| 【発明の名称】 |
パチンコ機 |
| 【発明者】 |
【氏名】榎本 宏 【住所又は居所】名古屋市中川区尾頭橋3丁目20番8号 京楽産業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】パチンコ球が始動入賞口に入賞することにより開始される図柄合わせゲームの開始及び大当たりの抽選の開始に、遊技者が直接関与することが可能なパチンコ機を提供すること。
【解決手段】始動入賞口に入賞したパチンコ球を押釦スイッチにより検出し、その検出信号に基づき中央処理装置によって乱数発生手段からの乱数により表示する図柄を決定し、その状態において、遊技者が遊技進行中の任意の時期に押釦スイッチをオン動作状態とした場合、図柄変動表示装置の図柄の変動動作が開始する。所定時間経過後に図柄が停止表示し、その図柄が所定の図柄であるときに、変動入賞装置の大入賞口が開放されて大当たり状態が発生する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技領域に打ち込まれたパチンコ球の所定の入賞口への入賞を検出する検出手段と、複数の識別情報たる図柄を可変的に表示する図柄変動表示装置と、ハード及びソフトウェアーの制御を総合的に司る主制御装置とを設け、前記検出手段によってパチンコ球が検出されることを図柄変動を開始させる前提条件とし、前記図柄変動表示装置の図柄の変動動作が開始されて所定時間経過後に図柄を停止表示させ、その図柄が所定の図柄で揃ったときに大当たり状態を発生させる機会を付与するように構成したパチンコ機において、遊技者が操作可能な操作手段を前記主制御装置の電子回路に設け、前記検出手段によるパチンコ球の検出が行われると共に、主制御装置の中央処理装置の乱数発生手段からの乱数により表示する図柄が決定された状態であって、その操作手段がオン動作状態とされた場合に、図柄の変動動作が開始されて所定時間経過後に図柄を停止表示させ、その表示される図柄が所定の図柄であるときに大当たり状態を発生させるように構成したことを特徴とするパチンコ機。 【請求項2】 遊技領域に打ち込まれたパチンコ球の所定の入賞口への入賞を検出する検出手段と、複数の識別情報たる図柄を可変的に表示する図柄変動表示装置と、ハード及びソフトウェアーの制御を総合的に司る主制御装置とを設け、前記検出手段によってパチンコ球が検出されることを図柄変動を開始させる前提条件とし、前記図柄変動表示装置の図柄の変動動作が開始されて所定時間経過後に図柄を停止表示させ、その図柄が所定の図柄で揃ったときに大当たり状態を発生させる機会を付与するように構成したパチンコ機において、遊技者が操作可能な操作手段を前記主制御装置の電子回路に設け、前記検出手段によるパチンコ球の検出が行われ、かつ、その操作手段がオン動作状態とされた場合に、主制御装置の中央処理装置によって乱数発生手段により表示する図柄が決定されると共に、前記図柄の変動動作が開始されて所定時間経過後に図柄を停止表示させ、その表示される図柄が所定の図柄であるときに大当たり状態を発生させるように構成したことを特徴とするパチンコ機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、図柄を可変的に表示する図柄変動表示装置を遊技領域に設けて、所定の図柄が揃ったときに大当たり状態を発生させる機会を付与するように構成したパチンコ機に関する。 【0002】 【従来の技術】遊技領域に打ち込まれたパチンコ球の始動入賞口への入賞検出信号によって図柄変動表示装置の図柄(数字、動物のキャラクター、果物等)を変動表示させ、その表示された図柄が所定の図柄で揃ったときに、遊技者にとって有利な特別遊技、いわゆる「大当たり」状態を発生させる機会を付与するようにしたパチンコ機が一般的なものとして知られている。かかるパチンコ機では、パチンコ球を遊技領域に打ち込んで入賞口に入賞させることを目的とする球落としゲームと、パチンコ球が始動入賞口に入賞することにより開始される図柄合わせゲームとが一連の遊技として行われている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のパチンコ機において、球落としゲームは遊技者自身により任意に行われるところ、図柄合わせゲームについては、始動入賞口の入賞検出信号によって開始され、大当たりの抽選においても、入賞検出時に乱数発生手段の数値により決定されている。