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【発明の名称】 スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法及び画像表示プログラム
【発明者】 【氏名】冨田 穣太

【要約】 【課題】限られた少ない階調数で画像表示を行ってもモアレが発生する事が無く、小型で、メモリ容量を低減させる事が可能な、ゲーム機並の画像の鮮明さと多彩で複雑な画像を高速で表示しうる能力を有する経済的なスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置を提供する。

【解決手段】スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100に於て、画像を表示する表示手段200を設けると共に、当該表示手段200には、表示しようとする原表示画像情報に所定のディザ処理を行った後のディザ処理画像情報が表示される様に構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表示手段を持つスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、表示しようとする原表示画像情報に所定のディザ処理を行ったディザ処理表示画像情報が表示される様に構成されている事を特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項2】 当該表示手段に表示される際の当該ディザ処理表示画像情報のデータサイズが、当該原表示画像情報のデータサイズよりも小さい事を特徴とする請求項1記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項3】 当該表示手段に表示される際の当該ディザ処理表示画像情報のデータサイズが、画像演算処理後の表示画像情報のデータサイズよりも小さい事を特徴とする請求項1記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項4】 当該ディザ処理は、当該原表示画像情報に所定の画像処理操作を行った表示画像情報に対して実行されるものである事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項5】 当該ディザ処理は、当該表示画像情報の各画素データに対して、予め定められた特定のディザデータを加算する処理を行うものである事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項6】 当該特定のディザデータは、予め定められた特定のディザパターンを有しているものである事を特徴とする請求項5に記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項7】 当該ディザ処理表示画像情報は、当該ディザ処理によって、所定のディザデータが加算された当該画像情報にデータサイズ変換を施す事によって構成されたものである事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項8】 当該ディザパターンは、ソフトウェアを使用して任意に設定する事が可能である事を特徴とする請求項6記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項9】 当該ディザ処理は、当該表示画像情報を構成するそれぞれの画素部を構成するR、G、Bの各画像データのそれぞれに対して互いに独立して実行される様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項10】 当該R、G、Bの各画像データに対して実行される当該ディザ処理におけるそれぞれのディザデータは、少なくとも一つのディザデータが他のディザデータと異なっている事を特徴とする請求項9記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項11】 当該ディザ処理は、当該表示画像情報を構成するそれぞれの画素部を構成するR、G、Bの各画像データのそれぞれに対して共通のディザデータで処理が実行される様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項12】 所定の表示画像情報の描画情報を作成する描画装置、当該所定の原表示画像情報を記憶しているCGメモリ手段、当該CGメモリ手段から供給される当該原表示画像情報と当該描画装置から供給される描画情報とから、表示用の表示画像情報を作成する画像演算手段、ディザデータを記憶しているディザデータ記憶手段、当該画像演算手段により作成された表示画像情報に対して、当該ディザデータ記憶手段のディザデータを使用してディザ処理を実行してディザ処理表示画像情報を形成するディザ処理手段、当該ディザ処理表示画像情報を記憶する表示データ格納用フレームメモリ手段、当該ディザ処理表示画像情報を表示手段に出力する機能を有する画像表示制御手段、表示手段及び上記した各手段を集中的に駆動制御する駆動制御手段とから構成されている事を特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項13】 