| 【発明の名称】 |
遊技場管理システムおよび情報管理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】内田 哲夫 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南船場2丁目9番14号 高砂電器産業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】通信経路に部分的な不具合が生じた場合であっても、各装置間での通信可能状態を確保すると共に、種々の情報処理の集中化をなくしてシステムを効率よく活用することができる遊技場管理システムを提供する。
【解決手段】本発明は、遊技場A内における種々の情報を管理可能な複数の情報管理装置2,3,4,5を備えた遊技場管理システムであって、各情報管理装置2,3,4,5が、一台以上の情報管理装置と通信可能に構成されており、第一の情報管理装置にて管理されている所定情報についての指示が、第二の情報管理装置にて行われた場合には、他の情報管理装置を介して、第一および第二の情報管理装置の間で所定情報に関する通信が可能であって、第一の情報管理装置では所定情報の処理が可能であり、第二の情報管理装置では所定装置の操作が可能であることを特徴としている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技場内における種々の情報を管理可能な複数の情報管理装置を備えた遊技場管理システムであって、各情報管理装置が、少なくとも一台以上の情報管理装置と通信可能に構成されており、第一の情報管理装置にて管理されている所定情報についての指示が、第二の情報管理装置にて行われた場合には、少なくとも一台以上の他の情報管理装置を介して、前記第一の情報管理装置と前記第二の情報管理装置との間で前記所定情報に関する信号の送受信が可能であって、前記第一の情報管理装置では、前記指示に基づく前記所定情報の処理が可能であり、前記第二の情報管理装置では、前記指示に基づく所定装置の操作が可能であることを特徴とする遊技場管理システム。 【請求項2】 前記他の情報管理装置が、少なくとも一台以上の情報管理装置と通信可能に構成されており、前記第一の情報管理装置と前記第二の情報管理装置との間で前記所定情報に関する信号の送受信が行われる場合における前記他の情報管理装置からの転送先が、複数箇所設けられている請求項1に記載の遊技場管理システム。 【請求項3】 前記第一の情報管理装置と前記第二の情報管理装置との間で前記所定情報に関する信号の送受信が行われる際の通信経路が複数設けられており、使用される通信経路が前記複数の通信経路の中から適宜選択可能である請求項1または2に記載の遊技場管理システム。 【請求項4】 前記情報管理装置が、遊技媒体貸出機能、貸出媒体発行機能、精算機能、貸出媒体に対する有価価値付与機能、および管理機能の少なくとも一つの機能を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技場管理システム。 【請求項5】 前記遊技媒体貸出機能を有する情報管理装置が、遊技機間に設置されている請求項4に記載の遊技場管理システム。 【請求項6】 前記情報管理装置間の通信が、無線インターフェイスを用いて行われる請求項1から5のいずれか1項に記載の遊技場管理システム。 【請求項7】 前記無線インターフェイスとして、Bluetooth、IEEE802.11のいずれかが利用されている請求項6に記載の遊技場管理システム。 【請求項8】 前記情報装置間の通信が、スペクトラム拡散方式を利用して行われている請求項1から5のいずれか1項に記載の遊技場管理システム。 【請求項9】 前記スペクトラム拡散方式が、CDMA方式である請求項8に記載の遊技場管理システム。 【請求項10】 遊技場内における種々の情報を管理可能な情報管理装置であって、他の情報管理装置にて管理されている所定情報に関する指示を受信した場合には、前記所定情報を前記他の情報管理装置に転送することを特徴とする情報管理装置。 【請求項11】 前記情報管理装置からの転送先が複数箇所設けられている請求項10に記載の情報管理装置。 【請求項12】 遊技媒体貸出機能、貸出媒体発行機能、精算機能、貸出媒体に対する有価価値付与機能、および管理機能の少なくとも一つの機能を有する請求項10または11に記載の情報管理装置。 【請求項13】 少なくとも前記遊技媒体貸出機能を有し、遊技機間に設けられている請求項12に記載の情報管理装置。 【請求項14】 前記転送を行う際の通信が、無線インターフェイスを用いて行われる請求項10から13のいずれか1項に記載の情報管理装置。 【請求項15】 前記無線インターフェイスとして、Bluetooth、IEEE802.11のいずれかが利用されている請求項14に記載の情報管理装置。 【請求項16】 前記転送を行う際の通信が、スペクトラム拡散方式を利用して行われている請求項10から13のいずれか1項に記載の情報管理装置。 【請求項17】 前記スペクトラム拡散方式が、CDMA方式である請求項16に記載の情報管理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場管理システムに関し、詳しくは、遊技場内に設けられた種々の情報管理装置、およびこれらの情報管理装置を用いて構成された遊技場管理システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、プリペイドカード(以下、「カード」という。)の普及に伴い、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機を設置した遊技場においても、カードを利用してパチンコ玉やメダル等の遊技媒体を貸し出すシステムが採用されている。 【0003】このようなシステムが採用された遊技場内においては、複数の遊技機の他に、金銭価値等の情報が記録されたカード等の貸出媒体を発行する貸出媒体発行装置、この貸出媒体を受け付けて遊技機に対する遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出装置、および貸出媒体の精算を行う精算装置等が設けられている。そして、これらの各装置は、遊技者が自由に利用可能となっている。 【0004】また、このようなシステムにおいては、通常、カード会社等の外部の特定第三者と遊技場とが専用回線を用いて接続されており、この専用回線を介して、外部の特定第三者が遊技場内における種々の情報を受信している。以下、上述した遊技場内の各装置によって構成されたシステムを「遊技場管理システム」という。 【0005】上記遊技場管理システムにおいては、通常、遊技場内に設けられた、遊技媒体貸出装置、貸出媒体発行装置、および精算装置等から種々の情報を収集するために、遊技場の適所に管理装置が設けられている。この管理装置と、上記遊技媒体貸出装置等とは、通信回線を介して接続されており、遊技媒体貸出装置は貸出媒体(カード等)の売上金額に関する情報ならびに受け付けた貸出媒体から差し引いた金額価値に関する情報を、また貸出媒体発行装置は、貸出媒体の売上金額に関する情報を、さらに精算装置は、貸出媒体の精算金額に関する情報を、それぞれ貸出媒体情報(カード等の貸出媒体の利用に関する情報)として、管理装置に送信している。管理装置は、遊技媒体貸出装置、貸出媒体発行装置、および精算装置から受信した貸出媒体情報を適宜処理し、この処理した結果を用いて、遊技場全体における貸出媒体(カード等)の販売状況や遊技媒体の貸出状況等を一元管理している。