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【発明の名称】 遊技機
【発明者】 【氏名】鵜川 詔八

【氏名】石川 貴之

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 音の発生動作を行う音発生装置と、遊技動作を制御する遊技制御基板と、を備えた遊技機において、前記遊技制御基板とは別体で設けられ且つ該遊技制御基板からの制御信号によって少なくとも前記音発生装置を制御するCPUが実装された演出制御基板と、前記演出制御基板とは別体で設けられ且つ該演出制御基板からの駆動信号によって前記音発生装置を駆動する音発生装置用駆動回路基板と、を備え、前記音発生装置用駆動回路基板には、前記音発生装置から発せられる音データを格納するROMを実装したことを特徴とする遊技機。
【請求項2】 発光動作を行う発光装置と、前記演出制御基板とは別体で設けられ且つ該演出制御基板からの駆動信号によって前記発光装置を駆動する発光装置用駆動回路基板と、を備え、前記発光装置用駆動回路基板と前記音発生装置用駆動回路基板とを別体で構成したことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
【請求項3】 前記発光装置用駆動回路基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、単一の基板収容体に収容されることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
【請求項4】 前記発光装置用駆動回路基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、別体の基板収容体に収容されると共に、前記遊技機に対して個々に着脱自在に設けられることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
【請求項5】 前記演出制御基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、単一の基板収容体に収容されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
【請求項6】 前記演出制御基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、別体のカバー体で被覆された状態で所定の取付部に並列して取り付けられると共に、前記遊技機に対して個々に着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
【請求項7】 遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤を備えると共に、前記音発生装置用駆動回路基板は、前記遊技盤に直接取り付けられるか、あるいは前記遊技盤に取り付けられる所定の部材に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の遊技機。
【請求項8】 前記遊技制御基板及び前記演出制御基板は、前記音発生装置用駆動回路基板と同様に、前記遊技盤に直接取り付けられるか、あるいは前記遊技盤に取り付けられる所定の部材に取り付けられることを特徴とする請求項7記載の遊技機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音の発生動作を行う音発生装置と、遊技動作を制御する遊技制御基板と、を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、弾球遊技機等の遊技機においては、遊技動作を制御する遊技制御基板をメイン基板として設ける一方で、可変表示装置を制御する表示制御基板、音の発生動作を制御する音制御基板、ランプの発光動作を制御するランプ制御基板等を個々にサブ制御基板としてメイン基板とは別体で設け、各種制御基板のリサイクル化を図るものや、機能(表示制御、音発生制御、発光制御等)別に制御基板を設けるのではなく一括して1つのサブ制御基板(演出制御基板)として設けるものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の演出制御基板では、音の発生動作を行う音発生装置や発光動作を行う発光装置等の各種装置を駆動するドライバ回路(演出用報知装置駆動回路)も一体的に演出制御基板内に設けていた。しかしながら、ドライバ回路を演出制御基板から分けたものでないと、演出制御基板を次機種に転用できない場合がある。また、演出制御基板においてROMの記憶内容が増えると、基板上に多数のROMを設けなければならず、演出制御基板が大きくなり設置スペース等の問題が生じる。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、演出制御基板のコンパクト化が可能になると共に、演出制御基板の次機種への転用を容易にする遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1の発明においては、音の発生動作を行う音発生装置と、遊技動作を制御する遊技制御基板と、を備えた遊技機において、前記遊技制御基板とは別体で設けられ且つ該遊技制御基板からの制御信号によって少なくとも前記音発生装置を制御するCPUが実装された演出制御基板と、前記演出制御基板とは別体で設けられ且つ該演出制御基板からの駆動信号によって前記音発生装置を駆動する音発生装置用駆動回路基板と、を備え、前記音発生装置用駆動回路基板には、前記音発生装置から発せられる音データを格納するROMを実装したことを特徴とする。このように構成することにより、演出制御基板の次機種への転用が容易になる。また、このような構成によれば、音データが変更されるような場合でも、演出制御基板に設けられるプログラムROMの内容を大きく変更する必要がないので演出制御プログラムが設計し易く、また、演出制御基板のコンパクト化が可能になる。
