| 【発明の名称】 |
パチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置とそのアウトライン切り出し方法及びそのコンピュータプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】紫谷 毅
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| 【要約】 |
【課題】特別な回路を付加することなく、3Dモデルの輪郭を滑らかに表現し、これにより、遊技者に対して、鮮明な画像を提供するパチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置を提供する。
【解決手段】画像を表示するための表示装置のピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリ11と、ピクセルに対応して設けられ、表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリ12と、ピクセルに対応して設けられ、表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリ13と、第3のメモリ13上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、奥行情報が変化しているピクセルがあれば、奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、検出結果を第2のメモリ12に格納するように構成したアウトライン検出手段(ステップS6)とで構成したことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 画像を表示するための表示装置のピクセルと、前記ピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリとを備えたパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し方法であって、前記第1のメモリ上に第1の画像の色データを格納する第1の工程と、前記第2のメモリを初期化する第2の工程と、前記第3のメモリを初期化する第3の工程と、前記第1のメモリ上に第2の画像の色データを上書きして格納すると共に、前記第3のメモリ上に前記第2の画像の奥行情報を格納する第4の工程と、前記第3のメモリ上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報が変化しているピクセルがあれば、前記奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、検出結果を前記第2のメモリに格納する第5の工程と、を少なくとも含むことを特徴とするパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し方法。 【請求項2】 前記第2のメモリ上でアウトラインとして検出されたピクセル位置における前記第1のメモリ上のピクセルのジャギ除去処理を行う第6の工程と、前記第1のメモリ上に格納された色データを前記表示装置上に表示する第7の工程と、を更に設けたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し方法。 【請求項3】 画像を表示するための表示装置のピクセルと、前記ピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリとを備えたパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し方法であって、前記第1のメモリ上に第1の画像の色データを格納する第1の工程と、前記第2のメモリを初期化する第2の工程と、前記第3のメモリを初期化する第3の工程と、前記第1のメモリ上に第2の画像の色データを上書きして格納すると共に、前記第3のメモリ上に前記第2の画像の奥行情報を格納する第4の工程と、前記第3のメモリ上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報が変化しているピクセルがあれば、前記奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、検出結果を前記第2のメモリに格納し、更に、アウトラインとして検出されたピクセル位置における前記第1のメモリ上のピクセルのジャギ除去処理を行う第5の工程と、を少なくとも含むことを特徴とするパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し方法。 【請求項4】 前記第1のメモリ上に格納された色データを前記表示装置上に表示する第6の工程を更に含むことを特徴とする請求項3記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し方法。 【請求項5】 前記第3〜第5の工程を繰り返し実行することで、三つ以上の画像を重ねて描画することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し方法。 