| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】江羅 佳弘 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内
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| 【要約】 |
【課題】遊技者に特定表示結果になる期待感を与えることで、遊技意欲を低下させることがないようにした遊技機を提供する。
【解決手段】表示状態を変動表示可能な表示装置14を有し、表示状態を変動させた後に、表示結果を確定表示させる制御を実行するとともに、表示装置14に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に、遊技者にとって有利な遊技状態に制御可能な遊技機において、特定表示結果となる場合の変動表示中に、第1の確率で、特定表示結果となることを予告報知する予告報知手段を備え、予告報知手段は、所定の遊技条件が成立した場合に、第1の確率よりも高確率の第2の確率で、特定表示結果となる場合の変動表示中に、特定表示結果となることを予告報知する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表示状態を変動表示可能な表示装置を有し、表示状態を変動させた後に、表示結果を確定表示させる制御を実行するとともに、前記表示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に、遊技者にとって有利な遊技状態に制御可能な遊技機において、前記特定表示結果となる場合の変動表示中に、第1の確率で、前記特定表示結果となることを予告報知する予告報知手段を備え、前記予告報知手段は、所定の遊技条件が成立した場合に、前記第1の確率よりも高確率の第2の確率で、前記特定表示結果となる場合の変動表示中に、前記特定表示結果となることを予告報知するようになっていることを特徴とする遊技機。 【請求項2】 表示状態を変動表示する回数を計数記憶するとともに、特定表示結果となる場合に計数値をリセットする変動回数計数手段を備え、所定の遊技条件が成立した場合とは、前記変動回数計数手段による計数値が所定値を超過した場合であることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 【請求項3】 予告報知手段は、予告報告しての予告画像を表示装置に表示させる制御を実行するようになっていることを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。 【請求項4】 予告報知手段は、予告報告としての音声を出力させる制御を実行するようになっている請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術の分野】本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に関する。詳しくは、表示状態を変動表示可能な表示装置を有し、表示装置に表示される表示状態を変動させた後に、表示結果を確定表示させる制御を実行するとともに、表示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に、遊技者にとって有利な遊技状態に制御可能な遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、パチンコ機のような遊技機において、遊技盤の中央部に配置された複数列(例えば3列)の図柄から構成される識別情報を変動表示可能な表示装置を備えているものがある。そして所定の確率に基づいて、表示装置に表示された各識別情報が、特賞図柄として、予め定められた表示態様(例えば「1、1、1」)が成立した場合に、特賞状態を生起させ、遊技者に所定の遊技価値を付与するようにしている。 【0003】また、遊技の興趣性を高める演出として、識別情報の変動中に、一部の識別情報が特定表示結果となる条件を満たした場合(いわゆるリーチ状態時)に、通常とは異なる表示態様(いわゆるリーチアクション)を行わせるようにしているものもある。このリーチアクションには、複数パターンがある。 【0004】このような遊技機において、識別情報の変動回数が所定数を越えた場合に、特定のリーチアクションを表示させる確率を向上させるようにした遊技機が、特開平9―70475号公報に開示されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技術においては、識別情報の変動回数が所定数を越えるような所定の遊技条件が成立した場合に、表示結果が特定表示結果になるか否かに関係なく、特定のリーチアクションが数多く発生させるため、特定のリーチアクションが表示されたといっても、特定表示結果になることには繋がらず、むしろ、特定のリーチアクションが表示された場合は、特定表示結果となる確率は低下する。 