押し出されて図8に2点鎖線に示すように、係合体51がリベットRを中心として背面側へ回動され、係合突片52aに対する係合曲げ部51aの係合が解除される。さらに、鍵47を回転させ、カム板46を図7に2点鎖線に示す位置から実線に示す位置へ回転させると、図8に示すように、第1脚片46bは第1押圧片30の端縁に係止し、その第1押圧片30が第1脚片46bにより押し下げられる。 【0032】その結果、第1作動体21及びロック体52は第1コイルばね32の付勢力に抗して図8に2点鎖線に示す位置から実線に示すように下方へ移動していく。このとき、コイルスプリング53は伸長され、その伸長に伴い係合体51はコイルスプリング53に引っ張られて図8に実線に示すようにロック体52側、即ち背板18側へ回動する。 【0033】そして、上部鉤部26及び下部鉤部27と係合部12aとの係合が解除されると同時に、当接片52bの端縁と下部鉤部27の係合凹所34の内端縁との間隙から係合部12aが開放される。従って、各鉤部26、27と対応する係合部12aとの係合が解除され、前枠13が解錠される。 【0034】前枠13が解錠され、前枠13が外枠12から離れる方向へ回動されると、第1コイルばね32の収縮に伴い第1作動体21及びロック体52が上方へ移動される。また、コイルスプリング53の収縮に伴い、ロック体52の係合突片52aが係合曲げ部51aから離れる方向へ回動される。その結果、図3に示すように、施錠装置16が解錠状態に設置される。 【0035】上記実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。 (1)上部及び下部鉤部26,27と上下各係合部12aが係合した状態で、係合突片52aと、係合曲げ部51aとを係合させることにより第1作動体21の移動を規制することができる。また、当接片52bと下側の係合部12aとの当接によりロック体52の回動が規制されているため、係合体51を回動させなければ係合突片52aと係合曲げ部51aとの係合を解除することができない。従って、施錠装置16の施錠状態では、不正部材、手等で係合体51を回動させ、さらに第1作動体21を移動させることが困難となり、上部及び下部鉤部26,27と係合部12aとの係合を維持して前枠13の不正解錠による不正行為を防ぐことができる。 【0036】(2)下側の係合部12aによりロック体52を回動させることができ、下部鉤部27と係合部12aとの係合及びロック体52による第1作動体21の移動の規制を同時に行うことができ、施錠装置16による外枠12と前枠13との施錠を確実に行うことができる。 【0037】(3)また、係合部12a以外の部材等によりロック体52を回動させる場合と異なり、その部材とロック体52との位置関係の誤差等によりロック体52の回動が不可能になる不具合を防止して施錠装置16による施錠を確実に行うことができる。 【0038】(4)前枠13が開放している状態では、コイルスプリング53の付勢力によりロック体52は係合突片52aが係合曲げ部51aから離れる方向へ付勢されている。そのため、外枠12を前枠13により閉止する前に、第1作動体21の移動が規制されてしまう不具合をなくすことができ、前枠13を回転させたとき、施錠装置16により確実に施錠することができる。 【0039】(5)施錠装置16の施錠状態では、当接片52bの端縁と係合凹所34の内端縁とに係合部12aが挟持される。そのため、ロック体52を回動させようとしても、当接片52bが係合部12aに当接し、さらに、係合部12aが係合凹所34の内端縁に当接するため、ロック体52の回動を確実に規制することができる。 【0040】(6)カム板46の回転により係合体51を回動させて係合曲げ部51aと係合突片52aとの係合を解除することができ、さらに第1作動体21を下方へ移動させて上部及び下部鉤部26,27と係合部12aとの係合を解除することができる。従って、カム板46一部材で二つの係合解除作業を行うことができ、施錠装置16の部材点数を少なくして構成を簡易化することができるとともに、製造コストの節約を図ることができる。 【0041】(7)コイルスプリング53は係合体51とロック体52との間に設けられているため、コイルスプリング53の一部材で係合体51及びロック体52を元の状態へ復帰させることができる。従って、施錠装置16の部品点数を少なくして製造コストが嵩むのを防止することができる。 【0042】なお、前記実施形態を次のように変更して具体化することも可能である。 ・ 実施形態では、下側の係合部12aが当接片52bの端縁と係合凹所34の内端縁とに挟持されるように形成したが、以下のように変更してもよい。