| 【発明の名称】 |
スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】冨田 穣太
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| 【要約】 |
【課題】スロットマシーン又はパチスロ機のような小規模な描画システムでも多彩な描画を可能にした画像表示装置の表示補正装置を提供する。
【解決手段】色データ232に第1の係数233をかける乗算器231と、乗算器231の乗算結果234に第2の係数236を加算する加算器235とで構成したことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置であって、色データに第1の係数をかける乗算器と、前記乗算器の乗算結果に第2の係数を加算する加算器とで構成したことを特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置。 【請求項2】 前記加算器の加算結果に桁あふれが発生した時、前記加算結果を予め決められた値に丸めるための値設定手段を更に設けたことを特徴とする請求項1記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置。 【請求項3】 前記値設定手段は、前記色データの予め決められた最大値に設定することを特徴とする請求項2記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置。 【請求項4】 前記加算器の加算結果にボローが発生した時、前記加算結果を予め決められた値に丸めるための値設定手段とで構成したことを特徴とする請求項1記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置。 【請求項5】 前記値設定手段は、前記色データの予め決められた最小値に設定することを特徴とする請求項4記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置。 【請求項6】 前記第1の係数と第2の係数は、符号付きの固定小数点の係数であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置の表示補正装置に係わり、特に、スロットマシーン又はパチスロ機に用いられる画像表示装置に好適な表示補正装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のスロットマシーン又はパチスロ機に用いられる画像表示装置では、色彩を変更する場合、すべての色彩の画像を予めメモリに格納しておく必要があり、このため、大量のメモリ容量が必要であった。従って、スロットマシーン又はパチスロ機のような小規模な描画システムでは、描画図形数に制限があり、高度な演出が出来ないという欠点があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、特に、スロットマシーン又はパチスロ機のような小規模な描画システムでも多彩な描画を可能にした新規な画像表示装置の表示補正装置を提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を達成するため、基本的には、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。 【0005】即ち、本発明に係わるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置の第1態様は、スロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置であって、色データに第1の係数をかける乗算器と、前記乗算器の乗算結果に第2の係数を加算する加算器とで構成したことを特徴とするものであり、叉、第2態様は、前記加算器の加算結果に桁あふれが発生した時、前記加算結果を予め決められた値に丸めるための値設定手段を更に設けたことを特徴とするものであり、叉、第3態様は、前記値設定手段は、前記色データの予め決められた最大値に設定することを特徴とするものであり、叉、第4態様は、前記加算器の加算結果にボローが発生した時、前記加算結果を予め決められた値に丸めるための値設定手段とで構成したことを特徴とするものであり、叉、第5態様は、前記値設定手段は、前記色データの予め決められた最小値に設定することを特徴とするものであり、叉、第6態様は、前記第1の係数と第2の係数は、符号付きの固定小数点の係数であることを特徴とするものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。 【0007】図1は、本発明のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置の全体の構成を示すブロック図、図2は、本発明のスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置の演算回路を示す図、図3(a)は、CGメモリからの色データ、図3(b)は、乗除算係数及び加減算係数のビット構成を示す図であって、これらの図には、色データ232に第1の係数233をかける乗算器231と、前記乗算器231の乗算結果234に第2の係数236を加算する加算器235と、前記加算器235の加算結果237に桁あふれが発生した時、前記加算結果237を予め決められた値に丸めるための値設定手段238とで構成したことを特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置が示され、叉、前記値設定手段238は、前記色データの予め決められた最大値に設定することを特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置が示されている。 【0008】更に、色データ232に第1の係数233をかける乗算器231と、前記乗算器231の乗算結果234に負の第2の係数236を加算する加算器235と、前記加算器235の加算結果237にボローが発生した時、前記加算結果237を予め決められた値に丸めるための値設定手段239とで構成したことを特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置が示され、叉、前記値設定手段239は、前記色データの予め決められた最小値に設定することを特徴とするスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置が示されている。 