| 【発明の名称】 |
パチンコ遊技装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】野中 誠之
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| 【要約】 |
【課題】メモリのプログラムのバージョン情報を統一的に判断し、最新のプログラムをメモリに容易に書き換えることができることを目的とする。
【解決手段】動作プログラムを格納する動作用メモリ1aと、動作プログラムの動作を特定する動作情報と、動作プログラムのバージョン情報とが対応づけられた第1対応データが格納された格納部2bと、外部から供給される動作プログラムの動作情報と、第1対応データとを参照して、動作情報に対応する動作プログラムのバージョン情報を判断する判断部2fと、上記メモリに格納されている動作プログラムのバージョン情報と、外部から供給される動作プログラムのバージョン情報とを比較した結果に応じて、メモリに格納された動作プログラムを、外部から供給される動作プログラムに書き換える書き換え部1cとを有する |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パチンコ遊技動作を実行するための動作プログラムを格納するメモリと、動作プログラムの動作を特定する動作情報と、動作プログラムのバージョン情報とがそれぞれ対応づけられた第1対応データが格納された格納手段と、外部から供給される動作プログラムの動作情報と、前記第1対応データとを参照して、前記動作情報に対応する動作プログラムのバージョン情報を判断する判断手段と、前記メモリに格納されている動作プログラムのバージョン情報と、前記外部から供給される動作プログラムのバージョン情報とを比較した結果に応じて、前記メモリに格納された動作プログラムを、前記外部から供給される動作プログラムに書き換える書き換え手段とを有することを特徴とするパチンコ遊技装置。 【請求項2】 前記第1対応データには、メモリのアドレス位置がさらに対応づけられており、前記判断手段は、前記外部から供給される動作プログラムの動作情報と、前記第1対応データとを参照して、前記動作情報に対応する動作プログラムのバージョン情報を判断し、前記書き換え手段は、前記アドレス位置に格納されている動作プログラムのバージョン情報と、前記外部から供給される動作プログラムのバージョン情報とを比較した結果に応じて、前記アドレス位置に格納された動作プログラムを、前記外部から供給される動作プログラムに書き換えることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技装置。 【請求項3】 前記外部から供給される動作プログラムである外部供給動作プログラムを格納する動作プログラム格納手段と、前記書き換え手段によって、前記メモリに格納されている動作プログラムを、前記外部供給動作プログラムに書き換える前に、前記メモリが正当なものか否かを判断するとともに、前記動作プログラム格納手段が正当なものか否かを判断する正当性判断手段とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技装置。 【請求項4】 前記各動作を実行する動作実行手段と、各動作実行手段に対して、それぞれ、動作の実行を指示する実行指示手段と、各実行指示手段が実行指示する動作を特定する動作情報と、前記実行指示手段の耐用時間とを対応づけた第2対応データが格納された第2格納手段と、各実行指示手段の稼働時間を集計する稼働時間集計手段と集計された各実行指示手段の稼働時間と、第2対応データとを参照して、各実行指示手段が耐用時間を超えているか否かを判断する耐用判断手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のうち、いずれか1の請求項に記載のパチンコ遊技装置。 【請求項5】 前記各実行指示手段は、パチンコ遊技装置の電源オフ時に、前記稼働時間集計手段により集計された稼働時間を保持する稼働時間保持手段を有し、前記耐用判断手段は、前記稼働時間保持手段により保持された所定の実行指示手段の稼働時間と、第2対応データとを参照して、前記所定の実行指示手段が耐用時間を超えているか否かを判断することを特徴とする請求項4に記載のパチンコ遊技装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技動作の実行に必要なプログラムを最新プログラムに書き換えるパチンコ遊技装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、パチンコ遊技装置における遊技動作において、従来にない複雑高度な遊技動作を実行できる最新プログラムが開発された場合、その最新プログラムがメモリに書き込まれることにより、パチンコ遊技装置は、複雑高度な遊技動作を行うことができる。 【0003】以下に具体的に説明する。1又は複数のメモリに上記最新のプログラムが書き込まれる。その後、パチンコ遊技装置の制御基板上のCPUは、入力装置(制御基板に遊技開始信号を入力する装置)からの信号に基づいて、1又は複数のメモリから上記最新のプログラムを読み出し解読し、所定の命令信号を実行装置(制御基板から出力される信号に基づいて遊技動作を実行する装置)に送る。すると、実行装置は、上記命令信号に基づいて、最新の複雑高度な動作を行う。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のパチンコ遊技装置には、以下のような問題があった。従来のパチンコ遊技装置は、1又は複数のメモリに格納されたプログラムのバージョン情報を統一的に判断することができなかった。 【0005】このため、メモリのプログラムを書き換える場合、以下のような動作が行われていた。即ち、作業員は、メモリを基板から取り出し、メモリに格納されているプログラムのバージョン情報を別装置で確認し、バージョン情報が新しいプログラムに書き換えた後、メモリを基板に取り付けていた。このため、メモリのプログラムを最新のプログラムに書き換える動作が容易でなかった。 