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【発明の名称】 電源管理システム
【発明者】 【氏名】富士本 淳

【氏名】野中 誠之

【要約】 【課題】本発明は、遊技機に代表される商業的使用環境下の電子機器に備えられる電源ユニットの出力状態を把握し、電子機器の動作条件を適切に設定することで電源ユニットの破損を防ぐことを可能とする。

【解決手段】本発明は、遊技装置1a〜1d、2a〜2dに対して電源を供給する電源ユニット11(又は21)と、電源ユニット11(又は21)の出力量を検出する消費電力検出部111と、消費電力検出部111による検出結果を送信する通信部112と、電子機器の動作状態に応じて、電源ユニット11(又は21)の動作を停止させるための停止値を設定する電子ボリューム118と、電子ボリューム118で設定された停止値に基づいて、電源ユニット11(又は21)の動作を停止させる過電流保護部119とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子機器に対して電源を供給する電源供給手段と、前記電源供給手段の出力量を検出する消費電力検出手段と、前記消費電力検出手段による検出結果を送信する通信手段と、前記通信手段から検出結果を受信する受信手段と、前記電子機器の動作状態の注意範囲及び危険範囲を画定するための第一のしきい値を記憶するしきい値記憶手段と、前記受信手段が受信した検出結果と、前記しきい値記憶手段が記憶する前記第一のしきい値とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に基づいて前記動作状態を決定する動作制御手段と、前記動作制御手段で決定された動作状態に応じて、前記電源供給手段の動作を停止させるための停止値を変更する設定手段と、前記設定手段で変更した前記停止値を超えた場合に、前記電源供給手段の動作を停止させる停止手段とを有することを特徴とする電源管理システム。
【請求項2】 請求項1に記載の電源管理システムであって、前記停止手段は、外部から前記電源供給手段に流入した電流が前記停止値を超えた場合に、前記電源供給手段の動作を停止させることを特徴とする電源管理システム。
【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電源管理システムであって、前記設定手段は、前記動作制御手段で決定された動作状態が前記注意範囲である場合には、前記停止値を第二のしきい値に変更し、前記電子機器の動作状態が前記危険範囲である場合には、前記停止値を第三のしきい値に変更し、前記停止手段は、前記設定手段で変更した前記第二のしきい値、又は前記第三のしきい値を超えた場合に、前記電源供給手段の動作を停止させることを特徴とする電源管理システム。
【請求項4】 請求項3に記載の電源管理システムであって、前記停止手段は、外部から前記電源供給手段に流入した電流が、前記第二のしきい値、又は前記第二のしきい値を超えた場合に、前記電源供給手段の動作を停止させることを特徴とする電源管理システム。
【請求項5】 請求項3又は請求項4のいずれかに記載の電源管理システムであって、前記第二のしきい値は、前記電子機器の動作状態が前記注意範囲にある場合に、該注意範囲において前記電源供給手段の動作を停止させるための値であり、前記第三のしきい値は、前記電子機器の動作状態が前記危険範囲にある場合に、該危険範囲において前記電源供給手段の動作を停止させるための値であることを特徴とする電源管理システム。
【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電源管理システムであって、前記注意範囲は、前記電源供給手段が破損する危険性の低い状態であることを特徴とする電源管理システム。
【請求項7】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電源管理システムであって、前記危険範囲は、前記電源供給手段が破損する危険性の高い状態であることを特徴とする電源管理システム。
【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の電源管理システムであって、前記電子機器は、遊技者の操作に応じて入力された条件に応じて賞球又は賞メダルの払出を行う遊技機であることを特徴とする電源管理システム。
【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の電源管理システムであって、前記停止手段は、前記動作制御手段で決定された動作状態の継続時間に基づいて、前記電源供給手段の動作を停止させることを特徴とする電源管理システム。
