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【発明の名称】 弾球遊技機
【発明者】 【氏名】内ヶ島 敏博
【住所又は居所】名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内

【氏名】内ヶ島 隆寛
【住所又は居所】名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内

【氏名】巽 正吾
【住所又は居所】名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内

【氏名】海野 達也
【住所又は居所】名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内

【要約】 【課題】1回の大当たりにつき複数回の権利獲得の機会を遊技者に与えることにより、遊技が単調になることを防止し、遊技者の射幸心を煽り遊技者の遊技意欲を促進すると共に、娯楽性及びバリエーション豊かな興趣溢れる弾球遊技機を提供する。

【解決手段】遊技盤22に設置された権利獲得用役物34は、所定条件を満たすことにより開閉される役物内入球口35、権利発生口としての特定領域36、排出口37及び特定領域36の上部に配置された3ヶ所の貯留部38a〜38cとを備えている。貯留部38a〜38cは可動式の凹部材であり、解除時には底面が退避して遊技球が落下する。所定条件の下で、貯留時間、貯留数、貯留場所、解除数、解除場所又は解除のタイミング等が変化する。LCD32aでは貯留状態等の遊技説明が表示され遊技者に報知される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】遊技球が始動領域に進入したことに起因して当たり外れを判定する当否判定手段と、該当否判定手段の判定結果を表示する表示手段と、遊技球が特定領域に入賞することを条件として、遊技者に有利な遊技を実行することが可能な遊技実行手段を備える弾球遊技機において、入球した遊技球を所定数貯留可能とし、該貯留を解除することが可能な貯留装置を備える役物を遊技盤面上に設置し、前記貯留装置により貯留された所定数の遊技球を一個ずつ落下させるよう前記貯留装置を解除することを特徴とする弾球遊技機。
【請求項2】前記貯留装置により貯留された複数の遊技球が所定又は適宜時間毎に一個ずつ落下するように前記貯留装置を解除することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
【請求項3】解除された遊技球が前記特定領域に入賞せず、遊技者に有利な遊技が実行されない場合、前記所定時間を短縮することを特徴とする請求項2記載の弾球遊技機。
【請求項4】前記役物内に入球された遊技球が該役物内の前記貯留装置に貯留される貯留数、貯留場所又は貯留時間を、前記表示手段に表示される図柄の種類に従って変化させると共に、該変化による遊技状態の移行又は結果を可視表示装置、音声出力装置又はランプ出力装置により報知することを特徴とする請求項1及至3いずれかに記載の弾球遊技機。
【請求項5】前記貯留装置に貯留された遊技球の解除数、解除場所又は解除時期を、前記表示手段に表示される図柄の種類に従って変化させると共に、該変化による遊技状態の移行又は結果を前記可視表示装置、前記音声出力装置又は前記ランプ出力装置により報知することを特徴とする請求項1及至4いずれかに記載の弾球遊技機。
【請求項6】前記役物内に前記特定領域への入賞率を変化させる入賞率変化手段を設置し、該入賞率変化手段により前記入賞率を所定値以下に規制することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の弾球遊技機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弾球遊技機に係わり、詳しくは、入球した遊技球を所定数貯留し、該貯留を解除することが可能な貯留装置を備えた役物を遊技盤面上に設置した弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機の中には、例えば、遊技球が特別図柄作動口に入賞又は通過したタイミングに起因して選択される当否判定乱数の値により、画面上で変動中の特別図柄が特定の図柄で揃い確定表示されることによって、遊技内容を遊技者に有利な状態、所謂「大当たり」と称して大入賞口等を所定時間開放して遊技者に大量の賞球を払い出しているフィーバー機と呼ばれる機種がある。その他にも、遊技球が図柄作動口に入賞又は通過したタイミングに起因して選択される当否乱数の値により、画面上で変動中の図柄が特定の図柄で揃い確定表示されることによって、権利獲得入賞口が開放され、権利獲得入賞口内の特定領域に遊技球が入賞すると、権利獲得状態となり右打ちをして賞球を獲得する機種もある。