| 【発明の名称】 |
対価物供給装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】坂上 めぐみ 【住所又は居所】東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式会社ナムコ内
【氏名】柳平 育夫 【住所又は居所】東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式会社ナムコ内
【氏名】菅原 隆人 【住所又は居所】東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式会社ナムコ内
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| 【要約】 |
【課題】供給しようとする対象物の形状、大きさ、材質等に制限が無く、かつ、供給後は景品貯留部(収納体)内に対象物が残留することが無いうえに、複数個の対象物を拡散させること無く所定の領域に確実に供給することができる対象物供給装置を提供する。
【解決手段】フィールド132上に配置された対象物をフィールド132から落下させることによって、対象物2を獲得することが可能なゲームに用いられる対象物供給装置1において、紐状部材4を引張ることによって開口するくす玉状に形成された対象物収納可能な収納体3と、フィールド132上に配置され、フィールド132から落下したときに紐状部材4を引張り収納体3を開口させるように紐状部材4に連結された錘部材5とを有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】フィールド上に配置された対象物をフィールドから落下させることによって、対象物を獲得することが可能なゲームに用いられる対象物供給装置において、紐状部材を引張ることによって開口するくす玉状に形成された対象物収納可能な収納体と、前記フィールド上に配置され、フィールドから落下したときに前記紐状部材を引張り前記収納体を開口させるように紐状部材に連結された錘部材とを有することを特徴とする対象物供給装置。 【請求項2】前記収納体が開口したときに収納体内の対象物を所定方向に落下するように規制するガイド部材を、収納体内に設けたことを特徴とする請求項1記載の対象物供給装置。 【請求項3】フィールド上に配置された対象物を所定の領域に移動させることによって、対象物を獲得することが可能なゲームに用いられる対象物供給装置において、くす玉状に開口可能に形成された対象物収納可能な収納体と、前記収納体内に設けられ、収納体が開口したときに収納体内の対象物を所定方向に落下するように規制するガイド部材とを有することを特徴とする対象物供給装置。 【請求項4】前記ガイド部材は、筒状体であることを特徴とする請求項2又は3記載の対象物供給装置。 【請求項5】前記ガイド部材の開口部の少なくとも一部を覆う閉塞部材を設けたことを特徴とする請求項4記載の対象物供給装置。 【請求項6】前記ガイド部材は、前記収納体の開口軸近傍に吊り下げられて、収納体内に設けられていることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の対象物供給装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、フィールド上に配置された対象物を所定の領域に移動させることによって、対象物を獲得することが可能なゲームに用いられる対象物供給装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、固定テーブル上の景品を押し出し部材によって押し、固定テーブル上の景品を獲得口に落とすことによりプレーヤーが景品を獲得するゲーム装置、いわゆるプッシャー型のゲーム装置では、固定テーブルの上面が平らに形成されているため、固定テーブル上には、安定しない物を置くことができなかった。 【0003】しかし、多種多様な景品を使用したいという要望が多かったため、この要望に答えるべく、本出願人は、特開2001‐29644号に示すように、多種多様な景品を収納できるバケツ状の景品貯留部を景品獲得口近傍に設置し、この景品貯留部を傾けるための紐状部材をこれに連結し、さらに、この紐状部材を引張るための錘部材を固定テーブル上に配置するようにしたゲーム装置を提案している。このゲーム装置は、固定テーブル上に配置された錘部材を景品獲得口に落とすことによって景品貯留部を傾け、この中に収納された景品を景品獲得口に落とすようにしたゲーム装置であって、多種多様な景品を用いることが可能である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ゲーム装置において、転がり易い球状の景品を景品貯留部に貯留した場合であっても、景品獲得口に向かって傾いた景品貯留部内に景品が残ってしまうという問題があった。 【0005】また、景品が乱雑な状態で景品貯留部内に入っていることが多く、景品の配置によっては、景品貯留部の重心位置が変化し錘部材が固定テーブルから落下しても傾く角度が小さく、景品貯留部に貯留された景品の全てが景品獲得口に落下しなかったり、また景品の形状や大きさ及び材質によっては景品貯留部が傾いても景品が景品貯留部に引っかかり、景品貯留部内に景品が残ってしまうという問題があった。 【0006】本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、供給しようとする対象物の形状、大きさ、材質等に制限が無く、かつ、供給後は景品貯留部(収納体)内に対象物が残留することが無いうえに、複数個の対象物を拡散させること無く所定の領域に確実に供給することができる対象物供給装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、フィールド上に配置された対象物をフィールドから落下させることによって、対象物を獲得することが可能なゲームに用いられる対象物供給装置において、紐状部材を引張ることによって開口するくす玉状に形成された対象物収納可能な収納体と、前記フィールド上に配置され、フィールドから落下したときに前記紐状部材を引張り前記収納体を開口させるように紐状部材に連結された錘部材とを有することを特徴とする。 