このため、遊技者は図柄合わせゲームの開始及び大当たりの抽選の開始に直接関与することはできなかった。 【0004】この発明の目的は、パチンコ球が始動入賞口に入賞することにより開始される図柄合わせゲームの開始及び大当たりの抽選の開始に、遊技者が直接関与することが可能なパチンコ機を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、遊技領域に打ち込まれたパチンコ球の所定の入賞口への入賞を検出する検出手段と、複数の識別情報たる図柄を可変的に表示する図柄変動表示装置と、ハード及びソフトウェアーの制御を総合的に司る主制御装置とを設け、前記検出手段によってパチンコ球が検出されることを図柄変動を開始させる前提条件とし、前記図柄変動表示装置の図柄の変動動作が開始されて所定時間経過後に図柄を停止表示させ、その図柄が所定の図柄で揃ったときに大当たり状態を発生させる機会を付与するように構成したパチンコ機において、遊技者が操作可能な操作手段を前記主制御装置の電子回路に設け、前記検出手段によるパチンコ球の検出が行われると共に、主制御装置の中央処理装置の乱数発生手段からの乱数により表示する図柄が決定された状態であって、その操作手段がオン動作状態とされた場合に、図柄の変動動作が開始されて所定時間経過後に図柄を停止表示させ、その表示される図柄が所定の図柄であるときに大当たり状態を発生させるように構成したことを特徴とする。 【0006】同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、遊技領域に打ち込まれたパチンコ球の所定の入賞口への入賞を検出する検出手段と、複数の識別情報たる図柄を可変的に表示する図柄変動表示装置と、ハード及びソフトウェアーの制御を総合的に司る主制御装置とを設け、前記検出手段によってパチンコ球が検出されることを図柄変動を開始させる前提条件とし、前記図柄変動表示装置の図柄の変動動作が開始されて所定時間経過後に図柄を停止表示させ、その図柄が所定の図柄で揃ったときに大当たり状態を発生させる機会を付与するように構成したパチンコ機において、遊技者が操作可能な操作手段を前記主制御装置の電子回路に設け、前記検出手段によるパチンコ球の検出が行われ、かつ、その操作手段がオン動作状態とされた場合に、主制御装置の中央処理装置によって乱数発生手段により表示する図柄が決定されると共に、前記図柄の変動動作が開始されて所定時間経過後に図柄を停止表示させ、その表示される図柄が所定の図柄であるときに大当たり状態を発生させるように構成したことを特徴とする。 【0007】 【発明の作用及び効果】(請求項1の発明)パチンコ球が所定の入賞口(始動入賞口)に入賞すると、検出手段によってパチンコ球の検出が行われ、その検出信号に基づき主制御装置の中央処理装置によって乱数発生手段からの乱数により表示される図柄が決定される。その状態において、遊技者が遊技進行中の任意の時期に操作手段をオン動作状態とした場合、図柄変動表示装置の図柄の変動動作が開始する。所定時間経過後に図柄が停止表示し、その表示された図柄が所定の図柄であるときには、変動入賞装置の大入賞口が開放されて多量の賞球を獲得することが可能な大当たり状態が発生する。また、停止表示される図柄が所定図柄でないときには、大当たり状態を生じない。 【0008】このパチンコ機は、球落としゲームと、パチンコ球が始動入賞口に入賞することにより開始される図柄合わせゲームとが独立したゲームであることを遊技者に認識させ、図柄合わせゲームの開始を遊技者の任意操作に基づいて行うことができることから、遊技者の遊技への参加意識を高めることが可能となる。 【0009】(請求項2の発明)パチンコ球が所定の入賞口に入賞すると、検出手段によってパチンコ球の検出が行われる。ついで、遊技者が遊技進行中の任意の時期に操作手段をオン動作状態とすると、その出力信号に基づき主制御装置の中央処理装置によって乱数発生手段からの乱数により表示される図柄が決定されると共に、図柄変動表示装置の図柄の変動動作が開始する。そして、所定時間経過後に図柄が停止表示し、その表示された図柄が所定の図柄であるときには、前述した大当たり状態が発生する。