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【発明の名称】 弾球遊技機
【発明者】 【氏名】小池 朋弘
【住所又は居所】大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内

【氏名】丹羽 夏樹
【住所又は居所】大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内

【氏名】森田 秀樹
【住所又は居所】大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内

【氏名】渡邉 英範
【住所又は居所】大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内

【要約】 【課題】報知演出に遊技者が関与できる、又は関与した気持ちを持たせるようにすることにより遊技者の興趣を増大できる弾球遊技機を提供する。

【解決手段】遊技状態を報知する報知手段9,34,36と、報知手段9,34,36を作動させるための報知操作手段14と、報知操作手段14の操作を検出する操作検出手段20とを備えた弾球遊技機で、操作検出手段20が報知操作手段14の操作を検出することを条件に報知手段9,34,36を制御する報知制御手段76を備えたものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技状態を報知する報知手段(9)(34)(35a)(36)(91)と、該報知手段(9)(34)(35a)(36)(91)を作動させるための報知操作手段(14)と、該報知操作手段(14)の操作を検出する操作検出手段(20)とを備えた弾球遊技機において、前記操作検出手段(20)が前記報知操作手段(14)の操作を検出することを条件に前記報知手段(9)(34)(35a)(36)(91)を制御する報知制御手段(76)を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
【請求項2】 前記報知操作手段(14)の少なくとも一部を前側から覆うカバー体(95)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
【請求項3】 前記報知手段(9)(34)(35a)(36)(91)の報知パターンを複数種類記憶する報知パターン記憶手段(74)と、該報知パターン記憶手段(74)に記憶された複数種類の報知パターンのうちの何れかを選択する報知パターン選択手段(75)とを備え、前記報知制御手段(76)は、前記報知パターン選択手段(75)が選択した報知パターンに基づいて前記報知手段(9)(34)(35a)(36)(91)を制御するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
【請求項4】 所定の図柄始動手段(26)が遊技球を検出することを条件に遊技図柄を変動表示する図柄表示手段(35)と、該図柄表示手段(35)の変動後の停止図柄を予め定められた特定態様とするか否かを乱数抽選により決定する抽選手段(53)と、前記停止図柄が特定態様となることに基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段(54)とを備え、前記報知パターン選択手段(75)は、前記抽選手段(53)の抽選結果に基づいて作動するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
【請求項5】 前記複数種類の報知パターンは特別報知パターン(X2)(Y2)(Z2)を含み、前記報知パターン選択手段(75)は、前記抽選手段(53)で特定態様とする旨の抽選が行われた場合には、特定態様としない旨の抽選が行われた場合に比べて高い確率で前記特別報知パターン(X2)(Y2)(Z2)を選択するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の弾球遊技機。
【請求項6】 前記報知手段(9)(34)(35a)(36)(91)を、画像表示手段(35a)(36)、ランプ手段(34)、音声出力手段(9)、可動手段(91)のうちの複数の手段により構成したことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
【請求項7】 前記抽選手段(53)は、乱数発生手段(65)と、所定の入賞手段(26)が遊技球を検出することを条件に前記乱数発生手段(65)から乱数値を1個取得する乱数取得手段(66)と、該乱数取得手段(66)が取得した乱数値を所定個数を限度として記憶する乱数記憶手段(67)とを備え、前記報知パターン選択手段(75)は、前記乱数記憶手段(67)に記憶された乱数値の中に特定の乱数値がある場合には、特定の乱数値がない場合に比べて高い確率で複数種類の報知パターン(P1)(P2)(Q1)(Q2)のうちの特別報知パターン(P2)(Q2)を選択するように構成されていることを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤の遊技領域に普通入賞手段、大入賞手段等の入賞手段の他に複数個、例えば3つの遊技図柄を変動表示可能な液晶表示手段等よりなる可変表示手段と図柄始動手段とを設け、図柄始動手段が遊技球を検出することを条件に、図柄表示手段の複数個の遊技図柄を所定時間変動させて、その変動後の停止図柄が予め定められた図柄の組み合わせである特定態様(大当たり態様)となったときに、大入賞手段を所定回数繰り返し開放する等、遊技者に有利な特定状態を発生させるようにしたものが一般的である。
【0003】この種の弾球遊技機では、例えば可変表示手段上で遊技図柄以外の例えばキャラクター等を適宜アニメーション表示させるなどして、例えば大当たり発生の予告等、遊技状態の報知を行うことで遊技に対する興趣の向上が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機では、上記のような報知演出が遊技機側の制御のみに基づいて行われており、遊技者側は何らそれに関与することができないか、或いは関与した気持ちになることができないため、必ずしも遊技者の興味を長く引きつけることができない欠点があった。
【0005】また、従来の弾球遊技機においては、遊技者が遊技に関して可能な操作といえば発射ハンドルの操作のみであって、遊技中の遊技者の動作は非常に単調なものであり、報知演出内容に変化を持たせることで遊技者の興味を長く引きつけるには自ずと限界があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み、報知演出に遊技者が関与できる、又は関与した気持ちを持たせるようにすることにより遊技者の興趣を増大できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技状態を報知する報知手段9,34,35a,36,91と、該報知手段9,34,35a,36,91を作動させるための報知操作手段14と、該報知操作手段14の操作を検出する操作検出手段20とを備えた弾球遊技機において、前記操作検出手段20が前記報知操作手段14の操作を検出することを条件に前記報知手段9,34,35a,36,91を制御する報知制御手段76を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。4はガラス扉、5は前面板で、これらは前枠3の窓孔6に対応して上下に配置され、前枠3に開閉自在に枢支されている。
【0009】7は発射用の遊技球を貯留する上皿で、前面板5を構成する金属板等よりなる上皿台板5aの前側に装着され、上皿カバー8により覆われている。上皿カバー8には、スピーカー等の音声出力手段9からのサウンドを前側に出力する例えばスリット状の音声出力部8aが形成されている。
【0010】また、10は余剰球等を貯留する下皿で、前面板5の下側で前枠3の前側に配置され、下皿カバー11により覆われている。下皿10の一側、例えば向かって右側には、発射手段12の発射ハンドル13が、前枠3の前側に突出状に設けられている。
【0011】前面板5の前側の所定位置、例えば上皿7の上側の上皿台板5a上には、例えば押しボタン式の報知操作手段14が設けられている。報知操作手段14は、図3に示すように、前後方向に配置された略筒状のケース体15と、このケース体15の内部前側に前後方向に摺動自在に嵌合された操作ボタン16と、ケース体15内に配置され且つ操作ボタン16を前向きに弾性付勢するコイルバネ等の付勢手段17と、ケース体15の後側等に配置された基板18とを備えている。
【0012】基板18の前側には、報知操作手段14の操作が有効となる操作有効期間中に点灯するLED等の発光手段19と、当該報知操作手段14の操作、即ち操作ボタン16が押圧操作されたことを検出する略コの字型の近接スイッチ等よりなる操作検出手段20とが装着され、ケース体15の内側で且つ操作ボタン16の後側に配置されている。
【0013】操作ボタン16は、その前側の少なくとも一部分が透光性のある合成樹脂等で形成されており、その後側の発光手段19の点灯によって発光して、操作有効期間中であることを遊技者に報知するようになっている。また、操作ボタン16の後部側には、後ろ向きの突起部16aが例えば一体に設けられており、操作有効期間中に操作ボタン16が付勢手段17に抗して押されたとき、その突起部16aが後方に移動して近接スイッチ等よりなる操作検出手段20により検出されるようになっている。
【0014】21は遊技盤で、前枠3の窓孔6に対応するように、前枠3の裏側に着脱自在に装着されている。遊技盤21には、図2に示すように、発射手段12から発射された遊技球を案内するガイドレール22が環状に装着されると共に、そのガイドレール22の内側の遊技領域23に、可変表示手段24、普通図柄始動手段25、特別図柄始動手段26、大入賞手段27、普通入賞手段28等の各種遊技部品が配置されている。
【0015】可変表示手段24は、遊技盤21に前面側から装着された表示ケース29と、この表示ケース29の略中央に配置された例えば液晶式の可変表示部30とを備えている。表示ケース29には、普通図柄表示手段31、普通保留個数表示手段32、特別保留個数表示手段33、ランプ手段34等が設けられている。可変表示部30上には、特別図柄表示手段35と演出表示手段36とが例えば個別に形成されている。