【0006】本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、メモリのプログラムのバージョン情報を統一的に判断し、最新のプログラムをメモリに容易に書き換えることができるパチンコ遊技装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するために、本発明に係る第1のパチンコ遊技装置は、パチンコ遊技動作を実行するための動作プログラムを格納するメモリと、動作プログラムの動作を特定する動作情報と、動作プログラムのバージョン情報とがそれぞれ対応づけられた第1対応データが格納された格納手段と、外部から供給される動作プログラムの動作情報と、前記第1対応データとを参照して、前記動作情報に対応する動作プログラムのバージョン情報を判断する判断手段と、前記メモリに格納されている動作プログラムのバージョン情報と、前記外部から供給される動作プログラムのバージョン情報とを比較した結果に応じて、前記メモリに格納された動作プログラムを、前記外部から供給される動作プログラムに書き換える書き換え手段とを有することを特徴とするものである。 【0008】また、本発明に係る第2のパチンコ遊技装置は、請求項1にパチンコ遊技装置において、前記第1対応データには、メモリのアドレス位置がさらに対応づけられており、前記判断手段は、前記外部から供給される動作プログラムの動作情報と、前記第1対応データとを参照して、前記動作情報に対応する動作プログラムのバージョン情報を判断し、前記書き換え手段は、前記アドレス位置に格納されている動作プログラムのバージョン情報と、前記外部から供給される動作プログラムのバージョン情報とを比較した結果に応じて、前記アドレス位置に格納された動作プログラムを、前記外部から供給される動作プログラムに書き換えることを特徴とするものである。 【0009】また、本発明に係る第3のパチンコ遊技装置は、請求項1又は2に記載のパチンコ遊技装置において、前記外部から供給される動作プログラムである外部供給動作プログラムを格納する動作プログラム格納手段と、前記書き換え手段によって、前記メモリに格納されている動作プログラムを、前記外部供給動作プログラムに書き換える前に、前記メモリが正当なものか否かを判断するとともに、前記動作プログラム格納手段が正当なものか否かを判断する正当性判断手段とを有することを特徴とするものである。 【0010】また、本発明に係る第4のパチンコ遊技装置は、請求項1乃至3のうち、いずれか1の請求項に記載のパチンコ遊技装置において、前記各動作を実行する動作実行手段と、各動作実行手段に対して、それぞれ、動作の実行を指示する実行指示手段と、各実行指示手段が実行指示する動作を特定する動作情報と、前記実行指示手段の耐用時間とを対応づけた第2対応データが格納された第2格納手段と、各実行指示手段の稼働時間を集計する稼働時間集計手段と、集計された各実行指示手段の稼働時間と、第2対応データとを参照して、各実行指示手段が耐用時間を超えているか否かを判断する耐用判断手段とを有することを特徴とするものである。 【0011】また、本発明に係る第5のパチンコ遊技装置は、請求項4に記載のパチンコ遊技装置において、前記各実行指示手段は、パチンコ遊技装置の電源オフ時に、前記稼働時間集計手段により集計された稼働時間を保持する稼働時間保持手段を有し、前記耐用判断手段は、前記稼働時間保持手段により保持された所定の実行指示手段の稼働時間と、第2対応データとを参照して、前記所定の実行指示手段が耐用時間を超えているか否かを判断することを特徴とするものである。 【0012】 【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、実施の形態1であるパチンコ遊技装置の構成を示す図である。本発明において、パチンコ遊技装置とは、一般的なパチンコ装置に限られず、パチンコスロット装置を含む。 【0013】パチンコ遊技装置は、パチンコ遊技動作を実行する各動作実行部(図示せず)と、各動作実行部に対して、それぞれ、動作の実行を指示する実行指示部1と、各実行指示部1に対して、最新の動作プログラムを供給するプログラム供給部2と、各部を接続するデータバス部3とを有する。 【0014】ここでいうパチンコ遊技動作とは、パチンコ遊技中に行われる音声出力動作、画像表示出力動作、翼開閉動作等の動作をいう。各実行指示部1は、例えば、それぞれ、異なる基板上に配置されている。また、プログラム供給部2は、各実行指示部1が配置された基板とは異なる基板に配置されている。以下、各実行指示部1が配置された基板を第1基板といい、プログラム供給部2が配置された基板を第2基板という。 【0015】(1)各動作実行部は、それぞれ、各動作を実行する。各動作実行部は、例えば、以下のように構成される。音声出力実行部は、各種の入賞状態を音声で表示するスピーカと、音声出力動作の実行を指示する実行指示部1からの指示信号に基づいて、スピーカを制御するスピーカ制御部とを有する。表示出力実行部は、各種の入賞状態をLED等のランプの点灯で表示する点灯部と、表示出力動作の実行を指示する実行指示部1からの指示信号に基づいて、点灯部を制御する点灯部制御部とを有する。また、翼開閉実行部は、各種の入賞状態に応じて開閉動作を行う翼部と、翼開閉動作の実行命令を指示する実行指示部1から指示の信号に基づいて、翼部を制御する翼制御部とを有する。 【0016】(2)各実行指示部1は、それぞれ各動作を実行するための動作プログラムを格納する動作用メモリ1aと、動作用メモリ1aから動作プログラムを読み出して解読する読み出し解読部(図示せず)と、読み出し解読部により解読された結果に基づいて、各動作実行部に対して、上記動作を実行するように命令する実行命令部1bと、動作用メモリ1aに格納された動作プログラムを、プログラム供給部2から送られた最新の動作プログラムに書き換えたり、所定のデータを書き込んだりする書き換え部1cと、動作プログラムを供給する相手(プログラム供給部2メモリ)の正当性を判断する第1正当性判断部1dと、プログラム供給部2や各動作実行部と通信を行う通信部1eと、各部を制御する制御部1fとを有する。 【0017】動作用メモリ1aには、例えば、以下のようなデータが格納されている。動作用メモリ1aの構成を図2に示す。動作用メモリ1aにおいては、アドレス値X1からアドレス値X2までは、動作用メモリ1a自身を識別するための固有識別データが格納されている。アドレス値X2からアドレス値X3までは、動作プログラムが格納されている。固有識別データは、例えば、固有値、メモリ(RAMやROM、EEP−ROM等)を製造した段階で付される製造番号等である。このため、アドレス値X1からX2に格納されている固有識別データは、一度、格納されたら、外部から書き換えができないようにされている。 【0018】動作プログラムは、パチンコ遊技動作を示す動作情報と、動作プログラムのバージョンを示すバージョン情報と、パチンコ遊技動作を実行するのに必要なプログラムデータと、動作プログラムのデータ量の合計値を示すチェックサムデータとを有する。 【0019】第1正当性判断部1dは、プログラム供給部2の供給メモリ2aに格納された固有識別データを保持するレジスタ(図示せず)を有する。