| 【発明の名称】 |
ゲーム機、携帯ゲーム端末およびそのゲームシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】斉藤 理恵 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】ゲーム結果や経過等の個人データを、携帯ゲーム端末、大型の業務用ゲーム機、家庭用ゲーム機など、どんなゲーム機からでも利用できるようにし、ゲームの中間状況の再現や育成したキャラクタを他のゲームに登場させる等、より面白みのあるゲームシステムを提供する。
【解決手段】規格化されたゲーム結果やゲームキャラクタ等のデータを、ユーザ毎に記憶するデータ記憶装置を有するサービスセンタが構成するゲームシステムにおいて、携帯データ端末、業務用ゲーム機、家庭用ゲーム機のそれぞれが、SIMカード等、規格化されたモジュールのインタフェースを有し、SIMカード情報を用いて公衆通信網により上記サービスセンタに接続し、ゲーム結果やゲームキャラクタ等のデータをダウンロード/アップロードするもので、上記サービスセンタでは、SIMカード情報等からユーザを識別し、データのダウンロード/アップロードの許可を与える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 業務用あるいは家庭用において、異なるゲームを行うことのできるゲームプログラムを設けることが可能で、公衆通信網へ接続可能な通信装置と、着脱可能なセキュリティーモジュールのインタフェースを有し、上記通信装置は、上記セキュリティーモジュールに格納されているユーザ固有の識別情報を発信者情報として公衆通信網へ接続する機能を有することを特徴とするゲーム機。 【請求項2】 異なるゲームプログラムでも共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲーム結果やゲームキャラクタ等のゲームデータを読み込む事が可能であることを特徴とする請求項1に記載のゲーム機。 【請求項3】 上記セキュリティーモジュールが、ISO標準7816で規格化されているSIM(Subscriber Identity Module)カードであることを特徴とする請求項1または2に記載のゲーム機。 【請求項4】 異なるゲームを行うことのできるゲームプログラムを設けることが可能で、公衆通信網へ接続可能な無線通信装置と、着脱可能なセキュリティーモジュールのインタフェースを有し、上記無線通信装置は、上記セキュリティーモジュールに格納されているユーザ固有の識別情報を発信者情報として公衆通信網へ接続する機能を有することを特徴とする携帯ゲーム端末。 【請求項5】 異なるゲームプログラムでも共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲーム結果やゲームキャラクタ等のゲームデータを読み込む事が可能であることを特徴とする請求項4に記載の携帯ゲーム端末。 【請求項6】 上記セキュリティーモジュールが、ISO標準7816で規格化されているSIM(Subscriber Identity Module)カードであることを特徴とする請求項4または5に記載の携帯ゲーム端末。 【請求項7】 店舗などに設置されている業務用ゲーム機や住宅で用いる家庭用ゲーム機と、ユーザが移動中にも携帯してゲームができる携帯ゲーム端末と、ゲームデータをユーザ毎に記憶しておくデータ記憶装置を有し、公衆通信網に接続されているサービスセンタと、から構成されるゲームシステムであって、上記ゲーム機および携帯ゲーム端末は、異なるゲームを行うことのできるゲームプログラムをそれぞれ設けることが可能で、さらに上記ゲーム機および携帯ゲーム端末は、公衆通信網へ接続可能な無線または有線通信装置を内蔵するとともに、着脱可能なセキュリティーモジュールのインタフェースを有しており、上記無線または有線通信装置は、上記セキュリティーモジュールに格納されているユーザ固有の識別情報を発信者番号として公衆通信網へ接続する機能を有することを特徴としており、ゲームの前後あるいは途中で公衆通信網を介して上記ゲームセンタに接続し、ゲーム結果等のゲームデータのアップロードまたはダウンロードを行うことを特徴とし、上記サービスセンタは、公衆通信網を介して接続してきたゲーム機あるいは携帯ゲーム端末のセキュリティーモジュールから送られてくるユーザ固有の識別情報に基づいて、上記データ記憶装置におけるユーザ固有のゲームデータ格納エリアを特定し、ゲームデータのアップロードまたはダウンロードを許可あるいは不許可することを特徴とするゲームシステム。 