なお、停止表示される図柄が所定図柄でないときに大当たり状態が生じないのは、請求項1の発明と同様である。 【0010】このパチンコ機は、パチンコ球の始動入賞口への入賞を条件として、大当たり抽選の開始と、図柄合わせゲームの開始とを遊技者の任意操作に基づいて行うことができるので、遊技者の遊技への参加意識を高めることが可能となる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1はパチンコ機の電子制御部の要部を示すブロック図、図2は実施形態例1の遊技・制御処理の順序を示すフローチャート、図3は実施形態例2の遊技・制御処理の順序を示すフローチャートである。 【0012】図1にはパチンコ機の電子制御部の要部を示す。図中、鎖線で囲まれた部分はパチンコ機のハード及びソフトウェアーの制御を総合的に司る主制御装置10を示し、CPUはその中央処理装置、11は中央処理装置CPUが実行する大当たり抽選の乱数発生手段・図柄変動制御・大当たり処理制御等の各種制御プログラム等を記憶させたメモリー、12は中央処理装置CPUが前記制御プログラムを実行するときにメモリー11から読み出された内容等を一時的に記憶させるためのメモリー、13及び14は中央処理装置CPUに接続されたインターフェースである。 【0013】図示しない遊技盤の遊技領域には、所定の入賞口としての始動入賞口、複数の識別情報たる図柄を、左図柄・中図柄・右図柄の3列にランダムに配置してこれらを可変的に表示する図柄変動表示装置20、上記始動入賞口に入賞したときの回数を始動記憶として遊技者に知らせる保留表示ランプ21、大入賞口をソレノイド22によって開閉自在とした変動入賞装置、役物の電飾を施す装飾ランプ23等を設け、それらは前記インターフェース13に電気的に接続されている。また、始動入賞口に入賞したパチンコ球を検出する検出手段としての検出スイッチ30、変動入賞装置に入賞したパチンコ球の数を計数するカウントスイッチ31、変動入賞装置において大入賞口を連続的に開放させる権利を保有するための継続入賞口を通過するパチンコ球を検出する継続入賞検出スイッチ32、遊技者が操作することができるようにパチンコ機に設置される操作手段としての押釦スイッチ33とが、インターフェース14に電気的に接続されている。 【0014】このパチンコ機におけるその他の構成については、公知のパチンコ機の構成に準じた構成とする。また、以下に説明する実施形態例1(請求項1の発明に対応)と実施形態例2(請求項2の発明に対応)とは、制御プログラムの変更によりそれぞれ実施可能である。 【0015】(実施形態例1)実施形態例1のパチンコ機の動作及び遊技の流れについて、図2のフローチャートに基づき説明する。 (1)パチンコ球が始動入賞口に入賞すると、検出スイッチ30によってパチンコ球の検出が行われる(S50)。 (2)その検出スイッチ30の検出信号に基づいて主制御装置10の中央処理装置CPUによってメモリー11に記憶された乱数発生手段からの乱数により表示される図柄が決定され(S51)、その数値はメモリー12に一時的に記憶される。 (3)(2)の状態において、遊技者が遊技進行中の任意の時期に押釦スイッチ33をオン動作状態とした場合(S52,YES)、その出力信号によって図柄変動表示装置20の図柄の変動動作が開始する(S54)。このときには、(1)の入賞検出確認によりメモリー12に記憶された始動記憶数から「1」を減じる(S53)。また、遊技者が押釦スイッチ33を押さなければ(S52,NO)、図柄合わせゲームは開始されずにゲームを行う権利が留保される(S58)。 (4)所定時間経過後に図柄変動表示装置20の図柄が停止表示され(S55)、その表示された図柄が所定の図柄であるか否かが中央処理装置CPUにて判定される(S56)。しかして、所定図柄であれば(S56,YES)、変動入賞装置の大入賞口が開放されて多量の賞球を獲得することが可能な大当たり状態が発生する。なお、停止表示される図柄が所定図柄でないときには(S56,NO)、大当たり状態を生じない。 (5)大当たり態様の時には、変動入賞装置の大入賞口をソレノイド22の駆動によって開放する。これにより、遊技者はその大入賞口を狙って球落としゲームを行うことができ、入賞するパチンコ球はカウントスイッチ31によって計数される。