【0016】普通図柄表示手段31は、1個又は複数個、例えば1個の普通図柄を変動表示可能な例えば7セグメント式の表示手段により構成されており、通過ゲート等よりなる普通図柄始動手段25が遊技球を検出することを条件に、その普通図柄が乱数制御等により所定時間変動して、所定態様(所定種類の図柄)又は非所定態様で停止するようになっている。
【0017】なお、普通図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜遊技図柄を使用可能であり、この実施形態では、0〜9までの数字図柄が用いられている。また、普通図柄表示手段31の変動表示中に普通図柄始動手段25が遊技球を検出した場合には、その検出個数(普通保留個数)が所定個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、普通保留個数表示手段32が普通保留個数を表示してその時点での普通保留個数を遊技者に報知するようになっている。
【0018】特別図柄始動手段26は、開閉可能、又は拡大可能な左右一対の開閉爪26aを備えた可変作動式の電動式チューリップ等により構成され、普通図柄表示手段31の変動後の停止図柄が所定態様となった場合に開閉爪26aが所定時間開状態に作動するようになっている。
【0019】特別図柄表示手段35は、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の特別図柄(遊技図柄)を表示可能に構成され、特別図柄始動手段26が遊技球を検出することを条件に乱数制御により各特別図柄が所定時間変動して、例えば左、右、中等の所定の順序で、又は同時に停止するようになっている。
【0020】特別図柄は、変動時には上下方向又は左右方向にスクロールする等、所定の変動パターンで変動して、その変動後に、特定態様(大当たり態様)例えば全ての特別図柄が同一となり、又は非特定態様(外れ態様)例えば特別図柄の少なくとも1つが異なる図柄となり、停止する。
【0021】特別図柄の変動パターンは複数設けられており、例えば図4に示すように、リーチなし外れ変動パターンA、第1リーチ外れ変動パターンB1、第1リーチ大当たり変動パターンB2、第2リーチ外れ変動パターンC1、第2リーチ大当たり変動パターンC2、第3リーチ外れ変動パターンD1、第3リーチ大当たり変動パターンD2の7種類の変動パターンが予め設定されている。リーチなし外れ変動パターンAはリーチ状態を経由しないで外れとなる変動パターンで、特別図柄が特定態様とならない場合にのみ選択される。
【0022】また、変動パターンB1,B2,C1,C2,D1,D2は全てリーチ状態を経由する変動パターンで、変動パターンB1とB2(第1リーチ変動パターンBで総称する)、C1とC2(第2リーチ変動パターンCで総称する)、D1とD2(第3リーチ変動パターンDで総称する)が夫々同種の変動パターンとなっており、そのうち変動パターンB1,C1,D1は変動後に非特定態様(外れ態様)となり、変動パターンB2,C2,D2は特定態様(大当たり態様)となるように構成されている。
【0023】なお、特別図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の遊技図柄を適宜使用可能であり、この実施形態では、0〜9までの数字図柄が用いられている。また特別図柄には、その種類によって1種類又は複数種類の特定図柄と非特定図柄とがあり、0〜9までの10種類の数字図柄の内、奇数図柄が特定図柄、偶数図柄が非特定図柄となっている。
【0024】また、特別図柄表示手段32の変動表示中に特別図柄始動手段26が遊技球を検出した場合には、その検出個数(特別保留個数)が、所定個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、特別保留個数表示手段33が特別保留個数を表示してその時点での特別保留個数を遊技者に報知するようになっている。
【0025】演出表示手段(画像表示装置)36は、遊技状態を報知する報知手段を構成するもので、有効状態にある報知操作手段14が操作されることを条件に、所定の報知パターンに従って、特別図柄のリーチ変動パターンに応じた大当たり信頼度を例えば「信頼度15%」「信頼度37%」のように表示するようになっている。
【0026】報知パターンは複数設けられており、例えば図4に示すように、第1普通報知パターンX1、第1特別報知パターンX2、第2普通報知パターンY1、第2特別報知パターンY2、第3普通報知パターンZ1、第3特別報知パターンZ2の6種類の報知パターンが予め設定されている。第1報知パターンX1,X2は第1リーチ変動パターンBに、第2報知パターンY1,Y2は第2リーチ変動パターンCに、第3報知パターンZ1,Z2は第3リーチ変動パターンDに夫々対応している。
【0027】普通報知パターンX1,Y1,Z1は、報知操作手段14の操作が有効となる操作有効期間が、特別図柄のリーチ発生時点から所定時間経過後(但し最後の特別図柄が停止するよりも前)までで且つ報知操作手段14が所定の最大操作可能回数(ここでは1回)操作されるまでの期間に設定されており、操作有効期間内に報知操作手段14が操作されることを条件に、演出表示手段36が大当たり信頼度の値を夫々「信頼度15%」「信頼度37%」「信頼度48%」のように表示すると共に、その信頼度の表示に対応してランプ手段34が異なる速度で点滅し、またその信頼度に対応するサウンドが音声出力手段9から出力されるようになっている。
【0028】また、特別報知パターンX2,Y2,Z2は、報知操作手段14の操作有効期間が、特別図柄のリーチ発生時点から所定時間経過後(但し最後の特別図柄が停止するよりも前)までで且つ報知操作手段14が所定の最大操作可能回数(ここでは2回)操作されるまでの期間に設定されており、操作有効期間内の報知操作手段14の1回目の操作に対応して、演出表示手段36が大当たり信頼度の値を「信頼度15%」「信頼度37%」「信頼度48%」のように文字情報等で表示すると共に、報知操作手段14の2回目の操作に対応して、演出表示手段36がその表示中の大当たり信頼度の値を、一桁目と二桁目との入れ替え等により大きくなるように変更するようになっている。
【0029】例えば、第1特別報知パターンX2では、報知操作手段14の1回目の操作に対応して演出表示手段36に「信頼度15%」と表示され、報知操作手段14の2回目の操作に対応してその大当たり信頼度の表示が「信頼度51%」に変更されて表示される。
【0030】また、特別報知パターンX2,Y2,Z2においても、普通報知パターンX1,Y1,Z1と同様に、演出表示手段36の大当たり信頼度の表示に対応してランプ手段34が異なる速度で点滅し、またその信頼度に対応するサウンドが音声出力手段9から出力されるようになっている。
【0031】このように、ランプ手段34と音声出力手段9についても、演出表示手段36と共に報知手段を構成している。
【0032】大入賞手段27は、下部側の横軸心廻りに開閉する開閉板27aを備えた可変作動式であって、特別図柄表示手段35の変動後の特別図柄が特定態様となることに基づいて第1利益状態が発生したときに、開閉板27aが前側に所定時間開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。また大入賞手段27は、その内部側が3個等の複数個の通路に分割され、その一部の通路が特定領域37となっている。そして、遊技球が特定領域37を通過することを条件に、第1利益状態を継続させるようになっている。
【0033】なお、大入賞手段27は、その開放から所定時間(例えば30秒間)が経過するか、所定時間内に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞することを条件に開閉板27aを閉じ、遊技球が特定領域37を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0034】図5は制御用のブロック図である。図5において、41は主制御基板であり、この主制御基板41は、遊技領域22側に装着された可変表示手段24、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバーの裏側等、前枠3及び遊技盤21を含む遊技機本体1の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに収納されている。
【0035】42は演出制御基板で、この演出制御基板42についても、可変表示手段24の裏側等、前枠3及び遊技盤21を含む遊技機本体1の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに収納されている。
【0036】主制御基板41は、主に遊技盤21側の遊技動作に関わる制御を行うためのもので、CPU、ROM、RAM等により構成されており、第1抽選手段51、開閉制御手段52、第2抽選手段53、第1利益状態発生手段54、停止図柄態様選択手段55、変動パターン選択手段56、第2利益状態発生手段57、制御コマンド送信手段58等を備えている。
【0037】第1抽選手段51は、普通図柄表示手段31の変動後の停止図柄を所定態様とするか否かを抽選するためのもので、第1乱数発生手段61、第1乱数取得手段62、第1乱数記憶手段63、第1判定手段64等を備えている。
【0038】第1乱数発生手段61は、変動後の普通図柄が所定態様となる確率が例えば1/10のときに0〜9までの10個の乱数値を発生する等、その確率に応じた所定数の乱数値を繰り返し発生するようになっている。
【0039】第1乱数取得手段62は、普通図柄始動手段25が遊技球を検出することを条件に第1乱数発生手段61から乱数値を1個取得し、第1乱数記憶手段63は、第1乱数発生手段61が取得した乱数値を所定個数(例えば4個)を限度として記憶するようになっている。
【0040】第1判定手段64は、普通図柄表示手段31が変動表示可能な状態で且つ第1乱数記憶手段63に1個以上の乱数値が記憶されている場合に、第1乱数記憶手段63に記憶されている乱数値のうち最も早く記憶された1個を取り出し、その乱数値が予め定められた当たり乱数値である場合に所定態様(当たり)の判定出力を出すようになっている。なお、第1判定手段64で取り出された乱数値は第1乱数記憶手段63から消去される。
【0041】開閉制御手段52は、第1判定手段64の判定結果が所定態様判定のときに、普通図柄表示手段31の変動後の普通図柄が所定態様となることに基づいて特別図柄始動手段26の開閉爪26aを所定時間開放させるものである。
【0042】第2抽選手段53は、特別図柄表示手段35の変動後の停止図柄を特定態様とするか否かを抽選するためのもので、第2乱数発生手段65、第2乱数取得手段66、第2乱数記憶手段67、第2判定手段68等を備えている。