当該ディザ処理は、当該表示画像情報に対して予め定められたディザデータを加算するディザデータ加算手段及び当該ディザデータが加算された当該表示画像情報の各ピクセルに於ける表示画像データのデータサイズを変換するデータサイズ変換手段とから構成されている事を特徴とする請求項12記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項14】 表示手段を持つスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、表示しようとする原表示画像情報に所定のディザ処理を行ってディザ処理表示画像情報を形成した後、当該ディザ処理表示画像情報を当該表示手段に表示する様に構成されている事を特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法。
【請求項15】 当該表示手段に表示される際の当該ディザ処理表示画像情報のデータサイズを、当該原表示画像情報のデータサイズよりも小さくなるように処理する事を特徴とする請求項14記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項16】 当該表示手段に表示される際の当該ディザ処理表示画像情報のデータサイズを、画像演算処理後の表示画像情報のデータサイズよりも小さくなるように処理する事を特徴とする請求項14記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項17】 当該ディザ処理は、当該原表示画像情報に所定の画像処理操作を行った表示画像情報に対して実行されるものである事を特徴とする請求項14乃至16の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項18】 当該ディザ処理は、当該表示画像情報の各画素データに対して、予め定められた特定のディザデータを加算する処理を行う事を特徴とする請求項14乃至17の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法。
【請求項19】 当該特定のディザデータは、予め定められた特定のディザパターンを有しているものである事を特徴とする請求項18に記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法。
【請求項20】 当該ディザ処理は、当該表示画像情報の各画素データに対して、予め定められた特定のディザデータを加算する処理を行った後に、当該各画素に於ける画素データのデータサイズを変換する事を特徴とする請求項14乃至19の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法。
【請求項21】 当該ディザ処理は、当該表示画像情報を構成するそれぞれの画素部を構成するR、G、Bの各画像データのそれぞれに対して互いに独立して実行する事を特徴とする請求項14乃至20の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項22】 当該R、G、Bの各画像データに対して実行される当該ディザ処理におけるそれぞれのディザデータは、少なくとも一つのディザデータが他のディザデータと異る様に構成する事を特徴とする請求項20記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項23】 当該ディザ処理は、当該表示画像情報を構成するそれぞれの画素部を構成するR、G、Bの各画像データのそれぞれに対して共通のディザデータで処理が実行する様に構成されている事を特徴とする請求項14乃至20の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項24】 所定の原表示画像情報をCGメモリ手段に記憶する第1の工程、当該原表示画像情報の描画情報を描画装置で作成する第2の工程、当該描画装置から出力されるソース座標等の指示に基づいて、所定の原表示画像情報(CGデータ)を画像演算手段に送信して表示画像情報を形成する第3の工程、当該表示画像情報に対してディザデータメモリに記憶されている適宜のディザデータを使用して、ディザ処理を実行し、ディザ処理表示画像情報を形成する第4の工程、当該ディザ処理表示画像情報を表示データ格納用フレームメモリ手段に記憶する第5の工程、表示用のディザ処理表示画像情報を当該表示データ格納用フレームメモリ手段から読みだす第6の工程、及び当該表示用ディザ処理表示画像情報を所定の表示手段に表示する第7の工程とから構成されている事を特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項25】 当該ディザ処理は、当該表示画像情報の各画素データに対して、予め定められた特定のディザデータを加算する処理と、当該予め定められた特定のディザデータを加算する処理を行った後に、当該各画素に於ける画素データのデータサイズを変換する処理とを含んでいる事を特徴とする請求項24記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法。
【請求項26】 当該特定のディザデータは、予め定められた特定のディザパターンを有しているものである事を特徴とする請求項25に記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法。
