| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】大塚 幸二 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内
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| 【要約】 |
【課題】遊技者が、遊技内容を、容易に即座に把握することができ、遊技操作を効果的に行い得る遊技機を提供する。
【解決手段】表示状態の変化を開始させた後に表示結果を確定表示可能な表示装置14と、前記表示装置14に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に、開放可能な第1の変動入賞装置15とを備える遊技機において、前記表示状態の変化が終了する直前の時期であることを示す変化終了直前表示と、前記第1の変動入賞装置15が開放していることを示す開放表示との両者の表示を行うように前記表示装置を制御する表示制御手段を具備するようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表示状態の変化を開始させた後に表示結果を確定表示可能な表示装置と、前記表示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に、開放可能な第1の変動入賞装置とを備える遊技機において、前記表示状態の変化が終了する直前の時期であることを示す変化終了直前表示と、前記第1の変動入賞装置が開放していることを示す開放表示との両者の表示を行い得るように前記表示装置を制御する表示制御手段を具備することを特徴とする遊技機。 【請求項2】 前記表示制御手段は、さらに前記表示状態が変化を開始する直前の時期であることを示す変化開始直前表示を行うように前記表示装置を制御することを特徴とする請求項1記載の遊技機。 【請求項3】 表示状態の変化を開始させた後に表示結果を確定表示可能な表示装置と、前記表示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に開放可能な第1の変動入賞装置とを備える遊技機において、前記表示状態の変化が開始する直前の時期であることを示す変化開始直前表示と、前記第1の変動入賞装置が開放していることを示す開放表示との両者の表示を行い得るように前記表示装置を制御する表示制御手段を具備することを特徴とする遊技機。 【請求項4】 前記表示装置を、所定のキャラクタ画像を表示可能に構成し、前記表示制御手段を、前記第1の変動入賞装置の開放期間と同期して、前記キャラクタ画像による所定の表示を行うことによって、前記開放の表示を行うように前記表示装置を制御し得るようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。 【請求項5】 前記所定のキャラクタ画像を、前記第1の変動入賞装置を示す画像とし、前記所定の表示は、前記第1の変動入賞装置が開放した状態の表示であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。 【請求項6】 前記表示装置を、前記表示状態とは異なる別の第2の表示状態を併せ表示可能とし、前記表示装置に対して前記第2の表示状態の変化を開始させた後に表示結果を確定表示可能に構成し、前記表示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に開放可能な第2の変動入賞装置を具備するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機。 【請求項7】 前記第1の変動入賞装置の開放量を、前記第2の変動入賞装置の開放量よりも、少ないように制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術の分野】本発明は、パチンコ機等の遊技機に関する。詳しくは、表示状態を変化可能な表示装置と、前記表示状態の変化を開始させた後に表示結果を確定表示させ、かつ確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に開放可能な第1の変動入賞装置とを有する遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、遊技者の操作により発射された遊技球によって遊技が行われるパチンコ機のような遊技機において、遊技盤の中央部に配置された複数列(例えば3列)の図柄から構成される識別情報を変動表示可能な表示装置を備えているものがある。