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【発明の名称】 遊技機
【発明者】 【氏名】中谷 秀樹
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南船場2丁目9番14号 高砂電器産業株式会社内

【氏名】西川 良
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南船場2丁目9番14号 高砂電器産業株式会社内

【要約】 【課題】表示図柄の変動開始から大当たり抽選の結果を表す図柄の組合せが表示されるまでの間における興趣を増大させる。

【解決手段】可変表示器53には、先の大当たり抽選の結果を表す図柄組合せが表示されている状態(図4(a)に示す状態)から、図4(b)に示すように、停止予測表示が行われることを遊技者に知得させるために「停止予測」という文字が表示された後、図4(c)に示すように、4つの停止予測図柄「777」,「757」,「766」,「560」が一覧表示される。その後、可変表示器53の表示画面は、停止予測図柄が一覧表示された状態から、図4(d)に示すように、3つの図柄表示位置の表示図柄が高速変動している状態になる。そして、変動開始から所定時間が経過すると、図4(e)〜(g)に示すように、左、右、中央の順序で図柄停止位置に1個の図柄が停止表示されていく。
【特許請求の範囲】
【請求項1】大当たり抽選の結果が大当たりである場合に、遊技者にとって有利な大当たり遊技動作を実行する遊技機であって、大当たり抽選の結果を表す図柄を決定する図柄決定手段と、所定の図柄変動表示動作の後に、上記図柄決定手段によって決定された決定図柄を表示する図柄表示手段と、この図柄表示手段に表示される決定図柄および大当たり抽選の結果が大当たりである場合に上記図柄決定手段によって決定される大当たり図柄を含む複数の停止予測図柄を決定する停止予測図柄決定手段と、上記図柄変動表示動作の開始前または上記図柄変動表示動作と並行して、上記停止予測図柄決定手段によって決定された複数の停止予測図柄を報知する停止予測図柄報知手段とを含むことを特徴とする遊技機。
【請求項2】上記図柄表示手段は、液晶表示器を有しており、上記停止予測図柄報知手段は、上記停止予測図柄決定手段によって決定された複数の停止予測図柄を上記液晶表示器の表示画面に表示することにより報知するものであることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
【請求項3】上記停止予測図柄報知手段による報知が終了した後の所定期間、当該報知の内容を表示する内容表示手段をさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大当たり抽選の結果が大当たりである場合に、遊技者にとって有利な大当たり遊技動作を実行する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、始動口へ遊技球が入ったことに対して大当たり抽選を行い、この大当たり抽選の結果が大当たりであれば、遊技者にとって有利な(遊技者が多数個の賞球を獲得可能な)大当たり遊技動作を実行するパチンコ機が提供されている。この種のパチンコ機には、たとえば液晶表示器で構成される可変表示器が備えられている。可変表示器の表示画面には、複数の図柄表示位置が設定されており、各図柄表示位置に1つずつ停止表示される図柄の組合せにより、大当たり抽選の結果が報知されるようになっている。たとえば、大当たり抽選の結果が大当たりであれば、すべての図柄表示位置に同一図柄が表示され、大当たり抽選の結果がはずれであれば、少なくとも1つの図柄表示位置に他の図柄表示位置とは異なる図柄が表示される。
【0003】大当たり抽選の結果を表す図柄の組み合わせは、大当たり抽選が行われて、可変表示器の各図柄表示位置の表示図柄が高速変動した後、各図柄表示位置の表示図柄の変動が順次に停止されていくことにより表示される。したがって、大当たり抽選の結果が大当たりであることを表す図柄の組合せは、残り1個の図柄で大当たりかはずれかが判明する、いわゆるリーチ状態を経た後に表示されることになる。ゆえに、このリーチ状態に突入すると、遊技者の大当たりに対する期待感が急激に高まる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リーチ状態に突入するまでは、遊技者の大当たりに対する期待感に変化が乏しく、遊技の興趣に欠けていた。