俗称「権利物」と呼ばれるこの種の弾球遊技機においては、釘調整の見極めや権利獲得の前後で打ち方を変える等、現在主流のフィーバー機とは異なる遊技球の挙動が特徴である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の「権利物」と呼ばれる機種では、権利獲得入賞口内に遊技球が複数入賞しても、そのうちの1個が特定領域を通過することによって権利が発生する。従って、1回の権利獲得入賞口の開放につき最大でも1回しか権利が発生しないため、遊技が単調になりがちであった。そのため、遊技者の遊技意欲が減退し、遊技者に飽きられてしまうおそれもある。また、貯留装置を備えている機種であっても、貯留中の遊技球を一挙に落としている。そのため、複数個が特定領域を通過したとしてもそのうちの1個のみにつき権利が発生することから、上記課題は何等解決されていない。さらに、近年主流となった液晶画面での派手な演出に食傷気味の遊技者にとっては、遊技機本来の遊技球の挙動による現実的な演出等の視覚的アピールが乏しいという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、遊技球が始動領域に進入したことに起因して当たり外れを判定する当否判定手段と、該当否判定手段の判定結果を表示する表示手段と、遊技球が特定領域に入賞することを条件として、遊技者に有利な遊技を実行することが可能な遊技実行手段を備える弾球遊技機において、入球した遊技球を所定数貯留可能とし、該貯留を解除することが可能な貯留装置を備える役物を遊技盤面上に設置し、前記貯留装置により貯留された所定数の遊技球を一個ずつ落下させるよう前記貯留装置を解除することを特徴とする弾球遊技機である。
【0005】ここでいう表示手段とは液晶表示装置又はデジタル表示装置等の画像の変動表示が可能なものをいう。この表示手段により表示される判定結果に起因して役物を開閉させることにより、液晶画面等の可視表示装置での表示形態と貯留装置を備える役物との動作を関連させることが好ましい。また、役物とは、特定領域を内部に備える権利獲得入賞口である権利獲得用役物が好ましい。従って、ここでいう遊技者に有利な遊技とは権利獲得状態を経て賞球を払い出す遊技形態が好ましい。所定数とは3個が好ましいが、それ以上でも単数でも構わない。例えば、0〜3個が例示できる。また、貯留した遊技球は、所定条件成立に伴い、権利消化毎等の所定又は適宜タイミングで1個ずつ順次落下させるように解除されることが好ましいが、複数個ずつ又は貯留した全部の遊技球を一挙に解除することもできる。例えば、権利獲得用役物内において遊技球を複数個貯留させ、権利消化毎等の所定のタイミングで貯留を順次解除することにより、1回の大当たりによる権利獲得用役物の開放で複数の権利獲得の機会を発生し得る。例えば、1回の大当たりによる権利獲得用役物の開放中に権利獲得用役物内に遊技球を3個貯留させることができれば、タイミングをずらして1個ずつ解除させることにより、合計3回の権利獲得の機会を得ることができ、最大3回の合理的な連チャン(連続して権利が発生すること)を発生させることができる。また、解除するタイミングは権利消化毎に限らず、種々の要因により変化させても構わない。ここで、解除するタイミングを決定する所定条件としては、例えば(1)入賞口に入賞した遊技球の数又は発射した遊技球の数に従って解除する場合、(2)時間を計測して所定又は適宜時間毎(例えば5分毎等)に解除する場合、(3)役物の開閉毎に解除する場合、(4)当否判定手段の判定結果を表示する液晶画面等の可視表示装置において、大当たり表示等の特定の表示を行ったときに解除する場合、等が考えられる。また、解除した遊技球が特定領域を通過しなければ、すぐに次の遊技球を解除することもできる。なお、貯留された遊技球が特定領域に入賞する確率は、種々の要因から考慮して、1/3以下となることが好ましい。また、特定領域に入賞する確率は遊技球が貯留された場所によって変化させることもできる。なお、特定領域は周期的に可動させることが好ましいが、可動させない構造として入賞率を高めても良い。
【0006】請求項2記載の発明は、前記貯留装置により貯留された複数の遊技球が所定又は適宜時間毎に一個ずつ落下するように前記貯留装置を解除することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機が好ましい。ここでは特に時間計測手段を設け、所定又は適宜時間毎(例えば5分毎等)に貯留した遊技球をタイミングをずらして1個ずつ解除していくことにより、1回の大当たりによる権利獲得用役物の開放で複数の権利獲得の機会を発生し得る。
【0007】請求項3記載の発明は、解除された遊技球が前記特定領域に入賞せず、遊技者に有利な遊技が実行されない場合、前記所定時間を短縮することを特徴とする請求項2記載の弾球遊技機が好ましい。ここでは解除した遊技球が特定領域を通過しなければ、次の遊技球を解除するまでの時間を短縮(例えば5分から1分に短縮)して、次の権利獲得の機会を比較的早期に遊技者に与えることにより、遊技者にとって無意味な時間を省くことができる。