【0043】第2乱数発生手段65は、変動後の特別図柄が特定態様となる確率が例えば1/360のときに0〜359までの360個の乱数値を発生する等、その確率に応じた所定数の乱数値を繰り返し発生するようになっている。
【0044】第2乱数取得手段66は、特別図柄始動手段(所定の入賞手段)26が遊技球を検出することを条件に第2乱数発生手段65から乱数値を1個取得し、第2乱数記憶手段67は、第2乱数発生手段65が取得した乱数値を所定個数(例えば4個)を限度として記憶するようになっている。
【0045】第2判定手段68は、特別図柄表示手段35が変動表示可能な状態で且つ第2乱数記憶手段67に1個以上の乱数値が記憶されている場合に、第2乱数記憶手段67に記憶されている乱数値のうち最も早く記憶された1個を取り出し、その乱数値が予め定められた大当たり乱数値である場合に特定態様(大当たり)の判定出力を出すようになっている。なお、第2判定手段68で取り出された乱数値は第2乱数記憶手段67から消去される。
【0046】第1利益状態発生手段54は、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定のときに、特別図柄表示手段35の変動後の特別図柄が「7・7・7」等の特定態様となることに基づいて、遊技者に有利となる第1利益状態を発生させるためのものである。
【0047】この第1利益状態発生手段54は、特別図柄表示手段35の変動後の特別図柄が特定態様となった後に大入賞手段27の開閉板27aを開放し、また開閉板27aの開放から所定時間(例えば30秒)が経過するか、所定時間(例えば30秒)の経過までに大入賞手段27に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したときに開閉板27aを閉じ、更に入賞した遊技球が特定領域37を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作(第1利益状態)を継続させるようになっている。
【0048】停止図柄態様選択手段55は、変動後の特別図柄の停止図柄態様を選択するためのもので、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定のときには複数種類の特定態様の中から1つを、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定以外のときには複数種類の非特定態様の中から1つを、夫々乱数抽選により選択するようになっている。なお、非特定態様のときには、3個の特別図柄の少なくとも1個が異なる種類の図柄となる。
【0049】変動パターン選択手段56は、第2判定手段68の判定結果と、停止図柄態様選択手段55の選択結果との少なくとも1つに基づいて、複数の変動パターンA,B1,B2,C1,C2,D1,D2等の中から1つを乱数抽選により択一的に選択するためのもので、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定のときに、変動後の特別図柄が特定態様となる可能性のある複数種類の変動パターンB2,C2,D2の何れかを、非特定態様判定のときに、変動パターンA,B1,C1,D1の何れかを夫々乱数抽選等により選択するようになっている。
【0050】第2利益状態発生手段57は、第1利益状態の終了後(又は発生後)に、遊技者に有利となる第2利益状態を発生させるためのもので、確率変化手段69により構成されている。確率変化手段69は、第2判定手段68が特定態様と判定して、変動後の特別図柄が特定図柄(例えば奇数の数字図柄)による特定態様となることを条件に、第1利益状態の終了後に、特別図柄が特定態様となる確率を通常確率状態(例えば1/360の低確率)から高確率状態(例えば1/50程度)へと変化させるためのものである。確率変化手段69は、高確率状態のときに第2判定手段68で大当たり乱数値の判定に用いる大当たり判定値の数を増やして、その特定態様の発生確率を高くするようになっている。
【0051】なお、確率変化手段69は、第2乱数発生手段65で発生する乱数値の数を減少させることにより特定態様の発生確率を高くするように構成してもよい。
【0052】確率変化手段69は、特別図柄が非特定図柄による特定態様となって次の第1利益状態が発生するか、それまでに特別図柄が予め定められた所定回数変動した場合にその作動を停止し、特定態様の発生確率を高確率から通常確率(低確率)へと復帰させて第2利益状態を終了させるようになっている。
【0053】制御コマンド送信手段58は、所定の制御コマンドを一方向通信により演出制御基板42側へと送信して制御指令を与えるためのもので、普通図柄始動手段25が遊技球を検出したときに、第1判定手段64の判定結果に基づいて普通図柄の停止図柄コマンド等を送信する機能、特別図柄始動手段26が遊技球を検出したときに、第2判定手段68の判定結果、変動パターン選択手段56で選択された変動パターンA,B1,B2,C1,C2,D1,D2、停止図柄態様選択手段55で選択された停止図柄態様等に基づいて、特別図柄の変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、停止コマンド等を送信する機能等を備えている。
【0054】演出制御基板42は、可変表示手段24、ランプ手段19、音声出力手段9等による演出に関わる制御を行うためのもので、表示制御手段71、音声制御手段72、ランプ制御手段73、報知パターン記憶手段74、報知パターン選択手段75、報知制御手段76等を備えている。
【0055】表示制御手段71は、可変表示手段24側の表示制御を行うためのもので、普通図柄制御手段77、特別図柄制御手段78、演出表示制御手段79等を備えている。
【0056】普通図柄制御手段77は、普通図柄表示手段31の表示制御を行うもので、普通図柄始動手段25が遊技球を検出することを条件に、制御コマンド送信手段58からの制御コマンドに基づいて普通図柄表示手段31の普通図柄を所定時間変動させて、第1判定手段64の判定結果が所定態様判定のときに「7」等の所定態様で、それ以外のときに非所定態様で普通図柄を停止させるようになっている。
【0057】特別図柄制御手段78は、特別図柄表示手段35の表示制御を行うもので、特別図柄始動手段26が遊技球を検出することを条件に、制御コマンド送信手段58からの制御コマンドに基づいて特別図柄表示手段35の特別図柄を所定の変動パターンA,B1,B2等で所定時間変動させて、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定のときに「7・7・7」等の特定態様で、それ以外のときに非特定態様で特別図柄を停止させるようになっている。
【0058】演出表示制御手段79は、演出表示手段36の表示制御を行うもので、後述する報知制御手段76の制御により、特別図柄の変動中に、所定の報知パターンに従って、操作有効期間内の報知操作手段14の操作に対応して演出表示手段36に大当たり信頼度を例えば「信頼度15%」のように文言表示するようになっている。
【0059】音声制御手段72は、音声出力手段9からのサウンド出力を制御するもので、後述する報知制御手段76の制御により、特別図柄の変動中に、所定の報知パターンに従って、操作有効期間内の報知操作手段14の操作に対応して所定のサウンドを出力する他、遊技状態に応じて音声出力手段9から種々のサウンドを出力するようになっている。
【0060】ランプ制御手段73は、ランプ手段34、発光手段19の発光制御を行うもので、後述する報知制御手段76の制御により、所定の報知パターンで設定されている操作有効期間中に報知操作手段14の発光手段19を発光させる機能、特別図柄の変動中に、所定の報知パターンに従って、操作有効期間内の報知操作手段14の操作に対応してランプ手段34等を所定の速度で点滅発光させる機能の他、遊技状態に応じてランプ手段34等を発光させる機能等を有している。
【0061】報知パターン記憶手段74は、複数種類の報知パターンX1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2等に対応する報知パターンデータを予め記憶するためのもので、各報知パターンX1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2が特別図柄の変動パターンB,C,Dと夫々関連付けられた形で記憶されている。
【0062】報知パターン選択手段75は、報知パターン記憶手段74に記憶された複数種類の報知パターンX1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2等の中から1つを選択するためのもので、変動パターン選択手段56でリーチ変動パターンB〜Dの何れかが選択された場合に、そのリーチ変動パターンに対応する普通報知パターンと特別報知パターンとを選択し、更にそれらのうちの1つを例えば乱数抽選により選択するようになっている。
【0063】例えば、変動パターン選択手段56で第1リーチ変動パターンB1,B2の何れかが選択された場合には、まずそれに対応する普通報知パターンX1と特別報知パターンX2とが選択され、更に所定の確率でそれらのうちの一方、例えば普通報知パターンX1が選択される。
【0064】また、報知パターン選択手段75は、第2抽選手段53で特定態様とする旨の抽選が行われた場合には、特定態様としない旨の抽選が行われた場合に比べて高い確率で特別報知パターンを選択するようになっている。例えば、第2抽選手段53で特定態様とする旨の抽選が行われた場合の特別報知パターンの選択率は20%、特定態様としない旨の抽選が行われた場合の特別報知パターンの選択率は80%に設定される。
【0065】報知制御手段76は、報知パターン選択手段75で選択された報知パターンに従って、操作検出手段20が報知操作手段14の操作を検出することを条件に演出表示手段36、音声出力手段9、ランプ手段34等よりなる報知手段を制御するためのもので、変動パターン選択手段56でリーチ変動パターンB〜Dの何れかが選択され、報知パターン選択手段75でその選択されたリーチ変動パターンに対応する報知パターンが選択された場合に、その報知パターンで設定された操作有効期間内に操作検出手段20が報知操作手段14の操作を検出することを条件に、演出表示制御手段79、音声制御手段72、ランプ制御手段73等を介して演出表示手段36、音声出力手段9、ランプ手段34等を制御するようになっている。