【請求項8】 上記ゲーム機および携帯ゲーム端末は、異なるゲームプログラムでも共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲーム結果やゲームキャラクタ等のゲームデータを読み込む事が可能であることを特徴とする請求項7に記載のゲームシステム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、携帯ゲーム端末で行ったゲーム結果やゲームキャラクタを利用して、家庭用または業務用のゲーム機でも継続したゲームプレーが可能なゲーム機、携帯ゲーム端末およびそのゲームシステムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来から提案されているこの種のゲーム端末としては、例えば図10に示すようなものがある。この従来例は、ゲーム端末がメモリカードのインタフェースを有し、ユーザがこのメモリカードを様々なゲーム端末のさまざまなゲームプログラムで使用できるようにするものである。 【0003】図10において、1101はCPU1102に接続された液晶などの表示装置であり、ゲームのための画像や文字が表示される。また1103はCPU1102に接続された操作手段であり、ユーザがこれを操作する事によりゲームを行う。CPU1102にはメモリ1104が設けられ、メモリ1104にはゲームを行うためのプログラムが格納されている。CPU1102はプログラムを実行することで、表示装置1101にゲームを表示する。1105はメモリカードインタフェースであり、CPU1102に接続されている。個人情報、得点情報などのデータが保持されたメモリカードをユーザ各個人がそれぞれ保有し、ゲームを行う時にはメモリカードインタフェース1105によってこれらのデータの読み出しまたは書き込みが行われる。 【0004】 【発明が解決しようとする問題】しかしながら、演算処理装置の能力等が向上するにつれて、ゲームデータが複雑化かつ大容量になってきており、忠実にゲーム経過やゲームキャラクタを再現して、ユーザにさまざまなゲームを十分満足させるためには、上述の安価なメモリカードでは不十分になりつつある。 【0005】また、PHS・携帯電話等の爆発的発展にともない、公衆通信網への無線通信アクセス手段が整い、さらに次世代の無線通信方式によればさらなる高速データ通信が可能であるため、無線通信装置を内蔵するゲーム端末も増えてくることが予想されるが、このような無線通信アクセスでは通信料が発信者に課金されるため、ゲーム端末を友人に貸すといったゲーム端末の所有者と使用者が異なる場合など、気軽にゲームを楽しめないといった問題もある。 【0006】したがって、本発明では、業務用ゲーム機あるいは家庭用ゲーム機や、携帯ゲーム端末、とくには公衆通信網へ接続する無線通信装置を有する携帯ゲーム端末で行ったゲームの、ゲーム結果や育成したゲームキャラクタ等を、他のゲーム機あるいは携帯ゲーム端末のゲームにおいても、忠実に継続してプレーすることが可能となるような、ゲームシステムを提供することを目的とする。 【0007】また、さらに本発明では、業務用ゲーム機あるいは家庭用ゲーム機や、携帯ゲーム端末、とくには公衆通信網へ接続する無線通信装置を有する携帯ゲーム端末で、公衆通信網への発信者(または課金される者)が、常にゲームプレー中のユーザであるようにするゲーム機、携帯ゲーム端末およびそのゲームシステムを提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】無線通信によって公衆通信網へ接続する場合、例えばGSM等で採用されているように、SIM(Subscriber Identity Module)カードと呼ばれるICカードによってユーザ個人を認証する方法があり、ISO標準7816においても標準化されている。 【0009】本発明における携帯ゲーム端末は、無線通信装置を内蔵するゲーム端末であって、上述のSIMカード等、規格化された着脱可能なセキュリティーモジュールのインタフェースを有することを特徴としており、これにより例えばユーザが有する別の音声携帯電話と同じ電話番号を本携帯ゲーム端末に使用することが可能となる。 【0010】また、本発明におけるゲームシステムは、異なるゲームプログラムで共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲーム結果やゲームキャラクタ等のデータを、ユーザ毎に記憶するデータ記憶装置を有するサービスセンタが構成するゲームシステムであって、上述の携帯データ端末の他、業務用ゲーム機、家庭用ゲーム機のそれぞれが、SIMカード等、規格化された着脱可能なセキュリティーモジュールのインタフェースを有し、公衆通信網を介して上記サービスセンタに接続して、ゲーム結果やゲームキャラクタ等のデータをダウンロード/アップロードするものである。 