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【発明の名称】 スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法及び画像表示プログラム
【発明者】 【氏名】紫谷 毅

【要約】 【課題】限られたサイズとコストの制約の中で、個々の画像の描画処理時間を大幅に短縮出来、短縮できた処理時間を使用して多数の画像の描画を可能となし、それによって、表示画像に高度でしかも多彩且つ臨場感のある描画が可能となるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法を提供する。

【解決手段】画像を表示する表示手段200を設けると共に、当該表示手段200には、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるフォグ処理を施して得られたフォグ処理画像情報が表示される様に構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表示手段を持つスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるフォグ処理を施して得られたフォグ処理画像情報が表示される様に構成されている事を特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項2】 当該ソフトウェアによるフォグ処理は、所望の表示画像情報を構成する複数のポリゴンのそれぞれに於ける3つの頂点位置にあるピクセルの持つピクセルデータに対して実行されるものである事を特徴とする請求項1記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項3】 当該ソフトウェアによるフォグ処理は、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理と、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ処理条件を設定するフォグ設定処理と、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるフォグ色を決定するフォグ計算処理及び当該光源計算処理により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対する色情報と当該フォグ計算処理により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるフォグ色とを使用して、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるフォグ処理後の色情報を決定するフォグ処理色情報決定処理とから構成されている事を特徴とする請求項2記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項4】 当該個々のポリゴンを構成する複数のピクセルから個々のピクセルを選択し、当該選択された個々のピクセルに於ける色情報を、当該フォグ処理色情報決定処理により決定された当該個々のポリゴンの3個の頂点のそれぞれに於けるフォグ処理色情報に基づいて、決定する処理が実行される事を特徴とする請求項3記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項5】 当該フォグ設定処理は、少なくともフォグ色、フォグが存在する奥行き(Z軸方向)情報、並びにフォグ処理モードとを含む事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項6】 当該フォグ設定処理は、更に縦方向(Y方向)並びに横方向(X方向)の何れかを含んでいる事を特徴とする請求項5記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項7】 複数の表示用原画像情報を格納しているCGメモリ、当該CGメモリ内に格納されている当該複数の表示用原画像情報の中から所定の表示用画像図情報を選択し且つ描画処理を行う描画装置、選択された当該個々の表示用原画像情報を構成する各ポリゴンに対してソフトウェアによるフォグ処理を実行するフォグ処理手段、当該フォグ処理手段による演算結果に基づいて当該選択されたポリゴン内の各ピクセルに於ける色情報を決定するピクセル色情報決定手段、当該ピクセル色情報決定手段によって各ピクセルの色情報が決定されたそれぞれのポリゴンを格納する表示データ格納用フレームメモリ、表示手段、当該表示データ格納用フレームメモリから所定のポリゴンを含む所定の表示用画像情報を読出して表示手段に当該表示用画像情報を表示させる表示手段駆動回路、少なくとも当該フォグ処理手段であるソフトウェアを格納しているソフトウェア格納手段及び上記の各装置の動作を制御する制御処理手段とから構成されている事を特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置。
