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【発明の名称】 パチンコ遊技機
【発明者】 【氏名】峰野 雅史
【住所又は居所】愛知県春日井市桃山町1丁目127番地 マルホン工業株式会社内

【氏名】高木 正宏
【住所又は居所】愛知県春日井市桃山町1丁目127番地 マルホン工業株式会社内

【要約】 【課題】配線構造が理解し易く、配線作業性の優れたパチンコ遊技機を提供することを目的とする。

【解決手段】導電部品の具備するコネクタ41に結線指標xを割り振る。そして、該結線指標xを、該コネクタ41の属する導電部品の部品指標yと、接続先導電部品の部品指標yとの組合せにより構成した。さらに、該コネクタ41と、該コネクタ41と雌雄関係をなすリード線40のコネクタ41とに、同じ結線指標xを標記した。これにより、配線作業において、リード線40のコネクタ41に記された結線指標xをもとに、接続先の導電部品が特定できるため、配線作業を迅速にできるし、リード線40を結合する際にはコネクタ41双方の結線指標xをもとに、結合できるため確実な配線作業が可能となる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】機裏に、接続用コネクタを配設してなる導電部品を備え、各導電部品間相互を、被覆導線の両端にコネクタを具備してなるリード線により結線するようにしたパチンコ遊技機において、導電部品に配設される各コネクタに所定の結線指標を割り振り、該コネクタと、該コネクタに結合するリード線のコネクタとに、該結線指標を標記するようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
【請求項2】導電部品が、所要電子回路を担持する基板を基板ケースに内蔵する回路ユニット板又は遊技部品である請求項1記載のパチンコ遊技機。
【請求項3】導電部品に部品指標を割り振り、各コネクタに割り当てられる結線指標を、該コネクタが属する部品指標と、該コネクタの接続先導電部品の部品指標との組み合わせにより構成したことを特徴とする請求項2記載のパチンコ遊技機。
【請求項4】コネクタが属する部品指標と、該コネクタの接続先導電部品の部品指標との組み合わせ関係をあらかじめ定めて、結線指標を構成したことを特徴とする請求項3記載のパチンコ遊技機。
【請求項5】回路ユニット板の部品指標を、該回路ユニット板の外表に標記するようにしたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のパチンコ遊技機。
【請求項6】リード線を、その結線する対象の種類により区分して、その結線種ごとに色分けして標識したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
【請求項7】部品指標の一覧表をパチンコ遊技機裏面に貼付したことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電部品とリード線を備えたパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のパチンコ遊技機は、遊技盤裏にスイッチ、ソレノイド等の電気遊技部品を多数備え、さらに、その裏に重なるように、多くの回路ユニット板が配設されている。前記回路ユニット板は所要電子回路を組み込んだ基板を基板ケースに収納して保護し、基板に配設された接続用コネクタを外部に露出させたものである。
【0003】各回路ユニット板に内蔵される基板としては、遊技部品又は他の基板と電気信号をやりとりし、遊技作動の制御を司る制御基板や、制御基板と遊技部品間の電気信号を中継する中継基板等がある。
【0004】上述の回路ユニット板又は遊技部品等の導電部品は、該導電部品のコネクタと雌雄関係となるコネクタを両端に具備する被覆導線からなるリード線により、相互に結線されている。また、最近のパチンコ遊技機の高機能化に伴い、導電部品は増加し、コネクタの数も増え、パチンコ遊技機裏の配線構造は複雑なものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】パチンコ遊技機の製造過程においては、配設された各導電部品間を所定のリード線により結線する配線作業を要する。しかし、上述のようにコネクタが各導電部品毎に設けられていることから、コネクタは多数かつ多種に渡り、配線作業者は、多数のコネクタの中から、リード線を結合させるべきコネクタを、迅速かつ正確に特定し、結線しなければならない。そのため、配線作業に従事する者は、製造ラインにおいて、作業の遅滞や配線間違いなどをしないように、熟練を要する。
【0006】そこで、熟練を要することなく、適格な配線作業を可能とするために、現在、多くのパチンコ遊技機では、相互に結合させるコネクタを同色にして種別化している。しかし、導電部品のコネクタ数は多く、全てのコネクタに個別の色を割り当てるには、多くの中間色を要する。そのため、異なるコネクタ間で色の差異が曖昧となりがちで、同色か否かを識別するのに手間取るという問題が生じている。
