| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】水貝 伸明
【氏名】太古 裕輝
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| 【要約】 |
【課題】特別遊技状態における遊技者に対する装飾効果を向上させ、遊技者の満足度をさらに高め、また遊技者以外の人から見た場合にも装飾効果の高い多色発光機能を有する遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機の前面側に複数色に発光可能な発光部を備え、通常遊技状態及び特別入賞装置が作動する特別遊技状態を採り得るゲーム性を有し、特別遊技状態において特別入賞装置が開放した場合に、該特別入賞装置に遊技球が入賞する個数あるいは該特別入賞装置の開放時間に応じて、区画された領域A1、B1、B2、C1、C2、C3、D1、D2、E1、E2、E3、F1に設けられた発光表示部A〜Fの発光色が変化するように遊技機を構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技機の前面側に複数色に発光可能な発光部を備え、通常遊技状態および特別入賞装置が作動する特別遊技状態を採り得るゲーム性を有し、特別遊技状態の特別入賞装置の作動状況の変化に対応して前記発光部の発光色が変化するように構成されている遊技機において、特別入賞装置の作動状況の変化が、遊技球の特別入賞装置への入賞球数であることを特徴とする遊技機。 【請求項2】 遊技機の前面側に複数色に発光可能な発光部を備え、通常遊技状態および特別入賞装置が作動する特別遊技状態を採り得るゲーム性を有し、特別遊技状態の特別入賞装置の作動状況の変化に対応して前記発光部の発光色が変化するように構成されている遊技機において、特別入賞装置の作動状況の変化が、特別入賞装置が開放または拡大している時間の経過であることを特徴とする遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、装飾効果を高めた発光機能を有するパチンコ遊技機などの遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のパチンコ遊技機などにあっては、遊技盤上の遊技領域に始動入賞装置、特別入賞装置などが設けられていると共に、複数種類の数字や絵柄などで構成される識別可能な図柄を複数表示し、所要に応じて変動表示し得る図柄表示部が設けられていることが一般的であった。 【0003】このような遊技機において、遊技球を遊技盤に発射して、該遊技球が始動入賞装置に入賞すると、所要の遊技状態が発生し、前記図柄表示部に表示された複数の図柄が、例えばスクロール変動したり、拡大や縮小表示されるなどの所定パターンで変動し停止する。そしてこの停止した複数の図柄が、例えば同一絵柄が揃うなどの所定の組み合わせに該当すると、所謂大当りと成り特別遊技状態を採り、所定の組み合わせに該当しない場合には通常遊技状態を採り得るように形成されている。 【0004】通常遊技状態では、始動入賞装置への遊技球の入賞を契機として図柄の変動、停止の動作を繰返し行なうが、特別遊技状態では、特別入賞装置に設けられた開閉扉が所定時間または所定の遊技球入賞個数となるまで開放し、この開放動作を所定回数となるまで、継続的または断続的に行なうように形成されている。特別入賞装置は、通常遊技状態では、開閉扉が閉じている。そのため、通常遊技状態では遊技球が入賞しないように形成されている。これに対し、特別遊技状態になると特別入賞装置に遊技球が入賞し易い状態が作り出されるため、遊技者は短時間に多量の遊技球を獲得できることになる。 【0005】従来のパチンコ遊技機では、遊技球の特別入賞装置への入賞個数を表示する表示装置が設けられているものが知られている。このような遊技球の特別入賞装置への入賞個数を表示する表示装置は、液晶表示パネルや7セグメント表示、あるいはドットマトリクス表示などで構成されていた。また表示装置は、大当りの図柄表示装置(液晶表示装置)を兼ねているものや特別入賞装置の内部に設けられているもの(7セグメントなど)などもある。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来の遊技機において、入賞個数の表示装置は、いずれも単色の表示であったり、表示装置自体の大きさがきわめて小さく、遊技盤の片隅に設けられているものが多く、其の存在が目立ちにくいため、遊技者に対してあまり注意を惹くものではなかった。 【0007】また、従来の遊技機は、入賞個数の表示装置が小さく目立たないため、遊技者以外の人が前記表示装置を認識するのは困難である。特別遊技状態では、ランプなどの装飾手段が点灯・点滅し最も派手な演出が行われているが、遊技者以外の人が遊技機の設置されている島を遠くから観た場合、その発光状態から特別遊技状態であることを知ることしかできなかった。またそれは、一定のパターンでの演出であったので、遊技者を飽きさせてしまい、満足させることができず、低い発光装飾効果でしかなかった。 