| 【発明の名称】 |
パチンコ機の遊技制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】北爪 秀人 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内
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| 【要約】 |
【課題】遊技者に有利な遊技状況の進行に遊技者の意志を反映させて遊技性の向上を図る。
【解決手段】制御装置11が図柄表示装置5による確定図柄が当たり図柄で揃った場合に開閉体7の開閉動作を中断し、遊技者が遊技進行操作機構3を操作すると、制御装置11が開閉体7を所定時間又は所定回数開閉して大当たり遊技が進行し、遊技者に有利な遊技状況が作られる一方、皿装置に打つべき球が残り少ないか又は無いことから遊技者が遊技進行操作機構3を操作しなければ、制御装置11が開閉体7を閉じたままとして大当たり遊技の進行を中断し、遊技者に有利な遊技状況を保留状態とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 始動入賞により遊技者に有利な遊技状況を作るパチンコ機の遊技制御装置において、遊技者に有利な遊技状況が作られる以前に当該遊技の進行を左右する遊技進行操作機構を備えたことを特徴とするパチンコ機の遊技制御装置。 【請求項2】 遊技進行操作機構の操作によって遊技者に有利な遊技状況の進行を行う開始手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の遊技制御装置。 【請求項3】 遊技進行操作機構の操作によって遊技者に有利な遊技状況を中断する中断手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の遊技制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は始動入賞により遊技者に有利な遊技状況を作るパチンコ機の遊技制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】特開平7−303733号公報で開示されたパチンコ機の遊技制御装置は始動入賞を契機として図柄表示装置の図柄変動を開始した後に停止し、その停止した確定図柄が当たり図柄で揃うと、可変入賞装置が開いた遊技者に有利な遊技状況を作るようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例は図柄表示装置による図柄確定から可変入賞装置の開くまでの時間を長くし、その期間内に遊技者の操作で図柄表示装置による確定図柄停止表示状態を解除するか、又は、遊技者の操作により開放時期を一時的に遅らせるという構造であるため、図柄確定から開閉までの時間を過ぎるか、又は、遊技者がその機能を知らなかったり、遅延操作を行わなかった場合には、可変入賞装置が開閉する大当たり遊技が進行してしまう。よって、確定図柄が当たり図柄で揃った際に、発射する球が丁度なくなってしまった場合には、遊技者が新たに球を借り受けるまでの間に大当たり遊技が始まってしまう問題点があった。 【0004】そこで、本発明は、遊技者に有利な遊技状況の進行に遊技者の意志を反映させて遊技性を向上させることができるパチンコ機の遊技制御装置を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明にあっては、遊技者に有利な遊技状況が作られる以前に当該遊技の進行を左右する遊技進行操作機構を備えたことによって、始動入賞に伴う遊技者に有利な遊技状況の進行に遊技者の意思を反映することができる。また、本発明にあっては、遊技進行操作機構の操作によって遊技者に有利な遊技状況の進行を行う開始手段を備えれば、遊技者が開始手段を操作しないと遊技者に有利な遊技状況の進行を適切に中断することができる。また、本発明にあっては、遊技進行操作機構の操作によって遊技者に有利な遊技状況を中断する中断手段を備えれば、遊技者が中断したいときにだけ中断手段を操作すればよいので、操作が楽になる。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は第1実施形態に係るパチンコ機の遊技制御装置を模式的に示す。遊技制御装置は始動入賞装置1、球検出器2、遊技進行操作機構3、操作スイッチ4、図柄表示装置5、可変入賞装置6、開閉駆動源8、警報器9、メッセージ表示器10及び制御装置11を備える。始動入賞装置1、球検出器2、図柄表示装置5及び可変入賞装置6は図外の遊技盤の意匠盤面のガイドレールで囲まれた内側の遊技領域に設けられる。