| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】植畑 高史郎 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南船場2丁目9番14号 高砂電器産業株式会社内
【氏名】中谷 秀樹 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南船場2丁目9番14号 高砂電器産業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】表示位置の図柄に遊技者の注目を集めることができ、より興趣の向上された遊技機を提供する。
【解決手段】左右の表示位置23L、23Rに同一図柄(例えば「R」)が仮停止した後、これらの表示位置23L、23Rの図柄が順方向に1コマ分だけコマ送り(再変動)された場合、その再変動は、信頼度が5%の大当たり告知である。左右の表示位置23L、23Rの図柄が逆方向に1コマ分だけコマ送り(再変動)された場合、その再変動は、信頼度が10%の大当たり告知である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】図柄表示部の複数の表示位置の図柄をスクロール変動させ、停止したときの図柄が予め定める組み合わせになったときに遊技者に有利な大当たり遊技を実行する遊技機であって、上記複数の表示位置のうち所定の表示位置の図柄を一旦仮停止させる仮停止制御手段と、上記所定の表示位置に仮停止された図柄を所定の変動方向にスクロール変動させることにより、上記変動方向に応じた情報を遊技者に報知する情報報知手段とを含むことを特徴とする遊技機。 【請求項2】上記情報報知手段は、上記複数の表示位置に上記予め定める組み合わせで図柄が停止される確率が高い旨を報知するものであることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 【請求項3】上記複数の表示位置に予め定める特別図柄が停止したときに、遊技者に有利な特別遊技モードを実行する特別遊技モード実行手段をさらに含み、上記情報報知手段は、上記複数の表示位置に上記特別図柄が停止される確率が高い旨を報知するものであることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 【請求項4】上記変動方向には、通常時に図柄をスクロール変動させる方向と同じ順方向と、この順方向とは異なる異方向とが含まれていて、上記情報報知手段は、上記異方向に図柄を再変動させた場合、上記順方向に再変動させる場合よりも上記確率が高い旨を報知するものであることを特徴とする請求項2または3記載の遊技機。 【請求項5】上記情報報知手段は、上記所定の表示位置の図柄を視認可能な速度でスクロール変動させるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。 【請求項6】上記複数の表示位置の図柄は、予め定める順序でスクロール変動されるものであって、上記情報報知手段は、仮停止された図柄を1つ分だけスクロール変動させるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機などの遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、始動口に遊技球が入るのに応答して大当たり抽選が行われ、この大当たり抽選の抽選結果が大当たりであれば、遊技者が多数個の賞球(遊技球)を獲得可能な大当たり遊技を実行できるパチンコ機が知られている。この種のパチンコ機には、通常、大当たり抽選の抽選結果を遊技者に報知するための大当たり抽選結果表示器が備えられている。 【0003】大当たり抽選結果表示器は、例えば液晶表示器により構成されている。大当たり抽選結果表示器には、例えば左の表示位置、中央の表示位置および右の表示位置の計3つの表示位置にそれぞれ図柄を表示できるようになっており、表示された図柄の組み合わせにより大当たり抽選の抽選結果を遊技者に報知することができるようになっている。始動口に遊技球が入ると、大当たり抽選結果表示器の3つの表示位置の図柄が変動を開始し、所定時間経過後、所定の順序に従って停止されていく。大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合、例えば3つの表示位置に同一図柄の組み合わせ(大当たり図柄)が停止される。一方、大当たり抽選の抽選結果がはずれの場合、3つの表示位置のうち少なくとも1つの表示位置に停止される図柄が、その他の表示位置に停止される図柄とは異なる図柄となる組み合わせ(はずれ図柄)が停止される。遊技者は、大当たり抽選結果表示器に停止された図柄の組み合わせを見れば、大当たり抽選の抽選結果が大当たりであるかはずれであるかを認識できる。 【0004】この種のパチンコ機の中には、3つの表示位置の図柄が変動している間に、その後に大当たりとなる確率が高い旨を遊技者に報知する、いわゆる大当たり告知を行うものがある。大当たり告知は、例えば大当たり抽選結果表示器の表示画面に種々のキャラクターを登場させることにより行われる。この大当たり告知により、その後に3つの表示位置に同一図柄が停止されて大当たりとなる旨が、そのキャラクターに応じた信頼度で遊技者に報知される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近では、パチンコ機のほとんどが上述のようなキャラクターを登場させて大当たり告知を行うタイプのものであるため、遊技者の間で、大当たり告知に対する興趣は薄れてきている。