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【発明の名称】 遊技機
【発明者】 【氏名】市原 高明
【住所又は居所】愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川1番地 株式会社大一商会内

【氏名】長谷川 靖
【住所又は居所】愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川1番地 株式会社大一商会内

【要約】 【課題】遊技者が図柄変動を見る面白味を維持または向上させ、かつ遊技場側に過度の不利益とならないように図柄変動の内容を変化させる。

【解決手段】パチンコ機やアレンジボール機等の遊技機に関し、特に所定の条件を満たすことを契機として、図柄変動1を二以上の保留ha,hb,hcにかかる変動パターンで構成し、各変動パターンの変動終了以前に順次切り替えながら継続して表示する切替表示手段5を備える。三つの保留にかかる図柄変動を行うが、時刻tb〜tcや時刻td〜teについて変動期間を短縮できる。よって、遊技者は待機時間が短くなって早めに遊技し始めるので遊技機の稼働率が向上し、遊技場側に過度の不利益とならない。しかも変動パターン1a,1b,1cには遊技機に搭載可能な全ての図柄変動を対象とすることができるので単調にならず、当該図柄変動を見る面白味を維持または向上させ得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 検出器が遊技球を検出したことを契機として表示装置で図柄変動を開始し、図柄変動を開始不能な期間中に前記検出器が遊技球を検出すると図柄変動を保留し、実行中の図柄変動を終えると保留していた図柄変動を消化し、前記表示装置で特定の表示態様になると遊技者に有利な遊技状態にするように構成した遊技機であって、所定の条件を満たすことを契機として、図柄変動を二以上の保留にかかる変動パターンで構成し、各変動パターンを順次切り替えながら継続して表示する切替表示手段を有する遊技機。
【請求項2】 請求項1に記載した遊技機において、切替表示手段は、一方の保留にかかる変動パターンによって抽選結果を表示した以後に他方の保留にかかる変動パターンに切り替える遊技機。
【請求項3】 請求項2に記載した遊技機において、切替表示手段は、二図柄以上を停止させた状態で他方の保留にかかる変動パターンの表示を始める遊技機。
【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載した遊技機において、切替表示手段は、保留順とは異なる順番で変動パターンを切り替える遊技機。
【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載した遊技機において、切替表示手段は、切り替え前に表示していた変動パターンの表示態様と、切り替え後に表示を始める変動パターンの表示態様とを関連させる遊技機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄変動を保留可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一つであるパチンコ機の中には、パチンコ球が始動口に入賞すると液晶表示装置で図柄変動を始め、例えば「777」等のように特定の図柄パターンが表示されると大当たり遊技を行うものがある。ここで「図柄変動」は後述するように図柄群を用いた変動であり、「大当たり遊技」は大入賞口を例えば15回開閉して入賞機会を与える遊技である。始動口入賞によって始めた図柄変動を終えるには時間がかかるため、変動途中に別個のパチンコ球が始動口に入賞することがある。この例ではすぐに図柄変動を始められないので、現在行なっている図柄変動を終えた後に次回の図柄変動を可能にするべく保留機能を備える。ところで、保留機能によって保留可能な保留数は上限値(現時点では4)を超えることができず、せっかく入賞できたとしても上限値を超過した超過分については図柄変動が行われなかった。こうした措置はパチンコ遊技に対する遊技者の遊技意欲を低下させるので、上限値の撤廃が要請されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に上限値を撤廃しただけでは、保留数が多くなるにつれて遊技者はパチンコ球を発射させなくなる傾向が強くなる。そのためパチンコ機の稼働率が低下してしまい、遊技場(ホール)側にとって不利益になる。これを解決するには、図柄変動の変動期間を短縮する技術(いわゆる時短)を適用すればよい。ところが当該技術では、変動期間を短く制約する結果として図柄変動の表示内容が単調にならざるを得ず、当該図柄変動を見る面白味が低下してしまう。本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、遊技者が図柄変動を見る面白味を維持または向上させ、かつ遊技場側に過度の不利益とならないように図柄変動の内容を変化させ得る遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請求項1に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「図柄変動」は、図柄群を用いて変動を行うことを意味する。左列・中列・右列や上段・中段・下段等のように複数の図柄群を用いて個別に変動を行う形態を含む。当該図柄群は、ほぼ同じ図柄または異なる図柄を任意に複数個で構成する。「図柄」は、例えば文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる特別図柄,普通図柄,装飾図柄(背景図柄)等が該当し、静止画であってもよく、アニメーション等の動画であってもよい。
(2)「特定の表示態様」は、例えば大当たり図柄やリーチ図柄等が該当する。
(3)「所定の条件」は遊技機の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定可能な条件であって、当該条件は遊技中において固定してもよく変化させてもよい。パチンコ機の場合では、例えば図柄変動を終えることや、保留数が基準値(例えば4,10等)に達したこと、乱数値が所定値になったこと、所定の変動回数に達したこと、所定の遊技期間を経過したこと等が該当する。
(4)「変動パターン」は「図柄変動」と同義であるが、区別をし易くするために二以上の変動パターンで構成した図柄群の変動を図柄変動と定義する。
【0005】当該手段1によれば図1に模式的に示すように、検出器3が遊技球Bを検出したことを契機として表示装置2で図柄変動を開始し、図柄変動1を開始不能な期間中に検出器3が遊技球Bを検出すると図柄変動1を保留し、実行中の図柄変動1を終えると保留していた図柄変動1を消化し、表示装置2で特定の表示態様になると遊技者に有利な遊技状態にするように構成する。さらに、所定の条件を満たすことを契機として、図柄変動1を二以上の保留ha,hb,hcにかかる変動パターンで構成し、各変動パターンを順次切り替えながら継続して表示する切替表示手段5を備える。なお通常は、保留haにかかる変動パターン1aは時刻taから時刻tcまでの期間で表示し、保留hbにかかる変動パターン1bは時刻tbから時刻teまでの期間で表示し、保留hcにかかる変動パターン1cは時刻tdから時刻tfまでの期間で表示すると仮定する。なお本例は三つの保留ha,hb,hcを例にしたが、二つの保留や四つ以上の保留についても同様に適用できる。
