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【発明の名称】 台間遊技媒体貸出機
【発明者】 【氏名】尾崎 俊明
【住所又は居所】神奈川県伊勢原市鈴川7番地 株式会社オーイズミ内

【要約】 【課題】遊技機前扉の開放を阻止する簡易かつ確実な施錠方法及びその装置を提供する。

【解決手段】遊技機1台毎に設けられた台間遊技媒体貸出機の払出しノズル部の回動範囲を制御することにより、遊技機前扉の開放を阻止または解除できるようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技機での遊技に使用される遊技媒体を払い出すノズル部の回動範囲を制御する制御装置を設けたことを特徴とする台間遊技媒体貸出機。
【請求項2】 前記制御装置は、電気信号によって操作されるものであることを特徴とする請求項1記載の台間遊技媒体貸出機。
【請求項3】 前記制御装置は、手動操作によって操作されるものであることを特徴とする請求項1記載の台間遊技媒体貸出機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機での遊技に使用される遊技媒体を払い出す台間遊技媒体貸出機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技場に設置された遊技機は、遊技の内容を制御する制御基板と、景品に交換可能な遊技媒体とを内部に保持しているため、制御基板を改造して遊技内容を変更したり、遊技媒体を直接抜き取ったりするような不正行為に常に狙われている。そのため、遊技機の前扉の開閉には厳重なセキュリティを必要とする。
【0003】前扉の開閉に関するセキュリティの一つとして、遊技機の前扉と遊技機内部とを巻取り式のワイヤーで接続し、電磁ロック等によって前記ワイヤーの巻取りを制御する事により、前扉の開閉を制御する方式がある。閉鎖時はワイヤーを巻取り、電磁ロックで固定することによって、仮に前扉の鍵がこじ開けられたり、破壊されたりしたとしても、前記ワイヤーによって内側から前扉を固定し、前方への開を阻止するようになっている。また、遊技場のスタッフが前扉を開ける際には電磁ロックを信号によって解除し、ワイヤーを展開自在にして前扉の前方への開を許容するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ワイヤー方式では、遊技機内部に器具を取り付けるため、風俗営業法の規定により所轄警察署等の認可を必要とし、その手続に手間と時間を必要としてしまう。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、台間遊技媒体貸出機のノズル部に、遊技機前扉の開放を封ずるロック機能を持たせることによって、簡易かつ効果的なセキュリティを提供する事にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明に係る遊技媒体貸出機は、遊技機での遊技に使用される遊技媒体を払い出すノズル部の回動範囲を制御する制御装置を設けたことを特徴とするものである。
【0007】また、前記制御装置は、電気信号によって操作されるものであることを特徴とするものである。
【0008】さらにまた、前記制御装置は、手動操作によって操作されるものであることを特徴とするものである。
【0009】上記構成によれば、ノズル部の回動範囲を制御して、遊技機前扉の開放を物理的に阻止することにより、セキュリティを確保できる。また、遊技機外部の構成であるため、所轄警察署の認可を必要とせず、容易かつ迅速な取付が可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施に係る台間遊技媒体貸出機を示す正面図、図2は同側面図である。図3は本発明の実施に係る台間遊技媒体貸出機のノズル部の回動範囲を示す平面図である。
【0011】図1において、本発明の実施に係る台間遊技媒体貸出機1は、遊技機1台ごとに、その右側に隣接するように設置されている。前記台間遊技媒体貸出機1からは、メダルを排出するためのノズル3が、ノズル回動基部2に回動自在に設けられ、遊技機下皿12に直接メダルを排出することができるようになっている。
【0012】図2は、本発明に係る台間遊技媒体貸出機1の、ノズル3を可能な限り遊技機11側に回動させた平面図であり、図中の点線Aは、その場合のノズル3の回動位置を示すものである。
【0013】また、図3は遊技機11の前扉12を開くことができるように、本発明に係る台間遊技媒体貸出機1の、ノズル3を遊技機11とは逆の向きに回動させた平面図であり、図中の点線A’は、その場合のノズル3の回動位置を示すものである。
【0014】ここで、図4に示すように、払出基部2内に設けられた機構により、ノズル3の回動範囲がA〜A’の範囲内に制限されている。その場合、遊技機の前扉13はノズル3によってその開放を妨げられている。ノズル3及びノズル回動基部2は、損壊によって前扉13が開放されることのないように充分な強度が付与されることが望ましい。
【0015】前記ノズル3の回動範囲の制限を解除し、遊技機11から遠ざかる方向に、回動位置A’を超えて回動させることにより、遊技機11の前扉13を前方に開くことができるようになる。この、回動範囲の制限及び解除は、電気信号によって行われ、例えばリモコン装置によって遠隔操作されるものであってもよい。
【0015】あるいはまた、回動範囲の制限及び解除は、手動により切り替えるものであってもよい。その際、切り替え用に鍵を用意し、その使用を管理することで、不正に前扉を開くことを防ぐことができる。
【0016】台間遊技媒体貸出機1の制御基盤と遊技場の管理コンピュータとを電気的に接続し、ノズルの回動範囲制限の解除操作を遊技場の管理コンピュータに記録することで、遊技場スタッフによる不正行為を防止することができる。
【0017】また、台間遊技媒体貸出機1の制御基盤と遊技場の管理コンピュータとを電気的に接続し、ノズルの回動範囲制限の解除を遊技場の管理コンピュータで直接操作するようにしてもよい。この場合にも操作記録を残すことで、遊技場スタッフによる不正行為を防止することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、遊技機前扉の開閉を容易かつ確実に施錠することができ、不正行為の介入を防ぐことができる。
【出願人】 【識別番号】000128485
【氏名又は名称】株式会社オーイズミ
【住所又は居所】神奈川県厚木市中町2丁目7番10号
【出願日】 平成13年12月4日(2001.12.4)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−169958(P2003−169958A)
【公開日】 平成15年6月17日(2003.6.17)
【出願番号】 特願2001−402405(P2001−402405)