| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】保谷 誠 【住所又は居所】愛知県名古屋市千種区今池3丁目9番21号 株式会社三洋物産内
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| 【要約】 |
【課題】パチンコ機等の遊技機において、正常でない遊技媒体の払出による不具合を防止することを可能とする。
【解決手段】遊技機としてのパチンコ機は遊技球Bを払い出す景品球払出装置41と、遊技状況に応じて景品球払出装置41に対し払出指令を出力する払出指令出力手段と、景品球払出装置41により払い出される遊技球Bを検出可能な払出検出手段とを備える。払出指令出力手段及び景品球払出装置41間を電気的に接続する接続系統のうち、前記払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、景品球払出装置41による遊技球Bの払出に規制を加えるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、遊技状況に応じて前記遊技媒体払出手段に対し払出指令を出力する払出指令出力手段と、前記遊技媒体払出手段により払い出される遊技媒体を検出可能な払出検出手段とを備えた遊技機であって、前記払出指令出力手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統のうち、前記払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、遊技媒体払出手段による遊技媒体の払出に規制を加えるようにしたことを特徴とする遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、遊技機(例えばパチンコ機)は、各種入賞口を備えており、該入賞口に遊技球が入賞することで、遊技者に対し、遊技球が払い出されるようになっている。 【0003】より詳しくは、各入賞口に対応して、遊技球の入賞を検出するための検出スイッチが設けられており、その旨が検出された場合、主基板からは払出制御基板に対し払出指令が出力され、払出制御基板により景品球払出装置が制御される。これにより、景品球払出装置に設けられたモータ等が作動し、遊技球が払い出される。景品球の払出通路の途中には、払出カウントスイッチが設けられており、該スイッチからの信号に基づいて、景品球が払い出されたか否かが判定可能となっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる従来の遊技機にあって、前記景品球払出装置が作動している最中に、払出カウントスイッチ等に関連する払出の異常が生じる場合があった。この場合、この異常を払出制御基板側で検知したとしても、主基板が検知していない以上、景品球払出装置の作動を停止させることができなかった。そのため、異常があるにもかかわらず、景品球の払出が継続されてしまうおそれがあった。 【0005】本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、パチンコ機等の遊技機において、正常でない遊技媒体の払出による不具合を防止することの可能な遊技機を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段及びその効果】上記の目的を達成するために有効な手段を以下に示す。なお、必要に応じてその作用等についても説明する。 【0007】手段1.遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、遊技状況に応じて前記遊技媒体払出手段に対し払出指令を出力する払出指令出力手段と、前記遊技媒体払出手段により払い出される遊技媒体を検出可能な払出検出手段とを備えた遊技機であって、前記払出指令出力手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統のうち、前記払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、遊技媒体払出手段による遊技媒体の払出に規制を加えるようにしたことを特徴とする遊技機。 【0008】手段1によれば、払出指令出力手段により、遊技状況に応じて遊技媒体払出手段に対し払出指令が出力され、遊技媒体払出手段が作動することで遊技媒体が払出される。払出検出手段では、遊技媒体払出手段により払い出される遊技媒体が検出される。さて、手段1では、払出指令出力手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統のうち、払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、遊技媒体払出手段による遊技媒体の払出に規制が加えられる。このため、払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、払出指令が出力されていることに起因して遊技媒体の払出が継続されてしまうことによる不具合が抑制される。 【0009】なお、払出指令出力手段により出力される払出指令は直接的なものであってもよいし、間接的なものであってもよい。 【0010】手段2.遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、少なくとも遊技状況に応じて払出指令を出力可能な主制御手段と、前記主制御手段からの払出指令に基づき前記遊技媒体払出手段を制御可能な払出制御手段と、前記遊技媒体払出手段により払い出される遊技媒体を検出可能な払出検出手段とを備えた遊技機であって、少なくとも前記払出制御手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統のうち、前記払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、遊技媒体払出手段による遊技媒体の払出に規制を加えるようにしたことを特徴とする遊技機。 