【請求項6】 画像を表示するための表示装置のピクセルと、前記ピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリとを備えたパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し用のコンピュータプログラムであって、前記第1のメモリ上に第1の画像の色データを格納する第1の手順と、前記第2のメモリを初期化する第2の手順と、前記第3のメモリを初期化する第3の手順と、前記第1のメモリ上に第2の画像の色データを上書きして格納すると共に、前記第3のメモリ上に前記第2の画像の奥行情報を格納する第4の手順と、前記第3のメモリ上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報が変化しているピクセルがあれば、前記奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、検出結果を前記第2のメモリに格納する第5の手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。 【請求項7】 前記第2のメモリ上でアウトラインとして検出されたピクセル位置における前記第1のメモリ上のピクセルのジャギ除去処理を行う第6の手順と、前記第1のメモリ上に格納された色データを前記表示装置上に表示する第7の手順と、を更に設けたことを特徴とする請求項6記載のプログラム。 【請求項8】 画像を表示するための表示装置のピクセルと、前記ピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリとを備えたパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し用のコンピュータプログラムであって、前記第1のメモリ上に第1の画像の色データを格納する第1の手順と、前記第2のメモリを初期化する第2の手順と、前記第3のメモリを初期化する第3の手順と、前記第1のメモリ上に第2の画像の色データを上書きして格納すると共に、前記第3のメモリ上に前記第2の画像の奥行情報を格納する第4の手順と、前記第3のメモリ上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報が変化しているピクセルがあれば、前記奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、更に、アウトラインとして検出されたピクセル位置における前記第1のメモリ上のピクセルのジャギ除去処理を行う第5の手順と、を少なくとも含むことを特徴とするプログラム。 【請求項9】 前記第1のメモリ上に格納された色データを前記表示装置上に表示する第6の手順を更に含むことを特徴とする請求項8記載のプログラム。 【請求項10】 前記第3〜第5の手順を繰り返し実行することで、三つ以上の画像を重ねて描画することを特徴とする請求項6乃至9の何れかに記載のプログラム。 【請求項11】 第1の画像上に第2の画像を重ね書きし、描画した前記第1の画像及び第2の画像のアウトラインを切り出すパチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置であって、画像を表示するための表示装置のピクセルと、前記ピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリと、前記第3のメモリ上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報が変化しているピクセルがあれば、前記奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、検出結果を前記第2のメモリに格納するように構成したアウトライン検出手段と、前記第1のメモリ上の色データを前記表示装置上に表示する表示手段と、で構成したことを特徴とするパチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置。 【請求項12】 前記第2のメモリ上でアウトラインとして検出されたピクセル位置における前記第1のメモリ上のピクセルのジャギ除去処理を行うジャギ除去処理手段を更に備えていることを特徴とする請求項11記載のパチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置とそのアウトライン切り出し方法に関する。 【0002】 【従来の技術】3Dモデルを描画する場合、ポリゴン単位で描画するため、アウトライン(エッジ)の検出が困難で時間がかかる。故に、描画処理時間に制限のある画像表示装置では、背景と3Dモデルの境界である3Dモデルのアウトラインに発生するジャギ(ギザギザ感)の除去を行っていなかった。このため、描画した3Dモデルと背景画像との境界にジャギが残り、見苦しかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、特別な回路を付加することなく、3Dモデルの輪郭を滑らかに表現し、以て、鮮明な画像を提供する新規なパチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置とそのアウトライン切り出し方法を提供するものである。 【0004】また、本発明の他の目的は、パチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置用のコンピュータプログラムを提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を達成するため、基本的には、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。 