| 【発明の名称】 |
遊技台における開閉扉の施錠装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】名畑 豊 【住所又は居所】愛知県春日井市宮町字中島22番地 日東アイランドキー株式会社内
【氏名】近藤 恵一 【住所又は居所】愛知県春日井市宮町字中島22番地 日東アイランドキー株式会社内
|
| 【要約】 |
【課題】遊技台の施錠装置に不正防止手段を講じることで、不正行為を防止し、構成部品の組付け及び取外しを容易にする。
【解決手段】ロック板4の上部に揺動ストッパー8の上端部を回動可能に取り付け、ロック板4の上下部及び揺動ストッパー8に案内スリット12、12a 、17を設けると共に、揺動ストッパー8の案内スリット17の下部に揺動誘導スリット18を連続形成し、ベース板3に、ロック板4における上方の案内スリット12と揺動ストッパー8における案内スリット17及びロック板4における下方の案内スリット12a を貫通する一対のピン13、13a を設けた施錠装置を遊技台本体1に設置する。揺動ストッパー8を後方揺動させる操作をしない限り、一方のピン13がその上方の、揺動誘導スリット18の内周面に当接して、ロック板4の下方スライドが阻止される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技台本体に固定されるベース板の内側縁部より前方へ突出板を一体形成すると共に、該突出板の外側にロック板を、ベース板に対し上下スライド自在に配設し、ロック板の上部に揺動ストッパーの上部を回動可能に取り付け、ロック板の上下部及び揺動ストッパーに案内スリットを設けると共に、揺動ストッパーの案内スリットの下部に揺動誘導スリットを連続形成し、ベース板に、ロック板における上方の案内スリットと揺動ストッパーにおける案内スリット及びロック板における下方の案内スリットを貫通する一対のピンを設け、ロック板の前側端面の中間部及び下部に前方への突出板部を形成し、該突出板部の前端上部に差込体を上方突設し、該差込体の上端を尖端状に形成すると共に、前側端面を前方下方への傾斜面とし、又揺動ストッパーの後側端面の下部に一方の掛止爪を設けると共に、ベース板側にして上記一方の掛止爪より上方に他方の掛止爪を設け、両方の掛止爪に引張バネの両端部を掛止したことを特徴とする遊技台における開閉扉の施錠装置。 【請求項2】 揺動ストッパーの揺動中心を、該揺動ストッパーの上部の指先当接部位より内方に位置させたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技台における開閉扉の施錠装置。 【請求項3】 揺動ストッパーに、開閉扉の閉鎖方向への揺動に伴い揺動ストッパーを後方揺動させる手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技台における開閉扉の施錠装置。 【請求項4】 揺動ストッパーの後方揺動手段を、揺動ストッパーの前側端面より前方へ突設した解除板部とし、該解除板部の先端上部に、ロック板における上方の差込体と略同形状の三角突片を一体形成し、該三角突片の傾斜した前側斜面を、開閉扉側との当接面とすると共に、該当接面の位置を、ロック板における上方の差込体の前側斜面より若干上方に設定したことを特徴とする請求項3記載の遊技台における開閉扉の施錠装置。 【請求項5】 ロック板における案内スリットの下端部位に、ピンの突端部が挿通可能な着脱孔を形成し、揺動ストッパーにおける案内スリットと揺動誘導スリットの境界部に、揺動ストッパーの前側端面で開口する収容スリットを形成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の遊技台における開閉扉の施錠装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ台、スロットマシーン等の遊技台の各開閉扉、特に前部下部の玉受皿扉の施錠装置に関する。 