パチンコ球が大入賞口に10個入るか、所定時間を経過すると、ソレノイド22の駆動によって大入賞口が閉じられて特別遊技は一旦終了する。 【0016】なお、大入賞口に入ったパチンコ球が継続入賞口を通過しているときには、その通過が継続入賞検出スイッチ32により検出され、継続入賞口への通過数にもよるが、最高16回まで特別遊技をする機会が得られる。また、特別遊技中に打ち込まれたパチンコ球が新たに始動入賞口に入賞したときには、始動記憶としてメモリー12に「1」が加算されると共にその旨が保留表示ランプ21にて報知される。しかして、遊技者は2回目以降の図柄合わせゲームを行う権利が得られ、押釦スイッチ33の操作により再び前述した図柄合わせゲームを実行することができる。 【0017】(実施形態例2)実施形態例2のパチンコ機の動作及び遊技の流れについて、図3のフローチャートに基づき説明する。 (1)パチンコ球が始動入賞口に入賞すると、検出スイッチ30によってパチンコ球の検出が行われる(S60)。 (2)遊技者が遊技進行中の任意の時期に押釦スイツチ33をオン動作状態とすると(S61,YES)、その出力信号に基づいて主制御装置10の中央処理装置CPUによってメモリー11に記憶された乱数発生手段からの乱数により表示する図柄が決定され(S63)、その数値はメモリー12に一時的に記憶される。このときには、(1)の入賞検出確認によりメモリー12に記憶されている始動記憶数から「1」を減じる(S62)。また、遊技者が押釦スイッチ33を押さなければ(S61,NO)、図柄合わせゲームは開始されずにゲームを行う権利が留保される(S68)。 (3)(2)における数値決定後に、図柄変動表示装置20の図柄の変動動作が開始する(S64)。 (4)所定時間経過後に図柄変動表示装置20の図柄が停止表示され(S65)、その表示された図柄が所定の図柄であるか否かが中央処理装置CPUにて判定される(S66)。しかして、所定図柄であれば(S66,YES)、変動入賞装置の大入賞口が開放されて多量の賞球を獲得することが可能な大当たり状態が発生する。なお、停止表示される図柄が所定図柄でないときには(S66,NO)、大当たり状態を生じない。 (5)大当たり態様の時には、変動入賞装置の大入賞口をソレノイド22の駆動によって開放する。これにより、遊技者はその大入賞口を狙って球落としゲームを行うことができ、入賞するパチンコ球はカウントスイッチ31によって計数される。パチンコ球が大入賞口に10個入るか、所定時間を経過すると、大入賞口がソレノイド22の駆動により閉じられて特別遊技は終了する。 【0018】なお、段落[0016]において述べた内容については、この実施形態例にも同様に適用される。また、上記2つの実施形態例のパチンコ機については、大当たり発生時の所定図柄の種類によって大当たりの発生する確率を変動させる図柄変動処理を行う構成とすることも可能である。 【0019】以上の通り、このパチンコ機は、パチンコ球の始動入賞口への入賞を条件として、図柄合わせゲームの開始、または大当たり抽選及び図柄合わせゲームの開始とを遊技者の任意操作に基づいて行うようにしているため、遊技の興趣を一層高めることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000161806 【氏名又は名称】京楽産業株式会社 【住所又は居所】愛知県名古屋市中川区尾頭橋3丁目20番8号
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| 【出願日】 |
平成14年1月30日(2002.1.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090239 【弁理士】 【氏名又は名称】三宅 始
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| 【公開番号】 |
特開2003−220210(P2003−220210A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月5日(2003.8.5) |
| 【出願番号】 |
特願2002−21530(P2002−21530) |
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