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【発明の名称】 パチンコ機の画像表示装置、パチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法及び画像表示プログラム
【発明者】 【氏名】紫谷 毅

【要約】 【課題】限られたサイズとコストの制約の中で、光学的な特性を再現する事が可能なパチンコ機の画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置における画像表示方法を提供する。

【解決手段】表示手段200を有するパチンコ機の画像表示装置100に於て、当該表示手段200に、画像情報を表示するに際し、画像処理手段3にデプス処理手段5が付加されているパチンコ機の画像表示装置100。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、画像情報を表示するに際し、画像処理手段にデプス処理手段が付加されている事を特徴とするパチンコ機の画像表示装置。
【請求項2】 当該デプス処理手段は、所定の表示画像情報に関する画像データに於ける色濃度を薄く調整した複数個の画像データを、互いに描画位置をずらせながら重ね書きする画像加算手段が設けられている事を特徴とする請求項1記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項3】 当該デプス処理手段に於て、N個の画像データを加算して重ね合わせするに際して、此処の画像データに於ける色濃度を、当該所定の表示画像情報に於ける色濃度の1/Nに設定する色濃度調整手段が設けられている事を特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項4】 当該デプス処理手段に於ける、重ね合わされる当該画像データの数Nは、当該表示しようとしている所定の表示画像情報の視点からの距離に応答して決定される様に構成されている事を特徴とする請求項2又は3に記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項5】 当該デプス処理手段は、更に、当該表示しようとしている所定の表示画像情報の視点からの距離に応答する重ね書き数を決定するデプス効果数を設定するデプス効果数設定手段を有している事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項6】 当該デプス処理手段には、更に、当該デプス効果数に応答して当該デプス効果数n個目の描画位置のずれ幅を決定するずれ幅設定手段及び当該描画位置に於ける色濃度係数を演算する色濃度設定手段を有している事を特徴とする請求項4に記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項7】 当該デプス処理手段には、当該デプス効果数を記憶するデプス効果数記憶手段及び当該色濃度を薄く調整した複数の画像データをずらせながら加算処理する毎に当該処理回数をカウントするデプス効果カウンタが設けられている事を特徴とする請求項1乃至6に記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項8】 当該デプス処理手段は、所定の表示画像情報に関する画像データそのものを描画した後に、当該描画された表示画像情報の画像データの周囲に、所定のずれ量を介して、所定の半透明係数を使用して半透明処理された複数個の当該画像データを互いに描画位置をずらせながら重ね書きする半透明処理手段が設けられている事を特徴とする請求項1記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項9】 当該デプス処理手段は、更に、当該表示しようとしている所定の表示画像情報の視点からの距離に応答する重ね書き数を決定するデプス効果数を設定するデプス効果数設定手段を有している事を特徴とする請求項8記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項10】 当該デプス処理手段には、更に、当該デプス効果数に応答して当該デプス効果数n個目の描画位置に於けるずれ幅を設定するずれ幅設定手段及び当該描画位置に於ける半透明係数を演算する半透明係数設定手段を有している事を特徴とする請求項8又は9に記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項11】 当該デプス処理手段には、当該デプス効果数を記憶するデプス効果数記憶手段及び当該半透明係数を調整した複数の画像データをずらせながら加算処理する毎に当該処理回数をカウントするデプス効果カウンタが設けられている事を特徴とする請求項8乃至10に記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項12】 表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置であって、当該表示手段に、画像情報を表示するパチンコ機の画像表示装置に於いて、複数の表示用原画像情報を格納しているCGメモリ、表示データを格納する表示データ格納用フレームメモリ、当該CGメモリ内に格納されている当該複数の表示用原画像情報の中から所定の表示用画像情報を選択する描画装置、当該描画装置に応答して当該CGメモリから選択された表示用原画像情報を描画処理する画像処理手段、当該画像処理手段に設けられた、当該選択された表示用画像情報に対して所定のデプス処理を行うデプス処理手段、当該デプス処理された描画データを格納している当該表示データ格納用フレームメモリから、所望の表示画像情報を選択して表示手段に転送する画像表示制御手段、表示手段、上記の各装置に於ける操作を制御するソフトウェアを格納するソフトウェア格納手段及び、上記の各装置の動作を制御する演算制御処理手段とから構成されている事を特徴とするパチンコ機の画像表示装置。