このレジスタへの固有識別データの保持動作は、作業員が予め行う。また、第1正当性判断部1dは、実行指示部1の動作用メモリ1aに格納された動作プログラムを、外部から供給される動作プログラムに書き換える前に、供給メモリ2aに格納された固有識別データを取得し、この取得した固有識別データと、レジスタに保持している供給メモリ2aの固有識別データとを比較することにより、供給メモリ2aが正当なものか否かを判断する。一致する場合には、第1正当性判断部1dは、供給メモリ2aは正当なものと判断し、一致しない場合には、供給メモリ2aは不正なものと判断する。 【0020】(3)プログラム供給部2は、外部から供給された動作プログラム(以下、外部供給動作プログラム)が格納された供給メモリ2a(動作プログラム格納部)と、所定の対応データが格納された格納部2bと、この格納部2bに格納された対応データを書き換えたり、各種のデータを格納部2bに書き込む書き換え部2zと、格納部2bに格納された各種のデータ等を読み出す読み出し部(図示せず)と、各動作用メモリ1aの動作プログラムを書き換えるか否かを判断する判断部2fと、動作用メモリ1aの正当性を判断する第2正当性判断部2cと、各実行指示部1等に対して各種のデータをシステムバス部3を介して、送信したり、受信したりする通信部2dと、各部を制御する制御部2eとを有する。 【0021】供給メモリ2a内は、実行指示部1の動作用メモリ1aと同じ構成になっている。但し、固有識別データ、バージョン情報等が異なることにより、アドレス値X1,X2,X3の値は異なる。 【0022】格納部2bには、動作プログラムの動作を特定する動作情報と、動作プログラムのバージョン情報とがそれぞれ対応づけられた第1対応データが格納されていている。格納部2bに格納された対応データの一例を図3に示す。図においては、対応テーブルの形式をとる。対応テーブルにおいては、各動作情報と、動作プログラムのバージョン情報とがそれぞれ対応づけられている。 【0023】書き換え部2zは、供給メモリ2aや格納部2b内のデータの書き込みや書き換えを行う。例えば、書き換え部2zは、所定の実行指示部1の動作用メモリ1aに対して、所定のバージョン情報の動作プログラムを供給する動作を正常に終了した旨が、制御部2eから送られた場合には、第1対応データ中の動作情報(外部供給動作プログラムの動作情報)に対応するバージョン情報を上記所定バージョン情報に書き換える。 【0024】判断部2fは、制御部2eから送られてくる外部供給動作プログラムの動作情報及びバージョン情報を取得する。判断部2fは、外部供給動作プログラムの動作情報と、前記第1対応データ中の動作情報とを比較し、外部供給動作プログラムの動作情報に対応する動作プログラム(動作用メモリ1aに格納されている動作プログラム)のバージョン情報を判断する。 【0025】そして、判断部2fは、判断したバージョン情報と、外部供給動作プログラムのバージョン情報とを比較し、判断したバージョン情報より、外部供給動作プログラムのバージョン情報が新しい場合には、外部供給動作プログラムに書き換えると判断する。そして、書き換え部1cにより、動作用メモリ1aに格納された動作プログラムが上記外部供給動作プログラムに書き換えられる。一方、判断したバージョン情報と、外部供給動作プログラムのバージョン情報とが同じバージョンか、判断したバージョン情報の方が新しい場合には、判断部2fは、外部供給動作プログラムに書き換えないと判断する。 【0026】第2正当性判断部2cは、各動作用メモリ1aに格納された固有識別データを保持するレジスタ(図示せず)を有する。第2正当性判断部2cは、実行指示部1の動作用メモリ1aに格納された動作プログラムを、外部供給動作プログラムに書き換える前に、前記実行指示部1の動作用メモリ1aに格納された固有識別データを取得し、当該取得した固有識別データと、レジスタに保持している実行指示部1の動作用メモリ1aの固有識別データを比較することにより、上記実行指示部1の動作用メモリ1aが正当なものか否かを判断する。一致する場合には、第2正当性判断部2cは、実行指示部1の動作用メモリ1aは正当なものと判断し、一致しない場合には、実行指示部1の動作用メモリ1aは不正なものと判断する。 【0027】なお、本実施の形態では、正当性判断部については、第1正当性判断部1dと第2正当性判断部2cの2つに分けて構成することとしたが、もちろんこの構成に限定されるわけではない。例えば、上記第1正当性判断部1dの機能及び第2正当性判断部2cの機能を有する1つの正当性判断部をプログラム供給部2に配置させるようにしてもよい。 【0028】制御部2eは、各部を制御するほか、アドレスデータを格納するアドレスレジスタを有する。アドレスデータとは、メモリ内に格納されている各種データのアドレス値のことである。具体的には、例えば、固有値等の固有識別データが格納されているアドレス値(X1からX2)等の各データが格納されているアドレス値がアドレスレジスタに記録されている。 【0029】なお、このアドレスレジスタのアドレス値は、供給メモリ2aに格納された動作プログラムが変更された場合、そのアドレス値を制御部2eが書き換え部2zを介して、アドレス値を取得し、アドレスレジスタに書き込む。また、格納部2bに格納された第1対応データが書き換え部2zにより変更された場合、書き換え部2zを介して、制御部2eが、アドレス値を取得し、アドレスレジスタに書き込む。 【0030】(パチンコ遊技装置の動作) (実行指示部1の動作用メモリ1aの動作プログラムを最新の動作プログラムに書き換える動作)図4、5,6は、その動作を示すフローチャート図である。 【0031】例えば、作業員が供給メモリ2aに、外部供給動作プログラムを格納させる。この操作は、以下のようにして行うことができる。作業員がプログラム供給部2にメモリを着脱可能に実装できるソケットを搭載する。ソケットの端子は、図1に示すブロック図を構成するように配置され、各部と接続されている。そして、供給メモリ2aに例えば、コンピュータ等を用いて、動作プログラムを格納させる。そして、供給メモリ2aを上記ソケットに取り付ける。そして、作業員がパチンコ遊技装置の電源をオンすると、以下の動作が行われる。なお、以下の動作は、パチンコ遊技動作前に行われる。 【0032】ステップS100では、制御部2eは、供給メモリ2aに格納された動作プログラムの動作情報及びバージョン情報を読み出し、判断部2fへ送る。 【0033】ステップS110では、制御部2eは、格納部2bから第1対応データを読み出し、判断部2fへ送る。 【0034】ステップS120では、判断部2fは、第1対応データを参照して、外部供給動作プログラムの動作情報に対応する動作プログラム(動作用メモリ1aに格納されている動作プログラム)のバージョン情報を判断する。 