【0008】請求項4記載の発明は、前記役物内に入球された遊技球が該役物内の前記貯留装置に貯留される貯留数、貯留場所又は貯留時間を、前記表示手段に表示される図柄の種類に従って変化させると共に、該変化による遊技状態の移行又は結果を可視表示装置、音声出力装置又はランプ出力装置により報知することを特徴とする請求項1及至3いずれかに記載の弾球遊技機が好ましい。ここでは、液晶画面等の可視表示装置により表示される図柄の種類等の表示形態(例えば、大当たり表示等の特定の表示を行った場合、又は外れ表示であっても特定の図柄を表示した場合等)に従い、定期的又は不定期に貯留数、貯留場所又は貯留時間を変化させることが考えられる。特に液晶画面等の可視表示装置により表示される表示形態に従って、貯留数、貯留場所又は貯留時間を変化させると、液晶画面等の可視表示装置に表示される表示形態と遊技の展開とを関連させることができ、効果的である。具体的には、判定結果の静止図柄の種類(例えば、特定図柄又は確率変動図柄等)又は判定結果とは全く関係なく出現するキャラクタ図柄等の種類に起因して、予め貯留装置を解除しておくことによって貯留数、貯留場所又は貯留時間を変化させることができる。例えば表示態様としては、確定表示した図柄に含まれている貯留用特定図柄(例えば「7」)の数の貯留数を増加させていったり(例えば、「477」であれば貯留数を2ヶ所増加させる等)、図柄変動中に貯留完成を予告するキャラクタ図柄を出現させたりすること等が例示できる。
【0009】また、ここでは、貯留数を変化させ貯留場所を一定とする場合、貯留数を一定とし貯留場所を変化させる場合、貯留数及び貯留場所を共に変化させる場合等が含まれる。また、貯留範囲を拡大又は縮小することにより貯留数を増減させることもできる。貯留時間をずらすことにより貯留数を増減させることもできる。具体的には、複数箇所(例えば3ヶ所)の貯留場所を有する貯留装置を備える権利獲得用役物である場合、全ての貯留場所(例えば3ヶ所)に貯留可能とする他に、一部の貯留場所(例えば1ヶ所)を解除しておくことにより、他の残りの貯留場所(例えば2ヶ所)に貯留可能となる構成が挙げられる。具体的には、予め左側の貯留場所を解除しておくことにより、中央と右側の2ヶ所の貯留場所が貯留可能となる。中央の貯留場所を解除しておけば、左側と右側の2ヶ所の貯留場所が貯留可能となる。右側の貯留場所を解除しておけば、中央と左側の2ヶ所貯留の場所が貯留可能となる。また、2ヶ所の貯留場所を解除しておくことにより、1ヶ所だけ貯留可能となる。具体的には、予め左側と右側の貯留場所を解除しておくことにより、中央の貯留場所が1ヶ所だけ貯留可能となる。中央と左側の貯留場所を解除しておけば、右側の貯留場所が1ヶ所だけ貯留可能となる。中央と右側の貯留場所を解除しておけば、左側の貯留場所が1ヶ所だけ貯留可能となる。複数箇所解除する場合は、隣接する貯留場所を解除しても良いし、隣接しない貯留場所を解除しても良い。さらにまた、全ての貯留場所(例えば3ヶ所)を解除しておくことにより、1ヶ所も貯留できない状態を発生させても良い。このように、予め貯留装置の全部又は一部を解除しておくことによって貯留数や貯留場所を変化させることによって、権利獲得の回数又は確率を変化させることができ、遊技形態を幅広くし遊技内容が単調になるのを防止することができる。
【0010】遊技状態とは、可視表示装置の表示形式、役物の可動態様又は賞球数等をいう。ここでは、貯留装置の動作の変化又は結果による以外にも、貯留装置に貯留された遊技球の数、貯留されている時間又は貯留されている場所等の違いで、遊技状態に変化を加える構成としても良い。報知とは、液晶画面等の可視表示装置で、権利獲得用役物の開放や大当たり発生等の表示を行うだけではなく、貯留した遊技球の解除、貯留数の決定等の情報も表示して報知することをいう。また、貯留させた場所によって特定領域への入賞確率を変更する場合等の遊技説明を表示してもよい。なお、音声出力装置と併せて報知すればより効果的である。また、各種LED又はランプ等の光により報知することも可能である。