【0011】上記サービスセンタでは、接続してきたゲーム機のSIMカード情報等からユーザを識別し、データのダウンロード/アップロードの許可を与える。 【0012】したがってユーザは、自分のSIMカードさえ所有していれば、ジャンルの異なる複数のゲームプログラムで行ったゲーム結果や経過等の個人データを、携帯ゲーム端末、大型の業務用ゲーム機、家庭用ゲーム機など、さまざまなゲーム機から利用することができ、ゲームの中間状況を再現させたり、育成したキャラクタを他のゲームに登場させるなど、より面白みのあるゲームを行うことが可能となる。 【0013】また、ユーザがSIMカードを用いて公衆通信網へ発信することにより、公衆通信網への発信者(または課金される者)を、常にゲームプレー中のユーザとすることが出来る。 【0014】なお、さらに詳細に説明すれば、本発明は下記の構成によって前記課題を解決できた。 【0015】(1)業務用あるいは家庭用において、異なるゲームを行うことのできるゲームプログラムを設けることが可能で、公衆通信網へ接続可能な通信装置と、着脱可能なセキュリティーモジュールのインタフェースを有し、上記通信装置は、上記セキュリティーモジュールに格納されているユーザ固有の識別情報を発信者情報として公衆通信網へ接続する機能を有することを特徴とするゲーム機。 【0016】(2)異なるゲームプログラムでも共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲーム結果やゲームキャラクタ等のゲームデータを読み込む事が可能であることを特徴とする前記(1)に記載のゲーム機。 【0017】(3)上記セキュリティーモジュールが、ISO標準7816で規格化されているSIM(Subscriber Identity Module)カードであることを特徴とする前記(1)または(2)に記載のゲーム機。 【0018】(4)異なるゲームを行うことのできるゲームプログラムを設けることが可能で、公衆通信網へ接続可能な無線通信装置と、着脱可能なセキュリティーモジュールのインタフェースを有し、上記無線通信装置は、上記セキュリティーモジュールに格納されているユーザ固有の識別情報を発信者情報として公衆通信網へ接続する機能を有することを特徴とする携帯ゲーム端末。 【0019】(5)異なるゲームプログラムでも共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲーム結果やゲームキャラクタ等のゲームデータを読み込む事が可能であることを特徴とする前記(4)に記載の携帯ゲーム端末。 【0020】(6)上記セキュリティーモジュールが、ISO標準7816で規格化されているSIM(Subscriber Identity Module)カードであることを特徴とする前記(4)または(5)に記載の携帯ゲーム端末。 【0021】(7)店舗などに設置されている業務用ゲーム機や住宅で用いる家庭用ゲーム機と、ユーザが移動中にも携帯してゲームができる携帯ゲーム端末と、ゲームデータをユーザ毎に記憶しておくデータ記憶装置を有し、公衆通信網に接続されているサービスセンタと、から構成されるゲームシステムであって、上記ゲーム機および携帯ゲーム端末は、異なるゲームを行うことのできるゲームプログラムをそれぞれ設けることが可能で、さらに上記ゲーム機および携帯ゲーム端末は、公衆通信網へ接続可能な無線または有線通信装置を内蔵するとともに、着脱可能なセキュリティーモジュールのインタフェースを有しており、上記無線または有線通信装置は、上記セキュリティーモジュールに格納されているユーザ固有の識別情報を発信者番号として公衆通信網へ接続する機能を有することを特徴としており、ゲームの前後あるいは途中で公衆通信網を介して上記ゲームセンタに接続し、ゲーム結果等のゲームデータのアップロードまたはダウンロードを行うことを特徴とし、上記サービスセンタは、公衆通信網を介して接続してきたゲーム機あるいは携帯ゲーム端末のセキュリティーモジュールから送られてくるユーザ固有の識別情報に基づいて、上記データ記憶装置におけるユーザ固有のゲームデータ格納エリアを特定し、ゲームデータのアップロードまたはダウンロードを許可あるいは不許可することを特徴とするゲームシステム。 