【0035】具体的には、判断部2fは、例えば、以下のようにして判断できる。図3に示すように、外部供給動作プログラムの動作情報が表示出力動作である場合、判断部2fは、表示出力動作に対応する動作プログラム(動作用メモリ1aに格納されている動作プログラム)のバージョン情報は、Ver.1と判断する。 【0036】ステップS130では、判断部2fは、動作用メモリ1aに格納されている動作プログラムのバージョン情報と、外部供給動作プログラムのバージョン情報を比較し、動作用メモリ1aに格納された動作プログラムを、外部供給動作プログラムに書き換えるか否かを判断する。書き換えると判断した場合には、ステップS140へ移行する。書き換えないと判断した場合には、ステップS240へ移行する。 【0037】具体的には、例えば、以下のようにして行う。外部供給動作プログラムの動作情報が表示出力動作である場合、判断部2fは、外部供給動作プログラムの動作情報に対応する動作プログラムのバージョン情報は、Ver.1と判断する。 【0038】そして、外部供給動作プログラムのバージョン情報がVer.2の場合、判断部2fは、動作用メモリ1aに格納されている動作プログラムのバージョン情報(Ver.1)と、外部供給動作プログラムのバージョン情報(Ver.2)と、を比較する。この場合には、外部供給動作プログラムのバージョン情報が新しいので、判断部2fは、動作用メモリ1aに格納された動作プログラムを、外部供給動作プログラムに書き換えると判断する。 【0039】一方、動作用メモリ1aの動作プログラムのバージョン情報と、外部供給動作プログラムのバージョン情報とが同じか、外部供給動作プログラムのバージョン情報の方が古い場合には、判断部2fは、動作用メモリ1aに格納された動作プログラムを、外部供給動作プログラムに書き換えると判断しない。 【0040】ステップS140では、判断部2fが書き換える旨の指示を制御部2eへ送ると、制御部2eは、アドレスレジスタから、供給メモリ2aの固有識別データを読み出す。 【0041】ステップS150では、制御部2eは、供給メモリ2aの固有識別データを通信部2d、データバス部3、通信部1eを介して、上記動作用メモリ1aのある実行指示部1の制御部1fへ送る。実行指示部1の制御部1fは、供給メモリ2aの固有識別データを第1正当性判断部1dへ送る。 【0042】ステップS160では、第1正当性判断部1dは、供給メモリ2aの固有識別データを受け取った場合、レジスタに保持された供給メモリ2aの固有識別データを取りだし、受け取った固有識別データと、レジスタに保持していた固有識別データを比較し、一致するか否かを判断する。 【0043】一致する場合には、ステップS170へ移行する。一致しない場合には、ステップS250で異常処理通知が行われ、処理を終了する。異常処理通知は、例えば、ダウンロード中止、不正メモリ有り等の旨を作業員に知らせる通知である。なお、CPUの機能(UART,シリアルポート等)により異常を通知してもよい。 【0044】ステップS170では、第1正当性判断部1dは、供給メモリ2aは正当であると判断し、正当である旨を示すデータを制御部1fへ送る。制御部1fは、読み出し部を介して、動作用メモリ1aから固有識別データを読み出す。そして、制御部1fは、正当である旨の情報及び動作用メモリ1aの固有識別データを通信部1e、データバス部3、通信部2dを介して、プログラム供給部2の制御部2eへ送る。 【0045】ステップS180では、プログラム供給部2の制御部2eは、動作用メモリ1aの固有識別データを第2正当性判断部2cへ送る。第2正当性判断部2cは、動作用メモリ1aの固有識別データを受け取った場合、レジスタに保持された上記動作用メモリ1aの固有識別データを取りだし、受け取った固有識別データと、レジスタの固有識別データを比較し、一致するか否かを判断する。 【0046】一致する場合には、正当性の判断が終了したとして、ステップS190へ移行する。一致しない場合には、ステップS250で異常処理通知が行われ、処理を終了する。 【0047】なお、以上の動作において、動作用メモリ1aの正当性判断と、供給メモリ2aの正当性判断の順序はどちらを先に行っても良い。また、ステップS130の動作の前に、各実行指示部1の動作用メモリ1a、供給メモリ2aに不正のものがあるか否かの判断動作を各第1正当性判断部1d及び第2正当性判断部2cを用いて行っても良い。 【0048】ステップS190では、プログラム供給部2の制御部2eは、アドレスレジスタの動作プログラムのアドレス値に従って、供給メモリ2aから、動作プログラムを読み出す。 【0049】ステップS200では、制御部2eは、読み出した動作プログラムを通信部2d、データバス部3、通信部1eを介して動作用メモリ1aのある実行指示部1の制御部へ送る。制御部1fを介して書き換え部1cは、動作用メモリ1aに格納された動作プログラムを、送られた外部供給動作プログラムの動作プログラムに書き換える。 【0050】ステップS210では、制御部1fは、動作プログラムの書き換え動作が終了したか否かを判断する。終了していない場合には、ステップS190へ移行する。終了した場合には、ステップS220へ移行する。 【0051】ステップS220では、制御部1fは、チェックサムデータを判断し、送信途中にデータ内のビット値に誤りが生じたか否かを判断する。誤りがない場合には、ステップS230へ移行する。一方誤りがあった場合には、ステップS250で、異常処理通知が行われ、処理を終了する。 【0052】ステップ230では、制御部1fは、正常に動作プログラムの書き換え動作が終了したとして、その旨を通信部1e等を介して、プログラム供給部2の制御部2eへ送る。そして、制御部2eは、書き換え部2zに格納部2bに格納された第1対応データのうち、動作情報に対応するバージョン情報を、外部供給動作プログラムのバージョン情報に書き換えさせる。この際、制御部2eには、判断部2fから外部供給動作プログラムのバージョン情報が送られる。 【0053】ステップS240では、プログラム供給部2の制御部2eは、さらに、別の動作プログラムが供給メモリ2aに格納されているか否かを判断する。格納されている場合には、ステップS100以降の動作が行われる。格納されていない場合には、処理を終了する。 【0054】具体的には、制御部2eは、読み出し部を介して、アドレスレジスタのアドレス値(ダウンロード済みの動作プログラムの格納されているアドレス値と別のアドレス値)に格納されている動作プログラムの動作情報やバージョン情報を取得した場合には、別の動作プログラムが供給メモリ2aに格納されていると判断する。