【請求項10】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の電源管理システムであって、前記設定手段で設定された前記停止値の履歴を記録する記録手段と、前記記録手段に記録された前記停止値の履歴のうち、前記停止値が前記注意範囲又は前記危険範囲に属していた時間に基づいて、前記電源供給手段を交換する必要があるか否かを判断する交換判断手段とを有することを特徴とする電源管理システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源ユニット等の電源供給手段を有する電子機器、特にパチンコ機や回胴式遊技機等の遊技装置についての電源管理を行うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、種々の分野における各製品のリサイクルが重要となっており、電子機器に使用される電源ユニットにおいてもそのリサイクルが要請されている。また、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機においても電源ユニットが備えられており、そのリサイクルの可能性を高めるための開発が望まれている。
【0003】電源ユニットは、設置環境によっては高温状態となりその寿命が短縮されるため、長時間にわたって高温状態が継続するような設置環境は避けることが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電源ユニットの利用効率を考えると、電源ユニットの出力を最大にすることが要求されるため、結果的に、発熱が増加することによって電源ユニットの寿命が短縮されることとなる。
【0005】特に、遊技機の電源ユニットにおいては、商業的な使用環境の下で稼働されるため、営業時間中にあっては、その使用環境の把握が困難であり、過度な出力により高温状態が継続し、寿命が短縮される傾向にある。
【0006】本発明は、このような課題を解決するものであり、遊技機に代表される商業的使用環境下の電子機器に備えられる電源ユニットの出力状態を把握し、電源ユニットの動作条件を適切に設定することによって、電源ユニットの破損を回避し、結果的に、電源ユニットの寿命を延長することのできる電源管理システムを提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願に係る発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、電子機器に対して電源を供給し、電源(又は消費電力)の出力量を検出して、その検出結果を送信し、送信された検出結果を受信し、前記電子機器の動作状態の注意範囲及び危険範囲を画定するための第一のしきい値を記憶し、受信した検出結果と記憶された前記第一のしきい値とを比較し、比較結果に基づいて動作状態を決定し、決定された動作状態に基づいて、電源供給の動作を停止させるための停止値を設定し、設定した前記停止値を超えた場合に、電源を供給する動作を停止することを特徴とするものである。
【0008】尚、電子機器は、遊技者の操作に応じて入力された条件に応じて賞球又は賞メダルの払出を行う遊技機であってもよい。また、遊技機は、予め設定された停止値を超えた場合には、自機に設置してある電飾を発光させ、又は自機の動作状態が注意範囲、若しくは危険範囲にあることを外部に通知するものであってもよい。これにより、遊技場の従業員は、遊技機の電飾が発光等されていれば、遊技機の動作状態が注意範囲、又は危険範囲にあることを視覚を通じて瞬時に判別することができる。
【0009】このような本願に係る発明によれば、電子機器が、自機の動作状態に基づいて外部に対して電源を供給する動作を停止する停止値を自由に設定することができるので、電子機器は、自機の動作状態が危険なときは、その危険な動作状態を回避するために、電源供給の動作を停止するための停止値を変更し、早急に外部に対して供給する電源を停止することにより、自機の内部回路の破損を防ぐことができ、結果的には自機の寿命を延長することができる。
【0010】また、本願に係る発明は、外部から電源供給手段に流入した電流が停止値を超えた場合に、電源供給手段の動作を停止することを特徴とするものでもある。このような本願に係る発明によれば、電子機器は、外部から流入された電流が停止値を超えた場合に、電源供給手段の動作を停止することができる。
【0011】また、本願に係る発明は、電子機器の動作状態が注意範囲である場合には、前記停止値を第二のしきい値に変更し、前記電子機器の動作状態が危険範囲である場合には、前記停止値を第三のしきい値に変更し、変更された前記第二のしきい値、又は前記第三のしきい値を超えた場合には、電源供給手段の動作を停止させることを特徴とするものである。
【0012】また、本願に係る発明は、第二のしきい値が、前記電子機器の動作状態が前記注意範囲にある場合に、該注意範囲において前記電源供給手段の動作を停止させるための値であり、第三のしきい値が、前記電子機器の動作状態が前記危険範囲にある場合に、該危険範囲において前記電源供給手段の動作を停止させるための値であることを特徴とするものである。
【0013】また、電子機器は、外部から前記電源供給手段に流入した電流が、前記第二のしきい値、又は前記第二のしきい値を超えた場合に、前記電源供給手段の動作を停止させるものであってもよい。更に、電子機器は、外部から前記電源供給手段に流入した電流が、前記第二のしきい値、又は前記第二のしきい値を超えた場合に、前記電源供給手段の動作状況を外部にある端末に通知したり、又は電子機器に設けられている表示部に表示させたりするものであってもよい。