【0022】(8)上記ゲーム機および携帯ゲーム端末は、異なるゲームプログラムでも共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲーム結果やゲームキャラクタ等のゲームデータを読み込む事が可能であることを特徴とする前記(7)に記載のゲームシステム。 【0023】 【発明の実施の形態】(実施例1)本発明における携帯ゲーム端末の構成例を図1に示す。 【0024】図1において、101はCPU102に接続された液晶などの表示装置であり、ゲームのための画像や文字が表示される。また、ここにスピーカや振動装置を併用すれば、より臨場感のあるゲームプレーを行う事もできる。103はCPU102に接続された操作手段であり、ユーザがこれを操作する事によりゲームを行う。 【0025】CPU102にはメモリ104が設けられ、メモリ104にはゲームを行うためのプログラムが格納されている。ここで言うメモリとは、例えば取替え可能なカートリッジやCD−ROMあるいはDVD−ROMでもよいし、後述する無線通信装置よりデータ転送されてきたプログラムデータを格納しておくような揮発メモリ(RAM等)や不揮発メモリ(EEPROM等)でもよい。CPU102はこれらのプログラムを実行することで、表示装置101にゲームを表示する。 【0026】105は着脱可能なセキュリティーモジュールのためのSIMカードインタフェースであり、CPU102に接続されている。本実施例ではセキュリティーモジュールとして、ISO標準7816で規格化されているSIM(Subscriber Identity Module)カード、あるいはUSIM(Universal Subscriber Identity Module)を例に挙げて説明を行うが、セキュリティーモジュールとしては、これに限るものではない。 【0027】106は無線通信装置であり、公衆通信網へ接続可能な1つ以上の通信方式をサポートしている。たとえば、PDC方式、PHS方式、GSM方式、IS95方式、Cdma−one方式、W−CDMA方式等、さまざまな無線通信方式がこれにあたる。公衆通信網へ接続する際のユーザ認証には、上記SIMカードなどのセキュリティーモジュールに格納されているユーザ固有の識別番号を使用する。公衆通信網への接続の方法は、各標準で定められているので、ここでは説明を省略する。この無線通信装置を用いて公衆通信網を介してコンテンツサーバに接続することで、本携帯ゲーム端末は、ゲームプログラムをはじめとするさまざまなソフトウエアサービスを受けることが期待できる。 【0028】図2のフローチャートを用いて、本携帯ゲーム端末が公衆通信網を介して様々なコンテンツサーバに接続し、過去のゲームデータをロードする動作を説明する。 【0029】ユーザが本体の電源を入れたり、リセットボタンを押すなどして、ゲームの開始が選択されると、まず本携帯ゲーム端末は、メモリ104からゲームプログラムのロードを行う(201)。これは、例えば取替え可能なカートリッジやCD−ROMあるいはDVD−ROMからのロードでもよいし、無線通信装置よりデータ転送されてきたプログラムデータでもよい。 【0030】次に過去のゲームデータ(ゲームの途中経過など)をLOADするか否かをユーザに操作手段103によって選択させ(202)、LOADしない場合はゲームデータを初期化して(207)ゲームを開始する(208)。ゲームデータをLOADする場合は、無線通信装置106から公衆通信網を介してコンテンツサーバに自動的に発信(203)接続する。公衆通信網へ接続する際のユーザ認証には、上記SIMカードなどのセキュリティーモジュールに格納されているユーザ固有の識別番号を使用する。公衆通信網への接続の方法は、各標準で定められているので、ここでは説明を省略する。 【0031】コンテンツサーバと接続した携帯ゲーム端末は、SIMカードなどのセキュリティーモジュールのユーザ識別番号情報等を送信する(204)。このユーザ識別番号を受信したコンテンツサーバがユーザを特定し、過去のゲームデータを検索してゲームデータを送信する(ダウンロード)(205)。ダウンロードが終了すれば自動的に通信は切断され(206)、ユーザがゲームを開始(208)するものである。公衆通信網への切断の方法は、各標準で定められているので、ここでは説明を省略する。 【0032】同様に図3のフローチャートを用いて、本携帯ゲーム端末が公衆通信網を介してコンテンツサーバに接続し、途中のあるいは終了したゲームデータを保存する動作を説明する。 