また、上述のようなタイプのパチンコ機では、登場するキャラクターに応じて異なる信頼度で大当たり告知がなされるので、遊技者は、どのキャラクターが登場するかに注目することとなり、表示位置の図柄に遊技者の注目を集めることができなかった。 【0006】本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、表示位置の図柄に遊技者の注目を集めることができ、より興趣の向上された遊技機を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、図柄表示部(13)の複数の表示位置(23L〜23R)の図柄をスクロール変動させ、停止したときの図柄が予め定める組み合わせになったときに遊技者に有利な大当たり遊技を実行する遊技機であって、上記複数の表示位置のうち所定の表示位置の図柄を一旦仮停止させる仮停止制御手段(30、ステップS12、S15;30、ステップT13、T16;30、ステップE9)と、上記所定の表示位置に仮停止された図柄を所定の変動方向にスクロール変動させることにより、上記変動方向に応じた情報を遊技者に報知する情報報知手段(30、ステップS13、S16;30、ステップT14、T17;30、ステップE11、E12)とを含むことを特徴とする遊技機である。 【0008】なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。例えば、上記遊技機は、遊技盤に向けて遊技球を発射して遊技を行うパチンコ機である。遊技盤には、遊技球が入球可能な始動口が配置されており、この始動口に遊技球が入ることに応答して、大当たり抽選が実行される。遊技盤には、例えば左の表示位置、中央の表示位置、右の表示位置の3つの表示位置を有する大当たり抽選結果表示器(図柄表示部)が配置されている。大当たり抽選結果表示器には、各表示位置に1つの図柄を停止させることにより、3つの図柄を組み合わせて表示できるようになっている。3つの表示位置の図柄は始動口に遊技球が入るのに応答して例えば上から下(順方向)にスクロール変動を開始し、大当たり抽選の抽選結果が大当たりである場合には、最終的に例えば同一図柄の組み合わせ(大当たり図柄)が停止されるようになっている。 【0009】本発明の構成によれば、所定の表示位置に仮停止された図柄が再変動された場合、そのスクロール変動の方向に応じた情報が遊技者に報知されるので、遊技者は、表示位置の図柄が再変動するか、そしてどの方向に再変動するかに注目することとなる。これにより、表示位置の図柄に遊技者の注目を集めることができ、より興趣を向上させることができる。請求項2記載の発明のように、上記情報報知手段(30、ステップS13、S16;30、ステップT14、T17)は、上記複数の表示位置(23L〜23R)に上記予め定める組み合わせで図柄が停止される確率が高い旨を報知(大当たり告知)するものであってもよい。 【0010】また、請求項3記載の発明のように、上記複数の表示位置(23L〜23R)に予め定める特別図柄(「333」、「555」、「777」)が停止したときに、遊技者に有利な特別遊技モード(例えば確変モード)を実行する特別遊技モード実行手段(30)をさらに含み、上記情報報知手段(30、ステップE11、E12)は、上記複数の表示位置に上記特別図柄が停止される確率が高い旨を報知(確変告知)するものであってもよい。 【0011】上記特別遊技モードは、大当たり遊技が実行される確率を予め定める高確率に変更する確変モードであってもよいし、各表示位置の図柄変動時間を短縮する時短モードであってもよい。請求項4記載の発明は、上記変動方向には、通常時に図柄をスクロール変動させる方向と同じ順方向と、この順方向とは異なる異方向とが含まれていて、上記情報報知手段(30、ステップS13、S16;30、ステップT14、T17;30、ステップE11、E12)は、上記異方向に図柄を再変動させた場合、上記順方向に再変動させる場合よりも上記確率(上記複数の表示位置に上記予め定める組み合わせで図柄が停止される確率、上記複数の表示位置に上記確変図柄が停止される確率)が高い旨を報知するものであることを特徴とする請求項2または3記載の遊技機である。 【0012】この構成によれば、順方向よりも遊技者が認識し易い異方向に再変動した場合の方が、順方向に再変動した場合よりも上記確率が高い旨を報知できる。したがって、上記確率が高い旨を遊技者に分かり易く報知することができるので、より興趣を向上させることができる。請求項5記載の発明のように、上記情報報知手段(30、ステップS13、S16;30、ステップE11、E12)は、上記所定の表示位置の図柄を視認可能な速度でスクロール変動させるものであれば、再変動している方向が遊技者に分かり易いので、より興趣を向上させることができる。 【0013】また、請求項6記載の発明のように、上記複数の表示位置(23L〜23R)の図柄は、予め定める順序でスクロール変動されるものであって、上記情報報知手段(30、ステップS13、S16)は、仮停止された図柄を1つ分だけスクロール変動させるものであれば、再変動している方向を簡単な動作で遊技者に認識させることができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、本発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図である。