【0007】また、製造後でも、パチンコ遊技機の修理等で、配線作業をやりなおす必要が生じることもある。かかる場合に、配線構造に疎い者では、遊技機裏の配線構造は理解し難く、簡単な故障の場合でも遊技場の作業員等では対応できない。
【0008】本発明はかかる問題点の解決を試みたものであって、配線構造が理解し易く、配線作業性の優れたパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、機裏に、接続用コネクタを配設してなる導電部品を備え、各導電部品間相互を、被覆導線の両端にコネクタを具備してなるリード線により結線するようにしたパチンコ遊技機において、導電部品に配設される各コネクタに所定の結線指標を割り振り、該コネクタと、該コネクタに結合するリード線のコネクタとに、該結線指標を標記するようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機(請求項1)である。かかる構成では、導電部品の各コネクタに結線指標を割り振ることにより、配線作業において、多数のコネクタを明確に識別できる。また、雌雄関係をなすコネクタ双方に、同じ結線指標を標記しているため、リード線を結合させるべき導電部品のコネクタを間違いなく特定でき、より正確な配線作業が可能となる。
【0010】上記の導電部品としては、所要電子回路を担持する基板を基板ケースに内蔵する回路ユニット板、又は、基板と電気的に接続される遊技部品とすることができ、各回路ユニット板相互又は回路ユニット板と遊技部品相互をより確実に結線することができる(請求項2)。
【0011】また、導電部品に部品指標を割り振り、各コネクタに割り当てられる結線指標を、該コネクタが属する部品指標と、該コネクタの接続先導電部品の部品指標との組み合わせにより定める構成が提案される(請求項3)。このような場合には、コネクタの結線指標が、結線すべき導電部品相互を示す結線案内表示として機能するため、配線作業において、結合すべき導電部品のコネクタを容易に探索することができる。
【0012】さらに、コネクタが属する部品指標と、該コネクタの接続先導電部品の部品指標との組み合わせ関係をあらかじめ定めて、結線指標を構成してもよい(請求項4)。かかる構成にあって、リード線のコネクタに記された結線指標により、該コネクタと雌雄関係をなすコネクタの属する導電部品の部品指標を特定し易く、コネクタ接続をさらに迅速に行うことができる。
【0013】また、回路ユニット板の部品指標を、該回路ユニット板の外表面に標記するようにすれば(請求項5)、回路ユニット板の部品指標を明瞭かつ確実に識別でき、回路ユニット板間の配線作業が一層迅速になる。
【0014】リード線を、その結線する対象の特徴により区分して、その結線種ごとにリード線を色分けして標識することも考えられる(請求項6)。かかる構成では、配線作業において、リード線に標識した結線種をもとに、リード線の結線すべき導電部品が限定できるため、より迅速な配線作業が可能となる。
【0015】また、部品指標の一覧表をパチンコ遊技機裏面に貼付してもよい(請求項7)。これにより、配線作業に熟練していない者でも、貼付された部品指標一覧表により、部品指標と導電部品の対応を確認しながら修理作業ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】いわゆる第1種パチンコ遊技機に本発明を適用した一実施例を添付図面に従って説明する。図1はパチンコ遊技機の遊技盤1の正面図を示す。ここで遊技盤1の中央部に配設されたセンターケース4内には液晶表示器からなる特別図柄表示装置6が設けられる。
【0017】センターケース4の下部には四個のパイロットランプからなる特別図柄始動記憶数表示装置8が設けられる。この特別図柄始動記憶数表示装置8は、後述する主制御基板60(図2参照)に記憶された始動記憶数を表示する。また、同じくセンターケース4の上部には、三個の発光ダイオードLEDを内部に備えた普通図柄表示装置10が配設される。この三個の発光ダイオードは順次点滅して、種々の組合せの点灯態様を表示する。そして、この点灯態様が所定の当たり態様の場合には、普通電動役物15を開放する。さらに、この普通図柄表示装置10の直上位置には、四個のパイロットランプからなる普通図柄始動記憶数表示装置12が設けられ、後述の普通図柄始動スイッチ31(図2参照)からの遊技球検出信号が、所定数を上限として主制御基板60(図2参照)に記憶された場合に、その記憶数を表示する。
【0018】一方、センターケース4の下部両側には、普通図柄作動ゲート13(普通図柄始動領域)が設けられ、遊技球の通過により該普通図柄作動ゲート13に内蔵された普通図柄始動スイッチ31から遊技球検出信号が発生すると、普通図柄表示装置10の普通図柄が変動表示し、所定の図柄態様で停止表示する普通図柄生成行程が実行される。