【0014】このような本願に係る発明によれば、電子機器は、電子機器の動作状態に応じて、電源供給手段を停止させるための停止値を第二のしきい値、又は第二のしきい値に変更することができるので、自機の動作状態が注意範囲、又は危険範囲にあるときであっても、停止値をより適切な値に変動させることにより、これらの動作状態をより瞬時に回避することができる。
【0015】尚、注意範囲は、電源供給手段が破損する危険性の低い状態であることを示し、危険範囲は、電源供給手段が破損する危険性の高い状態であることを示すものであってもよい。
【0016】更に、本願に係る発明は、決定された動作状態の継続時間に基づいて、電源供給の動作を停止するための前記停止値を変更することを特徴とするものでもある。
【0017】このような本願に係る発明によれば、電子機器は、自機の動作状態の継続時間に基づいて、電源供給の動作を停止するための停止値を変更することができるので、自機の動作状態が危険な状態であったとしても、その危険な状態が余り継続していなければ、逐一自機の電源を停止する必要がない。
【0018】加えて、本願に係る発明は、設定された前記停止値の履歴を記録し、記録された前記停止値の履歴のうち、前記停止値が前記注意範囲又は前記危険範囲に属していた時間に基づいて、前記電源供給手段を交換する必要があるか否かを判断することを特徴とするものである。
【0019】このような本願に係る発明によれば、ユーザは、蓄積された停止値の履歴に基づいて、電子機器に設置されている電源供給手段を交換する必要があるか否かを容易に判断することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】[電源管理システムの基本構成]本発明に係る電源管理システムを遊技装置の管理に適用した実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る電源管理システムの概略構成図である。
【0021】図1に示すように、電源管理システムは、電子機器であるパチンコ機1a〜1d及び回動式遊技機2a〜2d(遊技装置)と、これらに対して通信回線を介して接続された遊技機管理装置3とから構成される。
【0022】パチンコ機1a〜1dは、遊技者の操作に応じて入力された条件に従って賞球又は賞メダルの排出を行う遊技機であり、図2に示すように、電源ユニット11と、賞球制御基板12と、電源コネクタ13と、発射制御基板14と、発声制御基板15と、球区切り装置16と、ランプ制御17と、図柄表示装置19と、主基板18とを有している。
【0023】賞球制御基板12は、遊技者の操作に応じて打ち出された遊技球が、遊技盤上の投入口に投入されることにより入力される操作信号に基づいて、賞球の払出を行うものであり、球区切り装置16の動作を制御する制御信号を生成し、その生成した制御信号を球区切り装置16に出力する。
【0024】球区切り装置16は、賞球タンクに充填された賞球を、遊技盤側に設けられた払出口に流出させる装置であり、賞球制御基板12から入力された制御信号に応じて払出口を開閉し、制御信号に対応する所定個数の遊技球を払出しする。
【0025】発射制御基板14は、電動式の遊技球射出装置の動作を制御するものであり、遊技者の操作に応じて遊技球射出装置の出力を調整し、打ち出される遊技球の強弱を変化させる。発声制御基板15は、遊技盤上に設けられた電飾や図柄表示装置の動作に合わせて音声や音楽、効果音を出力するものである。
【0026】ランプ制御17は、遊技盤上に設けられた電飾の点灯を制御するものであり、主基板18によって制御され、発声制御基板15による音声の出力、賞球制御基板12による賞球の払出に合わせて、電飾の点灯パターンを変化させる。図柄表示装置19は、主基板18によって制御されるものであり、遊技盤上に設けられた液晶ディスプレイ等に画像や動画を表示させるものである。主基板18は、遊技装置1各部の動作を総合的に制御するものである。
【0027】回胴式遊技機2a〜2dは、図3に示すように、本実施形態では、電源ユニット21と、回胴部中枢基板22と、外部集中端子板221と、遊技メダル払出基板222と、回胴モータ・表示基板223と、電源コネクタ23と、遊技状態表示基板24と、主基板25と、配線中継ランプ基板26と、ランプ基板261と、各種センサ262と、スイッチ基板263とを有している。
【0028】回胴部中枢基板22は、外部集中端子板221と遊技メダル払出装置基板222と回胴モータ表示基板223と、遊技状態表示基板24と主基板25との間の配線を結合させるための基板である。
【0029】外部集中端子板221は、外部に回胴式遊技機2a〜2dの内部処理状態を外部に通知するための端子を備えた基板である。ここで、内部処理状態は、例えば、遊技メダル払出装置基板222を介して払出された遊技メダルの枚数、遊技状態表示基板24を介して表示された遊技状態(例えば、遊技者にとって有利な利益状態である「リーチ」など)、電源ユニット21の動作状態(後述する”通常範囲”、”注意範囲”、”危険範囲”などの情報)などが挙げられる。