【0008】本発明は前記従来技術の欠点を解決するためになされたものであり、遊技機において特別遊技状態における遊技者に対する装飾効果を向上させ遊技者の満足度をさらに高め、更に遊技者に対しゲームに係る有益な情報を提供することが可能であり、また遊技者以外の人が見た場合にも装飾効果の高い遊技機を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、(1)遊技機の前面側に複数色に発光可能な発光部を備え、通常遊技状態および特別入賞装置が作動する特別遊技状態を採り得るゲーム性を有し、特別遊技状態の特別入賞装置の作動状況の変化に対応して前記発光部の発光色が変化するように構成されている遊技機において、特別入賞装置の作動状況の変化が、遊技球の特別入賞装置への入賞球数であることを特徴とする遊技機、(2)遊技機の前面側に複数色に発光可能な発光部を備え、通常遊技状態および特別入賞装置が作動する特別遊技状態を採り得るゲーム性を有し、特別遊技状態の特別入賞装置の作動状況の変化に対応して前記発光部の発光色が変化するように構成されている遊技機において、特別入賞装置の作動状況の変化が、特別入賞装置が開放または拡大している時間の経過であることを特徴とする遊技機、を要旨とするものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコ遊技機を例として図面を用いて詳細に説明する。図1はパチンコ遊技機の1例を示す正面図である。図1に示すパチンコ遊技機1には、遊技カードに記憶された情報の読み書きを行い球貸システムに利用されるカードユニットUが併設されている。パチンコ遊技機1は、縦長方形の外枠2の開口前面側に、方形の中枠3が連結支持手段および施錠手段を利用して開閉および着脱可能に組付けられている。そして、この中枠3の前面側に、遊技領域となる遊技盤4の透視保護窓である前枠5と、上受皿6とが個々の連結支持手段などを利用して共に横開き形態で開閉可能に組付けられている。中枠3の下部には、下受皿7および遊技球発射装置8などが装着セットされている。また中枠3の裏側には、各種の球径路および球処理・払出部などを備えた機構セット盤(図示しない)がセットされている。 【0011】前記中枠3の正面内部に着脱可能にセットされる遊技盤4は、図1に示すように、略円形状に湾曲形成したレール9により囲まれた部分が遊技領域として構成される。該遊技領域は、遊技球発射装置8から遊技盤4上方に発射された遊技球が、遊技盤4下方に流下してアウト口10に至る間に入賞装置などに入賞してゲームを行なうための領域である。 【0012】遊技盤4の遊技領域の前面側には、始動入賞装置11、特別入賞装置12、通常入賞装置13などの各種入賞装置が設けられている。前記各種入賞装置には、遊技球が入賞した場合に入賞球を検知するための検知手段が設けられている。また遊技領域には、遊技球の流下方向を変更するための釘17、電飾案内車14および普通案内車15などの案内車(風車とも称される)や、電飾装置16などが所要の位置に夫々配設されている。 【0013】さらに遊技盤4には、複数の図柄を表示して図柄組合せゲームを行なうための図柄表示手段18が、遊技盤4の略中央に遊技盤から着脱可能に取り付けられている。図柄表示手段18は、遊技者が識別可能な文字や数字、絵柄などを表示し、表示装置18aと該表示装置18aを保持し遊技盤に固定するための保持部品18bとから構成されている。表示装置18aは液晶表示ディスプレイ(LCD)、ブラウン管(CRT)、合成樹脂などを円筒状に形成して回転可能とし其の表面に複数の図柄を表した回転ドラム式、発光ダイオード(LED)などの発光体を複数配設してその発光で各種図柄を表すようにしたドット表示式、その他各種装置を用いることができる。 【0014】また図1に示すパチンコ遊技機1には、遊技者が発光部の発光パターンを選択するための切換スイッチ19が上球皿6の外側に設けられている。なお「発光部」とは、後述する区画領域毎に発光可能に形成された発光表示部A〜F(あるいは区画領域A1〜F1)のことである。さらに上記切換スイッチ19により選択された発光パターンの番号などを表示するための表示装置20が遊技盤4の下隅の位置に設けられている。また図中21にはスピーカなどの音声発生装置が内蔵されている。 【0015】前記の各種電気的部品は、後述する遊技盤裏面側に設けた電子的な制御装置に夫々系統別に接続されて、遊技状態に合わせて制御(点灯、検出、駆動)されるようになっており、このもとで遊技領域で所定のパチンコゲームを展開して、特別遊技状態の成立を現出し得るように構成されている。 【0016】図1に示すパチンコ遊技機1は、図2に示すように該遊技機前面の遊技領域以外の、前記各構成部材の周囲あるいは各構成部材間に位置する、複数の区画された領域A1、B1、B2、C1、C2、C3、D1、D2、E1、E2、E3、F1(図中これら区画領域を便宜的に斜線で示した)に、光源が設けられていて、各区画領域毎に発光可能に形成されており、これらの区画領域が単独或は複数で発光表示部A、B、C、D、E、Fを構成している。