【請求項8】 表示手段を持つスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるフォグ処理を施し、次いで当該フォグ処理を施して得られたフォグ処理画像情報を当該表示手段に表示する事を特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項9】 当該ソフトウェアによるフォグ処理を、所望の表示画像情報を構成する複数のポリゴンのそれぞれに於ける3つの頂点位置にある各ピクセルの持つピクセルデータに対して実行する事を特徴とする請求項8記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項10】 当該ソフトウェアによるフォグ処理に於て、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行すると共に、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ処理条件を設定するフォグ設定処理操作を実行し、次いで、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点に対する当該光源計算処理操作により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対する色情報と当該フォグ計算処理操作により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるフォグ色情報とを使用して、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるフォグ処理後の色情報を決定するフォグ処理色情報決定処理操作を実行する事を特徴とする請求項8又は9記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項11】 当該個々のポリゴンを構成する複数のピクセルから個々のピクセルを選択し、当該選択された個々のピクセルに於ける色情報を、当該フォグ処理色情報決定処理操作により決定された当該個々のポリゴンの3個の頂点のそれぞれに於けるフォグ処理色情報に基づいて、決定する当該ポリゴンに於けるピクセル色情報決定処理操作が実行される事を特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項12】 当該ピクセル色情報決定処理操作は、ハードウェアにより処理されるものである事を特徴とする請求項11記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置の画像表示方法。
【請求項13】 当該フォグ設定処理操作は、少なくともフォグ色、フォグが存在する奥行き(Z軸方向)情報、並びにフォグ処理モードとを含む事を特徴とする請求項8乃至12の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項14】 当該フォグ設定処理操作は、更に縦方向(Y方向)並びに横方向(X方向)の何れかを含んでいる事を特徴とする請求項8乃至13の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項15】 画像を表示する表示手段を設けると共に、当該表示手段には、画像情報を表示するに際し、1のフレームに於て、当該表示手段に於て表示すべき画像情報を、複数の原画像情報を記憶するCGメモリから選択的に抽出する工程、当該選択された個々の表示画像情報を構成する複数のポリゴンの中から所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値を演算する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ条件を設定するフォグ条件設定処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ色を決定するフォグ計算処理操作を実行する工程、当該決定された個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ色情報を表示データ格納用フレームメモリに記憶する工程、当該所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンから当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの一つを選択する工程、当該選択された個々のピクセルの色画像情報を、当該ポリゴンに関して当該表示データ格納用フレームメモリに記憶されている3つの頂点のフォグ色情報に基づいてそれぞれ決定する工程、上記によるフォグ処理操作によって、色画像情報が設定されているそれぞれのピクセルを持つそれぞれのポリゴンを表示手段に表示する工程、とから構成されている事を特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法。
【請求項16】 画像を表示する表示手段を設けると共に、当該表示手段には、所定の数のフレームから構成された画像情報を表示するに際し1のフレームに於て、当該表示手段に於て表示すべき画像情報を、複数の原画像情報を記憶するCGメモリから選択的に抽出する工程、当該選択された個々の表示画像情報を構成する複数のポリゴンの中から所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値を演算する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ条件を設定するフォグ条件設定処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ色を決定するフォグ計算処理操作を実行する工程、当該決定された個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ色情報を表示データ格納用フレームメモリに記憶する工程、当該所