【請求項27】 所定の原表示画像情報をCGメモリ手段に記憶する第1の工程、当該原表示画像情報の描画情報を描画装置で作成する第2の工程、当該描画装置から出力されるソース座標等の指示に基づいて、所定の原表示画像情報(CGデータ)を画像演算手段に送信して表示画像情報を形成する第3の工程、当該表示画像情報に対してディザデータメモリに記憶されている適宜のディザデータを使用して、ディザ処理を実行し、ディザ処理表示画像情報を形成する第4の工程、当該ディザ処理表示画像情報を表示データ格納用フレームメモリ手段に記憶する第5の工程、表示用のディザ処理表示画像情報を当該表示データ格納用フレームメモリ手段から読みだす第6の工程、及び当該表示用ディザ処理表示画像情報を所定の表示手段に表示する第7の工程とから構成されている構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法をコンピュータに実行させる為のプログラム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシーン又はパチスロ機に於ける動画像情報の画像表示装置及び動画像情報の表示方法に関し、特に詳しくは、スロットマシーン又はパチスロ機に於ける画像表示装置に於いて、少ない階調数で画像処理を行ってもモアレの発生がなく、デバイス面及びコスト面で制約の大きいスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て高画質の画像の描画を可能とするスロットマシーン又はパチスロ機に於ける画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来に於いては、鮮明な画像を得ようとすると、ピクセル単位で、必要な画像情報を処理する必要が発生する為に、処理速度を上げる必要があるが、その結果、画像処理回路、及び情報記憶回路等を大型のものにする必要があり、膨大な集積回路を使用しなければならないと言うように、当該スロットマシーン又はパチスロ機の製造コストを増加させる原因となっていたと同時に、既成のスロットマシーン又はパチスロ機に於ける限られた空間内に当該画像処理回路を組み込むことが不可能となり、実現性に乏しいものとなっていた。更に、一般に、所定の画像表示装置に於て、画像を表示する場合、例えば、フルカラー画像を表示する場合には、最近では32ビットのデータサイズを持つ画像情報を使用して、必要な画像処理を施した後でも32ビットのデータサイズを持つ画像情報であれば、所定の表示手段に表示しても何等問題もなく、中間調を表現する場合も問題なく表示出来る。
【0003】然しながら、当該スロットマシーン又はパチスロ機に於いては、上記した様な、メモリ数、サイズ等ハード面での大きな制約があることから、あまり大きなデータサイズの画像情報を表示する事が難しいので、RAM等の容量を減らす目的で、例えば上記した様な32ビットのデータサイズを持つ画像情報を原画像として採用した場合には、そのデータサイズを例えば16ビットのデータサイズに縮小して表示する事が良く行われている。
【0004】或いは、原表示画像が16ビットである場合でも、当該中間調を仔細に表現する場合には、画像演算手段等で必要な演算処理を行った場合には、小数点を使用した画像データを使用せざるを得ない場合があり、この場合にも必然的に、32ビットのデータサイズを使用することになる。
【0005】然しながら、このように32ビットフルカラーの画像データを16ビットのフルカラーで表示させるとモアレが発生してしまい、画像の画質を著しく劣化させてしまう事になる。
【0006】その原因としては、図2(A)に示すように、画像演算手段に於て、表示用画像情報を形成する場合、特に中間調表示部分が小数点を持つデータとなる。
【0007】かかる小数点を持つデータについて、例えば32ビットのフルカラー表示画像データを16ビットのフルカラー画像データに、データサイズを変換する変換処理すると、通常では、小数点以下のデータが自動的に切捨てられる処理が行われるので、その結果、図2(B)に示す様なデータ構成となり、中間調部分が消滅するので、その部分にモアレが発生する事になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、一般のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於いて、限られた少ない階調数で画像表示を行ってもモアレが発生する事が無く、小型で、メモリ容量を低減させる事が可能な、ゲーム機並の画像の鮮明さと多彩で複雑な画像を高速で表示しうる能力を有する経済的なスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決する手段】本発明は上記した目的を達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。