【0006】そのため、遊技者は、特定のリーチアクションが表示されても、特定表示結果への期待感が薄れてしまい、その結果、遊技意欲を低下させてしまうおそれがある。 【0007】本発明は、上述のような従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、所定の遊技条件が成立した場合に、遊技者に特定表示結果になる期待感を与えることにより、遊技意欲を低下させることがないようにした遊技機を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。 (1)表示状態を変動表示可能な表示装置を有し、表示状態を変動させた後に、表示結果を確定表示させる制御を実行するとともに、前記表示装置に確定表示される表示結果が予め定められた特定表示結果になった場合に、遊技者にとって有利な遊技状態に制御可能な遊技機において、前記特定表示結果となる場合の変動表示中に、第1の確率で、前記特定表示結果となることを予告報知する予告報知手段を備え、前記予告報知手段は、所定の遊技条件が成立した場合に、前記第1の確率よりも高確率の第2の確率で、前記特定表示結果となる場合の変動表示中に、前記特定表示結果となることを予告報知する。 【0009】(2)上記(1)項において、表示状態を変動表示する回数を計数記憶するとともに、特定表示結果となる場合に計数値をリセットする変動回数計数手段を備え、所定の遊技条件が成立した場合とは、前記変動回数計数手段による計数値が所定値を超過した場合である。 【0010】(3)上記(1)または(2)項において、予告報知手段は、予告報告しての予告画像を表示装置に表示させる制御を実行する。 【0011】(4)上記(1)から(3)項にいずれかにおいて、予告報知手段は、予告報告としての音声を出力させる制御を実行する。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態における遊技機の一部分を構成する遊技盤(10)の正面図である。 【0013】遊技盤(10)は、外側ガイドレール(11)と内側ガイドレール(12)とによって包囲された円形状の遊技領域(13)を備え、遊技者の操作により、図外の発射装置から発射された遊技球が、遊技領域(13)を転動することにより、遊技が行われる。 【0014】なお、遊技領域(13)には、遊技釘が多数配置され、遊技球は、当接することにより、転動することになるが、該遊技釘は、図面簡素化のため省略してある。 【0015】遊技領域(13)の中央部には、特別図柄表示装置(14)が配置されている。特別図柄表示装置(14)は、「0」〜「9」の数字で構成される10種類の左、中、右3列の特別図柄(識別情報)等を表示可能に構成されている。 【0016】特別図柄表示装置(14)に、確定表示された各特別図柄が、予め定められた特定表示結果、例えば「4、4、4」のように、同一の数字が表示された場合に、特賞状態を生起させ、後述の変動入賞装置(18)を、遊技者にとって有利な状態に変動させ、遊技者に所定の遊技価値を付与することになる。 【0017】また、特別図柄表示装置(14)に確定表示された各特別図柄が、「7、7、7」のように、奇数で表示された場合には、さらに特賞状態が生起される確率を、特賞状態が所定回数(例えば1回)生起するまで向上させるようにしてある。 【0018】この確率向上期間中に、特別図柄表示装置(14)に確定表示された各特別図柄が、再び「7、7、7」のように、奇数で表示された場合には、さらに確率向上期間は延長される。 【0019】特別図柄表示装置(14)の下方には、特別図柄始動口(15)が配置され、また特別図柄始動口(15)の両側方には、普通図柄作動ゲート(16)が配置されている。 【0020】遊技球が特別図柄始動口(15)に入賞すると、所定の確率に基づいて、特賞状態を生起するか否かが判定され、その判定の結果をもって、特別図柄表示装置(14)の特別図柄を変動させ、その後に所定の図柄を確定表示させる。 【0021】また、遊技球が普通図柄作動ゲート(16)を通過すると、所定の確率に基づいて、準特賞状態を生起するか否かが判定され、その判定の結果をもって、特別図柄表示装置(14)の上方に配置された普通図柄表示装置(17)を変動表示させ、その後に所定の図柄を確定表示させる。 【0022】普通図柄表示装置(17)は、LEDで構成される普通図柄表示領域(17a)(17b)が、交互に点滅表示を行い、所定の確率に基づいて、普通図柄表示領域(17a)が点灯表示された場合に、準特賞状態を生起させ、特別図柄始動口(15)の左右の可動片(15a)(15b)を所定時間開放し、遊技球が特別図柄始動口(15)に入賞しやすくなる。図1では、可動片(15a)(15b)が開放した状態を示してある。 【0023】遊技領域(13)の下方には、変動入賞装置(18)が配置されている。