そして所定の確率に基づいて、表示装置に表示された各識別情報が、特賞図柄として、予め定められた表示態様(例えば「1、1、1」)が成立した場合に、特賞状態を生起させ、遊技者に利益量の多い所定の遊技価値を付与するようにしたものがある。 【0003】また、このような遊技機において、上記表示装置に異なる別個の識別情報を表示可能にし、所定の確率に基づいて、表示装置に表示された各識別情報が、準特賞図柄として、予め定められた表示態様(例えば「1、1」)が成立した場合に、準特賞状態を生起させ、遊技者に、前記特賞状態よりは、利益量の少ない所定の遊技価値を付与するようにした遊技機もある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技術によれば、1つの識別情報もしくは2つの別個の識別情報を表示させた点に工夫があるものの、表示結果、とくに2つの別個の識別情報がある場合には、遊技として関心事の中心的な要素の濃い特賞状態に関する表示結果を注目する遊技者には、遊技として副的な要素の濃い準特賞状態に関する表示結果を、即座に把握することが困難であり、準特賞状態であるにも拘らず、遊技操作を効果的に行えず、その利益を享受する前に、準特賞状態が終わってしまうこともあった。 【0005】本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は、遊技者が遊技内容を即座に把握し得るようにすることで、遊技操作を効果的に行い得る遊技機を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。 (1)表示状態の変化を開始させた後に表示結果を確定表示可能な表示装置と、前記表示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に、開放可能な第1の変動入賞装置とを備える遊技機において、前記表示状態の変化が終了する直前の時期であることを示す変化終了直前表示と、前記第1の変動入賞装置が開放していることを示す開放表示との両者の表示を行い得るように前記表示装置を制御する表示制御手段を具備する。 【0007】(2)上記(1)項において、前記表示制御手段は、さらに前記表示状態が変化を開始する直前の時期であることを示す変化開始直前表示を行うように前記表示装置を制御する。 【0008】(3)表示状態の変化を開始させた後に表示結果を確定表示可能な表示装置と、前記表示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に開放可能な第1の変動入賞装置とを備える遊技機において、前記表示状態の変化が開始する直前の時期であることを示す変化開始直前表示と、前記第1の変動入賞装置が開放していることを示す開放表示との両者の表示を行い得るように前記表示装置を制御する表示制御手段を具備する。 【0009】(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、前記表示装置を、所定のキャラクタ画像を表示可能に構成し、前記表示制御手段を、前記第1の変動入賞装置の開放期間と同期して、前記キャラクタ画像による所定の表示を行うことによって、前記開放の表示を行うように前記表示装置を制御し得るようにする。 【0010】(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、前記所定のキャラクタ画像を、前記第1の変動入賞装置を示す画像とし、前記所定の表示は、前記第1の変動入賞装置が開放した状態の表示であるものとする。 【0011】(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、前記表示装置を、前記表示状態とは異なる別の第2の表示状態を併せ表示可能とし、前記表示装置に対して前記第2の表示状態の変化を開始させた後に表示結果を確定表示可能に構成し、前記表示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に開放可能な第2の変動入賞装置を具備するようにする。 【0012】(7)上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、前記第1の変動入賞装置の開放量を、前記第2の変動入賞装置の開放量よりも、少ないように制御する制御手段を備える。