なお、「貸出媒体の利用」とは、貸出媒体の発行、貸出装置に基づく貸出媒体の使用、貸出媒体の書き換え等をいう。 【0006】この管理装置は、さらに貸出媒体たるカードの販売元であるカード会社等の特定第三者の下に設けられたホストコンピュータと専用回線を介して接続されている。そして、従来技術にかかる遊技場管理システムにおいては、この専用回線を用いることによって、管理装置からホストコンピュータに対し、貸出媒体情報(カード情報)が適宜送信されている。カード会社のホストコンピュータは、各遊技場から送信されるカード情報を用いて、月単位等の所定期間内におけるカードの利用金額を遊技場毎に集計し、その集計結果に基づき、遊技場との間の精算処理を行っている。 【0007】上述した従来技術にかかる遊技場管理システムは、外部の特定第三者であるカード会社がカードの売上金額および使用金額等についての情報を把握することにより、各遊技場における金銭収支を明確にして、遊技場経営の健全化、明朗化を図ることを目的としている。したがって、上記従来技術においては、遊技場の管理装置に記憶されている種々の情報が、適切にホストコンピュータに送信される必要がある。また、遊技場内においては、各装置からの貸出媒体情報が適切に管理装置に送信されて集計・管理等される必要がある。 【0008】従来技術にかかる遊技場管理システムにおいては、上述したように、遊技場内における貸出媒体情報等の種々の情報を管理装置を用いて一元管理しているため、この管理装置に貸出媒体情報等に関する処理が集中して、システム全体の処理速度の低下および故障の原因等になっていた。 【0009】これらの問題を解決するために、最近では、一元管理ではなく分散型の管理形態を有する遊技場管理システムが提案されている。その一例としては、例えば、特開平9−140922号公報(以下、「第一文献」という。)に開示された技術があげられる。 【0010】上記第一文献に記載されたシステムにおいては、遊技媒体貸出装置が、自装置で発行されたカードの情報を記憶する記憶手段と、情報の照合を行う照合手段と、カードの書き換え等を行う制御手段とを有している。すなわち、遊技媒体の貸し出しに加えて、自装置で発行されたカード情報の管理(記憶、照合、書き換え)も行うように、各遊技媒体貸出装置が構成されている。したがって、上記第一文献に記載されたシステムによれば、カード情報(貸出媒体情報)等に関する処理が管理装置に集中することなく、かかる処理を分散することが可能であるため、システム全体の処理速度の低下等を緩和することができる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来技術においては、次のような問題があった。 【0012】第一文献にて開示されたシステムは、各遊技媒体貸出装置等が予め定められた配線を用いて通信を行うべく構成されているため、配線途中や中継装置にトラブルが発生すると、各遊技媒体貸出装置間、および遊技媒体貸出装置と管理装置との間にて、通信不能状態が生ずるという問題があった。 【0013】なお、上記問題は、通信形態を無線通信にすることによって解決が可能であり、無線通信を利用した技術としては、例えば、特開平7−111509号公報(以下、「第二文献」という。)に開示されたものがあるが、この第二文献に記載された技術を用いると、新たに以下のような問題が生ずる。すなわち、この技術を用いれば、確かに配線トラブルによる通信不能状態を避けることは可能であるが、多くの中継装置や分配中継装置が必要となるため、システムが大掛かりなものとなる。また、この技術によれば、広い遊技場においては、各装置間の距離が離れた場合に通信不良が生じやすい。 【0014】そこで、本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであって、大掛かりな装置を用いることなく、通信経路に部分的な不具合が生じた場合であっても、各装置間での通信可能状態を確保すると共に、種々の情報処理の集中化をなくしてシステムを効率よく活用することができる、情報管理装置(遊技媒体貸出装置等)および遊技場管理システムを提供することを課題とする。 【0015】 【課題を解決するための手段】本発明にかかる遊技場管理システムは、遊技場内における種々の情報を管理可能な複数の情報管理装置を備えた遊技場管理システムであって、各情報管理装置が、少なくとも一台以上の情報管理装置と通信可能に構成されており、第一の情報管理装置にて管理されている所定情報についての指示が、第二の情報管理装置にて行われた場合には、少なくとも一台以上の他の情報管理装置を介して、前記第一の情報管理装置と前記第二の情報管理装置との間で前記所定情報に関する信号の送受信が可能であって、前記第一の情報管理装置では、前記指示に基づく前記所定情報の処理が可能であり、前記第二の情報管理装置では、前記指示に基づく所定装置の操作が可能であることを特徴としている。 【0016】このような構成によれば、各情報管理装置において、適宜種々の情報が管理されており、これらの情報(例えば、上記第一の情報管理装置にて管理されている所定情報)について、情報元以外の情報管理装置(例えば、上記第二の情報管理装置)からの処理等が可能となるため、情報処理が一の管理装置等に集中することなく、かかる処理を分散することができ、システム全体の処理速度の低下等を緩和することが可能となる。また、前記他の情報管理装置を介して、前記所定情報に関する信号の送受信が可能であるため、前記第一の情報管理装置と前記第二の情報管理装置との間の通信(通常の通信経路等)にトラブルが発生した場合であっても、前記他の情報管理装置を用いた通信経路(転送経路)によって、前記第一の情報管理装置と前記第二の情報管理装置との間における信号の送受信を行うことができる。 【0017】また、本発明にかかる遊技場管理システムにおいては、前記他の情報管理装置が、少なくとも一台以上の情報管理装置と通信可能に構成されており、前記第一の情報管理装置と前記第二の情報管理装置との間で前記所定情報に関する信号の送受信が行われる場合における前記他の情報管理装置からの転送先が、複数箇所設けられている構成が好ましい。 【0018】この好ましい構成によれば、前記他の情報管理装置からの転送先が複数箇所設けられているので、転送先の情報管理装置が故障やビジー状態で応答できない場合であっても、別の情報管理装置に転送可能である。すなわち、この好ましい構成によれば、この別の情報管理装置を用いた別の転送経路によって、前記第一の情報管理装置と前記第二の情報管理装置との間における信号の送受信を行うことができる。 【0019】また、本発明にかかる遊技場管理システムにおいては、前記第一の情報管理装置と前記第二の情報管理装置との間で前記所定情報に関する信号の送受信が行われる際の通信経路が複数設けられており、使用される通信経路が前記複数の通信経路の中から適宜選択可能である構成が好ましい。 【0020】この好ましい構成によれば、前記第一の情報管理装置と前記第二の情報管理装置との間の通信経路が複数設けられており、前記遊技場内に設けられた各情報管理装置の稼働状態に応じて、通信経路を選択可能であるため、通信時における各情報管理装置の負荷を考慮して、迅速な信号の送受信を実現することができる。すなわち、その通信時によって、前記他の情報管理装置等の稼働状態等が異なるため、前記第二の情報管理装置から前記第一の情報管理装置への通信経路と、前記第一の情報管理装置から前記第二の情報管理装置への通信経路とを、適宜異なる経路としてもよい。 