【0006】即ち、本発明に係わるパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し方法の第1態様は、画像を表示するための表示装置のピクセルと、前記ピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリとを備えたパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し方法であって、前記第1のメモリ上に第1の画像の色データを格納する第1の工程と、前記第2のメモリを初期化する第2の工程と、前記第3のメモリを初期化する第3の工程と、前記第1のメモリ上に第2の画像の色データを上書きして格納すると共に、前記第3のメモリ上に前記第2の画像の奥行情報を格納する第4の工程と、前記第3のメモリ上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報が変化しているピクセルがあれば、前記奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、検出結果を前記第2のメモリに格納する第5の工程と、を少なくとも含むことを特徴とするものであり、叉、第2態様は、前記第2のメモリ上でアウトラインとして検出されたピクセル位置における前記第1のメモリ上のピクセルのジャギ除去処理を行う第6の工程と、前記第1のメモリ上に格納された色データを前記表示装置上に表示する第7の工程と、を更に設けたことを特徴とするものであり、叉、第3態様は、画像を表示するための表示装置のピクセルと、前記ピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリとを備えたパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し方法であって、前記第1のメモリ上に第1の画像の色データを格納する第1の工程と、前記第2のメモリを初期化する第2の工程と、前記第3のメモリを初期化する第3の工程と、前記第1のメモリ上に第2の画像の色データを上書きして格納すると共に、前記第3のメモリ上に前記第2の画像の奥行情報を格納する第4の工程と、前記第3のメモリ上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報が変化しているピクセルがあれば、前記奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、検出結果を前記第2のメモリに格納し、更に、アウトラインとして検出されたピクセル位置における前記第1のメモリ上のピクセルのジャギ除去処理を行う第5の工程と、を少なくとも含むことを特徴とするものであり、叉、第4態様は、前記第1のメモリ上に格納された色データを前記表示装置上に表示する第6の工程を更に含むことを特徴とするものであり、叉、第5態様は、前記第3〜第5の工程を繰り返し実行することで、三つ以上の画像を重ねて描画することを特徴とするものである。 【0007】又、本発明に係わるパチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置用のコンピュータプログラムの第1態様は、画像を表示するための表示装置のピクセルと、前記ピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリとを備えたパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し用のコンピュータプログラムであって、前記第1のメモリ上に第1の画像の色データを格納する第1の手順と、前記第2のメモリを初期化する第2の手順と、前記第3のメモリを初期化する第3の手順と、前記第1のメモリ上に第2の画像の色データを上書きして格納すると共に、前記第3のメモリ上に前記第2の画像の奥行情報を格納する第4の手順と、前記第3のメモリ上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報が変化しているピクセルがあれば、前記奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、検出結果を前記第2のメモリに格納する第5の手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、叉、第2態様は、前記第2のメモリ上でアウトラインとして検出されたピクセル位置における前記第1のメモリ上のピクセルのジャギ除去処理を行う第6の手順と、前記第1のメモリ上に格納された色データを前記表示装置上に表示する第7の手順と、を更に設けたことを特徴とするプログラムであり、叉、第3態様は、画像を表示するための表示装置のピクセルと、前記ピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリとを備えたパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し用のコンピュータプログラムであって、前記第1のメモリ上に第1の画像の色データを格納する第1の手順と、前記第2のメモリを初期化する第2の手順と、前記第3のメモリを初期化する第3の手順と、前記第1のメモリ上に第2の画像の色データを上書きして格納すると共に、前記第3のメモリ上に前記第2の画像の奥行情報を格納する第4の手順と、前記第3のメモリ上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報が変化しているピクセルがあれば、前記奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、更に、アウトラインとして検出されたピクセル位置における前記第1のメモリ上のピクセルのジャギ除去処理を行う第5の手順と、を少なくとも含むことを特徴とするプログラムであり、叉、第4態様は、前記第1のメモリ上に格納された色データを前記表示装置上に表示する第6の手順を更に含むことを特徴とする請求項8記載のプログラムであり、叉、第5態様は、前記第3〜第5の手順を繰り返し実行することで、三つ以上の画像を重ねて描画することを特徴とするプログラムである。 