【0002】 【従来の技術】遊技台における開閉扉(特に前部の下部の玉受皿扉)の従来の施錠装置にあっては、図9、10に示す様に、遊技台本体a側に固定されるベース板cの内側縁部より前方へ突出板dを一体形成すると共に、該突出板dの外側に縦長状のロック板eを、ベース板cに対し上下スライド自在に配設している。又、ロック板eの前側端面の中間部及び下部に前方への突出板部h、haを形成し、該突出板部h、haの前端上部に差込体f、faを上方突設すると共に、該差込体f、faの上端を尖端状に形成して、前側端面を前方下方への傾斜面としている。又、突出板dにおける開閉扉bの係止片m、maに対応する部位に切欠g、gaを形成している。又、ロック板eの後側端面の下部に掛止爪iを後方突設すると共に、突出板dの後側端面における上記掛止爪iより上方位置に掛止爪iaを後方突設し、該掛止爪i、iaに引張バネjの両端部を掛止している。ロック板eの上下部に案内スリットk、kaを形成すると共に、該案内スリットk、ka内を挿通するピンl、laをベース板cの突出板dより外方突設している。又、突出板dよりロック板e側へストッパー片oを突設し、該ストッパー片oを、ロック板eにおける上方の突出板部hより下方に形成して、該上方の突出板部hの下部がストッパー片oに当接してロック板eが停止する様に成っている。 【0003】突出板dにあっては、ベース板cと一体の基板pと該基板pの内側面に固設した添付板qにより構成され、基板pを3枚の基板部材pa 、pb 、pc で構成し、添付板qの前部の上下部に前方突出板部r、raを、後部の中間部に後方突出板部sを形成している。そして、添付板qにおける前方突出板部r、raを、中間部及び下部の基板部材pb 、pc の内側に重ねると共に、後方突出板部sを、ベース板cを貫通させ後方突出させて、後方突出板nとしている。又、添付板qにピンl、laを固設すると共に、該ピンl、laを、突出板dを貫通させて案内スリットk、ka内に挿通している。又、添付板qにおける上方の前方突出板部rの下部を、基板pにおける中間部の基板部材pb の下部より下方に位置させ、当該下方突出部位の前部に、ロック板e側へ折曲したストッパー片oを形成している。 【0004】そして、開閉扉bを開けるために、図10(a)に示す様に、遊技台本体a内に隠れたロック板eの上部の押片zを下方へ押すと、ロック板eが下方スライドし、それに伴い引張バネjが序々に引っ張られ、そして図10(b)に示す様に、開閉扉bの係止片m、maからロック板eの差込体f、faが外れて解錠する様に成っている。又、開いた後に押片zから指を放せば、引張バネjの復元力によりロック板eが自動復帰する。 【0005】開閉扉bを閉めると、該開閉扉bの係止片m、maがロック板eの差込体f、faの前側斜面に当接し、開閉扉bの閉鎖に伴い差込体f、faの前側斜面が係止片m、maに対し摺接しながらロック板eを下方に押し下げる。最終的に、係止片m、maの最下部に差込体f、faの上端が到達した時点から更に開閉扉bの閉鎖過程が進行すると、突出板dの切欠g、ga内に係止片m、maが落ち込むと同時に、引張バネjの復元力によりロック板eが自動復帰、即ち上方スライドして差込体f、faと係止片m、maが係合状態と成って、開閉扉bが施錠される様に成っている。 【0006】何らかの都合でロック板eを交換する際には、先ずベース板c側のストッパー片oを折り戻すと共に、引張バネjを外し、ロック板eを上方スライドさせた後、ロック板eを横にずらすことで、ピンl、laの先端が案内スリットk、kaの下端側内を挿脱されて、ベース板cからロック板eが外れる。そして、新しいロック板eの案内スリットk、kaの下端側内にピンl、laの先端部を通すと共に、ピンl、laを案内スリットk、ka内に位置させ、次に引張バネjの両端部を掛止爪i、iaに引っ掛けた後、ストッパー片oを折り立てて、ベース板cにロック板eを取り付ける。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記施錠装置にあっては、下記の通り解決せねばならない課題があった。 (1)ロック板eは単に鉛直方向に上下スライドするだけであるため、何らかの手段を講じればロック板eを押し下げることは簡単で、遊技台の不正操作が行われ易い。 (2)ロック板eの交換時に、ベース板c側のストッパー片oを折り戻してロック板eを交換した後、再びストッパー片oを折り立てねばならず作業が面倒で、且つストッパー片oが折損し易く、商品価値を損なってしまう。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術に基づく、上記(1)、(2)の課題に鑑み、遊技台本体に固定されるベース板の内側縁部より前方へ突出板を一体形成すると共に、該突出板の外側にロック板を、ベース板に対し上下スライド自在に配設し、ロック板の上部に揺動ストッパーの上部を回動可能に取り付け、ロック板の上下部及び揺動ストッパーに案内スリットを設けると共に、揺動ストッパーの案内スリットの下部に揺動誘導スリットを連続形成し、ベース板に、ロック板における上方の案内スリットと揺動ストッパーに案内スリット及びロック板における下方の案内スリットを貫通するピンを設け、ロック板の前側端面の中間部及び下部に前方への突出板部を形成し、該突出板部の前端上部に差込体を上方突設し、該差込体の上端を尖端状に形成すると共に、前側端面を前方下方への傾斜面とし、又揺動ストッパーの後側端面の下部に一方の掛止爪を設けると共に、ベース板側にして上記一方の掛止爪より上方に他方の掛止爪を設け、両方の掛止爪に引張バネの両端部を掛止した施錠装置を遊技台本体に設置することによって、揺動ストッパーを後方揺動させる操作をしない限り、ロック板は下方スライドせず、従って開閉扉を閉めたままロック板を下方スライドさせることが出来ない様にして、上記(1)の課題を解決する。又、ロック板における案内スリットの下端部位に、ピンの突端部が挿通可能な着脱孔を形成し、揺動ストッパーにおける案内スリットと揺動誘導スリットの境界部に、揺動ストッパーの前側端面で開口する収容スリットを形成したことによって、引張バネを外すと共に、揺動ストッパーを後方揺動させると共に、ロック板を上方スライドさせれば、ベース板からロック板を外せる様にし、而も従来のストッパー片oに対応するものを上方のピン及び揺動誘導スリットとし、且つ収容スリットを形成することで、揺動ストッパーを前後揺動させるだけで、上方のピンを、揺動ストッパーにおける案内スリット及び揺動誘導スリットに対し出入可能にしたことで、ベース板に対しロック板を着脱する際にベース板側の加工作業を不要にする様にして、上記(2)の課題を解決する。 【0009】 【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る遊技台における開閉扉の施錠装置の正面図であり、図2は、施錠状態の施錠装置の側面図であり、図3は、ベース板の正面図及び側面図であり、図4は、ロック板の側面図であり、図5は、揺動ストッパーの側面図であり、図6は、施錠装置の解錠過程を示す側面図であり、図7は、施錠装置の施錠過程を示す側面図であり、図8は、揺動ストッパーの着脱過程を示す側面図である。図1、2に示す本発明に係る施錠装置にあっては、遊技台本体1側に固定されるベース板3に対し縦長状のロック板4を上下スライド自在に設置すると共に、該ロック板4の上下部に形成した差込体5、5aと、開閉扉2の裏面側部に設けた係止片6、6aが、ロック板4の上下スライドに伴い係脱する様に成っている。 【0010】ロック板4を、ベース板3の内側縁部より前方への突出板7の外側に配置し、該突出板7とロック板4の間に揺動ストッパー8を配設すると共に、ロック板4と揺動ストッパー8の上方後部より後方突設した突片9、10を軸着して、ロック板4に対し揺動ストッパー8を揺動自在としている。又、ロック板4と揺動ストッパー8の軸着部を中心に揺動ストッパー8を揺動容易にする押込み板16を揺動ストッパー8の上端部に形成し、該押込み板16の形成位置を上記軸着部よりベース板3側に配置している。又、押込み板16は、ロック板4と反対側に突設すると共に、後方且つ下方へ傾斜させている。 