【0021】また、本発明にかかる遊技場管理システムにおいては、前記情報管理装置が、遊技媒体貸出機能、貸出媒体発行機能、精算機能、貸出媒体に対する有価価値付与機能、および管理機能の少なくとも一つの機能を有する構成が好ましい。ここで、「遊技媒体」とは、スロットマシンおよびパチンコ機等の遊技機に用いられるメダルおよび遊技球(パチンコ玉)に限られず、遊技機を用いて遊技を行うことができる媒体の全てを含む概念である。したがって、例えば、デジタル表示される遊技機を実行する際に用いられ、遊技の状態に応じて適宜増減する、遊技機あるいは遊技媒体貸出装置内の記憶装置に記憶されたある種のデータも、この「遊技媒体」に含まれる。また、「貸出媒体」とは、有価価値情報を記憶可能な磁気カード(プリペイドカードや会員カード)、ICカード、ICチップを埋め込んだコイン、フラッシュメモリ等のメモリ機能を備えたメモリカード、あるいは有価価値情報を記憶可能なメモリ機能を備えてこの情報を無線または有線を介して通信可能な携帯電話等の携帯端末等により例示される記憶媒体のみならず、トークン(コイン状のもの)等の所定形状物であって、機内への投入によって有価価値を有すると認識されるものや、決算処理を金融機関等で代行させるデビットカードやいわゆる電子マネーも含める概念である。また、この「貸出媒体」には、特に有価価値情報等の記憶等が行われずに、機内への投入によって遊技媒体の貸し出しを実現可能なカード状あるいはコイン状の媒体等も含まれる。さらに、「有価価値」とは、遊技媒体に変換可能なもの、または遊技媒体と等価なものをいい、金額価値のみならず、金額価値に基づき換算された度数、あるいは金額価値に基づき換算された遊技媒体の貸出可能数量(例えばスロットマシンであれば貸出可能なメダル等の枚数、パチンコ機であれば貸出可能な遊技球の数)を含める概念である。また、「有価価値付与」とは、投入された紙幣等に相応する有価価値(あるいは後述する金額選択ボタンにより選択された金額に相応する有価価値)が貸出媒体(カード等)の残有価価値に加算付与(追加)されることをいう。 【0022】この好ましい構成によれば、遊技場内の種々の装置を前記情報管理装置として利用するため、各種情報を分散管理し、遊技場内における各装置間で多種多様な通信状態を実現して、効率的で且つ迅速な情報処理を行うことができる。 【0023】また、本発明にかかる遊技場管理システムにおいては、遊技媒体貸出機能を有する情報管理装置が、遊技機間に設置されている構成が好ましい。 【0024】この好ましい構成によれば、前記遊技媒体貸出機能を有する情報管理装置が、遊技場内に多く分散して配置されることとなるため、近距離通信機能を有する通信手段を用いて遊技場内全体での通信を行うことが可能となる。 【0025】また、本発明にかかる遊技場管理システムにおいては、前記情報管理装置間の通信が、無線インターフェイスを用いて行われる構成が好ましい。 【0026】この好ましい構成によれば、配線が不要となると共に、比較的簡単に装置の追加や交換、レイアウトの変更を行うことが可能となる。 【0027】また、本発明にかかる遊技場管理システムにおいては、前記無線インターフェイスとして、Bluetooth、IEEE802.11のいずれかが利用されている構成が好ましい。 【0028】また、本発明にかかる遊技場管理システムにおいては、前記情報装置間の通信が、スペクトラム拡散方式を利用して行われている構成が好ましい。前記スペクトラム拡散方式としては、例えば、CDMA方式が利用される。 【0029】さらに、本発明にかかる情報管理装置は、遊技場内における種々の情報を管理可能な情報管理装置であって、他の情報管理装置にて管理されている所定情報に関する指示を受信した場合には、前記所定情報を前記他の情報管理装置に転送することを特徴としている。 【0030】このような構成によれば、受信した前記所定情報のアドレス情報等に基づいて、かかる所定情報を適切に目的の情報管理装置(ここでは他の情報管理装置)に転送することができる。 【0031】また、本発明にかかる情報管理装置においては、前記情報管理装置からの転送先が複数箇所設けられている構成が好ましい。 【0032】この好ましい構成によれば、仮に複数回の転送を経て目的の他の情報管理装置との通信を行う場合において、転送先の情報管理装置が故障やビジー状態で応答できない場合であっても、転送先が複数箇所設けられているので、その故障等の情報管理装置を含む通信経路を回避して通信を行うことができる。すなわち、この好ましい構成によれば、転送先を複数設けることによって、その通信時のシステム状態に応じて、適切な転送経路(通信経路)を選択することができる。なお、このような転送は、情報管理装置が、ルーティング機能を備えることによって実現可能であり、ルーティング機能により、前記所定情報を転送する際の最適経路(転送距離、および各装置の負荷状況等に基づく最適経路)が選択される。 【0033】また、本発明にかかる情報管理装置は、遊技媒体貸出機能、貸出媒体発行機能、精算機能、貸出媒体に対する有価価値付与機能、および管理機能の少なくとも一つの機能を有する構成が好ましい。 【0034】この好ましい構成によれば、遊技場内の種々の装置を前記情報管理装置として利用するため、各種情報を分散管理し、遊技場内における各装置間で多種多様な通信状態を実現して、効率的で且つ迅速な情報処理を行うことができる。 【0035】また、本発明にかかる情報管理装置は、少なくとも前記遊技媒体貸出機能を有するものが、遊技機間に設けられていることが好ましい。 【0036】この好ましい構成によれば、前記遊技媒体貸出機能を有する情報管理装置が、遊技場内に多く分散して配置されることとなるため、近距離通信機能を有する通信手段を用いて遊技場内全体での通信を行うことが可能となる。 【0037】また、本発明にかかる情報管理装置は、前記転送を行う際の通信が、無線インターフェイスを用いて行われる構成が好ましく、前記無線インターフェイスとして、Bluetooth、IEEE802.11のいずれかが利用されている構成が好ましい。 【0038】また、本発明にかかる情報管理装置は、前記転送を行う際の通信が、スペクトラム拡散方式を利用して行われている構成が好ましく、前記スペクトラム拡散方式が、CDMA方式である構成が好ましい。 【0039】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。 【0040】図1は、本実施形態にかかる遊技場管理システムの構成を示したものである。図1に示された遊技場管理システムは、遊技場A内に複数設置された各スロットマシン1(本発明の「遊技機」に相当)と、このスロットマシン1に電気的に接続されたメダル貸出機2(本発明の「遊技媒体貸出機能を有する情報管理装置」に相当)と、貸出媒体であるカードを発行可能なカード発券機3(本発明の「貸出媒体発行機能を有する情報管理装置」に相当)と、カードの精算を実行可能なカード精算機4(本発明の「精算機能を有する情報管理装置」に相当)と、メダル貸出機2、カード発券機3、およびカード精算機4にて適宜管理されている種々の情報を外部のカード会社Bのホストコンピュータ6に送信等するために設けられたホール管理装置5(本発明の「管理機能を有する情報管理装置」に相当)等とを用いて構成されている。また、この図1に示すように、遊技場A内においては、複数のスロットマシン1およびメダル貸出機2により一群の遊技機島Cが構成されている。