【0006】図1の例では、切替表示手段5は図柄変動1を変動パターン1a,1b,1cで構成し、時刻taから開始した変動パターン1aについて時刻tcに達すると変動パターン1bに切り替え、さらに時刻teに達すると当該変動パターン1bから変動パターン1cに切り替え、最終的には変動パターン1cを時刻teに終える。本例は三つの保留にかかる図柄変動を行うが、変動パターン1bにかかる時刻tbから時刻tcまでの分と、変動パターン1cにかかる時刻tdから時刻teまでの分について変動期間を短縮できる。よって、遊技者は待機時間が短くなって早めに遊技し始めるので遊技機の稼働率が向上し、遊技場側に過度の不利益とならない。しかも変動パターン1a,1b,1cには、時短に用いる図柄変動に限られず、遊技機に搭載可能な全ての図柄変動を対象とすることができる。よって変動期間は短くなるものの、図柄変動の表示内容は従来と変わらないので単調にならず、当該図柄変動を見る面白味を維持または向上させ得る。
【0007】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2によれば、切替表示手段5は一方の保留にかかる変動パターンによって抽選結果を表示した以後に他方の保留にかかる変動パターンに切り替える。図1の例では、切替表示手段5は変動パターン1aを終えて抽選結果を表示する時刻tcに達してから変動パターン1bに切り替え、同じく変動パターン1bを終えて抽選結果を表示する時刻teに達してから変動パターン1cに切り替えている。保留ha,hbにかかる抽選結果が明らかになってから変動パターンを切り替えるので、遊技者は各保留にかかる抽選結果を確実に認識できる。
【0008】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3によれば、切替表示手段5は二図柄以上を停止させた状態で他方の保留にかかる変動パターンの表示を始める。左列・中列・右列や上段・中段・下段等のように複数の図柄群を用いて個別に変動を行う形態の遊技機では、二図柄以上を停止させた後に抽選結果を表示する構成としているものが多い。こうした遊技機では、多くの遊技者は二図柄以上が停止した後に期待感を持って見るので、図柄変動1を見る面白味をより確実に維持または向上させることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4によれば、切替表示手段5は保留順とは異なる順番で変動パターンを切り替える。図1の例において保留ha→保留hb→保留hcの順番に発生すると、通常は変動パターン1a→変動パターン1b→変動パターン1cの順番に切り替えてゆくことになる。しかし、切替表示手段5は保留順とは無関係に発生した保留にかかる図柄変動を切り替えるので、同じ複数の保留であっても表示装置2に表示される図柄変動1の変化が異なってゆく。よって、遊技者が図柄変動1を見る面白味を向上させ得る。
【0010】
【課題を解決するための手段5】課題を解決するための手段5は、請求項5に記載した通りである。ここで、請求項5に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「図柄変動の表示態様」には、例えば停止図柄(所定方向に所定距離内で往復運動する揺れ変動状態を含む)や、変動形態、図柄群の種類等が該当する。
(2)表示態様が「関連する」とは、色違いや相似形等の違いはあるが同等の意味内容が認識可能な図柄が共通していたり、変動方向等の形態に違いはあるが同等の意味内容が認識可能な変動パターンが共通していること等を意味する。
【0011】当該手段5によれば、切替表示手段5は切り替え前に表示していた変動パターンの表示態様と、切り替え後に表示を始める変動パターンの表示態様とを関連させる。切り替え前後の変動パターンについて表示態様を関連させると、変動パターンを突然切り替えた場合でも図柄や背景等が共通するので、違和感のない表示を実現することが可能になる。よって、遊技者は一の図柄変動1が行われているような錯覚で見て楽しむことができる。
【0012】
【課題を解決するための手段6】課題を解決するための手段6は、請求項1から5のいずれか一項に記載した遊技機において、各保留にかかる変動パターンを継続的に表示する二以上の保留を一の保留として表示する保留表示手段6を有する。
【0013】当該手段6によれば、基準値を超えるような保留を禁止している遊技機において、保留数が基準値に達した後は単に賞球の払い出しを行うに過ぎない。しかし、二以上の保留にかかる変動パターンを切り替えて継続的に表示すると、当該二以上の保留でも一の保留にかかる図柄変動1と同等に見ることが可能になる。そこで、保留表示手段6が二以上の保留を一の保留として表示すれば、見かけ上の保留数を減らして、保留可能な状態にすることができる。当該表示を見た遊技者は未だ保留できると思うので遊技するようになる。したがって、遊技機の稼働率が向上し、遊技場側に過度の不利益とならない。なお、二以上の保留を一の保留として表示する形態は、異なる色の表示や点滅表示等のように、一の保留とは異なる形態で表示すると識別が容易になる。さらには保留の数によって相異なる形態で表示すると、遊技者は保留表示手段6の表示にかかる保留の数を一目で認識することができる。
【0014】
【課題を解決するための手段7】課題を解決するための手段7は、請求項1から5,手段6のいずれか一項に記載した遊技機において、保留にかかる各変動パターンにそれぞれ優先度を設定し、切替表示手段5は当該優先度に基づいて各変動パターンを順次切り替える。
【0015】当該手段7によれば、遊技機の中には図柄変動1として例えばノーマルリーチパターン,スーパーリーチパターン,プレミアムリーチパターンなどのように、大当たり等の特典に対する重み付けを異ならせる構成としたものがある。図1の例において、保留haがプレミアムリーチパターンであり、保留hbがノーマルリーチパターンであり、保留hcがスーパーリーチパターンであると仮定する。本例で保留ha→保留hb→保留hcの順番に従って変動パターンを切り替えてゆくと、図柄変動1の変化を見た遊技者は特典に対する期待感が分かりづらい。しかし、特典に対する重み付け等に従って各変動パターンに優先度を設定しておけば(設定するタイミングは任意である)、切替表示手段5は当該優先度に基づいて各変動パターンを順次切り替える。上述した例においてノーマルリーチパターン→スーパーリーチパターン→プレミアムリーチパターンの順番で優先度を低く設定すると、保留ha→保留hb→保留hcの順番で発生した場合でもノーマルリーチパターン→スーパーリーチパターン→プレミアムリーチパターンの順番で切り替えてゆく。この場合には特典に対する重み付けが次第に高まる表示となるので、遊技者に期待感を持たせることができる。
【0016】
【課題を解決するための手段8】課題を解決するための手段8は、請求項1から5,手段6または7のいずれか一項に記載した遊技機において、抽選によって二以上の保留を決定する抽選手段4を備え、切替表示手段5は抽選手段4によって決定した二以上の保留について各変動パターンを順次切り替えながら継続して図柄変動を表示する。
【0017】当該手段8によれば、各変動パターンを順次切り替えて表示する図柄変動1の基礎となる保留を抽選手段4によって決定する。抽選で決定する形態は、例えば三以上の保留から二以上の保留を選択する形態や、切り替え表示の順番や逆順等に従って順次選択する形態等が該当する。こうして決定した保留に基づいて変動パターンを切り替えて表示すると、図柄変動1の表示もランダムに変化してゆくので、どのような表示になるかを見る楽しみを遊技者に与えることができる。