遊技進行操作機構3は遊技盤の格納される図外の遊技機枠の前面に設けられる。球検出器2及び操作スイッチ4は制御装置11の入力機器であって、球検出器2は遊技盤の意匠盤面から始動入賞装置1に入賞した球を検出した始動入賞検出信号を制御装置11に出力し、操作スイッチ4は遊技進行操作機構3が遊技者で操作された場合にオン動作して操作信号を制御装置11に出力する。 【0007】図柄表示装置5、可変入賞装置6、開閉駆動源8、警報器9及びメッセージ表示器10は制御装置11の出力機器であって、図柄表示装置5は始動入賞に伴う図柄合わせ遊技を表示し、可変入賞装置6は図柄合わせ遊技の当たりに伴う大当たり遊技を行って遊技者に有利な遊技状況を作る。警報器9は遊技中断状況が長いことを遊技店や店員に報知する。メッセージ表示器10は中断した遊技者に有利な遊技状況を開始させる操作情報を遊技者に告知する。制御装置11は遊技盤の裏側又は遊技機枠の裏側に設けられており、制御装置11に格納された開始手段12、タイマー13及び長期判定値14は制御装置11に内蔵されたマイクロコンピュータがプログラムに従い制御処理を実行することによって具現化される。開始手段12は操作スイッチ4からの操作信号の有無によって遊技者に有利な遊技状況を作る大当たりとなる可変入賞装置6の開閉体7を開放する動作を進行するか又は中断するかを決定し、タイマー13は開閉体7の開閉動作中断からの経過時間を計時する。長期判定値14は開閉体7の開閉動作中断時間が長期であるか否かを判定するための基準値である。 【0008】本実施形態の動作について説明する。制御装置11が起動した状態において、遊技者が遊技機枠の前面に設けられた図外の球発射操作機構を操作し、遊技機枠の内部に設けられた図外の球発射機構から遊技領域に発射された球が始動入賞装置1に入賞し、球検出器2から始動入賞検出信号が制御装置11に入力され、制御装置11が始動入賞信号の入力を検出したことから、ステップ101がYESであると、制御装置11が始動入賞検出信号に基づく賞球払出処理及び図柄合わせ遊技処理を開始する。賞球払出処理により制御装置11が遊技機枠の裏側に設けられた図外の球払出機構を駆動し、球払出機構が所定数の賞球を遊技機枠の前側に設けられた図外の皿装置に払い出す。図柄合わせ遊技処理の開始により制御装置11は抽選処理、抽選処理の結果による図柄変動処理、抽選処理の結果による大当たり処理を実行する。 【0009】抽選処理では制御装置11での始動入賞検出信号の入力タイミングにより図柄変動による当たり・外れ抽選を実行し、その抽選結果を記憶する。図柄変動処理では制御装置11が図柄表示装置5を次のように駆動する。抽選結果として当たりが記憶されている場合、制御装置11が図柄表示装置5の図柄変動を開始した後に当たり図柄に揃うように停止する(停止した確定図柄が当たり図柄で揃う)。抽選結果として外れが記憶されている場合、制御装置11が図柄表示装置5の図柄変動を開始した後に外れ図柄に揃うように停止する(停止した確定図柄が当たり図柄以外の図柄となる)。大当たり処理は抽選処理の結果として当たりが決定された場合だけ、図柄表示装置5による図柄変動の停止後に制御装置11が実行する。大当たり処理では上記図柄表示装置5の確定図柄が当たり図柄で揃った後に制御装置11が開閉駆動源8を制御し、開閉駆動源8が可変入賞装置6の開閉体7を所定時間又は所定回数開閉する。 【0010】第1実施形態では確定図柄が当たり図柄で揃う遊技状況において、遊技者が遊技進行操作機構3を操作しなければ、その後に続く開閉体7の開閉動作を中断する。例えば、図柄表示装置5が図柄変動後の確定図柄が当たり図柄で揃った場合に、開閉体7の開閉動作を中断する(開閉体7が一回も開閉しない状態)一方、ステップ102でメッセージ表示処理を実行する。メッセージ表示処理によって、制御装置11が「皿装置に発射すべき球が存在するならば遊技進行操作機構3を操作し、皿装置に発射すべき球が存在しなければ遊技進行操作機構3を操作せずに店から球を借り受けて下さい」というような操作情報をメッセージ表示器10に出力し、メッセージ表示器10が制御装置11からの操作情報を表示して遊技者に告知する。そして、メッセージ表示器10の操作情報及び皿装置の打つべき球の量を見て遊技者が遊技進行操作機構3を操作するかの意志を決定し、例えば皿装置に打つべき球が存在することから、遊技者が遊技進行操作機構3を操作したことからステップ103がYESであると、制御装置11がステップ104に示す遊技進行処理を実行する。これによって、制御装置11が開閉駆動源8を制御し、開閉駆動源8が開閉体7を所定時間又は所定回数開閉して大当たり遊技が進行し、遊技者に有利な遊技状況が作られる。 