【0011】請求項5記載の発明は、前記貯留装置に貯留された遊技球の解除数、解除場所又は解除時期を、前記表示手段に表示される図柄の種類に従って変化させると共に、該変化による遊技状態の移行又は結果を前記可視表示装置、前記音声出力装置又は前記ランプ出力装置により報知することを特徴とする請求項1及至4いずれかに記載の弾球遊技機が好ましい。ここでは、液晶画面等の可視表示装置により表示される図柄の種類等の表示形態(例えば、大当たり表示等の特定の表示を行った場合、又は外れ表示であっても特定の図柄を表示した場合等)に従い、定期的又は不定期に解除数、解除場所又は解除時期を変化させることが考えられる。特に液晶画面等の可視表示装置により表示される表示形態に従って、解除数、解除場所又は解除時期を変化させると、液晶画面等の可視表示装置に表示される表示形態と遊技の展開とを関連させることができ、効果的である。具体的には、判定結果の静止図柄の種類又は判定結果とは全く関係なく出現するキャラクタ図柄等の種類に起因して、解除数、解除場所又は解除時期を変化させることが挙げられる。例えば表示形態としては、確定表示した図柄に解除用特定図柄(例えば「6」)が含まれていたら全て同時に解除したり、解除用特定図柄の数に応じて解除したり(例えば、「466」であれば2ヶ所解除する等)、図柄変動中に解除を予告するキャラクタ図柄を出現させたりする等、遊技者にリスクのある表示態様に起因して貯留されている遊技球を全て同時に解除することが挙げられる。
【0012】また、ここでは、解除数を変化させ解除の時期を一定とする場合、解除数を一定とし解除の時期を変化させる場合、解除数及び解除の時期を共に変化させる場合等が含まれる。解除数とは、1回の解除時に同時に解除される遊技球の数である。解除の時期とは、定期的に解除するか又は不定期に解除するか、一挙に解除するか又は連続して解除するか等を指し、所定条件によって解除の時期を遅延したり早めたりすることも含む。例えば、3ヶ所貯留されていても3ヶ所同時に解除することにより、そのうちの1個の遊技球によって権利が発生するため、権利獲得の機会は1回となる。このように、解除数、解除場所又は解除時期を変化させる等、貯留の解除の方法によって、実質的な権利獲得の回数又は確率を変化させることができ、遊技形態を幅広くし遊技内容が単調になるのを防止することができる。
【0013】なお、請求項4又は5に記載の発明においては、液晶画面等の可視表示装置により表示される図柄の種類等の表示形態に従い変化させる以外にも、(1)入賞口、入球口若しくは役物内に入賞若しくは入球した遊技球の数又は発射した遊技球の数、(2)遊技の経過時間(例えば、時間を計測して5分毎等の所定若しくは適宜時間毎、又は前回の大当たり発生から5分後等の所定若しくは適宜時間経過毎等)、(3)遊技中の大当たり発生回数又は権利発生回数、等の所定条件に従って変化させても構わない。
【0014】請求項6記載の発明は、前記役物内に前記特定領域への入賞率を変化させる入賞率変化手段を設置し、該入賞率変化手段により前記入賞率を所定値以下に規制することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の弾球遊技機が好ましい。入賞率変化手段とは特定領域を備えた可動装置が好ましい。可動装置の可動の形態は左右に揺動させても良いし、回動又は傾動させても良い。また、それらを組み合わせて可動させても良い。このように、特定領域は周期的に一定のリズムで可動させておくことが好ましい。特定領域を可動させることにより、貯留場所と解除のタイミングによって、権利獲得の確率に変化をつけることができる。また、可動させない場合には、どこに貯留させたかにより特定領域への入賞確率(例えば、中央の貯留部であれば100%の確率で特定領域に入賞する等)が決定される構成としても良い。なお、ここでいう所定値とは1/3が好ましい。
【0015】前記貯留装置の構造は、種々の形態が挙げられる。一例として、前記貯留装置は複数の可動式凹部材であって、該凹部材が所定数の遊技球を受け止め貯留する構造とすることが可能である。ここでいう凹部材は前記所定条件により、貯留時又は解除時に対応して可動させることができる。1つの凹部材が受け止めることが可能な遊技球の数は1個が好ましいが、複数でも構わない。
【0016】また、前記凹部材は、底面部材が可動することによって、貯留された遊技球を解除することが可能である。このように、凹部材の底面部材が解除時に盤面に退避することにより、貯留されていた遊技球が解除される構成である。なお、解除された遊技球は特定領域又は非特定領域に落下又は誘導される。
【0017】また、前記凹部材が連接されることも可能である。このように、凹部材が連接されることにより、一つの凹部材に遊技球がはじかれたとき、こばれ球の挙動によって他の空の凹部材に貯留される可能性が向上するため、遊技者を楽しませると共に遊技者に期待感を抱かせる。
【0018】また、前記貯留装置を備える前記役物が球導入装置を備え、該球導入装置が開放することにより、前記役物内に遊技球が入球され、該球導入装置が閉鎖することにより、前記役物内に遊技球が入球されないように構成され、所定条件の下で、前記球導入装置の開放時間又は開放回数を変化させることも可能である。ここでいう球導入装置とは、液晶画面等の可視表示装置により表示される表示形態等の所定条件により開閉する装置であり、権利獲得用役物内への入球口に設置される。なお、球導入装置は開き扉を受口とする従来の大入賞口(アタッカー)の構造が好ましいが、それに限定されるものではない。例えば、判定結果により3桁同一の静止図柄で揃った場合等に開放させ、球導入装置の開放時間又は開放回数は静止図柄の種類によって変化させることが挙げられる。このように、権利獲得役物内への入球口の開放時間又は開放回数を変化させ、権利獲得用役物内への入球球数自体を変化させることができる。なお、所定条件は上記に限らず、大当たり回数又は遊技時間等により定期的又は不定期的に開放時間又は開放回数を変化させても良い。これにより、権利獲得の確率を変化させることができ、遊技形態を幅広くし遊技内容が単調になるのを防止することができ、遊技がさらに興趣溢れるものとなる。