【0005】また、請求項2の発明においては、発光動作を行う発光装置と、前記演出制御基板とは別体で設けられ且つ該演出制御基板からの駆動信号によって前記発光装置を駆動する発光装置用駆動回路基板と、を備え、前記発光装置用駆動回路基板と前記音発生装置用駆動回路基板とを別体で構成したことを特徴とする。このように構成することにより、発光装置の構成等を変更するような場合でも、音発生装置用駆動回路基板は転用することが容易にできる。
【0006】また、請求項3の発明においては、前記発光装置用駆動回路基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、単一の基板収容体に収容されることを特徴とする。このように構成することにより、基板収容体を別途設ける必要がないので、コストダウンを招来することができる。
【0007】また、請求項4の発明においては、前記発光装置用駆動回路基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、別体の基板収容体に収容されると共に、前記遊技機に対して個々に着脱自在に設けられることを特徴とする。このように構成することにより、基板が故障等して交換する際には、その故障した基板だけを基板収容体から取り出せばよいので、基板の交換作業が容易になる。
【0008】また、請求項5の発明においては、前記演出制御基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、単一の基板収容体に収容されることを特徴とする。このように構成することにより、基板収容体を別途設ける必要がないので、コストダウンを招来することができる。
【0009】また、請求項6の発明においては、前記演出制御基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、別体のカバー体で被覆された状態で所定の取付部に並列して取り付けられると共に、前記遊技機に対して個々に着脱自在に設けられることを特徴とする。このように構成することにより、基板が故障等して交換する際には、その故障した基板だけを取り外せばよいので、基板の交換作業が容易になる。
【0010】また、請求項7の発明においては、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤を備えると共に、前記音発生装置用駆動回路基板は、前記遊技盤に直接取り付けられるか、あるいは前記遊技盤に取り付けられる所定の部材に取り付けられることを特徴とする。このように構成することにより、遊技盤の交換と共に駆動回路基板も交換できるので、交換の手間が省ける。
【0011】また、請求項8の発明においては、前記遊技制御基板及び前記演出制御基板は、前記音発生装置用駆動回路基板と同様に、前記遊技盤に直接取り付けられるか、あるいは前記遊技盤に取り付けられる所定の部材に取り付けられることを特徴とする。このように構成することにより、遊技盤の交換と共に駆動回路基板、遊技制御基板、及び演出制御基板も交換できるので、交換の手間が省ける。また、このような構成によれば、駆動回路基板、遊技制御基板、及び演出制御基板の相互間での電気的接続を外す必要がないので、これによっても交換の手間が省ける。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
【0013】先ず、遊技機の一例である弾球遊技機の全体の構成について説明する。図1は弾球遊技機1を正面からみた正面図である。なお、ここでは、遊技機の一例として弾球遊技機を示すが、本発明は弾球遊技機に限られず、例えばコイン遊技機やスロット機等であってもよい。
【0014】図1に示すように、弾球遊技機1は、額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の側方には、遊技者が弾球遊技機1と対峙して遊技を行っているか否かを検出する人体センサ84が設けられている。なお、この人体センサ84の検出信号に応じて後述する画像表示部38で表示するキャラクタ画像の選択が可能になっている。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3からあふれた遊技球を貯留する余剰玉受皿4と打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。また、打球操作ハンドル5には、人体(特には、打球操作ハンドル5を握る手)を検知することで、後述する打球発射装置90による弾球を許可するタッチリング85が設けられている。ガラス扉枠2の後方には、図2に示す遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。
【0015】遊技盤6の表面には、図2に示すように、円形うず巻き状に誘導レール7が取り付けられ、該誘導レール7の内側が遊技領域8とされて発射された打玉が落下するものである。遊技領域8には、図示の場合、演出部材の演出動作と対応する演出画像の表示が可能な画像表示装置としての特別図柄表示装置9、特別可変入賞球装置10、普通可変入賞球装置11等が設けられると共に、単に打玉を入賞とする入賞口、打玉の流下方向,速度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、遊技領域8の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞しない打玉が取り込まれるアウト口12が設けられている。また、普通可変入賞球装置11の左右の両側方には、それぞれ通過玉検出器13a,13bが設けられている。この通過玉検出器13a,13bは、該通過玉検出器13a,13b内を通過する打玉を検出すると、その検出信号に基づいて特別図柄表示装置9(表示部装飾部材18)の上側に設けられる左右一対のLEDからなる普通図柄表示器14a,14bを可変表示(点灯移動)して表示結果を導出する(上下いずれか一方のLEDのみを点灯表示する)。