【0011】手段2によれば、払出制御手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統のうち、払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、遊技媒体払出手段による遊技媒体の払出に規制が加えられる。このため、払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、払出指令が出力されていることに起因して遊技媒体の払出が継続されてしまうことによる不具合が抑制される。 【0012】手段3.遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、少なくとも遊技状況に応じて払出指令を出力可能な主制御手段と、前記主制御手段からの払出指令に基づき前記遊技媒体払出手段を制御可能な払出制御手段と、前記遊技媒体払出手段により払い出される遊技媒体を検出可能な払出検出手段とを備えた遊技機であって、少なくとも前記主制御手段及び払出制御手段間を電気的に接続する接続系統、並びに、前記払出制御手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統のうち、前記払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、遊技媒体払出手段による遊技媒体の払出に規制を加えるようにしたことを特徴とする遊技機。 【0013】手段3によれば、少なくとも前記主制御手段及び払出制御手段間を電気的に接続する接続系統、並びに、前記払出制御手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統のうち、前記払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、遊技媒体払出手段による遊技媒体の払出に規制が加えられる。このため、払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、払出指令が出力されていることに起因して遊技媒体の払出が継続されてしまうことによる不具合が抑制される。 【0014】手段4.前記払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、前記遊技媒体払出手段の作動が停止されるようにしたことを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の遊技機。 【0015】手段4によれば、払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、遊技媒体払出手段の作動が停止される。このため、払出指令が出力されていたとしても遊技媒体の払出が停止され、不正行為が行われたような場合であっても、より確実な不正防止を図ることができる。 【0016】なお、この場合、「前記払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、必然的に前記遊技媒体払出手段の作動が停止されるようにした」こととしてもよいし、「前記払出検出手段に関連する部位に異常が生じた場合に、前記遊技媒体払出手段に対する停止指令が出力されることに基づき作動が停止されるようにした」こととしてもよい。 【0017】手段5.遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、遊技状況に応じて前記遊技媒体払出手段に対し払出指令を出力する払出指令出力手段と、前記遊技媒体払出手段により払い出される遊技媒体を検出可能な払出検出手段とを備え、前記払出指令出力手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統がケーブルコネクタにより構成されてなる遊技機であって、前記ケーブルコネクタは、少なくとも前記払出検出手段に関連するケーブルを含む複数本のケーブルと、該ケーブルの両端に設けられた集中端子とを具備することを特徴とする遊技機。 【0018】手段5によれば、払出指令出力手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統がケーブルコネクタにより構成されている。かかるケーブルコネクタは、少なくとも前記払出検出手段に関連するケーブルを含む複数本のケーブルと、該ケーブルの両端に設けられた集中端子とを具備している。このため、例えば不正行為者により集中端子が外されたような場合には、他のケーブル、例えば遊技媒体払出手段に関連するようなケーブルの電気的導通も遮断されることとなる。そのため、不正行為に起因して(異常によって)遊技媒体が払い出されてしまうといった事態を防止することができる。 【0019】手段6.遊技媒体を払い出す遊技媒体払出手段と、少なくとも遊技状況に応じて払出指令を出力可能な主制御手段と、前記主制御手段からの払出指令に基づき前記遊技媒体払出手段を制御可能な払出制御手段と、前記遊技媒体払出手段により払い出される遊技媒体を検出可能な払出検出手段とを備え、少なくとも前記主制御手段及び払出制御手段間を電気的に接続する接続系統、並びに、前記払出制御手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統が、それぞれケーブルコネクタにより構成されてなる遊技機であって、前記ケーブルコネクタは、少なくとも前記払出検出手段に関連するケーブルを含む複数本のケーブルと、該ケーブルの両端に設けられた集中端子とを具備することを特徴とする遊技機。 