具体的には、パチンコ遊技機1の外枠2の最下方の部分の区画領域A1を発光表示部Aとし、打球射装置8および下球皿7が装着された部分の左右両側の区画領域B1、B2を発光表示部Bとし、上球皿6の左右両側の区画領域C1、C2および中央側の区画領域C3を発光表示部Cとして構成した。これら区画領域A〜Cは前枠5の下側の部分である。さらに前枠5の周囲の遊技領域に近い左右両側となる区画領域D1、D2を発光表示部Dとし、前枠5の上部の遊技領域の直上である区画領域Fを発光表示部Fとし、前枠5の外側の左右両側の区画領域E1、E2および最上部の区画領域E3を発光表示部Eとして形成した。図2に示す発光表示部A〜Fは、各々独立して発光可能である。 【0017】図3は窓枠の発光表示部D、E、Fを説明するための分解斜視図である。前枠5は方形で中央部に遊技領域に対応する窓口を有し合成樹脂板などにより成形された扉枠用の枠本体5aと、該枠本体5aの内側(窓口の裏側)に着脱および傾動開放可能に組付けセットされているガラス支持用の支持枠などから構成される(図示しない)。前記枠本体5aには前記発光表示部D、E、Fが設けられている。発光表示部Dは、枠本体5aの左右端部側にLED30が間隔をおいて複数個縦1列に埋設され、その表面を覆うように合成樹脂製のランプレンズ31が取り付けられている。また発光表示部Eは、枠本体5aの上端部側の中央付近に複数のLED32が横一列に埋設され、該LED32を覆うようにランプレンズ33が設けられ、爪片34aにより枠本体5aに嵌合するように形成された取り付け部材34が、ランプレンズ33の周囲を押さえて枠本体5aに固定されている。発光表示部Fは、枠本体5aの上部側の区画領域F1の中央部に複数のLED35が埋設され、さらに区画領域F1の左右両側に複数個のLED37が枠本体5aに埋設され、発光表示部F全体を覆うようにランプレンズ38が組み付けられている。また前記ランプレンズ38は、裏側のフック38bを枠本体5aの係止穴5bに対して弾力性に抗して押し込んで係止されている。図3において、枠本体5aの下端部は、発光表示部ではないが、ランプレンズ31と類似のデザインを持つ飾りカバー39が組み付けられて発光表示部のダミーとして形成されている。 【0018】本発明遊技機において発光部は、遊技機の前面側から遊技機を見た場合に、遊技領域以外の部分に、複数色の発光が認識可能に形成された発光表示部が設けられていればよく、その位置、数などは図2および図3に示す態様に限定されず、遊技機前面のデザインなどに応じて任意に形成することができる。すなわち発光部は、単一箇所の発光表示部のみから構成しても、図2及び図3に示すように発光表示部を複数箇所に形成してもいずれでも良い。発光表示部を複数色に発光可能に形成するには、光源自体が複数色に発光可能な光源を用いるか、あるいは単色に発光する光源を、発光色の異なるものを複数個、発光表示部の領域内に収納して構成すればよい。 【0019】発光表示部の光源としては、例えば発光ダイオード(LED)、白熱電球、半導体レーザ、EL(エレクトロルミネセンス)、蛍光灯などが挙げられる。高輝度で長寿命のLEDは好ましい光源であり、単色(例えば、赤、青、黄、緑、橙、白など)に発光するLED、2色以上の複数色に発光するLED、フルカラーに発光するLEDなどが好ましく用いられる。LEDを用いて発光表示部を構成する場合、単一の発光表示部において単色のLEDを複数種類組み合わせて用いることで、複数色に発光可能な発光表示部を形成できる。また、一つのユニットで複数色に発光するLEDあるいはフルカラーに発光するLED(以下、フルカラーLEDと記載する)を単独または複数個用いることで、複数色あるいはフルカラーに発光する発光表示部を構成することができる。 【0020】図4に示す様に、複数色に発光可能な光源として用いられるフルカラーLED40は、赤色LEDチップ41、緑色LEDチップ42および青色LEDチップ43の3種類のLEDチップが一体として形成されている。LEDの制御回路は、各チップごとにそれぞれ抵抗値の異なる3個の抵抗41a〜41c、42a〜42c、および43a〜43cを並列に接続し、ドライバ44を介して入出力インタフェイス(I/O)45を接続し、該I/O45に制御信号を出力するためのCPU、制御プログラムを記憶させたROM、RAMなどを備える制御基板46およびデコーダ47などを接続して構成される。制御基板46のCPUから出力される制御信号によりインタフェイス(I/O)45、ドライバ44をオン・オフ制御することでLEDを発光させることができる。このとき抵抗41a〜41c、42a〜42c、および43a〜43cの値などを適宜選択することで、3種類のLEDチップについて各チップごとに赤色光、青色光、緑色光の割合が変化して所定の色に発光する。また、明るさ(発光輝度)なども任意に変化させることができる。 【0021】発光表示部において、ランプレンズ31、33、38などの光源の前面に設けられる表面カバー部材は、光源の光が外部から認識可能な無色透明または着色透明(半透明も含む)のものが用いられる。