【0033】ユーザがゲームを終了したりEXITボタン等を押してゲームを途中終了が選択されると、本携帯ゲーム端末は、このゲームデータ(ゲームの途中経過など)をSAVEするか否かをユーザに操作手段103によって選択させ(301)、SAVEしない場合はそのままゲームを終了する(306)。ゲームデータをSAVEする場合は、無線通信装置106から公衆通信網を介してコンテンツサーバに発信(302)接続し、SIMカードなどのセキュリティーモジュールのユーザ識別番号情報等を送信する(303)。このユーザ識別番号を受信したコンテンツサーバがユーザを特定し、該当ユーザのゲームデータ格納場所を検索してゲームデータを受信する(アップロード)(304)。アップロードが終了すれば自動的に通信は切断され(305)、ユーザがゲームを終了(306)するものである。公衆通信網への接続および切断の方法は、各標準で定められているので、ここでは説明を省略する。 【0034】次に図4に、CCDカメラ402が付属されている、本発明における携帯ゲーム端末401の一例を示す。本実施例の携帯ゲーム端末によれば、例えば、ユーザの顔写真を撮影し、本体内のメモリ(図示せず)に格納するなどしてから、異なるゲームプログラムでも共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲームキャラクタのデータと合成し、この合成したキャラクタを登場させてゲームを楽しむことができる。 【0035】さらに本携帯ゲーム端末によれば、このキャラクタデータを、公衆通信網を介してコンテンツサーバヘアップロードし、保存しておくことが可能である。その際も、SIMカード等のユーザ識別情報とともにコンテンツサーバヘ送信するので、ユーザ特有のキャラクタとして保存することができる。 【0036】さらには、例えばキャラクタ育成ゲームと組み合わせて、図中403のように、自分の写真を合成したキャラクタが成長していく過程をその都度コンテンツサーバに保存しておくこともできるし、異なるゲームプログラムでも共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲームキャラクタ情報形式にしておけば、異なるゲーム上でユーザ固有のキャラクタを用いてプレーすることができる。例えば、あるゲームで怪我を負った自分の顔をしたキャラクタが、他のゲームでも怪我をしたまま登場するなど、新たな面白味が加わることになる。 【0037】図5のフローチャートを用いて、本携帯ゲーム端末が公衆通信網を介してコンテンツサ−バに接続し、保存してあるゲームキャラクタをダウンロードする動作を説明する。 【0038】ユーザが本体の電源を入れたり、リセットボタンを押すなどして、ゲームの開始が選択されると、まず本携帯ゲーム端末は、メモリからゲームプログラムのロードを行う(501)。次に保存してあるゲームキャラクタをLOADするか否かをユーザに操作手段によって選択させ(502)、LOADしない場合はゲームデータを初期化して(508)ゲームを開始する(509)。ゲームキャラクタをLOADする場合は、無線通信装置から公衆通信網を介してコンテンツサーバに自動的に発信(503)接続し、SIMカードなどのセキュリティーモジュールのユーザ識別番号情報等を送信する(504)。このユーザ識別番号を受信したコンテンツサーバがユーザを特定し、該当ユーザのゲームキャラクタ格納場所を検索してゲームキャラクタを送信する(ダウンロード)(505)。ダウンロードが終了すれば自動的に通信は切断される(506)。ダウンロードしたキャラクタデータは、異なるゲームプログラムでも共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲームキャラクタのデータと合成(506)され、ユーザがゲームを開始(509)するものである。公衆通信網への接続および切断の方法は、各標準で定められているので、ここでは説明を省略する。 【0039】このようにして本携帯ゲーム端末によれば、さまざまな異なるゲームプログラム毎に存在する複雑かつ大容量のゲームデータを、その都度、ユーザの手間をわずらわせず簡単にダウンロードすることができるので、ユーザは忠実にゲームを継続することが可能となり、ユーザに対するサービス性の向上につながる。 【0040】また本携帯ゲーム端末によれば、例えばユーザが所有する別のSIMカードインタフェース内蔵音声携帯電話と同じ電話番号を、本携帯ゲーム端末に使用することが可能となる。 【0041】また、例えばこのユーザが友人に本携帯ゲーム端末を貸した場合、その友人のSIMカードをセキュリティモジュールインタフェースに差し込むことで、通信料はその友人に課金されるので、誰でも気軽に本携帯ゲーム端末を使用する事ができる。 