【0020】手段6によれば、少なくとも主制御手段及び払出制御手段間を電気的に接続する接続系統、並びに、払出制御手段及び遊技媒体払出手段間を電気的に接続する接続系統が、それぞれケーブルコネクタにより構成される。かかるケーブルコネクタは、少なくとも前記払出検出手段に関連するケーブルを含む複数本のケーブルと、該ケーブルの両端に設けられた集中端子とを具備している。このため、例えば不正行為者により集中端子が外されたような場合には、他のケーブル、例えば遊技媒体払出手段に関連するようなケーブルの電気的導通も遮断されることとなる。そのため、不正行為に起因して(異常によって)遊技媒体が払い出されてしまうといった事態を防止することができる。 【0021】手段7.前記複数本のケーブルには、前記遊技媒体払出手段に関連するケーブルが含まれていることを特徴とする手段5又は6に記載の遊技機。 【0022】手段7によれば、複数本のケーブルには、前記遊技媒体払出手段に関連するケーブルが含まれているため、該ケーブルが切断されたり、集中コネクタが外れたりした場合には、より確実に遊技媒体の払出を停止させることが可能となる。 【0023】手段8.前記集中端子の取外を困難ならしめる取外規制手段を設けたことを特徴とする手段5乃至7のいずれかに記載の遊技機。なお、取外規制手段の具体例としては、集中端子を接着剤で固定したり、カシメたり、ハンダ接合したり、溶着したりすることが考えられる。或いは、各接続部分(端子との接続部分)を封入状態としたり(例えばケース内に封止状態としたり)、カバーを設けたりすることが挙げられる。 【0024】手段8によれば、取外規制手段により集中端子の取外が困難となることから、より一層、集中端子取外による不正行為の防止を図ることができる。 【0025】手段9.少なくとも前記集中端子を外部から視認可能としたことを特徴とする手段5乃至8のいずれかに記載の遊技機。 【0026】手段9によれば、少なくとも集中端子が外部から視認可能となっているため、集中端子が外れた場合にそれを容易に発見することが可能となる。その結果、異常に対する速やかな措置をとることが可能となる。また、不正行為の速やかな発見も可能となる。 【0027】手段10.前記複数本のケーブルのうち、前記払出検出手段に関連するケーブルを最端部側に設けるようにしたことを特徴とする手段5乃至9のいずれかに記載の遊技機。 【0028】手段10によれば、複数本のケーブルのうち、払出検出手段に関連するケーブルを最端部側に設けられることから、該ケーブルの切断等の不正が行われた場合には、容易にそれを発見することができ、もって間接的側面から不正防止を図ることができる。 【0029】手段11.前記複数本のケーブルのうち、前記払出検出手段に関連するケーブルを中心部側に設けるようにしたことを特徴とする手段5乃至9のいずれかに記載の遊技機。 【0030】手段11によれば、複数本のケーブルのうち、払出検出手段に関連するケーブルが中心部側に設けられることから、該ケーブルを特定して切断等することが比較的困難となる。かかる意味で、不正防止の一助となりうる。 【0031】手段12.前記複数本のケーブルのうち、前記払出検出手段に関連するケーブルの外観を、他のケーブルとは異ならしめたことを特徴とする手段5乃至11のいずれかに記載の遊技機。 【0032】手段12によれば、複数本のケーブルのうち、払出検出手段に関連するケーブルの外観が他のケーブルとは異なっているため、該ケーブルに切断等の不正が行われた場合には、容易にそれを発見することができ、もって間接的側面から不正防止を図ることができる。 【0033】手段13.手段1乃至12のいずれかにおいて、遊技機はパチンコ遊技機であること。中でも、パチンコ遊技機の基本構成としては、操作ハンドルを備えていてそのハンドル操作に応じて遊技球を所定の遊技領域に発射させ、遊技球が遊技領域内の所定の位置に配置された作動口に入賞することを必要条件として可変表示装置の表示部において変動表示されている識別情報が所定時間後に確定停止表示されることが挙げられる。また、特別遊技状態発生時には遊技領域内の所定の位置に配置された可変入賞装置が所定の態様で開放されて遊技球を入賞可能とし、その入賞個数に応じた有価価値(景品球のみならず、磁気カードへの書き込み等も含む)が付与されることが挙げられる。 【0034】手段14.手段1乃至12のいずれかにおいて、遊技機は回胴式遊技機であること。ここで、回胴式遊技機の構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列(具体的にはリールであり、識別情報はリールに付されたシンボルである)を変動表示(具体的にはリールの回動である)した後に識別情報を確定停止表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して或いは所定時間経過することにより識別情報の変動が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段を備えた回胴式遊技機」となる。なお、回胴式遊技機にあっては、前記リール等を具備する可変表示手段を可変表示装置として捉えてもよいし、前記リールとは別途設けられ、前記識別情報に対応する(疑似的な対応であってもよい)識別情報を表示可能な表示装置(例えば液晶表示装置)をここにいう可変表示装置として捉えてもよい。 【0035】手段15.手段1乃至12のいずれかにおいて、遊技機はパチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機であること。