【0008】又、本発明に係わるパチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置の第1態様は、第1の画像上に第2の画像を重ね書きし、描画した前記第1の画像及び第2の画像のアウトラインを切り出すパチンコ機の画像表示装置に於ける描画画像のアウトライン切り出し装置であって、画像を表示するための表示装置のピクセルと、前記ピクセルに対応して設けられ、表示画像の色データを格納するための第1のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像のアウトラインの情報を格納するための第2のメモリと、前記ピクセルに対応して設けられ、前記表示画像の奥行情報を格納する第3のメモリと、前記第3のメモリ上で、奥行情報が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報が変化しているピクセルがあれば、前記奥行情報が変化しているピクセルを中心にして、アウトラインの検出を行い、検出結果を前記第2のメモリに格納するように構成したアウトライン検出手段と、前記第1のメモリ上の色データを前記表示装置上に表示する表示手段と、で構成したことを特徴とするものであり、叉、第2態様は、前記第2のメモリ上でアウトラインとして検出されたピクセル位置における前記第1のメモリ上のピクセルのジャギ除去処理を行うジャギ除去処理手段を更に備えていることを特徴とするものである。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わるパチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置とそのアウトライン切り出し方法及びそのコンピュータプログラムの具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。 【0010】図1は、本発明に係わるアウトラインの切り出しを説明するための図、図2は、アウトラインを検出するための手順を示すフローチャート、図3は、図2のアウトライン検出部の手順を示すフローチャート、図6は、アウトライン検出の流れを示した図、図7〜図10は、ジャギ除去処理の具体例を示す図である。 【0011】初めに、図1を用いて、アウトライン検出の手順について説明する。 【0012】この例では、背景画像1上にモデル(自動車の絵)2を重ねて描画する際の、アウトライン(輪郭)の検出方法について示している。 【0013】先ず、カラーエリア(第1のメモリ)11に背景画像1の色データを格納する(図1(a))。次に自動車の絵2のアウトラインを検出するために、アウトラインバッファ(第2のメモリ)12とZバッファ(第3のメモリ)13とを用意し、二つのバッファ12、13を初期化する。アウトラインバッファ12は、モデルのアウトラインデータを格納するメモリであり、Zバッファ13は、モデル2の奥行情報(Z値)を格納するメモリである。アウトラインバッファ12を初期化する場合、アウトラインバッファ12に、例えば、「0」をセットする(図1(d))。また、Zバッファ13には、モデル2の奥行情報(Z値)を格納し、且つ、奥行情報(Z値)の値が、背景Z値から変化した点をアウトラインとして検出するためのバッファであるから、初期値としては、検出を容易にするための値、例えば、負の値「−1」をセットする(図1(c))。 【0014】この状態において、カラーエリア11にモデル(自動車の絵)2の色データを格納すると共に(図1(b))、Zバッファ13に、モデル2の奥行情報(Z値)をセットする(図1(c))。そして、Z値が変化しているピクセル、図1(c)では、Z値が、それぞれ「18」、「15」、「13」、「12」、「10」のピクセルをモデル2のアウトラインとして検出し、該当するアウトラインバッファ12に、アウトラインを示す値「1」を書き込む。 【0015】この例では、「12」のピクセルもアウトラインとして検出しているが、Z値の検索方向を限定して、「12」のピクセルをアウトラインとしない手法も有り得る。 【0016】また、図示していないが、更に、別のモデルを重ね書きする場合にも同様に、Zバッファ13を初期化した後、当該モデルのZ値をセットすると共に、重ね書きする画像の色データをカラーエリア11に格納する。そして、セットしたZ値と背景Z値とを比較することで、アウトラインになるピクセルを検出し、検出した結果をアウトラインバッファ12に書き込む。 【0017】そして、全ての描画が終了すると、検出したアウトラインについて、後述するようなジャギ除去処理を行い、その後、カラーエリアの色データを表示装置に送ることで、所定の画像の表示を行う。 【0018】なお、第1〜第3のメモリは、それぞれ画像を表示するための表示装置のピクセルに対応するように構成されている。 【0019】図2及び図3は、この動作を示したフローチャートである。 【0020】上記したように、第1のメモリ11上に第1の画像(背景画像)1の色データを格納し(ステップS1)、次に、第2のメモリ12を初期化し(ステップS2)、更に、第3のメモリ13を初期化する(ステップS3)。 