【0019】また、センターケース4の直下位置には、内部に特別図柄始動領域14を備え、開閉翼片により始動領域(入賞口兼用)の開放度を変化させるようにした普通電動役物15が配設されている。そして普通図柄の図柄態様が、所定の当り態様の場合には、開閉翼片が約0.5秒拡開して、特別図柄始動領域14の開放度を拡開させ、遊技球が入り易い状態となる。普通電動役物15内には、特別図柄始動スイッチ30(図2参照)が備えられ、該特別図柄始動スイッチ30による遊技球通過検知に伴って、特別図柄表示装置6の特別図柄が変動表示し、所定の図柄を停止表示する特別図柄生成行程が実行されることとなる。
【0020】普通電動役物15のさらに下方には、内部に特定領域と通常領域とを有する大入賞口23が配設され、開閉片24を大入賞口ソレノイド34(図2参照)により開閉制御することにより大入賞口23を開放状態と閉鎖状態のいずれかに変換する可変入賞装置22が配設されている。そして、特別図柄表示装置6の特別図柄が所定の組み合わせで表示され、当りとなると、開閉片24が開いて、その開放状態で開閉片24の上面が案内作用を生じ、大入賞口23へ遊技球を案内すると共に、特定領域に遊技球が入ると、次の開閉ラウンドへ移行可能となり、連続開放作動を生じて、遊技者に所定の利得が供される。この可変入賞装置22は、後述する特別遊技作動を実行するものであって、その内部には、図2で示すように、特定領域に入った遊技球を検知する特定領域スイッチ32と、当り中の入賞個数を計数するカウントスイッチ33とが設けられている。ここで特定領域スイッチ32にも、特定領域に入った遊技球を計数するカウントスイッチとしての機能が備えられている。
【0021】パチンコ遊技機の裏面には、上述のスイッチやソレノイド等の遊技部品が遊技盤裏に配設されており(図示せず)、図3で示すように、さらには配設された該遊技部品を裏から覆い重なるようにして、複数の回路ユニット板が遊技機裏に配設されている。図4に示すように、回路ユニット板は所要電子回路の組み込まれた基板(図示せず)と、それを覆い保護する樹脂製の基板ケース43と、基板の入出力端子と接続されて外部に露出する接続用のコネクタ41とからなる。また、回路ユニット板には、制御基板を内蔵する制御回路ユニット板と、中継基板を内蔵する中継回路ユニット板とがある。
【0022】また、図4に示すように、上述の回路ユニット板や遊技部品等の導電部品相互は、リード線40により結線されている。図5に示すように、リード線40は両端にコネクタ41,41を具備した被覆導線45であり、両端のコネクタ41,41を導電部品相互のコネクタ41に夫々結合させることにより結線する。かかる構成は本発明の要部に係り、詳細は後述する。
【0023】図2は、本発明にかかるパチンコ遊技機の遊技作動を制御する制御回路を示すものである。主制御基板60は、主制御回路ユニット板50(図7参照)に内蔵されて機裏に配設されている。該主制御基板60には、パチンコ遊技機の遊技作動等を制御するための電子回路が設けられており、この電子回路上には主制御用中央制御装置CPU(図示せず)が配設されている。
【0024】また、この主制御基板60の電子回路には、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通信を行う入力ポート(図示せず)及び出力ポート(図示せず)が設けられており、該出力ポートを介して主制御基板60からの制御指令が、図柄表示制御基板62、音源制御基板63、光源制御基板64、及び払出制御基板65の各入力ポートに向け、一方向に発信されるように接続されている。また、盤面中継回路ユニット板51(図7参照)に内蔵される盤面中継基板61は、上述した特別図柄始動スイッチ30、普通図柄始動スイッチ31、特定領域スイッチ32、カウントスイッチ33から主制御基板60への電気信号を中継する。また、主制御回路60の出力ポートには、盤面中継基板61を介して普通電動役物15のソレノイド34や、大入賞口23のソレノイド35、普通図柄表示装置10等の遊技部品が接続されている。
【0025】図柄表示制御回路ユニット板52(図7参照)に内蔵される図柄表示制御基板62には、特別図柄表示装置6で表出される図柄表示態様を制御するための電子回路が設けられている。また、図柄表示制御回路基板62は、主制御基板60から入力ポートを介して受信した制御指令信号を、図柄制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理する。そして、図柄表示制御基板62は、所定の図柄表示態様を演出する図柄データを、出力ポートを介して特別図柄表示装置6へ送信し、特別図柄表示装置6に所定の図柄を表出させる。