【0018】
【課題を解決するための手段9】課題を解決するための手段9は、図2に模式的に示すように、検出器3が遊技球Bを検出したことを契機として表示装置2で図柄変動1を開始し、図柄変動1を開始不能な期間中に当該検出器3が遊技球Bを検出すると図柄変動1を保留し、実行中の図柄変動1を終えると保留していた図柄変動1を消化し、当該表示装置2で特定の表示態様になると遊技者に有利な遊技状態にするように構成した遊技機であって、所定の条件を満たすことを契機として二以上の保留にかかる抽選結果を図柄変動1中に表示する結果表示手段7を有する。なお図2では、図1に示す要素と同一要素について同一符号を付している。
【0019】当該手段9によれば、変動開始(時刻ta)から変動停止(時刻tf)まで行う図柄変動1の表示期間中に、結果表示手段7は時刻tcに達すると保留haの抽選結果を表示し、時刻teに達すると保留hbの抽選結果を表示し、時刻tfには保留hcの抽選結果を表示する。図柄変動1にかかる期間の長さが保留ha,hb,hcにかかる変動パターンを組み合わせた期間の長さよりも短ければ、遊技者の待機時間が短くなる。よって遊技者は早めに遊技し始めるので遊技機の稼働率が向上し、遊技場側に過度の不利益とならない。また図柄変動1には従来の図柄変動を用いることもできるので単調にならず、当該図柄変動を見る面白味を維持または向上させることができる。なお、請求項2から5,手段6から8のいずれか一項に記載したそれぞれの構成要件を手段9に従属させてもよい。この場合は切替表示手段5を結果表示手段7に読み替えるが、各手段に示す効果と同様の効果を得ることができる。
【0020】
【課題を解決するための手段10】課題を解決するための手段10は、検出器3が遊技球Bを検出したことを契機として表示装置2で図柄変動1を開始し、図柄変動1を開始不能な期間中に当該検出器3が遊技球Bを検出すると図柄変動1を保留し、実行中の図柄変動1を終えると保留していた図柄変動1を消化し、当該表示装置2で特定の表示態様になると遊技者に有利な遊技状態にするように構成した遊技機であって、所定の条件を満たすことを契機として図柄変動1を二以上の保留にかかる部分変動を組み合わせて表示する組合表示手段を有する。ここで、「部分変動」は図柄変動と同義であるが、当該図柄変動や変動パターンの一部(例えば変動開始からリーチまでの変動や、リーチから変動終了までの変動等が該当する)を意味する。
【0021】当該手段10によれば、組合表示手段は部分変動を任意に複数の組み合わせて初めて変動開始から変動終了までの全体的な図柄変動1となり、一の図柄変動として完結する。部分変動をどうやって組み合わせる(選択方法や配列方法等)かによって、図柄変動1の表示内容もまたランダムに変化してゆくので、どのような表示になるかを見る楽しみを遊技者に与えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔実施の形態1〕実施の形態1は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用し、一の図柄変動において二以上の保留にかかる変動パターンを順次切り替えて表示する例である。当該実施の形態1は図3〜図11を参照しながら説明する。なお図柄変動の「停止」は完全に静止する表示に限らず、一時的に静止している表示を含む。すなわち「停止」には、基準位置を中心として任意の方向に任意の距離範囲で移動させる表示や、移動しないで図柄自体の大きさを変化させる表示等を含む。
【0023】まず図3は、カードユニット10(CRユニット)およびパチンコ機12の外観を正面図で示す。カードユニット10は、記録媒体(例えば磁気カードやICカード等)に記録された残高情報(有価価値情報)を入出力でき、当該残高情報の範囲内で遊技者が望む金額分に対応するパチンコ球(遊技球B,遊技媒体)の貸し出しが可能に構成する。なお、カードユニット10の具体的な構成や作動等については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0024】パチンコ機12の遊技盤14には、通過するパチンコ球を検出するゲートセンサ56を有するゲート58や、ソレノイド48によって運動可能な可動片50(いわゆるチューリップ)を有する始動口24、ソレノイド44によって開閉可能な開閉蓋28を有する大入賞口26、保留数表示器52,54,60や液晶表示器22等を有する複合役物装置16、所定形状に形成した複数の表示器を有する発光装置20、その他に一般の入賞口,風車,障害釘などを適宜に配置する。ここで、始動口24は上述した可動片50の他に、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ46等を備える。また、大入賞口26は上述した開閉蓋28の他に、パチンコ球が大入賞口開放期間(例えば20秒間)内に入賞すると大当たり遊技状態を所要回数(例えば16回)内で継続可能なVゾーン(特別領域)や、当該Vゾーンに入ったパチンコ球を検出するVセンサ64等を備える。
【0025】複合役物装置16は、普通図柄の図柄変動や特別図柄の図柄変動等を表示可能な液晶表示器22(表示装置2)、特別保留数(特別図柄にかかる図柄変動の保留数)を表示する保留数表示器52,54、普通保留数(普通図柄にかかる図柄変動の保留数)を表示する保留数表示器60等を有する。保留数表示器52,54と保留数表示器60は、例えばそれぞれが所定個数(4個や9個等)からなり、二色以上(赤色,緑色等)で発光可能なLEDで構成する。保留数表示器52,54は例えばハート形状に点灯可能に構成し、保留数表示器60は例えば星状に点灯可能に構成する。上述したセグメント素子やLEDに代えて、電球(ランプ)やプラズマ表示器等を任意に用いてもよい。
【0026】パチンコ球がゲート58を通過すると、液晶表示器22の特定領域22aで普通図柄の図柄変動等を表示する。当該普通図柄の図柄変動等は、液晶表示器22とは別体に遊技盤14に備えた普通図柄表示器(例えばセグメント素子,液晶表示器,LEDを用いた表示器等)で表示する構成としてもよい。普通図柄を変動し始めてから所要期間(例えば30秒間)を経過すると停止し、普通図柄が当たり態様になると、ソレノイド48を作動させて始動口24の可動片50を所定パターン(例えば0.3秒間開けた後に閉じる等)で開閉するように構成する。
【0027】遊技盤14の下方には、タバコの吸い殻等を入れる灰皿38や、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿36、遊技者が接触しているか否かを検出するタッチセンサ34を有するハンドル32、上皿30の内部に設けられて音(音声,音楽,効果音等)を出すスピーカ40(音響装置)などを備える。遊技領域の周囲等には、遊技状態等に応じて発光するランプ類18(発光体)を備える。上皿30の上方には、球貸しを指示する球貸ボタン42、残高情報等を表示する残高表示器62、記録媒体の返却を指示する返却ボタン66等を備える。
【0028】次に、パチンコ機12によるパチンコ遊技を実現するために接続構成をした各種基板の一例について図4を参照しながら説明する。なお単に「接続する」という場合には、特に断らない限り電気的に接続することを意味する。