【0021】次に、第1のメモリ11上に第2の画像(モデル)2の色データを上書きして格納すると共に、前記第3のメモリ(Zバッファ)13上に前記第2の画像(モデル)2の奥行情報(Z値)を格納する(ステップS4)。 【0022】そして、第3のメモリ(Zバッファ)13上で、奥行情報(Z値)が変化しているピクセルを探索し、前記奥行情報(Z値)が変化しているピクセルがあれば、この奥行情報が変化しているピクセル100を中心にして、アウトラインの検出を行い、検出結果を第2のメモリ(アウトラインバッファ)12に格納する(ステップS5、S6)。全てのピクセルで、上記した探索が終わり、全ての3Dモデルの描画が終了すると(ステップS8、S9)、第2のメモリ12上でアウトラインとして検出されたピクセル位置における第1のメモリ11上のピクセルのジャギ除去処理を行い(ステップS10)、その後、第1のメモリ11上に格納された色データを表示装置上に表示することで表示動作が完了し(ステップS11)、次のフレームの表示に移る。 【0023】図3は、ステップS7のアウトライン検出処理部の詳細なフローチャートである。 【0024】先ず、奥行情報が変化しているピクセル100を検出した時、ピクセル100の近傍8点(a〜h点)に、背景Z値「−1」の点があるか否かを調べる(ステップS70、S71)。背景Z値「−1」の点がある場合、その点が、アウトラインバッファ12上で、アウトラインになっていない場合、その点をアウトラインとして、アウトラインバッファ12に「1」をセットする(ステップS72、S73)。そして、先ず、a点のZ値が背景Z値に等しくないか、等しいかが調べられる(ステップS74)。a点のZ値が背景Z値に等しくない場合(ステップS74)、a点を中心として、アウトライン検出を行う(ステップS75)。この場合、ステップS75は、図3のプログラムを再帰呼び出しするように構成されている。ステップS74において、a点のZ値が背景Z値に等しい場合、次に、b点についてa点と同様に処理される。即ち、b点のZ値が背景Z値に等しくないか、等しいかが調べられる(ステップS76)。b点のZ値が背景Z値に等しくない場合、b点を中心として、アウトライン検出を行う(ステップS77)。この場合も、ステップS77は、図3のプログラムを再帰呼び出しするように構成されている。このようにして、Z値が変化しているピクセル100を検出した時、ピクセル100の近傍のa〜h点について、アウトラインの検出を行い、アウトラインを検出した時、アウトラインバッファ12に、アウトラインを示すデータ「1」をセットする。 【0025】図2、図3では、ステップS7において、アウトライン検出のみ行ったが、図4、図5では、同ステップにおいて、アウトライン検出を行うと共に、ジャギ除去処理を実行するように構成したものである。従って、図4には、図2のステップS10に相当するステップを削除してある。また、図5に示したアウトライン検出及びジャギ除去処理部分のフローチャートでは、アウトラインバッファに、アウトラインを検出した時、ジャギ除去処理を行い、ジャギ除去処理を行うと、処理済みのデータが格納するように構成した点以外の構成は、図3のフローチャートと同じである。 【0026】図7〜図9は、ジャギ除去処理の具体例を示したものである。 【0027】図7は、中心のピクセルの周囲のピクセルで、Z値が背景Z値であるピクセルのカラー値を、背景とモデルのカラー値でブレンド処理した例である。 【0028】図8は、中心ピクセルを、背景とモデルのカラー値でブレンド処理した例である。 【0029】図9は、中心のピクセルの周囲のピクセルで、Z値が背景Z値であるピクセルの内、近傍8点でZ値が書き換わっているピクセルが2点以上あるピクセルのカラー値を、背景とモデルのカラー値でブレンド処理した例である。 【0030】図10は、中心のピクセル、及び、その周囲のピクセルでZ値が背景Z値であるピクセルの両方のカラー値を、背景とモデルのカラー値を所定の割合でブレンド処理した例である。 【0031】なお、上記した例は、ジャギ除去処理の一例であり、ジャギ除去処理が出来れば、どのような方法でジャギ除去処理を行っても良い。 【0032】本発明においては、奥行情報が変化しているピクセルとは、背景Z値との境界にあるピクセルを、「奥行情報が変化しているピクセル」と定義した。 【0033】なお、本発明は、様々なアプリケーションソフトに対応可能なオペレーティングシステムである。 【0034】 【発明の効果】本発明に係わるパチンコ機の画像表示装置に於けるアウトライン切り出し装置とそのアウトライン切り出し方法は、上述のように構成したので、特別な回路を付加することなく、3Dモデルの輪郭を滑らかに表現し、これにより、遊技者に対して、鮮明な画像を提供することができるようになった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599052369 【氏名又は名称】新日エレクトロニクス株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年2月1日(2002.2.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071755 【弁理士】 【氏名又は名称】斉藤 武彦 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−225418(P2003−225418A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−25782(P2002−25782) |
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