【請求項13】 当該デプス処理手段は、色濃度調整手段及び画像加算手段とが含まれている事を特徴とする請求項12記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項14】 当該デプス処理手段は、更に、色濃度係数設定手段、デプス効果数設定手段、ずらせ量設定手段の少なくとも一部の手段が含まれている事を特徴とする請求項13記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項15】 当該デプス処理手段は、半透明処理手段が含まれている事を特徴とする請求項12記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項16】 当該デプス処理手段は、更に、半透明係数設定手段、デプス効果数設定手段、ずらせ量設定手段の少なくとも一部の手段が含まれている事を特徴とする請求項15記載のパチンコ機の画像表示装置。
【請求項17】 表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、画像情報を表示するに際し、所望の表示画像情報を描画処理する工程に於いてデプス処理を行うことを特徴とするパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項18】 当該デプス処理は、所定の表示画像情報に関する画像データに於ける色濃度を薄く調整した複数個の画像データを、互いに描画位置をずらせながら重ね書きする事を特徴とする請求項17記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項20】 当該デプス処理は、N個の画像データを加算して重ね合わせするに際して、此処の画像データに於ける色濃度を、当該所定の表示画像情報に於ける色濃度の1/Nに設定して描画処理する事を特徴とする請求項17又は18に記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項21】 当該デプス処理に於て、当該重ね合わされる当該画像データの数Nを、当該表示しようとしている所定の表示画像情報の視点からの距離に応答して決定する事を特徴とする請求項17乃至20の何れかに記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項22】 当該デプス処理に際し、デプス効果数を設定し、当該デプス効果に応答して、当該デプス効果数n個目の描画位置のずれ幅を決定するか或いは当該描画位置に於ける色濃度係数を演算する事を特徴とする請求項17乃至21の何れかに記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項23】 当該デプス処理に於いて、デプス効果数記憶手段に記憶されている当該デプス効果数と、当該色濃度を薄く調整した複数の画像データをずらせながら加算処理する毎に当該処理回数をカウントするデプス効果カウンタのカウント値を比較することによって、当該表示画像情報の描画処理が制御される事を特徴とする請求項17乃至22の何れかに記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項24】 当該デプス処理は、所定の表示画像情報に関する画像データそのものを描画した後に、当該描画された表示画像情報の画像データの周囲に、所定のずれ量を介して、所定の半透明係数を使用して半透明処理された複数個の当該画像データを互いに描画位置をずらせながら重ね書きする事を特徴とする請求項17記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項25】 当該デプス処理は、更に、当該表示しようとしている所定の表示画像情報の視点からの距離に応答する重ね書き数を決定するデプス効果数に応答して当該デプス効果数n個目の描画位置に於けるずれ幅を設定し、且つ、当該描画位置に於ける半透明係数を演算する事を特徴とする請求項24に記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項26】 当該デプス処理に於いて、デプス効果数記憶手段に記憶されている当該デプス効果数と、当該半透明係数が設定された複数の画像データをずらせながら加算処理する毎に当該処理回数をカウントするデプス効果カウンタのカウント値を比較することによって、当該表示画像情報の描画処理を制御する事を特徴とする請求項17乃至25の何れかに記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項27】 表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、画像情報を表示するに際し、選択された表示画像情報に対する描画処理の種類を選択する第1の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行するか否かを判断する第2の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行しない場合には、当該表示画像情報を通常の描画処理する第3の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行する場合には、当該表示画像情報を一時領域に格納する為に描画処理を行う第4の工程、当該表示画像情報に於ける表示しようとする画像位置の視点からの距離に応答して、重ね書きに使用される画像データの数を設定するデプス効果数を決定する第5の工程、当該デプス効果数に基づいて、当該画像位置に於ける画像データの色濃度係数及び当該画像データを描画するずれ幅をそれぞれ演算処理して決定する第6の工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を読み出す第7の工程、当該読み出された表示画像情報の画像データに対して設定された色濃度係数を使用して当該画像データの色濃度調整する第8の工程、当該色濃度を調整された当該画像データを、設定されたずれ幅の情報に従って決定される位置に、下地と加算しながら描画する第9の工程、とから構成されている事を特徴とするパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項28】 