表面カバー部材は、発光表示部ごとに着色の色を異ならしめても良い。また表面カバー部材は、ダイヤカット状に形成したり、表面に凹凸を施すなどして、光源の光または外部から入射する光を屈折させたり、拡散させる機能を持つ部材を用いることができる。この場合、光源の光などが表面カバー部材により光学的な作用を受けるため、装飾効果がさらに向上する。これらの表面カバー部材は、合成樹脂の成形品などが用いられる。 【0022】本発明遊技機において遊技盤4に設けられている入賞装置としては、遊技球が入賞すると所定数の遊技球を払い出し、図柄組み合せゲームなどを開始させるための始動入賞装置11、および、通常遊技状態では遊技球が入賞せず、特別遊技状態の時に遊技球が入賞し易くなり所定数の遊技球を払い出すように形成された特別入賞装置12が設けられている。これ以外に所定数の遊技球を払い出すのみの動作を行なう通常入賞装置13などを設けることができる。特別入賞装置12は、特別遊技状態になると入賞口が開放または拡大して、入賞口に遊技球が入り易くなるように形成されている。 【0023】特別遊技状態の特別入賞装置の作動は、例えば特別遊技状態において、特別入賞装置の扉が開放されてから、遊技球が10個の入賞をした時、または開放時間が30秒経過した時に閉鎖されるようにする。この一連の開放から閉鎖までの動作は1ラウンドと呼ばれている。特別遊技状態では、通常、このラウンドを15回繰り返す。またラウンドとラウンドとの間には休止状態が設けてあり、このラウンド間の休止状態は、インターバルと呼ばれる。 【0024】入賞口が開放する構造の特別入賞装置は、例えば図5(a)、(b)に示す装置が挙げられる。同図(a)に示すように、通常遊技状態では開閉扉51が閉じた状態にあり、特別遊技状態になると、扉ソレノイド52に通電され、扉プランジャ53が引かれ、扉テコ54が回動し、同図(b)に示すように、扉テコ54を介して開閉扉51が前面側に傾くように回動して入賞口が開放して遊技盤の遊技領域を落下する遊技球が入賞し易くなる。特別遊技状態が終了して通常遊技状態になった時および特別遊技状態のインターバル時になると、扉ソレノイド52に通電されなくなり、バネ55の復元力により扉プランジャー53が元の位置に戻り、扉テコ54が反対方向に回動し、同図(a)に示すように開閉扉51は閉鎖した状態となる。その結果、通常遊技状態では遊技領域を通過する遊技球は特別入賞装置に入賞しない。 【0025】また特別遊技状態になると入賞口が拡大して遊技球が入り易くなる特別入賞装置として、図6(a)、(b)に示す装置が挙げられる。通常遊技状態では、同図(a)に示すように、左羽根61および右羽根62により入賞口60が形成されている。なお、入賞口60上部には障害物(図示しない)が設けてあり通常遊技中は入賞が妨げられている。特別遊技状態になると同図(b)に示すように、ソレノイド63に通電されプランジャ64が引かれ、開閉レバー65が傾動し、開閉レバー65に接続された左羽根61、および右羽根62が夫々入賞口60が拡大する方向に回動して、遊技球が入賞し易くなる。特別遊技状態が終わりソレノイド63に通電されなくなると、バネ66の復元力によりプランジャ64が元の位置に戻り、左羽根61および右羽根62が閉じて入賞口60が縮小した状態となる。 【0026】図5に示す特別入賞装置12には、該装置に入賞した遊技球が通過した際に特別遊技状態の継続信号を発生するための特定領域が設けられている。図7(a)に示すように、特別入賞装置12の開閉扉51が開いた場合の内部(遊技盤後方側)には、入賞球排出口71と特定領域72とが設けられ、夫々に入賞球検知手段71a、特定領域検知手段72aを備えており、遊技球をカウントするように形成されている。開閉扉51の閉鎖契機となる遊技球のカウントは、入賞検知手段71a及び特定領域検知手段72aの合計となる。さらに、遊技球Qを入賞球排出口71と特定領域72とに切替えるための経路切替え部材73、遊技球Qを案内する案内リブ74などが設けられている。前記経路切替え部材73は、図7(b)に示すようにプランジャー75aおよび円頭板75bを介して経路切替えソレノイド75に連結されている。 【0027】特別入賞装置12は図7(a)に示すように、経路切替えソレノイド75が通電されない状態にあると、案内リブ74により特定領域72への前方からの遊技球経路が制限されているため、遊技球Qは入賞球排出口71に誘導され、特定領域72には入賞しにくいようになっている。入賞球排出口71に誘導された遊技球Qは、入賞球検知手段71aによって球数が計数されて遊技盤裏面側に排出される。これに対し、経路切替えソレノイド75が通電されると、同図(b)に示すようにプランジャー75aおよび円頭板75bが矢印77方向に引かれて移動し、円頭板75bに連結された経路切替え部材73が回動し入賞球排出口71を遮断するため、遊技球は経路切替え部材73上を通過し、案内リブ74の下側を通過し、特定領域72に誘導され、特定領域検知手段72aにより特定領域72の通過が確認されて排出される。