【0008】さらに、前記収納体が開口したときに収納体内の対象物を所定方向に落下するように規制するガイド部材を、収納体内に設けると効果的である。 【0009】また、請求項3に記載の発明は、フィールド上に配置された対象物を所定の領域に移動させることによって、対象物を獲得することが可能なゲームに用いられる対象物供給装置において、くす玉状に開口可能に形成された対象物収納可能な収納体と、前記収納体内に設けられ、収納体が開口したときに収納体内の対象物を所定方向に落下するように規制するガイド部材とを有することを特徴とする。 【0010】さらに、前記ガイド部材を筒状体としたり、前記ガイド部材の開口部の少なくとも一部を覆う閉塞部材を設けたりすると良い。 【0011】また、前記ガイド部材を前記収納体の開口軸近傍に吊り下げ、収納体内に設けると効果的である。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。図1には、本発明の対象物供給装置が配置されているショベル型の景品獲得ゲーム装置の一実施形態を示している。 【0013】図に示すように、本実施形態の対象物供給装置1は、対象物2(本実施の形態においては景品、以下、景品2という)を収納・排出できるくす玉状の収納体3と、収納体3をくす玉のように開口するための開口手段である紐状部材4及び錘部材5とで構成され、収納体3を紐状部材4によってゲーム空間内に吊り下げ、錘部材5をゲーム装置のフィールド上に配置することによって利用される。なお、対象物は、景品の他、メダルなどゲームに必要な物品やゲームに供する物品など本実施の形態に限定されるものではない。 【0014】図2等に示されるように、収納体3は、2個の中空半球状体31,32の端部を連結手段34によって連結し、更に中空半球状体の開口縁を閉口手段36によって重ね合わせることで、球状を保持できるように形成されている。 【0015】中空半球状体31,32は、同一形状で内部を見ることができるように透明なアクリル材で略中空半球状に形成されるが、連結手段34を固定する連結端部31a,32aは、連結手段34を固定し易いように平らに形成され、さらに、収納体3をゲーム空間内に吊り下げられるように、2個の中空半球状体31,32を重ね合わせた状態の上端中心から等距離離れた四方向位置に、吊下紐6を取りつけるための孔31b,31b,32b,32bが設けられている。なお、吊下紐6の中央部にはフック61が取り付けられており、このフック61によってゲーム空間内の天井部(図示省略)に取り付けられる。 【0016】連結手段34は、蝶番であり、回動軸34aを中心に回動する固定片34b,34bを、各中空半球状体の連結端部31a,32aにボルト34c及びナット34dによって固定することによって、2個の中空半球状体31,32を開口可能に連結している。 【0017】閉口手段36は、図5に示すように、略環状の係止部37aを有する係止部材37と、係止部37aを引掛ける係合部38aを有する係合部材38とで構成され、係止部材37と係合部材38は、図2などに示すように、収納体3の連結端部31a,32aと対面する各端部に、係止部37aと係合部38aが係合可能にボルト及びナットによって固定されている。更に、係止部37aの自由端には錘部材5を連結するための紐状部材4が連結されている。この係止部37aは、係合部38aとの係合状態において係止方向に付勢されており、係止部37aの自重及び紐状部材4の重さに抗して係合状態を保つことができる。 【0018】また、収納体3には、収納体3の開口に伴い落下する景品2の落下方向を一定方向に規制するためのガイド部材7が配設されている。このガイド部材7は、透明素材で形成された円筒状体であって、閉じた収納体3内に収まる大きさに形成され、更に、図4において上方部分の開口中心から四方4箇所に吊下紐71,72を取りつけるための孔7aが設けられ、これらの孔7aに吊下紐71,72の一端が連結されている。そして、この吊下紐71,72の他端を、中空半球体3a,3bに連結手段34を固定するためのボルト34cに、ナット34dを用いて連結することによって、収納体3内にガイド部材7を吊下げている。 【0019】さらに、図5に示すように、同一中空半球状体に連結される2本の吊下紐71,71,72,72に跨って、薄板状の閉塞部材8,8が取り付けられている。この閉塞部材8は、吊下紐71,71,72,72間の距離を保ちガイド部材7の回転を防止する機能に加えて、ガイド部材7を逆さにした場合に、図5に示すようにガイド部材7の吊下紐連結側の開口部を覆う機能を有している。 【0020】次に、図1を用いて、上述した対象物供給装置1を配置したショベル型の景品獲得ゲーム装置の一実施形態について説明する。図に示すゲーム装置100は、不透明なハウジング本体112と、ハウジング本体112上方のゲーム空間116を囲む透明窓114とで構成されるハウジング110を有し、ゲーム空間116内には、ハウジング本体112の上面中央部に横長の仕切台148が設けられ、仕切台148上には、ハウジング本体112の正面に向かってショベルロボット120が配置され、仕切台148の周囲には、縫いぐるみやチョコレート等の各種景品をエンドレスで搬送する横長の略長方形状をした搬送台118が設けられている。 【0021】ショベルロボット120の両側には、搬送台118上を搬送される景品拾い上げ用の一対のショベルアーム122,122が設けられ、さらに、一対のショベルアーム122,122の外方に隣接して景品押出機構130,130が設けられ、景品押出機構130,130の手前側(景品押出し方向)には、景品落下口144が設けられている。 