なお、上述したように、メダル貸出機2、カード発券機3、カード精算機4、およびホール管理装置5が、本発明の「情報管理装置」に相当する。 【0041】上記メダル貸出機2は、プリペイドカード(以下、「カード」という。)(本発明の「貸出媒体」に相当)を受け付けて、スロットマシン1に対するメダル(本発明の「遊技媒体」に相当)を貸し出すべく構成されており、このメダル貸出機2とスロットマシン1とは、隣り合わせに設置され、遊技者が自由に利用できるように構成されている。 【0042】また、スロットマシン1とメダル貸出機2とは電気的に接続されており、メダル貸出機2は、自機、他機あるいは遊技場Aの適所に設置されたカード発券機3で発行されたカードを受け付けて、遊技者によるスロットマシン1上での貸出操作に応じてスロットマシン1にメダルの貸出処理を指示する制御信号を送信する一方、スロットマシン1は、この制御信号に応じてメダルの貸出処理を実施する。 【0043】さらに、遊技者は、遊技を終えて帰宅する際、カードにまだ残高がある場合には、そのカードをカード精算機4に投入して、残金を受け取ることができる。また、ホール管理装置5は、遊技場内に設けられた、メダル貸出機2、カード発券機3、およびカード精算機4等から種々の情報を収集するために、遊技場の適所に設けられている。 【0044】以上のように構成された本実施形態においては、各情報管理装置(メダル貸出機2、カード発券機3、カード精算機4、およびホール管理装置5)が、それぞれ互いに無線状態で通信可能に構成されている。そして、ホール管理装置5は、上述したように、メダル貸出機2、カード発券機3、およびカード精算機4にて適宜管理されている種々の情報を外部のカード会社Bのホストコンピュータ6に送信等すべく機能する。なお、このホール管理装置5は、専用回線Lによりカード会社Bのホストコンピュータ6に接続されている。 【0045】以下、各情報管理装置の構成について具体的に説明する。 【0046】図2は、スロットマシン1およびメダル貸出機2の正面図を示したものである。スロットマシン1は、ボックス状の筐体8内に、周面に複数の図柄がそれぞれ表示された3個のリール10を備えており、各リールに対応させて、筐体8の前面には、3つの図柄表示窓11が形成されると共に、各図柄表示窓11を横切る上・中・下・斜めの5本の停止ラインLが表示されている。 【0047】図柄表示窓11の下方位置には、始動レバー12、各リールの停止操作を行う3つのストップボタン13、BETボタン14、メダル投入口15、メダル精算ボタン16、メダル貸出ボタン17、カード返却ボタン18、カード残高表示器21、貯留メダル枚数表示器22が設けられている。 【0048】このように構成されたスロットマシン1は、メダル投入口15より、ゲームの都度メダルを投入してゲームを行うというゲーム制御方式(メダル投入方式)を実施する他、予め筐体8内に複数枚のメダルを貯留しておき、この貯留メダルを用いてゲームを行うゲーム制御方式(クレジット方式)を実施することが可能である。 【0049】このようなメダルの貯留処理は、メダル投入口15から筐体8内に所定枚数のメダルを投入することや、有効化された停止ラインL上に特定の当たり図柄配列が並んだ際に報賞として所定枚数のメダルが払い出されることにより行われる他、隣接するメダル貸出機2にカードを投入して、そのカードに記録された有価価値(一般的には100円が1度数で表されるカード度数)を使用することにより行われる。 【0050】BETボタン14は、クレジット方式を実行する際に、1ゲームに対する貯留メダルの使用枚数を選択してゲームを開始させるためのもので、BETボタン14の押釦操作により3枚のメダルが使用されて、5本の停止ラインLが有効化される。なお、図示はしないが、2枚掛け用のBETボタンおよび1枚掛け用のBETボタンも用意されており、前者の押釦操作の場合には2枚のメダルが使用されて、上・中・下の3本の停止ラインLが有効化され、後者の押釦操作の場合には1枚のメダルが使用されて、中央の停止ラインLのみが有効化される。 【0051】このBETボタン14が押釦され、ついで始動レバー12が操作されると、各リール10が始動し、以下、ストップボタン13が任意の順序で押釦操作されることによって、各ストップボタン13に対応するリール10が順次停止すべく構成されている。なお、メダル精算ボタン16は、貯留されているメダルを精算して、受け皿20に払い出しさせるためのものである。 【0052】メダル貸出ボタン17は、メダル貸出機2に投入されたカードから所定度数を引き落とすためのものであり、遊技者がメダル貸出ボタン17を押釦操作すると、メダル貸出機2からスロットマシン1側にメダル貸出を指示する制御信号が送信され、スロットマシン1の制御部は、この指示に応じて、筐体8内の貯留メダル数を所定数分だけ加算させると同時に、メダル貸出機2の制御部は、投入されたカードの保有度数を貯留されたメダル数の相当分だけ消費するように構成されている。なお、カード返却ボタン18は、メダル貸出機2に投入されたカードを外部に排出させるためのものである。 【0053】カード残高表示器21および貯留メダル枚数表示器22は、7個の発行セグメントから成るデジタル表示器であって、カード残高表示器21には、メダル貸出機2に投入中のカードの残り度数が表示され、貯留メダル枚数表示器22には、現在の貯留メダルの総枚数が表示される。 【0054】メダル貸出機2は、カードの発行機能を有するものであり、紙幣の投入によってボックス状の機体25内に収容された磁気カードをカード挿排口34から搬出する。このカードには、カード番号(カード発行装置番号等のカードID番号)や有価価値等の情報が記録されている。また、メダル貸出機2は、自機または他のメダル貸出機2やカード発券機3にて発行されたカードを受け付け可能であって、カード挿排口34より投入されたカードから、そのカードに記録された度数を含む記録情報を読み取ることができる。さらに、このメダル貸出機2を構成する機体25の前面には、表示ランプ29、紙幣投入口30、紙幣返却口31、数個の金額選択ボタン32、カード投入ボタン33、カード挿排口34、および表示部36が設けられている。 【0055】表示ランプ29は、メダル貸出機2の動作状態を報知するためのもので、通常時は消灯しており、機体25内に異常が発生した時に点滅または点灯する。紙幣投入口30は、所定金種の紙幣(千円札、五千円札、一万円札等)が投入される部分であり、この紙幣投入口30および紙幣返却口31の内側には、投入された紙幣の真偽を判定してストックすると共に、投入された紙幣からカードの発行額を差し引いた金額の紙幣を釣りとして返却するための紙幣処理部(図示省略)が設けられている。カードの発行額は、数個の金額選択ボタン32の何れかを選択することによって、例えば、千円分のカード、二千円分のカード、三千円分のカード、五千円分のカード、一万円分のカードに分けて購入することができる。 【0056】カード挿排口34は、紙幣投入口30への紙幣投入および一の金額選択ボタン32の押釦操作に応じてカードの発行を行うと共に、この発行されたカードや、他のメダル貸出機2またはカード発券機3で発行されたカードが投入される部分であり、このカード挿排口34の内側には、カードの収容、発行処理ならびに受付処理を行うためのカード処理部(図示省略)が設けられている。 