【0030】遊技メダル払出基板222は、回胴式遊技機2a〜2dに設置されている操作ボタンを遊技者に押させることにより、操作ボタン(操作手段)から発生される操作信号に基づいて、遊技メダルを払い出しするための基板である。
【0031】具体的には、操作ボタン(操作手段)から操作信号が入力された主基板25は、入力された操作信号に基づいて、遊技メダルを払い出しするための払出信号を生成し、その生成した払出信号を遊技メダル払出基板222と回胴モータ表示基板223に出力する。主基板25から払出信号が入力された遊技メダル払出基板222は、入力された払出信号に基づいて、払出信号に対応する遊技メダルを払い出す処理を行う。
【0032】回胴モータ・表示基板223は、主基板25からの制御信号により、表示部(図示せず)で所定の数値(例えば、”777”)などを配列させるための基板である。ここで、所定の数値などを表示させる表示部(図示せず)は、例えば、電動モータにより回胴部(図示せず)を回転させて、所定の時間が経過した後に、その回胴部を停止させるものや、或いは、液晶画面上で複数の数値などを変化させて、所定の時間が経過した後に、液晶画面上にある数値などを停止させるものなどが挙げられる。
【0033】具体的には、主基板25から払出信号が入力された回胴モータ・表示基板223は、入力された払出信号に基づいて、払出信号に対応する数値(例えば、”777”)などを表示部に表示させる。
【0034】遊技状態表示基板24は、遊技者の遊技状態を表示させるための基板である。遊技状態表示基板24は、遊技者の遊技状態を表示させる表示部(図示せず)を有している。ここで、遊技状態は、例えば、遊技者にとって有利な状態(例えば、いわゆる”リーチ状態”など)、或いは、遊技者にとって不利な状態(例えば、いわゆる”リーチなし”など)などが挙げられる。
【0035】具体的には、主基板25から遊技状態信号(特定の遊技状態を表示させるための信号)が入力された遊技状態表示基板24は、入力された遊技状態信号に基づいて、遊技状態信号に対応する遊技状態(例えば、”リーチ状態”又は”リーチなし”など)を表示部に表示させる。
【0036】配線中継ランプ基板26は、ランプ基板261と各種センサ262とスイッチ基板263と、電源ユニット21との配線を接続するために用いる基板である。ランプ基板261は、遊技盤上に設けられた電飾の点灯を制御する基板であり、主基板25によって制御され、遊技メダル払出装置222による遊技メダルの払い出しに合わせて、電飾の点灯パターンを制御するものであり、例えば遊技盤上に設置されたLEDなどの配色パターンを制御するものである。
【0037】各種センサ262及びスイッチ基板263は、遊技メダルを何枚投入したのかを検知する遊技メダル検知部、遊技者が所定の遊技状態を決定するための操作部などを有するものであり、遊技メダル検知部、操作部などが検知した検知信号を主基板25に出力する。
【0038】遊技メダル検知部、操作部などが検知した検知信号が入力された主基板25は、入力された検知信号に基づいて、遊技メダル排出装置基板222、回胴モータ表示基板223、遊技状態表示基板24を制御する。主基板25は、回胴式遊技機2の各部の動作を制御するものである。
【0039】電源ユニット11及び21は、遊技装置1又は2に備えられた各部に対して電源を供給する電源供給手段であり、具体的には、図4に示すように、各電源ユニットの出力量を検出する消費電力検出部111と、これら消費電力検出部111による検出結果を送信する通信部112と、電源ユニット11(又は21)に交流24Vを供給するAC24V(113)と、AC24V(113)を供給するためのスイッチ114と、入力部115と、入力された交流電圧を整流する整流部116と、コンバータ部117と、電子ボリューム118と、過電流保護部119とを有している。尚、AC24V(113)は、交流24Vに固定されているものではなく、交流24Vを変動させて他の交流電圧をも供給することができる。
【0040】消費電力検出部111は、電源供給手段(電源ユニット11又は21)の出力量を検出する消費電力検出手段であり、本実施形態では、入力部115,整流部116、コンバータ部117から出力された各電圧を測定し、検出結果として通信部112に出力するものである。
【0041】通信部112は、消費電力検出部111による検出結果を送信する通信手段であり、本実施形態では、図5に示すように、遊技機管理装置3に対してデータ(検出結果)の送受信を行うUART112aと、データの送受信のタイミングや節電処理の経過時間を測定するタイマー112bと、通信部112全体の動作を制御するCPU112cとを有している。
【0042】電子ボリューム118は、動作制御手段34bで決定された動作状態に基づいて電源ユニット11(又は21)の動作を停止させるための停止値を変更する変更手段である。ここで、停止値とは、過電流保護部119を動作させるための動作点であり、本実施形態では、第二のしきい値と、第三のしきい値が含まれている。