また経路切替えソレノイド75に通電されなくなると、プランジャー75aに取り付けられたバネ76の復元力によりプランジャー75a、円頭板75bがもとの位置に移動し、経路切替え部材73は同図(a)に示す位置に戻り、入賞球排出口71が開口する。 【0028】図1に示すパチンコ遊技機1の制御回路および各装置の構成は以下の通りである。図8に示すように制御部80は、遊技内容を統括して制御する主制御部81、図柄表示手段18の表示装置に表示する図柄を制御する図柄制御部82、発光表示部A〜Fからなる発光部および其の他の各種ランプなどを制御する発光制御部83、および音声発生装置21を制御する音声制御部84などから構成される。これらの各制御部は、基板に所要の回路パターンが形成されて、ICなどの半導体、抵抗、トランス、レギュレータなどの各種電子部品が実装された制御基板として形成され、各制御部ごとにユニット化された制御基板がケースなどに収容されて遊技機の裏面側に装着されている。これらの制御基板どうし、あるいは制御基板と遊技機前面に装着された各種電気的部品とは、コネクタなどを介して接続配線されていて、制御可能に形成されている。 【0029】主制御部81は図8に示すように、遊技機全体を制御するための中央演算処理装置(CPU)81a、遊技機を制御するプログラムなどが記録されている読み出し専用メモリ(ROM)81c、CPUの制御実行時に必要な情報を適宜記憶しておく読み書き可能メモリ(RAM)81bを備え、さらにクロック回路、電源回路、I/Oインターフェイスなど(図示しない)を備えている。主制御部81はパチンコ遊技機1前面の始動入賞装置11又は特別入賞装置12などからの信号を受取ると共に、特別入賞装置の動作を制御するための制御信号が送信可能に接続され、さらに図柄制御部82、発光制御部83及び音声制御部84などに送受信可能に接続されている。また前記ROM81cには特別遊技状態を生起する大当り判定用数値が記憶保持されていると共に、図柄表示装置に表示する図柄を決定する為の大当り図柄乱数及びはずれ図柄乱数などの各種数値が記憶保持されている。発光制御部83には発光表示部A〜Fの発光パターンのプログラムなどが記憶保持されている。また前記RAM81bは、図柄組み合せゲーム中において始動入賞装置に入賞した遊技球を始動保留球数として記憶することができる。 【0030】パチンコ遊技機1の通常遊技状態および特別遊技状態を採り得るゲーム性について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。 【0031】図1に示す態様のパチンコ遊技機1において、遊技盤4の遊技領域に設けられた始動入賞装置11に遊技球が入賞すると、該始動入賞装置11に設けられた入賞球検知手段(図示しない)によって始動信号が発生し主制御部81に送られる。遊技開始状態90では、ゲームが停止した状態の遊技開始待機状態にあり、図柄表示装置には待機状態絵柄が表示されている。始動入賞装置11へ遊技球が入賞すると始動入賞処理91が行われ、始動入賞装置11に設けられた検知手段が遊技球を検知し信号(始動信号)が主制御部81に送信される。 【0032】主制御部81で始動信号を受信すると、大当り判定処理92が行われる。この判定処理は、まず主制御部81のCPU81aが乱数発生装置から大当り判定用乱数を抽出し、ROM81cに記憶されている大当り判定用数値とを対照して該数値と一致するか否かを判別し、特別遊技状態Sまたは通常遊技状態Nのいずれかを選択し、それに応じた制御信号を図柄制御部82、発光制御部83、音声制御部84などの各種制御部に送り、所定の制御プログラムを実行する。 【0033】大当り判定処理92において、通常遊技状態Nが選択された場合には、図柄制御部82では、主制御部81からの制御信号に基づき、図柄表示手段18の表示装置18aに所定のはずれ図柄の組み合わせを表示する。その後、遊技開始状態90に戻り、始動入賞装置への入賞に伴い始動検知処理を行なう処理を繰り返す。 【0034】一方、特別遊技状態Sを選択した場合には、主制御部81からの制御信号に基づき図柄制御部82が表示装置18aに特定の図柄の組み合わせを表示すると共に、主制御部81が特別入賞装置12において遊技球が入賞し易くするように該装置を作動させると共に、発光制御部83が特別入賞装置12への遊技球の入賞状態または作動状況に応じて、遊技機前面側に設けられた発光表示部A〜Fにおいて発光色が変化するように発光制御を行なう。 【0035】特別入賞装置12に遊技球が入賞し易い状態は、任意に設定される所定条件を満足するまで行なわれる。特別入賞装置として図5に示す開閉扉が開放する装置を用い、前記所定条件として特別入賞装置へ入賞した遊技球の球数が10個になった場合、あるいは特別入賞装置の開閉扉の開放時間が30秒経過とした場合を例として、図9の特別入賞装置の開放処理93以降の処理を説明する。 【0036】入賞球数カウント処理94では、特別入賞装置12へ入賞した遊技球を10個カウントすると、特別入賞装置12の開閉扉51を閉鎖する処理96を行なう。また同時に開閉扉51の開放時間をモニタしており、開放経過時間処理95では、開閉扉51の開放時間が30秒になった場合には、入賞球数が10個に達しない場合でも特別入賞装置の開閉扉51を閉鎖する。 