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態における遊技機の一部分を構成する遊技盤(10)の正面図である。 【0014】遊技盤(10)は、外側ガイドレール(11)と内側ガイドレール(12)とによって包囲された円形状の遊技領域(13)を備え、遊技者の操作により、図外の発射装置から発射された遊技球が、遊技領域(13)を転動することにより、遊技が行われる。 【0015】なお、遊技領域(13)には、遊技釘が多数配置され、遊技球は、前記遊技釘に当接することにより、転動することになるが、該遊技釘は、図面簡素化のため省略してある。 【0016】遊技領域(13)の中央部には、図柄表示装置(14)が配置されている。図柄表示装置(14)は、「0」〜「9」の数字で構成される10種類の左、中、右3列の特別図柄(識別情報)、及び「○」と「×」の記号で構成される2種類の左、右2列の普通図柄(識別情報)等を、特別図柄表示領域(14a)及び普通図柄表示領域(14b)にそれぞれ表示可能に構成されている。 【0017】所定の確率(例えば特賞状態生起確率300分の1)に基づいて、図柄表示装置(14)の特別図柄表示領域(14a)に確定表示された各特別図柄が、予め定められた表示態様、例えば「4、4、4」のように同一の数字が表示された場合に、特賞状態を生起させ、後述の第2の変動入賞装置としての変動入賞装置(18)を、遊技者にとって有利な状態に変動させ、遊技者に所定の遊技価値を付与するようにしてある。 【0018】また、特別図柄表示領域(14a)に確定表示された各特別図柄が、「7、7、7」のように奇数で表示された場合には、さらに特賞状態が生起される確率を、特賞状態が所定回数(例えば1回)生起するまで向上させる(特賞状態生起確率50分の1)ようにしてある。 【0019】この確率向上期間中に、特別図柄表示領域(14a)に確定表示された各特別図柄が、再び「7、7、7」のように奇数で表示された場合には、さらに確率向上期間は延長される。 【0020】図柄表示装置(14)の下方には、第1の変動入賞装置としての特別図柄始動口(15)が配置され、特別図柄始動口(15)の両側方には、普通図柄作動ゲート(16)(16)が配置されている。 【0021】遊技球が特別図柄始動口(15)に入賞すると、所定の確率(特賞状態生起確率300分の1)に基づいて、特賞状態を生起するか否かが判定され、その判定の結果をもって、図柄表示装置(14)の特別図柄表示領域(14a)に特別図柄を変動表示(表示状態の変化)させ、その後に所定の図柄を確定表示させるようにしてある。 【0022】また、遊技球が普通図柄作動ゲート(16)を通過すると、所定の確率(準特賞状態生起確率2分の1)に基づいて、準特賞状態を生起するか否かが判定され、その判定の結果をもって、図柄表示装置(14)の画面右下隅の普通図柄表示領域(14b)に普通図柄を変動表示させ、その後に所定の図柄を確定表示させるようにしてある。 【0023】普通図柄表示領域(14b)に表示される右図柄(3)及び左図柄(4)からなる普通図柄は、それぞれ図柄「○」と「×」を交互に切り換わる表示を行い、交互に切り換わる表示を繰返す普通図柄が、予め定められた表示態様として、例えば、右図柄(3)及び左図柄(4)の確定表示された停止図柄が「○、○」と確定表示された場合に、準特賞状態を生起させ、特別図柄始動口(15)の左右の可動片(15a)(15b)を所定時間開放し、遊技球が特別図柄始動口(15)に入賞しやすくなる。図1では、可動片(15a)(15b)が開放した状態を示してある。なお、特別図柄始動口(15)は、可動片(15a)(15b)が閉鎖中でも、通常は入賞可能に構成されるが、入賞が不可能に構成してもよい。 【0024】普通図柄表示領域(14b)における普通図柄の表示領域左近傍には、例えば特別図柄始動口(15)を示すキャラクタ画像(1)が表示され、変動している普通図柄が停止する直前に、前記キャラクタ画像(1)が左右に揺れる表示を行うようにすることで、その直後に普通図柄が確定表示されることを、遊技者に容易に報知することができる。 【0025】さらに、準特賞状態を生起させ、特別図柄始動口(15)の左右の可動片(15a)(15b)を所定時間開放している際には、その開放している表示を、前記キャラクタ画像(1)をもって行うことにより、特別図柄始動口(15)の左右の可動片(15a)(15b)が開放中であることを、遊技者に報知することができる。