このパチンコ機は、その外形を区画するベース枠2と、ベース枠2に開閉自在に取り付けられた正面扉3とを有している。正面扉3には、ほぼ円形の開口4が形成されている。ベース枠2には、開口4に対向する位置に例えばガラス板などの透明板(図示せず)が取り付けられており、この透明板を介して、その奥側に設けられた遊技盤5を視認できるようになっている。 【0015】開口4の下方には、遊技に使用する遊技球を貯留しておくための球皿6が設けられている。球皿6の前面は、手前に張り出すように湾曲したカバー7で覆われている。カバー7の右下隅には、凹部8が形成されており、この凹部8内には、遊技の際に操作されるハンドル9が配設されている。ハンドル9は、ほぼ円柱状のグリップ10と、このグリップ10の中心軸線まわりに回動自在に設けられた回転操作部材11とを有している。球皿6内に遊技球が貯留された状態で、回転操作部材11が回転操作されると、機内に設けられた発射装置(図示せず)が作動し、球皿6内の遊技球が発射装置に取り込まれて、発射装置から遊技盤5の盤面に向けて発射される。 【0016】図2は、遊技盤5の構成を示す正面図である。遊技盤5の周縁には、発射装置から発射された遊技球を遊技盤5の左側上部に導くための略円弧状のガイドレール12が配置されている。遊技盤5には、多数本の障害釘(図示せず)が配設されており、ガイドレール12に沿って遊技盤5の左側上部から上方に放たれた遊技球は、遊技盤5の盤面に沿って多数本の障害釘の間を通って下方へと落下していく。 【0017】遊技盤5のほぼ中央には、大当たり抽選結果表示器13が配置されている。大当たり抽選結果表示器13は、左右に設けられた2つの回転ドラム13L、13Rと、これら2つの回転ドラム13L、13Rの間に配設された1つのドット表示器13Cとを含む。各回転ドラム13L、13Rは円筒状であって、その軸線回りに回転可能に保持されている。各回転ドラム13L、13Rの外周面には、例えば「3」、「R」、「5」、「A」、「7」、「Y」の6つの図柄がこの順序(図柄列)で描かれていて(図2では、図柄を省略している)、各回転ドラム13L、13Rを停止させることにより、左の表示位置23Lおよび右の表示位置23Rにそれぞれ上記6つの図柄のうちの1つの図柄を表示することができるようになっている。 【0018】ドット表示器13Cは、その表面が上下方向に半円筒面状に凸湾曲しており、その外周面には多数個のLED素子が格子状に配設されている。ドット表示器13Cは、多数個のLED素子のうち所定のものを点灯させることにより、各回転ドラム13L、13Rと同一の図柄列(「3」、「R」、「5」、「A」、「7」、「Y」)を中央の表示位置23Cに上下方向にスクロール表示可能である。ドット表示器13Cのスクロール表示を停止させることにより、中央の表示位置23Cには上記6つの図柄のうちの1つの図柄を表示することができるようになっている。 【0019】2つの回転ドラム13L、13Rおよびドット表示器13Cにより、大当たり抽選結果表示器13には3つの図柄の組み合わせを表示できるようになっている。本実施形態では、大当たり抽選結果表示器が2つの回転ドラム13L、13Rと1つのドット表示器13Cとにより構成されている場合を示しているが、大当たり抽選結果表示器は、例えば3つの回転ドラムにより構成されるものであってもよいし、3つのドット表示器により構成されるものであってもよい。 【0020】大当たり抽選結果表示器13の下方には、遊技球が入球可能な始動口14が配置されている。始動口14には、1対の拡開/窄閉可能な羽根151、152を有する電動チューリップ役物15が関連して設けられている。通常時は、電動チューリップ役物15の羽根151、152が互いに近接して窄められ、羽根151、152の先端が始動口14との間に所定の隙間をあけて近接した状態になっていて、始動口14に遊技球が入りにくくなっている。 【0021】遊技盤5左部のガイドレール12近傍には、例えばほぼ上下方向に並べて配置された2つのランプ161、162により構成された役物開閉抽選結果表示器16が配置されている。2つのランプ161、162のうち上側のランプ161は、例えば赤色に点灯可能であり、下側のランプ162は、例えば緑色に点灯可能である。大当たり抽選結果表示器13の左側に配置された通過ゲート17を遊技球が通過すると、例えば上下のランプ161、162が交互に点灯/消灯することにより役物開閉抽選結果表示器16の表示が変動し、所定時間経過後にいずれか一方のランプ161、162が点灯される。最終的に上側のランプ161が点灯した場合は、その後、電動チューリップ役物15の羽根151、152が所定時間だけ左右両側に大きく開かれて、始動口14が遊技球を受け入れやすくなる。一方、最終的に下側のランプ162が点灯した場合は、電動チューリップ役物15は開かれない。 【0022】始動口14に遊技球が入ると、図示しない賞球払出装置から予め定める個数(例えば5個)の賞球(遊技球)が球皿6に払い出されると共に、遊技者が多数個の賞球を獲得可能な大当たり遊技を実行できるか否かを決定するための大当たり抽選が行われる。大当たり抽選の抽選結果は、大当たり抽選結果表示器13に表示される。