中でも、前記融合させた遊技機の基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列(具体的にはリールであり、識別情報はリールに付されたシンボルである)を変動表示(具体的にはリールの回動である)した後に識別情報を確定停止表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して或いは所定時間経過することにより識別情報の変動が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として遊技球を使用するとともに、前記識別情報の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成されてなる遊技機」となる。なお、かかる遊技機にあっては、前記リール等を具備する可変表示手段を可変表示装置として捉えてもよいし、前記リールとは別途設けられ、前記識別情報に対応する(疑似的な対応であってもよい)識別情報を表示可能な表示装置(例えば液晶表示装置)をここにいう可変表示装置として捉えてもよい。 【0036】 【発明の実施の形態】以下に、パチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」という)について具体化した一実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。 【0037】図1に示すように、外枠1には前枠2が回動軸を中心に回動可能に装着されている。同図では前枠2は閉じた状態にある。前枠2には、遊技盤3(図2参照)、遊技盤3の前方に設けられガラス板4aを有してなるガラス扉枠4、上皿5、下皿6、ハンドル7等が装着されている。上皿5の側方であって、前枠2の内部にはスピーカ8が埋設されている。スピーカ8は、遊技の進行に伴い種々の効果音を鳴らしたり、遊技者に遊技状態を音声にて報知する。前枠2内部には各種機構部が配設されている。 【0038】次に、遊技盤3の遊技面上の構成について説明する。図2,3に示すように、遊技盤3には、作動口ユニット11及び大入賞口ユニット12が設けられている。作動口ユニット11は、遊技媒体としての遊技球Bの作動口11a及び作動ゲート11bを備えており、その作動口11aの入口には羽根13が開閉可能に支持されている。 【0039】また、大入賞口ユニット12は、大入賞口12a及びシャッタ14を備えている。シャッタ14は、大入賞口12aの側部に設けられた図示しない大入賞口用ソレノイドにより作動させられ、大入賞口12aを開閉する。詳しくは、当該ソレノイドが励磁状態となることにより、シャッタ14が略水平に傾き、これにより大入賞口12aが開かれる。また、ソレノイドが非励磁状態となることにより、シャッタ14が略垂直状態となり、これにより大入賞口12aは閉鎖される。 【0040】さらに、遊技盤3の側部には、一般入賞口ユニット15,16,17,18が設けられている。一般入賞口ユニット15〜18は、一般入賞口15a,16a,17a,18aを備えている。 【0041】遊技盤3の中央部分(大入賞口ユニット12の上方)には、可変表示装置を構成する特別図柄表示装置(以下、単に「表示装置」という)19が組込まれている。表示装置19は、液晶ディスプレイ(LCD)よりなる表示部19aを備えており、ここに複数の(例えば3つの)図柄列が表示される。図柄列は、基本的には、複数種類の図柄によって構成されている。これらの図柄は、特別遊技図柄としての大当たり図柄、外れリーチ図柄及び外れ図柄のいずれかになりうる。 【0042】表示装置19の表示部19aでは、各図柄列の図柄変動(回転変動)が、遊技球Bの作動口11aへの入賞に基づいて開始させられる。また、大当たり図柄、外れリーチ図柄、外れ図柄の中から1つが選択され、これが停止図柄として設定される。停止図柄とは、各図柄列が図柄変動を停止したときに表示される図柄である。 【0043】大当たり図柄は、いわゆるリーチ状態を経た後、遊技者に有利な大当たり状態を発生させるための図柄である。詳しくは、全ての図柄列の変動が停止させられたとき、表示されている図柄の組合せが、予め定められた大当たりの組合せ、すなわち、同一種類の図柄が大当たりラインに沿って並んでいるときの同図柄の組合せ(例えば、「7」、「7」、「7」の図柄)となる場合がある。この組合せを構成する図柄が「大当たり図柄」である。大当たりの組合せが成立すると、特別電動役物が作動し(大入賞口12aが開かれ)、遊技者にとって有利な大当たり状態の到来、すなわち、より多くの賞球を獲得することが可能となる。 【0044】表示装置19において、表示部19aの上方には、発光ダイオード(LED)からなる保留ランプ21a,21b,21c,21dが組み込まれている。保留ランプ21a〜21dは、基本的には作動口11aへの入賞に基づく変動表示の保留毎に点灯させられ、その保留に対応した変動表示の実行に伴い消灯させられる。 【0045】また、表示装置19の上部には、普通図柄表示部たるLEDよりなる7セグ表示部22が設けられている。さらに、前記表示装置22の左右両側方には一対の通過ゲート23a,24aを備えた通過ゲートユニット23,24が配設されている。同通過ゲート23a,24aを遊技球Bが通過することに基づいて、前記7セグ表示部22が作動する。本実施の形態では、7セグ表示部22は、「0」から「9」までの数字を可変表示する。そして、その数字が所定値(本実施の形態では「7」)で停止することに基づいて、作動口ユニット11の羽根13が所定秒数開放するようになっている。この開放により、作動口11aへの入賞が比較的容易なものとなる。