【0029】CPU(プロセッサ)122を中心に構成したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや所要のデータ等を格納したROM124、乱数,保留数(特別保留数や普通保留数),保留範囲(上限値,下限値等),変動パターン用のテーブル等のように一時的データを格納可能なRAM126等を備える。CPU122は、遊技制御プログラムを実行してパチンコ遊技を実現する。当該遊技制御プログラムには、後述するような始動口処理,保留処理,消化処理,上限値変更処理等の各手続きを実現するためのプログラムを含む。例えばROM124にはEPROMを用い、RAM126にはDRAMを用いるが、他種のメモリ(例えばEEPROM,SRAM,フラッシュメモリ等)を任意に用いてもよい。他の構成要素については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0030】メイン制御基板120には、タッチセンサ34や払出制御基板112からの信号を受けて発射用のモータ100を駆動制御する発射制御基板110や、駆動センサ104や計数センサ106等からの信号を受けて払い出し用のモータ102を駆動制御する払出制御基板112、カードユニット10や払出制御基板112と接続してデータの送受信や残高表示器62の表示等を制御するインタフェース基板114(図4では「I/F基板」と図示する)、液晶表示器22に表示する図柄を制御する図柄制御基板130、スピーカ40から出す音を制御する音声制御基板132、ランプ類18等の表示を制御するランプ制御基板134などを接続する。これらの各基板は、いずれもメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成する。駆動センサ104は、モータ102やパチンコ球を払い出す払出装置等の駆動状態を監視する。計数センサ106は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントする。なおこれらの駆動センサ104,計数センサ106,ゲートセンサ56,始動口センサ46,Vセンサ64等には、接触型センサ(例えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)、あるいは非接触型センサ(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)を用いる。
【0031】またメイン制御基板120には、上述した始動口センサ46等のほかに、パチンコ機12の外部装置に信号(例えば大当たり,図柄確定,確変中等の遊技情報を含む)を伝達可能な外部端子板108や、発光装置20、保留数表示器52,54,60などを直接に接続する。さらにメイン制御基板120から離れた位置に備えた装置(例えばゲートセンサ56、Vセンサ64、ソレノイド44,48等)は、信号中継用の中継端子板136を介して接続する。ソレノイド44の作動を制御することにより、開閉蓋28を矢印D2方向に往復運動させて開閉を行うことができる。同様にしてソレノイド48の作動を制御することにより、可動片50を矢印D4方向に往復運動させて開閉を行うことができる。
【0032】図柄制御基板130はCPU140を中心に構成し、表示制御プログラムや所要のデータ等を格納するROM142、受信データ,大当たり図柄,抽選データ等の一時的データを格納するRAM144等を備える。図柄制御基板130には、所要の図柄を予め記憶しておき表示コマンド等を受けて生成するキャラクタジェネレータや、CPU140から送られた表示情報を受けて液晶表示器22に加工した図柄を表示するVDP(Video Display Processor)等を有する。当該VDPは、二以上のレイヤーで独立に表示/非表示を制御可能なものが望ましい。CPU140はROM142に格納した表示制御プログラムを実行して液晶表示器22に図柄を表示する。ROM142にはEPROMを用い、RAM144にはDRAMを用いるが、上述した他種のメモリを任意に用いてもよい。他の構成要素については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0033】なお図4の例では図柄制御基板130,音声制御基板132,ランプ制御基板134はそれぞれメイン制御基板120から直接に制御する構成としたが、メイン制御基板120から図柄制御基板130を通じて音声制御基板132,ランプ制御基板134を制御する構成としてもよい。こうすれば、メイン制御基板120は図柄制御基板130に対してのみ指令すれば済むので負荷を軽減できる。
【0034】上述のように構成したパチンコ機12において、本発明を実現するべくメイン制御基板120で実行する手続きについて図5,図6を参照しながら説明する。ここで、図5には始動口24へのパチンコ球の入賞判別を実現する始動口処理の手続きを、図6には一定条件下で二以上の保留にかかる図柄変動を実現可能な表示指令処理の手続きをそれぞれフローチャートで示す。これらの手続きのうち、図6の表示指令処理は切替表示手段5に相当する。なお以下では、特別保留数を単に「保留数」と呼び、保留数の現在値を単に「現在値」と呼び、保留数の上限値を単に「上限値」と呼ぶ。当該上限値には、例えば100を設定する。
【0035】図5に示す始動口処理では、まず始動口24にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。例えば図3,図4に示す始動口センサ46{検出器3}からの検出信号があれば入賞した(YES)と判別し、当該検出信号がなければ入賞していない(NO)と判別する。もし始動口24にパチンコ球が入賞すると(YES)、当該入賞ごとに対応して各種乱数を読み込んでRAM126に記憶する〔ステップS12〕。ステップS12で読み込む乱数は、カウンタ等を用いたソフトウェア乱数と、発振器等を用いたハードウェア乱数とのいずれか一方または双方を用いる。RAM126に記憶する乱数は、例えば大当たりか否かを決定する当落判定用乱数RAや、その当落判定用乱数RAに基づいて大当たりを決定した場合に表示する大当たり図柄を特定する当選図柄用乱数RB、図柄変動の開始から停止までの表示パターン等を特定する図柄表示用乱数RC、保留の消化時における抽選に用いる保留抽選用乱数RDなどが該当する。
【0036】各種乱数をRAM126に記憶すると、入賞に対応する個数の賞球を払い出すべく払出制御基板112に対して払出コマンドを送信し〔ステップS14〕、上限値を限度として現在値を増やした結果を保留数表示器52,54に表示する〔ステップS16〕。
【0037】そして変動不能か否か、あるいは現在値が0以下か否かを判別する〔ステップS18〕。すなわち現在の遊技状態が図柄変動中であるときや大当たり遊技中であるとき等は変動不能と判別し、そのいずれの状態でもないときは変動可能と判別する。また、現在値が0以下であれば、既に保留にかかる図柄変動を全て終えている。もし図柄変動が可能な時期であって、現在値が1以上であれば(ステップS18のNO)、現在値で表す保留の一部または全部について液晶表示器22で図柄変動を始めるべく表示指令処理を実行する〔ステップS20〕。当該表示指令処理の具体的な手続きについて、図6を参照しながら説明する。