【0011】図4に示す様に、ロック板4の前側端面の中間部上方寄り及び下部に、前方への突出板部11、11a を形成し、該突出板部11、11a の前端上部に差込体5、5aを上方突設している。又、差込体5、5aの上端を尖端状に形成して、前側端面を前方下方への傾斜面としている。ロック板4の上下部に案内スリット12、12a を形成すると共に、該案内スリット12、12a 内を挿通するピン13、13a をベース板3の突出板7より外方突設し、該ピン13、13a の突端部に円板状の抜止板14、14a を一体形成している。又、案内スリット12、12a の下端部位に、抜止板14、14a が挿通可能な着脱孔15、15aを形成している。 【0012】揺動ストッパー8の略中央に、上方のピン13が貫通する案内スリット17を形成し、該案内スリット17の下端側に揺動誘導スリット18を連続形成し、該揺動誘導スリット18は、揺動ストッパー8の揺動軌道と同心円弧状に形成すると共に、上方より下方且つ内方へ傾斜させている。又、案内スリット17と揺動誘導スリット18の境界部に、揺動ストッパー8の前側端面で開口する収容スリット19を形成している。 【0013】揺動ストッパー8における前側端面の中間部より前方へ解除板部20を一体突設し、該解除板部20の先端上部に、ロック板4における上方の差込体5と略同形状の三角突片21を一体形成し、該三角突片21の傾斜した前側斜面を、開閉扉2における上方の係止片6との当接面22とし、該当接面22の位置を、ロック板4における上方の差込体5の前側斜面より若干上方に設定する様にしている。 【0014】揺動ストッパー8の後側端面の下部に掛止爪23をベース板3側へ突設すると共に、ベース板3の内側縁部にして揺動ストッパー8の上方部位に対応する位置に一体形成した後方突出板24の側面に掛止爪23a を突設し、該掛止爪23、23a に引張バネ25の両端部を掛止している。 【0015】図3に示す様に、ベース板3を、適宜形状に形成した一枚の金属板を適宜折曲して形成し、突出板7における開閉扉2の係止片6、6aに対応する部位に切欠26、26a を形成している。具体的には、突出板7を、少なくとも3枚の突出板部材7a、7b、7cで構成し、下方の突出板部材7cはロック板4と接面し、突出板部材7a、7b間部位及び突出板部材7b、7c間部位を切欠26、26a とし、中央の突出板部材7bは、ロック板4との間に揺動ストッパー8が配置されている関係上、少なくとも揺動ストッパー8の厚み分ロック板4より離間させた位置に形成している。ピン13、13a を、ベース板3より後方突出した突片27、27a に突設し、該突片27、27a を上下2枚の突出板部材7a、7cと連続的に形成する様に、製造段階でベース板3に形成した略半円状のスリットの両端部をベース板3と突出板部材7a、7cの境界部に位置させ、該突出板部材7a、7cを折曲すると、突片27、27a がベース板3より後方突出する。つまり、突出板7の幅を可能な限り狭くするのが好ましい反面、ロック板4を広くせねばならないことから、上記構成にすれば、突出板7の幅を可能な限り狭くしても、ピン13、13a をベース板3側に設けることが可能になる。又、ベース板3における、掛止爪23a を設けた後方突出板24を、上方及び中央の突出板部材7a、7b間の部位に一体形成している。尚、ベース板3側の掛止爪23a にあっては、後方突出板24に形成せずに、例えば、ベース板3にU字状のスリット(図示せず)を設けると共に、該スリット内の部分をZ字状に折り立てて掛止爪23a とする等、要するにベース板3側にして掛止爪23より上方位置に形成されていれば良い。 【0016】次に本発明に係る遊技台における開閉扉の施錠装置の作用について説明する。図6(a)に示す施錠状態の施錠装置の揺動ストッパー8における押込み板16に指を当てて下方へ押すと、図6(b)に示す様に、当初は揺動ストッパー8が、揺動誘導スリット18により上方のピン13に当たらずに後方揺動し、それに伴い引張バネ25が序々に引っ張られ、揺動誘導スリット18から案内スリット17に移行した時点で揺動ストッパー8の後方揺動が止まり、そのまま更に押込み板16を下方へ押すと、ロック板4と共に下方スライドする。