【0016】左側の普通図柄表示器14aには「○」が付され、右側の普通図柄表示器14bには「×」が付されている。即ち、「×」が付された右側の普通図柄表示器14bが点灯した場合には、普通図柄表示器14a,14bがハズレの表示結果を導出したことになる。一方、「○」が付された左側の普通図柄表示器14aが点灯した場合には、普通図柄表示器14a,14bが当りの表示結果を導出したことになり、普通可変入賞球装置11が所定時間開放される。また、普通図柄表示器14a,14bの可変時間は、通常確率モードのときに相対的に長く(例えば、30秒)、確率変動モードのときに相対的に短く(例えば、3〜5秒)設定されている。また、普通図柄表示器14a,14bの左右側方には、普通図柄表示器14a,14bの可変表示中に通過玉検出器13a,13bを通過した打玉数を記憶表示するゲート通過記憶表示器15(最高4個まで記憶表示する)が設けられている。
【0017】普通可変入賞球装置11は、遊技領域8のほぼ中央に配置される特別図柄表示装置9とアウト口12の上方に配置される特別可変入賞球装置10との間に配置され、ソレノイド16(図5参照)によって開閉駆動される電動チューリップタイプの可変入賞球装置である。そして、普通可変入賞球装置11には、始動玉検出器17(図5参照)が内蔵され、開放中又は閉成中に受け入れた入賞玉を検出するようになっている。しかして、打玉が始動玉検出器17によって検出されると特別図柄表示装置9が可変表示を開始する。なお、普通可変入賞球装置11の開放時間は、通常確率モードのときに相対的に短く(例えば、0.5秒)、確率変動モードのときに相対的に長く(例えば、2秒)設定されている。また、普通可変入賞球装置11が開放していない場合でも打玉を受け入れるようになっている。
【0018】特別図柄表示装置9は、左・中・右の特別図柄を個々に可変表示する画像表示部38を備えた液晶タイプの表示器であり、その前方外周には、縦長形状の窓枠部19が開設された表示部装飾部材18が設けられる。なお、特別図柄表示装置9は、LCD表示器61や各種基板110,120,130が一体的に組み付けられてなるLCDユニット60として構成されており、該LCDユニット60の詳細な構成について後述する。そして、特別図柄表示装置9の変動停止時における図柄の組合せが予め定めた大当り図柄の組合せ(例えば、同一の図柄が当りラインのいずれかに揃った場合)である場合に、所定の遊技価値の付与として特定遊技状態を発生して、特別可変入賞球装置10を次に説明する所定の表示態様で開閉駆動するものである。但し、大当り図柄の組合せの一部は、確率変動図柄として設定され、この確率変動図柄で特定遊技状態となったときには、その特定遊技状態終了後における前記普通図柄表示器14a,14bでの普通図柄の変動時間の短縮や当り(当りLEDの点灯)の出現確率や特別図柄表示装置9における大当り図柄の出現確率が高くなる確率変動モードとなるように設定されている。また、特別図柄表示装置9(表示部装飾部材18)の下側には、特別図柄の可変動作中に前記始動玉検出器17によって検出された玉数を記憶表示する始動記憶表示器20(最高4個まで記憶表示する)が設けられ、表示部装飾部材18の上側には装飾ランプ24が設けられている。また、表示部装飾部材18には、ワープ入口21とワープ出口22とを備えたワープ通路が形成されている。ワープ入口21に入った打玉は、ワープ通路を通ってワープ出口22から画像表示部38下側前方の玉転動部23に排出され、該玉転動部23の排出口23aから再度遊技領域8に排出されることで、排出口23aの下方に位置する前記普通可変入賞球装置11に比較的入賞し易くなっている。
【0019】また、表示部装飾部材18の右側には、演出に用いられる演出部材として、敵キャラクタとなる鳥形状の可動部材33と人形形状の可動部材34が上下に配置されている。なお、可動部材33,34は、それぞれ表示部装飾部材18に直接的に取り付けられることで、遊技領域8を流下する遊技球が当らない(侵入しない)ようになっている。言い換えれば、可動部材33,34は、その演出動作によって打球の流路に影響を与えない位置に設けられている。また、可動部材33,34は、その演出動作によって特別図柄表示装置9(画像表示部38)の表示を邪魔しないようにもなっている。一方、表示部装飾部材18の左側方には、画像表示部38を挟んで敵キャラクタ(各可動部材33,34)と対峙する味方キャラクタとなる人形形状の可動部材35を備えたサイド飾り36が設けられている。サイド飾り36には、可動部材35の周辺を光装飾するための役物飾りランプ37(図5参照)が設けられている。そして、各可動部材33〜35は、特別図柄表示装置9の表示態様に対応して可動するようになっている。具体的に、可動部材33は、ソレノイド33a(図5参照)の駆動によって右の翼33bを上げる動きを行うようになっている。可動部材34は、モータ34a(図5参照)の駆動によって右腕の義手34bを上げる動きを行うようになっている。可動部材35は、ソレノイド35a(図5参照)の駆動によって右腕に持った剣35bを前方に突き出す動きを行うようになっている。
【0020】特定遊技状態となったときに駆動制御される特別可変入賞球装置10は、ソレノイド26(図5参照)によって開閉駆動される開閉板25を有し、その開閉板25に受け入れられた打玉を検出する入賞個数検出器27(図5参照)が設けられている。また、特別可変入賞球装置10内(開閉板25の内側)には、打玉の検出(V入賞検出)に伴って特定遊技状態の継続権を成立させる特定玉検出器28(図5参照)が設けられており、該特定玉検出器28の上方には、一旦V入賞検出があると次に開閉板25を開放するまでは打玉が特定玉検出器28を通過しないようにするVシャッター(図示しない)が設けられている。このVシャッターは、ソレノイド30(図5参照)によって開閉駆動が行われる。しかして、特定遊技状態となった場合には、一定時間(例えば、28秒)が経過するまで又はその一定時間内に所定個数(例えば、10個)の入賞玉が入賞するまで開閉板25を開放(以下、この開放を開放サイクルという)し、その開放サイクル中に受け入れられた打玉が特定玉検出器28によって検出されたときに継続権が成立して、再度上記した開放サイクルが実行され、各開放サイクルにおいて継続権が成立していることを条件に最高16回の開放サイクルを繰り返すことができるようになっている。