【0038】図6に示す表示指令処理では、まず現在値が基準値(例えば10)に達したとき(現在値≧基準値;ステップS30のYES)、二以上の保留にかかる変動パターンを順次切り替えながら継続して表示する形態を実現するため、以下に示す処理を実行する。すなわち、減数(消化する保留の数)について消化の対象となる保留を抽選等で決定する〔ステップS32〕。減数は一定値(例えば3や5等)とするが、パチンコ機12の種類や遊技状態等によっては遊技中に変化させてもよい。例えば通常遊技時に少なくし、確率変動時は多くする等の変化例が該当する。さらに、ステップS32で決定した保留ごとについて乱数(例えば図柄表示用乱数RC)を用いた抽選等で変動パターンを決定する〔ステップS34〕。通常は一の保留に対して一の変動パターンを決定するが、パチンコ機12の種類や遊技状態等によっては二以上の変動パターンを決定してもよい。上記ステップS32,S34ではいずれも抽選等によって決定したが、その決定方法は任意である。例えば、保留した順番で決定したり、テーブル等で予め特定した順番の変動パターンで決定するなどのように、パチンコ機12の種類や遊技状態等に応じて決定してもよい。多様な決定方法を用いると、表示すべき変動パターンが変化するので面白くなる。
【0039】そして、ステップS34で決定した変動パターンを優先度順に並べ〔ステップS36〕、各変動パターンについて実際に表示する区間(変動パターンの一部または全部;以下「表示区間」と呼ぶ。)を決定し〔ステップS38〕、変動パターンを切り替える前後でスムーズ(継続的,連続的)な表示となるように表示区間の始期,終期,図柄等を調整する〔ステップS40〕。
【0040】上記ステップS36では、例えば各保留にかかる変動パターンをスーパーリーチ,プレミアムリーチ,ノーマルリーチの順に決定したとき、この順に表示を行えば初めは期待度が高い表示であるのに後になれば期待度が低くなって違和感を生ずる。そこで、各変動パターンについてそれぞれ優先度を設定しておき、本例であればノーマルリーチ,スーパーリーチ,プレミアムリーチの順に表示を行うように並べ替える。この場合、各変動パターンについて次のリーチ変動に移行する以前に抽選結果を表示して遊技者に報知するのが望ましい。こうすれば次第に期待度が高まるような表示になるので、遊技者に期待感を持たせ得る。各変動パターンについて優先度を設定するタイミングは任意であるが、例えば変動パターンごとに対応した優先度をROM124等の記憶部に予め記憶しておく。
【0041】また上記ステップS40では、例えば前回の変動パターンにかかる表示区間の終期において図柄パターン[787]で停止してから、次回の変動パターンにかかる表示区間の始期において図柄パターン[5↓5](↓は変動中を意味する)から変動を再開するのは意外性を持たせる点ではよいが、リーチ図柄が急に変わるので違和感が生ずる。そこで次回の表示では図柄パターン[7↓7]から変動を再開するように始期(あるいは変動パターン)を調整する。本例では二つの図柄(すなわちリーチ図柄)を停止して表示するが、このように二以上の図柄を停止して表示した後に切り替えるのが望ましい。こうすれば切替前後において同じリーチ図柄で継続的な表示になるので、違和感がない。
【0042】二以上の変動パターンにかかる切り替えの調整を終えると、現在値から減数だけ減らした結果を保留数表示器52,54に表示し〔ステップS42〕、上述したステップS34で決定した変動パターンや表示区間等を含む表示コマンドを図柄制御基板130に送信したうえで〔ステップS44〕、表示指令処理を終える。当該表示コマンドを受信した図柄制御基板130は、表示コマンドの内容に従って液晶表示器22の表示を制御して図柄変動を実現する。
【0043】図柄変動の実現方法としては、例えば次に示す■〜■等の形態が該当する。いずれの形態を用いるかはパチンコ機12の種類や遊技状態等で任意である。
■:メイン制御基板120が時間管理を行い、実行中の変動パターンにかかる表示区間を経過する以前に、次の変動パターンにかかる表示コマンドを図柄制御基板130に伝達する。例えば第1保留と第2保留にかかる二つの変動パターンP1,P2(表示区間T1,T2)を用いて図柄変動を実現する場合には、変動パターンP1の表示を始めてから表示区間T1を経過する時に、次に表示する変動パターンP2の表示を図柄制御基板130に指令する。当該指令を受けた図柄制御基板130は、変動パターンP2について表示区間T2だけ表示する。
【0044】■:■と同様にメイン制御基板120が時間管理を行うが、各変動パターンについてそれぞれ全表示区間で表示する場合の開始タイミングに達するごとに、表示コマンドを図柄制御基板130に伝達するに過ぎない。図柄制御基板130は、変動パターンごとに異なるレイヤーを割り当て、所要のタイミング(例えば非図柄変動時)に優先度を最も高く設定し、優先度の高いレイヤーで変動を終えると優先度の低いレイヤーに切り替えて表示を継続する。なお、切り替えた一のレイヤーで実行する変動パターンのみを液晶表示器22で表示するように制御する。上述した■の例において、メイン制御基板120は変動パターンP1,P2の各開始タイミングに達するごとに、表示コマンドを図柄制御基板130に伝達すればよい。図柄制御基板130側では、指令された順番の変動パターンについて変動を停止する度にレイヤーを切り替えて図柄変動を実現する。
【0045】■:図柄制御基板130が時間管理を行い、実行中の変動パターンにかかる表示区間を経過ごとに、次の変動パターンに切り替えて表示を継続する。メイン制御基板120は、保留消化数(減数),停止図柄,表示期間(例えば100秒間)等を表示コマンドとして図柄制御基板130に伝達すればよく、各変動パターンにかかる表示区間の長さは図柄制御基板130に委ねる。本形態における図柄制御基板130は、抽選で決定したランダムな順番やROM142等に記憶したテーブルの設定順等に従って変動パターンを選択し、各変動パターンの変動停止時に停止図柄を表示し、表示期間内に図柄変動を終えるように制御する。
【0046】■:■と同様に図柄制御基板130が時間管理を行い、■と同様にレイヤーを切り替えることによって変動パターンの切り替えを実現する。ただし、変動パターンを切り替えるタイミングをメイン制御基板120が指令してもよい。切り替え指令を受けた図柄制御基板130は、実行中の変動パターンを停止させて停止図柄を表示した後、次の変動パターンを表示するべくレイヤーを切り替える。
【0047】■:上述した■〜■の各形態において、一の図柄変動表示で消化する二以上の保留のなかに大当たり(当たり情報)を含む場合には、最後の変動パターンで大当たりを表示するように変動パターンを並べ替えるのが望ましい。さらに違和感のない表示にするため、大当たり図柄(例えば図柄パターン[777])に含まれるリーチ図柄(本例では図柄パターン[7↓7])で共通するように、変動途中で結果表示する保留にかかる変動パターンを選択するとなおよい。ここで■と■の形態において後述する図8から図11のような表示例では、第1保留の停止コマンド受信時に図柄パターン[787]を表示し、同様に第2保留の停止コマンド受信時に図柄パターン[797]を表示し、第3保留の停止コマンド受信時に図柄パターン[777]を表示可能なように予めメイン制御基板120で図柄情報を決定し、今回の変動パターンを開始する時期等に変動パターンと併せて送信すればよい。なお■と■の形態で同じように表示するには、メイン制御基板120から当たり/ハズレや表示時間等の情報を送信し、当該情報を受けた図柄制御基板130が違和感のなく表示する図柄を決定すればよい。
【0048】その一方で、現在値が基準値に達していないときは(基準値>現在値>0;ステップS30のNO)、以下に示す処理を実行する。すなわち、保留のうちで最も早く入賞したものについてステップS34と同様に変動パターンを決定し〔ステップS46〕、現在値から減数(この場合は1)だけ減らした結果を保留数表示器52,54に表示し〔ステップS42〕、ステップS46で決定した変動パターンや表示区間等を含む表示コマンドを図柄制御基板130に送信したうえで〔ステップS44〕、表示指令処理を終える。よって、ステップS46で決定する変動パターンはそのまま図柄変動に対応することになる。