変動入賞装置(18)は、特賞状態期間中に広幅の扉が前面側に開放され、遊技球が入賞可能な状態となる大入賞口(19)を備えている。 【0024】大入賞口(19)の扉が開放されている状態や、開閉を繰り返している状態で、遊技球が入賞可能な状態を、遊技者にとって有利な第1状態という。この第1状態以外の状態、つまり大入賞口(19)の扉が閉鎖されている状態により、遊技球が入賞不可能な状態を、遊技者にとって不利な第2状態という。 【0025】その他、遊技領域(13)には、遊技釘とともに遊技球の転動方向を変化させるランプ付き風車(20)、遊技球を遊技盤(10)の裏面に送るアウト口(21)、及びランプ表示装置(22)等が配置されている。 【0026】以上、遊技盤(10)に配置された各装置について説明したが、これら各装置のうち主要なものは、マイクロコンピュータによって制御されている。これについて、制御ブロック図を参照しつつ説明する。 【0027】図2は、遊技盤(10)に配置された各装置に係わる遊技制御ブロック図である。なお、図外の遊技機本体、遊技球を発射する発射装置、及び賞球排出装置を制御する制御系統や電源回路等は、ここでは省略する。 【0028】遊技制御手段の一部をなす主制御部(200)は、制御プログラムおよびデータを記憶したROM(201)と、CPUのワークエリアとして機能するRAM(202)とともに一体型のワンチップCPUとして構成され、ROM(201)に記憶された制御プログラムにより、一連の制御処理を実行する遊技制御手段が構成されている。 【0029】また、主制御部(200)には、特別図柄始動口(15)の内部に配置され、遊技球の通過を検出する特別図柄始動スイッチ(150)、普通図柄作動ゲート(16)の内部に配置されて、遊技球の通過を検出する普通図柄作動スイッチ(160)、変動入賞装置(18)における大入賞口(19)の内部に配置されて、大入賞口(19)に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ(190)、同じく変動入賞装置(18)における大入賞口(19)の内部に配置されて、特定の領域を通過した遊技球のみを検出する特定領域スイッチ(195)が、入力ポート(210)を介して接続され、各検出信号を入力可能となっている。 【0030】さらに、主制御部(200)には、特別図柄表示装置(14)、変動入賞装置(18)における大入賞口(19)の広幅な扉を開放制御するための大入賞口作動ソレノイド(180)、特別図柄始動口(15)の可動片(15a)(15b)を開放制御するための普通電動役物作動ソレノイド(185)、ランプ付き風車(20)やランプ表示装置(22)等の表示灯を点灯制御するための表示灯装置(230)、図示しないスピーカーを制御するための効果音発生装置(240)が、出力ポート(220)を介して接続され、各制御信号を出力可能となっている。 【0031】次に、主制御部(200)が特別図柄表示装置(14)に対して実行する制御の一例について、図に示す遊技制御ブロック図に基づいて説明する。遊技球が特別図柄始動口(15)に入賞すると、主制御部(200)は、特別図柄始動スイッチ(150)からの信号を受信し、所定の確率に基づいて、特賞状態を生起するか否かの判定を行い、その判定にしたがって、特別図柄表示装置(14)へ表示指令情報を出力する。このとき、主制御部(200)は、効果音発生装置(240)へ効果音発生指令情報をも出力する。 【0032】表示指令情報には、特別図柄表示装置(14)の図柄変動開始を指示するとともに、図柄変動時間及び図柄変動態様を指定する図柄変動指定情報と、停止図柄を指定する停止図柄指定情報と、図柄変動終了を指定する変動停止指定情報とが含まれており、これら表示指令情報は、ROM(201)に格納されている。 【0033】主制御部(200)は、特別図柄表示装置(14)の図柄変動表示を開始させるような遊技状況となったときに、表示指令情報を、1回の変動表示制御において、所定のタイミングで特別図柄表示装置(14)に送信する。 【0034】図3は、予告報知手段の一例である特別図柄表示装置(14)に係わる表示制御ブロック図である。特別図柄表示装置(14)には、主制御部(200)からの表示指令情報を受信するためのデータ受信回路(320)と、受信した表示指令情報に基づいて表示制御を行うために必要な制御データを生成して、画像表示処理用LSI(310)に出力するCPU(表示制御手段)(300)と、CPU(300)の動作手順を記述したプログラムを内蔵するプログラムROM(330)と、ワークエリアやバッファメモリとして機能するRAM(340)と、画像表示処理を行う画像表示処理用LSI(310)と、画像表示処理用LSI(310)が展開した画像データを一時的に記憶するビデオRAM(350)と、画像表示処理用LSI(310)が画像展開するために必要なデータとして図柄データやキャラクタ画像データ等を格納したキャラクタROM(360)と、画像表示処理用LSI(310)から送出された画像データを用いて、表示画像を出力するLCDディスプレイ(370)とを有する表示制御手段が設けられている。