【0057】カード投入ボタン33は、カード挿排口34から発行されたカードを機体25内に投入する際に使用されるもので、このカード投入ボタン33の押釦操作により、カード挿排口34より発行されたカードが自動的にカード処理部内に取り込まれるように構成されている。 【0058】表示部36は、通常は紙幣投入口30に投入された紙幣の金額や、この装置におけるカードの総売上等の情報を表示する他、投入されたカードの照合結果が不適正であった場合の所定のエラーメッセージ等を表示する。なお、このメダル貸出機2の底部には、上記各構成要素に電力を供給するための電源部(図示省略)が収納されている。 【0059】図3は、スロットマシン1およびメダル貸出機2の電気的構成を示すブロック図である。スロットマシン1は、制御、演算の主体であるCPU、遊技制御プログラムが記憶されるROM、データの読み書きに用いられるRAM、および乱数発生器を有する制御部42を備えている。 【0060】制御部42のCPUには、バスを介して各種の入出力部が接続されている。入力部としては、始動レバー12、3つのストップボタン13、BETボタン14、メダル精算ボタン16、およびメダル投入口15から投入されたメダルの枚数を検知するメダル投入センサ43等が接続され、これらの信号がCPUに入力されるように構成されている。出力部としては、3つのリール10の回転始動・停止・引き込みを実行するリール駆動部44、入賞の種類に応じたメダルの払い出しを行うメダル払出部45、貯留メダル枚数表示器22、特別遊技モード時や有効ラインの確認やマシンの電飾等に用いられる表示ランプ等46、そして、スロットマシン1の効果音等を発するスピーカ24等が接続され、入力信号に基づいて各種の出力部が制御される。 【0061】また、入出力部としては、メダル貸出機2の制御部50との間で各種制御信号等をやり取りするためのインターフェイス回路47が接続されている。さらに、スロットマシン1を構成するメダル貸出ボタン17、カード返却ボタン18、メダル貸出ボタン17が有効となり得る状態を示す貸出可表示ランプ48、および残高表示器21は、中継基盤49を介してメダル貸出機2の制御部50に接続され、メダル貸出機2の制御下に置かれている。 【0062】メダル貸出機2の制御部50は、制御、演算の主体であるCPUと、プログラムが記憶されるROMと、データの読み書きに用いられるRAMとを備え、CPUには、バスを介して各種の入出力部が接続されている。 【0063】入力部としては、紙幣投入口30から投入された紙幣を検知する紙幣投入センサ51、投入された紙幣の金種を識別する紙幣識別センサ52、金額選択ボタン32、カード投入ボタン33等が制御部50に接続され、出力部としては、表示ランプ29、表示部36、カード処理部におけるカードの搬送を行うカード搬送部53が制御部50に接続されている。また、入出力部としては、他のメダル貸出機2、カード発券機3、カード精算機4、および管理装置5と、無線にて通信を行うためのインターフェイス回路55、紙幣処理部における紙幣の搬送を行う紙幣搬送部56、および内蔵の磁気ヘッドによりカード処理部のカードに対してカード情報の読み書きを行うカードリードライタ57等が制御部50に接続されている。 【0064】図4は、カード発券機3の概略斜視図を示したものである。カード発券機3は、カードの発行専用機であって、機体62内への紙幣投入により、メダル貸出機2と同種のカードを発行する。機体62の前面には、販売対象のカードを表示するためのカード表示部63、複数のカードの金額選択ボタン64、紙幣投入口65、カード発行口66、釣り用の紙幣返却口67、表示部68等が設けられている。 【0065】紙幣投入口65は、所定金種の紙幣(千円札、五千円札、一万円札等)が投入される部分であり、この紙幣投入口65の内側には、投入された紙幣の真偽を判定してストックするための第一紙幣処理部69が設けられている。また、紙幣返却口67は、最低額金種の紙幣(千円札)が排出される部分であり、この紙幣返却口67の内側には、紙幣投入口65に投入された紙幣からカードの発行額を差し引いた金額の紙幣を釣りとして返却するための第二紙幣処理部70が設けられている。カードの発行額は、複数の金額選択ボタン64の何れかを選択することで、例えば千円分のカード、二千円分のカード、三千円分のカード、五千円分のカード、一万円分のカードに分けて購入することができる。 【0066】また、カード発行口66は、紙幣投入口65への紙幣投入および一の金額選択ボタン64の押釦操作に応じてカードの発行を行う部分であり、このカード発行口66の内側には、カードの収容および発行処理を行うためのカード処理部71が設けられている。 【0067】図5は、カード発券機3の電気的構成を示すブロック図である。カード発券機3は、制御、演算の主体であるCPU、プログラムが記憶されるROM、データの読み書きに用いられるRAMを有する制御部73を備えている。 【0068】入力部としては、紙幣投入口65から投入された紙幣を検知する紙幣投入センサ74、投入された紙幣の金種を識別する紙幣識別センサ75、金額選択ボタン64等が制御部73に接続され、出力部としては、表示部68、およびカード処理部71におけるカードの搬送を行うカード搬送部76が制御部73に接続されている。また、入出力部としては、メダル貸出機2、カード精算機4、および管理装置5と無線にて通信を行うべく設けられているインターフェイス回路77、第一紙幣処理部69における紙幣の搬送を行う第一紙幣搬送部78、第二紙幣処理部70における紙幣の搬送を行う第二紙幣搬送部79、内蔵の磁気ヘッドによりカード処理部71のカードに対してカード情報の読み書きを行うカードリードライタ80等が制御部73に接続されている。 【0069】図6は、カード精算機4の概略斜視図を示したものであって、図6(イ)はカード精算機4の正面側斜視図、図6(ロ)はカード精算機4の背面側斜視図を示している。機体83の前面には、例えば液晶表示器から成る第一表示部84、精算された紙幣返却口85、精算された金額分の硬貨を返却する硬貨返却口86等が設けられ、背面には、例えば液晶表示器から成る第二表示部87、複数の操作ボタン89を有する操作パネル88、カード挿排口90等が設けられている。 【0070】第一表示部84および第二表示部87は、カードの精算時には、精算金額等の情報が表示され、またカード発券情報のチェック時には、チェック対象のカードの発券に関する情報が表示される。第一表示部84は、遊技者用であり、第二表示部87は、遊技場の係員用であって、この係員用である第二表示部87には、より詳細な情報が表示されるように構成されている。 【0071】紙幣返却口85は、最低額金種の紙幣(千円札)が排出される部分であり、この紙幣返却口85の内側には、カード残高が千円以上である場合、対応する金額分の紙幣を精算して返却するための紙幣処理部91が設けられている。また、硬貨返却口86は、基準硬貨(百円玉、あるいは五百円玉を合わせる場合もある)が排出される部分であり、この硬貨返却口86の内側には、カード残高が百円単位の端数を含む場合において、対応する金額分の硬貨を精算して返却するための硬貨処理部92が設けられている。 【0072】カード挿排口90は、メダル貸出機2やカード発券機3で発行されたカードが投入される部分であり、このカード挿排口90の内側には、カードの収容、受け付け処理を行うためのカード処理部93が設けられている。係員は、遊技者から受け取ったカードをカード挿排口90に投入した後、操作パネル88に設けられた複数個の操作ボタン89の何れかを押釦操作することによって、精算処理を行う。 