そこで、この発明の目的は、図柄変動表示動作(表示図柄の変動動作)の開始から大当たり抽選の結果を表す図柄(図柄組合せ)が表示されるまでの間における興趣の増大が図られた遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、大当たり抽選の結果が大当たりである場合に、遊技者にとって有利な大当たり遊技動作を実行する遊技機であって、大当たり抽選の結果を表す図柄を決定する図柄決定手段(7,S4)と、所定の図柄変動表示動作の後に、上記図柄決定手段によって決定された決定図柄を表示する図柄表示手段(53,7,S11〜S13)と、この図柄表示手段に表示される決定図柄および大当たり抽選の結果が大当たりである場合に上記図柄決定手段によって決定される大当たり図柄を含む複数の停止予測図柄を決定する停止予測図柄決定手段(7,S7,S8)と、上記図柄変動表示動作の開始前または上記図柄変動表示動作と並行して、上記停止予測図柄決定手段によって決定された複数の停止予測図柄を報知する停止予測図柄報知手段(53,7,S9)とを含むことを特徴とする遊技機である。
【0006】なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。この構成によれば、大当たり抽選の結果を表す図柄の表示に先立って行われる図柄変動表示動作の開始前または図柄変動表示動作と並行して、大当たり抽選の結果を表す図柄および大当たり図柄を含む複数の停止予測図柄が報知される。これにより、遊技者は、その複数の停止予測図柄に含まれている大当たり図柄が大当たり抽選の結果を表す図柄として表示されるのではないかと期待を抱いて、大当たり抽選の結果を表す図柄(決定図柄)が表示されるまでの過程を楽しみながら遊技を行うことができる。
【0007】なお、上記大当たり抽選の結果を表す図柄は、複数の図柄要素の組合せであってもよい。また、上記大当たり抽選の結果を表す図柄が複数の図柄要素の組合せである場合、上記図柄表示手段は、その図柄要素の数と同数の図柄表示位置を有し、各図柄表示位置に図柄要素を1つずつ停止表示していくことにより上記決定図柄を表示するものであってもよい。
【0008】さらに、請求項2に記載のように、上記図柄表示手段は、液晶表示器(53)を有していて、上記停止予測図柄報知手段は、上記停止予測図柄決定手段によって決定された複数の停止予測図柄を上記液晶表示器の表示画面に表示することにより報知するものであってもよい。請求項3記載の発明は、上記停止予測図柄報知手段による報知が終了した後の所定期間、当該報知の内容を表示する内容表示手段をさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機である。
【0009】この発明によれば、報知された停止予測図柄を遊技者が覚えておく必要がなく、遊技者が大当たり抽選の結果を表す図柄が表示される過程を楽しみながら遊技を行えるという効果をより確実に達成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図である。このパチンコ機の正面には、そのほぼ上半分の領域に開口1が形成されており、開口1の下方には、遊技に使用する遊技球(パチンコ玉)を貯留しておくための上皿2と、上皿2に貯留しきれない遊技球を受けるための下皿3とが上下に並べて配置されている。この実施形態では、上皿2および下皿3が別々に構成されて配置されているが、上皿2および下皿3の機能を併せもった一体型の球受皿が開口1の下方に配置されていてもよい。また、正面側から見て下皿3の右側には、遊技に際して遊技者によって操作されるハンドル4が取り付けられている。
【0011】開口1には、たとえばガラス板などの透明板が嵌められており、この透明板の奥側には、遊技盤5が遊技領域Aを透明板に対向させた状態で配置されている。上皿2に遊技球が貯留された状態でハンドル4が操作されると、機内に設けられた球発射装置(図示せず)が作動し、上皿2から機内に流入した遊技球が遊技盤5の遊技領域Aに向けて打ち出されるようになっている。遊技領域Aは、遊技盤5にほぼ円弧状に配置されたガイドレール51によって区画されている。ハンドル4の操作により発射された遊技球は、ガイドレール51に案内されて遊技領域Aの上部へ導かれる。遊技領域Aには、たとえば、多数本の障害釘(図示せず)が打設されており、遊技領域Aの上部に導かれた遊技球は、多数本の障害釘の間を通って下方へと落下していく。遊技領域Aの最下部まで落下した遊技球は、その最下部に形成されたアウト球回収口6から機内に回収される。