【0019】さらに、前記球導入装置の動作の変化による遊技状態の移行や結果を可視表示装置、音声出力装置又はランプ出力装置により報知することも可能である。このように、液晶画面等の可視表示装置により、球導入装置の開放時期や開放状態等を報知することにより遊技者の期待感を煽ることができる。また、音声出力装置と併せて報知すればより効果的である。各種LED又はランプ等の光により報知することも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
【0021】図1に示すように、パチンコ機10は、大きくは長方形の外枠11と前面枠12とからなり、外枠11の左隣に公知のプリペイドカードユニット13が設けられている。前面枠12は、ヒンジ14により外枠11に対し回動可能に取り付けられている。前面枠12の下方には上皿15が設けられ、この上皿15の前面に貸出釦16、精算釦17及び残高表示部18が設けられている。プリペイドカードユニット13のカード口19にプリペイドカードを挿入すると、記憶された残高が残高表示部18に表示され、貸出釦16を押下すると球の貸出しが実行され上皿15の払い出し口より球が排出される。前面枠12には、窓状の金枠20が前面枠12に対して解放可能に取り付けられている。この金枠20には板ガラス21が二重に嵌め込まれている。板ガラス21の奥には遊技盤22が収納されている。上皿15の前面枠12下部には、下皿23が設けられ、下皿23の右側には発射ハンドル24が取付けられている。この発射ハンドル24の外周には、回動リング24aが擁され、これを時計方向に回動すれば球を遊技盤22上に発射することができる。上皿15と下皿23とは連結されていて、上皿15が球で満杯状態になれば下皿23に球を誘導するよう構成されている。
【0022】図2はパチンコ機10の裏面図であり、前述した遊技盤22を脱着可能に取り付ける機構盤26が前述した外枠11に収納されている。この機構盤26には、上方から、球タンク27、誘導樋28及び払出し装置29が設けられている。この構成により、遊技盤22上の入賞口に球の入賞があれば球タンク27から誘導樋28を介して所定個数の球を払出し装置29により前述した上皿15に排出することができる。機構盤26には主制御装置30、賞球制御装置31及び図柄表示装置32が脱着可能に、また、発射制御装置25及び外部接続端子装置50等が、各々取り付けられている。尚、機構盤26を中心とした球の払い出し等に関する構造は従来の構成と同様なのでその詳細な説明は割愛する。
【0023】次に、図3を用いて遊技盤22について説明する。図3に示すように、遊技盤22には、中央に図柄表示装置32を構成するLCDパネルユニット(以下、「LCD」という。)32a、LCD32aの下方にはLCD32aに表示される図柄の変動開始に用いられる図柄作動口33、さらに図柄作動口33の下方には権利獲得用役物34、LCD32aの右側には回転体39、回転体39下方には大入賞口40、盤面最下部のアウト口41、その他の各種入賞口、風車及び図示しない遊技釘等が備えられている。権利獲得用役物34は、LCD32aで変動中の図柄が特定の図柄で揃い確定表示されることによって開閉される役物内入球口35、権利発生口としての特定領域36(Vゾーンともいう)と振分部36aから構成される可動式の振分装置36b、遊技球を権利獲得用役物34から排出する排出口37(ここでは左右対称)及び3ヶ所の貯留部38a〜38cとを備えている。貯留部38a〜38cは、役物内入球口35の下方及び特定領域36の上方間の中央からやや役物内入球口35よりに配置されている。貯留部38a〜38cは可動式の凹部材が連接されたものであり、それぞれ遊技球1個を乗せることが可能な程度の大きさである。また、貯留部38a〜38cは、図示した例に限らず種々の形状又は配置が可能であるが、3ヶ所であることが好ましい。役物内入球口35が開いて権利獲得用役物34に入球した遊技球は、貯留部38a〜38cにて一時的に貯留された遊技球も含めて、特定領域36に入賞(以下、単にV入賞ということもある)するか又は排出口37から排出される。なお、役物内入球口35及び大入賞口40は開放時に開き扉を受口とする構成である。