【0066】また、報知制御手段76は、報知パターン選択手段75で選択された報知パターンに設定されている操作有効期間と、操作検出手段20の検出信号とに基づいて、その操作有効期間の間、ランプ制御手段73を介して発光手段19を発光させて遊技者に報知操作手段14の操作が有効であることを報知するようになっている。
【0067】例えば、報知パターン選択手段75で普通報知パターンX1,Y1,Z1の何れかが選択された場合には、報知制御手段76は、特別図柄でリーチが発生した時点で発光手段19を発光させ、その発光開始から所定時間が経過するか、又は操作検出手段20により報知操作手段14の操作が1回検出されるまでその発光を継続する。
【0068】また、報知パターン選択手段75で特別報知パターンX2,Y2,Z2の何れかが選択された場合には、報知制御手段76は、特別図柄でリーチが発生した時点で発光手段19を発光させ、その発光開始から所定時間が経過するか、又は操作検出手段20により報知操作手段14の操作が2回検出されるまでその発光を継続する。
【0069】なお、報知制御手段76は、報知手段の報知制御の所定時点(例えば特別図柄がリーチ状態となって操作有効期間が開始された時点)からの経過時間と、予め設定された最大制御時間とに基づいて、例えば報知手段による報知の開始からの経過時間が最大制御時間に達した時点で報知手段による報知演出を終了させるようになっている。この最大制御時間は、例えば特別図柄のリーチ発生から最終図柄が停止するまでに要する時間として各報知パターン毎に設定することができる。
【0070】また、報知制御手段76は、報知手段による報知内容を判定する報知内容判定手段を備え、その報知内容判定手段の判定結果に基づいて各報知手段を制御するようにしてもよい。
【0071】次に上記パチンコ機における動作について説明する。ゲームに際して発射手段12により遊技球を発射すると、その遊技球はガイドレール22を経て遊技領域23に入った後、その遊技領域23内を落下する間に普通入賞手段28等に入賞するか、普通図柄始動手段25を通過しながら下方へと落下する。遊技球が普通図柄始動手段25を通過すると、第1乱数取得手段62が第1乱数発生手段61の発生乱数値を取得して、その乱数値を所定個数(例えば4個)を限度として第1乱数記憶手段63に順次記憶する。
【0072】なお、第1乱数記憶手段63に1以上の乱数値が記憶されている場合には、普通保留個数表示手段32がその記憶されている乱数値の数(普通保留個数)分だけ発光してその時点での普通保留個数を遊技者に報知する。
【0073】普通図柄表示手段31が変動表示可能な状態で且つ第1乱数記憶手段63に1個以上の乱数値が記憶されている場合には、第1判定手段64が、第1乱数記憶手段63に記憶されている乱数値のうち最も早く記憶された1個を取り出し、その乱数値が当たり乱数値であれば所定態様(当たり)の判定出力を出力すると共に、その判定結果に基づいて制御コマンド送信手段58を介して演出制御基板42側に普通図柄の停止図柄コマンド等を送信する。
【0074】第1判定手段64の判定結果が所定態様判定のときには、演出制御基板42側の普通図柄制御手段77の制御により、普通図柄表示手段31の普通図柄が所定時間変動した後に「7」等の所定態様で停止する。そして、開閉制御手段52の制御により、特別図柄始動手段26の開閉爪26aが所定時間開放し、この特別図柄始動手段26に遊技球が入賞し易くなる。なお、第1判定手段64の判定結果が所定態様判定以外であれば、変動後の普通図柄が「7」等以外の非所定態様で停止する。
【0075】特別図柄始動手段26の開閉爪26aが開放して遊技球が入賞し、この特別図柄始動手段26が遊技球を検出すると、第2乱数取得手段66が第2乱数発生手段65の発生乱数値を取得して、その乱数値を所定個数(例えば4個)を限度として第2乱数記憶手段67に順次記憶する。
【0076】なお、第2乱数記憶手段67に1以上の乱数値が記憶されている場合には、特別保留個数表示手段33がその記憶されている乱数値の数(特別保留個数)分だけ発光してその時点での特別保留個数を遊技者に報知する。
【0077】特別図柄表示手段35が変動表示可能な状態で且つ第2乱数記憶手段67に1個以上の乱数値が記憶されている場合には、第2判定手段68が、第2乱数記憶手段67に記憶されている乱数値のうち最も早く記憶された1個を取り出し、その乱数値が大当たり乱数値であれば特定態様(大当たり)の判定出力を出力する。
【0078】そして、その判定結果に応じて停止図柄態様選択手段55が特別図柄の変動後の停止図柄態様を選択すると共に、第2判定手段68の判定結果と、停止図柄態様選択手段55の選択結果との少なくとも1つに基づいて変動パターン選択手段56が変動パターンA,B1,B2等の何れかを選択する。
【0079】その後、制御コマンド送信手段58が特別図柄の変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、停止コマンド等を一方向通信により演出制御基板42側へと送信し、特別図柄の変動、停止等を指令する。
【0080】演出制御基板42側では、制御コマンド送信手段58からの各コマンドを解析して、特別図柄制御手段78の制御により、主制御基板41側で選択された変動パターンA,B1,B2等に従って特別図柄を変動表示させた後、停止図柄態様選択手段55で選択された図柄態様で停止させる。
【0081】また、変動パターン選択手段56でリーチ変動パターンB〜Dの何れかが選択された場合には、報知パターン選択手段75が、その選択されたリーチ変動パターンに基づいてそれに対応する普通報知パターンと特別報知パターンとを選択し、更にそれらのうちの1つを例えば乱数抽選により選択する。
【0082】例えば、変動パターン選択手段56で第1リーチ変動パターンB1,B2の何れかが選択された場合には、報知パターン選択手段75は、まずそれに対応する普通報知パターンX1と特別報知パターンX2とを選択し、更に所定の確率でそれらのうちの一方を選択する。このとき、報知パターン選択手段75は、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定の場合には、非特定態様判定の場合に比べて高い確率で特別報知パターンを選択する。
【0083】そして、その変動パターン選択手段56で選択された報知パターンに基づいて、報知制御手段76が、その報知パターンで設定されている操作有効期間に基づいて、ランプ制御手段73を介してその操作有効期間の間、発光手段19を発光させて遊技者に報知操作手段14の操作が有効であることを報知する。
【0084】例えば、報知パターン選択手段75で普通報知パターンX1,Y1,Z1の何れかが選択された場合には、報知制御手段76は、特別図柄でリーチが発生した時点で発光手段19を発光させ、その発光開始から所定時間が経過するか、又は操作検出手段20により報知操作手段14の操作が1回検出されるまでその発光を継続する。
【0085】また、報知パターン選択手段75で特別報知パターンX2,Y2,Z2の何れかが選択された場合には、報知制御手段76は、特別図柄でリーチが発生した時点で発光手段19を発光させ、その発光開始から所定時間が経過するか、又は操作検出手段20により報知操作手段14の操作が2回検出されるまでその発光を継続する。
【0086】そして、その操作有効期間内に報知操作手段14が操作され、その操作を操作検出手段20が検出すると、報知制御手段76が、演出表示制御手段79、音声制御手段72、ランプ制御手段73等を介して演出表示手段36、音声出力手段9、ランプ手段34等を制御して、次のような報知動作を行わせる。
【0087】即ち、普通報知パターンX1,Y1,Z1が選択された場合には、操作有効期間内に報知操作手段14が操作されたときに、演出表示手段36に大当たり信頼度の値が夫々「信頼度15%」「信頼度37%」「信頼度48%」のように表示されると共に、その信頼度の表示に対応してランプ手段34が異なる速度で点滅発光され、またその信頼度に対応するサウンドが音声出力手段9から出力される。
【0088】また、特別報知パターンX2,Y2,Z2が選択された場合には、報知操作手段14の1回目の操作に対しては上述した普通報知パターンX1,Y1,Z1と同様の処理が行われた後、報知操作手段14の2回目の操作に対して、演出表示手段36に表示中の大当たり信頼度の値が、一桁目と二桁目との入れ替え等により大きな値に変更されると共に、演出表示手段36で変更表示された大当たり信頼度に対応してランプ手段34が点滅発光され、またその変更表示された信頼度に対応するサウンドが音声出力手段9から出力される。
【0089】なお、報知操作手段14が操作されることなく操作有効期間が終了した場合や、操作有効期間外に報知操作手段14が操作された場合には、報知手段による報知演出は行われない。
【0090】特別図柄の変動と報知手段による報知動作とを具体例を用いて説明する。図6は、第2判定手段68の判定結果が非特定態様判定となり、停止図柄態様選択手段55で「5・6・7」が選択され、変動パターン選択手段56でリーチなし外れ変動パターンAが選択された場合の特別図柄の変動、各報知手段の動作、及び報知操作手段14の発光手段19と操作検出手段20との動作履歴の一例を示している。
【0091】この例では、特別図柄制御手段78の制御によりまず全ての特別図柄が一斉に変動を開始する(a1)。そして、左、右の特別図柄が夫々「5」「7」で順次仮停止し(a2,a3)、最後に中央の特別図柄が「6」で停止して非特定態様が確定する(a4)。
【0092】この例の場合には、選択された変動パターンがリーチ状態を経由しないリーチなし外れ変動パターンAであるため、操作有効期間は発生せず、従って報知操作手段14が有効になることはなく、演出表示手段36等の報知手段は作動しない。
【0093】図7は、第2判定手段68の判定結果が非特定態様判定となり、停止図柄態様選択手段55で「6・5・6」が選択され、変動パターン選択手段56で第1リーチ外れ変動パターンB1が選択され、報知パターン選択手段75で第1普通報知パターンX1が選択された場合の特別図柄の変動、各報知手段の動作、及び報知操作手段14の発光手段19と操作検出手段20との動作履歴の一例を示している。
【0094】この例では、特別図柄制御手段78の制御によりまず全ての特別図柄が一斉に変動を開始する(b1)。そして、左、右の特別図柄が共に「6」で順次仮停止してリーチ状態が発生すると、報知制御手段76の制御により、報知操作手段14の発光手段19が発光して、操作有効期間であることが遊技者に報知される(b2,b3)。