【0049】図5に戻ってステップS20の表示指令処理を終えると、今回の抽選結果が大当たりか否かを判別する〔ステップS22〕。外来ノイズ等の影響を受けにくく信頼性が高いパチンコ機12では、乱数(例えば当落判定用乱数RA等)に基づいて大当たりか否か、すなわち乱数値=大当たり値か否かで判別する。当該大当たり値はROM124等に予め記憶しておき、1つまたは複数からなる。もし大当たりならば(YES)、大当たり遊技を実現して賞球を得る機会を遊技者に与えるべく大当たり処理を実行する〔ステップS24〕。大当たり処理は、例えば大入賞口26の開閉蓋28を一定期間(一例として30秒間)だけ開放し、大入賞口26等に入賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等を行う。当該大当たり処理の具体的な手続きは周知であるので、説明および図示を省略する。一方、ステップS18で変動不能または現在値が0以下のときや(YES)、ステップS22における抽選結果がハズレであったときは(NO)、その時点で始動口処理を終える。
【0050】図5,図6に示す各処理を実行して図柄変動の保留と消化を実現した表示例について、図7〜図11を参照しながら説明する。なお、減数を3とする。また保留数表示器52,54の表示は、赤色表示を斜線ハッチで図示し、橙色表示をクロスハッチで図示し、無表示(消灯)を輪郭線のみで図示する。
【0051】図7に示すタイムチャートでは上から順番に、始動口センサ46の出力信号、保留数表示器52,54で表示する現在値、パチンコ機12の遊技状態、図柄変動の内訳にかかる時系列的な変化を示す(図面左側から右側へ移行する)。まず、4個のパチンコ球が時刻t12,t18,t22,t26で各々始動口24に入賞したので、各入賞を検出した始動口センサ46が信号を出力している。これらの入賞に伴って、現在値は時刻t10の「2」から次第に増えている。
【0052】図柄変動が可能になった時刻t10では(図5のステップS18でYES)、減数に対応して三つの変動パターンを決定し(図6のステップS34)、優先度順に並べ替え(図6のステップS36)、各変動パターンについて表示区間を決定し(図6のステップS38)、切替前後でスムーズな表示になるように調整したうえで(図6のステップS40)、現在値「5」を減数「3」だけ減らして「2」にしている(図6のステップS42)。
【0053】上記三つの変動パターンは、第1保留にかかるノーマルリーチ、第2保留にかかるスーパーリーチ、第3保留にかかるプレミアムリーチである。ノーマルリーチは当該変動パターンの全表示区間(時刻t10から時刻t20まで)を表示するが、スーパーリーチとプレミアムリーチは各変動パターンの一部表示区間(リーチ以降)を表示する。すなわちスーパーリーチは時刻t14から時刻t24までが全区間であるが、本例では時刻t20から時刻t24までを表示する。同様にプレミアムリーチは時刻t16から時刻t28までが全表示区間であるが、本例では時刻t24から時刻t28までの一部表示区間を表示する。
【0054】図6のステップS44を実行して上記時刻t10から時刻t28までの変動期間における液晶表示器22の表示は、次のようになる。すなわち、変動開始する時刻t10では図8(A)に示すように液晶表示器22で左図柄変動C2,中図柄変動C4,右図柄変動C6を始める。具体的には、左図柄群70を用いて左図柄変動C2を行い、中図柄群72を用いて中図柄変動C4を行い、右図柄群74を用いて右図柄変動C6を行う。これらの左図柄群70,中図柄群72,右図柄群74は、例えば数字図柄「0」〜「9」によってそれぞれ構成する。なお保留数については現在値が「2」であるので、保留数表示器54のうち二つのLEDが赤色で点灯し、保留数表示器52は全て消灯している。
【0055】続いて図8(B)に示すように左図柄70aと右図柄74aが数字図柄「7」で停止してリーチに達したものの、時刻t20には図9(A)に示すような図柄パターン[787]で一時的に変動を停止した。当該図9(A)の例では図柄パターン[787]とともに、『残念!次の保留分に期待!』等のメッセージ76aを表示して、遊技者に第1保留にかかる抽選結果を報知している。よって、遊技者は第1保留にかかる抽選結果がハズレであったと分かる。その後、図9(B)に示すように左図柄70aと右図柄74aのリーチ図柄を表示したまま、第2保留にかかる中図柄変動C4を再開している。当該図9(B)の例では画面内に第1保留の抽選結果76bを表示しているので、時刻t20の時点で認識できなかった遊技者でも抽選結果が分かる。しかし、時刻t24には図10(A)に示すような図柄パターン[797]で一時的に変動を停止し、『また残念!最後の保留分に期待!』等のメッセージ76cを表示している。よって、遊技者は第2保留にかかる抽選結果もハズレであったと分かる。
【0056】さらに、図10(B)に示すように左図柄70aと右図柄74aのリーチ図柄を表示したまま、第3保留にかかる中図柄変動C4を再開する。当該図10(B)の例では画面内に第1保留と第2保留の抽選結果76dを表示しているので、時刻t20,t24の各時点で認識できなかった遊技者でもそれぞれの抽選結果が分かる。そして、時刻t28には図11に示すような図柄パターン[777]で変動を停止し、『やったね!大当り』等のメッセージ76eを表示している。よって、遊技者は第3保留にかかる抽選結果で大当たりになったことが分かる。この時点で現在値は「6」であるので、保留数表示器54の全てのLEDが赤色で点灯し、保留数表示器52のうち二つのLEDが赤色で点灯している。抽選結果が大当たりであるので(図5のステップS22でYES)、特典としての大当たり遊技を時刻t30から実現している(図5のステップS24)。
【0057】なお上述したメッセージ76a,76c,76eの表示や抽選結果76b,76dの表示は、図柄制御基板130側の演出(以下「統括保留演出」と呼ぶ。)として行う。例えば、通常の変動消化時に送信するコマンド群の形態とは異なる形態でコマンド群を受信したことを契機として、図柄制御基板130は予めROM142等の記憶部に記憶しておいたメッセージ表示プログラムや結果表示プログラムを実行することにより実現する。メイン制御基板120から統括保留演出を行う指令をコマンドとして図柄制御基板130に伝達することにより、メッセージ表示プログラムや結果表示プログラムを実行する構成としてもよい。
【0058】上記実施の形態1によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(a1)現在値が基準値に達すると(所定の条件を満たすことを契機として;図6のステップS30)、第1保留,第2保留,第3保留(二以上の保留ha,hb,hc)にかかる図柄変動(図柄変動1;時刻t10〜t28)を、各変動パターンを順次切り替えながら継続して表示した{切替表示手段5;図7〜図11を参照}。第1保留,第2保留,第3保留にかかる変動パターンからなる図柄変動では、第2保留にかかる時刻t14から時刻t20までの期間と、第3保留にかかる時刻t16から時刻t24までの期間との総和分について変動期間を短縮できる。よって、遊技者は待機時間が短くなって早めに遊技し始めるので遊技機の稼働率が向上し、遊技場側に過度の不利益とならない。しかも、各変動パターンは時短に用いる図柄変動に限られず、遊技機に搭載可能な全ての図柄変動を対象とすることができる。よって変動期間は短くなるものの、図柄変動の表示内容は従来と変わらないので単調にならず、当該図柄変動を見る面白味を維持または向上させることができる。