通常、始動口14に遊技球が入ると、3つの表示位置23L〜23Rの図柄は、図柄列(「3」、「R」、「5」、「A」、「7」、「Y」)の順序に従って上から下(順方向)に視認不可能な速度で高速変動され、所定時間が経過した後、例えば左の表示位置23L、右の表示位置23R、中央の表示位置23Cの順序で停止されていく。大当たり抽選の抽選結果は、3つの表示位置23L〜23Rに最終的に停止された図柄の組み合わせによって表示される。 【0023】本実施形態では、3つの表示位置23L〜23Rに同一図柄の組み合わせ(大当たり図柄)が停止した場合に大当たりとなり、大当たり遊技が実行される。特に、図柄の組み合わせが、例えば「333」、「555」、「777」(確変図柄)のいずれかで大当たりとなった場合には、大当たり遊技終了後に大当たり抽選の抽選結果が大当たりになる確率(大当たり確率)を予め定める高確率に変更する、いわゆる確変モードに突入する。具体的には、確変モードに突入すると、通常モードでは1/317であった大当たり確率が、例えば1/66の確率になる。確変モードは、3つの表示位置23L〜23Rに確変図柄とは異なる非確変図柄(「RRR」、「AAA」、「YYY」のいずれか)が停止された時点で終了する。 【0024】3つの表示位置23L〜23Rの図柄が停止されていく過程で、最初の2つの表示位置(左の表示位置23Lおよび右の表示位置23R)に同一図柄が停止され、残りの1つの表示位置(中央の表示位置23C)に停止される図柄によって大当たりか否かが決まるようなリーチ図柄が停止された状態(リーチ状態)になると、遊技者は、大当たりになるかもしれないという期待感を抱くこととなる。リーチ状態となった場合には、より興趣を向上させるために種々のリーチ演出が行われる。このリーチ演出には、中央の表示位置23Cの図柄を通常のリーチよりも長時間にわたって視認可能な速度で低速変動させてから停止させる、いわゆるスーパーリーチが含まれる。スーパーリーチとなった場合は、通常のリーチよりも高確率で中央の表示位置23Cに左右の表示位置23L、23Rと同一の図柄が停止されて大当たりとなるようになっている。 【0025】始動口14の下方には、例えば左右に長い長方形状に形成され、複数個の遊技球が同時に入球可能な大入賞口18が配置されている。この大入賞口18に関連して、大入賞口18に遊技球を案内する開状態および大入賞口18に遊技球が入るのを阻止する閉状態に開閉可能な開閉板19が設けられている。すなわち、開閉板19は、遊技盤5の盤面に沿った状態で大入賞口18を閉塞して、大入賞口18に遊技球が入るのを阻止することができ、また、この状態から、大入賞口18の下端縁に沿って配置された回動軸(図示せず)を中心に手前側に倒伏することにより、大入賞口18を開放して、大入賞口18上に落下してくる遊技球を大入賞口18内に導き入れることができる。 【0026】大当たり遊技では、所定時間または所定個数の遊技球が大入賞口18に入るまで開閉板19を開状態にするといった動作を1ラウンドとし、この1ラウンド中に大入賞口18に入った遊技球のうち少なくとも1個が大入賞口18内の特別領域(いわゆるVゾーン)を通過していれば、次のラウンドを実行するといったようにして、開閉板19による大入賞口18の開放動作が所定の最大継続ラウンド数だけ行われる。大入賞口18への遊技球の入球に対しては、賞球払出装置から予め定める個数の賞球が球皿6に払い出されるようになっている。大当たり遊技では、容易に遊技球が大入賞口18に入るので、遊技者は多数個の賞球を獲得することができる。 【0027】大当たり抽選結果表示器13の左右両側には、遊技球の流れに影響を与えるための風車20が2つずつ(計4つ)配置されている。また、遊技盤5の下部には、遊技球の入球に対して賞球が付与されるだけの一般入賞口21が、左右両側に2つずつ(計4つ)配置されている。始動口14、大入賞口18および一般入賞口21のいずれにも入らなかった遊技球(アウト球)は、遊技盤5の最下部に形成されたアウト球回収口22から機内に回収される。 【0028】図3は、このパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。このパチンコ機の制御回路は、マイクロコンピュータで構成される制御部30を備えている。制御部30は、制御の中枢となるCPU、制御時に必要なデータが書き込まれるRAM、プログラムソフトが記憶されたROMなどを含む。制御部30には、始動口14に入る遊技球を検知して検出信号を出力する始動口センサ141が接続されていて、始動口センサ141が出力する検出信号が入力されるようになっている。 【0029】また、制御部30には、大当たり抽選結果表示器13が制御対象として接続されており、制御部30は、始動口センサ141からの入力信号などに基づいて大当たり抽選結果表示器13の変動動作を制御する。制御部30は、大当たり抽選を実行する大当たり抽選部31と、左右の表示位置23L、23Rにリーチ図柄を停止させるか否かを決定するためのリーチ抽選を実行するリーチ抽選部32と、リーチ抽選の結果リーチ図柄を停止させると決定された場合に、リーチ演出突入時に左右の表示位置23L、23Rに停止させるリーチ図柄を決定するためのリーチ図柄決定部33と、3つの表示位置12L〜12Rに最終的に停止させる図柄(最終停止図柄)を決定するための最終停止図柄決定部34とを含む。 【0030】本実施形態では、3つの表示位置23L〜23Rの図柄が変動を開始した後、左右の表示位置23L、23Rに一旦同一の図柄(仮停止図柄)が停止され、所定時間(例えば1.0秒)経過後、当該表示位置23L、23Rの図柄が順方向または逆方向(下から上)に1コマ分だけコマ送り(再変動)される場合がある。この再変動が行われるか否か、そして再変動が行われる場合その変動が順方向か逆方向かは、その後に中央の表示位置23Cに左右の表示位置23L、23Rと同一の図柄が停止されて大当たりとなる旨を異なる信頼度で報知する、いわゆる大当たり告知の役割をなしている。具体的には、順方向の再変動は、例えば信頼度が5%の大当たり告知であり、逆方向の再変動は、例えば信頼度が10%の大当たり告知である。また、再変動が行われない場合は、例えば信頼度が3%の大当たり告知である。 【0031】上記のような大当たり告知を行うために、制御部30には、再変動を行うか否か、そして再変動を行う場合には順方向と逆方向のどちらに変動させるかを決定するための変動パターン抽選を実行する変動パターン抽選部35が含まれる。図4は、制御部30による制御の内容について説明するためのフローチャートである。また、図5は、大当たり抽選結果表示器13の表示の流れを示す図である。なお、図5において各表示位置23L〜23Rに示す「↓」は、その表示位置の図柄が順方向に高速変動していることを示している。 【0032】図4および図5を参照して、遊技者によってハンドル9が操作されて遊技が行われている間、制御部30は、始動口センサ141からの検出信号の入力の有無を常に監視している(ステップS1)。そして、始動口14に遊技球が入るのに応答して、始動口センサ141から検出信号が入力されると(ステップS1でYES)、制御部30は、大当たり抽選を行った後(ステップS2)、3つの表示位置23L〜23Rに最終的に停止させる最終停止図柄を決定する(ステップS3)。 【0033】その後、制御部30は、リーチ抽選を行う(ステップS4)。大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合には、リーチ状態となることが決定しているので、リーチ抽選は行われない。リーチ状態に突入することが確定している場合、すなわち、大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合およびリーチ抽選の結果リーチ状態に突入すると決定されている場合には、制御部30は、リーチ状態突入後のリーチ演出のパターン(スーパーリーチなど)を決定するためのリーチパターン抽選を行う(ステップS5)。 【0034】リーチ状態に突入することが確定している場合(ステップS6でYES)、制御部30は、リーチ状態突入時に左右の表示位置23L、23Rに停止させるリーチ図柄を決定した後(ステップS7)、変動パターン抽選を行い(ステップS8)、再変動を行うか否か、そして再変動を行う場合には順方向と逆方向のどちらに変動させるかを決定する。変動パターン抽選を行った後(ステップS8)、またはリーチ状態に突入しないことが確定している場合(ステップS6でNO)、制御部30は、3つの表示位置23L〜23Rの図柄の変動を開始する(ステップS9)。このとき、図5(a)に示すように3つの表示位置23L〜23Rに停止していた図柄は、互いに同期して順方向に低速変動を開始した後(図5(b)参照)、高速変動に切り替わる(図5(c)参照)。 【0035】その後、リーチ状態に突入しないことが確定している場合には(ステップS10でNO)、制御部30は、左の表示位置23L、右の表示位置23R、中央の表示位置23Cの順序ではずれ図柄を停止させる(ステップS21)。一方、リーチ状態に突入することが確定している場合(ステップS10でYES)、制御部30は変動パターン抽選の抽選結果をチェックし、順方向に再変動させると決定されているときには(ステップS11でYES)、リーチ図柄よりも1コマ前の図柄を左右の表示位置23L、23Rに仮停止させる(ステップS12)。そして、所定時間(例えば1.0秒)経過後、左右の表示位置23L、23Rの図柄を順方向に1コマ分だけコマ送りすることにより、リーチ図柄を停止させる(ステップS13)。例えば、リーチ図柄が「55」の場合には、図5(d)に示すように1コマ前の図柄である「RR」が左右の表示位置23L、23Rに仮停止された後、順方向に1コマ分だけコマ送りされて、リーチ図柄「55」が停止される(図5(f)、(g)参照)。 【0036】変動パターン抽選で順方向ではなく逆方向に再変動させると決定されているときには(ステップS11でNOかつステップS14でYES)、制御部30は、リーチ図柄よりも1コマ後の図柄を左右の表示位置23L、23Rに仮停止させ(ステップS15)、所定時間(例えば1.0秒)経過後、これらの表示位置23L、23Rの図柄を逆方向に1コマ分だけコマ送りすることにより、リーチ図柄を停止させる(ステップS16)。例えば、リーチ図柄が「33」の場合には、図5(d)に示すように1コマ後の図柄である「RR」が左右の表示位置23L、23Rに仮停止された後、逆方向に1コマ分だけコマ送りされて、リーチ図柄「33」が停止される(図5(h)、(i)参照)。 【0037】また、変動パターン抽選で再変動を行わないと決定されているときは(ステップS14でNO)、制御部30は、左右の表示位置23L、23Rにリーチ図柄を停止させる(ステップS17)。例えば、リーチ図柄が「RR」の場合には、図5(d)に示すようにリーチ図柄「RR」が左右の表示位置23L、23Rに停止され、そのまま再変動は行われない(図5(e)参照)。