即ち、本発明に係る第1の態様としては、表示手段を持つスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、表示しようとする原表示画像情報に所定のディザ処理を行った後のディザ処理表示画像情報が表示される様に構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置であり、又、本発明に係る第2の態様としては、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、表示しようとする原表示画像情報に所定のディザ処理を行い、当該原表示画像情報のデータサイズ若しくは画像演算処理後の表示画像情報のデータサイズと異なるデータサイズに変換し、ディザ処理表示画像情報を形成した後、当該ディザ処理表示画像情報を当該表示手段に表示する様に構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法或いはスロットマシーン又はパチスロ機に於ける画像表示装置は、上記の様な技術構成を採用しているので、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、スロットマシーン又はパチスロ機に於ける厳しいハード面及びコスト面の制約の中で、少ないメモリ容量を使用し且つ少ない階調数を使用して、モアレの発生を防止し、画像の品質を高めると同時に、画像表示内容によりリアル性を持たせ、その結果、スロットマシーン又はパチスロ機の遊技者は高度な描画画像により満足感を得ることが出来るスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法が提供されるのである。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係るスロットマシーン又はパチスロ機に於ける画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法の具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】即ち、図1は、本発明に係るスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置の一具体例の構成を示すブロックダイアグラムであって、図中、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100に於て、画像を表示する表示手段200を設けると共に、当該表示手段200には、表示しようとする原表示画像情報に所定のディザ処理を行った後のディザ処理表示画像情報が表示される様に構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100が示されている。
【0013】本発明にかかるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100のより詳細な構成としては、所定の原表示画像情報の描画情報を作成する描画装置1、当該所定の原表示画像情報を記憶しているCGメモリ手段2、当該CGメモリ手段2から供給される当該原表示画像情報と当該描画装置1から供給される描画情報とから、表示用の表示画像情報を作成する画像演算手段3、ディザデータを記憶しているディザデータ記憶手段4、当該画像演算手段3により作成された表示画像情報に対して、当該ディザデータ記憶手段4のディザデータを使用してディザ処理を実行してディザ処理表示画像情報を形成するディザ処理手段5、当該ディザ処理表示画像情報を記憶する表示データ格納用フレームメモリ手段6、当該ディザ処理表示画像情報を表示手段200に出力する機能を有する画像表示制御手段43、表示手段200及び上記した各手段を集中的に駆動制御する駆動制御手段7とから構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100である。
【0014】本発明に係るスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法に於いては、当該表示手段200に表示される画像情報は、二次元画像情報でも3次元画像情報でも使用しえるのであり又動画でも静止画でも使用可能である事は言うまでもない。
【0015】更に、本発明に於いては、当該ディザ処理手段5は、当該原表示画像情報から得られた当該表示画像情報に対して予め定められたディザデータを加算するディザデータ加算手段9及び当該ディザデータが加算された当該表示画像情報の各ピクセルに於ける表示画像データのデータサイズを変換するデータサイズ変換手段10とから構成されている事が望ましい。
【0016】尚、本発明に於ける当該スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100に於いては、画像表示制御手段43とは、表示用LSI(VDP)を構成するものであっても良い。
【0017】本発明に於いて使用される表示用画像情報としては、予め定められたストーリーからなる所定の時間長を有する画像情報であって、本来は、所定の表示手段200に鮮明で、多彩で変化の多いフルカラーの画像情報を使用する事が望ましく、例えば、24ビット或いは32ビットと言うデータサイズで構成されるものであるが、上記した様に、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100の特有の規制条件の存在から、当該大きなデータサイズを持った画像情報を表示出来ないので、当該原表示用画像情報のデータサイズよりも小さいデータサイズで構成された画像情報に変換して表示する必要がある。