図1において示すキャラクタ画像(1)は、特別図柄始動口(15)が開放している状態を示す画像である。 【0026】遊技領域(13)の下方には、変動入賞装置(18)が配置されている。変動入賞装置(18)は、特賞状態期間中に広幅の扉が前面側に開放され、遊技球が入賞可能な状態となる大入賞口(19)を備えている。 【0027】大入賞口(19)の扉が開放されている状態や、開閉を繰り返している状態で、遊技球が入賞可能な状態を、遊技者にとって有利な第1状態という。この第1状態以外の状態、すなわち、大入賞口(19)の扉が閉鎖されて、遊技球が入賞不可能な状態を、遊技者にとって不利な第2状態という。 【0028】その他、遊技領域(13)には、遊技釘とともに遊技球の転動方向を変化させるランプ付き風車(20)、遊技球を遊技盤(10)の裏面に送るアウト口(21)、及びランプ表示装置(22)等が配置されている。 【0029】以上、遊技盤(10)に配置された各装置について説明したが、これら各装置のうち主要なものは、マイクロコンピュータによって制御されており、これについて、制御ブロック図を参照しつつ説明する。 【0030】図2は、遊技盤(10)に配置された各装置に係わる遊技制御ブロック図である。なお、図外の遊技機本体、すなわち、発射装置や賞球排出装置を制御する制御系統や電源回路等は、ここでは省略する。 【0031】主制御部(200)は、制御プログラムおよびデータを記憶したROM(201)と、CPUのワークエリアとして機能するRAM(202)とともに一体型のワンチップCPUとして構成され、ROM(201)に記憶された制御プログラムにより、一連の制御処理を実行する遊技制御手段が構成されている。 【0032】主制御部(200)には、入力ポート(210)を介して、特別図柄始動口(15)の内部に配置され、遊技球の通過を検出する特別図柄始動スイッチ(150)、普通図柄作動ゲート(16)の内部に配置され、遊技球の通過を検出する普通図柄作動スイッチ(160)、変動入賞装置(18)における大入賞口(19)の内部に配置され、大入賞口(19)に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ(190)、同じく変動入賞装置(18)における大入賞口(19)の内部に配置され、特定の領域を通過した遊技球のみを検出する特定領域スイッチ(195)が接続され、各検出信号を入力可能となっている。 【0033】主制御部(200)には、出力ポート(220)を介して、図柄表示装置(14)、変動入賞装置(18)における大入賞口(19)の広幅な扉を開放制御するための大入賞口作動ソレノイド(180)、特別図柄始動口(15)の可動片(15a)(15b)を開放制御するための普通電動役物作動ソレノイド(150)、ランプ付き風車(20)やランプ表示装置(22)等の表示灯を点灯制御するための表示灯装置(230)、図示しないスピーカーを制御するための効果音発生装置(240)が接続され、各制御信号を出力可能となっている。 【0034】次に、主制御部(200)が図柄表示装置(14)に対して実行する制御の一例について説明する。遊技球が特別図柄始動口(15)に入賞すると、主制御部(200)は特別図柄始動スイッチ(150)からの信号を受信し、所定の確率に基づいて、特賞状態を生起するか否かの判定を行い、その判定にしたがって、特別図柄表示装置(14)へ表示指令情報を出力する。このとき、主制御部(200)は、効果音発生装置(240)へ効果音発生指令情報をも出力する。 【0035】また、遊技球が普通図柄作動ゲート(16)を通過すると、主制御部(200)は普通図柄作動スイッチ(160)からの信号を受信し、所定の確率に基づいて、準特賞状態を生起するか否かの判定を行い、その判定にしたがって、図柄表示装置(14)へ表示指令情報を出力する。 【0036】表示指令情報には、図柄表示装置(14)の図柄変動開始を指示するとともに、図柄変動時間及び図柄変動態様を指定する図柄変動指定情報と、停止図柄を指定する停止図柄指定情報と、図柄変動終了を指定する変動停止指定情報とが含まれており、これら表示指令情報は、特別図柄用と普通図柄用にそれぞれ設けられており、ROM(201)に格納されている。 【0037】主制御部(200)は、図柄表示装置(14)の図柄変動表示を開始させるような遊技状況となったときに、表示指令情報を、1回の変動表示制御において、所定のタイミングで図柄表示装置(14)に送信する。 【0038】図3は、図柄表示装置(14)に係わる表示制御ブロック図である。