【0073】図7は、カード精算機4の電気的構成を示すブロック図である。カード発券機4は、制御、演算の主体であるCPU、プログラムが記憶されるROM、データの読み書きに用いられるRAMを有する制御部95を備えている。 【0074】入力部としては、操作ボタン89等が制御部95に接続され、出力部としては、第一および第二表示部84,87、カード処理部93におけるカードの搬送を行うカード搬送部96が制御部95に接続されている。また、入出力部としては、メダル貸出機2、カード発券機3、および管理装置5と無線にて通信を行うべく設けられているインターフェイス回路97、紙幣処理部91における紙幣の搬送を行う紙幣搬送部98、硬貨処理部92における硬貨の搬送を行う硬貨搬送部99、内蔵の磁気ヘッドによりカード処理部93のカードに対してカード情報の読み書きを行うカードリードライタ100等が制御部95に接続されている。 【0075】図8は、管理装置5の電気的構成を示すブロック図である。管理装置5は、CPU、ROM、RAM等から成る制御部104にバスを介して、キーボードやポインティングデバイス等から成る入力部105、ディスプレイ等の表示部106、第一インターフェイス回路107、および第二インターフェイス回路108等が接続されている。 【0076】制御部104を成すROMは、メダル貸出機2、カード発券機3、カード精算機4、およびカード会社B(図1参照)との間における、通信および情報処理に関するプログラム等を記憶し、RAM内には、各メダル貸出機2やカード発券機3で発行されたカードのカード情報等の各種データが記憶されている。第一インターフェイス回路107は、無線にて、メダル貸出機2、カード発券機3、およびカード精算機4との情報のやり取りを行うために接続されている。また、第二インターフェイス回路108は、専用回線Lを介してカード会社Bのホストコンピュータ6に接続されており、ホストコンピュータ6との間で情報のやり取りを行うために用いられる。 【0077】図9は、カード会社Bに設けられたホストコンピュータ6の電気的構成を示すブロック図である。このホストコンピュータ6は、CPU、ROM、RAMから成る制御部110にバスを介して、キーボードやポインティングデバイス等なら成る入力部111、ディスプレイ等の表示部112、管理装置5と通信回路Lを介して通信を行うためのインターフェイス回路113等が接続されている。 【0078】次に、本実施形態にかかる遊技場管理システムの使用態様について、主に図1を用いて(必要に応じて、図2〜図9も参照しつつ)説明する。 【0079】本実施形態にかかる遊技場管理システムは、図1に示すように、各情報管理装置(メダル貸出機2、カード発券機3、カード精算機4、および管理装置5)が、それぞれ互いに無線通信(非有線通信)にて通信可能に構成されている。 【0080】この無線通信は、各装置内に内蔵されている無線インターフェイスを用いて行われ、具体的には、スペクトラム拡散方式を利用した方法が採用されている。このスペクトラム拡散方式は、送信側で、デジタル信号を拡散符号と呼ばれる信号によって元の信号より広い帯域に拡散させてから送信し、受信側で、同じ拡散符号によって元のデジタル信号に復元する方式であり、送信側と受信側とで同じ拡散符号を利用しないと元の信号が復元できないため、高い機密性を確保することができる。また、このスペクトラム拡散方式は、ノイズに強く、過密状態になっても急激な品質低下を起こさない等の特徴を有し、直接拡散方式、周波数ホッピング方式、あるいはこれらを混合したハイブリッド方式がある。なお、無線インタフェースとしては、例えば、Bluetooth、IEEE802.11等があげられる。また、直接拡散方式あるいは周波数ホッピング方式を用いた通信方法としては、例えば、CDMA方式があげられる。 【0081】また、各情報管理装置は、一台以上の他の情報管理装置と通信可能に構成されており、各情報管理装置2,3,4,5は、それぞれ特有のID番号を有している。そして、例えば、第一のメダル貸出機2aであれば、第五のメダル貸出機2s、第六のメダル貸出機2t、およびカード精算機4と無線通信可能に構成されている。 【0082】さて、この遊技場管理システムを構成しているメダル貸出機2は、図3等を用いて説明したように、貨幣等の投入により貸出媒体であるカードを発行する機能と、カードのデータの読み取り、読み取ったデータから特定できるカードの有する金額の範囲内で遊技媒体であるメダルを貸し出す機能等とを有している。また、カード発券機3は、貨幣等の投入により貸出媒体であるカードを発行する機能を有している。なお、ここで「貨幣等」とは、硬貨、紙幣、あるいはクレジットカード等であって、それ自身の有する有価価値内で遊技媒体の貸し出しを実現可能であるもの、または、その有価価値内で上記貸出媒体の購入が可能であるものをいう。 【0083】すなわち、メダル貸出機2あるいはカード発券機3に所定の貨幣等(例えば、千円札)が投入されると、カード発行元の装置を特定する装置番号等を含むカードID番号と、カードの有する金額(投入された金額)とを記憶したカードが発行されると共に、カード発行を行った装置の制御部50,73(のRAM)内にはカードID毎にカード情報(本発明の「所定情報」に相当)が記憶されることとなる。 【0084】メダル貸出機2あるいはカード発券機3にて発行されたカードは、どのメダル貸出機2でも使用可能であるが、発行され使用されるカードに関する種々のデータは、上記のように、そのカードを発行した情報管理装置2,3にて記憶管理されている。 【0085】つまり、ある装置(本発明の「第一の情報管理装置」に相当)で発行されたカードが他の装置(本発明の「第二の情報管理装置」に相当)で使用される(メダル貸出機2での遊技媒体(メダル)の貸出処理、またはカード精算機4でのカードの精算処理が行われる)場合には、実際にカードの使用が行われている装置2,4で読み取られたカードID番号(カード発行番号等)に基づき、そのカードが発行された装置にアクセスされ、カードが使用されている装置(第二の情報管理装置)から、カード発行元装置(第一の情報管理装置)に対して、カード情報(本発明の「所定情報」に相当)に関する指示信号が送信される。次いで、カード情報に関する指示信号を受信した、かかるカード情報を記憶管理している発行元装置においては、受信したカード情報が自装置のRAM内に記憶されているカードID番号に対応したカード情報と一致するか否かの照合が行われる。一致した場合には、カード情報に関する指示信号を送信した装置に対して「OK」信号が送信され、かかる装置(第二の情報管理装置)における遊技媒体の貸出処理、あるいは精算処理についての許可が与えられる。不一致の場合には、カード情報に関する指示信号を送信した装置に対して「NG」信号が送信され、かかる装置においてはカードが排出される。上記「OK」信号を送信した後、カードを保持している情報管理装置において、遊技媒体貸出処理あるいは精算処理が行われて、カード情報の内容に変更が生じた場合には、カード情報の管理を行っている装置(第一の情報管理装置)に対して、カードを保持している装置(第二の情報管理装置)から、カード使用内容に基づく更新情報が送信される。そして、かかる更新情報を受信した情報管理装置においては、自装置のRAM内に記憶されている、そのカードID番号に対応したカード情報が更新された後に、カード保持装置に対してカード情報の更新が完了した旨の信号(完了信号)が送信される。