【0059】(a2)時刻t20で第1保留にかかる変動パターンによって抽選結果を表示した以後に、第2保留にかかる変動パターンを切り替えた{切替表示手段5;図6のステップS38,図7を参照}。このことは、時刻t24で第2保留にかかる変動パターンによって抽選結果を表示した以後に、第3保留にかかる変動パターンを切り替えた形態もまた同様である。このように各保留にかかる抽選結果が明らかになってから変動パターンを切り替えるので、遊技者は各保留にかかる抽選結果を確実に認識することができる。
【0060】(a3)左図柄70aと右図柄74a(二図柄以上)を停止させた状態で他方の保留にかかる変動パターンの表示を始めた{切替表示手段5;図6のステップS38,図9(B),図10(B)を参照}。二図柄以上を停止させた後に抽選結果を表示するパチンコ機12では、多くの遊技者は当該停止時以後に期待感を持って見るので、図柄変動を見る面白味をより確実に維持または向上させ得る。
【0061】(a4)保留順とは異なる順番で変動パターンを切り替えるべく優先度順に並べ替えた{切替表示手段5;図6のステップS36を参照}。このように保留順とは無関係に発生した保留にかかる図柄変動を切り替えると、同じ複数の保留であっても液晶表示器22に表示される図柄変動の変化が異なってゆく。よって、遊技者が図柄変動を見る面白味を向上させることができる。
【0062】(a5)切り替え前に表示していた変動パターンの表示態様と、切り替え後に表示を始める変動パターンの表示態様とを関連させるべく調整を行なった{切替表示手段5;図6のステップS40,図9(B),図10(B)を参照}。図9(B),図10(B)の例では、切り替え前後の図柄を一致させるため、左図柄70aと右図柄74aを停止表示した状態で中図柄変動C4を再開している。このように切り替え前後の変動パターンについて表示態様を関連させると、変動パターンを突然切り替えた場合でも図柄や背景等が共通するので、違和感のない表示を実現することが可能になる。よって、遊技者は一の図柄変動が行われているような錯覚で見て楽しむことができる。
【0063】(a6)各変動パターンについて優先度を設定しておき、当該優先度に基づいて変動パターンを並べ替えた{切替表示手段5;図6のステップS36}。図7の例では、ノーマルリーチパターン→スーパーリーチパターン→プレミアムリーチパターンの順番で並べ替えている。こうして並べ替えた順番に従って変動パターンを切り替えると、特典に対する重み付けが次第に高まるような表示を実現できる。したがって、遊技者に期待感を持たせることができる。
【0064】(a7)図柄変動を構成する変動パターンの基礎となる保留を抽選で決定した{抽選手段4;図6のステップS32}。こうして決定した保留に基づいて変動パターンを切り替えて表示すると、図柄変動の表示もランダムに変化してゆくので、どのような表示になるかを見る楽しみを遊技者に与えることができる。
【0065】(a8)図7において時刻t10から時刻t28までの図柄変動の表示期間中に、時刻t20に達すると第1保留の抽選結果を表示し、時刻t24に達すると第2保留の抽選結果を表示した{結果表示手段7}。当該図柄変動の表示期間は、上記(a1)で述べたように第1保留,第2保留,第3保留にかかる変動パターンを組み合わせた期間の長さよりも短い。そのため待機時間が短くなって、遊技者は早めに遊技し始めるので遊技機の稼働率が向上し、遊技場側に過度の不利益とならない。また図柄変動には従来の図柄変動を用いることもできるので単調にならず、当該図柄変動を見る面白味を維持または向上させることができる。
【0066】〔実施の形態2〕実施の形態2は実施の形態1と同様にパチンコ機12に本発明を適用し、一の図柄変動の期間中で二以上の保留にかかる抽選結果を表示する例である。当該実施の形態2は図12〜図14等を参照しながら説明する。なおパチンコ機12の構成等は実施の形態1と同様であり、図示および説明を簡単にするために実施の形態2では実施の形態1と異なる点について説明する。よって実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0067】図12に示す表示指令処理は、図6の手続きに代わるものである。図6の手続きと異なるのは、ステップS32で決定した保留ごとについて乱数を用いた抽選等でそれぞれ部分変動を決定する点である〔ステップS33〕。当該部分変動の決定では、表示区間に合わせて部分変動を決定するのが望ましい。例えば図柄変動の変動期間が表示区間tx,ty,tzからなる場合には、当該表示区間tx,ty,tzとそれぞれほぼ同じ期間長の部分変動を選択し決定する。ROM124等の記憶部には同じ期間長で表示内容が異なる部分変動を二以上記憶しておく必要がある。この場合も変動パターンと同様にスムーズな表示となるように、部分変動を切り替える前後で図柄等を調整するとよい〔ステップS40〕。またステップS44における図柄変動の実現方法としては、実施の形態1と同様にメイン制御基板120や図柄制御基板130が時間管理を行う(上述した■〜■)。この場合には、変動パターンに代えて部分変動を用いて実現する。
【0068】次に図13に示す減数処理は、パチンコ機12の種類や遊技状態等に応じて実行され、かつ実施の形態1で説明した始動口処理や表示指令処理とほぼ並行して実行される。当該減数処理では、現在値が所要値(例えば基準値と減数の和)に達すると(現在値≧所要値;ステップS50のYES)、次回以降の図柄変動において用いる減数を抽選等で決定する〔ステップS52〕。
【0069】さらに必要に応じて、保留数表示器52,54について減数分を一の発光体で表示し〔ステップS54〕、減数分を一の発光体で表示するに伴って現在値を調整したうえで〔ステップS56〕、減数処理を終える。一方、ステップS50において現在値が所要値に達していないときは(NO)、減数処理を終える。
【0070】ステップS54では異なる色の表示や点滅表示等のように通常の保留とは異なる形態で表示すると識別が容易になる。色分けする場合には、例えば通常の保留を赤色で表示し、三つの保留を橙色で表示し、五つの保留を緑色で表示する。点滅で分ける場合には、例えば通常の保留を常時点灯で表示し、三つの保留を遅い周期の点滅で表示し、五つの保留を速い周期の点滅で表示する。例えば減数が3のときに一の発光体で表示すると、発光体の表示数と現在値とが一致しなくなる。そこで、ステップS56では現在値を(減数−1)だけ減らす調整を行なって、発光体の表示数と現在値とを一致させる。
【0071】図5,図12,図13に示す各処理を実行して図柄変動の保留と消化を実現した表示例について、図14,図15を参照しながら説明する。なお、図13のステップS50で用いる所要値を「7」と仮定し、同じく図13のステップS52で決定する減数を「3」と仮定する。
【0072】図14に示すタイムチャートは図7と同様な態様で示しており、簡単のために4個のパチンコ球が始動口24に入賞するタイミングを同じにしている。ただし、図柄変動の開始直前における現在値を「4」とし、当該図柄変動で抽選結果を表示する保留の数を「3」とする。よってパチンコ球が始動口24に入賞するごとに現在値が次第に増えてゆくが、当該現在値が所要値に達する時刻t26には「4」に調整される(図13のステップS56)。