【0021】また、特別可変入賞球装置10の左右両側には、それぞれ入賞玉検出器31,32を内蔵する入賞口が設けられている。さらに、遊技領域8の外側の左右上部には、図1に示すように、効果音を発する2つのスピーカ41が設けられている。遊技領域8の外周には、遊技効果LED42が設けられている。そして、この例では、遊技領域8の左側外周に、賞球残数があるときに点灯する賞球ランプ43が設けられ、遊技領域8の上側外周に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ44が設けられている。さらに、図1には、弾球遊技機1に隣接して設置され、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするカードユニット45も示されている。カードユニット45には、使用可能状態であるか否かを示す使用可表示ランプ46、カード内に記録された残額情報に端数(100円未満の数)が存在する場合にその端数を打球供給皿3の近傍に設けられる度数表示LED56(図5参照)に表示させるための端数表示スイッチ47、カードユニット45がいずれの側の弾球遊技機1に対応しているのかを示す連結台方向表示器48、カードユニット45内にカードが投入されていることを示すカード投入表示ランプ49、記録媒体としてのカードが挿入されるカード挿入口50、及びカード挿入口50の裏面に設けられているカードリーダライタの機構を点検する場合にカードユニット45を解放するためのカードユニット錠51が設けられている。また、打球供給皿3には、カードユニット45を介して遊技球を借り受ける際に操作する球貸しスイッチ57(図5参照)と、遊技終了の際にカード挿入口50に差し込まれたカードを返却するための返却スイッチ58(図5参照)とが設けられている。
【0022】次に、弾球遊技機1の裏面に配置される各種構成部材について説明する。
【0023】図3に示すように、弾球遊技機1の裏面では、枠体2A内の機構板52の上部に貯留タンク53が設けられ、弾球遊技機1が遊技機設置島に設置された状態でその上方から遊技球が貯留タンク53に供給される。貯留タンク53内の遊技球は、誘導樋54を通って賞球ケース55で覆われる払出装置200に至る。具体的に、貯留タンク53に貯留された玉は誘導樋54を通り、遊技球通路内の遊技球の有無を検出する球切れスイッチ80(図5参照)を通過して払出装置200に至る。払出装置200から払い出された遊技球は、図示しない連絡口を通って弾球遊技機1の前面に設けられている打球供給皿3に供給される。連絡口の側方には、弾球遊技機1の前面に設けられている余剰玉受皿4に連通する余剰玉通路(図示しない)が形成されている。また、払出装置200には、払い出した遊技球の個数をカウントする払出個数カウントスイッチ201(図5参照)が設けられている。遊技球が多数払い出されて打球供給皿3が満杯になり、ついには遊技球が連絡口に到達した後さらに遊技球が払い出されると遊技球は、余剰玉通路を経て余剰玉受皿4に導かれる。さらに遊技球が払い出されると、遊技球通路内に設けられた満タンスイッチ81(図5参照)がオンする。その状態では、払出装置200内の払出モータ202(図5参照)の回転が停止して払出装置200の動作が停止すると共に打球発射装置90の発射モータ91の駆動も停止する。
【0024】また、弾球遊技機1の裏面側には、LCD表示器61、演出制御基板110、音声出力基板120、及びランプドライバ基板130が一体的に組み付けられてなるLCDユニット60と、遊技制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基板(主基板)100が設置されている。また、払出制御を行う払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された払出制御基板140、発射モータ91の回転力を利用して打球を遊技領域8に発射する打球発射装置90、該打球発射装置90を制御するためのタッチ回路基板150が設置されている。さらには、AC24Vの外部電圧171から所定の電圧を作成し、これを主基板100、演出制御基板110、払出制御基板140に供給する電源基板170が設けられている。また、弾球遊技機1裏面には、図5に示すように、各種情報を遊技機外部に出力するための各端子を備えた枠用外部端子板82及び盤用外部端子板83が設けられると共に、払出制御基板140とカードユニット45とを接続するためのコネクタが実装されたインターフェイス基板160が設けられている。なお、枠用外部端子板82には、ガラス扉枠2が開放状態にあるか否かを検出するためのドア開放スイッチ86が接続されている。
【0025】次に、特別図柄表示装置9を構成するLCDユニット60について図4を参照して説明する。LCDユニット60は、図4に示すように、LCD表示器61、表示器取付部材62、基板カバー73、演出制御基板110、音声出力基板120、及びランプドライバ基板130から構成されている。表示器取付部材62は、LCD表示器61の着脱が可能な開口部64を有して遊技盤6の裏面側に取り付けられる取付基体63と、開口部64を閉塞する閉塞部材69とを備えた箱形状をなし、その内部(取付基体63と閉塞部材69の間の空間)には、LCD表示器61と該LCD表示器61の前面(画像表示部38)を保護するための透明な保護板(図示しない)とが収容保持されるようになっている。取付基体63は、保護板を介してLCD表示器61の画像表示部38を外部に露出する額縁形状をなしている。取付基体63の前面側の左右両端には、それぞれ外方に突出して取付フランジ部65が形成されており、該取付フランジ部65の上、中、下の3箇所には、取付基体63(LCDユニット60)を遊技盤6の裏面側にビス止めするための取付穴66が穿設されている。取付基体63の内壁側の四隅部分には、閉塞部材69と基板カバー73とを一体的にビス67で取り付けるための取付ボス68が突設されている。