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンから当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの一つを選択する工程、当該選択された個々のピクセルの色画像情報を、当該ポリゴンに関して当該表示データ格納用フレームメモリに記憶されている3つの頂点のフォグ色情報に基づいてそれぞれ決定する工程、上記によるフォグ処理操作によって、色画像情報が設定されているそれぞれのピクセルを持つそれぞれのポリゴンを表示手段に表示する工程、とから構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法をコンピュータに実行させる為のプログラム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシーン又はパチスロ機に於ける画像情報の画像表示装置及び画像情報の表示方法に関し、特に詳しくは、スロットマシーン又はパチスロ機に於ける画像表示装置に於いて、奥行きをより強調することによってより多彩で臨場感のある画像情報の描画が可能となるスロットマシーン又はパチスロ機に於ける画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来に於いては、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置では、鮮明な画像を得ようとすると、ピクセル単位で、必要な画像情報を処理する必要が発生する為に、処理速度を上げる必要があるが、その結果、画像処理回路、及び情報記憶回路等を大型のものにする必要があり、膨大な集積回路を使用しなければならないと言うように、当該スロットマシーン又はパチスロ機の製造コストを増加させる原因となっていたと同時に、既成のスロットマシーン又はパチスロ機に於ける限られた空間内に当該画像処理回路を組み込むことが不可能となり、実現性に乏しいものとなっていた。
【0003】又、従来に於ては、より多彩でより臨場感のある画像表示を行うために、例えば、フォグ処理を併用する事が行われている。
【0004】つまり当該フォグ処理は、表示画像に於て遠近感をより強調する為に、例えば、洞窟内の画像であると、ある距離から遠くにある画像部分を次第に濃く成るように処理する事によって、更にその先が見えなくなる様に表示するとか、森林内の画像であると、ある距離から遠くにある画像部分を霧が掛かった様に、次第に白く成るように処理する事によって、更にその先が見えなくなる様に表示するものであって、かかるフォグ処理を採用する事により、当該表示画像の遠近感を強調し、多彩で臨場感のある表示画像情報が得られると共に、描画処理に際しては、或る部分から先に見える画像情報は描画処理しなくても済む事から、描画時間の短縮化が可能となり、その分他の表示画像情報を表示する事が可能となると言う利点がある。
【0005】つまり、かかるフォグ処理を使用しない場合にば、表示画像に於ける奥行き表現が乏しくなると同時に、一番奥まで描画処理を行う必要があり当該描画処理を途中で止めてしまうと表示画像の表現が不自然となる。
【0006】ここで、従来に於けるフォグ処理の一具体例を図2を参照しながら説明する。
【0007】図2は、従来に於けるフォグ処理の操作手順の概略を説明したフローチャートであって、フォグ処理を行う表示画像情報から所定のポリゴンが選択された状態からスタートする場合の例を示すものである。
【0008】即ち、ステップ(S−1)で、選択されたポリゴンに付いて、当該ポリゴンの持つ3つの頂点の座標値が計算され、ステップ(S−2)に於て当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に位置するそれぞれのピクセルに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理を実行する。
【0009】尚、上記した光源計算処理に於いては、当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に於ける色情報をR、G、Bの三種の色情報として個別に決定するものである。
【0010】次いで、ステップ(S−3)に於いては、当該ステップ(S−2)とは別に、フォグ処理に於けるフォグ処理条件を設定するフォグ設定が実行される。
【0011】かかるフォグ設定に於いては、例えば、フォグの色情報、奥行き情報或いはフォグ処理モード(つまりフォグ係数の変化パターンで、例えば、線形、二乗曲線或いは三乗曲線等)が予め定められるものである。
【0012】従来に於いては、上記したステップ(S−1)からステップ(S−3)のポリゴン単位で当該ポリゴンの3つの頂点に関するフォグ処理情報のみがソフトウェアを利用して実行される。
【0013】その後、ステップ(S−4)に於て、当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの中から所定のピクセルを選択して、ステップ(S−5)に於て、上記したステップ(S−2)で得られた各ポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値に於ける色情報(R、G、B)に基づいて、例えば按分処理する等によって、当該選択されたピクセルの色情報を決定する。
【0014】一方、ステップ(S−6)に於いては、当該選択されたピクセルに対して、ステップ(S−3)によって設定されたフォグ設定条件に従って、個々のピクセルに於けるフォグ処理後のフォグ色であるフォグ処理色情報(RF、GF、BF)を求めるフォグ計算が行われる。