カード情報更新の完了信号を受信したカード保持装置(第二の情報管理装置)においては、装置内に設けられているカードリードライタを用いてカードに記録されているカード情報の更新が行われる。 【0086】本実施形態にかかる遊技場管理システムは、図1等に示すべく構成され、基本的には、上述したような態様でカードを用いた種々の処理およびカード情報の更新が行われている。そして、本実施形態は、上述した基本的な各装置間の送受信に加えて、各装置間の直接通信が困難な場合においても、各装置間の送受信を適切に行うべく構成されている。そこで、以下においては、より具体的な実施例を用いて本実施形態にかかる遊技場管理システムについて説明する。 【0087】 【実施例】この第一の実施例においては、第八のメダル貸出機2vにて発行されたカードが、第一のメダル貸出機2aにて使用される場合について説明する。 【0088】かかるカードが、第一のメダル貸出機2a(本発明の「第二の情報管理装置」に相当)に挿入されると、まず、第一のメダル貸出機2aから、このカードの発行元(カード情報の管理元)である第八のメダル貸出機2v(本発明の「第一の情報管理装置」に相当)に対しての通信要求がなされる。 【0089】第一のメダル貸出機2aと第八のメダル貸出機2vとの間で通信を行う場合には、予め通信経路の優先順位が定められており、直接的に(他の装置を介さずに)通信が可能であれば、直接通信が行われ、直接通信が不可能であれば、所定の情報管理装置を介しての通信が行われる。具体的には、第一のメダル貸出機2aには、複数の情報管理装置のアドレスデータが記憶されており、かかるデータには通信を行う必要が生じた情報管理装置毎に優先順位が定められている。そして、通信を行おうとしている情報管理装置(ここでは、第八のメダル貸出機2v)との通信を実現可能な情報管理装置として、アドレスデータの中の優先順位の高いものが選択される。この優先順位は、例えば、通信を行う装置間の距離(短いものが高い優先順位を有する)、あるいは、間に介在させる装置の数(少ないものが高い優先順位を有する)等に基づいて定められ、この実施例において、第一のメダル貸出機2aと第八のメダル貸出機2vとの間で直接通信が可能に構成されていれば、優先順位が最上位であるのは第八のメダル貸出機2vとなる。 【0090】図1においては、第一のメダル貸出機2aは、第五のメダル貸出機2s、第六のメダル貸出機2t、およびカード精算機4と直接的に通信可能に構成されており、第八のメダル貸出機2vとの間での直接通信は不可能である。したがって、第一のメダル貸出機2aと他の情報管理装置との通信が行われる場合には、第五のメダル貸出機2s、第六のメダル貸出機2t、およびカード精算機4のいずれかを介することとなる。 【0091】そして、この第一の実施例においては、第一のメダル貸出機2aと第八のメダル貸出機2vとの間で通信が行われる場合には、第一のメダル貸出機2aと通信可能な情報管理装置の中から高い優先順位を有する第六のメダル貸出機2tが選択される。なお、何らかの事情(過負荷状態、故障等)によって、第六のメダル貸出機2を介した信号の送受信が不可能あるいは困難な場合には、次の順位を有する他のの情報管理装置が選択されて、メダル貸出機2a,2v間に介在してカード情報に関する種々の信号の通信が行われることとなる。 【0092】つまり、第一のメダル貸出機2aから第八のメダル貸出機2vに対する通信要求がなされると、本実施例においては、選択された第六のメダル貸出機2tが、第一のメダル貸出機2aから受信した通信要求を、第八のメダル貸出機2vに送信することとなる。そして、この後のメダル貸出機2a,2v間における各種信号の送受信は、原則として、第六のメダル貸出機2tを介在させて行われることとなる。 【0093】次いで、第八のメダル貸出機2vがこの通信要求を受信した後、第六のメダル貸出機2tを介して、第一のメダル貸出機2aと第八のメダル貸出機2tとの間で互いに相手の信号のセキュリティチェックが行われ、これが完了すると、第一のメダル貸出機2aから第八のメダル貸出機2tへのカード情報の送信が行われる。 【0094】送信されたカード情報は、第八のメダル貸出機2vにてその情報の照合が行われ、その照合結果は、第六のメダル貸出機2tを経由して第一のメダル貸出機2aに送信される。 【0095】照合結果が「OK」である場合には、第一のメダル貸出機2aにおいて、現在保持されているカードを用いた遊技媒体貸出処理が可能となる。一方、照合結果が「NG」である場合には、第一のメダル貸出機2aから、かかるカードは排出される。そして、この「OK」信号あるいは「NG」信号の送受信によって、一旦メダル貸出機2a,2v間の通信状態は解除される。 【0096】第一のメダル貸出機2aが、上記「OK」信号を受信した後には、通常、第一のメダル貸出機2aにおいてメダル(遊技媒体)の貸出処理が行われ、この貸し出しによって、カード情報は更新されることとなる。したがって、貸出処理等が行われた後には、再び、先程と同様の手順に従って、第一のメダル貸出機2aと第八のメダル貸出機2vとが第六のメダル貸出機2tを介して通信可能状態となり、第八のメダル貸出機2vに記憶されているカード情報、および第一のメダル貸出機2aに保持されたカードに記録されているカード情報の照合および更新が行われる。 【0097】本実施形態にかかる遊技場管理システムは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。 【0098】各情報管理装置2,3,4,5は、それぞれ一台以上のいずれかの情報管理装置に通信可能に構成されており、情報管理装置間でカード情報に関する信号の送受信を行う場合には、カードが保持されている装置(第二の情報管理装置)とカード情報が管理されている装置(第一の情報管理装置)とが、他の情報管理装置を介して送受信可能に構成されている。つまり、本実施形態は、他の情報管理装置を介在させて、所定装置間の通信を実現可能に構成されている。したがって、本実施形態にかかる遊技場管理システムによれば、所定装置間における直接的な通信経路に何らかのトラブルが発生したとしても、他の情報管理装置を介在させた通信経路を利用することによって、適切にカード情報に関する信号の送受信を行うことができる。 【0099】また、所定装置間に介在する他の情報管理装置は、複数の情報管理装置と通信可能に構成されて、転送先が複数箇所設けられているため、転送先の情報管理装置が故障やビジー状態で応答できない場合であっても、別の情報管理装置に転送して、適切にカード情報等の送受信を行うことができる。例えば、第六のメダル貸出機2tを介するのではなく、第三および第五のメダル貸出機2c,2sを介して、第八のメダル貸出機2vと第一のメダル貸出機2aとの間におけるカード情報に関する送受信を行ってもよい。 【0100】また、所定装置間には、複数の通信経路が設けられ、遊技場A内に設けられた各情報管理装置の稼働状態に応じて、通信経路を適宜選択可能であるため、通信時における各情報管理装置の負荷を考慮して、迅速な信号の送受信を実現することができる。例えば、上記実施例においては、第一のメダル貸出機2aから第八のメダル貸出機2vへの信号の送信、および第八のメダル貸出機2vから第一のメダル貸出機2aへの信号の送信のいずれも、第六のメダル貸出機2tを介在させた同一の通信経路を用いて行う場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、常に同じ通信経路を用いて送受信を行う必要はなく、各情報管理装置の負荷等の状況に応じて、他の通信経路を用いてもよい。