【0024】この構成により、前述した発射ハンドル24の回転リング24aを回動すれば発射制御装置25により駆動される発射モータ(図示略)が駆動されて上皿15上の遊技球がガイドレールを介して遊技盤22上に発射される。発射された遊技球が各入賞口に入賞すれば遊技球は盤面裏面にセーフ球として取り込まれ、入賞しなければアウト口41を介してアウト球として同様に盤面裏面に取り込まれる。
【0025】図4は権利獲得用役物34内部の部分拡大図であり、特定領域36を含む振分装置36bの可動態様を示している。振分装置36bは周期的に一定のリズムで可動することが好ましい。可動態様は振り子のように左右に揺動又は傾動する構成としても良いし(図4(a)参照)、振分装置36bの中心等を軸として角度を変えることにより回動する構成としても良い(図4(b)参照)。このように、振分装置36bを可動させることにより、貯留場所と解除のタイミング等によって、V入賞率を変化させることができる。また、周期的に可動していることにより、視覚的にも遊技者を楽しませることができる。なお、特定領域36の開口面積の変化によりV入賞率を変化させても良い。一方、周期的に可動させない構造としてV入賞率を高めても構わない。この場合は、例えば、中央の貯留部38bに貯留させた遊技球であれば99%の確率でV入賞する等、可動させない場合にはどの貯留部38a〜38cに貯留させたかによりV入賞率が変化する構成となる。
【0026】なお、前述したパチンコ機10の電気的構成及び主制御装置30等の8ビットワンチップマイコンが実行する処理は、従来の構成と概ね同様なのでその詳細な説明は割愛する。
【0027】以下、本実施形態のパチンコ機10の遊技方法の一例を図5〜図9を参照しながら説明する。
【0028】まず、遊技者は遊技盤22上の図柄作動口33(図3参照)を狙って遊技球を発射する。図柄作動口33を遊技球が通過すると(図5(a)参照)、主制御装置30で乱数の抽選が行われ、その結果に基づきLCD32aで図柄が変動を開始する(図5(b)参照)。変動中の図柄が予め定められた所定の図柄で揃い停止表示することに起因して、LCD32aで大当たり表示を行い(図6(a)参照)、権利獲得用役物34の役物内入球口35が所定時間又は所定回数(以下、単に所定期間という場合もある)開放され、役物内入球口35から権利獲得用役物34に入球した遊技球の貯留が開始される。
【0029】権利獲得用役物34内の貯留部38a〜38cは、定期的又は不定期に、貯留状態から解除状態又は解除状態から貯留状態へと変化され、貯留する場所又は個数等が決定される。具体的には、(1)LCD32aにより表示される図柄の種類等の表示形態(例えば、大当たり表示等の特定の表示を行った場合、又は外れ表示であっても特定の図柄を表示した場合等)、(2)図柄作動口33や権利獲得用役物34内等に入球した遊技球の数、その他の各種入賞口等に入賞した遊技球の数又は発射した遊技球の数、(3)遊技の経過時間(例えば、時間を計測して5分毎等の所定若しくは適宜時間毎、又は前回の大当たり発生から5分後等の所定若しくは適宜時間経過毎等)、(4)遊技中の大当たり発生回数又は権利発生回数、等の所定条件に従って変化させることが考えられる。
【0030】決定された貯留状態は、役物内入球口35の開放前又は開放中にキャラクタAと共にLCD32aで可視表示され遊技者に報知される(図6(b)参照)。このように、貯留部38a〜38cには0〜3個の遊技球が貯留される可能性があり、全く貯留されないこともあるが、最大値まで貯留されることもある。例えば、LCD32aで揃った図柄が「777」であれば、貯留可能性のある場所は3ヶ所全部となり、図柄の確定表示の後にLCD32aにキャラクタAが登場し、遊技者に貯留状態が可視表示され報知される(図7(a)参照)。また、LCD32aで揃った図柄が「666」であれば、貯留場所は1ヶ所となり、同様に図柄の確定表示の後にLCD32aにキャラクタAが登場し、遊技者に貯留状態が可視表示され報知される(図7(b)参照)。ここでの可視表示による報知は大当たり表示の後であればいかなるタイミングでも構わない。例えば、役物内入球口35の開放前に表示すれば予告表示となるし、開放中に表示すれば応援表示ともなる。なお、LCD32aで揃った図柄により貯留場所がゼロとなった場合には、権利獲得用役物34内の特定領域36に何個V入賞させても、従来と同様、1回しか権利が発生しないこととする。また、貯留数又は貯留場所は貯留部38a〜38cを予め解除状態にしておくことにより調節される。貯留部38a〜38cは可動式の凹部材であり、モータ等のアクチュエータ(図示略)で稼動させて解除することにより、底面が退避して遊技球が落下するように構成される。