図柄表示装置(14)は、主制御部(200)からの表示指令情報を受信するためのデータ受信回路(320)と、受信した表示指令情報に基づいて表示制御を行うために必要な制御データを生成して、画像表示処理用LSI(310)に出力するCPU(表示制御手段)(300)と、CPU(300)の動作手順を記述したプログラムを内蔵するプログラムROM(330)と、ワークエリアやバッファメモリとして機能するRAM(340)と、画像表示処理を行う画像表示処理用LSI(310)と、画像表示処理用LSI(310)が展開した画像データを一時的に記憶するビデオRAM(350)と、画像表示処理用LSI(310)が画像展開するために必要なデータとして図柄データやキャラクタ画像データ等を格納したキャラクタROM(360)と、画像表示処理用LSI(310)から送出された画像データを用いて、表示画像を出力する特別図柄表示領域(14a)及び普通図柄表示領域(14b)から成るLCDディスプレイ(370)とを有している。 【0039】CPU(300)は、図柄表示装置(14)が図柄変動中であることを示す図柄変動中情報や、停止した図柄内容を示す図柄情報等の表示関連情報を遊技機外部に出力する手段を備えている。図柄表示装置(14)はさらに、出力端子として表示関連情報出力端子(380)を有している。 【0040】図4〜図6は、図柄表示装置(14)の普通図柄表示領域(14b)に表示される表示例についての模式図である。なお、ここで説明される各種画像データはキャラクタROM(360)に格納されている。 【0041】図4は、普通図柄表示領域(14b)に表示されるキャラクタ画像(1)の一例を示す。キャラクタ画像(1)は、特別図柄始動口(15)を模したものであり、特別図柄始動口(15)の可動片(15a)(15b)を模した可動片の画像(1a)(1a)も示されている。 【0042】図4(a)は、可動片(15a)(15b)が閉鎖していることを示すキャラクタ画像(1)であり、準特賞状態を生起していない場合、つまり、特別図柄始動口(15)の可動片(15a)(15b)が閉鎖している状態のときに表示される。一方、図4(b)は、可動片(15a)(15b)が開放していることを示すキャラクタ画像(1)であり、準特賞状態を生起している場合、すなわち、特別図柄始動口(15)の可動片(15a)(15b)が開放している状態のときに表示される。 【0043】図5は、普通図柄が停止している状態もしくは、準特賞状態を生起させていないときに表示される表示例を示す。すなわち、停止した右図柄(3)として「○」、停止した左図柄(4)として「×」が確定表示している状態である。このときは、特別図柄始動口(15)の可動片(15a)(15b)は開放しないため、キャラクタ画像(1)は、左右の可動片を閉じた状態の画像を表示する(図4(a)参照)。 【0044】図6は、普通図柄が変動を開始する直前の状態のときの表示例を示す。このとき、キャラクタ画像(1)は消去されるとともに、「GO」と描画されたメッセージ画像(2)が表示される。その直後、普通図柄の右図柄(3)及び左図柄(4)が変動を開始すると、メッセージ画像(2)が消去されるとともに、キャラクタ画像(1)が表示される。もちろん、メッセージ画像(2)はこれに限定されず、「スタート」や「変動開始」等のメッセージでもよい。 【0045】また、変動している普通図柄が変動を終了する直前の状態のときには、例えばキャラクタ画像(1)が左右に小刻みに揺れる表示を行う。揺れる表示に代えて、キャラクタ画像(1)の点滅表示その他の表示を行わせてもよい。 【0046】このようにすることにより、遊技者は、キャラクタ画像(1)を見ることによって、普通図柄が変動を終了する直前の時期や、特別図柄始動口(15)の可動片(15a)(15b)の開放、閉鎖状態を容易に把握することができる。そのため遊技者は、図外の発射装置を効果的に操作して、可動片(15a)(15b)の開放した特別図柄始動口(15)への入賞する可能性を高めることができる。また、図6に示したメッセージ画像(2)を見ることによって、普通図柄が変動を開始することを把握することができ、普通図柄表示領域(14b)における変動表示に対する注意を喚起する効果が得られる。 【0047】図7は、主制御部(200)が実行する処理のうちの本実施形態に係わる主要部(遊技制御処理)を説明するフローチャートである。まずステップS1において、主制御部(200)は、特別図柄始動スイッチ(150)からの信号が入力されたか否かを判定する信号入力チェック処理を実行する。