【0095】操作有効期間中に報知操作手段14が操作されると、第1普通報知パターンX1に従って報知制御手段73が動作して、演出表示制御手段79の制御により演出表示手段36に大当たり信頼度の値が「信頼度15%」のように文言表示される(b4)。なお、報知操作手段14の操作により操作有効期間は終了し、報知操作手段14の発光手段19の発光は停止される。
【0096】その後、中央の特別図柄が「5」で停止して非特定態様が確定する(b5)。各報知手段の動作は、特別図柄がリーチ状態となって操作有効期間が開始された時点からの経過時間が、予め定められた最大制御時間に達した時点、例えば最後の特別図柄が停止した時点(b5)で終了する。
【0097】図8は、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定となり、停止図柄態様選択手段55で「7・7・7」が選択され、変動パターン選択手段56で第3リーチ大当たり変動パターンC2が選択され、報知パターン選択手段75で第3特別報知パターンZ2が選択された場合の特別図柄の変動、各報知手段の動作、及び報知操作手段14の発光手段19と操作検出手段20との動作履歴の一例を示している。
【0098】この例では、特別図柄制御手段78の制御によりまず全ての特別図柄が一斉に変動を開始する(c1)。そして、左、右の特別図柄が共に「6」で順次仮停止してリーチ状態が発生すると、報知制御手段76の制御により、報知操作手段14の発光手段19が発光して、操作有効期間であることが遊技者に報知される(c2,c3)。
【0099】操作有効期間中に報知操作手段14が操作されると、第3特別報知パターンZ2に従って報知制御手段73が動作して、演出表示制御手段79の制御により演出表示手段36に大当たり信頼度の値が「信頼度48%」のように文言表示される(c4)。
【0100】この1回目の報知操作手段14の操作後も操作有効期間は継続され、更に報知操作手段14が操作されると、演出表示手段36に表示されている大当たり信頼度の値の一桁目と二桁目とが入れ替えられて大きな値、即ち「信頼度84%」に変更表示される(c5)。なお、この2回目の報知操作手段14の操作により操作有効期間は終了し、報知操作手段14の発光手段19の発光は停止される。
【0101】その後、中央の特別図柄が「6」で仮停止して特定態様が確定し(c6)、更に全特別図柄が再変動した後、「7・7・7」で停止し、特定図柄(奇数図柄)による特定態様が確定する(c7,c8)。各報知手段の動作は、特別図柄がリーチ状態となって操作有効期間が開始された時点からの経過時間が、予め定められた最大制御時間に達した時点、例えば最後の特別図柄が仮停止した時点(c6)で終了する。
【0102】変動後の特別図柄が特定態様となると、その後に第1利益状態発生手段54が作動して第1利益状態が発生し、大入賞手段27の開閉板27aが前側に開放する。大入賞手段27は、開放から所定時間(例えば30秒)が経過するか、所定時間(例えば30秒)の経過までに大入賞手段27に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すれば、その時点で開閉板27aが閉じる。そして、入賞した遊技球が特定領域37を通過すれば、再度開閉板27aが開放し、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返す。
【0103】このため、第1利益状態が発生すれば、大入賞手段27に多数の遊技球が入賞する可能性があり、遊技者はその入賞球数に応じて賞球の払い出しを受けることができ、多大な利益を享受することができる。
【0104】そして、第1利益状態が終了すると、第1利益状態の発生に起因する特別図柄が特定図柄(奇数の数字図柄)での特定態様(例えば「7・7・7」)であった場合には、第2利益状態発生手段57の確率変化手段69が作動して、特定態様の発生確率を通常確率から高確率へと変化させる。その後は、第2判定手段68が高確率状態で特定態様とするか否かを判定するため、変動後の特別図柄が特定態様となる可能性が非常に高くなり、遊技者は有利な状態でゲームを行える。
【0105】第2利益状態発生後、特別図柄が非特定図柄による特定態様となって次の第1利益状態が発生するか、それまでに特別図柄が予め定められた所定回数変動すると、確率変化手段69の作動が停止し、特定態様の発生確率が高確率から通常確率(低確率)へと復帰して第2利益状態が終了する。
【0106】以上説明したように、本実施形態では、操作検出手段20が報知操作手段14の操作を検出することを条件に、報知手段を構成する音声出力手段9,ランプ手段34,演出表示手段36を制御する報知制御手段76を備えているため、遊技者は報知操作手段14を操作することで報知演出の内容に関与することができると共に、遊技に関して発射ハンドル13の操作以外の動作が可能となって単調さから解放され、遊技者の遊技に関する興趣を増大できる。
【0107】報知手段を構成する音声出力手段9,ランプ手段34,演出表示手段36の報知パターンを複数種類記憶する報知パターン記憶手段74と、報知パターン記憶手段74に記憶された複数種類の報知パターンX1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2のうちの何れかを選択する報知パターン選択手段75とを備え、報知制御手段76は、報知パターン選択手段75が選択した報知パターンに基づいて報知手段9,34,36を制御するように構成しているため、複数の報知パターンを用いて多彩な報知演出を容易に行うことができる。
【0108】所定の図柄始動手段26が遊技球を検出することを条件に遊技図柄を変動表示する特別図柄表示手段35と、特別図柄表示手段35の変動後の停止図柄を予め定められた特定態様とするか否かを乱数抽選により決定する第2抽選手段53と、第2抽選手段53で特定態様とする旨の抽選が行われ且つ特別図柄表示手段35の変動後の停止図柄が特定態様となることに基づいて遊技者に有利な第1利益状態を発生させる第1利益状態発生手段54とを備え、報知パターン選択手段75は、第2抽選手段53の抽選結果に基づいて作動するように構成されているため、変動後の特別図柄が特定態様となるか否か、即ち第1利益状態が発生するか否かに関する情報を事前に報知することが可能である。
【0109】複数種類の報知パターンは特別報知パターンX2,Y2,Z2を含み、報知パターン選択手段75は、第2抽選手段53で特定態様とする旨の抽選が行われた場合には、特定態様としない旨の抽選が行われた場合に比べて高い確率で特別報知パターンX2,Y2,Z2を選択するように構成されているため、特別報知パターンX2,Y2,Z2が出現するか否かにより、変動後の特別図柄が特定態様となるか否か、即ち第1利益状態が発生するか否かを間接的に報知することができる。
【0110】報知手段が報知している報知内容を判定する報知内容判定手段を備え、報知制御手段76は、その報知内容判定手段の判定結果に基づいて各報知手段を制御するようにしているため、各報知手段の報知内容を正確に制御することができる。
【0111】報知制御手段76は、報知手段の報知制御の所定時点(例えば特別図柄がリーチ状態となって操作有効期間が開始された時点)からの経過時間と、予め設定された最大制御時間とに基づいて、例えば報知手段による報知の開始からの経過時間が最大制御時間に達した時点で報知手段による報知演出を終了させるようになっているため、経過時間に基づいて報知演出を所定の時点で確実に終了させることができる。
【0112】図9〜図12は本発明の第2の実施形態を例示し、第2乱数記憶手段67に記憶された乱数値の中に大当たり乱数値(特定の乱数値の一例)がある場合には、大当たり乱数値がない場合に比べて高い確率で特別報知パターンを選択するようにした例を示している。
【0113】本実施形態では、図10に示すような4種類の報知パターンP1,P2,Q1,Q2が予め設定されている。第1報知パターンP1,P2は、変動後の特別図柄が特定態様(大当たり態様)となる可能性があることを報知するものであり、共に特別図柄の背景(背景表示手段35a)を通常色(例えば青色)から所定色(例えば赤色)に変更すると共に、音声出力手段9から所定のサウンドを出力するようになっており、また第1特別報知パターンP2は、更にランプ手段34を継続的に点灯させるようになっている。
【0114】第2報知パターンQ1,Q2は、変動後の特別図柄が特定態様(大当たり態様)となることが確実であることを報知するものであり、共に特別図柄の背景(背景表示手段35a)を通常色(例えば青色)と所定色(例えば赤色)との間で連続的に切り替え表示し、音声出力手段9から大当たり可能性有り報知パターンP1とは異なる所定のサウンドを出力するようになっており、また第2特別報知パターンQ2は、更にランプ手段34を連続的に点滅させるようになっている。
【0115】このように、ランプ手段34は、特別報知パターンP2,Q2の場合にのみ作動するようになっているため、遊技者は報知手段のうちのランプ手段34が作動しているか否かで特別報知パターンか否かを判断することができる。
【0116】図9は本実施形態の制御系のブロック図である。以下、第1の実施形態の制御系と相違する部分を中心に説明する。主制御基板41には、報知操作抽選手段81が設けられている。
【0117】報知操作抽選手段81は、報知操作手段14の操作を有効にするか否かの抽選を行うためのもので、第2判定手段68が作動したとき、即ち特別図柄表示手段35が変動表示可能な状態で且つ第2乱数記憶手段67に1個以上の乱数値が記憶されている場合に作動するようになっている。
【0118】また、報知操作抽選手段81は、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定の場合には、非特定態様判定の場合に比べて高い確率で報知操作手段14を有効にする旨の抽選を行うように設定されている。
【0119】なお、報知操作抽選手段81は、例えば第2乱数記憶手段67に新たな乱数値が記憶されたときに作動するように構成し、その新たに記憶された乱数値が大当たり乱数値である場合には、大当たり乱数値でない場合に比べて高い確率で報知操作手段14を有効にする旨の抽選を行うようにしてもよい。
【0120】制御コマンド送信手段58は、報知操作抽選手段81が作動すると、その抽選結果と、その時点で第2乱数記憶手段67に記憶されている全ての乱数値(又はそれら乱数値の中に大当たり乱数値が含まれているか否かの情報)を示すコマンドを送信するようになっている。