【0026】閉塞部材69は、取付基体63の開口部64をその裏面側から全体的に被覆する長方形の板形状をなし、その四隅部分には、基板カバー73と共に前記取付ボス68にビス67止めされる取付穴70が穿設されている。閉塞部材69の後面側には、演出制御基板110、音声出力基板120、及びランプドライバ基板130をそれぞれ閉塞部材69と一体的にビス71a,71b止めするための取付ボス72a,72bが突設されている(音声出力基板120の取付ボスは図示しない)。これにより、演出制御基板110、音声出力基板120、及びランプドライバ基板130は、それぞれ取付ボス72a,72bを介して閉塞部材69の後面側、言い換えれば、取付基体63の開口部64とは反対側の閉塞部材69による開口部64の閉塞に影響しない位置に取り付けられるようになっている。
【0027】なお、音声出力基板120とランプドライバ基板130は、閉塞部材69の後面側で左右方向に並んだ状態で取り付けられる。また、演出制御基板110を取り付けるための取付ボス72aは、音声出力基板120及びランプドライバ基板130を取り付けるための取付ボス72bに比べて高さ寸法が大きく形成されている。これにより、演出制御基板110は、左右に並んだ音声出力基板120及びランプドライバ基板130の後面側を被覆するように取り付けられる。即ち、演出制御基板110と音声出力基板120及びランプドライバ基板130とは、積層した状態で特別図柄表示装置9(LCD表示器61)の裏面側に取り付けられるようになっている。また、閉塞部材69には、該閉塞部材69の後面側に取り付けられる基板カバー73の後述する係合爪76と係合する係止穴77が穿設されている。
【0028】基板カバー73は、前面側が開口した箱形状をなし、その前端側には鍔状フランジ部74が形成されている。鍔状フランジ部74の四隅部分には、前記閉塞部材69の4つの取付穴70と個々に対応する取付穴75が穿設されており、鍔状フランジ部74の下端部分には、閉塞部材69の係止穴77と係合する係合爪76が形成されている。
【0029】しかして、前記LCD表示器61、表示器取付部材62(取付基体63及び閉塞部材69)、演出制御基板110、音声出力基板120、ランプドライバ基板130、及び基板カバー73を図4に示すように一体的に組み付けることでLCDユニット60が構成される。そして、LCDユニット60は、表示器取付部材62(取付基体63)の取付穴66を介して遊技盤6の裏面側にビス止めされる。また、このようなLCDユニット60の取り付け状態において、表示器取付部材62を遊技盤6から取り外すことなく、LCD表示器61の着脱が可能になっており、LCD表示器61の取り付け及び取り外しの作業性が向上するようになっている。
【0030】次に、弾球遊技機1の回路構成について図5乃至図7を参照して説明する。先ず、図5には、主基板100、演出制御基板110、音声出力基板120、ランプドライバ基板130、払出制御基板140、タッチ回路基板150、インターフェイス基板160、及び電源基板170が示されている。主基板100には、図6及び図7に示すように、プログラムに従って弾球遊技機1を制御する基本回路101と、各種スイッチ13a,13b,17,27,28,31,32からの信号を基本回路101に与えるスイッチ入力回路102と、演出制御基板110に信号を出力するための演出制御信号出力回路103と、払出制御基板140との間で信号をやり取りするための払出制御信号入出力回路104と、が搭載されている。なお、基本回路101は、プログラムに従って制御動作を行うCPU101a、ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM101b、ワークメモリとして使用される記憶手段の一例であるRAM101c等を備えている。
【0031】演出制御基板110は、主基板100からの信号に従って所定の構成部材を制御する基本回路111と、主基板100からの信号を入力するための演出制御信号入力回路112と、LCD表示器61に信号を出力するためのLCD駆動回路113と、画像表示用のデータ等を記憶するキャラクタROM114と、音声出力基板120に信号を出力するための音声出力信号出力回路115と、ランプドライバ基板130との間で信号をやり取りするためのランプデータ出力回路116と、普通図柄表示器14a,14bに信号を出力するための普通図柄表示装置駆動回路117と、が搭載されている。なお、LCD駆動回路113には、画像処理プロセッサとしてのVDP113aが設けられている。VDP113aは、主基板100から表示制御コマンドに応じた指令を受けると、キャラクタROM114から必要なデータを読み出し、入力したデータに従ってLCD表示器61に表示するための画像データを生成し、R,G,B信号および同期信号をLCD表示器61に出力するものである。また、基本回路111は、プログラムに従って各回路113,115,116,117の制御動作を行うCPU111a、主基板100からの信号に従って所定の構成部材を制御するプログラム、発光や可動のパターン等を記憶するプログラムROM111b、ワークメモリとして使用される記憶手段の一例であるRAM111c等を備えている。なお、基本回路111に設けられるCPU111a、ROM111b、及びRAM111cは、それぞれ演出制御基板110に対して着脱自在なワンチップマイコンによって構成されている。但し、必ずしもこのような構成に限定するものではない。