普通図柄表示部では、遊技球Bの通過ゲート23a,24aの通過回数を4回まで記憶することができ、図示しない4つの保留ランプでその保留数を表示する。 【0046】また、遊技盤3の複数箇所には、遊技効果を高めるための各種ランプ等の他の役物が取付けられている(ランプ風車、コーナー飾り等)。 【0047】本実施の形態では、遊技者の操作に応じて変化するパチンコ機の遊技状態を検出するべく、遊技盤3には、入賞球検出手段としての種々の検出スイッチが取付けられている。より詳しくは、作動ゲート11bには、作動ゲート用スイッチ31が設けられている。また、作動口11a近傍には作動口用スイッチ32が設けられている。本実施の形態では、作動口用スイッチ32にて遊技球Bの入賞が検出された場合、遊技者に対し、1入賞あたり5個の景品球が払い出されるようになっている。 【0048】また、大入賞口12a近傍には、2つの大入賞口用スイッチ33,34が設けられている。シャッタ14の内側面には、逆ハの字状をなす図示しない案内レールが一体形成されており、該案内レールにより、大入賞口12aに入賞した入賞球は円滑に、かつ、速やかにいずれかの大入賞口用スイッチ33,34を通過しうる。本実施の形態では、大入賞口用スイッチ33,34にて遊技球Bの入賞が検出された場合、遊技者に対し、1入賞あたり15個の景品球が払い出されるようになっている。 【0049】さらに、一般入賞口15a〜18a近傍には、一般入賞口用スイッチ35,36,37,38が設けられている。本実施の形態では、一般入賞口用スイッチ35〜38にて遊技球Bの入賞が検出された場合、遊技者に対し、1入賞あたり10個の景品球が払い出されるようになっている。 【0050】併せて、通過ゲート23,24には、通過ゲート用スイッチ39,40が設けられている。 【0051】本実施の形態では、これらのスイッチ31〜40により、遊技球Bの作動ゲート11bの通過や作動口11aへの入賞、大入賞口12aへの入賞、或いは一般入賞口15a〜18aへの入賞や、通過ゲート23a,24aの通過等が検出されるようになっている。また、本実施の形態では、各スイッチ32〜38の検出結果に基づき、景品球払出装置41等の駆動制御が導出されるようになっている。景品球払出装置41等は、パルスモータを備えており、該モータが駆動させられることにより、図示しないタンク等に貯留されている景品球(遊技球B)が、払い出し通路を通って、上皿5(又は下皿6)へと払い出されるようになっている。 【0052】本実施の形態では、上記各スイッチ31〜40の検出結果に基づき、各種ソレノイドや、表示装置19、各保留ランプ21a〜21d、各種ランプ、スピーカ8等をそれぞれ駆動制御するために制御装置50が設けられている。制御装置50は、これらの駆動制御に加えて、上記各スイッチ32〜38の検出信号に基づき、直接的に景品球払出装置41等のモータに対し払い出し信号を出力する。景品球払出装置41等のモータは、この出力信号に基づいて駆動制御される。 【0053】本実施の形態における制御装置50は、図3,4に示すように、主基板51、払出制御基板52、特別図柄表示装置基板53、音声制御基板54、ランプ制御基板55及び発射制御基板56等を含んでいる。換言すれば、制御装置50は、これら各種基板の総称であって、これら各種基板を概念的に包括するためのものである。前記遊技盤3の背面側に設けられた機構盤の上部には、主たる電源(電源電圧)が供給される電源スイッチ基板61が設けられているとともに、機構盤の下部には、前記電源スイッチ基板61からの電源を適宜分配するための電源分配基板62が設けられている。前記主基板51は、前記機構盤の背面側において、前記表示装置19の下方に設けられている。また、払出制御基板52は、前記主基板51の側方に設けられている。なお、該払出制御基板52の上方には、前述した景品球払出装置41と、貸球払出装置(コインの投入、又は、購入操作に基づき遊技者に遊技球Bを貸与するための装置)42とが並列状態で設けられている。当該主基板51及び払出制御基板52には、前記電源分配基板62からの分配された電源電圧がそれぞれ印加(供給)される。また、これとともに、特別図柄表示装置基板53、音声制御基板54及びランプ制御基板55には、主基板51からの電源電圧がそれぞれ供給される。さらに、発射制御基板56には、前記払出制御基板52からの電源電圧が供給されるようになっている。 【0054】なお、主基板51、払出制御基板52をはじめとする各種基板は、それぞれ読み出し専用メモリ(ROM)、中央処理装置(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、バックアップRAM等を備えている。ROMは所定の制御プログラムや初期データを予め記憶しており、CPUはROMの制御プログラム等に従って各種演算処理を実行する。さらに、RAMは、CPUによる演算結果等の各種データを一時的に記憶し、バックアップRAMは、各種データを予備的に記憶する。 【0055】電源分配基板62には、コンデンサよりなる予備電源供給手段が備えられており、当該予備電源供給手段によって、払出制御基板52のバックアップRAMに対し、所定時間所定の電源電圧を供給することができるようになっている。すなわち、電源スイッチ基板61からの電源が供給されている間、電源分配基板62は蓄電可能となっている。そして、停電時等の電源オフ時においては、電源分配基板62から電源が供給されることによって、バックアップRAMに記憶されているデータの記憶が保持されるようになっている。 【0056】本実施の形態では、基本的には、前記主基板51により主たる制御が司られるようになっている。主基板51は、そのときどきの遊技状況に応じて指令としてのコマンドを払出制御基板52、特別図柄表示装置基板53、音声制御基板54、ランプ制御基板55及び発射制御基板56等へと出力(送信)する。