なお、処理が終了した後、パチンコ遊技動作が行われる。 【0055】(作用、効果)実施の形態1によれば、格納部2bには、動作プログラムの動作を特定する動作情報と、動作プログラムのバージョン情報とがそれぞれ対応づけられた第1対応データが格納されている。そして、判断部2fは、外部から供給される動作プログラムの動作情報と、前記第1対応データとを参照して、前記動作情報に対応する動作プログラムのバージョン情報を判断する。そして、書き換え部1cは、メモリに格納されている動作プログラムのバージョン情報と、外部から供給される動作プログラムのバージョン情報とを比較した結果に応じて、動作用メモリ1aに格納された動作プログラムを、外部から供給される動作プログラムに書き換える。 【0056】このため、各動作用メモリ1aのプログラムのヴァージョン情報を統一的に判断し、最新のプログラムを動作用メモリ1aに容易に書き換えることができる。また、従来に比べて、各実行指示部1の動作用メモリ1aを交換しなくてすむので、作業効率が良くなり、作業ミスも少なくできる。 【0057】また、本実施の形態によれば、書き換え部1cによって、動作用メモリ1aに格納されている動作プログラムを、供給メモリ2aに格納されている外部から供給される動作プログラムに書き換える前に、動作用メモリ1aが正当なものか否かを判断するとともに、供給メモリ2aが正当なものか否かを判断する第1正当性判断部1d及び第2正当性判断部2cを有する。このため、ごと師等により、不正な動作プログラムが格納されたメモリがいずれかの基板上に組み込んだとしても、実行指示部1、プログラム供給部2のいずれかのメモリが不正なものと発見することができる。 【0058】なお、本実施の形態では、各実行指示部1が配置された第1基板と、プログラム供給部2が配置された第2基板とは異なるものとしたが、各実行指示部1及びプログラム供給部2を1つの基板にまとめて配置することも可能である。 【0059】(変形例)上述の実施の形態では、最新の動作プログラムができた場合には、供給メモリ2aをプログラム供給部2から取り出して、上記供給メモリ2aに最新の動作プログラムを書き込んだ後、そのメモリをプログラム供給部2へ取り付けていた。この変形例では、インストール用装置を用いて、以下のようなパチンコ遊技システムを提供することも可能である。 【0060】(構成)パチンコ遊技システムは、各実行指示部1、プログラム供給部2、プログラム供給部2とケーブル等で接続されたインストール用装置(図示せず)とを有する。インストール用装置には、動作プログラムがインストールされる。また、インストール用装置はプログラム供給部2と通信することができ、動作プログラムをプログラム供給部2へ送信できる。 【0061】(動作)以下、パチンコ遊技システムの動作について説明する。先ず、例えば、コンピュータ等を用いて、作業員等がインストール用装置に動作プログラムをインストールする。 【0062】次に、インストール用装置とプログラム供給部2の通信部2dを接続し、両方の電源をオンにする。 【0063】インストール用装置は、プログラム供給部2の制御部2eに動作プログラムをダウンロードするか否かのデータを送る。 【0064】プログラム供給部2の制御部2eは、インストール用装置に対して、動作プログラムの動作情報及びバージョン情報を送るように指示する。インストール用装置は、インストールされた動作プログラムの動作情報及びバージョン情報をプログラム供給部2へ送る。動作情報及びバージョン情報が判断部2fへ送られると、ステップS110,S120、S130の動作が行われる。 【0065】判断部2fが、書き換えると判断した場合には、プログラム供給部2の制御部2fは、インストール用装置に対して、動作プログラムをダウンロードする旨のデータを送る。ここで、動作プログラムが複数ある場合には、複数について、上述の動作が行われる。 【0066】インストール用装置は、動作プログラムをプログラム供給部2へ送る。プログラム供給部2の制御部2eは、動作プログラムを供給メモリ2aへ格納する。そして、ステップS140からS180の動作が行われる。この際、動作プログラムが複数のときは、複数の動作用メモリ1aについての正当性判断が行われる。そして、ステップS190からステップS230の動作が行われる。動作プログラムが複数のときは、上記複数回、ステップS190からステップS230の動作が行われる。 【0067】変形例によれば、実施の形態1の効果に加えて、供給メモリ2aをプログラム供給部2から取り出す動作が不要になる。 【0068】なお、実施の形態1、その変形例において、メモリ、制御部、書き換え部1c等は、別々の構成として説明したが、もちろんこの構成に限定されるわけでなく、メモリと制御部等を1つのCPUに収納するような構成としてもよい。 【0069】実施の形態2.実施の形態1では、各パチンコ遊技動作について、表示出力動作、音声出力動作等の各動作を実行する実行指示部1を複数に分けた。しかし、例えば、パチンコ遊技装置の種類によっては、省スペース化が要求される場合もある。このようなパチンコ遊技装置に対しては、実行指示部1を以下のように構成することも可能である。 【0070】(構成)図7は、実施の形態2のパチンコ遊技装置の構成を示す図である。実施の形態2において、実施の形態1のパチンコ遊技装置と異なる点は、複数の実行指示部1を設けないで、1つの実行指示部1を設ける点と、図8に示すように1つの動作用メモリ1aに複数の動作プログラムが格納されている点と、実行命令部1bは、実施の形態1の複数の実行命令部1bが有する機能を有する点にある。また、第1対応データにおいては、実施の形態1の第1対応データとは異なり、各動作情報と、動作情報に対応する動作プログラムのバージョン情報と、動作プログラムが格納されている動作メモリ内のアドレス位置とがそれぞれ対応づけられている。第1対応データの構成の一例を図9に示す。 【0071】(動作)図10は、実行指示部1の動作用メモリ1aの動作プログラムを最新の動作プログラムに書き換える動作を示すフローチャート図である。 【0072】例えば、作業員が供給メモリ2aに、外部供給動作プログラムを格納させる。外部供給動作プログラムの格納されているアドレス値は、制御部2eのアドレスレジスタに記録される。そして、作業員がパチンコ遊技装置の電源をオンすると、以下の動作が行われる。 【0073】先ず、ステップS140からS180までの動作が行われる。なお、実施の形態1で示したように、動作用メモリ1aの正当性判断と、供給メモリ2aの正当性判断はどちらを先に行っても良い。 【0074】ステップS180で、一致すると判断したら、以下の動作が行われる。 