特別図柄始動スイッチ(150)からの信号が入力されたと判定する(YES)と、ステップS2へ移行する。一方、特別図柄始動スイッチ(150)からの信号が入力されないと判定する(NO)と、ステップS7へ移行する。 【0048】ステップS2において、主制御部(200)は、所定の確率(特賞状態生起確率300分の1)に基づいて、特賞状態を生起するか否かの抽選処理を実行する。この抽選処理によって、前述した特別図柄に関連する図柄変動指定情報と停止図柄指定情報と変動停止指定情報とがそれぞれ選択され、ステップS3へ移行する。この際に、特賞状態を生起する場合には、RAM(202)の所定エリアに特賞フラグを格納する。 【0049】ステップS3において、主制御部(200)は、ステップS2で選択した特別図柄に関連する表示指令情報を送信するタイミングであるか否かを判定する。送信するタイミングであると判定する(YES)と、ステップS4へ移行する。一方、送信するタイミングでないと判定する(NO)と、再度ステップS3の処理を実行する。送信するタイミングでないときとは、例えば特別図柄の変動中や特賞状態期間中である。 【0050】ステップS4において、主制御部(200)は、ステップS2で選択した特別図柄に関連する図柄変動指定情報と停止図柄指定情報と変動停止指定情報とからなる表示指令情報を図柄表示装置(14)へ送信する。これにより、図柄表示装置(14)は、受信した表示指令情報に基づいて図柄変動制御を実行し、特別図柄表示領域(14a)に表示される内容によって、遊技者に特賞状態を生起するか否かの報知が可能となる。 【0051】ステップS5において、主制御部(200)は、ステップS2で特賞状態フラグを格納したか否かを判定するフラグチェック処理を実行する。ここで、特賞状態フラグを格納したと判定する(YES)と、ステップS6に移行し、特賞状態フラグを格納していないと判定する(NO)と、ここでの処理を終了する。 【0052】ステップS6において、主制御部(200)は、大入賞口(19)の広幅の扉を開放制御するための大入賞口作動ソレノイド(180)を駆動制御する特賞状態処理を実行する。 【0053】主制御部(200)は、特賞状態処理中に、大入賞口スイッチ(190)からの信号が10回入力されるか、または大入賞口(19)が開放してから30秒が経過すると、大入賞口(19)を閉鎖する駆動制御を実行する。また特定領域スイッチ(195)からの検出信号が入力された場合には、閉鎖後に再度開放する。これを、最大15回まで繰返し可能に設定してある。また、大入賞口スイッチ(190)からの信号が入力されるごとに、遊技価値として15個の賞品球を図示しない払出装置から遊技者に払い出す制御を行なう。 【0054】一方、ステップS7において、主制御部(200)は、普通図柄作動スイッチ(160)からの信号が入力されたか否かを判定する信号入力チェック処理を実行する。普通図柄作動スイッチ(160)からの信号が入力されたと判定する(YES)と、ステップS8へ移行する。一方、普通図柄作動スイッチ(160)からの信号が入力されないと判定する(NO)と、ここでの処理を終了する。 【0055】ステップS8において、主制御部(200)は、所定の確率(準特賞状態生起確率2分の1)に基づいて、準特賞状態を生起するか否かの抽選処理を実行する。この抽選処理によって、前述した普通図柄に関連する図柄変動指定情報と停止図柄指定情報と変動停止指定情報とが、それぞれ選択され、ステップS9へ移行する。この際に、準特賞状態を生起する場合には、RAM(202)の所定エリアに準特賞フラグを格納する。 【0056】ステップS9において、主制御部(200)は、ステップS8で選択した普通図柄に関連する表示指令情報を送信するタイミングであるか否かを判定する。送信するタイミングであると判定する(YES)と、ステップS10へ移行する。一方、送信するタイミングでないと判定する(NO)と、再度ステップS9の処理を実行する。送信するタイミングでないときとは、例えば普通図柄の変動中である。 【0057】ステップS10において、主制御部(200)は、ステップS8で選択した普通図柄に関連する図柄変動指定情報と停止図柄指定情報と変動停止指定情報とからなる表示指令情報を、図柄表示装置(14)へ送信する。これにより、図柄表示装置(14)は、受信した表示指令情報に基づいて図柄変動制御を実行し、普通図柄表示領域(14b)に表示される内容によって、遊技者に準特賞状態を生起するか否かの報知が可能となる。 