表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、画像情報を表示するに際し、選択された表示画像情報に対する描画処理の種類を選択する第1Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行するか否かを判断する第2Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行しない場合には、当該表示画像情報を通常の描画処理する第3Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行する場合には、当該表示画像情報を一時領域に格納する為に描画処理を行う第4Aの工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を読み出して表示領域に描画する第5Aの工程、当該表示画像情報に於ける表示しようとする画像位置の視点からの距離に応答して、重ね書きに使用される画像データの数を設定するデプス効果数を決定する第6Aの工程、当該デプス効果数に基づいて、当該画像位置に於ける画像データの半透明係数及び当該画像データを描画するずれ幅をそれぞれ演算処理して決定する第7Aの工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を再度読み出す第8Aの工程、当該第8Aの工程で読み出された所定の視点に於ける表示画像情報の画像データに対して当該設定された半透明係数を使用して、当該所定の視点に於ける表示画像情報の画像データの周辺で、当該設定されたずれ幅の情報に従って決定される位置に、半透明処理しながら描画する第9Aの工程、とから構成されている事を特徴とするパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項29】 表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、画像情報を表示するに際し、選択された表示画像情報に対する描画処理の種類を選択する第1の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行するか否かを判断する第2の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行しない場合には、当該表示画像情報を通常の描画処理する第3の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行する場合には、当該表示画像情報を一時領域に格納する為に描画処理を行う第4の工程、当該表示画像情報に於ける表示しようとする画像位置の視点からの距離に応答して、重ね書きに使用される画像データの数を設定するデプス効果数を決定する第5の工程、当該デプス効果数に基づいて、当該画像位置に於ける画像データの色濃度係数及び当該画像データを描画するずれ幅をそれぞれ演算処理して決定する第6の工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を読み出す第7の工程、当該読み出された表示画像情報の画像データに対して設定された色濃度係数を使用して当該画像データの色濃度調整する第8の工程、当該色濃度を調整された当該画像データを、設定されたずれ幅の情報に従って決定される位置に、下地と加算しながら描画する第9の工程、とから構成されているパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法をコンピュータに実行させる為のプログラム。
【請求項30】 表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、画像情報を表示するに際し、選択された表示画像情報に対する描画処理の種類を選択する第1Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行するか否かを判断する第2Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行しない場合には、当該表示画像情報を通常の描画処理する第3Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行する場合には、当該表示画像情報を一時領域に格納する為に描画処理を行う第4Aの工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を読み出して表示領域に描画する第5Aの工程、当該表示画像情報に於ける表示しようとする画像位置の視点からの距離に応答して、重ね書きに使用される画像データの数を設定するデプス効果数を決定する第6Aの工程、当該デプス効果数に基づいて、当該画像位置に於ける画像データの半透明係数及び当該画像データを描画するずれ幅をそれぞれ演算処理して決定する第7Aの工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を再度読み出す第8Aの工程、当該第8Aの工程で読み出された所定の視点に於ける表示画像情報の画像データに対して当該設定された半透明係数を使用して、当該所定の視点に於ける表示画像情報の画像データの周辺で、当該設定されたずれ幅の情報に従って決定される位置に、半透明処理しながら描画する第9Aの工程、とから構成されているパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法をコンピュータに実行させる為のプログラム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機に於ける画像情報の画像表示装置及び画像情報の表示方法に関し、特に詳しくは、パチンコ機に於ける画像表示装置に於いて、描画時に物体の背景と奥行きを加味した描画処理によって、よりリアル感を表現出来るパチンコ機に於ける画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来に於いては、パチンコ機の画像表示装置の表示手段に所望の表示画像情報を表示するに際して、多彩な表示画像情報を得る為に、複数の表示画像情報間に於いて、画像間に於いて所定の演算処理を施す事が提案されているが、当該パチンコ機の画像表示装置に於いては、コスト、処理時間、処理装置のサイズ等の種々の制約から、半透明処理等の画像間処理が行われているに過ぎなかったので、当該表示画像情報の描画に於ける表現、或いは演出が単調で変化に乏しいと言う問題が有った。
【0003】又、従来に於て、パチンコ機の画像表示装置に於いては、多くの場合、全ての表示対象物に対してピントが合った状態で表示を行う処理が実行されているので、表示されている物体は平面的であり、奥行き感がなく、従ってリアル感に乏しいもので有った。
【0004】かかる問題を解決する方法としては、例えば、3次元表示画像情報(3Dモデル)を描画処理する場合に、光学的特性を再現する為に、ボケた位置(本来とは若干ずれがある位置)を計算する場合に、視線をずらせて再度当該3Dもデルを計算しなおす必要があり、描画処理時間が大幅に長くなるので、多彩な演出を行う事が不可能であった。
【0005】その為、当該パチンコ機の画像表示装置に於ける表示画像に於いても、カメラで撮影された写真の様に、ビントが有った部分は鮮明な画像として表現され、ピントが有っていない部分はぼけた様な画像として表現される様な奥行き感を持つリアル感のある表示画像情報を表現しえるパチンコ機の画像表示装置が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、一般のパチンコ機の画像表示装置に於いて、限られたサイズとコストの制約の中で、光学的な特性を再現する事が可能なパチンコ機の画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置における画像表示方法を提供するものである。
【課題を解決する手段】本発明は上記した目的を達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。即ち、本発明に係る第1の態様としては、表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、画像情報を表示するに際し、画像処理手段にデプス処理手段が付加されているパチンコ機の画像表示装置であり、又、本発明に於ける第2の態様としては、表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、画像情報を表示するに際し、所望の表示画像情報を描画処理する工程に於いてデプス処理を行う様に構成されたパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法である。
【発明の実施の形態】本発明に係る当該パチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法或いはパチンコ機に於ける画像表示装置は、上記の様な技術構成を採用している事から、特に3次元の表示画像情報(3Dモデル)を描画処理するに際し、デプス処理を採用した事によって、3Dモデルの描画時に、容易に表示画像情報に於ける所望の物体に関する光学的特性を再現する事が容易となり、短時間で描画処理が実行されるので、奥行き感があり、且つリアル感のある多彩な演出を可能とするパチンコ機の画像表示装置を得る事が出来るのである。
【0007】
【実施例】以下に、本発明に係るパチンコ機に於ける画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法の具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】即ち、図1は、本発明に係るパチンコ機の画像表示装置の一具体例の構成を示すブロックダイアグラムであって、図中、表示手段200を有するパチンコ機の画像表示装置100に於て、当該表示手段200に、画像情報を表示するに際し、画像処理手段3にデプス処理手段5が付加されているパチンコ機の画像表示装置100が示されている。
【0009】即ち、本発明に於いては、パチンコ機の画像表示装置に於て、カメラで画像を撮影する場合に、焦点距離によってピントが合った部分とボケた部分とが表現される光学特性をデジタルでの表示画像情報上で再現するものであって、描画されるべき当該表示画像情報の所定部位に於て、当該ピントの合った部分とボケた部分とを、色濃度を薄く調整した画像データを重ね書きするとか、半透明処理を利用する等のデプス処理を活用する事によって本発明の目的を実現するものである。
【0010】本発明にかかる当該パチンコ機の画像表示装置100の具体的な構成の例としては、表示手段200を有するパチンコ機の画像表示装置100であって、当該表示手段200に、画像情報を表示するパチンコ機の画像表示装置100に於いて、複数の表示用原画像情報を格納しているCGメモリ2、表示データを格納する表示データ格納用フレームメモリ4、当該CGメモリ2内に格納されている当該複数の表示用原画像情報の中から所定の表示用画像情報を選択する描画装置1、当該描画装置1に応答して当該CGメモリ2から選択された表示用原画像情報を描画処理する画像処理手段3、当該画像処理手段3に設けられた、当該選択された表示用画像情報に対して所定のデプス処理を行うデプス処理手段5、当該デプス処理された描画データを格納している当該表示データ格納用フレームメモリ4から、所望の表示画像情報を選択して表示手段200に転送する画像表示制御手段6、表示手段200、上記の各装置に於ける操作を制御するソフトウェアを格納するソフトウェア格納手段8及び、上記の各装置の動作を制御する演算制御処理手段7とから構成されているパチンコ機の画像表示装置100である。