左右の表示位置23L、23Rにリーチ図柄を停止させた後(ステップS13、S16、S17)、制御部30は、リーチパターン抽選で決定されたパターンでリーチ演出を行う。そして、大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合には(ステップS18でYES)、最終的に3つの表示位置23L〜23Rに大当たり図柄を停止させ(ステップS19)、大当たり遊技を実行する(ステップS20)。 【0038】一方、大当たり抽選の抽選結果がはずれの場合には(ステップS18でNO)、制御部30は、最終的に3つの表示位置23L〜23Rにはずれ図柄を停止させる(ステップS21)。上述したように、本実施形態では、左右の表示位置23L、23Rの図柄が順方向に再変動された場合(ステップS13、図5(f)、(g)参照)、その再変動は、例えば信頼度が5%の大当たり告知である。また、左右の表示位置23L、23Rの図柄が逆方向に再変動された場合は(ステップS16、図5(h)、(i)参照)、リーチ演出時にスーパーリーチとなることが確定し、その再変動は、例えば信頼度が10%の大当たり告知である。一方、再変動が行われなかった場合(ステップS14でNO、図5(e)参照)は、例えば信頼度が3%の大当たり告知である。 【0039】本実施形態では、左右の表示位置23L、23Rに仮停止された図柄が再変動された場合、その再変動の方向(順方向または逆方向)に応じて異なる信頼度で大当たり告知がなされるので、遊技者は、表示位置23L、23Rの図柄が再変動するか、そしてどちらの方向に再変動するかに注目することとなる。これにより、表示位置23L、23Rの図柄に遊技者の注目を集めることができ、より興趣を向上させることができる。 【0040】また、順方向よりも遊技者が認識し易い逆方向に再変動した場合の方が、順方向に再変動した場合よりも信頼度が高いので、信頼度が高い旨を遊技者に分かり易く報知することができ、より興趣を向上させることができる。図6は、第1の変形例における制御部30による制御の内容について説明するためのフローチャートである。また、図7は、第1の変形例における大当たり抽選結果表示器13の表示の流れを示す図である。なお、図7において各表示位置23L〜23Rに示す「↓」は、その表示位置の図柄が順方向に高速変動していることを示しており、「↑」は、その表示位置の図柄が逆方向に高速変動していることを示している。 【0041】この変形例では、上述した実施形態のように、再変動時に左右の表示位置23L、23Rの図柄がコマ送りされるのではなく、高速変動されるようになっている。以下、図6および図7を参照して、第1の変形例について説明する。遊技者によってハンドル9が操作されて遊技が行われている間、制御部30は、始動口センサ141からの検出信号の入力の有無を常に監視している(ステップT1)。そして、始動口14に遊技球が入るのに応答して、始動口センサ141から検出信号が入力されると(ステップT1でYES)、制御部30は、大当たり抽選を行った後(ステップT2)、3つの表示位置23L〜23Rに最終的に停止させる最終停止図柄を決定する(ステップT3)。 【0042】その後、制御部30は、リーチ抽選を行う(ステップT4)。大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合には、リーチ状態となることが決定しているので、リーチ抽選は行われない。リーチ状態に突入することが確定している場合、すなわち、大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合およびリーチ抽選の結果リーチ状態に突入すると決定されている場合には(ステップT5でYES)、制御部30は、リーチ状態突入時に左右の表示位置23L、23Rに停止させるリーチ図柄を決定した後(ステップT6)、変動パターン抽選を行い(ステップT7)、再変動を行うか否か、そして再変動を行う場合には順方向と逆方向のどちらに変動させるかを決定する。そして、変動パターン抽選の結果、再変動を行うと決定された場合には(ステップT8でYES)、制御部30は、左右の表示位置23L、23Rに仮停止させる図柄(仮停止図柄)を決定する(ステップT9)。 【0043】変動パターン抽選の結果、再変動を行わないと決定された場合(ステップT8でNO)、または仮停止図柄を決定した後(ステップT9)、制御部30は、3つの表示位置23L〜23Rの図柄の変動を開始する(ステップS9)。また、リーチ状態に突入しないことが確定している場合も(ステップT5でNO)、制御部30は、3つの表示位置23L〜23Rの図柄の変動を開始する(ステップT10)。 【0044】その後、リーチ状態に突入しないことが確定している場合には(ステップT11でNO)、制御部30は、左の表示位置23L、右の表示位置23R、中央の表示位置23Cの順序ではずれ図柄を停止させる(ステップT22)。一方、リーチ状態に突入することが確定している場合(ステップT11でYES)、制御部30は変動パターン抽選の抽選結果をチェックし、順方向に再変動させると決定されているときには(ステップT12でYES)、仮停止図柄を左右の表示位置23L、23Rに仮停止させる(ステップT13)。そして、所定時間(例えば1.0秒)経過後、左右の表示位置23L、23Rの図柄を順方向に高速変動させた後(ステップT14)、リーチ図柄を停止させる(ステップT18)。