【0042】さらに、こうして本携帯ゲーム端末を公衆通信網に接続することで、例えば、ゲームプログラムをダウンロードしたり、公衆通信網を介して見知らぬ相手と対戦ゲームを楽しんだり、自分が育成しているキャラクタを異なるゲーム上に登場させたり、さまざまなコンテンツサーバからのサービスを受けることが期待できる。 【0043】(実施例2)本発明における業務用あるいは家庭用ゲーム機の構成例を図6に示す。第1の実施例で示した構成図(図1)に動作は等しいので詳細な説明は省略するが、図中606に示す、公衆通信網への接銃口である通信装置がサポートする通信方式は、実施例1で示した無線通信方式に限るものではなく、モデムや、ISDN方式などの非制限デジタル通信方式等、有線通信方式でもよい。 【0044】図7に業務用ゲーム機本体の説明図を示す。 【0045】701はCRTや液晶などの表示装置であり、ゲームのための画像や文字が表示される。702はレバーやボタンなどの操作手段であり、ユーザがこれを操作する事によりゲームを行う。703はコイン投入口で、ユーザが所定のコインを投入するとゲームのスタート画面が表示装置701に表示されてゲームが開始される。 【0046】704は着脱可能なセキュリティーモジュールのためのインタフェースであり、例えばISO標準7816で規格化されているSIM(Subscriber IdentityModule)カード、あるいはUSIM(Universal Subscriber Identity Module)のインタフェースとするが、セキュリティーモジュールは、これらに限るものではない。 【0047】705はゲーム機本体内の通信装置に接続されているケーブルであり、公衆通信網へ接続されている。公衆通信網へ接続する際のユーザ認証には、上記SIMカードなどのセキュリティーモジュールに格納されているユーザ固有の識別番号を使用してもよいし、あらかじめ登録されている店舗の識別番号によって発信してもよい。公衆通信網への接続の方法は、各標準で定められているので、ここでは説明を省略する。 【0048】この通信装置を用いて公衆通信網を介してコンテンツサーバに接続すれば、図2に示した動作例(前述のため詳細は省略)と同様に、SIMカードのユーザ識別番号をもとに、ユーザ固有のゲーム途中経過やゲームキャラクタなど、さまざまなソフトウエアサービスを受けることが期待できる。 【0049】したがって、携帯ゲーム端末や家庭用ゲーム機で行ったゲーム結果やゲームキャラクタを利用して、業務用のゲーム機でも継続したゲームプレーが可能となり、家庭用ゲーム機や携帯ゲーム端末で行ったゲームを、業務用ゲーム機の大画面表示で臨場感をもって再現することができるなど、サービス性の向上が見込まれる。 【0050】さらに、こうして本ゲーム機を公衆通信網に接続することで、さまざまなプロバイダやゲームサービス会社等が提供するコンテンツサーバからのサービスを受けることが期待でき、例えば、公衆通信網を介して予約している相手と対戦ゲームを楽しんだり、業務用のゲーム機であってもユーザ個人が作成してサーバに保存してあった新しいゲームプログラムをダウンロードしたりなど、新たなサービスが展開できる。 【0051】(実施例3)本発明におけるゲームシステムの構成例を図6に示す。 【0052】図8において、801はゲームの途中経過や結果、あるいはゲームキャラクタ等のゲームデータをユーザ毎に記憶しておくデータ記憶装置802を有し、公衆通信網803に接続されているサービスセンタである。 【0053】805は実施例1で説明した携帯ゲーム端末で、SIMカードインタフェース806を有し、アンテナ807から送受信される電波を用いて無線基地局804を介して公衆通信網803に接続し、サービスセンタ801にアクセスするものである。 【0054】携帯ゲーム端末805を使用するユーザは、自分のSIMカードをSIMカードインタフェース806に差込み、ゲームを開始する。他のゲーム機や携帯ゲーム端末で行って途中終了していたゲームを再開したい場合は、図2に示すような処理(前述)を経てゲームデータをLOADすればよい。 【0055】図9に、サービスセンタに格納しているデータ形式の一例を示す。サービスセンタは、例えばユーザ識別番号に対応するユーザ固有のデータ記憶装置の場所を、図のようにテーブルとして所有している。図はユーザ識別番号12345678のユーザに、Aというアドレスのデータ記憶装置が割り当てられている事を示している。Aには、例えばユーザが育成しているキャラクタの年令・性格・健康状態等のパラメータ、あるいは、ゲーム毎にゲームの途中経過や結果・履歴といった、ユーザ毎のデータが格納されているものとする。 