【0121】演出制御基板42側には、表示制御手段71、音声制御手段72、ランプ制御手段73、報知パターン記憶手段74,報知パターン選択手段75、報知制御手段76の他に報知抽選手段83が設けられ、また表示制御手段71には背景制御手段82が設けられている。
【0122】背景制御手段82は、特別図柄表示手段35の背景画像を表示する背景表示手段(画像表示装置)35aを制御するもので、後述する報知制御手段76の制御により、報知パターンP1,P2,Q1,Q2の何れかに基づいて、背景画像の色を通常色(例えば青色)から所定色(例えば赤色)に変更するか、又は通常色と所定色との間で連続的に切り換え表示するようになっている。
【0123】なお、本実施形態の報知手段は、この背景表示手段35aの他、音声出力手段9、及びランプ手段34により構成されている。
【0124】報知抽選手段83は、報知手段による報知演出を行うか否かを抽選するためのもので、報知操作抽選手段81で報知操作手段14を有効にする旨の抽選が行われた場合に作動するようになっている。
【0125】また、報知抽選手段83は、制御コマンド送信手段58から送信されるコマンドに基づいて、第2乱数記憶手段67に記憶されている乱数値の中に大当たり乱数値が含まれているか否かを判断し、大当たり乱数値が含まれている場合には、含まれていない場合に比べて高い確率で報知演出を行う旨の抽選を行うようになっている。
【0126】報知パターン記憶手段74には、4種類の報知パターンP1,P2,Q1,Q2に対応する報知パターンデータが予め記憶されている。
【0127】報知パターン選択手段75は、報知抽選手段83で報知演出を行う旨の抽選が行われた場合に、第2判定手段68の判定結果に基づいて4種類の報知パターンP1,P2,Q1,Q2の何れかを選択するためのもので、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定の場合には、4種類の報知パターンP1,P2,Q1,Q2の何れかを乱数抽選等により選択し、第2判定手段68の判定結果が非特定態様判定の場合には、第2報知パターンQ1,Q2の何れかを選択するようになっている。
【0128】ここで、報知パターン選択手段75は、制御コマンド送信手段58からのコマンドに基づいて、第2乱数記憶手段67に記憶されている乱数値の中に大当たり乱数値が含まれているか否かを判断し、大当たり乱数値が含まれている場合には、含まれていない場合に比べて高い確率で、特別報知パターンP2,Q2を選択するようになっている。
【0129】報知制御手段76は、報知操作抽選手段81で報知操作手段14を有効にする旨の抽選が行われた場合に、例えば特別図柄の変動が開始した時点で発光手段19を発光させ、非特定態様又は特定態様が確定するか、又は操作検出手段20により報知操作手段14の操作が検出されるまでその発光を継続させて、遊技者に操作有効期間、即ち報知操作手段14の操作が有効であることを報知する。
【0130】更に、報知制御手段76は、報知操作抽選手段81で報知操作手段14を有効にする旨の抽選が行われ、且つ報知抽選手段83で報知演出を行う旨の抽選が行われた場合に、操作有効期間内に操作検出手段20の作動を検出することを条件に、報知パターン選択手段75で選択された報知パターンP1,P2,Q1,Q1の何れかに従って、背景制御手段82、音声制御手段72、ランプ制御手段73等を介して背景表示手段35a、音声出力手段9、ランプ手段34等よりなる報知手段を制御するようになっている。
【0131】続いて、上記パチンコ機における動作を、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0132】特別図柄始動手段26の開閉爪26aが開放して遊技球が入賞し、この特別図柄始動手段26が遊技球を検出すると、第2乱数取得手段66が第2乱数発生手段65の発生乱数値を取得して、その乱数値を所定個数(例えば4個)を限度として第2乱数記憶手段67に順次記憶する。
【0133】特別図柄表示手段35が変動表示可能な状態で且つ第2乱数記憶手段67に1個以上の乱数値が記憶されている場合には、第2判定手段68が、第2乱数記憶手段67に記憶されている乱数値のうち最も早く記憶された1個を取り出し、その乱数値が大当たり乱数値であれば特定態様(大当たり)の判定出力を出力する。
【0134】そして、その判定結果に応じて停止図柄態様選択手段55が特別図柄の変動後の停止図柄の種類を選択すると共に、第2判定手段68の判定結果と、停止図柄態様選択手段55の選択結果との少なくとも1つに基づいて変動パターン選択手段56が変動パターンA,B1,B2等の何れかを選択する。
【0135】また、報知操作抽選手段81が、報知操作手段14の操作を有効にするか否かの抽選を行う。このとき、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定の場合には、非特定態様判定の場合に比べて高い確率で報知操作手段14を有効にする旨の抽選を行う。
【0136】その後、制御コマンド送信手段58が特別図柄の変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、停止コマンドの他、報知操作抽選手段81の抽選結果を示すコマンド、及びその時点で第2乱数記憶手段67に記憶されている全ての乱数値(又はそれら乱数値の中に大当たり乱数値が含まれているか否かの情報)を示すコマンドを一方向通信により演出制御基板42側へと送信する。
【0137】演出制御基板42側では、制御コマンド送信手段58からの各コマンドを解析して、特別図柄制御手段78の制御により、主制御基板41側で選択された変動パターンA,B1,B2等に従って特別図柄を変動表示させた後、停止図柄態様選択手段55で選択された図柄で停止させる。
【0138】また、報知操作抽選手段81で報知操作手段14を有効にする旨の抽選が行われた場合には、報知制御手段76が、特別図柄の変動開始時点で発光手段19を発光させ、特別図柄の非特定態様又は特定態様が確定するか、又は操作検出手段20により報知操作手段14の操作が検出されるまでその発光を継続させて、遊技者に報知操作手段14の操作が有効であることを報知する。
【0139】更に、報知操作抽選手段81で報知操作手段14を有効にする旨の抽選が行われた場合には、報知抽選手段83が、報知演出を行うか否かを抽選する。このとき、報知抽選手段83は、制御コマンド送信手段58から送信されるコマンドに基づいて、第2乱数記憶手段67に記憶されている乱数値の中に大当たり乱数値が含まれているか否かを判断し、大当たり乱数値が含まれている場合には、含まれていない場合に比べて高い確率で報知演出を行う旨の抽選を行う。
【0140】そして、報知抽選手段83で報知演出を行う旨の抽選が行われた場合には、報知パターン選択手段75が、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定のときには報知パターンP1,P2,Q1,Q2の何れかを乱数抽選等により選択し、第2判定手段68の判定結果が非特定態様判定のときには第1報知パターンP1,P2の何れか一方を乱数抽選等により選択する。
【0141】このとき、第2乱数記憶手段67に記憶されている乱数値の中に大当たり乱数値が含まれている場合には、含まれていない場合に比べて高い確率で特別報知パターンP1,P2が選択される。
【0142】そして、報知操作抽選手段81で報知操作手段14を有効にする旨の抽選が行われ、且つ報知抽選手段83で報知演出を行う旨の抽選が行われた場合には、操作有効期間内に操作検出手段20の作動を検出することを条件に、報知制御手段76が、報知パターン選択手段75で選択された報知パターンP1,P2,Q1,Q2の何れかに従って、背景制御手段82、音声制御手段72、ランプ制御手段73等を介して背景表示手段35a、音声出力手段9、ランプ手段34等よりなる報知手段を制御する。
【0143】特別図柄の変動と報知手段による報知動作とを具体例を用いて説明する。図11は、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定となり、停止図柄態様選択手段55で「7・7・7」が選択され、変動パターン選択手段56で第3リーチ大当たり変動パターンC2が選択され、報知操作抽選手段81で報知操作手段14を有効にする旨の抽選が行われ、報知抽選手段83で報知演出を行わない旨の抽選が行われた場合の特別図柄の変動、各報知手段の動作、及び報知操作手段14の発光手段19と操作検出手段20との動作履歴の一例を示している。
【0144】この例では、特別図柄制御手段78の制御によりまず全ての特別図柄が一斉に変動を開始する(d1)。このとき、報知操作手段14の発光手段19が発光して、操作有効期間であることが遊技者に報知される。
【0145】その後、左、右の特別図柄が共に「6」で順次仮停止してリーチ状態が発生し、更に中央の特別図柄が「6」で仮停止して特定態様が確定する(d2〜d4)。
【0146】その最後の特別図柄が仮停止するまでの操作有効期間中に報知操作手段14が操作されると、操作有効期間が終了して発光手段19は消灯する(d2)。なおこの例では、報知抽選手段83で報知演出を行わない旨の抽選が行われているため、操作有効期間中に報知操作手段14が操作されても、背景表示手段35a、音声出力手段9、ランプ手段34等の報知手段による報知演出は行われない。
【0147】特別図柄は、全図柄が「6」で仮停止して特定態様が確定した後、更に全特別図柄が再変動して「7・7・7」で最終停止し、特定図柄(奇数図柄)による特定態様が確定する(d4〜d6)。
【0148】図12は、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定となり、停止図柄態様選択手段55で「7・7・7」が選択され、変動パターン選択手段56で第3リーチ大当たり変動パターンC2が選択され、報知操作抽選手段81で報知操作手段14を有効にする旨の抽選が行われ、報知抽選手段83で報知演出を行う旨の抽選が行われ、報知パターン選択手段75で第1普通報知パターンP1が選択された場合の特別図柄の変動、各報知手段の動作、及び報知操作手段14の発光手段19と操作検出手段20との動作履歴の一例を示している。
【0149】この例では、特別図柄制御手段78の制御によりまず全ての特別図柄が一斉に変動を開始する(e1)。このとき、報知操作手段14の発光手段19が発光して、操作有効期間であることが遊技者に報知される。
【0150】その後、左、右の特別図柄が共に「6」で順次仮停止してリーチ状態が発生し、更に中央の特別図柄が「6」で仮停止して特定態様が確定する(e2〜e4)。