例えば、仮停止図柄が「R」の場合には、図7(a)に示すように仮停止図柄「R」が左右の表示位置23L、23Rに仮停止された後、順方向に再変動が開始され(図7(c)参照)、所定時間高速変動された後(図7(d)参照)、リーチ図柄(例えば「RR」)が停止される(図7(e)参照)。 【0045】変動パターン抽選で順方向ではなく逆方向に再変動させると決定されているときには(ステップT12でNOかつステップT15でYES)、制御部30は、仮停止図柄を左右の表示位置23L、23Rに仮停止させ(ステップT16)、所定時間(例えば1.0秒)経過後、これらの表示位置23L、23Rの図柄を逆方向に高速変動させた後(ステップT17)、リーチ図柄を停止させる(ステップT18)。例えば、仮停止図柄が「R」の場合には、図7(a)に示すように仮停止図柄「R」が左右の表示位置23L、23Rに仮停止された後、逆方向に再変動が開始され(図7(f)参照)、所定時間高速変動された後(図7(g)参照)、リーチ図柄(例えば「RR」)が停止される(図7(h)参照)。 【0046】また、変動パターン抽選で再変動を行わないと決定されているときは(ステップT15でNO)、制御部30は、左右の表示位置23L、23Rにリーチ図柄が停止させる(ステップT18)。例えば、リーチ図柄が「RR」の場合には、図7(a)に示すようにリーチ図柄「RR」が左右の表示位置23L、23Rに停止され、そのまま再変動は行われない(図7(b)参照)。左右の表示位置23L、23Rにリーチ図柄を停止させた後(ステップT18)、制御部30はリーチ演出を行い、大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合には(ステップT19でYES)、最終的に3つの表示位置23L〜23Rに大当たり図柄を停止させ(ステップT20)、大当たり遊技を実行する(ステップT21)。 【0047】一方、大当たり抽選の抽選結果がはずれの場合には(ステップT19でNO)、制御部30は、最終的に3つの表示位置23L〜23Rにはずれ図柄を停止させる(ステップT22)。この変形例では、左右の表示位置23L、23Rの図柄が順方向に再変動された場合(ステップT14、図7(c)〜(e)参照)、その再変動は、例えば信頼度が10%の大当たり告知である。また、左右の表示位置23L、23Rの図柄が逆方向に再変動された場合(ステップT17、図7(f)〜(h)参照)、その再変動は、例えば信頼度が30%の大当たり告知である。一方、再変動が行われなかった場合は(ステップT15でNO、図7(b)参照)、例えば信頼度が3%の大当たり告知である。 【0048】図8は、第2の変形例における制御部30による制御の内容について説明するためのフローチャートである。また、図9は、第2の変形例における大当たり抽選結果表示器13の表示の流れを示す図である。なお、図9において各表示位置23L〜23Rに示す「↓」は、その表示位置の図柄が順方向に高速変動していることを示しており、「↑」は、その表示位置の図柄が逆方向に高速変動していることを示している。 【0049】この変形例では、上述した実施形態のように、左右の表示位置23L、23Rに同一図柄が仮停止された後再変動するのではなく、3つの表示位置23L〜23Rに同一図柄が仮停止された後再変動するようになっている。以下、図8および図9を参照して、第2の変形例について説明する。遊技者によってハンドル9が操作されて遊技が行われている間、制御部30は、始動口センサ141からの検出信号の入力の有無を常に監視している(ステップE1)。そして、始動口14に遊技球が入るのに応答して、始動口センサ141から検出信号が入力されると(ステップE1でYES)、制御部30は、大当たり抽選を行った後(ステップE2)、3つの表示位置23L〜23Rに最終的に停止させる最終停止図柄を決定する(ステップE3)。 【0050】大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合(ステップE4でYES)、制御部30は、変動パターン抽選を行う(ステップE5)。この変形例では、上記実施形態とは異なり、大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合は必ず再変動が行われるようになっていて、変動パターン抽選では、順方向と逆方向のどちらに変動させるかが決定される。その後、制御部30は、3つの表示位置23L〜23Rに仮停止させる図柄(仮停止図柄)を決定する(ステップE6)。 【0051】大当たり抽選の抽選結果がはずれの場合(ステップE4でNO)、または仮停止図柄を決定した後(ステップE6)、制御部30は、3つの表示位置23L〜23Rの図柄の変動を開始する(ステップE7)。その後、大当たり抽選の抽選結果がはずれの場合には(ステップE8でNO)、制御部30は、左の表示位置23L、右の表示位置23R、中央の表示位置23Cの順序ではずれ図柄を停止させる(ステップE15)。 【0052】一方、大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合には(ステップE8でYES)、制御部30は、仮停止図柄(例えば「R」)を3つの表示位置23L〜23Rに仮停止させる(ステップE9、図9(a)参照)。変動パターン抽選で順方向に再変動させると決定されているときには(ステップE10でYES)、制御部30は、3つの表示位置23L〜23Rの図柄を順方向に再変動させた後(ステップE11)、大当たり図柄を停止させる(ステップE13)。