【0026】上記の音源制御基板63は、音源制御回路ユニット板53(図7参照)に内蔵されて機裏に配設されている。また、音源制御基板63には、スピーカー(図示せず)から発生する効果音等を制御するための電子回路が設けられている。この電子回路は、音響を制御する音源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや音響発生パターン等の固定データが記憶されている記憶装置ROM(図示せず)と、必要なデータを読み書きする記憶装置RAM(図示せず)と、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。
【0027】上記の光源制御基板64は光源制御回路ユニット板54(図7参照)に内蔵されて機裏に配設されている。また、光源制御基板64には、パチンコ遊技機に備えられたパイロットランプや装飾ランプといった発光装置を制御するための電子回路が設けられている。この電子回路は、特定図柄始動記憶数表示装置8、普通図柄始動記憶数表示装置12や電飾装置等の発光装置の点灯等を制御する光源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、パイロットランプ、装飾ランプ等を点灯するための点灯パターン等の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この光源制御基板64は、光源制御用中央制御装置CPUで、上記主制御基板60から受信した制御指令信号を演算処理し、所定の光データを、所定のパイロットランプや装飾ランプ等の発光装置へ送信して、該発光装置を点灯、点滅させる。また、光源中継基板68は、光源中継回路ユニット板58に内蔵されており、光源制御基板64からパイロットランプや装飾ランプ等への電気信号を中継する。
【0028】上記の払出制御基板65は、払出制御回路ユニット板55(図7参照)に内蔵されて機裏に配設されている。また、払出制御基板65には、貸球や賞球の供給を制御するための電子回路が設けられている。この電子回路は、貸球ソレノイド36や賞球払出モーター37等を作動して、所定の貸球や賞球の供給を制御する払出制御用中央制御装置CPUに、動作プログラム、賞球や貸球の球数パターン等の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、球数カウントデータ等の必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。また、払出中継基板65は、主制御基板60から受信した制御指令信号に従い、払出制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定のデータを出力ポートから貸球ソレノイド36や賞球払出モーター37へ送信する。貸球ソレノイド36や賞球払出モーター37は、払出制御基板65から受信したデータにより作動し、所定の貸球や賞球の払出が実行される。そして、払出中継回路66は、払出中継回路ユニット板56(図7参照)に内蔵されており、払出制御回路65から送信されたデータを、貸球ソレノイド36や賞球払出モーター37へと中継する。また、プリペイドカードのデータ処理を中継するCR接続中継基板67は、CR接続中継回路ユニット板57(図7参照)に内蔵されている。そして、前記払出制御基板65は該CR接続中継基板67を介して、遊技球の貸球を記憶したプリペイドカードの読み込み書き込みを行うプリペイドカードユニット44に接続されて、遊技球の残球等のデータをやりとりすることとなる。
【0029】次に本発明の要部について説明する。上述のように、遊技機裏に配設された導電部品相互は、リード線40により結線されている。そして、各導電部品には所定の部品指標yが割り振られている。この部品指標yは、後述するように、図6で示す部品指標一覧表46により明示される。本実施例においては、各回路ユニット板にはアラビア数字を、回路ユニット板と結線される各遊技部品にはアルファベットを割り振ってある。そして、導電部品の具備する各コネクタ41には、該コネクタ41の属する導電部品の部品指標yと、接続先の導電部品の部品指標yとを基にして作成された結線指標xが割り振られている。本実施例においては、図7に示すように、各コネクタ41の属する導電部品の部品指標yを先(左)に、該コネクタ41の接続先の導電部品の部品指標yを後(右)に組み合わせたものを結線指標xとして定め、導電部品の各コネクタ41にそれぞれ割り当てている。かかる構成では、コネクタ41に、その接続関係を示した結線指標xを割り当てることで、導電部品の多数のコネクタ41を明瞭に区別することが可能となり、配線構造が理解し易いものとなる。
【0030】そして、図4、図5に示すように、導電部品の具備する各コネクタ41には、それぞれの結線指標xが記されており、該コネクタ41と雌雄関係をなすリード線40のコネクタ41にも、同じ結線指標xが記されている。かかる構成では、配線作業において、リード線40のコネクタ41に記された結線指標xから接続先導電部品の部品指標yを知り得るため、リード線40を結合させる導電部品を容易に特定して、結合すべき導電部品側のコネクタ41を探索できる。このため、迅速な配線作業が可能となる。また、コネクタ41を結合させる際に、双方のコネクタ41に記された結線指標xの一致により、適切なコネクタ結合であることを確認できるため、より確実な配線作業が可能となる。