【0043】この第二のしきい値は、遊技装置1a〜1d、2a〜2dの動作状態が注意範囲にある場合に、前記注意範囲において電源ユニット11(又は21)の動作を停止させるための値(例えば、図7中の”3.5A”の値)であり、第三のしきい値は、遊技装置1a〜1d、2a〜2dの動作状態が危険範囲にある場合に、前記危険範囲において電源ユニット11(又は21)の動作を停止させるための値(例えば、図7中の”5.5A”の値)である。
【0044】具体的には、送受信部31から状態信号(電源ユニット11(又は21)の動作状態を示す信号)が入力された電子ボリューム118は、入力された状態信号に基づいて、その状態信号に対応する動作点を設定する。
【0045】ここで、動作点は、本実施形態では、電流[A]の大きさにより定めることができる。動作点を設定した電子ボリューム118は、設定した動作点を設定信号として過電流保護部119に出力する。
【0046】例えば、電子ボリューム118は、電源ユニット11(又は21)の動作状態が「通常範囲内」であることを示す状態信号が入力された場合は、入力された状態信号に基づいて、図6に示すように、例えば、過電流保護部119を動作させる動作点(動作電流)を10Aに設定する。
【0047】また、電子ボリューム118は、電源ユニット11(又は21)の動作状態が「注意範囲内」であることを示す状態信号が入力された場合は、入力された状態信号に基づいて、同図に示すように、例えば、過電流保護部119を動作させる動作点を3.5A(第二のしきい値)に設定する。
【0048】更に、電子ボリューム118は、電源ユニット11(又は21)の動作状態が「危険範囲内」であることを示す状態信号が入力された場合は、入力された状態信号に基づいて、同図に示すように、例えば、過電流保護部119を動作させる動作点を5.5A(第三のしきい値)に設定する。
【0049】過電流保護部119は、電子ボリューム118で設定した停止値(動作点)を超えた場合に、電源ユニット11(又は21)の動作を停止させる停止手段である。また、過電流保護部119は、動作制御部34bで決定された動作状態の継続時間に基づいて、電源ユニット11(又は21)の動作を停止するものでもある。
【0050】尚、過電流保護部119は、外部から電源ユニット11(又は21)に流入した電流が停止値を超えた場合に、電源ユニット11(又は21)の動作を停止させる停止手段でもある。また、上記動作状態の継続時間は、過電流保護部119にある時間部(図示せず)で計測する。
【0051】具体的には、電子ボリューム118から設定信号が入力された過電流保護部119は、入力された設定信号に基づいて、その設定信号に対応する動作電流(動作点)になったときには、供給されている電源を切断する。
【0052】即ち、過電流保護部119は、図7に示すように、遊技装置1a〜1d、2a〜2dで測定れた測定電流が0〜2.9Aの範囲内である通常範囲内(同図中の「範囲1」)にあれば、測定電流が動作点(10A)を超えたときに、外部から供給されている電源を切断(過電流保護部119が作動)する。
【0053】尚、過電流保護部119が同図に示す範囲内で作動する条件としては、通常範囲内にある測定電流が突発的に動作点を超えた場合は作動しないようにしてもよい。具体的には、過電流保護部119にある時間部は、通常範囲内にある測定電流が動作点を超えた時間を計測し、その計測した時間が予め設定した時間(例えば、0.1秒)内である場合は、過電流保護部119を作動させないようにする。
【0054】これにより、過電流保護部119は、遊技装置1a〜1d、2a〜2dの動作状態が危険な状態であったとしても、その危険な状態が余り継続していなければ、逐一電源ユニット11(又は21)の動作を停止する必要がない。
【0055】遊技装置1a〜1d、2a〜2dで測定された測定電流が、通常範囲を数秒間超えており、注意範囲、危険範囲にあるような場合は、過電流保護部119は、後述する「範囲2」「範囲3」で行われる処理を実行する。
【0056】また、過電流保護部119は、同図に示すように、遊技装置1a〜1d、2a〜2dで測定れた測定電流が3〜4.9Aの範囲内である注意範囲内(同図中の「範囲2」)にあり、その測定電流が動作点(3.5A;第二のしきい値)を超えている場合は、外部から供給されている電源を切断(過電流保護部119が作動)する。
【0057】更に、過電流保護部119は、同図に示すように、遊技装置1a〜1d、2a〜2dで測定れた測定電流が5A以上である危険範囲内(同図中の「範囲3」)にあり、その測定電流が動作点(5.5A;第三のしきい値)を超えている(同図中のP点)場合は、外部から供給されている電源を切断(過電流保護部119が作動)する。
【0058】加えて、過電流保護部119は、測定電流が動作点を超え、更に、その測定電流の継続時間を時間部で測定した結果、測定した継続時間が予め設定した時間(例えば、3秒)を超えている場合に、外部から供給されている電源を切断することもできる。
【0059】遊技機管理装置3は、図8に示すように、本実施形態では、有線LANや無線LAN等の通信手段を介してパチンコ機1a〜1d及び回動式遊技機2a〜2dに接続されており、本実施形態では、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータで、所定のプログラム言語で記述された専用プログラムを実行することにより実現される。