また、当該コマンドを受けた払出制御基板52等は、各種装置へと駆動信号を出力する。たとえば、主基板51から、所定数の景品球の払出指令を受けた払出制御基板52は、景品球払出装置41(モータ)へと駆動信号を出力する。つまり、景品球払出装置41(及び貸球払出装置42)(のモータ)は、払出制御基板52からの出力信号に基づいて駆動制御されるようになっている。かかる構成により、主基板51にかかる負担軽減が図られている。 【0057】前記払出制御基板52には、状態を表示するための状態表示部63が設けられている。当該状態表示部63は、各種エラーが発生したこと、パチンコ機が初期状態にあること等を表示することができるようになっている。より詳しくは、状態表示部63は、各種数値、文字等をセグメント表示可能となっている。そして、パチンコ機が初期状態にあるとき、つまり、エラーが表示されておらず、前記バックアップRAMに払出データがない場合には、状態表示部63は「0」を表示するようになっている。また、景品球払出装置41等に何らかのエラー(例えばモータ近傍での球詰まり、モータの故障、後述する払出カウントスイッチ101(実際の払い出し個数を計数するもの)の異常・故障、或いは該カウントスイッチ101近傍での球詰まり等)が発生した場合には、状態表示部63は、各種エラーの種別に応じた態様で、例えば「A」「C」「H」「2」「6」等の文字、数字等を表示するようになっている。さらに、前記エラー表示が解除され、かつ、前記バックアップRAMに払出データがある場合には、状態表示部63は、セグメントが1つずつ環を描くように順次回転変動表示を行うようになっている。 【0058】また、前記状態表示部63の近傍には、リセットスイッチ64及び球抜きスイッチ65が設けられている。ここで、リセットスイッチ64は、上述したエラー表示の解除を行ったり、バックアップRAMに記憶されている払出データの解除等を行ったりするためのものであり、オペレータの押圧操作によって各種解除等が行われるようになっている。すなわち、リセットスイッチ64を第1の所定時間T1(例えば2秒間)の間継続的に押圧した場合には、上述したエラー表示の解除が行われるようになっている。また、その後さらに継続して第2の所定時間T2(例えばさらに3秒間、合計5秒間)の間リセットスイッチ64を継続的に押圧した場合には、バックアップRAMに記憶されている払出データの解除及び状態表示部63の初期化表示が行われるようになっている。なお、前記球抜きスイッチ65は、点検時等のために、前記払い出し通路内の遊技球Bを抜き取るためのスイッチである。 【0059】次に、本実施の形態における景品球払出装置41等に関連する特徴部分について説明する。本実施の形態における景品球払出装置41は、前記払い出し通路に臨むようにして、自身の回転に伴い景品球の払出を導出するための回転体(例えばスプロケット)(図示略)を備えている。また、図5に示すように、景品球払出装置41は、該スプロケットを回転させるためのモータ102と、払出装置用基板103と、前記払い出し通路の途中に設けられた前記払出カウントスイッチ101とを備えており、これらはケース(図示略)内に収納されている。なお、ケースの大部分は、ポリカーボネート製の透明の合成樹脂材料よりなり、払出装置用基板103等を外部から視認可能となっている。 【0060】また、景品球払出装置41の近傍には、枠中継端子板110が設けられている。かかる枠中継端子板110についても大部分が図示しないケースで覆われている。該枠中継端子板110には、複数の集中端子用ソケット部(より詳しくは払出装置用ソケット部111、主基板用ソケット部112、払出基板用ソケット部113等)が設けられている。なお、枠中継端子板110には、貸球払出装置用のソケット部等も設けられているが、ここでの説明は省略する。 【0061】前記枠中継端子板110の払出装置用ソケット部111には、払出装置用ケーブルコネクタ114の一方の集中端子115Aが接続されている。より詳しくは、払出装置用ケーブルコネクタ114は複数本のケーブル116と、これら複数本のケーブル116の両端に設けられた一対の集中端子115A,115Bとを備えており、他方の集中端子115Bは、前記払出装置用基板103のソケット部に接続されている。前記複数本のケーブル116のうち、1本のケーブル116aは、前記払出カウントスイッチ101に対し電気的に接続されるものである。また、他のケーブル116のうち、少なくとも1本は、モータ102に対し電気的に接続されるものである。 【0062】本実施の形態では、当該ケーブル116aは、複数本のケーブル116のうち、最端部側に設けられている。また、当該ケーブル116aは、他のケーブル116とは異なる色彩を有している。これらの措置が講じられていることで、該ケーブル116aが切断等された場合には、その旨を容易に把握することができるようになっている。 【0063】なお、当該ケーブル116aを最端部以外の例えば中央部に設けることとしてもよい。このようにケーブル116aを設けることで(特に他のケーブル116と同一色とすることで)、当該ケーブル116aを識別にくくすることができ、切断等の不正行為を行いにくくすることができる。 【0064】また、前記枠中継端子板110の主基板用ソケット部112には、主基板用ケーブルコネクタ121の一方の集中端子122Aが接続されている。より詳しくは、主基板用ケーブルコネクタ121は複数本のケーブル123と、これら複数本のケーブル123の両端に設けられた一対の集中端子122A,122Bとを備えており、他方の集中端子122Bは、前記主基板51のソケット部に接続されている。