【0031】また、図3、図4に示すように、回路ユニット板の外表面には該回路ユニット板の部品指標yがプリントされている。これにより、配線構造に疎い者でも、回路ユニット板外表にプリントされた部品指標yと、コネクタ41に記された結線指標xをもとに、配線構造を理解し、簡単な配線作業をすることが可能となる。
【0032】さらに、図3、図6に示すように、遊技機裏の下部表面には、部品指標yと各導電部品の対応関係を示した部品指標一覧表46が貼付している。これにより、配線作業に不慣れな者でも、導電部品と部品指標yの対応を理解でき、容易に配線作業を行うことが可能となる。
【0033】また、図5、図7に示すように、各リード線40を所定の結線種zにより区分し、各結線種zに属するリード線40を該結線種zの色で標識してある。結線種zは、各リード線により相互に結線される導電部品の特徴により区分し、各結線種zにそれぞれ色を割り当てたものである。本実施例においては、制御回路ユニット板相互を結線するリード線40を赤色、制御回路ユニット板と中継回路ユニット板を結線するものを青色、制御回路ユニット板と遊技部品とを結線するものを黄色、中継回路ユニット板と遊技部品とを結線するものを緑色と定め、図5に示すように、各色の標識用ビニールテープ42a、42b、42cをリード線の両端付近に貼付し、標識している。このように、リード線40を結線種zにより区分することで、配線作業において、複雑な配線構造をより明瞭に理解することが可能となる。また、標識用ビニールテープ42a、42b、42cの明示する結線種zにより、各リード線40の結線すべき導電部品を探索する範囲を限定でき、迅速な配線作業が可能となる。
【0034】以上のように実施例を説明した。なお、結線種zを色で標識する際には塗料を塗付してもよいし、結線種zを標識する色は1色でなくてもよい。また、結線種zと色との対応関係を部品指標一覧表46とともに遊技機裏に貼付してもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明は、機裏に、接続用コネクタを配設してなる導電部品を備え、各導電部品間相互を、被覆導線の両端にコネクタを具備してなるリード線により結線するようにしたパチンコ遊技機において、導電部品に配設される各コネクタに所定の結線指標を割り振り、該コネクタと、該コネクタに結合するリード線のコネクタとに、該結線指標を標記するようにしたもの(請求項1、請求項2)であるから、配線作業において、リード線のコネクタと雌雄関係をなすコネクタを、間違いなく特定することができる。このため、配線作業がより確実なものとなる。
【0036】また、導電部品に部品指標を割り振り、各コネクタに割り当てられる結線指標を、該コネクタが属する部品指標と、該コネクタの接続先導電部品の部品指標との組み合わせにより定めた場合(請求項3)には、コネクタの結線指標が、結線すべき導電部品相互の部品指標を示す結線案内表示として機能するため、配線作業において、リード線が結線すべき導電部品を容易に探索できる。
【0037】さらに、コネクタが属する部品指標と、該コネクタの接続先導電部品の部品指標との組み合わせ関係をあらかじめ定めて、結線指標を構成してもよい(請求項4)。ここでは、結線指標により案内表示される組み合わせ関係により、該コネクタが結合すべきコネクタの属する導電部品の部品指標を特定し易く、コネクタ接続をさらに迅速に行うことができる。
【0038】また、回路ユニット板の部品指標を、該回路ユニット板の外表面に標記するようにすれば(請求項5)、回路ユニット板の部品指標を容易に確認でき、回路ユニット板間の配線作業が一層迅速かつ正確なものとなる。
【0039】リード線を、その結線する対象の特徴により区分して、その結線種ごとに色分けして標識することも考えられる(請求項6)。これにより、配線構造が理解しやすく、リード線が結線すべき導電部品を、その結線種により、限定することができ、配線作業をさらに迅速に行うことができる。
【0040】部品指標の一覧表をパチンコ遊技機裏面に貼付してもよい(請求項7)。これにより、配線作業に不慣れな者でも、部品指標一覧表で部品指標の対応関係を確認しながらの、簡単な配線作業がが可能となる。
【出願人】 【識別番号】591142909
【氏名又は名称】マルホン工業株式会社
【住所又は居所】愛知県春日井市桃山町1丁目127番地
【出願日】 平成14年4月17日(2002.4.17)
【代理人】 【識別番号】100084043
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 喜多男
【公開番号】 特開2003−305252(P2003−305252A)
【公開日】 平成15年10月28日(2003.10.28)
【出願番号】 特願2002−114306(P2002−114306)