【0060】具体的に、この遊技機管理装置3は、通信部112a〜112から消費電力検出部111による検出結果を受信する送受信部31と、種々の演算処理を行うCPU34と、データを保存するハードディスク32と、ハードディスク32から読み出したデータやCPU34による演算結果を一時的に記憶するメモリ33と、これらのデバイスを相互に接続するバス35とを備えている。
【0061】送受信部31は、通信部112から検出結果を受信する受信手段であり、例えばLAN等の通信回線を介してデータを送受信する通信デバイスである。この送受信部31としては、無線LAN等の無線通信手段を用いることができる。
【0062】ハードディスク32は、上述した専用プログラムを保存する他、本実施形態では、各遊技機における動作状態の注意範囲及び危険範囲を画定するための第一のしきい値を記憶するしきい値記憶部として機能する。具体的に、この第一のしきい値は、電源ユニット11(又は21)の出力量と、動作状態を画定する範囲とを対応させたテーブルデータとしてハードディスク32に保持している。第一のしきい値は、電源ユニット11(又は21)の動作状態が注意範囲になる境界を示す第一の境界と、電源ユニット11(又は21)の動作状態が注意範囲から危険範囲になる境界を示す第二の境界とを有している(図7参照)。
【0063】又、ハードディスク32は、遊技装置1a〜1d、2a〜2dの動作状態が注意範囲にある場合に、前記注意範囲において電源ユニット11(又は21)の動作を停止させるための値である第二のしきい値(例えば、図7中の”3.5A”の値)と、遊技装置1a〜1d、2a〜2dの動作状態が危険範囲にある場合に、前記危険範囲において電源ユニット11(又は21)の動作を停止させるための値である第三のしきい値(例えば、図7中の”5.5A”の値)とを保持している。
【0064】テーブルデータは、図9に示すように、電源ユニット11(又は21)が通常使用される範囲を示す通常範囲、電源ユニット11(又は21)が破損する可能性の低い状態である注意範囲、電源ユニット11(又は21)が破損する可能性の高い状態である危険範囲に大きく分けることができる。尚、動作状態とは、電源ユニット11(又は21)が通常範囲、注意範囲、危険範囲のいずれかに属する状態をいうものとする。
【0065】これらの通常範囲、注意範囲、危険範囲は、本実施形態では、同図に示すように、電源ユニット11(又は21)の内部の温度を示す使用温度(℃)、電源ユニット11(又は21)で使用されている電圧を示す使用電圧、電源ユニット11(又は21)で使用されている電流を示す使用電流、注意範囲・危険範囲の値が継続されている時間を示す継続時間を備えている。
【0066】CPU34は、ハードディスク32にインストールされた専用プログラムを起動することによってCPU34を種々の処理部として機能する。具体的にCPU34は、送受信部31が受信した検出結果とハードディスク32が記憶する第一のしきい値とを比較する比較部34aと、比較部34aによる比較結果に基づいて動作状態を決定し、電源ユニット11(又は21)の動作状態を決定する動作制御部34bと、取得した検出結果を定期的にハードディスク32に蓄積するログ記録部34cとして機能する。
【0067】比較部34aは、送受信部31が受信した検出結果と、ハードディスク32(しきい値記憶部)が記憶する第一のしきい値とを比較する比較手段である。具体的に比較部34aは、送受信部31が取得した動作状態データ(検出結果)をログ記憶部34cから取得して、ハードディスク32に保持されているテーブルデータを照合し、第一のしきい値を構成する第一の境界、第二の境界に対する検出結果の大小を比較し、その比較結果をメモリ33に一時的に記憶させる。
【0068】動作制御部34bは、比較部34aによる比較結果に基づいて、電源ユニット11(又は21)の動作状態を決定する動作制御手段である。具体的に動作制御部34bは、メモリ33に記憶された比較結果を呼出し、各遊技機がいずれの動作状態(通常範囲、注意範囲、危険範囲;図7参照)にあるかを決定し、その決定した動作状態を状態信号として送受信部31に出力する。
【0069】[電源管理システムを用いた電源管理方法]上記構成を有する電源管理システムによる電源管理方法は、以下の手順により実施することができる。図10は、本実施形態に係る電源管理方法の手順を示すフロー図である。先ず、通信部112が、消費電力検出部111で検出した検出結果を送受信部31に送信するステップを行う(S101)。
【0070】具体的には、消費電力検出部111が、入力部115、整流部116、コンバータ部117から出力された各電圧を測定し、検出結果として通信部112に出力する。消費電力検出部111から検出結果が入力された通信部112は、入力された検出結果を送受信部31に送信する。通信部112から検出結果を受信した送受信部31は、受信した検出結果をログ情報としてログ記憶部34cに蓄積する。