【0012】遊技領域Aには、中央より少し下方の位置に、始動口52が配置されている。遊技球が遊技領域A内を落下する過程で始動口52に入ると、予め定める個数(たとえば、7個)の遊技球が賞球として付与されるとともに、遊技者に大当たり遊技を実行する機会を付与するか否かを決定するための大当たり抽選が行われる。大当たり抽選の結果は、始動口52の上方に配置された可変表示器53に3つの図柄(図柄要素)の組合せ(この実施形態では、3つの数字(0〜9)の組合せ)により表示される。たとえば、可変表示器53は、液晶表示器で構成されており、可変表示器53の表示画面には、3つの図柄表示位置が左右に並べて設定されている。そして、大当たり抽選の結果を表す図柄の組み合わせは、各図柄表示位置の表示図柄が高速変動(図柄変動表示動作)した後、各図柄表示位置の表示図柄の変動が順次に停止されていくことにより表示されるようになっている。
【0013】大当たり抽選の結果が大当たりであれば、たとえば、可変表示器53に3つの同一の図柄の組合せである大当たり図柄が停止表示され、その後、遊技者は大当たり遊技を実行することができる。大当たり遊技では、始動口52の下方に配置された大入賞口54が予め定める態様で開閉される。たとえば、大入賞口54を約30秒間または約10個の遊技球が入球するまで開放するといった動作を1ラウンドとし、この1ラウンド中に大入賞口54に入球した遊技球のうちの少なくとも1個が大入賞口54内の特別領域(いわゆるVゾーン)を通過していれば、次のラウンドを実行するといったようにして、大入賞口54の開閉動作が所定の最大継続ラウンド数(たとえば、16ラウンド)を上限として行われる。大入賞口54への遊技球の入球に対しては、予め定める個数(たとえば、13個)の賞球が遊技者に付与される。したがって、大当たり遊技では、大入賞口54に多数個の遊技球を入球させることにより、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
【0014】図2は、このパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。このパチンコ機は、たとえば、CPU、RAMおよびROMなどで構成されるマイクロコンピュータを含む制御部7を有している。制御部7には、始動口52への遊技球の入球を検出するための始動口センサ8など、パチンコ機の各部に配置されたセンサ類からの信号が入力されている。また、制御部7には、可変表示器53と、大入賞口54を開閉するための大入賞口開閉機構9とが制御対象として接続されている。
【0015】図3は、制御部7(マイクロコンピュータ)が実行する処理の流れを示すフローチャートである。始動口52に遊技球が入り、始動口センサ8から制御部7に検出信号が入力されると(ステップS1でYES)、制御部7は、まず、その始動口入球に対する大当たり抽選を実行する(ステップS2)。次に、大当たり抽選の結果に基づいて、制御部7は、リーチ抽選および停止図柄抽選を実行する(ステップS3,S4)。リーチ抽選は、大当たり抽選の結果を表す図柄の組合せを可変表示器53に停止表示させる過程で、残り1つの図柄が可変表示器53に停止表示されることにより大当たり抽選の結果が判明する状態、いわゆるリーチ状態に突入するか否かを決定するための抽選である。また、停止図柄抽選は、大当たり抽選の結果を表す図柄組合せを決定するための抽選である。この停止図柄抽選では、大当たり抽選の結果が大当たりであれば、3つの同一の図柄の組合せ(大当たり図柄)が決定され、大当たり抽選の結果がはずれであれば、少なくとも1つの図柄が他の図柄とは異なる図柄の組合せ(はずれ図柄)が決定される。
【0016】つづいて、制御部7は、大当たり抽選の結果を表す図柄組合せの予測表示(停止予測表示)を行うか否かを決定するための停止予測表示抽選を実行する(ステップS5)。この停止予測表示抽選の結果が当たりであれば(ステップS6でYES)、大当たり抽選の結果の表示に先立って行われる図柄変動表示動作の開始前に、その大当たり抽選の結果を表す図柄組合せ(停止図柄抽選で決定された図柄の組合せ)および少なくとも1つの大当たり図柄を含む複数の図柄組合せが停止予測図柄として可変表示器53に表示させる。具体的には、停止予測表示抽選の結果が当たりであれば、まず、停止予測表示で可変表示器53に表示される図柄組合せの数(2以上)を決定し(ステップS7)、つづいて、その決定数分の図柄組合せを決定する(ステップS8)。そして、その決定した複数の図柄組合せを停止予測図柄として可変表示器53に表示させる(ステップS9)。その後、制御部7は、可変表示器53の各図柄表示位置の表示図柄を高速変動開始させ(ステップS10)、その後所定時間が経過すると、各図柄表示位置の表示図柄の変動を左、右、中央の順序で停止させていく(ステップS11,S12,S13)。