【0151】その最後の特別図柄が仮停止するまでの操作有効期間中に報知操作手段14が操作されると、第1普通報知パターンP1に従って報知制御手段73が動作して、背景制御手段82の制御により特別図柄表示手段35の背景画像が通常色(青色)から所定色(赤色)に変更され、音声制御手段72の制御により音声出力手段9から所定のサウンドが出力される(e2)。
【0152】なお、報知操作手段14の操作により操作有効期間が終了して発光手段19は消灯する。
【0153】報知手段による報知演出は、中央の特別図柄が「6」で仮停止して特定態様が確定した時点で終了する(e4)。特別図柄は、全図柄が「6」で仮停止して特定態様が確定した後、更に全特別図柄が再変動して「7・7・7」で最終停止し、特定図柄(奇数図柄)による特定態様が確定する(e4〜e6)。
【0154】図13は、第2判定手段68の判定結果が特定態様判定となり、停止図柄態様選択手段55で「7・7・7」が選択され、変動パターン選択手段56で第3リーチ大当たり変動パターンC2が選択され、報知操作抽選手段81で報知操作手段14を有効にする旨の抽選が行われ、報知抽選手段83で報知演出を行う旨の抽選が行われ、報知パターン選択手段75で第2特別報知パターンQ2が選択された場合の特別図柄の変動、各報知手段の動作、及び報知操作手段14の発光手段19と操作検出手段20との動作履歴の一例を示している。
【0155】この例では、特別図柄制御手段78の制御によりまず全ての特別図柄が一斉に変動を開始する(f1)。このとき、報知操作手段14の発光手段19が発光して、操作有効期間であることが遊技者に報知される。
【0156】その後、左、右の特別図柄が共に「6」で順次仮停止してリーチ状態が発生し、更に中央の特別図柄が「6」で仮停止して特定態様が確定する(f2〜f4)。
【0157】その最後の特別図柄が仮停止するまでの操作有効期間中に報知操作手段14が操作されると、第2特別報知パターンQ2に従って報知制御手段73が動作して、背景制御手段82の制御により特別図柄表示手段35の背景画像が通常色(青色)と所定色(赤色)との間で連続的に切り替え表示されると共に、音声制御手段72の制御により音声出力手段9から第1報知パターンP1,P2とは異なる所定のサウンドが出力され、ランプ制御手段73の制御によりランプ手段34が所定の速度で点滅発光される(f2)。
【0158】なお、報知操作手段14の操作により操作有効期間が終了して発光手段19は消灯する。
【0159】報知手段による報知演出は、中央の特別図柄が「6」で仮停止して特定態様が確定した時点で終了する(f4)。特別図柄は、全図柄が「6」で仮停止して特定態様が確定した後、更に全特別図柄が再変動して「7・7・7」で最終停止し、特定図柄(奇数図柄)による特定態様が確定する(f4〜f6)。
【0160】以上のような構成としても、第1の実施形態と同様、遊技者は報知操作手段14を操作することで報知演出の内容に関与することができると共に、遊技に関して発射ハンドル13の操作以外の動作が可能となって単調さから解放され、遊技者の遊技に関する興趣を増大できる。また、第2乱数記憶手段67に記憶されている乱数値の中に大当たり乱数値がある場合には、大当たり乱数値がない場合に比べて高い確率で特別報知パターンP2,Q2を選択するように構成しているため、特別報知パターンP2,Q2が出現するか否かにより、第2乱数記憶手段67に記憶されている乱数値の中に大当たり乱数値があるか否かを間接的に報知することができる。
【0161】図14は本発明の第3の実施形態を例示し、可変表示手段24に報知手段を構成する可動手段91を設けた例を示している。
【0162】可変表示手段24は、遊技盤21に前面側から装着された表示ケース29と、この表示ケース29の略中央に配置された例えば液晶式の可変表示部30とを備えている。可変表示部30上には、普通図柄表示手段31、特別図柄表示手段35等が形成されている。
【0163】表示ケース29には、普通保留個数表示手段32、特別保留個数表示手段33、ランプ手段34、可動手段91等が設けられている。可動手段91は、例えば表示ケース29の上部に設けられた凹入部92内に配置され、例えば所定のキャラクターをモチーフにしたフィギュア等よりなる可動物93と、この可動物93を支持し且つ所定方向、例えば左右に往復移動可能な支持部材94と、例えば表示ケース29の裏側に配置され且つ支持部材94を所定方向に往復移動させる駆動手段(図示省略)とを備えている。
【0164】この可動手段91は、報知制御手段76の制御により、例えば操作有効期間中に報知操作手段14が操作された場合に駆動手段が動作して、支持部材94を介して可動物93が例えば左右方向に往復移動するようになっている。
【0165】このように、可動手段91を報知手段として用いることも可能である。
【0166】図15は本発明の第4の実施形態を例示し、報知操作手段14を前側から覆うカバー体95を設けた例を示している。
【0167】本実施形態では、報知操作手段14が上皿カバー8の内面側に装着され、操作ボタン16はその先端部分が上皿カバー8の内面側よりも更にくるように設けられており、上皿カバー8の前側に設けられた開口部8bを介して操作ボタン16を押圧操作可能となっている。このように、報知操作手段14の操作ボタン16を上皿カバー8から凹入状に設けることで、例えば障害物の接触による破損等の事故を未然に防止できる。
【0168】報知操作手段14のケース体15の前端部と上皿カバー8との間には、上下一対の摺動レール96が横向きに設けられている。カバー体95は、開口部8bを閉鎖可能な大きさの例えば矩形板状に形成され、その前側の左右方向一端側、例えば向かって左側の端部近傍に操作部95aが例えば突出状に設けられており、操作部95aを開口部8bから前側に突出させた状態でケース体15の前端部と上皿カバー8との間に摺動レール96に沿って摺動自在に装着されている。
【0169】カバー体95の操作部95aを左方向に押して摺動させると、カバー体95が報知操作手段14の操作ボタン16を前側から覆うように開口部8bを閉鎖し、これによって前側からの報知操作手段14の操作は不可能な状態となる。この状態から、カバー体95の操作部95aを右方向に押して摺動させると、カバー体95が報知操作手段14の操作ボタン16の前側から待避して開口部8bを開放し、これによって前側からの報知操作手段14の操作が可能な状態となる。
【0170】このように、手動による操作で開閉可能なカバー体95を報知操作手段14の前側に設けることで、遊技機の運搬中はそのカバー体95を閉鎖しておくことで障害物等の接触による報知操作手段14の破損等の事故を防止できる。
【0171】なお、カバー体95は、閉鎖時に報知操作手段14の前側を完全に覆うものであってもよいし、その一部分のみを覆うものであってもよい。要は、カバー体95により報知操作手段14を障害物等から保護できるものであればよい。また、開閉動作が不可能なものでもよいし、着脱自在に構成してもよい。
【0172】カバー体95の開閉方式はスライド式の他、回転軸を支点とする回転開閉式、その他のものでもよい。またカバー体95は必ずしも板部材で構成する必要はない。
【0173】カバー体95を開放時及び/又は閉鎖時の状態で保持する保持手段を設けてもよい。この保持手段は、カバー体95を係止により保持するものでもよいし、カバー体95を接触圧力により保持するもの、その他のものでもよい。
【0174】カバー体95を例えば電動式等により自動開閉可能な構成としてもよい。この場合、制御手段からの制御信号に基づいて遊技状態に応じた開閉動作を行うことが可能となる。例えば報知操作手段14が有効となることに基づいてカバー体95を自動的に開放するように構成してもよいし、所定の乱数発生手段から取得した乱数値が所定の乱数値である場合に開放するようにしてもよい。
【0175】また、カバー体95が開放された場合でも、報知操作手段14が有効とならない場合があってもよい。更に、カバー体95が開放された場合には高い確率で報知操作手段14が有効となるように構成することにより、遊技者に期待感を持たせることが可能である。
【0176】また、有効であった報知操作手段14が無効となることに基づいてカバー体95を自動的に閉鎖するようにしてもよい。
【0177】電動式のカバー体95を制御する場合、その制御手段は報知制御手段76と同一の基板上に設けることが望ましいが、報知制御手段76とは別の基板上に設けてもよい。その場合には、制御コマンドで報知制御手段76の制御動作とカバー体95の制御動作とを関連付けるようにしてもよい。
【0178】カバー体95の開閉動作制御は、報知操作手段の有効状態と無関係に作動させるようにしてもよい。
【0179】カバー体95の開閉動作と連動して、報知操作手段14の操作ボタン16が前後に移動するように構成してもよい。例えば、カバー体95の開動作と連動して報知操作手段14の操作ボタン16が前側に進出し、その前端部分が上皿カバー8の開口部8bの前側に突出して遊技者の操作が容易な状態となるようにしてもよい。
【0180】報知操作手段14を、その操作ボタン16が上皿カバー8等の前側に突出するように設け、その前側を覆うようにカバー体95を設けてもよい。
【0181】バネ力、重力等によりカバー体95が開状態から自然に閉状態に戻るように構成し、開動作のみを手動又は電動で行うようにしてもよい。
【0182】カバー体95は、報知操作手段14の装着位置に関係なく取り付けることができる。例えば、第1の実施形態のように報知操作手段14を上皿台板5aに設け、その前側を覆うようにカバー体95を設けてもよい。
【0183】以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこれら各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。報知操作手段14は、遊技者が操作可能な位置に設ければ良く、前面板5の前側の例えば上皿カバー8、上皿7、下皿カバー11、下皿10、ガラス扉4、発射ハンドル13と一体又は発射ハンドル13の近傍等、遊技機本体1の前側の適宜箇所に設けることができる。
【0184】報知操作手段14は押しボタン式のもの以外に、例えばレバー式、スライド式のもの等でもよい。報知操作手段14は、操作有効期間以外はその操作を制御上無効とするようにしてもよいし、上述したカバー体95等により物理的に操作不可能となるように構成してもよい。
【0185】発光手段19は、報知操作手段14とは別にその近傍等に配置してもよい。発光手段19と共に、或いは発光手段19に代えて、例えば音声、可変表示部30への表示等により操作有効期間を遊技者に報知するようにしてもよい。