【0015】次いで、ステップ(S−7)に於て、ステップ(S−5)で得られた個々のピクセルの色情報とステップ(S−6)に於て得られたフォグ処理色情報とから、当該ピクセルに於けるフォグ処理後の色情報であるフォグ処理色情報をR、G、Bの三種の色情報として決定し、且つ当該ポリゴンに於ける全てのピクセルに付いて上記のフォグ処理色情報決定処理が実行させた後、ステップ(S−8)に於て当該ポリゴンを表示手段に表示するものである。
【0016】尚、上記した従来の方法に於いては、ステップ(S−4)からステップ(S−7)までの各処理操作はハードウェアを使用した処理となっている。
【0017】又、従来に於て、当該フォグ処理操作を使用する場合には、一般的には、ハードウェアを使用して処理するものであるので、それ専用の高価な描画用LSIが必要となり、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置そのもののサイズが大きくなると同時に製造コストも増加すると言う問題が有った。
【0018】更には、従来に於いては、当該フォグ処理専用のハードウェアを必要とする事から、当該専用の描画用LSIを使用する限り、処理方法は固定された式を使用する事から、フォグ処理の内容に自由度がなく、特定の固定化されたフォグ処理のみが使用可能であるので、制限された表現のみしか表示出来ないと言う問題が有った。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、一般のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於いて、限られたサイズとコストの制約の中で、個々の画像の描画処理時間を大幅に短縮出来、短縮できた処理時間を使用して多数の画像の描画を可能となし、それによって、表示画像に高度でしかも多彩且つ臨場感のある描画が可能となるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置における画像表示方法を提供するものである。
【0020】
【課題を解決する手段】本発明は上記した目的を達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。即ち、本発明に係る第1の態様としては、表示手段を持つスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるフォグ処理を施して得られたフォグ処理画像情報が表示される様に構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置であり、又、本発明に係る第2の態様としては、表示手段を持つスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるフォグ処理を施し、次いで当該フォグ処理を施して得られたフォグ処理画像情報を当該表示手段に表示する様に構成されたスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法或いはスロットマシーン又はパチスロ機に於ける画像表示装置は、上記の様に、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於てフォグ処理を採用すると言う技術構成を採用している事から、限られたサイズとコストの制約の中で、個々の画像の描画処理時間を大幅に短縮出来、短縮できた処理時間を使用して多数の画像の描画を可能となし、更に、表示画像情報に奥行き感の描画を実現させ、より本物らしさが表現出来るので、多彩で且つ臨場感のある、表現内容がより一層リアル性が向上する事が可能となる。
【0022】その結果、スロットマシーン又はパチスロ機の遊技者が、高度な描画映像により満足感が得られると言う効果が得られるのである。
【0023】更に、本発明に於いては、当該フォグ処理の主要な処理操作部分をソフトウェアにより実現させる技術構成を採用しているので、従来の様に全てのフォグ処理をハードウェアで実現させる必要が無いことから、高価な専用の描画用LSIが不要となりスロットマシーン又はパチスロ機の製造コストの低減化に寄与する他、処理回路の大きさも小さくなるので、一層のコスト低減が可能となる。
【0024】又、本発明に於いては、当該フォグ処理をソフトウェアを利用して実行するものである為、従来のハードウェアを使用してフォグ処理を操作実行していた場合と比較すると、フォグ処理条件を自由に設定する事が可能であるので、所望の表示画像情報に対して所望の演出に合わせたフォグ処理効果が得られるので、より多彩で且つ臨場感のある描画を表示する事が可能となる。
【0025】更に、本発明に於いては、当該フォグ処理により自然に消失したポリゴンに於ける表示画像情報を描画する必要が無いので、描画時間が短縮でき、その分他の表示画像情報の表示の為の演算操作に使用しえるので、より多彩な表示画像情報の描画処理を行う事が可能となる。
【0026】
【実施例】以下に、本発明に係るスロットマシーン又はパチスロ機に於ける画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法の具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0027】即ち、図1は、本発明に係るスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置の一具体例の構成を示すブロックダイアグラムであって、図中、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100に於て、画像を表示する表示手段200を設けると共に、当該表示手段200には、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるフォグ処理を施して得られたフォグ処理画像情報が表示される様に構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100が示されている。