【0011】本発明のパチンコ機の画像表示装置100の一具体例の構成を更に詳しく説明するならば、本発明に於ける画像処理手段3は、従来公知の機能を有するものであり、又、本発明に於て使用去れる当該デプス処理手段5の具体例としては、所定の表示画像情報に関する画像データに於ける色濃度を薄く調整した複数個の画像データを、互いに描画位置をずらせながら重ね書きする画像加算手段51が設けられている事が望ましく、更には、当該デプス処理手段5には、N個の画像データを加算して重ね合わせするに際して、此処の画像データに於ける色濃度を、当該所定の表示画像情報に於ける色濃度の1/Nに設定する色濃度係数設定手段50及び当該色濃度係数設定手段50により設定された当該色濃度係数を使用して、所定の画像データの色濃度を調整する色濃度調整手段52が設けられている事も好ましい。
【0012】つまり、本発明の一具体例に於いては、図4に示す様に、当該表示しようとしている所定の部位に於ける当該表示画像情報に対して、当該表示画像情報の視点からの距離に応答して重ね合わせに必要な画像データの枚数(デプス効果数N)を決定すると共に、それぞれの画像データの色濃度を、同じ視点にある部位、即ち画像データの描画目標位置、の当該表示画像情報に於ける画像データが持っている色濃度よりも薄くなる様に調整し、且つ、当該デプス効果数Nに応じて設定される各画像データの描画位置のずれ幅、つまり、当該画像データの描画目標位置からのずれの幅、に従って、複数個の当該色濃度が調整された画像データをずらせながら繰り返し加算して重ね合わせる事により描画処理するものである。
【0013】即ち、図4に於て、所定の表示画像情報に於ける所定の画像データの描画目標位置(目標部位)Oに於けるデプス効果数を4とした場合、当該所定の画像データの描画目標部位Oに於いて使用される当該4枚の画像データg1〜g4は、何れも、当該表示画像情報に於ける当該描画目標部位Oに於ける画像データg0の色濃度の1/4の色濃度に薄められて構成されるものであり、第1番目の画像データg1は、図4(A)に示す様に、その描画中心部位0から所定のずれ幅dだけずれた位置に描画される。
【0014】その後、図4(B)に示す様に、第2番目の画像データg2は、当該描画中心部位0から所定のずれ幅dだけずれた位置で、当該第1番目の画像データg1と一部が重なる様に加算処理される。
【0015】次いで、図4(C)に示す様に、第3番目の第1番目の画像データg3は、当該描画中心部位0から所定のずれ幅dだけずれた位置で、当該第1番目と第2番目の画像データg1及びg2と一部が互いに重なる様に加算処理され、最後に、図4(D)に示す様に、第4番目の画像データg4は、当該描画中心部位0から所定のずれ幅dだけずれた位置で、当該第1乃至第3番目の画像データg1〜g3と一部が互いに重なる様に加算処理されて描画処理される。
【0016】その結果、図4(D)に示す様に、描画された画像データの中心部は、当該画像データの描画目標位置に於ける画像データが持っている色濃度と同じ程度の色濃度を有しており、その周辺の部分は、ボケた色濃度を有する事になり、奥行き感が再現される。
【0017】本具体例に於て、当該デプス処理に於ける、重ね合わされる当該画像データの数N、即ちデプス効果数Nは、当該表示しようとしている所定の表示画像情報の視点からの距離に応答して決定されるものであって、例えば、当該描画目標部位が視点から遠くにあれば、Nの数は大きくなり、近くにあれば小さくなる。
【0018】又、本具体例に於ける各画像データの描画位置のズレ幅も当該表示しようとしている所定の表示画像情報の視点からの距離に応答して決定されるものであって、例えば、当該描画目標部位が視点から遠くにあれば、ズレ幅は大きくなり、近くにあれば小さくなる。
【0019】当該関数は、何れに於いても、直線的で有ってもよく或いは、任意の関数を利用した非直線状に変化させるもので有っても良い。
【0020】又、同一の当該描画目標部位に於ける複数の画像データ間に於けるずれ幅も相互に同一であっても良く、或いは相互の異なる様に設定する事も出来る。
【0021】一方、本具体例に於ける当該色濃度係数も、当該表示しようとしている所定の表示画像情報の視点からの距離に応答して決定されるものであって、例えば、当該描画目標部位が視点から遠くにあれば、当該色濃度係数は小さくなり、近くにあれば大きくなる。
【0022】又、当該色濃度係数も、視点の距離に応じて直線的に変化させても良く、又非直線的に変化させても良い。
【0023】その為、本具体例に於ける当該デプス処理手段5は、図2に示す様に、更に、当該表示しようとしている所定の表示画像情報の視点からの距離に応答する重ね書き数を決定するデプス効果数を設定するデプス効果数設定手段53を有している事が望ましく、更には、当該デプス効果数に応答して当該デプス効果数n個目の描画位置のずれ幅を決定するずれ幅設定手段54を有している事が望ましい。
【0024】又、本具体例に於いては、後述する様に、当該デプス処理手段5には、当該デプス効果数を記憶するデプス効果数記憶手段56及び当該色濃度を薄く調整した複数の画像データをずらせながら加算処理する毎に当該処理回数をカウントするデプス効果カウンタ55が設けられている事も望ましい。
【0025】尚、図4に示す様に、本具体例に於ける当該パチンコ機の画像表示装置100に於いては、当該表示データ格納用フレームメモリ4には、通常の表示画像情報の描画データを格納する表示用領域42と、当該表示画像情報に於ける所定の視点での画像データを一時的に格納しておく 一時領域41とが設けられている事が望ましい。