そして、図6(c)に示す様に、開閉扉2の係止片6、6aからロック板4の差込体5、5aが外れ解錠状態となって、開閉扉2が開くことが可能になる。その後、図6(d)に示す様に、押込み板15から手を放せば、引張バネ25の復元力によりロック板4が自動復帰すると共に、上方のピン13が案内スリット17から揺動誘導スリット18に移行して揺動ストッパー8が初期位置に復帰する。尚、上記工程中における揺動ストッパー8は、引張バネ25の復元力により初期位置に復帰しようとすることから、案内スリット17及び揺動誘導スリット18の内周面における後方部位、即ち収容スリット19とは反対側の周面に上方のピン13が摺接状態となって、収容スリット19から上方のピン13が外れることは無い。 【0017】開閉扉2を閉めると、図7(a)に示す様に、先ず開閉扉2の上方の係止片6が、揺動ストッパー8の解除板部20における当接面22に当接して、揺動ストッパー8を後方揺動させ、次に、図7(b)に示す様に、開閉扉2の上下両方の係止片6、6aが、ロック板4の差込体5、5aの前側斜面に当接した後、差込体5、5aの前側斜面が係止片6、6aに対し摺接しながらロック板4を下方に押し下げる。そして、図7(c)に示す様に、係止片6、6aの最下部に差込体5、5aの上端が到達した時点で開閉扉2の閉鎖過程が更に進行すると、図7(d)に示す様に、引張バネ25の復元力によりロック板4が自動復帰、即ち上方スライドして差込体5、5aと係止片6、6aが係合状態と成ると共に、揺動ストッパー8が初期位置に復帰して、開閉扉2が施錠される様に成っている。よって、ロック板4を下方スライドさせようとしても、上方のピン13が揺動誘導スリット18の内周面における、上方のピン13より上方の部位に当接することから、ロック板4又は揺動ストッパー8の上部を鉛直方向に単に押しただけでは、ロック板4は下方スライドしない様に成っている。 【0018】本発明の施錠装置におけるロック板4の着脱過程を図8(a)〜(c)に基づき説明する。ロック板4を外す場合、図8(c)に示す様に、先ず引張バネ25を外し、揺動ストッパー8を後方揺動させて、上方のピン13を案内スリット17と揺動誘導スリット18の境界部に位置させ、図8(b)に示す様に、更に揺動ストッパー8を、収容スリット19内に上方のピン13を移行させる様に後方揺動させて、上方のピン13を揺動ストッパー8から外す。そして、図8(a)に示す様に、ピン13、13a が着脱孔15、15a 内に来るまでロック板4を上方スライドさせた後、ロック板4を横にずらせば、ピン13、13aの抜止体12、12a を着脱孔15、15a 内を挿通して、ベース板3からロック板4が外れる。 【0019】ロック板4を装着する場合、図8(a)に示す様に、ロック板4の着脱孔15、15a 内にピン13、13a の抜止体14、14a を通すと共に、ロック板4を下方スライドさせながら後方待機状態の揺動ストッパー8を前方揺動させて、案内スリット12、12a 内にピン13、13a を移行させると共に、上方のピン13を上方の案内スリット12内に移行させた時点で、図8(b)に示す様に、揺動ストッパー8における収容スリット19の開口部より該収容スリット19内に上方のピン13を移行させる。そして、図8(c)に示す様に、案内スリット17及び揺動誘導スリット18側内に上方のピン13を移行させ、最後に引張バネ25の両端部を掛止爪23、23a に引っ掛けて、ベース板3にロック板4を装着する。 