【0018】その為、本発明に於いては、当該CGメモリ手段2に例えば32ビットのフルカラーの所定の表示用画像情報を格納しておき、かかる表示用画像情報を後述する方法によって、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100で表示可能なデータサイズである、例えば16ビットのフルカラー画像情報に変換して使用するものである。
【0019】更に、本発明に於ては、当該原表示画像情報のデータサイズは、16ビットの画像情報を使用するが、当該画像情報を画像演算処理等によって中間調の表示を詳細に表現する場合には、必然的に小数点を含む画像データを使用するために当該画像データは、16ビットから24乃至32ビットに増加することになる。
【0020】かかる場合には、表示用画像情報のデータサイズは、当然画像演算処理等によって形成された画像情報のデータサイズよりも小さい事が必要である。
【0021】つまり、本発明に於いては、当該表示手段200に表示される際の表示画像情報のデータサイズは、当該原表示画像情報のデータサイズ或いは当然画像演算処理等によって形成された画像情報のデータサイズよりも小さい事が必要である。
【0022】又、本発明に於いては、当該表示手段200に表示される際の当該ディザ処理表示画像情報のデータサイズが、当該原表示画像情報のデータサイズよりも小さい事が望ましい。
【0023】更に、本発明に於いては、当該ディザ処理は、当該原表示画像情報に所定の画像処理操作を行った表示画像情報に対して実行されるものである事も好ましい。
【0024】一方、本発明に於いては、当該ディザ処理は、当該表示画像情報の各画素データに対して、予め定められた特定のディザデータを加算する処理を行うものであり、又、当該特定のディザデータは、予め定められた特定のディザパターンを有しているものである事も望ましい。
【0025】本発明に於いては、当該ディザパターンは、当該スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置のソフトウェアを使用して任意に設定する事が可能である様に構成する事も可能である。
【0026】本発明に於ける当該ディザ処理表示画像情報は、当該ディザ処理によって、所定のディザデータが加算された当該表示画像情報を構成するそれぞれの画素データのデータサイズを変換する事によって構成されたものである。本発明に於いては、上記したデータサイズの変換処理を実行するに際しては、描画装置1から必要な情報、例えば変換処理すべき単位画像情報に関する位置等を示すソース座標、変換条件等を当該CGメモリ手段2に出力して、所定の画像情報を選択し、選択されたCGデータが、上記の変換処理を実行する画像演算手段3に送られる。
【0027】当該画像演算手段3に於いては、32ビットの原表示画像情報から、描画用の表示画像情報を形成する場合に図3(A)に示す様に、従来と同様に演算処理の結果、各画素に於ける中間調部分の画像データが少数点を持ったデータに変換される事になる。
【0028】本発明に於いては、図3(A)の様に画像演算された表示画像情報に対して、本発明にかかるディザ処理が実行されるものであり、その具体例としては、当該ディザ処理手段5に於いて、当該表示用画像情報に対して、ディザデータ記憶手段4に記憶されているディザデータから対応するディザデータを選択してディザ処理を行うものである。
【0029】当該ディザデータは、特に限定されるものではないが、例えば図3(B)に示す様に、例えば、0、と0.5と言うディザデータが交互に配列されたものを使用する事も可能であり、又かかるディザデータの配列パターンも特に限定されるものではなく、放射状配列パターンとか渦巻き式配列パターン等公知のパターンを採用する事が可能である。
【0030】上記具体例に於いては、中間調画像部分に少数点を含む画素データを持った図3(A)の様に画像演算処理された表示用画像情報のそれぞれに、図3(B)に示す様なディザデータを対応する画素データに加算手段9を使用して加算処理するものである。
【0031】その後、データサイズ変換手段10に於いて、ディザデータが加算された表示用画像情報から最後に図3(C)に示す様に、少数点以下データ切り捨て処理を行う事によって、当該中間調画像部分に、異なる画素データが交互に配列される事になる。
【0032】従って、中間階調が適切に残存する事になり、モアレの発生を防止して中間調画像を再現する事が可能となる。
【0033】つまり、本発明に於いては、当該表示用画像情報のデータサイズを縮小したにも関わらず、限られた少ない階調数でモアレの発生を有効的に除去する事が可能となるのである。
【0034】本発明に於ける当該ディザパターンは、予め当該ディザデータ記憶手段4に格納しておく事が可能であるが、変換処理の際、適宜のソフトウェアを使用することによって、適宜のディザデータ或いはディザパターンを導入する様に構成する事も出来る。一方、本発明に於いて、当該ディザ処理は、当該表示画像情報を構成するそれぞれの画素部を構成するR、G、Bの各画像データのそれぞれに対して互いに独立して実行される様に構成されているもので有っても良く或いは、当該R、G、Bの各画像データに対して実行される当該ディザ処理におけるそれぞれのディザデータは、少なくとも一つのディザデータが他のディザデータと異なっているもので有っても良い。