【0026】次に、上記した本具体例に於ける描画処理方法の操作手順の一例を図5を参照しながら、3Dモデルを描画する場合について、詳細に説明する。
【0027】即ち、図5に於てスタート後、ステップ(S−1)に於て、表示すべき3Dモデルの選択が行われ、ステップ(S−2)に進み、当該選択された3Dモデルの描画データを演算処理によって確定する。
【0028】その後、ステップ(S−3)に於て、表示画像情報の描画に際してデプス処理を実行するか否かが判断され、NOである場合には、ステップ(S−4)に進んで、当該3Dモデルを表示データ格納用フレームメモリ4の表示用領域42に描画し、ステップ(S−5)に於て、当該描画された3Dモデルは、最後の3Dモデルであるか否かが判断される。
【0029】当該ステップ(S−5)に於てNOである場合には、当該3Dモデルの番号を1だけ歩進させ、ステップ(S−1)に戻って上記した各工程が繰り返される。
【0030】一方、ステップ(S−5)に於てYESである場合には、ステップ(S−7)に進んで、当該表示画像情報を表示してENDとなる。
【0031】一方、ステップ(S−3)に於て、当該デプス処理を実行する場合には、ステップ(S−8)に進み、当該表示データ格納用フレームメモリ4に於ける一時領域41に当該表示画像情報の描画データを格納し、ステップ(S−9)に於て、視点からの距離に応じてデプス効果数Nを設定する。
【0032】次いで、ステップ(S−10)に進み、デプス効果カウンタ55のカウント値nを初期化(n←1)し、ステップ(S−11)に進み、当該視点からの距離等によるデプス効果数n個目のずれ幅、色濃度係数を演算処理により設定する。
【0033】その後、ステップ(S−12)に於て、上記した一時領域に格納されている画像データを読み出し、ステップ(S−13)に於て、当該読みだした画像データに対して当該色濃度係数を使用して、色濃度を薄める処理を実行した後、ステップ(S−14)に於て、当該表示データ格納用フレームメモリ4に於ける表示用領域42に於て、当該画像データの目標表示部位0に対して所定のずれ幅を使用して下地と加算しながら重ね書きにより描画処理を行う。
【0034】当該下地としては、背景を示す画像データで有っても良く、又、既に描画されている画像データの少なくとも一部で有っても良い。
【0035】その後、ステップ(S−15)に進み、当該デプス効果カウンタのカウント値nと予め定められた当該デプス効果数Nとが一致したか否かが判断され、NOである場合には、ステップ(S−16)に進み、デプス効果カウント値を1だけ歩進させ(n←n+1)ステップ(S−11)に戻って上記した各工程が繰り返される。
【0036】当該ステップ(S−15)でYESの場合には、ステップ(S−5)に戻って上記した各工程が繰り返される。
【0037】次に、本発明に於ける他の具体例を図3及び図6を参照しながら詳細に説明する。
【0038】即ち、本発明に於ける第2の具体例としては、当該デプス処理手段5は、所定の表示画像情報に関する画像データそのものを描画した後に、当該描画された表示画像情報の画像データの周囲に、所定のずれ量を介して、所定の半透明係数を使用して半透明処理された複数個の当該画像データを互いに描画位置をずらせながら重ね書きする半透明処理手段57を有しているものである。
【0039】本具体例に於いては、上記した具体例と同様に、当該デプス処理手段5は、更に、当該表示しようとしている所定の表示画像情報の視点からの距離に応答する重ね書き数を決定するデプス効果数を設定するデプス効果数設定手段53及び当該デプス効果数設定値を記憶する記憶手段56が設けられる事が望ましい。
【0040】本具体例に於いては、上記の具体例と同様に、当該デプス処理手段5には、更に、当該デプス効果数に応答して当該デプス効果数n個目の描画位置に於けるずれ幅を設定するずれ幅設定手段54及び当該描画位置に於ける半透明係数を演算する半透明係数設定手段58を有している事が望ましい。
【0041】即ち、本具体例に於いては、本来の位置(描画目標位置)に所定の画像データを描画した後、視点からの距離に応じて、複数の画像データを互いにずらせながらそれぞれ下地と半透明処理により描画処理するものである。
【0042】本具体例に於いては、当該デプス処理手段5には、当該デプス効果数を記憶するデプス効果数記憶手段56及び当該半透明係数を調整した複数の画像データをずらせながら加算処理する毎に当該処理回数をカウントするデプス効果カウンタ55が設けられている事も望ましい。
【0043】次に、上記した本具体例に於ける描画処理方法の操作手順の一例を図6を参照しながら、3Dモデルを描画する場合について、詳細に説明する。
【0044】即ち、図6に於てスタート後、ステップ(S−21)に於て、表示すべき3Dモデルの選択が行われ、ステップ(S−22)に進み、当該選択された3Dモデルの描画データを演算処理によって確定する。
【0045】その後、ステップ(S−23)に於て、表示画像情報の描画に表示画像情報の描画に際してデプス処理を実行するか否かが判断され、NOである場合には、ステップ(S−24)に進んで、当該3Dモデルを表示データ格納用フレームメモリ4の表示用領域42に描画し、ステップ(S−25)に於て、当該描画された3Dモデルは、最後の3Dモデルであるか否かが判断される。
【0046】当該ステップ(S−25)に於てNOである場合には、当該3Dモデルの番号を1だけ歩進させ、ステップ(S−21)に戻って上記した各工程が繰り返される。
【0047】一方、ステップ(S−25)に於てYESである場合には、ステップ(S−27)に進んで、当該表示画像情報を表示してENDとなる。
【0048】一方、ステップ(S−23)に於て、当該デプス処理を実行する場合には、ステップ(S−28)に進み、当該表示データ格納用フレームメモリ4に於ける一時領域41に当該表示画像情報の描画データを格納し、ステップ(S−29)に於て、上記した一時領域42に格納されている画像データを読み出し、ステップ(S−30)に於て、当該読みだした画像データを当該表示領域41に描画する。