【0071】次いで、比較部34aが、送受信部31が取得した動作状態データ(検出結果)について、ハードディスク32に保持されているテーブルデータ(図7参照)と照合し、第一のしきい値に対する検出結果の大小を比較し、その比較結果をメモリ33に一時的に記憶させるステップを行う(S102)。
【0072】その後、動作制御部34bが、メモリ33に記憶された比較結果を呼出し、各遊技装置1a〜1d、2a〜2dがいずれの動作状態にあるかを決定するステップを行う(S103)。そして、電子ボリューム118が、動作制御部34bで決定された動作状態に基づいて、電源ユニット11(又は21)の動作を停止するための停止値を設定するステップを行う(S104)。
【0073】具体的には、動作制御部34bは、メモリ33に記憶された比較結果を呼出し、各遊技機がいずれかの動作状態(通常範囲、注意範囲、危険範囲;図7参照)にあるかを決定し、その決定した動作状態を状態信号として送受信部31に出力する。送受信部31から状態信号(電源ユニット11(又は21)の動作状態を示す信号)が入力された電子ボリューム118は、入力された状態信号に基づいて、その状態信号に対応する動作点を設定する。
【0074】ここで、動作点とは、上記の如く、過電流保護部119を動作させるための停止値であり、本実施形態では、電流[A]の大きさにより定めることができる。また、動作点は、遊技装置1a〜1d、2a〜2dの動作状態が注意範囲にある場合に、前記注意範囲において電源ユニット11(又は21)の動作を停止させるための第二のしきい値と、遊技装置1a〜1d、2a〜2dの動作状態が危険範囲にある場合に、前記危険範囲において電源ユニット11(又は21)の動作を停止させるための第三のしきい値とを含む(図7参照)。動作点を設定した電子ボリューム118は、設定した動作点を設定信号として過電流保護部119に出力する。
【0075】例えば、電子ボリューム118は、電源ユニット11(又は21)の動作状態が「通常範囲内」であることを示す状態信号が入力された場合は、入力された状態信号に基づいて、図6に示すように、例えば、過電流保護部119を動作させる動作点(動作電流)を10Aに設定する。
【0076】また、電子ボリューム118は、電源ユニット11(又は21)の動作状態が「注意範囲内」であることを示す状態信号が入力された場合は、入力された状態信号に基づいて、同図に示すように、例えば、過電流保護部119を動作させる動作点を3.5A(第二のしきい値)に設定する。
【0077】更に、電子ボリューム118は、電源ユニット11(又は21)の動作状態が「危険範囲内」であることを示す状態信号が入力された場合は、入力された状態信号に基づいて、同図に示すように、例えば、過電流保護部119を動作させる動作点を5.5A(第三のしきい値)に設定する。
【0078】次いで、過電流保護部119が、電子ボリューム118で設定した停止値(動作点)に基づいて、電源ユニット11(又は21)の動作を停止させるステップを行う(S105)。具体的には、電子ボリューム118から設定信号が入力された過電流保護部119は、入力された設定信号に基づいて、その設定信号に対応する動作電流になったときには、供給されている電源を切断する。
【0079】即ち、過電流保護部119は、図7に示すように、遊技装置1a〜1d、2a〜2dで測定れた測定電流が0〜2.9Aの範囲内である通常範囲内(同図中の「範囲1」)にあれば、測定電流が動作点(10A)を超えたときに、外部から供給されている電源を切断(過電流保護部119が作動)する。
【0080】遊技装置1a〜1d、2a〜2dで測定された測定電流が、通常範囲を数秒間超えており、注意範囲、危険範囲にあるような場合は、過電流保護部119は、後述する「範囲2」「範囲3」で行われる処理を実行する。
【0081】また、過電流保護部119は、同図に示すように、遊技装置1a〜1d、2a〜2dで測定れた測定電流が3〜4.9Aの範囲内である注意範囲内(同図中の「範囲2」)にあり、その測定電流が動作点(3.5A)を超えている場合は、外部から供給されている電源を切断(過電流保護部119が作動)する。
【0082】更に、過電流保護部119は、同図に示すように、遊技装置1a〜1d、2a〜2dで測定れた測定電流が5A以上である危険範囲内(同図中の「範囲3」)にあり、その測定電流が動作点(5.5A)を超えている(同図中のP点)場合は、外部から供給されている電源を切断(過電流保護部119が作動)する。
【0083】加えて、過電流保護部119は、測定電流が動作点を超え、更に、その測定電流の継続時間を時間部で測定した結果、測定した継続時間が予め設定した時間(例えば、3秒)を超えている場合に、外部から供給されている電源を切断することもできる。
【0084】尚、過電流保護部119が同図に示す範囲内で作動する条件としては、通常範囲内にある測定電流が突発的に動作点を超えた場合は作動しないようにしてもよい。また、測定電流は、外部から流入された電流であってもよい。
【0085】具体的には、過電流保護部119にある時間部は、通常範囲内にある測定電流が動作点を超えた時間を計測し、その計測した時間が予め設定した時間(例えば、0.1秒)内である場合は、過電流保護部119を作動させないようにする。