【0009】以下に、本発明を更に詳細に説明する。 【0010】図1において、1は液晶表示装置等の表示手段、2は表示手段1用に設けられた表示用LSI、3はこの画像表示装置を制御する中央演算装置(CPU)、5は、元画像のグラフィックデータを格納するCGメモリ、6は、表示用の画像データを格納するフレームメモリである。 【0011】表示用LSI2には、表示画像の座標計算等を行う描画装置21、フレームメモリ6内に格納されたデータを表示手段1に表示するための表示手段1用の駆動回路22と、本発明の目的を達成するために設けた色調整装置23、即ち、本発明の表示補正装置23とが設けられている。 【0012】従って、上記した画像表示装置では、描画装置21で座標計算されたCGデータがCGメモリ5に格納されており、このデータが、色調整装置23を介して、フレームメモリ6に格納され、このフレームメモリ6に格納された画像データが、表示手段1に表示されるようになっている。 【0013】次に、本発明の色調整装置23の構成を図2、図3に基づき説明する。 【0014】なお、図2に示した回路は、青、緑、赤の内の一色用の回路であり、従って、この画像表示装置では、図2の回路が、各色用に合計三つ設けられている。 【0015】図2において、231は、乗算器であり、この乗算器231には、CGメモリ5からの8ビット構成の色データ232(図3(a)参照)と、CPU3からの符号ビット用の1ビット、固定小数点用の23ビットからなる合計24ビット構成の乗除算係数233(図3(b)参照)とが入力され、乗算器231は、24ビットの出力データ234を出力するように構成している。従って、乗除算係数233は、正又は負の数である。 【0016】又、235は、加算器であり、この加算器235には、乗算器231の24ビット構成の出力データ234と、CPU3からの符号ビット用の1ビット、固定小数点用の23ビットからなる合計24ビット構成の加減算係数236(図3(b)参照)とが入力され、加算器235は、8ビットの出力データ237を出力するように構成している。従って、加減算係数236も、正又は負の数である。 【0017】そして、本発明の色調整装置23では、加算器235において、桁上がり、即ち、キャリービットが立った場合、セレクタ238において、色データの最大値である「255」を選択し出力するように、加算器235の出力データ237を丸めるように構成され、また、桁上がりが発生しない場合、加算器235の出力データをそのままセレクタ238に出力するようになっている。 【0018】又、加算器235において、ボローが立った場合、セレクタ239において色データの最小値である「0」を出力するように、加算器235の出力データ237を丸めるように構成され、また、加算器235において、ボローが発生しない場合、加算器237の出力データ、即ち、セレクタ238の出力をそのままセレクタ239に出力するように構成している。 【0019】図4〜図9は、乗除算係数233及び加減算係数236に具体的な数値を設定した場合の入力色データ232に対する出力色データ240の関係を示すグラフである。 (a)図4は、乗除算係数を+1.0、加減算係数を−128とし、加算器235の出力を丸めた場合の補正状態を示すグラフである。この場合、加算器235でボローが発生し、このため、セレクタ239による丸め機能が働き、出力色データ240は、図4のようなグラフになっている。 (b)図5は、乗除算係数を+0.5、加減算係数を0とした場合の補正状態を示すグラフである。 (c)図6は、乗除算係数を+1.0、加減算係数を+128、丸めありの場合の補正状態を示すグラフである。この場合、加算器235で桁上がり(キャリー)が発生し、このため、セレクタ238による丸め機能が働き、出力色データ240は、図6のようなグラフになっている。 (d)図7は、乗除算係数を+2.0、加減算係数を0とし、加算器235の出力を丸めた場合の補正状態を示すグラフである。この場合も、加算器235で桁上がり(キャリー)が発生し、このため、セレクタ238による丸め機能が働き、出力色データ240は、図7のようなグラフになっている。 (e)図8は、乗除算係数を−1.0、加減算係数を+255とした場合の補正状態を示すグラフである。 (f)図9は、乗除算係数を+1.0、加減算係数を+128とし、加算器235の出力を丸めない場合の補正状態を示すグラフである。この場合、加算器235で桁上がり(キャリー)が発生しているが、加算器235の出力を丸めないため、出力色データ240は、図9のようなグラフになっている。 【0020】なお、図2においては、CGメモリからの色データ232に符号ビットと小数点以下の値とを付加するように図示したが、8ビットデータと、符号付き固定小数点のデータとが演算出来れば、CGメモリからの色データ232に符号ビットと小数点以下の値とを付加しなくても良い。 【0021】また、上記説明では、データ幅が、8ビット構成であるとして説明したが、勿論、8ビット以下、或いは8ビット以上のデータであっても良い。 【0022】なお、本発明は、様々なアプリケーションソフトに対応可能な基本アーキテクチャである。 【0023】 【発明の効果】本発明に係わるスロットマシーン又はパチスロ機の画像表示装置に於ける表示補正装置は、上述のように構成したので、元画像を1枚用意しておくだけで、様々な色彩の画像をリアルタイムに表示することが可能になった。これにより、表示画像の表現の幅が広がり、高度でしかも多彩な演出が可能になり、表示内容にストーリ性を持たせることが出来た。また、高度な描画映像により、スロットマシーン又はパチスロ機の遊技者に、より高い満足感を与えることが出来るようになった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599052369 【氏名又は名称】新日エレクトロニクス株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年2月4日(2002.2.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071755 【弁理士】 【氏名又は名称】斉藤 武彦 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−225347(P2003−225347A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−27265(P2002−27265) |
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