【0049】その後、ステップ(S−31)に進み、視点からの距離に応じてデプス効果数Nを設定する。
【0050】次いで、ステップ(S−32)に進み、デプス効果カウンタ55のカウント値nを初期化(n←1)し、ステップ(S−33)に進み、当該視点からの距離等によるデプス効果数n個目のずれ幅、半透明係数を演算処理により設定する。
【0051】その後、ステップ(S−34)に於て、上記した一時領域に格納されている画像データを読み出し、ステップ(S−35)に於て、当該読みだした画像データに対して当該半透明係数を使用して、、当該表示データ格納用フレームメモリ4に於ける表示用領域42に於て、当該画像データの目標表示部位0に対して所定のずれ幅を使用して下地と半透明処理をしながら重ね書きにより描画処理を行う。
【0052】その後、ステップ(S−36)に進み、当該デプス効果カウンタのカウント値nと予め定められた当該デプス効果数Nとが一致したか否かが判断され、NOである場合には、ステップ(S−37)に進み、デプス効果カウント値を1だけ歩進させ(n←n+1)ステップ(S−37)に戻って上記した各工程が繰り返される。
【0053】当該ステップ(S−36)でYESの場合には、ステップ(S−25)に戻って上記した各工程が繰り返される。
【0054】上記した各具体例の説明から明らかな様に、本発明に於けるパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法としては、基本的には、表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、画像情報を表示するに際し、所望の表示画像情報を描画処理する工程に於いてデプス処理を行うことを特徴とするものであり、一具体例としては、当該デプス処理は、所定の表示画像情報に関する画像データに於ける色濃度を薄く調整した複数個の画像データを、互いに描画位置をずらせながら重ね書きする事を特徴とするものであり、又、他の具体例としては、当該デプス処理は、所定の表示画像情報に関する画像データそのものを描画した後に、当該描画された表示画像情報の画像データの周囲に、所定のずれ量を介して、所定の半透明係数を使用して半透明処理された複数個の当該画像データを互いに描画位置をずらせながら重ね書きする事を特徴とするものである。
【0055】又、上記した本発明に於ては、何れの具体例に於いても、当該デプス処理に於いて、デプス効果数記憶手段に記憶されている当該デプス効果数と、当該半透明係数が設定された複数の画像データをずらせながら加算処理する毎に当該処理回数をカウントするデプス効果カウンタのカウント値を比較することによって、当該表示画像情報の描画処理を制御する様に構成されている事が望ましい。
【0056】本発明に於ける上記したパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法の基本的な操作手順としては、表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、所定の数のフレームから構成された画像情報を表示するに際し、選択された表示画像情報に対する描画処理の種類を選択する第1の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行するか否かを判断する第2の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行しない場合には、当該表示画像情報を通常の描画処理する第3の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行する場合には、当該表示画像情報を一時領域に格納する為に描画処理を行う第4の工程、当該表示画像情報に於ける表示しようとする画像位置の視点からの距離に応答して、重ね書きに使用される画像データの数を設定するデプス効果数を決定する第5の工程、当該デプス効果数に基づいて、当該画像位置に於ける画像データの色濃度係数及び当該画像データを描画するずれ幅をそれぞれ演算処理して決定する第6の工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を読み出す第7の工程、当該読み出された表示画像情報の画像データに対して設定された色濃度係数を使用して当該画像データの色濃度調整する第8の工程、当該色濃度を調整された当該画像データを、設定されたずれ幅の情報に従って決定される位置に、下地の加算しながら描画する第9の工程、とから構成されているパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法であり、又別の具体例に関しては、表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、所定の数のフレームから構成された画像情報を表示するに際し、選択された表示画像情報に対する描画処理の種類を選択する第1Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行するか否かを判断する第2Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行しない場合には、当該表示画像情報を通常の描画処理する第3Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行する場合には、当該表示画像情報を一時領域に格納する為に描画処理を行う第4Aの工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を読み出して表示領域に描画する第5Aの工程、当該表示画像情報に於ける表示しようとする画像位置の視点からの距離に応答して、重ね書きに使用される画像データの数を設定するデプス効果数を決定する第6Aの工程、当該デプス効果数に基づいて、当該画像位置に於ける画像データの半透明係数及び当該画像データを描画するずれ幅をそれぞれ演算処理して決定する第7Aの工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を再度読み出す第8Aの工程、当該第8Aの工程で読み出された所定の視点に於ける表示画像情報の画像データに対して当該設定された半透明係数を使用して、当該所定の視点に於ける表示画像情報の画像データの周辺で、当該設定されたずれ幅の情報に従って決定される位置に、半透明処理しながら描画する第9Aの工程、とから構成されているパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法である。