【0020】 【発明の効果】要するに本発明は、ロック板4の上部に揺動ストッパー8の上部を回動可能に取り付け、ロック板4の上下部及び揺動ストッパーに案内スリット12、12a 、17を設けると共に、揺動ストッパーの案内スリット17の下部に揺動誘導スリット18を連続形成し、ベース板3に、ロック板4における上方の案内スリット12と揺動ストッパー8における案内スリット17及びロック板4における下方の案内スリット12a を貫通する一対のピン13、13a を設けたので、施錠状態において、上方のピン13は揺動誘導スリット18を貫通状態で、該揺動誘導スリット18の内周面における上方のピン13より上方の部位に当接することから、ロック板4又は揺動ストッパー8の上部を鉛直方向に単に押しただけでは、ロック板4を下方スライドさせることは出来ず、よって一旦揺動ストッパー8を揺動させる複雑な動きを、遊技台本体1と開閉扉2の隙間から差し込んだ、適宜形状に形状した針金や樹脂板等でさせることは出来ないため、遊技台の防犯機能の向上を図ることが出来る。 【0021】揺動ストッパー8の揺動中心を、ロック板4の上部の指先当接部位より内方に位置させたので、揺動ストッパー8の上端を強く押し下げれば、自動的に揺動ストッパー8を後方揺動させることが出来るため、わざわざ揺動ストッパー8を揺動させる様な操作を行わずに、一連の流れで解錠操作を行うことが出来る。又、前述の内容では、揺動ストッパー8が簡単に後方揺動してしまう様に感じられてしまうが、揺動ストッパー8の上端をある程度強く押し下げなければ揺動ストッパー8は後方揺動しないため、自由自在に動かすことが可能な指であれば簡単に行うことが出来るが、適宜形状に形状した針金や樹脂板等では略不可能であり、遊技台の防犯機能が低下することは無い。 【0022】揺動ストッパー8に、開閉扉2の閉鎖方向への揺動に伴い揺動ストッパー8を後方揺動させる手段を設けたので、施錠装置が初期状態のままであっても、開閉扉2側が後方揺動手段に当接すれば、上方のピン13を揺動誘導スリット18から案内スリット17へ移行させて、ロック板4を下方スライド可能な状態にすることが出来るため、開閉扉2を完全に閉鎖するまでの過程で、自動的に施錠することが出来る。又、揺動ストッパー8の後方揺動手段を、揺動ストッパー8の前側端面より前方へ突設した解除板部20とし、該解除板部20の先端上部に、ロック板4における上方の差込体5と略同形状の三角突片21を一体形成し、該三角突片21の傾斜した前側斜面を、開閉扉2側との当接面22とすると共に、該当接面22の位置を、ロック板4における上方の差込体5の前側斜面より若干上方に設定したので、開閉扉2を閉める際に、先ず開閉扉2側の係止片6、6aが、揺動ストッパー8の解除板部20における当接面22に当接して揺動ストッパー8を後方揺動させて、上方のピン13を揺動誘導スリット18から案内スリット17へ移行させることが出来るため、ロック板4を下方スライド可能な状態にすることが出来る。 【0023】ロック板4における案内スリット12、12a の下端部位に、ピン13、13a の突端部が挿通可能な着脱孔15、15a を形成し、揺動ストッパー8における案内スリット17と揺動誘導スリット18の境界部に、揺動ストッパー8の前側端面で開口する収容スリット19を形成したので、引張バネ25を外した後、ロック板4を上方スライドさせると共に、揺動ストッパー8を後方揺動させた後、ロック板4を横にずらせば、ベース板3からロック板4が外れるため、ベース板3側に手を加えずにロック板4の交換作業の容易化を図ることが出来る等その実用的効果甚だ大である。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】390006220 【氏名又は名称】日東アイランドキー株式会社 【住所又は居所】愛知県春日井市宮町字中島22番地
|
| 【出願日】 |
平成13年12月7日(2001.12.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100073287 【弁理士】 【氏名又は名称】西山 聞一
|
| 【公開番号】 |
特開2003−169945(P2003−169945A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月17日(2003.6.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−374138(P2001−374138) |
|