【0056】ユーザが携帯ゲーム端末805の電源を入れたり、リセットボタンを押すなどして、ゲームを開始し、過去のゲームデータ(ゲームの途中経過など)をLOADする場合は、公衆通信網803を介してサービスセンタ801に発信接続し、SIMカード806などのセキュリティーモジュールのユーザ識別番号情報等を送信する。このユーザ識別番号を受信したサービスセンタ801がユーザを特定し、過去のゲームデータ(格納アドレスA)を検索してゲームデータを送信する(ダウンロード)。ダウンロードが終了すれば自動的に通信は切断され、ユーザがゲームを開始するものである。 【0057】また、図9ではユーザ識別番号12345670のユーザを、アクセス不許可としている。このユーザからアクセスしてきた場合には、ダウンロードを許可しないで通信を強制的に切断するものとする。このようなユーザは、例えば料金未払い・不正使用等の理由によりアクセスが拒否されているものとする。 【0058】このようにして本ゲームシステムによれば、さまざまな異なるゲームプログラム毎に存在する複雑かつ大容量のゲームデータを、移動中でも、家からでも、ゲームセンターからでも、その都度ユーザの手間をわずらわせず簡単にダウンロードさせることができるので、ユーザは忠実にゲームを継続することが可能となり、ユーザに対するサービス性の向上につながる。 【0059】また本ゲームシステムによれば、移動中でも、家からでも、ゲームセンターからでも、例えば、公衆通信網を介して見知らぬ相手や予約している相手と対戦ゲームを楽しんだり、自分が育成しているキャラクタを異なるゲーム上に登場させたり、サービスセンターが提供するさまざまなソフトウエアサービスを受けることが期待できる。 【0060】 【発明の効果】本発明における携帯ゲーム端末によれば、SIMカード等、規格化された着脱可能なセキュリティーモジュールのインタフェースを有することで、例えばユーザが有する別の音声携帯電話と同じ電話番号を本携帯ゲーム端末に使用することが可能となり、公衆通信網に接続することで、さまざまなコンテンツサーバからのサービスを受けることができる。 【0061】また、本発明におけるゲームシステムは、異なるゲームプログラムで共通に使用できるようにあらかじめ規格化されたゲーム結果やゲームキャラクタ等のデータを、ユーザ毎に記憶するデータ記憶装置を有するサービスセンタが、接続してきたゲーム機のSIMカード情報等からユーザを識別して、ゲームデータのアップロード/ダウンロードを許可するため、ユーザは自分のSIMカードさえ所有していれば、ジャンルの異なる複数のゲームプログラムで行ったゲーム結果や経過等の個人データを、携帯ゲーム端末、大型の業務用ゲーム機、家庭用ゲーム機など、さまざまなゲーム機から利用することができ、ゲームの中間状況を再現させたり、育成したキャラクタを他のゲームに登場させるなど、より面白みのあるゲームを行うことが可能となる。 【0062】また、さらに本発明では、とくに公衆通信網へ接続する無線通信装置を有する携帯ゲーム端末で、公衆通信網への発信者(または課金される者)が、常にゲームプレー中のユーザであるようにすることで、携帯ゲーム端末の所有者が友人に端末を貸した場合、その友人のSIMカードをセキュリティモジュールインタフェースに差し込むことで、通信料がその友人に課金されるので、誰でも気軽に本携帯ゲーム端末を使用する事ができるといった効果が得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号
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| 【出願日】 |
平成13年12月5日(2001.12.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066061 【弁理士】 【氏名又は名称】丹羽 宏之 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−169965(P2003−169965A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月17日(2003.6.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−371455(P2001−371455) |
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