【0017】上述の処理により、可変表示器53の表示は、たとえば、図4(a)〜(h)に示すように変化する。すなわち、可変表示器53には、先の大当たり抽選の結果を表す図柄組合せ(図4の例では「123」)が表示されている状態(図4(a)参照)から、図4(b)に示すように、停止予測表示が行われることを遊技者に知得させるために「停止予測」という文字が表示された後、図4(c)に示すように、4つの停止予測図柄「777」,「757」,「766」,「560」が一覧表示される。その後、可変表示器53の表示画面は、停止予測図柄「777」,「757」,「766」,「560」が一覧表示された状態から、図4(d)に示すように、3つの図柄表示位置の表示図柄が高速変動している状態(この状態を「↓」で示す。)になる。そして、この図柄変動表示動作の開始から所定時間が経過すると、図4(e)〜(g)に示すように、左の図柄停止位置に1個の図柄(図4の例では「7」)が停止表示された後、右の図柄停止位置に1個の図柄(図4の例では「7」)が停止表示され、その後さらに、中央の図柄表示位置に1個の図柄が表示されて、可変表示器53に大当たり抽選の結果を表す図柄組合せ(図4の例では「777」)が表示された状態となる。
【0018】なお、図4は、図3に示すステップS4の停止図柄抽選で大当たり抽選の結果を表す図柄の組合せが「777」に決定され、ステップS7で図柄組合せ(停止予測図柄)の数が4に決定され、これに応じて、ステップS8で停止予測図柄が「777」,「757」,「766」,「560」に決定された場合における可変表示器53の表示画面の変化の一例である。このように、大当たり抽選の結果の表示に先立って行われる図柄変動表示動作の開始前に、大当たり抽選の結果を表す図柄組合せおよび少なくとも1つの大当たり図柄を含む複数の停止予測図柄が可変表示器53に表示されることにより、遊技者は、その複数の停止予測図柄に含まれている大当たり図柄が大当たり抽選結果を表す図柄組合せとして表示されるのではないかと期待を抱いて、各図柄表示位置に図柄が1個ずつ停止表示されていく過程を楽しみながら遊技を行うことができる。
【0019】一方、停止予測表示抽選の結果がはずれであれば(ステップS6でNO)、制御部7は、上述のステップS7〜S9の処理をスキップして、可変表示器53の各図柄表示位置の表示図柄を高速変動開始させ(ステップS10)、その後所定時間が経過すると、各図柄表示位置の表示図柄の変動を左、右、中央の順序で停止させていく(ステップS11,S12,S13)。これにより、可変表示器53の表示画面は、図5(a)に示すように、先の大当たり抽選の結果を表す図柄組合せ(図5の例では「123」)が表示されている状態から、図5(b)に示すように、3つの図柄表示位置の表示図柄が高速変動している状態になる。そして、この図柄変動表示動作の開始から所定時間が経過すると、図5(c)〜(e)に示すように、左の図柄停止位置に1個の図柄(図5の例では「7」)が停止表示された後、右の図柄停止位置に1個の図柄(図5の例では「3」)が停止表示され、その後さらに、中央の図柄表示位置に1個の図柄が表示されて、可変表示器53に大当たり抽選の結果を表す図柄組合せ(図5の例では「753」)が表示された状態となる。
【0020】可変表示器53に大当たり抽選の結果を表す図柄組合せが表示された後、制御部7は、その表示された図柄組合せが大当たり図柄であれば(ステップS14でYES)、大当たり遊技に関する処理(ステップS15)を行った後、この処理をリターンし、はずれ図柄であれば、大当たりに関する処理は行わずに、この処理をリターンする。以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は他の形態で実施することもできる。たとえば、上述の実施形態では、大当たり抽選の結果の表示に先立って行われる図柄変動表示動作の開始前に複数の停止予測図柄が一覧表示されるとしているが、図柄変動表示動作と並行して(ただし、最初に図柄表示位置に図柄が停止表示されるまでの間に)、複数の停止予測図柄の一覧表示が行われてもよい。
【0021】また、複数の停止予測図柄の表示態様は、一覧表示に限らず、図6に示すように1つずつ順に表示されてもよい。すなわち、先の大当たり抽選の結果を表す図柄組合せが表示されている状態(図6(a)参照)から、図6(b)に示すように、「停止予測」という文字が表示された後、図6(c)〜(f)に示すように、4つの停止予測図柄「560」,「766」,「767」,「777」が、可変表示器53の表示画面内を上から下へ移動するように順に表示されてもよい。この場合、4つ目の停止予測図柄「777」が表示された後、図6(g)に示すように、図柄変動表示動作が開始され、この動作開始から所定時間が経過すると、図6(h)〜(j)に示すように、左の図柄停止位置に1個の図柄(図6の例では「7」)が停止表示された後、右の図柄停止位置に1個の図柄(図6の例では「6」)が停止表示され、その後さらに、中央の図柄表示位置に1個の図柄が表示されて、可変表示器53に大当たり抽選の結果を表す図柄組合せ(図6の例では「767」)が表示された状態となるようにしてもよい。