なお、遊技制御手段は、前述の主制御部(200)と表示制御手段とを合わせたものから構成されている。 【0035】プログラムROM(330)のテーブル領域(330a)には、各特別図柄が特定表示結果となる場合の図柄変動中に、特定表示結果となることを事前に予告するか否かを抽選するための抽選確率テーブルが格納されている。抽選確率テーブルは、当選確率が低い(例えば当選確率1/100)第1の確率タイプと、当選確率が高い(例えば当選確率1/2)第2の確率タイプとの2通りある。 【0036】RAM(340)のカウンタ領域(340a)には、表示指令信号を受信するごとに1を加算し、表示指令信号に特定表示結果指令を含む場合は、0にリセットする変動回数計数カウンタが格納されている。これにより、特賞状態が生起するまでの図柄変動回数を計数することが可能となる。 【0037】CPU(300)は、特別図柄表示装置(14)が図柄変動中であることを示す図柄変動中情報や、停止した図柄内容を示す図柄情報等の表示関連情報を遊技機外部に出力する手段を備えている。特別図柄表示装置(14)はさらに、出力端子として、表示関連情報出力端子(380)を有している。 【0038】図4は、主制御部(200)が実行する処理のうちの本実施形態に係わる主要部を説明するフローチャートである。まずステップS400において、主制御部(200)は、特別図柄始動スイッチ(150)からの信号が入力されたか否かを判定する信号入力チェック処理を実行する。特別図柄始動スイッチ(150)からの信号が入力されたと判定する(YES)と、ステップS402へ移行する。一方、特別図柄始動スイッチ(150)からの信号が入力されないと判定する(NO)と、ここでの処理を終了する。 【0039】ステップS402において、主制御部(200)は、所定の確率に基づいて、特賞状態を生起するか否かの抽選処理を実行する。この抽選処理によって、前述の図柄変動指定情報と停止図柄指定情報と変動停止指定情報とがそれぞれ選択され、ステップS404へ移行する。この場合に、特賞状態を生起する際には、RAM(202)の所定エリアに特賞フラグを格納する。 【0040】ステップS404において、主制御部(200)は、ステップS402で選択した図柄変動指定情報と停止図柄指定情報と変動停止指定情報とからなる表示指令情報を、特別図柄表示装置(14)へ送信する。これにより、特別図柄表示装置(14)は、受信した表示指令情報に基づいて図柄変動制御を実行し、遊技者に特賞状態を生起するか否かの報知をしうるようになる。 【0041】ステップS406において、主制御部(200)は、ステップS402で特賞状態フラグを格納したか否かを判定するフラグチェック処理を実行する。ここで、特賞状態フラグを格納したと判定する(YES)と、ステップS408に移行し、特賞状態フラグを格納していないと判定する(NO)と、ここでの処理を終了する。 【0042】最後に、ステップS408において、主制御部(200)は、大入賞口(19)の広幅の扉を開放制御するための大入賞口作動ソレノイド(180)を駆動制御する特賞状態処理を実行する。 【0043】主制御部(200)は、特賞状態処理中に、大入賞口スイッチ(190)からの信号が10回入力されるか、または大入賞口(19)が開放してから30秒が経過すると、大入賞口(19)を閉鎖する駆動制御を実行する。また特定領域スイッチ(195)からの検出信号が入力された場合には、閉鎖後に再度開放する。これを最大15回まで繰返し可能に設定してある。 【0044】図5及び図6は、特別図柄表示装置(14)のLCDディスプレイ(370)に表示される例を示す模式図である。より詳しくは、特定表示結果となる場合の図柄変動中に、特定表示結果となることを事前に予告報知する表示例を示す。 【0045】図5は、特定表示結果となることを、事前に予告報知する第1の表示例を示す。3列の図柄である左図柄(401)、中図柄(402)、右図柄(403)が、上から下へ数字が「0」〜「9」の間で繰返すようにスクロール変動している状態のときに、図示した「大当たり」という予告メッセージ画像(404)が表示される。 【0046】このとき左図柄(401)には図柄「6」「7」が表示され、中図柄(402)には図柄「2」「3」が表示され、右図柄(403)には図柄「4」「5」が変動表示されている段階である。 【0047】この予告メッセージ画像(404)によって、遊技者は、図柄変動が確定していないにもかかわらず、特定表示結果となって特賞状態が生起されることを、事前に認識することができるようになる。 【0048】図6は、特定表示結果となることを、事前に予告報知する第2の表示例を示す。