【0022】景品押出機構130は、景品落下口144に落下させる景品が貯留されるフィールド132と、このフィールド132上を所定の範囲で前進後退の往復移動するスライドテーブル134と、ショベルアーム122から落とされた景品をスライドテーブル134上に導く傾斜板136と、スライドテーブル134の後方に設けられた景品押出部として機能するバックウオール138とで構成されている。 【0023】ここで、ショベルアーム122は、景品の拾い上げ動作後、拾い上げた景品を傾斜板136上に落下させる動作を行うため、景品の拾い上げに成功した場合は、拾い上げられた景品が傾斜板136からスライドテーブル134上まで転がり落ち、スライドテーブル134と共に往復移動することになる。そして、拾い上げられた景品がスライドテーブル134の奥側に落下した場合、スライドテーブル134がバックウオール138に向かって移動している間、バックウオール138によって進行が妨げられ、スライドテーブル134に対し相対的にバックウオール138から離れる方向、すなわち、景品落下口144に向かって移動する。 【0024】さらに、ショベルアーム122によって次々と別の景品がスライドテーブル134上に運ばれると、順次前述した作業が繰り返して行われ、スライドテーブル134上に載った景品が徐々に前方の景品落下口144側へ移動し、スライドテーブル134からフィールド132上に落下する。またフィールド132上に景品が溜まると、フィールド132上の景品がスライドテーブル134に押出され、フィールド132上から景品落下口144に落下する。このようにして景品落下口144に落とすことができた景品は、景品落下口144に連通されてハウジング本体112正面に設けられた取出口140から取出すことができる。 【0025】次に、本実施形態の対象物供給装置1の作用について説明する。まず、収納体3内に景品2を収容するときは、収納体3を開口した状態で、ガイド部材7内に景品2を収納する。このように収納することによって、収納体3が開口状態であっても容易に景品2を多数収納することができ、かつ、収納体3を容易に閉口することができる。この際、収納体3内に、図示しない「おめでとう」と記載した垂れ幕や紐状の装飾などの装飾部材を収納する場合は、落下する景品2に干渉しないように、ガイド部材7の外、各中空半球状体31,32内に収納する。 【0026】更に、収納体3に景品2を収容するとき、収納体3を開口させ逆さにしガイド部材7を逆さにした状態で、図5に示すように、閉塞部材8,8でガイド部材7の開口部を塞ぐことによって、開口状態の収納体3から景品を落とすこと無く収納することができる。 【0027】次に、景品2を収納した収納体3を図1に示すようにゲーム装置100内に配置し、フィールド132上に錘部材5を配置する。プレーヤーがゲームを行い、フィールド132上に配置した錘部材5が、先述したフィールド132上の景品と同様にフィールド132から景品落下口144(本発明における所定領域)に落下(移動)すると、錘部材5の自重によって紐状部材4が引っ張られ、この紐状部材4が連結されている閉口手段36の係止部37aが引っ張られ、係止部37aが係合部38aから外れて収納体3が開口し、収納体3内に収納された景品2が落下する。 【0028】景品2が落下する際、中空半球状体31,32に触れていた景品2には中空半球状体31,32が開口しようとする力が影響し、また、景品2同士の衝突などの影響により、景品2は拡散する方向に落下しようとするが、ガイド部材7に規制されて開口方向真下に向かって落下する。更に、装飾部材を収納していた場合には、景品2は、装飾部材に絡まることなく落下する。 【0029】また、ガイド部材7は、収納体3の開口軸(連結手段34の回動軸34a)近傍に吊り下げられるため、収納体3の開口動作の影響が少なく、これの開口動作によっても揺れ動くことがない。このため、景品2をガイド部材7の開口方向真下に落下させることができる。 【0030】上記対象物供給装置1をゲーム装置に用いることによって、複数個の対象物を拡散させること無く所定の領域に確実に供給することができ、かつ、収納体3には様々な形状、大きさ、材質等の景品を収納することができるので、既存のゲーム装置自体には使用できない景品も使用することができるようになり、運営者やプレーヤーの要求に答えることが可能となる。 【0031】さらに、収納体3内に「おめでとう」と記載した垂れ幕や紐状の装飾などの装飾部材を収納することによって、収納体3の開口を華やかに演出することができ、プレーヤーに景品獲得の喜びや達成感をより高めることができる。 【0032】また、モータ等の動力源が必要なく、対象物の制限は収納体3内に入る大きさということのみであるため、価格や維持費を安くすることができるうえに、既存のゲーム装置に容易に利用することができる。 【0033】また、収納体を開口させるためにゲームを行うといった景品等の対象物を獲得する目的以外の新たな動機付けをプレーヤーに与えることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000134855 【氏名又は名称】株式会社ナムコ 【住所又は居所】東京都大田区多摩川2丁目8番5号
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| 【出願日】 |
平成14年2月4日(2002.2.4) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−225457(P2003−225457A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−26209(P2002−26209) |
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