【0037】ここで、特別入賞装置の開放から閉鎖までの動作中に特別入賞装置12内に設けられた特定領域72を遊技球が通過すると、特定領域検知手段72aにおいて継続信号が発生し主制御部81に送られてRAM81bに記憶保持される。さらにRAM81bは、特別入賞装置12の開閉扉51の開放から閉鎖を1ラウンドとして、開閉扉51の開閉動作が何度繰返されたかをラウンド数として記憶保持している。開閉扉51を閉鎖する処理96の後に、特別入賞装置12の開放数のカウント処理98において、前記ラウンド数が所定数(15ラウンド)であるか否かが判断され、所定数に達していなければ、次に遊技球の特定領域72の検知処理に移る。特定領域72の通過の検知処理97では、特定領域72を遊技球が通過して継続信号がRAM81bに記憶された状態であると、特別入賞装置12の開放処理93に戻り、再度特別入賞装置12の開閉扉51を前記所定条件の成立まで開放する動作を行なう。特別入賞装置の開放数のカウント処理98において、前記ラウンド数が所定数(15ラウンド)に達している場合、または特定領域72の通過の検知処理97において、特定領域を遊技球が通過せず継続信号がRAM81に記憶されていない場合には、特別遊技状態の終了処理に移り特別遊技状態を終了処理99を行なう。即ち、特別入賞装置12の開閉扉51の開放から閉鎖までの1ラウンドにおいて、遊技球が特定領域72を通過すると再度特別入賞装置12の開閉扉51の開閉動作が行われる。この動作が繰返されラウンド数が15ラウンドに達すると、遊技球の特定領域72の通過の有無に拘らず特別遊技状態が終了され、通常遊技状態90になる。 【0038】また特別遊技状態では、前記特別入賞装置12の作動以外に、図柄表示手段18または音声発生装置21などにおいても、特別遊技状態としての所定の処理が、図柄制御部82、発光制御部83、音声制御部84からの制御信号により行われる。 【0039】特別入賞装置12に遊技球が入賞すると、所定数の遊技球が払い出される。特別遊技状態になると、前記したように特別入賞装置に短時間に多数の遊技球が入賞し易い状態となるから、通常遊技状態の時と比較して遊技者が多数の遊技球を獲得できることになる。 【0040】特別遊技状態において特別入賞装置の作動状況の変化に対応して発光部の発光色を変化させるには、(ア)遊技球の特別入賞装置への入賞球数に応じて発光部の発光色を変化させる態様〔図10(a)〜(d)に示す態様〕、および(イ)特別入賞装置が開放、または拡大している時間の経過につれて発光部の発光色を変化させる態様〔図11(e)〜(g)に示す態様〕、および(ウ)前記(ア)と(イ)の組み合わせる態様などがある。 【0041】図10(a)〜(d)は図2の発光表示部D〜Fを遊技球の特別入賞装置への入賞球数に対応させて発光させる場合の例を示し、上の横軸は開閉扉の開放時間を示し、その下に遊技球が入賞した時期を黒丸で示した。なお、所定条件では遊技球の特別入賞装置への入賞球数を10個に設定しているが、入賞球検知手段が入賞球をカウントしてから開閉扉が完全に閉じる迄にはタイムラグが生じ、遊技球が11個あるいは12個などの所定数10個を越えて入賞することもあり得るため、11個入賞した例を示した。また特別入賞装置に遊技球が複数個まとめて入賞することもあるが、該装置に設けた入賞球検知手段により、1個ずつ入賞を検知して遊技球に応じた発光を確実に制御できる。 【0042】図10(a)の発光パターンは、遊技球の入賞数が所定数ごとに発光色を変化させるパターンである。発光表示部D〜Fは、開閉扉が開いて遊技球の特別入賞装置への入賞球のない状態では消灯しているが、遊技球が1個入賞すると青色に発光し遊技球が4個入賞するまでは青色発光状態が継続し、4個目が入賞した時点で発光色を緑色に変化させ、この発光状態は7個目の入賞まで継続させる。7個目が入賞すると赤色に発光色を変化させ、10個目が入賞すると発光状態を黄色に変化させ、11個目(12個以上の場合も含む)が入賞した時点で、青、緑、赤の3色にフラッシュさせたものである。なお、前記の10個目の入賞までは発光状態を連続して点灯した状態としたが、これを点滅させても良い。前記した如く所定球数よりも多くの遊技球が入賞した場合には、発光表示部がフラッシュ発光して直に遊技者がそのことを認識できる。これは遊技者の満足度を促進するものである。そして、この場合の発光は、遊技領域内部に設けられた従来の入賞球数を表示する表示装置などと比較して、遊技者が明瞭に認識可能であり効果的である。また、このように段階的に発光色を変化させると、遊技者は段階的な演出を楽しむことができる。 【0043】図10(b)に示すパターンは、遊技球が1個ずつ入賞するごとに発光色を変化させるパターンである。発光表示部D〜Fを、1個目は青色、2個目は緑色、3個目は赤色、4個目は黄色、5個目は藍色、6個目は紫色、7個目は橙色、8個目は桃色、9個目は水色、10個目は白色に夫々発光させ、11個目でフラッシュさせる。 