【0058】ステップS11において、主制御部(200)は、ステップS8で準特賞状態フラグを格納したか否かを判定するフラグチェック処理を実行する。ここで、準特賞状態フラグを格納したと判定する(YES)と、ステップS12に移行し、準特賞状態フラグを格納していないと判定する(NO)と、ここでの処理を終了する。 【0059】ステップS12において、主制御部(200)は、特別図柄始動口(15)の可動片(15a)(15b)を開放制御するための普通電動役物作動ソレノイド(150)を駆動制御する準特賞状態処理を実行する。 【0060】主制御部(200)は、準特賞状態処理中に、特別図柄始動スイッチ(150)からの信号が1回入力されるか、または特別図柄始動口(15)が開放してから0.3秒が経過するかのいずれか一方が先に達成されると、特別図柄始動口(15)を閉鎖する駆動制御を実行する。 【0061】但し、特賞状態が生起される確率が向上している期間中においては、準特賞状態処理中に、特別図柄始動スイッチ(150)からの信号が4回入力されるか、特別図柄始動口(15)が開放してから3秒が経過するかのいずれか一方が先に達成すると、特別図柄始動口(15)を閉鎖する駆動制御を実行する。また、特別図柄始動スイッチ(150)からの検出信号が入力されるごとに、遊技価値として、5個の賞品球を図示しない払出装置から遊技者に払い出す制御を行なう。 【0062】なお、準特賞状態は、特賞状態に比べて開放時間や開放回数等による開放量や、遊技者が獲得する遊技価値が少ないように制御プログラムがROM(201)に設定されていれば、数値限定はない。 【0063】このように、準特賞状態は、特賞状態よりも短期間で終了してしまうため、本実施形態の遊技機では、図4〜図6に基づいて前述したように、準特賞状態期間中、及び普通図柄の変動開始や終了に関する情報を表示して、遊技者に状況把握を容易するようにしている。この処理を、図8に基づいて説明する。 【0064】図8は、図柄表示装置(14)が実行する処理のうちの本実施形態に係わる主要部つまり、普通図柄表示処理を説明するフローチャートを示す。まずステップS20において、CPU(300)は、データ受信回路(320)が主制御部(200)によって送信された普通図柄に関連する表示指令情報を受信したか否かを判定する情報入力チェック処理を実行する。普通図柄に関連する表示指令情報が受信したと判定する(YES)と、ステップS21へ移行する。一方、普通図柄に関連する表示指令情報が受信されないと判定する(NO)と、ここでの処理を終了する。 【0065】ステップS21において、CPU(300)は、受信した普通図柄に関連する表示指令情報のうち図柄変動指定情報に基づいて、普通図柄である右図柄(3)及び左図柄(4)の変動を開始する普通図柄変動開始処理を実行する。なお、普通図柄変動開始処理には、普通図柄の右図柄(3)及び左図柄(4)の変動を、開始直前にキャラクタ画像(1)が消去されるとともに、「GO」と描画されたメッセージ画像(2)が表示される変化開始直前表示処理が含まれる(図6参照)。 【0066】ステップS22において、CPU(300)は、変動中の普通図柄である右図柄(3)及び左図柄(4)が変動停止する3秒前か否かを判定する。変動停止3秒前であると判定する(YES)と、ステップS23へ移行する。一方、変動停止3秒前でないと判定する(NO)と、再度ステップS22の処理を実行する。 【0067】ステップS23において、CPU(300)は、キャラクタ画像(1)が左右に小刻みに揺れる表示を、普通図柄が停止(確定表示)するまで行う変動停止直前報知処理(変化終了直前表示処理)を実行する。 【0068】ステップS24において、CPU(300)は、変動停止指定情報の受信により、普通図柄である右図柄(3)及び左図柄(4)の変動を停止させ、表示結果が確定する。ここでは、ステップS20で受信した表示指令情報のうち、停止図柄指定情報で指定された図柄による停止表示処理を行う。 【0069】ステップS25において、CPU(300)は、確定表示された結果として、停止した図柄が特定表示結果か否かを判定し、特賞状態と判定する(YES)と、ステップS26へ移行する。一方、特賞状態が生起されないと判定する(NO)と、ここでの処理を終了する。 【0070】ステップS26において、CPU(300)は、準特賞状態として、特別図柄始動口(15)の左右の可動片(15a)(15b)の開放期間と同期して、図4(b)に示すキャラクタ画像(1)を表示する開放状態報知処理を実行する。