【0028】本発明にかかる当該スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100の具体例に於ける詳細な構成を説明するならば、図1に示す様に、複数の表示用原画像情報を格納しているCGメモリ2、当該CGメモリ2内に格納されている当該複数の表示用原画像情報の中から所定の表示用画像図情報を選択し且つ描画処理を行う描画装置1、選択された当該個々の表示用原画像情報を構成する各ポリゴンに対してソフトウェアによるフォグ処理を実行するフォグ処理手段3、当該フォグ処理手段3による演算結果に基づいて当該選択されたポリゴン内の各ピクセルに於ける色情報を決定するピクセル色情報決定手段5、当該ピクセル色情報決定手段5によって各ピクセルの色情報が決定されたそれぞれのポリゴンを格納する表示データ格納用フレームメモリ4、表示手段200、当該表示データ格納用フレームメモリ4から所定のポリゴンを含む所定の表示用画像情報を読出して表示手段200に当該表示用画像情報を表示させる表示手段駆動回路6、少なくとも当該フォグ処理手段であるソフトウェアを格納しているソフトウェア格納手段7及び上記の各装置の動作を制御する制御処理手段8とから構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100である。
【0029】上記した本発明に於けるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置100に於いては、当該所定のポリゴン内から適宜のピクセルを順次に選択し、それぞれのピクセルに於ける色情報を設定する操作のみをハードウェアを利用した処理とする他は、全てソフトウェアを利用した処理操作とするものである。
【0030】本発明に於ては、先ず、選択されたポリゴンに付いて、当該ポリゴンの持つ3つの頂点の座標値が計算され、次いで当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に位置するそれぞれのピクセルに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の3つの頂点の座標値に位置するそれぞれのピクセルの色情報を設定する光源計算処理が実行される。
【0031】上記した光源計算処理に於いては、当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に於けるそれぞれのピクセルの色情報をR、G、Bの三種の色情報として個別に決定するものである。
【0032】一方、本発明に於ける当該フォグ処理手段3は、前記した図2に示す従来のフォグ処理に於けるフローチャートで示されたフォグ設定手段とフォグ計算とを一体化して実行する処理手段であり、適宜のソフトウェアを使用して、ソフト的に全ての処理が実行される事になる。
【0033】例えば、当該フォグ処理手段3に於けるフォグ設定処理に於いては、例えば、フォグ色として、黒くして表示画像情報を消すか霧として白、グレー等の色で表示画像情報を消すかを決定する事が可能であり、又フォグ処理に於ける奥行き情報(Z軸情報)として、どの位置からフォグ処理をかけるかの指示、その最短距離と最長距離を任意に指定する事も可能である。
【0034】勿論、本発明に於いては、当該フォグ処理に際し、当該フォグ設定条件として更にY軸情報及びX軸情報の何れか或いはその双方を持たす事も可能である。
【0035】例えば、フォグ処理に於て、フォグ設定条件としてY軸情報を導入すると、例えば、表示画像情報の下方部分のみをフォグ処理する様にする事も出来、又フォグ設定条件としてX軸情報を導入すると、例えば、霧が左右の何れかの方向に移動していく様な表示画像情報を作成する事も出来る。
【0036】一方、本発明に於ける当該フォグ設定条件に於いては、当該フォグ処理モードを適宜に決定する事も可能である。
【0037】例えば、当該フォグ処理をかけるスタート位置から最奥位置迄にフォグ係数を例えば、図3(B)に示す様な線形モードに設定する事も可能であり、又図3(C)或いは図3(D)に示す様な非線形モードに設定する事も可能である。
【0038】更には、当該モードを二乗曲線或いは三乗曲線にする事も可能である。
【0039】即ち、図3(B)〜図3(D)の各グラフは、フォグ処理をかける視点のスタート位置と最終位置との間のフォグ係数の変化を示したもので、今、フォグ処理すべきポリゴンが図3(B)の点pにあるとした場合、当該ポリゴンにかかるフォグ係数はfpである事を示すものである。
【0040】本発明に於けるZ軸方向のフォグ係数fは、例えば、図3(B)の場合には、f=(end−p)/(end−start)
の式で表される。
【0041】又、本発明に於ける当該フォグ係数fにY軸方向の情報を加味した場合には、そのフォグ係数fは、以下の様に表される。
【0042】f=(endZ −Z)/(endZ −startZ )×(endY −Y)/(endY −startY