【0011】これとは逆に、皿装置に打つべき球が残り少ないか又は無い場合、遊技者は遊技進行操作機構3を操作しないことから、ステップ103がNOであると、制御装置11がステップ105に示す遊技中断処理を実行する。これによって、制御装置11が開閉駆動源8を制御せず、開閉体7が閉じたままとなって大当たり遊技の進行が中断し、遊技者に有利な遊技状況の保留状態となる。その後、制御装置11はステップ106に示す長時間判定処理を行う。長時間判定処理では図柄表示装置5の図柄変動後の確定図柄が当たり図柄で揃ったタイミング又は開閉体7の開閉動作を中断したタイミングの何れかからの経過時間をカウントアップし、カウントアップした経過時間を長期判定値14と比較する。経過時間が長期判定値14に到達したことからステップ106がYESであると、制御装置11は大当たり動作進行の中断が長期間にわたっていることを意味する情報を警報器9及び店営業を管理するホールコンピュータに出力する。この情報を入力した警報器9は店員に知らせるべき音、音声或いは光を発する。 【0012】要するに、第1実施形態では図柄表示装置5による確定図柄が当たり図柄で揃った場合に遊技者が遊技進行操作機構3を操作しない限りその後に続く遊技者の有利な遊技状況が進行しないので、皿装置に打つべき球が少なかったり無かったりした場合、遊技者が時間的な余裕を持って店から球を借り受けた後に遊技進行操作機構3を操作すればよいので、遊技者の意に反して遊技者の有利な遊技状況が進行することがなく、遊技性を向上することができる。また、確定図柄が当たり図柄で揃った場合にそれに続く操作情報をメッセージ表示器10で表示するので、経験の少ない遊技者も適切に対応することができる。更に、遊技者に遊技進行操作機構3を長期間操作しない場合に、警報器9が警報を発するので、1台のパチンコ機が特定の遊技者に長時間占有されるような不都合も解消することができる。 【0013】図2は第2実施形態に係るパチンコ機の遊技制御装置を模式的に示す。第1実施形態が遊技進行操作機構3の操作によって遊技者の有利な遊技状況が進行するのに対し、第2実施形態は遊技進行操作機構3の操作によって遊技者の有利な遊技状況の進行が中断する事項が第1実施形態と相違する。すなわち、図2に示すように、制御装置11が図1の開始手段12に代わる中断手段15を備える一方、図1のステップ103に代わるステップ203を備える。これによって、確定図柄が当たり図柄で揃う遊技状況において、遊技者が遊技進行操作機構3を操作しなければ、その後に続く開閉体7の開閉動作を進行する。従って、図柄表示装置5による確定図柄が当たり図柄で揃った場合に遊技者が遊技進行操作機構3を操作すると、その後に続く遊技者の有利な遊技状況の進行が中断するので、皿装置に打つべき球が少なかったり無かったりした場合、遊技者が遊技進行操作機構3を操作した後に時間的な余裕を持って店から球を借り受ければよいので、遊技者の意に反して遊技者の有利な遊技状況が進行することがなく、遊技性を向上することができる。 【0014】前記実施形態では図柄表示装置5の確定図柄の結果で可変入賞装置6を開閉することで遊技者に有利な遊技状況を作ったが、図柄表示装置5に代えて左右に開閉する開閉体を備えたセンター役物或いは羽根物と呼ばれるような可変入賞装置の開閉で遊技者に有利な遊技状況を作っても同様に適用できる。この場合、可変入賞装置は内部にVゾーンと呼ばれる特定入賞口とテンカウントゾーンと呼ばれる普通入賞口とを備えてもよい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000154679 【氏名又は名称】株式会社平和 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8
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| 【出願日】 |
平成13年12月5日(2001.12.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080296 【弁理士】 【氏名又は名称】宮園 純一
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| 【公開番号】 |
特開2003−169920(P2003−169920A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月17日(2003.6.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−371927(P2001−371927) |
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