勿論、可動片(15a)(15b)の開放期間と同期しない場合があってもよいが、可動片(15a)(15b)の開放がスタートするタイミングと、図4(b)に示すキャラクタ画像(1)の表示をスタートするタイミングが、ほぼ同一であることが望ましい。なお、図4(a)で示すキャラクタ画像は、ステップS26以外で常時表示されている。 【0071】以上の実施形態によれば、大入賞口(19)と比べて開放量の少ない特別図柄始動口(15)の開放タイミングが把握容易となるため、開放量が比較的少なくても、効果的に入賞し易いように、発射装置を操作可能にして、遊技者の便宜を図ることが可能となる。また、単一の図柄表示装置(14)に、特別図柄及び普通図柄という異なる2つの表示状態を表示可能であるため、遊技者は、視線を逸らさずに双方の表示結果を把握可能となるとともに、特別図柄及び普通図柄を別々の表示装置に表示させる場合に比較して、部品の省力化が図られる。 【0072】以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に種々の変形や変更を施すことができる。また、複数列の図柄が予め定められた表示態様となった場合に、大入賞口(19)が開放する遊技機として説明したが、本発明は、図柄が予め定められた特定表示結果となったことにより、所定の入賞口が開放して(遊技者にとって有利な遊技状態)、開放期間中の所定の入賞口に遊技球が入賞した場合に、特定の入賞装置が開放する契機となる遊技機等に対しても、適用することができる。 【0073】 【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏する。 (a) 請求項1記載の発明によると、遊技者は、表示状態が変化可能な表示装置から視線を逸らさずに、表示状態の変化が終了すること及び第1の変動入賞装置が開放したことを即座に把握可能とし、もって、遊技操作を効果的に行うことが可能となる。 【0074】(b) 請求項2記載の発明によると、請求項1の効果に加えて、表示状態の変化が開始することを即座に把握可能とすることで、変動状態への注意を喚起する効果が得られる。 【0075】(c) 請求項3記載の発明によると、遊技者は、表示状態が変化可能な表示装置から視線を逸らさずに、表示状態の変化が開始すること及び第1の変動入賞装置が開放したことを即座に把握可能とし、もって、遊技操作を効果的に行うことが可能となる。 【0076】(d) 請求項4記載の発明によると、請求項1〜3のいずれかの効果に加えて、該当する第1の変動入賞装置が開放することを、把握可能となるとともに、開放時間も明確に把握可能となる。 【0077】(e) 請求項5記載の発明によると、請求項1〜4のいずれかの効果に加えて、第1の変動入賞装置が開放することを、より明確に把握可能となるとともに、開放時間もより明確に把握可能となる。 【0078】(f) 請求項6記載の発明によると、請求項1〜5のいずれかの効果に加えて、同一の表示装置において、異なる2つの表示状態を表示可能であるため、遊技者が視線を逸らさずに双方の表示結果を把握可能となるとともに、部品の省力化が図られる。 【0079】(g) 請求項7記載の発明によると、請求項1〜6のいずれかの効果に加えて、開放量の少ない第1の変動入賞装置の開放タイミングが把握容易となるため、開放量が少なくても、効果的に入賞し易いように便宜を図ることが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000154679 【氏名又は名称】株式会社平和 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8
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| 【出願日】 |
平成14年4月17日(2002.4.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060759 【弁理士】 【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−305243(P2003−305243A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月28日(2003.10.28) |
| 【出願番号】 |
特願2002−114636(P2002−114636) |
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