【0186】報知操作手段14、発光手段19等をユニット状に構成してもよい。
【0187】報知操作手段14は複数設けてもよい。この場合、報知手段毎に異なる報知操作手段14を操作するようにしてもよいし、例えば操作有効期間内の複数の操作毎に異なる報知操作手段14を操作するようにしてもよい。
【0188】操作有効期間は、各報知パターン毎に任意に設定可能である。例えば、第2の実施形態では、ランプ手段34の作動の有無により普通報知パターンP1,Q1と特別報知パターンP2,Q2とを差別化したが、これに限られるものではない。
【0189】また、デモ中に操作有効期間を発生させ、報知操作手段14の操作により所定の報知手段が動作するようにしてもよい。操作有効期間は連続する期間である必要はなく、複数に分割されていてもよい。
【0190】操作有効期間内であっても、報知操作手段14の操作検出から所定時間は、操作が無効になるように制御してもよい。更に、その所定時間を、報知パターン毎、抽選手段の抽選結果等に基づいて異ならせてもよい。
【0191】表示制御手段71、音声制御手段72、ランプ制御手段73等は、例えば図柄制御基板、音声制御基板、ランプ制御基板等の複数の基板に分けて設けてもよい。この場合、音声制御手段72とランプ制御手段73とは1つの音声ランプ制御基板に設けてもよい。報知制御手段76等はそれら図柄制御基板、音声制御基板、ランプ制御基板、或いはその他の払い出し制御基板、発射制御基板等に設けてもよいし、それらとは別の専用基板上に設けてもよい。
【0192】例えば表示制御手段71を図柄制御基板に、音声制御手段72及びランプ制御手段73を音声ランプ制御基板に設けた場合、主制御基板41からの制御コマンドを一方向通信により図柄制御基板と音声ランプ制御基板とに個別に送信するようにしてもよい。この場合、図柄制御基板と音声ランプ制御基板との間で一方向又は双方向通信を行えるようにしてもよい。
【0193】また、主制御基板41、図柄制御基板、音声ランプ制御基板をこの順で直列に接続して例えば主制御基板41から音声ランプ制御基板への制御コマンドを図柄制御基板を経由して送信するようにしてもよいし、主制御基板41、音声ランプ制御基板、図柄制御基板をこの順で直列に接続して例えば主制御基板41から図柄制御基板への制御コマンドを音声ランプ制御基板を経由して送信するようにしてもよい。この場合にも、図柄制御基板と音声ランプ制御基板との間で一方向又は双方向通信を行えるようにしてもよい。
【0194】操作検出手段20は、主制御基板41側に接続して、主制御基板41側から演出制御基板42等のサブ基板側の報知制御手段76等に対して報知操作手段14の検出コマンドを送信するようにしてもよい。
【0195】また、報知制御手段76を主制御基板41側に設け、操作検出手段20を主制御基板41側に接続して、主制御基板41側からサブ基板(演出制御基板42等)に対して報知制御コマンドを送信することにより各報知手段を制御するようにしてもよい。
【0196】報知パターン選択手段75と、操作検出手段20とを夫々別のサブ基板上に構成し、それら各サブ基板間で一方向又は双方向通信による制御を行うようにしてもよい。
【0197】操作検出手段20をサブ基板側に設け、その検出信号を主制御基板41、或いは他のサブ基板側に送信するようにしてもよい。
【0198】報知手段は、演出表示手段36等の画像表示手段、ランプ手段34、音声出力手段9、可動手段91のうちの1つ又は複数により構成してもよいし、その他の例えば発射ハンドル13に設けた振動発生手段等を含んで構成してもよい。また、報知手段を構成する各手段、例えば可動手段91等を複数設けてもよい。
【0199】報知手段を構成する画像表示手段は、液晶式、プラズマ式、ドット式等でもよいし、例えば演出図柄が描かれた回転体、ベルト、チェーン等を駆動するものでもよい。画像表示手段による報知方法としては、文言を表示するもの、特別図柄の背景画像を変化させるものの他、所定のキャラクターを表示させるもの、所定のキャラクターに所定の動作をさせるもの、特別図柄の形状、色、大きさ等を変化させるもの等でもよい。
【0200】音声出力手段9は、ステレオ音声を出力するものでもよいし、モノラル音声を出力するものでもよい。
【0201】可動手段91は、可変表示手段24とは別に遊技盤21上に配置してもよいし、前枠3上、或いは発射ハンドル13に設けてもよい。また、可動手段91は、特別図柄、普通図柄等を前側から被覆するように動作するものでもよいし、例えば可変表示部30等の遊技部品を叩くように動作するものでもよい。
【0202】第1の実施形態で第2の実施形態と同様の報知操作抽選手段81を設け、報知操作手段14を有効にするか否かの抽選を行うようにしてもよい。第1の実施形態で第2の実施形態と同様の報知抽選手段83を設け、報知手段による報知演出を行うか否かの抽選を行うようにしてもよい。
【0203】報知操作抽選手段81による抽選結果を蓄積し、例えば報知操作手段14を有効にする旨の抽選結果が所定回数出現した場合に、例えば所定の可動手段91や演出表示手段36の表示に対応する音(キャラクタの声等)を出力したり、所定の可動手段91や演出表示手段36に表示されたキャラクタ等を動作させる等の所定の演出を行うようにしてもよい。この演出の対象とする所定の可動手段91等は、例えばライトアップしたり、前側に突出させる等により他の可動部材91等と区別するようにしてもよい。
【0204】第2利益状態発生手段57で発生させる第2利益状態としては、特別図柄が特定態様となる確率を通常状態よりも高確率とするもの以外に、例えば特別図柄の変動時間を通常状態よりも短縮するもの、特別図柄始動手段26の開放時間を通常状態よりも長くするもの、普通図柄が所定態様となる確率を通常状態よりも高確率とするもの、普通図柄の変動時間を通常状態よりも短縮するもの、大入賞手段27の開放のラウンド回数を増加(例えば通常5回を16回に増加)させるもの、大入賞手段27の1回の開放時間を増大(例えば通常10秒を30秒に増大)させるもの、大入賞手段27の規定入賞数を増加(例えば通常5個を10個に増加)させるもの、普通図柄始動手段25の上限保留個数を増加(例えば通常4個を6個に増加)させるもの、特別図柄始動手段19の上限保留個数を増加(例えば通常4個を6個に増加)させるもの等、種々の利益状態を用いることができる。また、それら複数種類の利益状態を同時或いは個別に発生させるようにしてもよい。
【0205】第2利益状態は、特別図柄表示手段35の変動後の停止図柄を所定回数表示するまで繰り返すように構成してもよい。
【0206】所定の条件が成立した後、特別図柄表示手段35の変動後の停止図柄を所定の回数以上表示した場合に、していない場合に比べて高い確率で報知パターン選択手段75が作動するように構成してもよい。この場合の所定の条件は、第1利益状態の発生、第1利益状態の終了、第2利益状態の発生、第2利益状態の終了、電源投入、特別図柄表示手段35へのデモ画面の表示、報知パターン選択手段75を備える制御基板に設けられた作業領域がクリアされたことなど、どのようなものでもよい。
【0207】報知操作手段14の操作によって、遊技者が所定の選択を行えるように構成してもよい。この所定の選択は、特別図柄表示手段35の特別図柄の変動中に表示される、背景演出、予告の種類、リーチパターンの種類などの選択等、どのようなものでもよい。この場合、デモ中に発生した操作有効期間の操作に基づくものが好適である。
【0208】報知操作手段14の操作によって、遊技者に有利な所定の利益状態を発生させるか否かの抽選を行ってもよい。この所定の利益状態は、第1利益状態、第2利益状態でもよいし、その他の利益状態でもよい。またこの場合の知操作手段14の操作は、デモ中に発生した操作有効期間の操作や、所定の条件が1回又は複数回成立することを条件に発生した操作有効期間の操作等とすることが好適である。この所定の条件は、特別図柄表示手段35の変動後の停止図柄が所定の態様であること、特別図柄表示手段35の変動後の停止図柄の表示、特別図柄表示手段35に所定のリーチパターンが表示されること、電源投入等、どのようなものでもよい。
【0209】操作有効期間であるにも拘わらず操作検出手段20が作動しなかった場合に、報知操作手段14が有効となりにくくなるように制御するように構成してもよい。
【0210】乱数記憶手段63,67に記憶するのは、乱数値ではなくその乱数値に基づく抽選結果を示す情報であってもよい。
【0211】報知手段により報知する遊技状態は、大当たりの信頼度やその可能性の有無等の他、第2乱数記憶手段67に記憶されている乱数値の中に第2利益状態を発生させる乱数値が含まれているか否か、当該変動後の特別図柄が第2利益状態を発生させるもの(特定図柄による特定態様)であるか否か、その他当該変動に関する情報等でもよい。また、報知手段により、遊技機の性能や設定の内容、例えば大当たり確率に関する情報、第2利益状態の継続率、第2利益状態の回数切りの回数、リミッタに関する情報、特定態様、特定図柄、各リーチ演出の説明、予告の説明等を報知するようにしてもよい。
【0212】また本発明は、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機においても同様に実施することが可能である。
【0213】
【発明の効果】本発明によれば、遊技状態を報知する報知手段9,34,35a,36,91と、報知手段9,34,35a,36,91を作動させるための報知操作手段14と、報知操作手段14の操作を検出する操作検出手段20とを備えた弾球遊技機において、操作検出手段20が報知操作手段14の操作を検出することを条件に報知手段9,34,35a,36,91を制御する報知制御手段76を備えているため、遊技者は報知操作手段14を操作することで報知演出の内容に関与できる又は関与した気持ちを持つことができると共に、遊技に関して発射ハンドル13の操作以外の動作が可能となって単調さから解放され、遊技者の遊技に関する興趣を増大できる。
【出願人】 【識別番号】391010943
【氏名又は名称】株式会社藤商事
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番4号
【出願日】 平成14年1月29日(2002.1.29)
【代理人】 【識別番号】100100273
【弁理士】
【氏名又は名称】谷藤 孝司
【公開番号】 特開2003−220204(P2003−220204A)
【公開日】 平成15年8月5日(2003.8.5)
【出願番号】 特願2002−20032(P2002−20032)