【0075】ステップS400では、プログラム供給部2の制御部2eは、アドレスレジスタのアドレス値に従って、外部供給動作プログラムの格納されたアドレス位置にアクセスし、上記外部供給動作プログラムの動作情報及びバージョン情報を読み出し、判断部2fへ送る。 【0076】ステップS410では、制御部2eは、格納部2bから第1対応データを読み出し、判断部2fへ送る。 【0077】ステップS420では、判断部2fは、第1対応データを参照して、外部供給動作プログラムの動作情報に対応する動作プログラム(動作用メモリ1aのアドレス位置に格納されている)のバージョン情報を判断する。 【0078】ステップS430では、判断部2fは、上記アドレス位置に格納されている動作プログラムのバージョン情報と、外部供給動作プログラムのバージョン情報を比較し、外部供給動作プログラムに書き換えるか否かを判断する。書き換えると判断した場合には、ステップS440へ移行する。書き換えないと判断した場合には、ステップS490へ移行する。 【0079】ステップS440では、判断部2fが動作プログラムを書き換える旨の指示を制御部2eへ送ると、プログラム供給部2の制御部2eは、読み出し部を介して、供給メモリ2aから、外部供給動作プログラムを読み出す。 【0080】ステップS460では、制御部2eは、読み出した外部供給動作プログラムを通信部2d、データバス部3、通信部1eを介して実行指示部1の制御部1fを介して書き換え部1cへ送る。書き換え部1cは、動作用メモリ1aの上記アドレス位置にある動作プログラムを、外部供給動作プログラムに書き換える。 【0081】ステップS470では、制御部1fは、動作プログラムの書き換え動作が終了したか否かを判断する。終了していない場合には、ステップS440へ移行する。終了した場合には、ステップS480へ移行する。 【0082】ステップS480では、制御部1fは、チェックサムデータを判断し、送信途中にデータ内のビット値に誤りが生じたか否かを判断する。誤りがない場合には、ステップS490へ移行する。一方誤りがあった場合には、ステップS500で異常処理通知が行われる。 【0083】ステップS490では、プログラム供給部2の制御部1eは、さらに、別の動作プログラムが供給メモリ2aに格納されているか否かを判断する。格納されている場合には、ステップS400以降の動作が行われる。格納されていない場合には、処理を終了する。 【0084】(作用効果)実施の形態2によれば、実施の形態1と同じく、動作用メモリ1aに格納された各動作プログラムのバージョン情報を統一的に判断し、最新のプログラムを動作用メモリ1aに容易に書き換えることができる。そして、この効果に加えて、複数の実行指示部1を1つの実行指示部1にまとめることができ省スペース化を達成できる。 【0085】実施の形態3.実施の形態1,2では、各実行指示部が配置された基板単位で、稼働時間をチェックし、稼働時間が耐用時間内か否かを判断していない。このため、パチンコ遊技装置全体の耐用時間が経過する場合には、パチンコ遊技装置の使用を中止し、実行指示部1が配置された全ての基板を廃棄していた。 【0086】しかし、なかには、まだ、使用可能な実行指示部1もあり、これらについて、一律に廃棄していたのでは、コストの負担が大きくなってしまう。 【0087】そこで、本実施の形態では、各実行指示部1ごとに、稼働時間をチェックし、稼働時間が耐用時間内か否かを判断することができるパチンコ遊技装置を提供する。 【0088】(構成)図12は、本実施の形態のパチンコ遊技装置の構成を示す図である。本実施の形態において、実施の形態1、2と異なる点は以下の通りである。 【0089】実施の形態3のパチンコ遊技装置は、パチンコ遊技装置に電源が供給されているか否かを検知する電源検知部(図示せず)を有する。 【0090】また、プログラム供給部2の格納部2bには、各実行指示部1が実行指示する動作を特定する動作情報と、実行指示部1の耐用時間とが対応づけられた第2対応データが格納されている。図13に第2対応データの一例を示す。この第2対応データによれば、各動作情報と、各耐用時間とがそれぞれ対応づけられている。なお、この第2対応データにおいて、実行指示部1が配置されている基板の識別番号も対応づけても良い。ここで、耐用時間とは、例えば、パチンコ遊技装置の電源をオンしている間に、動作プログラムのダウンロード動作、パチンコ遊技動作等の各種の動作が行われている場合において、実行指示部1が誤動作を生じない時間をいう。 【0091】また、プログラム供給部2は、パチンコ遊技装置の稼働時間をカウントする稼働時間カウンタ2gと、稼働時間カウンタ2gによりカウントされた稼働時間を実行指示部1ごとに集計する稼働時間集計部2hとを有する。 【0092】稼働時間カウンタ2gは、電源検知部により電源オン信号が送られた場合に稼働時間のカウントを開始し、電源検知部により電源オフ信号が送られた場合に稼働時間のカウントを終了する。稼働時間集計部2hは、電源がオンされている間は、稼働時間カウンタ2gによりカウントされた稼働時間を集計していき、電源オフ信号が送られた場合には、稼働時間の集計動作を終了する。そして、稼働時間集計部2hは、集計動作を終えたときの稼働時間を保持する。そして、稼働時間集計部2hは、次に電源オン信号が送られると、保持されていた稼働時間を取り出し、稼働時間カウンタ2gによりカウントされた時間を保持していた稼働時間に加算して、集計していく。この稼働時間集計部2hは、各実行指示部1ごとに稼働時間を集計する。 【0093】また、パチンコ遊技装置は、集計された各実行指示部1の稼働時間と、第2対応データとを参照して、各実行指示部1が耐用時間を超えているか否かを判断する耐用判断部2iを有する。 【0094】また、プログラム供給部2は、稼働時間集計部2hにより集計された稼働時間と、耐用時間と、を比較して、実行指示部1ごとに、稼働できる残り時間を算出する残り時間算出部2jを有する。 【0095】そして、プログラム供給部2は、耐用判断部2iにより判断された結果や、残り時間算出部2jにより算出された残り時間等を通知する通知部2kを有する。この通知部2kは、画像や文字を表示する表示部であってもよいし、音声を出力する音声出力部であってもよい。なお、各実行指示部1の制御部は、実行指示部1を特定する情報と、実行指示部1が指示する動作を示す動作情報とを保持している。 【0096】以上の構成以外は、実施の形態1と同じ構成である。 【0097】(初めに電源をオンする場合の動作)図14は、実施の形態3のパチンコ遊技装置の動作を示すフローチャート図である。 【0098】ステップS600で、パチンコ遊技装置に各実行指示部1が配置された基板を組み込ませる。