【0031】また、LCD32aに確定表示された図柄によって役物内入球口35の開放時間又は開放回数等を変更しても良い。例えば、LCD32aで揃った図柄が「777」であれば、役物内入球口35の開放時間(貯留時間)は設定時間S(例えば10秒)となり、図柄の確定表示の後にLCD32aに貯留10秒と表示されたボードを持ったキャラクタBが登場し、「余裕ね」というアナウンスと共に遊技者に可視表示され報知される(図8(a)参照)。この場合は10秒と充分な時間があるため、遊技者にとっては有利である。一方、LCD32aで揃った図柄が「666」であれば、貯留時間は設定時間Sよりも短い設定時間T(例えば3秒)となり、同様に図柄の確定表示の後にLCD32aに貯留3秒と表示されたボードを持ったキャラクタBが登場し、「急いで」というアナウンスと共に遊技者に可視表示され報知される(図8(b)参照)。この場合は3秒と比較的短時間であるため、報知することにより遊技者を焦らせ遊技にアクセントを付ける効果も生じる。
【0032】LCD32aで図柄が揃い大当たりが発生すると、遊技者は開放中の役物内入球口35を狙い遊技球を発射することにより、権利獲得用役物34に遊技球を入球させ貯留させることができる。また、役物内入球口35の開放中には、LCD32aにおいて貯留時のV入賞率等、遊技の説明を表示することにより、遊技者の射幸心及び期待感を煽る(図9(a)参照)。例えば、ここでは、キャラクタAが登場し、「真ん中に貯留されれば連チャン期待大」と可視表示され、貯留部38bに遊技球が貯留された場合は設定値X(例えば99%)の確率で特定領域36にV入賞し権利が発生し、貯留部38a又は38cに貯留された場合はそれぞれ設定値Xよりも低い設定値Y(例えば50%)の確率で特定領域36にV入賞し権利が発生することを説明している。このように、貯留場所によってV入賞率が変化し、貯留部38bに貯留させることができれば、連チャンの期待が大きいことをLCD32aに可視表示して遊技者に報知している。
【0033】所定期間経過後、役物内入球口35は閉鎖され、貯留部38a〜38cに貯留中の遊技球は、LCD32aに確定表示された図柄により予め決定された解除方法に従って解除されていく(図9(b)参照)。例えば、ここでは、貯留された遊技球は1個ずつ解除されていき、まず、中央の貯留部38bが最初に解除される。前述したように、貯留を解除された遊技球が特定領域36にV入賞することにより権利を獲得する。このように、貯留された遊技球を解除するタイミングをずらし、権利消化後毎等にまた次の貯留を1個ずつ解除するとすれば、最大3回の連チャンが発生する可能性が生じ、興趣溢れる遊技が展開される。
【0034】貯留球の解除前には、LCD32aでは解除予告を表示し、これから貯留した遊技球が解除されていくことを遊技者に報知する。例えば、ここでは、実際の貯留部38bが解除される直前等にLCD32aにキャラクタAが登場し、「もうすぐ貯留が解除されていくよ」と解除予告が表示される(図10(a)参照)。権利消化後、引き続き次の貯留部38a又は38cが解除される際には、再びLCD32aにキャラクタAが登場し、今度は「権利消化後貯留が解除されていくよ」と権利消化後に次の貯留が解除されていくことを遊技者に報知する第2、第3の解除予告がLCD32aに可視表示される(図10(b)参照)。
【0035】但し、解除するタイミングは権利消化毎に限らず、種々の要因により変化させても構わない。具体的に、解除するタイミングを決定する所定条件としては、(1)図柄作動口33や権利獲得用役物34内等に入球した遊技球の数、その他の各種入賞口等に入賞した遊技球の数又は発射した遊技球の数、(2)遊技の経過時間(例えば、時間を計測して5分毎等の所定若しくは適宜時間毎、又は前回の大当たり発生から5分後等の所定若しくは適宜時間経過毎等)、(3)役物内入球口35の開閉毎に解除する場合、(4)LCD32aにより表示される図柄の種類等の表示形態(例えば、大当たり表示等の特定の表示を行った場合、又は外れ表示であっても特定の図柄を表示した場合等)、等の所定条件に従って解除するタイミングを変化させることが考えられる。
【0036】従って、必ず貯留した遊技球の数だけ権利獲得機会を得るというわけではない。ここでは、LCD32aで表示された図柄により決定された解除数、解除場所又は解除のタイミング等により変化する。例えば、LCD32aで表示された図柄が「777」で揃えば、権利消化毎に1個ずつ解除する。一方、「666」であれば、全て同時に解除する。この場合は、例えば3個貯留させた場合でも3個同時に落下させることにより、特定領域36に複数個V入賞しても権利獲得の機会は1回しか発生しない。また、「555」であれば、権利消化中に解除することにより、特定領域36にV入賞すれば権利消化期間が実質的に延長される等としても良い。また、判定結果の静止図柄とは全く関係なく出現するキャラクタ図柄等の種類によって変化させても良い。このように、LCD32aで表示された図柄により解除数、解除場所又は解除のタイミング等に変化を与えることによって、多種多様な遊技が展開される。なお、図柄の確定表示後等に選択された解除方法をLCD32aに表示して遊技者に報知しても良い。