【0044】図10(c)は、1個目から5個目までを青色に発光させた後、6個目で緑色に発光させ、以後1個ずつ入賞するごとに、赤色(7個目)、黄色(8個目)、藍色(9個目)、紫色(10個目)に夫々発光色を変化させた後、11個目でフラッシュさせるパターンである。 【0045】図10(d)は、同図(a)と同様に所定の入賞球数ごとに発光色を変化させるのに加えて、発光表示部の発光領域も一緒に変化させるパターンである。1個目の入賞から4個目が入賞するまでは、発光表示部Dを青色に発光させる。4個目が入賞すると、発光表示部Dを消灯し、発光表示部Eを緑色に発光させる。7個目が入賞すると、発光表示部Eを消灯し発光表示部Fを赤色に発光させ、10個目までこの発光状態を維持し、10個目の入賞で発光表示部Fを消灯し発光表示部Dを黄色に所定時間発光させた後、発光部D〜Fを11個目でフラッシュさせる。 【0046】図10(a)〜(d)に示す入賞球数に応じて発光色を変化させる態様において、所定個数の入賞がない場合には、最後の発光色(及び発光表示部)の発光状態を継続するように構成することができる。 【0047】図11(e)〜(g)は、特別入賞装置が開放または拡大している時間の経過に対応して発光部の発光色を変化させるパターンを示すものであり、上の横軸は特別入賞装置の開閉扉の開放時間を示し、30秒経過後に閉じるように設定した。図11(e)に示すパターンは、特別入賞装置の開閉扉が開放してから10秒迄の間は発光表示部A〜Fを青色に発光させ比較的ゆっくり点滅させ、10秒〜20秒の間は黄色に点滅発光させ、20秒後は比較的速く複数の色に点滅させるように構成した。なお、この図11(e)〜(g)に示す態様では、特別入賞装置に所定数10個以上の遊技球が入賞した場合には、所定時間の30秒に達しない場合でも開閉扉が閉じることになる。その場合には所定時間の30秒に達していなくても、発光表示部は消灯する。 【0048】図11(f)は、特別入賞装置が開放または拡大している時間の経過に伴って、発光領域が遊技機の下から上に徐々に移行するパターンを示すものである。特別入賞装置が開放してから5秒までは、全ての領域が消灯した状態から、5秒経過すると遊技機の下のほうに位置する発光表示部A、Bを青色に点滅発光させる。10秒後に発光表示部Cを緑色に点滅発光させると同時に発光表示部A、Bを消灯する。15秒後に発光表示部Dを赤色に点滅発光させると同時に発光表示部Cを消灯する。20秒後に発光表示部Eを紫色に点滅発光させると同時に発光表示部Dを消灯する。25秒後に発光表示部Fを藍色に点滅発光させると同時に発光表示部Eを消灯する。すなわち、発光表示部は、(A、B)-C-D-E-Fの順に発光し、遊技機の下のほうから上のほうに発光表示部が色を変化させながら順次移行することになる。 【0049】図11(g)は、前記同図(f)のパターンにおいて、一度点灯させた発光表示部を消灯させずに、点滅発光させた状態で順次発光表示部を発光させるパターンであり、発光領域が遊技機の下から上に徐々に拡大していくものである。特別入賞装置が開放してから5秒経過すると、それまで全ての発光表示部が消灯した状態から、遊技機の下にある発光表示部A、Bを青色に点滅発光させ、10秒後に発光表示部A、Bを消灯せずにその上の発光表示部Cを緑色に点滅発光させる、同様に15秒後に発光表示部Dを赤色に点滅発光させ、20秒後に発光表示部Eを紫色に点滅発光させ、25秒後に発光表示部Fを藍色に点滅発光させる。25秒の時点では発光表示部A、B、C、D、E、Fの全てが点滅発光した状態になり、時間の経過と共に発光表示部の面積が拡大することになる。 【0050】本発明において発光部の発光色としては、前記態様に限定されず、少なくとも2色用いれば良く、任意に選択することができるが、色数が多くなると華やかな演出が可能となり好ましい。前記したフルカラーLEDなどの光源を用いると、ほとんど無限とも言える色数を得ることができるため、発光色の色数に上限は無いが、実際には色の違いが明瞭に識別できる範囲で色を変化させることが好ましい。 【0051】本発明において発光パターンは前記態様に限定されるものではなく、特別入賞装置の作動状況に対応して色が変化するように発光させるのであれば、任意に選択できる。例えば前記態様において、発光色を異ならしめたり、各発光表示部の発光させる順序を変化させても良い。また発光状態を連続発光ではなく点滅やフラッシュなどの断続的に行なう発光や、点滅速度が変化するようにしたり、発光照度を変化させるなどの変更が可能である。また遊技球の入賞球や時間の経過に伴って発光領域が縮小する発光パターンとしてもよい。 【0052】また発光パターンに一定の規則性を持たせることにすれば、ゲームの興趣をさらに高めることができる。例えば特別入賞装置の開放時間、入賞球数などと発光色を対応させておくと、遊技者あるいは遊技者以外の人が発光色を見ただけで入賞球数を直ちに認識でき、従来の遊技機のように小さい表示部を見る必要などなく、特別入賞装置の状態を容易に把握できる。さらに、ラウンド間のインターバルにおいて、最終発光状態を維持させることにすれば、遊技者が前回のラウンドの状態を容易に把握できる。 