3列の図柄である左図柄(401)、中図柄(402)、右図柄(403)が、上から下へ数字が「0」〜「9」の間で繰返すようにスクロール変動している状態を経て、LCDディスプレイ(370)の中央下側の背景画像中に、神殿をモチーフにした予告キャラクタ画像(405)が表示される。 【0049】このとき、左図柄(401)には、図柄「3」が停止表示され、中図柄(402)には、図柄「1」「2」が変動表示され、右図柄(403)には図柄「3」が停止表示されている、いわゆるリーチ状態が形成されている段階である。 【0050】この予告キャラクタ画像(405)の出現によって、遊技者は、図柄変動が確定していないにもかかわらず、リーチ状態中に、特定表示結果となって特賞状態が生起されることを事前に認識することができる。 【0051】このように、特定表示結果となる場合の図柄変動中に、特定表示結果となることを事前に予告報知する表示例としては、図5に示す文字によるメッセージ画像や、図6に示すキャラクタ画像でもよく、双方の予告画像が表示されるものでよい。 【0052】また、特定表示結果となる場合の図柄変動中に、特定表示結果となることを事前に予告報知する表示例が表示させる時期は、図5に示す全図柄変動中や、図6に示すリーチ状態中、または全図柄変動開始時等でもよく、特定表示結果となる前であれば、時期は限定されない。 【0053】なお、本実施形態では、特定表示結果となる場合の図柄変動中に、特定表示結果となることを事前に予告報知する表示例を表示させる契機は、抽選によって決定されるが、特賞状態が生起するまでの期間に、図柄変動回数が所定回数を超過すると、高い確率で予告報知を表示させる制御構成となっている。この制御について、フローチャートを参照しつつ説明する。 【0054】図7は、特別図柄表示装置(14)が実行する処理のうちの本実施形態に係わる主要部を説明するフローチャートである。 【0055】まずステップS500において、CPU(300)は、データ受信回路(320)が主制御部(200)によって送信された表示指令情報を受信したか否かを判定する情報入力チェック処理を実行する。表示指令情報が受信したと判定する(YES)と、ステップS501へ移行する。一方、表示指令情報が受信されないと判定する(NO)と、ここでの処理を終了する。 【0056】ステップS501において、CPU(300)は、表示指令信号を受信したため、変動回数計数カウンタに1を加算する。 【0057】ステップS502において、CPU(300)は、受信した表示指令情報のうち図柄変動指定情報に、確定表示結果が特定表示結果となるための特定の表示指令情報が含まれているか否かを判定する。特定の表示指令情報が含まれていると判定する(YES)と、ステップS503へ移行する。一方、特定の表示指令情報が含まれていないと判定する(NO)と、ステップS506へ移行する。 【0058】ステップS503において、CPU(300)は、ステップS501で計数した変動回数計数カウンタ値が、所定値(ここでは500)を超過したか否かを判定する。所定値を超過したと判定する(YES)と、ステップS505へ移行する。一方、所定値を超過していないと判定する(NO)と、ステップS504へ移行する。 【0059】ステップS504において、CPU(300)は、特定表示結果となることを事前に予告するか否かを決定する抽選を、当選確率が低い(1/100)第1の確率タイプの抽選確率テーブルを用いて実行する。 【0060】ステップS505において、CPU(300)は、特定表示結果となることを事前に予告するか否かを決定する抽選を、当選確率が高い(1/2)第2の確率タイプの抽選確率テーブルを用いて実行する。 【0061】ステップS506において、CPU(300)は、左図柄(401)、中図柄(402)、右図柄(403)を変動開始させる表示制御を実行する。 【0062】ステップS507において、CPU(300)は、ステップS504またはステップS505での抽選により、特定表示結果となることを事前に予告するか否かを確認し、特定表示結果となることを事前に予告する場合は、ステップS507に移行して、予告報知するための表示制御を実行する。この表示制御により、前述の図5や図6に示す表示が行われる。 【0063】ステップS509において、CPU(300)は、変動停止指定情報の受信により、左図柄(401)、中図柄(402)、右図柄(403)を確定停止させる表示制御を実行する。ここでは、ステップS500で受信した表示指令情報のうち、停止図柄指定情報で指定された図柄による確定停止表示制御を行う。 【0064】ステップS510において、CPU(300)は、確定停止した図柄が特定表示結果か否かを判定し、特賞状態と判定する(YES)と、ステップS511に移行し、変動回数計数カウンタを0にリセットする制御を行なう。一方、特賞状態ではないと判定する(NO)と、こでの処理を終了する。 【0065】最後にステップS512において、CPU(300)は、特賞状態が生起したことを示す報知を行うための表示制御を実行する。 