【0037】なお、権利消化後毎等の解除のタイミングを権利獲得用役物34に指示する制御手段としては、設定された権利消化期間の所定時間経過に従い貯留を解除させても良い(例えば3分)。また、権利消化期間終了時に信号を設定して、その信号を権利獲得用役物34がCPU(図示略)から受信することにより次の貯留を解除させる構成としても良い。特定領域36にV入賞しなかった場合には、それに対応する信号をCPU(図示略)が権利獲得用役物34に送信する等して、すぐに次の貯留を解除することもできる。
【0038】貯留を解除された遊技球が特定領域36にV入賞すると権利獲得状態となり、所定の権利期間に突入する。権利期間中には遊技者は発射ハンドル24を思い切り回して所謂右打ちをし、遊技盤22の右側にある回転体39に向けて遊技球を発射する。遊技球が回転体39の中に入球すると、回転体39の下方にある大入賞口40が所定期間開放されるので、遊技者はそのまま右打ちを続け大入賞口40に遊技球を打込み権利期間を消化する。この権利期間中に大入賞口40に入賞した遊技球の数に対応して賞球が払い出される。
【0039】このように、権利獲得用役物34を設置した本実施例のパチンコ機10では、1回のV入賞につき1回の権利を消化後、そこからまたさらに権利獲得の可能性がある。つまり、LCD32aで図柄を揃えることによる1回の大当たりによって、運が悪ければ権利が発生しない場合もあり得るが、逆に運が良ければ最大3回の連チャンの可能性もある。従って、権利獲得用役物34の役物内入球口35の1回の開放中の権利獲得の確率としては従来と同様でありながら、種々の要因に従って権利獲得の可能性に変化をもたらすことにより、連チャンの期待を高めることができ、遊技者の射幸心を煽り遊技が興趣溢れるものとなる。但し、貯留時間、貯留数又は貯留場所、或いは、解除数、解除場所又は解除のタイミング等の種々の要因を考慮して、1回の大当たり発生における貯留部38a〜38bに貯留されたそれぞれの遊技球の特定領域36へのV入賞確率は1/3以下とすることが好ましい。
【0040】なお、貯留条件又は解除条件等は、その他にも種々の条件を設定することができる。例えば、普通図柄表示装置を設けて、表示される図柄によって変化させても良いし、遊技時間又はその他の乱数に従って変化させても良い。勿論、遊技方法も上記に限定されることもなく、制御を若干変更することにより、権利獲得用役物34を有効に利用可能な他の形態の遊技システムを提供することができる。
【0041】さらになお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることができるものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。例えば、本実施形態のような所謂「権利物」に限らず、遊技球が特別図柄作動口に入賞又は通過したタイミングに起因して選択される当否判定乱数の値により、画面上で変動中の特別図柄が特定の図柄で揃い確定表示されることによって、遊技内容を遊技者に有利な状態、所謂「大当たり」と称して大入賞口等を所定時間開放して遊技者に賞球を払い出すフィーバー機と呼ばれる機種と、遊技球が特定の作動口に入球することに起因して羽根部材を備えた電動役物が羽根部分を開き遊技者に有利な遊技状態とし且つ球が電動役物内に設けた特定領域を通過すると大当たりとする俗称「ヒコーキ」と呼ばれる機種を適宜に組み合わせた機種でも構わない。
【0042】
【発明の効果】以上のように、権利獲得用役物34内において遊技球を複数個貯留させ、権利消化後毎等の所定のタイミングで貯留した遊技球を解除することによって、1回の権利獲得用役物34の役物内入球口35の開放で複数の権利獲得の機会を発生し得ることにより、合理的な連チャンを発生させ、また、貯留状態を自ら作り出すという従来にはない斬新な遊技内容を遊技者に提供し、遊技者の遊技意欲を促進すると共に、飽きを防止することができる。また、貯留により、役物入球時における遊技者の興趣を最も煽る瞬間を継続できるため、遊技者をより楽しませることができる。さらに、近年、広く普及して一般的となった液晶画面を用いての表示画面上での演出表示に加え、現実に存在する遊技球の挙動や特定領域36を含む振分装置36bの可動等の視覚上の演出を行うことにより、迫力ある演出が可能となり、娯楽性が著しく向上する。以上のように、遊技者の射幸心を煽り、バリエーション豊かな興趣溢れる弾球遊技機を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】395018239
【氏名又は名称】株式会社高尾
【住所又は居所】愛知県名古屋市中川区太平通1丁目3番地
【出願日】 平成13年12月6日(2001.12.6)
【代理人】 【識別番号】100103207
【弁理士】
【氏名又は名称】尾崎 隆弘
【公開番号】 特開2003−169916(P2003−169916A)
【公開日】 平成15年6月17日(2003.6.17)
【出願番号】 特願2001−372853(P2001−372853)