【0035】更には、本発明に於ける当該ディザ処理は、当該表示画像情報を構成するそれぞれの画素部を構成するR、G、Bの各画像データのそれぞれに対して共通のディザデータで処理が実行される様に構成されているもので有っても良い。
【0036】即ち、前者の具体例は、図4に示す様に、CGメモリ手段2に格納されている原表示画像情報(ソースデータ)10を画像演算手段3に於いて演算処理した後、当該ソースデータに於ける一つの画素部S1の画素データに対応する表示画像情報の当該画素データを当該ディザ処理手段5に於いて、所定のディザデータを使用してディザ処理するに際し、加算手段9の一具体例である加算器91を使用して、当該画素部S1の画素データに対応する画像演算処理後の当該画素データのRデータ(ソースRデータ)と当該ディザデータ記憶手段4に記憶されているRに対するディザRデータ11から選択された適宜のディザデータD1とを加算してディスティネーションRデータを作成する。
【0037】同様にして、当該画素部S1の画素データに対応する画像演算処理後の当該画素データのGデータ(ソースGデータ)と当該ディザデータ記憶手段4に記憶されているGに対するディザGデータ12から選択された適宜のディザデータD2とを加算器92に於いて加算してディスティネーションGデータを作成し、又、当該画素部S1の画素データに対応する画像演算処理後の当該画素データのBデータ(ソースBデータ)と当該ディザデータ記憶手段4に記憶されているBに対するディザBデータ13から選択された適宜のディザデータD3とを加算器93に於いて加算してディスティネーションBデータを作成する。
【0038】当該それぞれのディスティネーションデータは、上記した少数点以下データ切り捨手段10に入力されて小数点以下のデータは切捨てられる。
【0039】一方、後者の具体例に於いては、図5に示す様に、基本的な構成は図4と同様であるが、当該ディザデータ記憶手段4に格納されているディザデータは共通であり、R、G、Bのそれぞれの加算器91、92、93に於いて、当該同一のディザデータがそれぞれの加算器に入力される様に構成されている。
【0040】本発明に於いては、場合によっては、当該加算器の一つに第1のディザデータを入力させ他の2つの加算器には別の第2のディザデータを入力する様にする事も可能である。
【0041】上記した本発明にかかる具体例に於て、当該R、G、Bの各画像データに対して実行される当該ディザ処理におけるそれぞれのディザデータは、少なくとも一つのディザデータが他のディザデータと異なっている事も好ましい。
【0042】次に、本発明にかかる当該スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法の具体例に付いて説明するならば、上記した説明より明らかな様に、本発明に於けるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法としては、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100に於て、画像を表示する表示手段200を設けると共に、表示しようとする原表示画像情報に所定のディザ処理を行ってディザ処理画像情報を形成した後、当該のディザ処理画像情報を当該表示手段200に表示する様に構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法である。
【0043】本発明に於いては、当該表示手段200に表示される際の表示画像情報のデータサイズを、当該原表示画像情報のデータサイズよりも小さくなるように処理する事が望ましい。
【0044】即ち、本発明に於けるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法に於いては、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、画像を表示する表示手段を設けると共に、表示しようとする原表示画像情報に所定のディザ処理を行い、当該原表示画像情報のデータサイズ若しくは画像演算処理後の表示画像情報のデータサイズと異なるデータサイズに変換し、ディザ処理表示画像情報を形成した後、当該ディザ処理表示画像情報を当該表示手段に表示する様に構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法である。
【0045】本発明に係るスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法をより詳細に説明するならば、当該表示手段200に表示される際の当該ディザ処理表示画像情報のデータサイズが、当該原表示画像情報のデータサイズ或いは画像演算処理後の表示画像情報のデータサイズよりも小さくなるように処理するものである。
【0046】更に、本発明に於けるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法に於いては、当該ディザ処理は、当該表示画像情報の各画素データに対して、予め定められた特定のディザデータを加算する処理を行う事が望ましく、又、当該特定のディザデータは、予め定められた特定のディザパターンを有しているものである事も好ましい。
【0047】一方、当該ディザ処理は、当該表示画像情報の各画素データに対して、予め定められた特定のディザデータを加算する処理を行った後に、当該各画素に於ける画素データのデータサイズを変換する様に処理される事も望ましい。