前記複数本のケーブル123のうち、1本のケーブル123aは、前記ケーブル116a等を介して払出カウントスイッチ101に電気的に接続されるものである。また、他のケーブル123は、例えばタンクに設けられ、タンク内の遊技球の有無を検出するためのタンク内球検出センサや、下受皿6の奥に設けられ、下受皿6の遊技球が満杯であることを検出するための満杯検出センサ等に関連するものである。 【0065】当該ケーブル123aについても、複数本のケーブル123のうちの最端部側に設けられており、かつ、他のケーブル123とは異なる色彩を有している。但し、当該ケーブル123aについても中央部に設けたり、同一色としたりしてもよい。 【0066】さらに、前記枠中継端子板110の払出制御基板用ソケット部113には、払出制御基板用ケーブルコネクタ131の一方の集中端子132Aが接続されている。より詳しくは、払出制御基板用ケーブルコネクタ131は複数本のケーブル133と、これら複数本のケーブル133の両端に設けられた一対の集中端子132A,132Bとを備えており、他方の集中端子132Bは、前記払出制御基板132のソケット部に接続されている。前記複数本のケーブル133のうち、1本のケーブル133aは、前記ケーブル116a等を介して払出カウントスイッチ101に電気的に接続されるものである。また、他のケーブル133は、例えば貸球カウントスイッチ等に関連するものである。 【0067】当該ケーブル133aについても、複数本のケーブル123のうちの最端部側に設けられており、かつ、他のケーブル133とは異なる色彩を有している。但し、当該ケーブル133aについても中央部に設けたり、同一色としたりしてもよい。 【0068】次に、上記のように構成されてなる本実施の形態の作用効果について説明する。 【0069】従来であれば、景品球払出装置の作動中に、払出カウントスイッチに関連するコネクタが抜かれたり、ケーブルが切断されたりした場合、あるいは、偶発的にコネクタやケーブルに異常が生じたような場合には、主基板からの払出指令がある以上、景品球払出装置が作動され続けるおそれがあった。かかる場合、不正に(正常でない状態で)大量の景品球が払い出されてしまうおそれがあった。これに対し、本実施の形態では、払出カウントスイッチ101に関連するコネクタは全て集中端子115A,115B,122A,122B,132A,132Bとなっており、しかも、これら集中端子115A等に関連するケーブルには、払出カウントスイッチ101以外に関連するもの(例えばモータ102の作動に関連するもの)も含まれている。例えば、景品球払出装置41の作動中に集中端子115Aが払出装置用ソケット部111から抜かれるといった不正が行われた場合、ケーブル116には、モータ102の作動に関連するものも含まれているため、モータ102の作動も停止することとなる。このため、コネクタ(本実施の形態では集中端子115A,115B,122A,122B,132A,132B)が不正に抜かれることによって、不正に大量の景品球が払い出されてしまうといった事態を防止することができる。 【0070】また、景品球払出装置41の作動中にケーブルが切断されるといった不正が行われた場合であって、各ケーブル116、123、又は133が束で切断等された場合には、上記同様、モータ102の作動が停止する。このため、ケーブルの一斉切断によって、不正に大量の景品球が払い出されてしまうといった事態を防止することができる。また、不正行為を行おうとする者が、払出カウントスイッチ101に関連するケーブル116a,123a,133aのみを狙って切断したとしても、上述したように本実施の形態では、当該切断を瞬時にして把握することができる。このため、不正を容易に発見できることとなり、かかる点で間接的側面から不正の防止を図ることができる。 【0071】勿論、偶発的に集中端子115A,115B,122A,122B,132A,132Bやケーブル116,123,133に異常が生じたような場合にも、上記と同様に大量の景品球が払い出されてしまうといった事態を防止することも可能となる。 【0072】尚、上述した実施の形態の記載内容に限定されることなく、例えば次のように実施してもよい。 【0073】(a)上記実施の形態では、払出カウントスイッチ101に関連するコネクタを全て集中端子115A,115B,122A,122B,132A,132Bとしている。これに対し、枠中継端子板110の払出装置用ソケット部111と、払出装置用基板103のソケット部とを接続するコネクタのみを集中端子115A,115Bとしてもよい。 【0074】(b)また、上記実施の形態では特に言及していないが、各集中端子115A,115B,122A,122B,132A,132Bを取外不能或いは取外困難な構成としてもよい。例えば、各集中端子を接着剤で固定したり、カシメたり、ハンダ接合したり、溶着したりすることが考えられる。或いは、各接続部分(ソケット部と端子との接続部分)を封入状態としたり(例えばケース内に封止状態としたり)、カバーを設けたりすることが考えられる。このような構成とした場合、必ずしも集中端子を採用しない構成としてもよい。 【0075】(c)各ケーブル116,123,133において、ダミーのケーブルを設けたり、束ねて捻ったりして、払出カウントスイッチ101に関連するケーブル116a,123a,133aを特定しづらい構成としてもよい。 【0076】(d)上記実施の形態では特に言及していないが、景品球払出装置41の作動中に、払出カウントスイッチ101に関連する集中端子115A,115B,122A,122B,132A,132Bが抜かれたり、ケーブル116,123,133が切断されたりした場合には、景品球払出装置41(モータ102)の作動を停止させることとしてもよい。 