次に、本発明に於いては、上記したフォグ設定条件に従って、当該選択されたポリゴンに於ける3つの頂点の座標値にある個々のピクセルに於けるフォグ色F(RF、GF、BF)をそれぞれを演算して決定する。
【0043】その後、当該フォグ処理手段3に於いては、上記した光源計算処理により得られた当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値にある個々のピクセルに対する色情報に対して、当該フォグ処理手段により得られた当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値にある個々のピクセルに対するフォグ色Fの情報を使用して変調する事によって、当該選択されたポリゴンの3つの頂点の座標値にあるピクセルのフォグ処理色情報が決定される。
【0044】つまり、本発明に於ては、当該選択された個々のポリゴンに於ける3つの頂点の座標値にある3つのピクセルのフォグ処理色情報を決定する処理までをソフトウェアによって処理するものである。
【0045】本発明に於ける当該フォグ処理に於いては、ソフトウェアを使用するものである為、上記したフォグ設定に於ける各種の条件を自由に設定する事が可能であり、同時に当該フォグ処理に要する処理回路のサイズを変更する事もない。
【0046】つまり、本発明に於いては、当該ソフトウェアによるフォグ処理は、所望の表示画像情報を構成する複数のポリゴンのそれぞれに於ける3つの頂点位置にあるピクセルの持つピクセルデータに対して実行されるものである。
【0047】又、本発明に於いては、当該ソフトウェアによるフォグ処理は、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理と、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ処理条件を設定するフォグ設定処理と、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるフォグ色を決定するフォグ計算処理及び当該光源計算処理により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対する色情報と当該フォグ計算処理により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるフォグ色とを使用して、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるフォグ処理後の色情報を決定するフォグ処理色情報決定処理とから構成されているものである。
【0048】更に、本発明に於いては、当該個々のポリゴンを構成する複数のピクセルから個々のピクセルを選択し、当該選択された個々のピクセルに於ける色情報を、当該フォグ処理色情報決定処理により決定された当該個々のポリゴンの3個の頂点のそれぞれに於けるフォグ処理色情報に基づいて、決定する処理が実行されるものである。
【0049】その後、本発明に於いては、当該選択された個々のポリゴンを構成する複数のピクセル群のぞれぞれのピクセルに対するフォグ処理色情報を決定する必要があり、その処理操作は、ハードウェアを使用して実行する事になる。
【0050】即ち、上記したソフトウェアによる処理によって得られた、個々のポリゴンに於ける3つの頂点の座標値にあるピクセルの持つフォグ処理色情報を利用して、当該ポリゴンを構成する複数のピクセルを個別に選択して読み出し、当該個々のピクセルに対する当該フォグ処理色情報を決定する処理操作を実行するものである。
【0051】当該ピクセルに対するピクセル色Cfであるフォグ処理色情報を決定する処理としては、例えば、図3(A)に示す様な以下の式によって演算処理されるものである。
【0052】Cf=f×Pc+(1−f)×Fここで、f=(end−Z)/(end−start)
Cfはピクセル色であり、Fはフォグ色であり、fはフォグ係数であり、Pcはポリゴン色であるその際の具体例としては、当該ポリゴン内に存在する特定のピクセルの位置座標値と当該ポリゴンの3つの頂点の座標値とから、3つの頂点の座標値のそれぞれのフォグ処理色情報を按分処理して決定する事も可能である。
【0053】かかる操作を全てのポリゴンを構成するピクセルに付いて実行した後、当該フォグ処理色情報決定処理によってフォグ処理色情報を有するピクセルからなるポリゴンを所定の表示手段200に表示するものである。
【0054】次に、上記した本発明に於けるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置の画像表示方法に付いて具体例を説明する。
【0055】即ち、本発明に於けるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置の画像表示方法は、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於て、画像を表示する表示手段を設けると共に、当該表示手段には、画像情報を表示するにあたり、所望の表示画像情報を描画処理する際に、所望の表示画像情報にソフトウェアによるフォグ処理を施し、次いで当該フォグ処理を施して得られたフォグ処理画像情報を当該表示手段に表示する様に構成されたスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法であり、当該ソフトウェアによるフォグ処理を、所望の表示画像情報を構成する複数のポリゴンのそれぞれに於ける3つの頂点位置にある各ピクセルの持つピクセルデータに対して実行するものである。