【0073】図柄変動が可能になった時刻t10では(図5のステップS18でYES)、減数に対応して三つの部分変動を決定し(図12のステップS33)、切替前後でスムーズな表示になるように調整する(図6のステップS40)。当該三つの部分変動は、第1保留にかかる第1部分変動(例えばノーマルリーチに相当する変動)、第2保留にかかる第2部分変動(例えばスーパーリーチに相当する変動)、第3保留にかかる第3部分変動(例えばプレミアムリーチに相当する変動)である。そして、第1部分変動を終える時刻t19には第1保留の抽選結果を表示し、その後に第2部分変動に切り替える。同様に第2部分変動を終える時刻t23には第2保留の抽選結果を表示し、その後に第3部分変動に切り替える。最終的には時刻t28に第3保留の抽選結果を表示する。
【0074】ここで現在値が所要値に達した時刻t26には、液晶表示器22と保留数表示器54は例えば図15に示すような表示となる。すなわち図15の例では切り替え前後の図柄を一致させるため、左図柄70aと右図柄74aを停止表示した状態で中図柄変動C4(第3部分変動)を行なっている。画面内には第1保留と第2保留の抽選結果76dを表示しているので、時刻t19,t23の各時点で認識できなかった遊技者でもそれぞれの抽選結果が分かる。また保留数表示器54については、三つのLEDが単独の保留による図柄変動を意味する赤色で点灯しているが、LED54aは三つの保留による図柄変動を意味する橙色で点灯している。そのため遊技者は、次の図柄変動が単独の保留にかかる抽選結果を表示するのか、あるいは二以上の保留にかかる抽選結果を表示するのかを予め認識しながら遊技できる。
【0075】上記実施の形態2によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(b1)保留数表示器52,54は(保留表示手段6)、二以上の保留を一の保留として表示した{図13のステップS54,図15を参照}。基準値を超えるような保留を禁止しているパチンコ機12において、現在値が基準値に達したときでも、見かけ上は現在値を減らすことができ、保留可能な状態にできる。当該表示を見た遊技者は未だ保留できると思うので遊技するようになる。よってパチンコ機12の稼働率が向上し、遊技場側に過度の不利益とならない。
【0076】(b2)図14において時刻t10から時刻t28までの図柄変動の表示期間中に、時刻t19に達すると第1保留の抽選結果を表示し、時刻t23に達すると第2保留の抽選結果を表示した{結果表示手段7}。当該図柄変動の表示期間が第1保留,第2保留,第3保留にかかる部分変動を組み合わせた期間の長さよりも短かければ待機時間が短くなり、遊技者は早めに遊技し始めるので遊技機の稼働率が向上し、遊技場側に過度の不利益とならない。また部分変動には従来の部分変動を用いることもできるので単調にならず、当該図柄変動を見る面白味を維持または向上させることができる。
【0077】(b3)現在値が基準値に達すると(所定の条件を満たすことを契機として;図12のステップS30)、二以上の保留にかかる部分変動を組み合わせ(図12のステップS33)、一の図柄変動として液晶表示器22に表示した{組合表示手段;図12のステップS44}。図14において、部分変動を任意に複数の組み合わせて初めて変動開始(時刻t10)から変動終了(時刻t28)までの全体的な図柄変動となり、一の図柄変動として完結する。二以上の部分変動をどのように組み合わせるかによって、図柄変動の表示内容もまたランダムに変化してゆき、どのような表示になるかを見る楽しみを遊技者に与えることができる。
【0078】(b4)その他の要件,構成,作用,結果等については変動パターンと部分変動とが異なる点を除いて実施の形態1と同様であるので、実施の形態1と同様の効果を得ることができる{上述した(a1)〜(a5),(a7)を参照}。
【0079】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機12(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(c1)実施の形態1,2では、本発明をパチンコ機12に適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって図柄変動を保留可能な遊技機にも同様に本発明を適用することができる。他の遊技機であっても遊技者が図柄変動を見る面白味を維持または向上させ、かつ遊技場側に過度の不利益とならないように図柄変動の内容を変化させ得る。なおスロットマシンでは表示装置(液晶表示器等)での表示に限らず、リールの回転に適用することも可能である。
【0080】(c2)実施の形態1,2では、メイン制御基板120側で二以上の変動パターンや二以上の部分変動を抽選等によって決定し{図6のステップS34,図12のステップS33を参照}、決定した変動パターンや部分変動を含む表示コマンドを図柄制御基板130に送信して液晶表示器22で図柄変動を表示した{図6と図12のステップS44を参照}。この形態に代えて、メイン制御基板120側は単にパターン番号や表示期間等を表示コマンドとして送信するだけとし、図柄制御基板130側で二以上の変動パターンや二以上の部分変動を抽選等によって決定し、決定した変動パターンや部分変動に基づいて液晶表示器22で図柄変動を表示する制御を行う構成としてもよい。こうすれば、メイン制御基板120側で減らせた処理量を他の処理に振り向けることができる。
【0081】(c3)実施の形態1,2では、特別保留数について本発明を適用したが、普通保留数について本発明を適用することも可能である。この場合、普通図柄の図柄変動についてはリーチ等の概念は無いので、乱数(保留抽選用乱数RD)などによって所定の条件が成立したか否かを判別するのが実用的である。この場合における検出器3には、ゲートセンサ56が適当である。特別保留数に代えて普通保留数を用いればよいので、実施の形態1,2と同様の効果を得ることができる。
【0082】(c4)実施の形態1,2では、停止図柄、メッセージ76a,76c,76e、抽選結果76b,76dを液晶表示器22に表示し、現在値等の保留数を保留数表示器52,54に表示して報知した{図8,図9等を参照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、スピーカ40から出す音(特に音声や特定のビープ音)を用いて報知したり、ハンドル32や椅子等を振動させて報知してもよい。二以上の形態を任意に組み合わせて行うと、遊技者の認識率がより向上する。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、遊技者が図柄変動を見る面白味を維持または向上させ、かつ遊技場側に過度の不利益とならないように図柄変動の内容を変化させ得る。
【出願人】 【識別番号】000148922
【氏名又は名称】株式会社大一商会
【住所又は居所】愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番地
【出願日】 平成14年1月16日(2002.1.16)
【代理人】 【識別番号】100064344
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 英彦 (外1名)
【公開番号】 特開2003−205122(P2003−205122A)
【公開日】 平成15年7月22日(2003.7.22)
【出願番号】 特願2002−7710(P2002−7710)