【0077】(e)上記実施の形態では、景品球払出装置41及び貸球払出装置42を有するタイプのパチンコ機に具体化したが、両払出装置を共通化して、1つの払出装置を有するタイプのパチンコ機にも具体化することができる。 【0078】(f)上記実施の形態では、各種スイッチ31〜40により、遊技球Bの作動ゲート11bの通過や作動口11aへの入賞、大入賞口12aへの入賞、或いは一般入賞口15a〜18aへの入賞や、通過ゲート23a,24aの通過等が検出されるようになっていた。これに対し、複数の通路(例えば左右の一般入賞口用通路)を1つに合流させた上で、検出スイッチを共有化してもよい。 【0079】(g)上記実施の形態では、状態表示部63において、バックアップデータの有無を表示することとなっていたが、データの有無のみならず、データの内容(例えば払い出すべき景品球の数や入賞個数等)を表示可能な構成となっていてもよい。 【0080】(h)上記実施の形態では特に言及しなかったが、別途機械的に払い出しに関するデータを記憶可能な記憶手段(例えば従来における景品球処理装置又はこれに準ずるもの)を備えていても差し支えない。 【0081】(i)上記実施の形態では、状態表示部63において、各種エラー種別をも報知可能となっていたが、種別を表示しないような構成となっていてもよい。つまり、あらゆるエラーに対して一義的に「総合的なエラー表示」を行うような構成となっていてもよい。 【0082】(j)上記実施の形態では、エラー情報等を状態表示部63においてセグメント表示する構成となっていたが、別途の表示方法にて表示を行うもの(例えばランプ、液晶表示等)を用いてもよい。また、状態表示部を遊技者から視認できる側(正面側等)に設けてもよい。 【0083】(k)また、報知方法として、表示以外に、或いは表示と併せて、音声等を用いた報知を行うこととしてもよい。さらに、結果的にエラー表示が解除された場合と、払出データが消去等された場合とで、別の報知を行うこととしてもよい。 【0084】(l)上記各実施の形態では、リセットスイッチ64、並びに、エラーリセットスイッチ64A及び払出データリセットスイッチ64Bを払出制御基板52に設ける構成としたが、他の部位(例えば他の基板、あるいは、パチンコ機の正面側、あるいは、不正の困難な隠れた部位等)に設けてもよい。 【0085】(m)上記実施の形態では、電源分配基板62を設ける構成としたが、当該基板を省略してもよい。また、コンデンサよりなる予備電源供給手段によって電源電圧を供給することができる所定期間は、何ら限定されるものではないが、例えば、遊技場の営業終了時間から次回の営業開始時間までの間の時間(例えば12時間、11時間、10時間等)よりも短いことが望ましい。かかる構成とすることで、営業終了による電源オフ後、次の営業開始に際して、記憶された払出データに基づいて遊技球が払い出されてしまうといった事態を回避することができる。 【0086】(n)上記実施の形態とは異なるタイプのパチンコ機等にも適用できる。例えば、大当たり図柄が表示された後に所定の領域に遊技球を入賞させることを必要条件として特別遊技状態となるパチンコ機として実施してもよい。また、表示部のないパチンコ機(例えば大羽根等の変動入賞装置やクルーンといった役物が搭載されているタイプや、いわゆる多くのチューリップが搭載されているタイプ等)にも応用できる。また、パチンコ機以外にも、アレパチ、雀球、スロットマシン、パチンコ機とスロットマシンとが融合した遊技機等の各種遊技機として実施することも可能である。なお、スロットマシンは、例えばコインを投入して図柄有効ラインを決定させた状態で操作レバーを操作することにより図柄が変動され、ストップボタンを操作することにより図柄が停止されて確定される周知のものである。この場合、遊技媒体はコイン、メダル等が代表例として挙げられる。 【0087】また、パチンコ機とスロットマシンとが融合した遊技機の具体例としては、複数の図柄からなる図柄列を変動表示した後に図柄を確定表示する可変表示手段を備えており、遊技球打出用のハンドルを備えていないものが挙げられる。この場合、所定の操作(ボタン操作)に基づく、所定量の遊技球の投入の後、例えば操作レバーの操作に起因して図柄の変動が開始され、例えばストップボタンの操作に起因して或いは所定時間経過することにより図柄の変動が停止され、その停止時の確定図柄がいわゆる大当たり図柄であることを必要条件として遊技者に有利な大当たり状態が発生させられ、遊技者には、下部の受皿に多量の遊技球が払い出されるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000144522 【氏名又は名称】株式会社三洋物産 【住所又は居所】愛知県名古屋市千種区今池3丁目9番21号
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| 【出願日】 |
平成13年12月6日(2001.12.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111095 【弁理士】 【氏名又は名称】川口 光男
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| 【公開番号】 |
特開2003−169939(P2003−169939A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月17日(2003.6.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−373454(P2001−373454) |
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