即ち、施錠装置16の施錠状態で、当接片52bの端縁が係合部12aに当接したとき、係合部12aと係合凹所34の内端縁との間に若干の隙間が形成されていてもよい。 【0043】・ 図3及び図4に2点鎖線に示すように、支持体17において、係合突片52aと係合曲げ部51aとの係合位置及び下側の係合部12aと下部鉤部27との係合位置の側方に位置するように第2側板20から下方へ延びる障壁60を形成してもよい。このように構成した場合、施錠装置16の側方からの不正操作による係合突片52aと係合曲げ部51aとの係合解除及び下部鉤部27と係合部12aとの係合解除を効果的に防止することができる。また、係合突片52aと係合曲げ部51aとの係合解除を防止するため、係合突片52aと係合曲げ部51aの係合位置の側方のみに位置するように障壁60を形成してもよい。 【0044】・ 実施形態では、上部及び下部鉤部26,27に上方へ開口する係合凹所34を形成したが、上部及び下部鉤部26,27に下方へ開口する係合凹所34を形成し、第1作動体21を下方へ移動させることにより、係合部12aと係合凹所34との係合を解除できる構成としてもよい。 【0045】・ 第1作動体21に、鉤部を3箇所以上に設けてもよい。このように構成した場合、外枠12に対する前枠13の施錠を効果的に行うことができる。 ・ 前記コイルスプリング53、第1コイルばね32を、板ばねやゴム等の他の付勢部材にそれぞれ変更してもよい。 【0046】・ 前記施錠装置16を、パチスロ遊技機等の他の遊技機においても使用してもよい。次に、実施形態又は別例から把握できる技術的思想について以下に記載する。 【0047】(1)前記錠部材には解錠操作により回転するカム板が設けられ、当該カム板は前記係合体を係合突片との係合が解除される方向へ回動させるとともに、作動体を係合部と鉤部の係合を解除する方向へ作動させることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の遊技機における施錠装置。このように構成した場合、カム板一部材で二つの係合解除作業を行うことができ、施錠装置の部材点数を少なくして構成を簡易化することができるとともに、製造コストの節約を図ることができる。 【0048】(2)前記当接片と鉤部との間に形成される間隙に係合部が配置され、係合部が当接片と鉤部とに挟持された状態で鉤部に係合することを特徴とする請求項1〜請求項3及び前記技術的思想(1)のいずれか一項に記載の遊技機における施錠装置。このように構成した場合、施錠状態では、係合部に対する当接片の当接及び鉤部の当接によりロック体の回動を効果的に規制することができる。従って、係合突片と係合体との係合を解除しにくくして前枠の不正解錠による不正行為を防ぐことができる。 【0049】 【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、係合部と鉤部との係合を維持して不正行為を防ぐことができる。 【0050】請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、係合突片との係合及び係合部と鉤部との係合が解除され、作動体が元の状態に戻った後、係合体を自動的に元の位置へ回動させることができる。 【0051】請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、側方からの係合突片と係合体との係合の不正操作による解除を効果的に防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390006220 【氏名又は名称】日東アイランドキー株式会社 【住所又は居所】愛知県春日井市宮町字中島22番地
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| 【出願日】 |
平成14年4月12日(2002.4.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】230101498 【弁護士】 【氏名又は名称】神戸 正雄
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| 【公開番号】 |
特開2003−305258(P2003−305258A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月28日(2003.10.28) |
| 【出願番号】 |
特願2002−110972(P2002−110972) |
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