【0032】音声出力基板120は、演出制御基板110からの信号を入力するための音声出力信号入力回路121と、演出制御基板110からの信号に従って音声や効果音を発生する音声IC122と、音声データ等を記憶する音声データROM123と、音声信号を増幅してスピーカ41に出力するためのアンプ出力回路124と、アンプ出力回路124から出力される音声信号の出力レベルを設定されている音量に応じたレベルにするボリューム125と、が搭載されている。
【0033】ランプドライバ基板130は、演出制御基板110との間で信号をやり取りするためのランプデータ入力回路131と、各種ランプ24,37に信号を出力するためのランプドライバ132と、各種LED15,42に信号を出力するためのLED駆動回路133と、演出用の各種ソレノイド33a,35aに信号を出力するためのソレノイド駆動回路134と、演出用のモータ34aに信号を出力するためのモータ駆動回路135と、人体センサ84からの検出信号を入力するための人体センサ入力回路136と、他に動かす構成部材が増設される場合等に備えるための予備用の拡張ポート137と、が搭載されている。
【0034】払出制御基板140は、主基板100からの信号に従って所定の構成部材を制御する基本回路141と、主基板100との間で信号をやり取りするための払出制御信号入出力回路142と、賞球ランプ43及び球切れランプ44に信号を出力するためのランプ駆動回路143と、インターフェース基板160を介してカードユニット45との間で信号をやり取りするためのカードユニット通信回路144と、払出装置200内に設けられるモータ位置センサ203からの信号を入力するためのモータ位置センサ検出回路145と、払出装置200内に設けられる払出モータ202及び振分ソレノイド204に信号を出力するためのモータ駆動回路146と、払出装置200内に設けられる払出個数カウントスイッチ201、球切れスイッチ80、満タンスイッチ81、及びタッチ回路基板150を介した打球発射装置90の単発発射スイッチ92からの各信号を入力するためのスイッチ入力回路147と、タッチ回路基板150を介して打球発射装置90の発射モータ91に信号を出力するためのモータ駆動回路148と、タッチ回路基板150を介して打球発射装置90のタッチリング85からの信号を入力するためのタッチ入力回路149と、が搭載されている。
【0035】なお、払出制御基板140には、エラー解除スイッチ140aとエラー報知用7セグメント140bも設けられている。また、基本回路141は、プログラムに従って各回路143〜149の制御動作を行うCPU141a、払出制御用のプログラム等を記憶するROM141b、ワークメモリとして使用される記憶手段の一例であるRAM141c等を備えている。
【0036】また、タッチ回路基板150は、打球発射装置90を構成する発射モータ91及び単発発射スイッチ92と払出制御基板140のスイッチ入力回路147との中継基板をなすと共に、打球発射装置90を構成するタッチリング85からの信号を入力してこれを払出制御基板140のタッチ入力回路149に出力するタッチ比較回路151を備えている。また、インターフェイス回路160は、払出制御基板140のカードユニット通信回路144、使用可表示ランプ(図5及び図7には、球貸し可LEDと記載)46、度数表示LED56、球貸しスイッチ57、及び返却スイッチ58と、カードユニット45との中継基板をなしている。
【0037】なお、上記した実施形態では、演出制御基板110と音声出力基板120とランプドライバ基板130とをそれぞれ単一の基板収容体(表示器取付部材62)に収容して、これを直接遊技盤6の裏面に取り付ける構成としているが、これに限定するものではない。変形例について図8(A)(B)を参照して説明する。なお、以下の説明では、前記実施形態と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図8(A)に示す変形例では、遊技盤6裏面の上側部分に上側カバー体300が取り付けられ、遊技盤6裏面の下側部分に下側カバー体301が取り付けられている。上側及び下側の各カバー体300,301は、入賞口やアウト口に入って遊技盤6の裏面に送り込まれる遊技球を集合させて下方に誘導する球通路(図示しない)が形成され、このような球通路以外にも配線押え(図示しない)等が形成される。そして、上側カバー体300の裏面には、主基板100を収容したボックス形状(収容本体と蓋体とを備える)の基板収容体302がビス止めされる。一方、下側カバー体301の裏面には、演出制御基板110、音声出力基板120、及びランプドライバ基板130が個々に並列状態でビス止めされる取付ベース303がビスによって取り付けられる。また、各基板110,120,130の裏面側は、個々にカバー体304,305,306によって被覆される。各カバー体304,305,306は、個々に形成される係合爪(図示しない)が取付ベース303に形成される係止穴(図示しない)と係合することで、着脱自在に取り付けられる。
【0038】また、図8(B)に示す変形例では、前記図8(A)の構成と同様に、遊技盤6裏面に上側カバー体300と下側カバー体301とが取り付けられている。そして、上側カバー体300の裏面には、演出制御基板110を収容したボックス形状(収容本体と蓋体とを備える)の基板収容体400と、ランプドライバ基板130を収容したボックス形状(収容本体と蓋体とを備える)の基板収容体401と、が個々にビス止めされる。一方、下側カバー体301の裏面には、音声出力基板120を収容したボックス形状(収容本体と蓋体とを備える)の基板収容体402と、主基板100を収容したボックス形状(収容本体と蓋体とを備える)の基板収容体403と、が個々にビス止めされる。