具体的には、作業者が実行指示部1の通信部1eをデータバス部3等に接続する動作を行う。ここでの実行指示部1は、未使用のものである。使用済みの場合は、後述する実施の形態4で説明する。また、プログラム供給部2の稼働時間集計部2hは、各実行指示部1の集計稼働時間を初期値0にしてある。 【0099】ステップS610では、作業員によりパチンコ遊技装置の電源がオンされる。すると、稼働時間カウンタ2gは、電源検知部から電源オン信号が制御部2eを介して、送られた場合、カウントを開始する。 【0100】ステップS615では、プログラム供給部2の制御部2eは、通信部2d等を介して、各実行指示部1に対して、実行指示部1を特定する情報を送る旨の指示をすると、各実行指示部1の制御部1fは、実行指示部特定情報及び動作情報をプログラム供給部2の制御部2eへ送る。 【0101】ステップS617では、プログラム供給部2の制御部2eは、各実行指示部1の実行指示部特定情報及び動作情報を稼働時間集計部2hへ送る。 【0102】ステップS620では、稼働時間集計部2hは、稼働時間カウンタ2gによるカウントされた時間を、各実行指示部1ごとに、集計していく。即ち、稼働時間集計部2hは、カウントされた時間を実行指示部特定情報と対応づけて集計していく。 【0103】ステップS630では、稼働時間集計部2hにより集計された各稼働時間及び実行指示部特定情報、動作情報が耐用判断部2iへ送られる。耐用判断部2iは、制御部2eを介して、格納部2bから第2対応テーブルを読み出す。 【0104】ステップS640では、耐用判断部2iは、第2対応テーブルを参照して、実行指示部1の動作情報に対応する耐用時間を読み出す。そして、耐用判断部2iは、集計された各実行指示部1の稼働時間と、実行指示部1の動作情報に対応する耐用時間とを比較し、いずれか1以上の実行指示部1について、集計された稼働時間が耐用時間より長い場合には、ステップS650へ移行する。どの実行指示部1についても、集計稼働時間が耐用時間より長くない場合には、ステップS620へ移行する。ここで、長くない場合には、制御部2eは、残り時間算出部2jにより算出された結果を、通知部2kに通知させるようにしてもよい。 【0105】ステップS650では、制御部2eは、通知部2kに対して、耐用時間をオーバーした旨を通知させる。なお、通知方法としては、CPUの機能(UART,シリアルポート等)により通知してもよい。 【0106】(電源をオフするときの動作)図15は、その動作を示すフローチャート図である。図14に示す動作と並行して、以下の動作が行われる。ステップS700では、制御部2eは電源検知部にパチンコ遊技装置の電源がオンされているか否かを検知させる。 【0107】電源がオンの場合には、ステップS700へ移行する。電源がオフの場合には、ステップS710で、電源検知部により検知されたオフ信号が制御部2eを介して、稼働時間カウンタ2g、稼働時間集計部2hへ送られる。 【0108】ステップS720で、稼働時間カウンタ2gは、オフ信号を受け取ると、カウント動作をストップする。稼働時間集計部2hは、オフ信号を受け取ると、集計動作をストップし、集計された稼働時間、実行指示部情報、動作情報を保持する。 【0109】(次の電源をオンしたときの動作)図16は、その動作を示すフローチャート図である。ステップS750では、パチンコ遊技装置の電源がオンされると、プログラム供給部2の制御部2eは、各実行指示部1に対して、実行指示部特定情報、動作情報を送る旨の指示をすると、各実行指示部1は、実行指示部特定情報、動作情報をプログラム供給部2の制御部2eへ送る。 【0110】ステップS760では、プログラム供給部2の制御部2eは、同じ動作情報について、稼働時間集計部2hが保持している各実行指示部特定情報と、上記送られてきた各実行指示部特定情報を比較する。一致する場合には、ステップS780へ移行する。一致しない情報が1つでもあればステップS770へ移行する。 【0111】ステップS770では、プログラム供給部2の制御部2eは、一致しない実行指示部特定情報等については、送られてきた実行指示部特定情報を稼働時間集計部2hへ送り、稼働時間集計部2hが保持している集計稼働時間を、送られてきた集計稼働時間に書き換える。その後、ステップS780へ移行する。 【0112】このステップS760、S770の処理は、電源オフ中に実行指示部1の基板が交換されて、新しい実行指示部1の基板が組み込まれた場合を考慮したステップである。 【0113】ステップS780では、プログラム供給部2の制御部2eは、電源検知部から電源オン信号が送られた場合、移動時間カウンタにカウント動作を開始させる。 【0114】ステップS790では、稼働時間集計部2hは、稼働時間カウンタ2gによるカウントされた時間を保持していた集計稼働時間に加算して集計していく。 【0115】以降の動作は、ステップS630以降の動作と同じである。なお、実施の形態3の動作は、実施の形態1の動作と並行して行われてもよい。例えば、動作用メモリ1aに最新の動作プログラムをダウンロードする際に、自動的に、上記動作用メモリ1aの配置された実行指示部1の稼働時間が耐用時間を超えているか否かをチェックするようにしてもよい。 【0116】(作用効果)本実施の形態によれば、格納部2bには、各実行指示部1が実行指示する動作を特定する動作情報と、実行指示部1の耐用時間とを対応づけた第2対応データが格納されている。また、耐用判断部2iは、集計された各実行指示部1の稼働時間と、第2対応データとを参照して、各実行指示部1が耐用時間を超えているか否かを判断する。このため、複数の実行指示部1ごとに、稼働時間をチェックし、耐用時間内であるか否かを判断することができる。そして、稼働時間が耐用時間内で使用可能な実行指示部1が配置された基板と、稼働時間が耐用時間を超え使用不可能な実行指示部1が配置された基板を分けることができるので、一律に全ての実行指示部1が配置された基板を廃棄することなく、まだ使用可能な実行指示部1は、そのまま使用できるので、コストの負担を軽減できる。また、通知部2kにより、実行指示部1ごとに使用可能か否かの情報や耐用時間までの残り時間の通知ができるので、作業員による基板交換動作等がスムーズに行く。 【0117】なお、本実施の形態において、耐用判断部2iは、実行指示部1の稼働時間と、耐用時間とを比較し、使用可能か否かを判断したが、これに限定されず、プログラム供給部2の稼働時間と、耐用時間を比較して、使用可能か否かを判断することもおこなってよい。 【0118】実施の形態4実施の形態3では、未使用の実行指示部1が配置された基板をパチンコ遊技装置に利用する場合を考えている。