【0053】また、予め複数種類の発光パターンを設定しておいて、発光制御部83のROMなどに記憶保持させておいて、遊技機前面に設けた切替えスイッチ19の操作によって、発光表示部の発光パターンを切替えるように形成することができる。この場合、遊技者が切替えスイッチを操作して任意に発光パターンを選択することができるため、特別遊技状態の時に単調な状態を繰り返すのではなく、各特別遊技状態ごとに発光表示を変化に富んだものとすることができるため、遊技者が飽きずに遊技を楽しむことができる。さらに、前記の選択した発光パターンを数字や文字などのパターン識別情報として遊技機前面に設けた発光パターン表示装置20に表示するように構成すれば、遊技者が選択した発光パターンの状態を容易に識別可能である。また図示しないが、切替えスイッチや発光パターン表示装置などを制御部の基板に搭載して遊技機裏面に装着し、ホールの管理者が予め発光パターンを設定することができるように構成してもよい。 【0054】また特別遊技状態における前記の発光部の発光は、遊技盤4の図柄表示手段18の表示装置18aに表示する図柄表示、音声発生装置21からの音声発生、電飾案内車15、電飾装置16などの発光などの、遊技領域内に設けられた各種の電気的装置の演出と合わせて行なうことができる。 【0055】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、遊技機の前面側に複数色に発光可能な発光部を備え、通常遊技状態および特別入賞装置が作動する特別遊技状態を採り得るゲーム性を有し、特別遊技状態の特別入賞装置の作動状況の変化に対応して前記発光部の発光色が変化するように構成したことにより、特別遊技状態における遊技者に対する演出および装飾効果を高め、遊技者の満足度をさらに高めることができる。なお従来の遊技機では遊技枠などにランプなどの発光手段が配設されているものもあるが、これらの発光手段は、入賞装置に単に賞球があった場合や、大当り確率が変動した場合などに発光するのにすぎない。また従来の遊技機では大当り時つまり特別入賞装置が作動している時の、ランプなどの装飾手段を点灯・点滅させる様なものがあるが、これらの発光は単なる繰返しの発光であり単調な装飾効果にすぎない。本発明遊技機における装飾効果は、特別遊技状態の特別入賞装置の作動状況の変化に対応して発光色が変化するものであるから、従来の遊技者への満足度が低い発光装飾効果とは異なり、ゲームの趣向をこらして遊技者に対する高度な演出を行なうことができるものである。 【0056】さらに本発明は単なる装飾効果に加えて、下記の如く特別遊技状態の遊技者に対してゲーム性に係わる有益な情報を提供できるという効果がある。本発明において、遊技球の特別入賞装置の入賞球数に対応して発光部の発光色が変化するように構成した場合、遊技者に対し遊技球数を報知できることになる。特別入賞装置に遊技球が1個入賞した場合、所定の遊技球が払い出される。1回の開放につき獲得できる遊技球数は、特別入賞装置に入賞した遊技球数により変動する。従ってこの入賞した遊技球数を報知することは、必要な情報を遊技者に与えることになり、遊技者に対して利益につながる。 【0057】また本発明において、遊技球の特別入賞装置が開放または拡大している時間の経過に対応して発光部の発光色が変化するように構成した場合には、遊技者に対して特別入賞装置の開放または拡大している時間を報知できることになる。例えば遊技盤に配設された釘の調整状態によっては、特別入賞装置の開閉扉が30秒経過するまで開放し続ける場合がある。この場合、開放時間の残りを発光手段によって報知することは、単なる通常の発光演出だけでなく、遊技者にとって必要な情報を報知することになり有益である。 【0058】さらに本発明は、遊技者以外の人から見た場合に非常に高い装飾効果があり、引いてはホール全体の装飾効果も高まり周囲の雰囲気も向上させることができる。また、本発明において、表示装置内の表示と合わせて発光手段による演出を行なえば、さらに演出効果を高めることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000135210 【氏名又は名称】株式会社ニューギン
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| 【出願日】 |
平成14年1月15日(2002.1.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077573 【弁理士】 【氏名又は名称】細井 勇
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| 【公開番号】 |
特開2003−205088(P2003−205088A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月22日(2003.7.22) |
| 【出願番号】 |
特願2002−5945(P2002−5945) |
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