【0039】以上のように、本実施形態(変形例を含む)の構成によれば、遊技制御基板としての主基板100とは別体で設けられ且つ該主基板100からの制御信号によって少なくとも音発生装置としてのスピーカ41を制御するCPU111aが実装された演出制御基板110と、前記演出制御基板110とは別体で設けられ且つ該演出制御基板110からの駆動信号によって前記スピーカ41を駆動する音発生装置用駆動回路基板としての音声出力基板120と、を備え、前記音声出力基板120には、前記スピーカ41から発せられる音データを格納するROMとしての音声データROM123を実装したことを特徴とする。このように構成することにより、演出制御基板110の次機種への転用が容易になる。また、このような構成によれば、音データが変更されるような場合でも、演出制御基板110に設けられるプログラムROM111bの内容を大きく変更する必要がないので演出制御プログラムが設計し易く、また、演出制御基板110のコンパクト化が可能になる。
【0040】また、発光動作を行う発光装置としての各種構成部材24,37,42と、前記演出制御基板110とは別体で設けられ且つ該演出制御基板110からの駆動信号によって前記発光装置24,37,42を駆動する発光装置用駆動回路基板としてのランプドライバ基板130と、を備え、前記ランプドライバ基板130と前記音声出力基板120とを別体で構成したことを特徴とする。このように構成することにより、発光装置24,37,42の構成等を変更するような場合でも、音声出力基板120は転用することが容易にできる。
【0041】また、前記ランプドライバ基板130と前記音声出力基板120とは、単一の基板収容体としての表示器取付部材62に収容されることを特徴とする。このように構成することにより、基板収容体を別途設ける必要がないので、コストダウンを招来することができる。
【0042】また、前記図8(B)に示す変形例の構成において、前記ランプドライバ基板130と前記音声出力基板120とは、別体の基板収容体401,402に収容されると共に、弾球遊技機1に対して個々に着脱自在に設けられることを特徴とする。このように構成することにより、基板(ランプドライバ基板130及び音声出力基板120のいずれかの基板)が故障等して交換する際には、その故障した基板だけを基板収容体から取り出せばよいので、基板の交換作業が容易になる。
【0043】また、前記演出制御基板110と前記演出用報知装置駆動回路基板(音声出力基板120及びランプドライバ基板130)とは、単一の基板収容体としての表示器取付部材62に収容されることを特徴とする。このように構成することにより、基板収容体を別途設ける必要がないので、コストダウンを招来することができる。
【0044】また、前記図8(A)に示す変形例の構成において、前記演出制御基板110と前記音声出力基板120とは、別体のカバー体304,305で被覆された状態で所定の取付部としての取付ベース303に並列して取り付けられると共に、弾球遊技機1に対して個々に着脱自在に設けられることを特徴とする。このように構成することにより、基板(演出制御基板110、及び音声出力基板120のいずれかの基板)が故障等して交換する際には、その故障した基板だけを取り外せばよいので、基板の交換作業が容易になる。
【0045】また、遊技球が流下する遊技領域8が形成された遊技盤6を備えると共に、前記音声出力基板120は、前記遊技盤6に直接取り付けられるか、あるいは前記遊技盤6に取り付けられる所定の部材に取り付けられることを特徴とする。このように構成することにより、遊技盤6の交換と共に音声出力基板120も交換できるので、交換の手間が省ける。
【0046】また、前記主基板100及び前記演出制御基板110は、前記音声出力基板120と同様に、前記遊技盤6に直接取り付けられるか、あるいは前記遊技盤6に取り付けられる所定の部材に取り付けられることを特徴とする。このように構成することにより、遊技盤6の交換と共に音声出力基板120、主基板100、及び演出制御基板110も交換できるので、交換の手間が省ける。また、このような構成によれば、音声出力基板120、主基板100、及び演出制御基板110の相互間での電気的接続を外す必要がないので、これによっても交換の手間が省ける。
【0047】なお、実施形態中の弾球遊技機1は、始動入賞に基づいて特別図柄表示装置9に可変表示される特別図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになると所定の遊技価値が遊技者に付与可能になる第1種弾球遊技機であったが、始動入賞に基づいて開放する電動役物の所定領域への入賞があると所定の遊技価値が遊技者に付与可能になる第2種弾球遊技機や、始動入賞に基づいて可変表示される図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになると開放する所定の電動役物への入賞があると所定の権利が発生または継続する第3種弾球遊技機であっても、本発明を適用できる。また、実施形態中では、可変表示装置としての特別図柄表示装置9を液晶(LCD)タイプの画像表示器で構成しているが、特にこれに限定するものではなく、CRT、LED、VFD、EL、あるいはプラズマによる画像表示器やドラム式又はリール式の表示器で構成してもよい。
【0048】また、演出制御基板によって制御する装置は、実施形態中のものに限定しない。可変表示装置(画像表示器)と発光装置(ランプ、LED、蛍光灯等の発光するものであればいずれの構成であってもよい)、可変表示装置と音発生装置(音を発生するものであればいずれの構成であってもよい)、音発生装置と演出用可動部材、等のように演出制御基板によって制御される複数の装置は特に限定しない。即ち、少なくとも音発生装置を演出制御基板によって制御する構成であればよい。
【0049】また、駆動回路基板を単一に構成して、これによって、例えば発光装置と音発生装置とを駆動制御するようにしてもよい。可変表示装置を駆動する駆動回路基板を演出制御基板とは別に設けてもよい。また、演出用可動部材を駆動回路基板で駆動制御させずに、例えば遊技制御基板で駆動制御するようにしてもよい。さらには、演出用可動部材を設けなくてもよい。人体センサ等のセンサやスイッチの検出信号を駆動回路基板に入力させない構成としてもよく、またセンサやスイッチを設けなくてもよい。演出用可動部材用の駆動源は、ソレノイドやモータに限らず、これ以外の電気的駆動源によって演出用可動部材を駆動するようにしてもよい。