【0086】[電源管理システム及び電源管理方法による作用及び効果]このような本実施形態に係る電源管理システム及び電源管理方法によれば、電子ボリューム118が、動作制御部34bで決定された遊技装置1a〜1d、2a〜2dの動作状態に基づいて、電源ユニット11(又は21)の動作を停止させるための停止値を自由に設定することができるので、電子ボリューム118は、自機の動作状態が危険なときは、その危険な動作状態を回避するために、電源ユニット11(又は21)の動作を停止するための停止値を変更し、早急に外部から供給される電源を停止することにより、自機の内部回路の破損を防ぐことができ、結果的には自機の寿命を延長することができる。
【0087】また、電子ボリューム118は、自機の動作状態の継続時間に基づいて、電源供給の動作を停止するための停止値を変更することができるので、自機の動作状態が危険な状態であったとしても、その危険な状態が余り継続していなければ、逐一電源ユニット11(又は21)の動作を停止する必要がなくなる。
【0088】[変更例]尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、ハードディスクに32に蓄積するログ情報を、電源ユニット11(又は21)にある記録部(図示せず)に蓄積するものであってもよい。
【0089】CPU34は、記録部に記録された停止値の履歴のうち、停止値が注意範囲又は危険範囲に属していた時間に基づいて、電源ユニット11(又は21)を交換する必要があるか否かを判断する交換判断部を有するものであってもよい。また、遊技機管理装置3は、更に、遊技装置1a〜1d、2a〜2dを製造する製造工場に設置してもよい。
【0090】具体的に交換判断部は、送受信部31、通信部112を通じて、記録部に蓄積されているログ情報を取得する。このログ情報を取得した交換判断部は、取得したログ情報に含まれる遊技装置1a〜1d、2a〜2dの停止値の履歴のうち、停止値が注意範囲又は危険範囲に属していた時間に基づいて、電源ユニット11(又は21)を交換する必要があるか否かを判断し、その判断した結果をモニター36に表示(例えば、”電源ユニット11(又は21)は交換する必要がありません”など)させる。
【0091】即ち、交換判断部は、送受信部31を通じて取得したログ情報の履歴のうち、”注意範囲”或いは”危険範囲”内におかれている停止値の累積時間に基づいて、その累積時間が予め設定された累積時間(例えば、100時間など)を超えている場合は、電源ユニット11(又は21)を交換する必要があると判断する。
【0092】一方、交換判断部は、送受信部31を通じて取得したログ情報の履歴のうち、”注意範囲”或いは”危険範囲”内におかれている停止値の累積時間に基づいて、その累積時間が予め設定された累積時間(例えば、100時間など)を超えていない場合は、電源ユニット11(又は21)を交換する必要がないと判断する。
【0093】このような変更例に係る発明によれば、例えば製造工場に設置された遊技機管理装置3にある交換判断部が、記憶部に蓄積されている停止値の履歴に基づいて、電源ユニット11(又は21)を交換する必要があるか否かを判断するので、遊技装置1a〜1d、2a〜2dを製造する作業員は、交換判断部で判断された結果に基づいて、使用済みの遊技装置1a〜1d、2a〜2dに設置されている電源ユニット11(又は21)を再利用することができるか否かを容易に判断することができる。
【0094】特に、電源ユニット11(又は21)の測定電流が注意範囲又は危険範囲にある場合は、電源ユニット11(又は21)は、危険な状態が続いていたことになり、かかる状態が継続することは、結果的に自機の寿命を短くしてしまうことになる。
【0095】このため、交換判断部が、電源ユニット11(又は21)の寿命を大きく左右する過去における測定電流の状態に基づいて、電源ユニット11(又は21)の交換時期を判断するので、電源ユニット11(又は21)を交換する作業員は、上記交換判断部を通じて、より正確に、再利用に適した電源ユニット11(又は21)を特定することができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、遊技機に代表される商業的使用環境下の電子機器に備えられる電源ユニットの出力状態を把握し、電源ユニットの動作条件を適切に設定することによって、電源ユニットの破損を回避し、結果的に、電源ユニットの寿命を延長することができる。
【出願人】 【識別番号】598098526
【氏名又は名称】アルゼ株式会社
【識別番号】391065769
【氏名又は名称】株式会社セタ
【出願日】 平成13年12月6日(2001.12.6)
【代理人】 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外7名)
【公開番号】 特開2003−169955(P2003−169955A)
【公開日】 平成15年6月17日(2003.6.17)
【出願番号】 特願2001−372837(P2001−372837)