具体的には、3つの表示位置23L〜23Rの図柄列を同期させて低速変動で順方向に一巡させた後(図9(b)〜(f)参照)、高速変動に切り替え(図9(g)参照)、最終停止図柄(例えば大当たり図柄「777」)を停止させる(図9(h)参照)。 【0053】変動パターン抽選で順方向ではなく逆方向に再変動させると決定されているときには(ステップE10でNO)、制御部30は、3つの表示位置23L〜23Rの図柄を逆方向に再変動させた後(ステップE12)、大当たり図柄を停止させる(ステップE13)。具体的には、3つの表示位置23L〜23Rの図柄列を同期させて低速変動で逆方向に一巡させた後(図9(i)〜(m)参照)、高速変動に切り替え(図9(n)参照)、最終停止図柄(例えば大当たり図柄「777」)を停止させる(図9(o)参照)。 【0054】制御部30は、3つの表示位置23L〜23Rに大当たり図柄(最終停止図柄)を停止させた後(ステップE13)、大当たり遊技を実行する(ステップE14)。この変形例では、3つの表示位置23L〜23Rの図柄の再変動は、その後にこれらの表示位置23L〜23Rに確変図柄(「333」、「555」、「777」のいずれか)が停止されて確変モードに突入(昇格)する旨を異なる信頼度で報知(確変告知)する役割をなしている。この変形例では、3つの表示位置23L〜23Rの図柄が順方向に再変動された場合(ステップE11、図9(b)〜(g)参照)、その再変動は、例えば30%の確変告知である。一方、3つの表示位置23L〜23Rの図柄が逆方向に再変動された場合(ステップE12、図9(i)〜(n)参照)、その再変動は、例えば60%の確変告知である。 【0055】この変形例では、大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合、必ず再変動が行われるような構成となっているが、上述した実施形態や第1の変形例のように、再変動を行わない場合があるような構成であってもよい。本発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、再変動による告知は、大当たり告知や確変告知に限らず、各表示位置23L〜23Rの図柄変動時間を短縮する、いわゆる時短モードなどの他の特別遊技モードに突入する確率を告知するような構成であってもよい。 【0056】左右の表示位置23L、23Rに同一図柄が仮停止した後、または3つの表示位置23L〜23Rに同一図柄が仮停止した後、これらの表示位置の図柄が再変動される構成に限らず、1つの表示位置(例えば中央の表示位置23C)の図柄が仮停止した後、その表示位置の図柄が再変動されるような構成であってもよい。この場合、再変動による告知は、例えばその後に左右の表示位置23L、23Rに同一図柄が停止されてリーチ状態となる確率が高い旨を報知する、いわゆるリーチ告知などであってもよい。 【0057】再変動時の各表示位置のスクロール変動の方向は、順方向と逆方向とに限らない。例えば、大当たり抽選結果表示器を液晶表示器で構成するなどして、図柄を横方向に再変動可能な構成としてもよい。各表示位置23L〜23Rの変動が停止する順序は、表示位置23L、23R、23Cの順序に限らず、表示位置23L、23C、23Rの順序などであってもよい。この場合、左の表示位置23Lと中央の表示位置23Cの図柄が停止した後、これらの表示位置23L、23Cの図柄が再変動することにより大当たり告知を行うような構成であってもよい。 【0058】大当たり抽選結果表示器は、3つの表示位置23L〜23Rを有する構成に限らず、例えば2つの表示位置を有する構成であってもよいし、4つ以上の表示位置を有する構成であってもよい。大当たり抽選結果表示器は、回転ドラム13L、13Rとドット表示器13Cとにより構成されるものに限らず、例えば液晶表示器の他、7セグメント表示器、バックライトが備えられた回転ドラムユニットなどにより構成されるものであってもよい。 【0059】大当たり抽選結果表示器は、数字や文字を表示するものに限らず、例えば絵柄を表示するものであってもよい。以上の実施形態では、パチンコ機について説明したが、本発明はパチンコ機に限らず、スマートボール機などの遊技機にも適用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000169477 【氏名又は名称】高砂電器産業株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南船場2丁目9番14号
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| 【出願日】 |
平成14年1月11日(2002.1.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087701 【弁理士】 【氏名又は名称】稲岡 耕作 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−205087(P2003−205087A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月22日(2003.7.22) |
| 【出願番号】 |
特願2002−4819(P2002−4819) |
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