【0066】以上のように本実施形態においては、所定の遊技条件が成立すると、特定表示結果となる場合の変動表示中に、特定表示結果となることを予告報知する可能性が向上するので、遊技内容が多彩になり、遊技者は、表示装置に確定表示される表示結果に対して期待感を高めることができる。ここで、所定の遊技条件が成立するとは、特定表示結果とならない表示状態が所定回数を超過した場合だけではなく、遊技時間を計測して、特賞状態とならない時間が所定時間を超過した場合、発射球数を計数し、特賞状態とならない期間中に発射数が所定数を超過した場合等が挙げられる。 【0067】また、特定表示結果とならない表示状態が、所定回数(ここでは500回)を超過した場合には、通常時は表示されることの少ない予告報知画像が表示される可能性が向上するので、遊技者の遊技意欲を低下させない演出が可能となり、遊技者の遊技意欲を持続させることができる。加えて、第1または第2の確率による予告報知の抽選を特別図柄表示装置(14)側が実行する構成であるため、主制御部(200)側の制御負担を軽減させている。 【0068】さらに、予告通知を特別図柄表示装置(14)のLCDディスプレイ(370)に表示するため、図柄が変動表示している最中でも、遊技者は、視線を大きく逸らさずに予告報知を認識することができ、遊技に集中することができる。 【0069】予告報知は、効果音発生装置(240)から音声により報知する構成であってもよい。この場合は、臨場感が増し、遊技者の気分を高揚させることが可能となる。これとは別に、予告報知を表示灯装置(230)の制御により、ランプ表示装置(22)等を点灯させてもよい。 【0070】以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に種々の変形や変更を施すことが可能である。例えば、第1及び第2の確率値を変更すること、2桁や4桁以上の識別情報やキャラクタによる識別情報を表示可能な表示装置を採用すること、変動回数計数カウンタを主制御部(200)側のRAM(202)に形成すること等が挙げられる。 【0071】また、複数列の図柄が予め定められた表示態様となった場合に、大入賞口(19)が開放する遊技機として説明したが、本発明は、図柄が予め定められた特定表示結果となったことにより、所定の入賞口が開放して(遊技者にとって有利な遊技状態)、開放期間中の所定の入賞口に遊技球が入賞した場合に、特定の入賞装置が開放する契機となる遊技機やスロットマシン等に対しても、適用可能である。 【0072】 【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏することができる。 (a) 請求項1記載の発明によると、所定の遊技条件が成立すると、特定表示結果となる場合の変動表示中に、予告報知される可能性が向上するとともに、特定表示結果になる期待感を高めることができるので、遊技内容が多彩になり、遊技者に、表示装置に確定表示される表示結果に対する期待感を高めさせることができる。 【0073】(b) 請求項2記載の発明によると、請求項1の効果に加えて、特定表示結果とならない表示状態が所定回数続いても、遊技者の遊技意欲を低下させない演出が可能となり、遊技者の遊技意欲を持続させることができる。 【0074】(c) 請求項3記載の発明によると、請求項1または2の効果に加えて、表示状態が変動表示している最中でも、視線を大きく逸らさずに予告報知を認識することができ、遊技者は遊技に集中することができる。 【0075】(d) 請求項4記載の発明によると、請求項1〜3のいずれかの効果に加えて、音声による予告報知により、臨場感が増し、遊技者の気分を高揚させることが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000154679 【氏名又は名称】株式会社平和 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8
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| 【出願日】 |
平成13年12月7日(2001.12.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060759 【弁理士】 【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−169931(P2003−169931A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月17日(2003.6.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−373968(P2001−373968) |
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