【0050】また、例えば、枠に設けられる発光装置用の駆動基板と、遊技盤に設けられる発光装置用の駆動基板と、演出用可動部材用の駆動基板とを分ける等のように、駆動回路基板をさらに細分化して構成してもよい。
【0051】また、演出制御基板及び駆動回路基板の取付位置は、特に限定するものではない。前記図8(A)(B)に示した変形例以外にも、例えば演出制御基板や駆動回路基板等を遊技盤の裏面に直接取り付けたり、機構板や機構板の開口を覆うカバーに設けたり、前面枠に設けてもよい。また、取付ベースを介して取り付けたり、基板収容体に収容して取り付けことについても特に限定しない。さらには、カバー体や基板収容体は、着脱自在でなくてもよく、透明、不透明のいずれでもよい。これは遊技制御基板についても同様である。
【0052】また、基板収容体は、ボックス形状のものに限定せず、例えば表示器の裏面とカバーとで構成されるものを基板収容体としてもよい。基板収容体に収容される基板としては、発光装置用制御基板と音発生装置用制御基板のみとして、演出制御基板は別の基板収容体に収容してもよい。また、主基板と演出制御基板とを単一の基板収容体で収容する等、単一の基板収容体で複数の基板を収容する構成において、収容される基板の組合せは特に限定しない。また、発光パターンを記憶したROMを別途設けるようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなように、請求項1の発明においては、音の発生動作を行う音発生装置と、遊技動作を制御する遊技制御基板と、を備えた遊技機において、前記遊技制御基板とは別体で設けられ且つ該遊技制御基板からの制御信号によって少なくとも前記音発生装置を制御するCPUが実装された演出制御基板と、前記演出制御基板とは別体で設けられ且つ該演出制御基板からの駆動信号によって前記音発生装置を駆動する音発生装置用駆動回路基板と、を備え、前記音発生装置用駆動回路基板には、前記音発生装置から発せられる音データを格納するROMを実装したことを特徴とする。このように構成することにより、演出制御基板の次機種への転用が容易になる。また、このような構成によれば、音データが変更されるような場合でも、演出制御基板に設けられるプログラムROMの内容を大きく変更する必要がないので演出制御プログラムが設計し易く、また、演出制御基板のコンパクト化が可能になる。
【0054】また、請求項2の発明においては、発光動作を行う発光装置と、前記演出制御基板とは別体で設けられ且つ該演出制御基板からの駆動信号によって前記発光装置を駆動する発光装置用駆動回路基板と、を備え、前記発光装置用駆動回路基板と前記音発生装置用駆動回路基板とを別体で構成したことを特徴とする。このように構成することにより、発光装置の構成等を変更するような場合でも、音発生装置用駆動回路基板は転用することが容易にできる。
【0055】また、請求項3の発明においては、前記発光装置用駆動回路基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、単一の基板収容体に収容されることを特徴とする。このように構成することにより、基板収容体を別途設ける必要がないので、コストダウンを招来することができる。
【0056】また、請求項4の発明においては、前記発光装置用駆動回路基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、別体の基板収容体に収容されると共に、前記遊技機に対して個々に着脱自在に設けられることを特徴とする。このように構成することにより、基板が故障等して交換する際には、その故障した基板だけを基板収容体から取り出せばよいので、基板の交換作業が容易になる。
【0057】また、請求項5の発明においては、前記演出制御基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、単一の基板収容体に収容されることを特徴とする。このように構成することにより、基板収容体を別途設ける必要がないので、コストダウンを招来することができる。
【0058】また、請求項6の発明においては、前記演出制御基板と前記音発生装置用駆動回路基板とは、別体のカバー体で被覆された状態で所定の取付部に並列して取り付けられると共に、前記遊技機に対して個々に着脱自在に設けられることを特徴とする。このように構成することにより、基板が故障等して交換する際には、その故障した基板だけを取り外せばよいので、基板の交換作業が容易になる。
【0059】また、請求項7の発明においては、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤を備えると共に、前記音発生装置用駆動回路基板は、前記遊技盤に直接取り付けられるか、あるいは前記遊技盤に取り付けられる所定の部材に取り付けられることを特徴とする。このように構成することにより、遊技盤の交換と共に駆動回路基板も交換できるので、交換の手間が省ける。
【0060】また、請求項8の発明においては、前記遊技制御基板及び前記演出制御基板は、前記音発生装置用駆動回路基板と同様に、前記遊技盤に直接取り付けられるか、あるいは前記遊技盤に取り付けられる所定の部材に取り付けられることを特徴とする。このように構成することにより、遊技盤の交換と共に駆動回路基板、遊技制御基板、及び演出制御基板も交換できるので、交換の手間が省ける。また、このような構成によれば、駆動回路基板、遊技制御基板、及び演出制御基板の相互間での電気的接続を外す必要がないので、これによっても交換の手間が省ける。
【出願人】 【識別番号】000144153
【氏名又は名称】株式会社三共
【出願日】 平成14年2月4日(2002.2.4)
【代理人】 【識別番号】100084227
【弁理士】
【氏名又は名称】今崎 一司
【公開番号】 特開2003−225437(P2003−225437A)
【公開日】 平成15年8月12日(2003.8.12)
【出願番号】 特願2002−27394(P2002−27394)