【0057】又、本発明に於ける別の態様としては、表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、所定の数のフレームから構成された画像情報を表示するに際し、選択された表示画像情報に対する描画処理の種類を選択する第1の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行するか否かを判断する第2の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行しない場合には、当該表示画像情報を通常の描画処理する第3の工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行する場合には、当該表示画像情報を一時領域に格納する為に描画処理を行う第4の工程、当該表示画像情報に於ける表示しようとする画像位置の視点からの距離に応答して、重ね書きに使用される画像データの数を設定するデプス効果数を決定する第5の工程、当該デプス効果数に基づいて、当該画像位置に於ける画像データの色濃度係数及び当該画像データを描画するずれ幅をそれぞれ演算処理して決定する第6の工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を読み出す第7の工程、当該読み出された表示画像情報の画像データに対して設定された色濃度係数を使用して当該画像データの色濃度調整する第8の工程、当該色濃度を調整された当該画像データを、設定されたずれ幅の情報に従って決定される位置に、下地の加算しながら描画する第9の工程、とから構成されているパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法をコンピュータに実行させる為のプログラムであり、又、更に別の態様としては、表示手段を有するパチンコ機の画像表示装置に於て、当該表示手段に、所定の数のフレームから構成された画像情報を表示するに際し、選択された表示画像情報に対する描画処理の種類を選択する第1Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行するか否かを判断する第2Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行しない場合には、当該表示画像情報を通常の描画処理する第3Aの工程、当該選択された表示画像情報に対しデプス処理を実行する場合には、当該表示画像情報を一時領域に格納する為に描画処理を行う第4Aの工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を読み出して表示領域に描画する第5Aの工程、当該表示画像情報に於ける表示しようとする画像位置の視点からの距離に応答して、重ね書きに使用される画像データの数を設定するデプス効果数を決定する第6Aの工程、当該デプス効果数に基づいて、当該画像位置に於ける画像データの半透明係数及び当該画像データを描画するずれ幅をそれぞれ演算処理して決定する第7Aの工程、当該一時領域に格納されている表示画像情報から所定の視点に於ける表示画像情報を再度読み出す第8Aの工程、当該第8Aの工程で読み出された所定の視点に於ける表示画像情報の画像データに対して当該設定された半透明係数を使用して、当該所定の視点に於ける表示画像情報の画像データの周辺で、当該設定されたずれ幅の情報に従って決定される位置に、半透明処理しながら描画する第9Aの工程、とから構成されているパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法をコンピュータに実行させる為のプログラムである。
【0058】尚、本発明は様々なアプリケーションソフトに対応可能な基本アーキテクチャである。
【発明の効果】本発明に係る当該パチンコ機の画像表示装置及びパチンコ機の画像表示装置に於ける画像表示方法は、上記した様な技術構成を採用している事から、描画時にデプス処理を行う事によって、パチンコ機の画像表示装置に於て、焦点距離によってピントが合ったり、ピントがボケたりするレンズの光学特性を再現することが可能となり、例えば、ピントが投影面に設定されると、投影面に近い物体に関してピントが合っている様に表現され、投影面から遠い物体に関しては、ぼかして表現されるので、奥行き感が出て、よりリアル感が向上する事になる。又、従来の方法の様に、視線をずらせて再計算を行わない方法を使用しているので、計算時間を短縮する事が可能であり、それによって、描画可能な画像が増加し、高度で多彩な演出が可能となる。
【出願人】 【識別番号】599052369
【氏名又は名称】新日エレクトロニクス株式会社
【出願日】 平成14年2月5日(2002.2.5)
【代理人】 【識別番号】100071755
【弁理士】
【氏名又は名称】斉藤 武彦 (外1名)
【公開番号】 特開2003−225429(P2003−225429A)
【公開日】 平成15年8月12日(2003.8.12)
【出願番号】 特願2002−28818(P2002−28818)