すなわち、第一のメダル貸出機2aから第八のメダル貸出機2vへの信号の送信は第六のメダル貸出機2tを介して行い、第八のメダル貸出機2vから第一のメダル貸出機2aへの信号の送信は第三および第五のメダル貸出機2c,2sを介して行ってもよい。さらに、何らかの都合により通信状態が切断された場合においても、先に用いていた通信経路を再度用いる必要性はなく、適宜、そのときの遊技場A内の各装置の負荷に応じて、最適な介在装置(情報管理装置)を選択して、最適な通信経路を用いてカード情報等の送受信を行えばよい。 【0101】また、本実施形態においては、遊技場A内に設けられている種々の装置(メダル貸出機2、カード発券機3、カード精算機4、ホール管理装置5)を情報管理装置として利用しているため、各装置にてカード情報等を分散管理し、遊技場A内における各装置間で多種多様な通信状態を実現して、効率的で且つ迅速な情報処理を行うことができる。すなわち、上記実施例においては、メダル貸出機間の信号の送受信を行う場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、情報管理装置たる他の装置(カード発券機3、カード精算機4、ホール管理装置5)についても、上記実施例と略同様の手順に従って、カード情報に関する信号の送受信を行うことが可能である。例えば、カード発券機3(本発明の「第一の情報管理装置」に相当)にて発行されたカードを、第四のメダル貸出機2d(本発明の「第二の情報管理装置」に相当)にて使用する場合においては、第二のメダル貸出機2b(本発明の「他の情報管理装置」に相当)を介して、第四のメダル貸出機2dとカード発券機3との間におけるカード情報の送受信およびカード情報の更新等を行うことができる。また、第七のメダル貸出機2u(本発明の「第一の情報管理装置」に相当)にて発行されたカードを、カード精算機4(本発明の「第二の情報管理装置」に相当)にて精算する場合においては、第一および第五のメダル貸出機2a,2s(本発明の「他の情報管理装置」に相当)を介して、カード精算機4と第七のメダル貸出機2uとの間におけるカード情報の送受信およびカード情報の更新等を行うことができる。さらに、第五のメダル貸出機2s(本発明の「第一の情報管理装置」に相当)の利用状況のデータ(利用集計データ、所定時間毎のデータ等)を、ホール管理装置5(本発明の「第二の情報管理装置」に相当)にて集計する場合においては、第三のメダル貸出機2c(本発明の「他の情報管理装置」に相当)を介して、ホール管理装置5と第五のメダル貸出機2sとの間におけるかかるデータの送受信等を行うことができる。 【0102】また、情報管理装置として用いられるメダル貸出機2は、スロットマシン1間に設けられて、遊技場A内に多く分散して配置されることとなるため、近距離通信機能を有する通信手段を用いることによって、遊技場A内全体での適切な通信を行うことができる。 【0103】また、本実施形態においては、情報管理装置間の通信が、無線インターフェイスを用いて行われるため、各装置間の配線が不要となると共に、比較的簡単に装置の追加や交換、レイアウトの変更を行うことができる。 【0104】なお、本発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。 【0105】例えば、上記実施形態においては、ホール管理装置5とホストコンピュータ6とを「専用回線」を介して接続した場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、高いセキュリティを維持可能であれば、一般電話回線等であってもよい。さらに、暗号化処理等を用いることにより、高いセキュリティを維持可能であれば、「有線」に限定されるものではなく、必要に応じて、「無線」にてシステムを構成することも可能である。 【0106】また、上記実施形態においては、各情報管理装置2,3,4,5間の通信が無線インターフェイスを用いて行われる場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。無線であれば、レイアウトの容易さ等の種々の効果を有するため、無線にて構成することが理想ではあるが、各情報管理装置から複数の情報管理装置への通信を可能とし、通信経路のいずれかの箇所に不具合が生じた際に、その箇所を迂回して通信可能に構成されていれば、特に「有線」「無線」のいずれかに限定されるものではない。 【0107】さらに、スロットマシンに貸出指令信号を送信してスロットマシンからメダルを貸し出すタイプの上記メダル貸出機のみならず、自身がメダルを貸し出して、それを遊技者がスロットマシンのメダル受皿にメダルを供給するタイプのメダル貸出機(パチンコ機であれば、球貸出機から貸し出された遊技球をノズルによってパチンコ機の上皿に供給するタイプもある)であってもよい。 【0108】また、本発明は、紙幣投入口から新たに紙幣を投入した場合、該投入された紙幣に相応する有価価値(あるいは金額選択ボタンにより選択された金額に相応する有価価値)がカードの残有価価値に加算付与される機能(本発明の「有価価値付与機能」に相当)を備えたメダル貸出機を含む。 【0109】さらに、上記実施形態においては、本実施形態中の情報管理装置を成すカード発券機3、カード精算機4、およびホール管理装置5が一台ずつ設けられた場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、必要に応じて複数台設けてもよい。 【0110】また、上記実施形態においては、遊技機として「スロットマシン」について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、「パチンコ機」にも適用が可能である。この際には、上記用語の「メダル」は、「パチンコ球」に置き換えられる。さらに、遊技媒体を電子データとして記憶する遊技機であってもよい。 【0111】 【発明の効果】以上のように、本発明においては、大掛かりな装置を用いることなく、通信経路に部分的な不具合が生じた場合であっても、各装置間での通信可能状態を確保すると共に、種々の情報処理の集中化をなくしてシステムを効率よく活用することができる遊技場管理システムを得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000169477 【氏名又は名称】高砂電器産業株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南船場2丁目9番14号
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| 【出願日】 |
平成14年2月6日(2002.2.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074332 【弁理士】 【氏名又は名称】藤本 昇 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−225445(P2003−225445A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−29662(P2002−29662) |
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