【0056】本発明に於けるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置の画像表示方法の具体例を更に詳細に説明するならば、本発明に於ける当該ソフトウェアによるフォグ処理に於て、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行すると共に、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ処理条件を設定するフォグ設定処理操作を実行し、次いで、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点に対する当該光源計算処理操作により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対する色情報と当該フォグ計算処理操作により得られた当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるフォグ色情報とを使用して、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれにおけるフォグ処理後の色情報を決定するフォグ処理色情報決定処理操作を実行する様に構成されている事が望ましい。
【0057】又、本発明に於ては、当該個々のポリゴンを構成する複数のピクセルから個々のピクセルを選択し、当該選択された個々のピクセルに於ける色情報を、当該フォグ処理色情報決定処理操作により決定された当該個々のポリゴンの3個の頂点のそれぞれに於けるフォグ処理色情報に基づいて、決定する当該ポリゴンに於けるピクセル色情報決定処理操作が実行される事が好ましい。
【0058】更に、本発明に係る当該スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置の画像表示方法に於いては、当該ピクセル色情報決定処理操作は、ハードウェアにより処理されるものである事が望ましい。
【0059】次に、本発明に於けるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置の画像表示方法の操作手順の一具体例を説明するならば、画像を表示する表示手段を設けると共に、当該表示手段には、画像情報を表示するに際し、1のフレームに於て、当該表示手段に於て表示すべき画像情報を、複数の原画像情報を記憶するCGメモリから選択的に抽出する工程、当該選択された個々の表示画像情報を構成する複数のポリゴンの中から所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値を演算する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ条件を設定するフォグ条件設定処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ色を決定するフォグ計算処理操作を実行する工程、当該決定された個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ色情報を表示データ格納用フレームメモリに記憶する工程、当該所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンから当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの一つを選択する工程、当該選択された個々のピクセルの色画像情報を、当該ポリゴンに関して当該表示データ格納用フレームメモリに記憶されている3つの頂点のフォグ色情報に基づいてそれぞれ決定する工程、上記によるフォグ処理操作によって、色画像情報が設定されているそれぞれのピクセルを持つそれぞれのポリゴンを表示手段に表示する工程、とから構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法である。
【0060】上記した本発明にかかるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置の画像表示方法のより詳細な操作手順を図4を参照しながら説明する。
【0061】即ち、 図4は、図2に示す従来に於けるフォグ処理の操作手順のフローチャートと対応して示されており、フォグ処理を行う表示画像情報から所定のポリゴンが選択された状態からスタートする場合の例を示すものである。
【0062】即ち、ステップ(S−21)で、選択されたポリゴンに付いて、当該ポリゴンの持つ3つの頂点の座標値が計算され、ステップ(S−22)に於て当該ポリゴンに於ける3つの頂点の座標値に位置するそれぞれのピクセルに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理を実行する。
【0063】次いで、ステップ(S−23)に於いては、当該ステップ(S−22)とは別に、フォグ処理手段3によりフォグ処理条件を設定するフォグ設定が実行されると共に選択された当該ポリゴンの3つの頂点に関するフォグ色の決定操作が実行され、当該ポリゴンの3つの頂点に関する個々のピクセルに於けるフォグ処理後のフォグ色であるフォグ処理色情報(RF、GF、BF)を求めるフォグ計算が行われる。
【0064】その後ステップ(S−24)に於て、ステップ(S−22)で得られた個々のピクセルの色情報とステップ(S−23)に於て得られたフォグ処理色情報とから、当該ポリゴンの3つの頂点に関するフォグ処理後の色情報であるフォグ処理色情報をR、G、Bの三種の色情報として決定する。