しかし、この実施の形態では、使用済みであるが、まだ耐用時間を経過していない実行指示部1が配置された基板を再利用することができない。パチンコ遊技装置で、途中である実行指示部1が故障したが、まだ使用できる他の実行指示部1が配置された基板を再利用できれば、コスト軽減に役立つ。 【0119】実施の形態4は、このような場合でも、上記実行指示部1が配置された基板を再利用可能なパチンコ遊技装置を提供することを目的とする。 【0120】(構成)図17は、実施の形態4のパチンコ遊技装置の構成を示す図である。本実施の形態において、実施の形態3のパチンコ遊技装置の構成と異なる点は、以下のとおりである。 【0121】各実行指示部1は、それぞれ、パチンコ遊技装置の電源オフ時に、稼働時間集計部2hにより集計された稼働時間を保持する稼働時間保持部1gを有する。 【0122】プログラム供給部2の耐用判断部2iは、稼働時間保持部1gにより保持された所定の実行指示部1の稼働時間と、第2対応データとを参照して、所定の実行指示部1が耐用時間を超えているか否かを判断する。 【0123】また、通知部2kは、耐用判断部2iにより判断された結果を通知する。 【0124】(稼働時間保持部1gによる動作)ステップS720で、稼働時間集計部2hは、オフ信号を受け取ると、集計動作をストップし、集計された稼働時間を保持する。その後、以下の動作が行われる。 【0125】図18は、稼働時間保持部1gの動作を示すフローチャート図である。 【0126】ステップS900では、プログラム供給部2の制御部2eは、各実行指示部1に対して、それぞれ、稼働時間集計部2hが保持している集計稼働時間を送信する。 【0127】具体的には、プログラム供給部2の制御部2eは、各実行指示部特定情報の集計稼働時間を稼働時間集計部2hから取得する。制御部2eは、通信部2d等を介して、上記情報を、各実行指示部特定情報に対応する実行指示部1の制御部1fへ送る。 【0128】ステップS910では、各実行指示部1の制御部1fは、送られてきた集計稼働時間を稼働時間保持部1gへ保持させる。 【0129】(各実行指示部1が耐用時間を超えているか否かの判断動作)図19は、各実行指示部1が耐用時間を超えているか否かの判断動作を示すフローチャート図である。ステップS950で、パチンコ遊技装置に各実行指示部1が配置された基板を組み込ませる。ここでは、未使用の実行指示部1のみならず、使用済みの実行指示部1も含む。 【0130】ステップS960では、電源がオンされると、プログラム供給部2の制御部2eは、各実行指示部1の稼働時間保持部1gに保持された稼働時間を送るように指示する旨の情報を各実行指示部1に送る。 【0131】ステップS970では、各実行指示部1の制御部1fは、上記旨の情報を受け取ると、稼働時間保持部1gに保持された稼働時間を読み出す。 【0132】ステップS980では、各実行指示部1の制御部1fは、稼働時間保持部1gに保持された稼働時間及び動作情報を、通信部1e等を介して、プログラム供給部2の制御部2eへ送る。プログラム供給部2の制御部2eは、これらの情報を、耐用判断部2iへ送る。耐用判断部2iは、制御部2eを介して、格納部2bから第2対応テーブル中の各動作情報に対応する耐用時間を読み出す。 【0133】ステップS990では、耐用判断部2iは、第2対応テーブルを参照して、実行指示部1の動作情報に対応する耐用時間を読み出す。そして、耐用判断部2iは、保持された各実行指示部1の稼働時間と、実行指示部1の動作情報に対応する耐用時間とを比較する。耐用時間の方が長い場合には、ステップS992で制御部を介して通知部2kに、利用可能の旨の通知を行わせる。耐用時間の方が短い場合には、ステップS994で制御部を介して通知部2kに、利用不可能の旨の通知を行わせる。以上の通知動作は、実行指示部1ごとに行われる。 【0134】(作用効果)実施の形態4によれば、各実行指示部1は、パチンコ遊技装置の電源オフ時に、稼働時間集計部2hにより集計された稼働時間を保持する稼働時間保持部1gを有する。そして、耐用判断部2iは、稼働時間保持部1gにより保持された所定の実行指示部1の稼働時間と、第2対応データとを参照して、所定の実行指示部1が耐用時間を超えているか否かを判断することができる。このため、パチンコ遊技装置で、稼働途中である部分が故障したが、まだ、使用できる実行指示部1がある場合、その実行指示部1には、稼働時間保持部1gにより集計された稼働時間が保持されるので、新たにパチンコ遊技装置に、上記使用済みの実行指示部1を組み込む場合でも、稼働時間保持部1gの稼働時間に基づいて、耐用判断部2iにより利用可能か否か判断できる。このため、使用途中の実行指示部1でも、廃棄することなく、再利用可能となり、コスト低減に役立つ。 【0135】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3に記載の発明によれば、各メモリの動作プログラムのバージョン情報を統一的に判断し、最新の動作プログラムをメモリに容易に書き換えることができる。また、従来に比べて、動作プログラムが格納されたメモリをいちいち交換しなくてすむので、作業効率が良くなる。また、作業者による作業ミスも少なくできる。この結果、作業者による作業性を向上させることが可能となる。 【0136】また、請求項4、5に記載の発明では、使用可能である実行指示手段が搭載された基板の再利用が可能である。このため、1つのパチンコ遊技装置が故障してしまい、廃棄するような場合でも、使用可能である実行指示手段が搭載されている基板については、廃棄することなく、他のパチンコ遊技装置に再度利用することができる。この結果、上記基板のリサイクルが可能となり、有限な資源を有意義に活用できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598098526 【氏名又は名称】アルゼ株式会社 【識別番号】391065769 【氏名又は名称】株式会社セタ
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| 【出願日】 |
平成14年2月1日(2002.2.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和 (外7名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−225449(P2003−225449A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−26023(P2002−26023) |
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