【0048】又、本発明に於けるより詳細な具体例としては、当該ディザ処理は、当該表示画像情報を構成するそれぞれの画素部を構成するR、G、Bの各画像データのそれぞれに対して互いに独立して実行するものであり、その際、当該R、G、Bの各画像データに対して実行される当該ディザ処理におけるそれぞれのディザデータは、少なくとも一つのディザデータが他のディザデータと異る様に構成する事も望ましい。
【0049】更に、当該ディザ処理は、当該表示画像情報を構成するそれぞれの画素部を構成するR、G、Bの各画像データのそれぞれに対して共通のディザデータで処理が実行する様に構成されている事も可能である。
【0050】上記した本発明にかかる当該スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法の一具体例に於ける操作手順の例を図6を参照しながら説明するならば、スタート後、ステップ(S−1)に於いて所定の表示画像情報をCGメモリ手段に記憶する第1の工程が実行され、ステップ(S−2)に進み、当該表示画像情報の描画情報を描画装置で作成する第2の工程が実行される。
【0051】その後、ステップ(S−3)に於いて、当該描画装置から出力されるソース座標等の指示に基づいて、所定の原表示画像情報(CGデータ)を画像演算手段3に送信して表示画像情報を形成する第3の工程が実行され、ステップ(S−4)に於いて、当該表示画像情報に対してディザデータメモリに記憶されている適宜のディザデータを使用して、ディザ処理を実行し、ディザ処理表示画像情報を形成する第4の工程が実行される。
【0052】次いで、ステップ(S−5)に於いて、当該ディザ処理表示画像情報を表示データ格納用フレームメモリ手段に記憶する第5の工程が実行される。
【0053】続いて、ステップ(S−6)に於いて、表示用のディザ処理表示画像情報を当該表示データ格納用フレームメモリ手段から読みだす第6の工程が実行され、ステップ(S−7)に於いて、当該表示用ディザ処理表示画像情報を画像表示制御手段により所定の表示手段に表示する第7の工程が実行されてエンドとなる。
【0054】当該本発明に係るスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法に於て、当該ディザ処理が実行されるステップ(S−4)の工程は、当該表示画像情報の各画素データに対して、予め定められた特定のディザデータを加算する処理(ステップ(S−41))と、当該予め定められた特定のディザデータを加算する処理を行った後に、当該各画素に於ける画素データを当該原表示画像情報のデータサイズ或いは画像演算処理後の表示画像情報のデータサイズよりも小さいデータサイズに変換する処理ステップ(S−42))とを含んでいるものである。
【0055】本発明の他の態様としては、所定の原表示画像情報をCGメモリ手段に記憶する第1の工程、当該原表示画像情報の描画情報を描画装置で作成する第2の工程、当該描画装置から出力されるソース座標等の指示に基づいて、所定の原表示画像情報(CGデータ)を画像演算手段に送信して表示画像情報を形成する第3の工程、当該表示画像情報に対してディザデータメモリに記憶されている適宜のディザデータを使用して、ディザ処理を実行し、ディザ処理表示画像情報を形成する第4の工程、当該ディザ処理表示画像情報を表示データ格納用フレームメモリ手段に記憶する第5の工程、表示用のディザ処理表示画像情報を当該表示データ格納用フレームメモリ手段から読みだす第6の工程、及び当該表示用ディザ処理表示画像情報を所定の表示手段に表示する第7の工程とから構成されている構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法をコンピュータに実行させる為のプログラムである。
【0056】尚、本発明は様々なアプリケーションソフトに対応可能な基本アーキテクチャである。
【0057】
【発明の効果】本発明に係る当該スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法は、上記した様な技術構成を採用している事から、一般のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於いて、限られた少ない階調数で画像表示を行ってもモアレが発生する事が無く、小型で、メモリ容量を低減させる事が可能な、画像の鮮明さと多彩で複雑な画像を高速で表示しうる能力を有する経済的なスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法を容易にえられる事になる。
【0058】更に本発明に於いては、上記の結果、表示内容によりリアル性が向上し、スロットマシーン又はパチスロ機の遊技者は高度な描画映像により満足感を得ることが可能となる。
【出願人】 【識別番号】599052369
【氏名又は名称】新日エレクトロニクス株式会社
【出願日】 平成14年2月6日(2002.2.6)
【代理人】 【識別番号】100071755
【弁理士】
【氏名又は名称】斉藤 武彦 (外1名)
【公開番号】 特開2003−225357(P2003−225357A)
【公開日】 平成15年8月12日(2003.8.12)
【出願番号】 特願2002−30107(P2002−30107)