【0065】本発明に於いては、上記した工程までをソフトウェアによる処理で実行されるものである。
【0066】一方、ステップ(S−25)に於いては、当該選択されたポリゴンを構成する複数のピクセルから順次にピクセルを選択し、ステップ(S−26)に於て、上記したステップ(S−24)に於て決定された当該ポリゴンの3つの頂点に関するフォグ処理後の色情報であるフォグ処理色情報R、G、Bを使用して、当該ピクセルのフォグ処理色情報を決定するフォグ処理色情報決定処理が実行される。
【0067】本発明に於けるステップ(S−26)に於ては、上記したステップ(S−24)で得られた各ポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値に於ける色情報(R、G、B)に基づいて、例えば按分処理する等によって、当該選択されたポリゴンの各ピクセルの色情報をフォグ処理色情報をR、G、Bの三種の色情報として決定し、且つ当該ポリゴンに於ける全てのピクセルに付いて上記のフォグ処理色情報決定処理が実行させた後、ステップ(S−27)に於て当該ポリゴンを表示手段に表示するものである。
【0068】本発明に於ける別の態様としては、画像を表示する表示手段を設けると共に、当該表示手段には、画像情報を表示するに際し、1のフレームに於て、当該表示手段に於て表示すべき画像情報を、複数の原画像情報を記憶するCGメモリから選択的に抽出する工程、当該選択された個々の表示画像情報を構成する複数のポリゴンの中から所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンの3つの頂点のそれぞれの座標値を演算する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対して、所望の方向から所望の光源が照射された場合の色情報を設定する光源計算処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ条件を設定するフォグ条件設定処理操作を実行する工程、当該個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ色を決定するフォグ計算処理操作を実行する工程、当該決定された個々のポリゴンに於ける3個の頂点のそれぞれに対するフォグ色情報を表示データ格納用フレームメモリに記憶する工程、当該所定のポリゴンを選択する工程、当該選択されたポリゴンから当該ポリゴンを構成する複数のピクセルの一つを選択する工程、当該選択された個々のピクセルの色画像情報を、当該ポリゴンに関して当該表示データ格納用フレームメモリに記憶されている3つの頂点のフォグ色情報に基づいてそれぞれ決定する工程、上記によるフォグ処理操作によって、色画像情報が設定されているそれぞれのピクセルを持つそれぞれのポリゴンを表示手段に表示する工程、とから構成されているスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法をコンピュータに実行させる為のプログラムである。
【0069】尚、本発明は様々なアプリケーションソフトに対応可能な基本アーキテクチャである。
【0070】
【発明の効果】本発明に係る当該スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置及びスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける画像表示方法は、上記した様な技術構成を採用している事から、限られたサイズとコストの制約の中で、個々の画像の描画処理時間を大幅に短縮出来、短縮できた処理時間を使用して多数の画像の描画を可能となし、更に、表示画像情報に奥行き感の描画を実現させ、より本物らしさが表現出来るので、多彩で且つ臨場感のある、表現内容がより一層リアル性が向上する事が可能となる。
【0071】その結果、スロットマシーン又はパチスロ機の遊技者が、高度な描画映像により満足感が得られると言う効果が得られるのである。
【0072】更に、本発明に於いては、当該フォグ処理の主要な処理操作部分をソフトウェアにより実現させる技術構成を採用しているので、従来の様に全てのフォグ処理をハードウェアで実現させる必要が無いことから、高価な専用の描画用LSIが不要となりスロットマシーン又はパチスロ機の製造コストの低減化に寄与する他、処理回路の大きさも小さくなるので、一層のコスト低減が可能となる。
【0073】又、本発明に於いては、当該フォグ処理をソフトウェアを利用して実行するものである為、従来のハードウェアを使用してフォグ処理を操作実行していた場合と比較すると、フォグ処理条件を自由に設定する事が可能であるので、所望の表示画像情報に対して所望の演出に合わせたフォグ処理効果が得られるので、より多彩で且つ臨場感のある描画を表示する事が可能となる。
【0074】更に、本発明に於いては、当該フォグ処理により自然に消失したポリゴンに於ける表示画像情報を描画する必要が無いので、描画時間が短縮でき、その分他の表示画像情報の表示の為の演算操作に使用しえるので、より多彩な表示画像情報の描画処理を行う事が可能となる。
【出願人】 【識別番号】599052369
【氏名又は名称】新日エレクトロニクス株式会社
【出願日】 平成14年2月6日(2002.2.6)
【代理人】 【識別番号】100071755
【弁理士】
【氏名又は名称】斉藤 武彦 (外1名)
【公開番号】 特開2003−225348(P2003−225348A)
【公開日】 平成15年8月12日(2003.8.12)
【出願番号】 特願2002−30112(P2002−30112)