【0022】さらには、図7に示すように、停止予測表示(図3のステップS9)の内容を、図柄変動開始後も可変表示器53の表示画面内に表示しておくようにしてもよい。すなわち、先の大当たり抽選の結果を表す図柄組合せが表示されている状態(図7(a)参照)から、「停止予測」という文字が表示(図7(b)参照)された後、図柄変動表示動作が開始されるとともに、たとえば、停止予測図柄「777」が可変表示器53の表示画面内に設定された停止予測図柄表示領域53aを右から左に移動するように表示され(図7(c),(d)参照)、その停止予測図柄「777」が表示画面内の所定の場所に小さく表示される(図7(e)参照)。その後、次の停止予測図柄「757」が可変表示器53の表示画面内を右から左に移動するように表示され(図7(f),(g)参照)、その停止予測図柄「757」が既に表示されている停止予測図柄「777」に並べて小さく表示される(図7(h)参照)。このようにして、図3のステップS8で決定された全停止予測図柄が表示されることにより停止予測表示が終了し、その停止予測表示の内容「777」「757」「766」「560」が表示されると、停止予測図柄表示領域53aが消滅する(図7(i)参照)。そして、所定時間が経過すると、図7(k)〜(n)に示すように、左の図柄停止位置に1個の図柄(図7の例では「7」)が停止表示された後、右の図柄停止位置に1個の図柄(図7の例では「6」)が停止表示され、その後さらに、中央の図柄表示位置に1個の図柄が表示されて、可変表示器53に大当たり抽選の結果を表す図柄組合せ(図6の例では「777」)が表示された状態となる。
【0023】これにより、停止予測表示された停止予測図柄を遊技者が覚えておく必要がなく、図柄表示位置に図柄が1個ずつ停止表示されていく過程を楽しみながら遊技を行えるという効果をより確実に達成することができる。なお、図7(k)に示すように、左の図柄停止位置に図柄「7」が停止された場合、この時点で、停止予測図柄「560」が大当たり抽選の結果を表す図柄組合せである可能性はないから、停止予測表示の内容として表示されている「560」は消去されるようにしてもよい。また同様に、図7(l)に示すように、右の図柄停止位置に図柄「7」が停止されると、この時点で、停止予測図柄「766」が大当たり抽選の結果を表す図柄組合せである可能性はないから、停止予測表示の内容として表示されている「766」は消去されるようにしてもよい。さらにまた、左右の図柄表示位置に図柄「7」が表示されているリーチ状態で、中央の図柄表示位置の表示図柄の変動速度を遅くするといったリーチ演出が行われる場合には、図7(m)に示すように、中央の図柄表示位置の表示図柄が図柄「5」から図柄「6」に変わり、停止予測図柄「757」が大当たり抽選の結果を表す図柄組合せである可能性がなくなった時点で、停止予測表示の内容として表示されている「757」が消去されるようにしてもよい。大当たり図柄以外の停止予測図柄が順に消えていけば、これに伴って、遊技者の大当たりに対する期待感を高めていくことができる。
【0024】また、上述の実施形態では、停止予測図柄が可変表示器53に表示されるとしたが、可変表示器53とは別に設けられた表示器(たとえば、液晶表示器、セグメント表示器、LED表示器など)に停止予測図柄が表示されるようにしてもよい。さらには、停止予測図柄を表示する構成に限らず、停止予測図柄を音声で報知する構成が採用されてもよい。
【0025】その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【出願人】 【識別番号】000169477
【氏名又は名称】高砂電器産業株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南船場2丁目9番14号
【出願日】 平成14年1月29日(2002.1.29)
【代理人】 【識別番号】100087701
【弁理士】
【氏名又は名称】稲岡 耕作 (外1名)
【公開番号】 特開2003−220222(P2003−220222A)
【公開日】 平成15年8月5日(2003.8.5)
【出願番号】 特願2002−20337(P2002−20337)