| 【発明の名称】 |
スロットマシン |
| 【発明者】 |
【氏名】井置 定男
【氏名】田口 英雄
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| 【要約】 |
【課題】遊技の興趣を高めることが可能なスロットマシンを提供することを目的とする。
【解決手段】スタート操作に関連して、入賞フラグを成立させるか否かを決定する抽選を行うと共に複数種類の図柄を可変表示し、抽選の結果図柄のストップ操作のタイミング如何によって入賞フラグに対応する入賞結果態様を成立させるゲームの制御を行う制御手段と、入賞結果態様が成立した場合に遊技価値を付与可能な付与手段とを備えるスロットマシンである。付与手段は、遊技価値貸出操作を行うための遊技価値貸出操作部と、遊技価値貸出操作部の操作が行われることに関連して、遊技価値の貸し出しを行う遊技価値貸出手段とを備える。制御手段は、入賞フラグが成立している状態で遊技価値貸出操作部が操作されることに関連して、入賞結果態様を成立させるための目押しを補助する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】スタート操作に関連して、複数種類に設定された入賞のそれぞれに対応する入賞フラグの何れかを成立させるか否かを決定する抽選を行うと共に複数種類の図柄を可変表示し、前記抽選の結果いずれかの入賞フラグが成立している場合には図柄のストップ操作のタイミング如何によって該入賞フラグに対応する図柄で構成する入賞結果態様を成立させることが可能なゲームの制御を行う制御手段と、入賞結果態様が成立した場合に予め定められた遊技価値を付与可能な付与手段とを備えるスロットマシンにおいて、前記付与手段は、所定の遊技価値貸出操作を行うための遊技価値貸出操作部と、前記遊技価値貸出操作部の操作が行われることに関連して、遊技者に遊技価値の貸し出しを行う遊技価値貸出手段と、を備え、前記制御手段は、前記入賞フラグが成立している状態で前記遊技価値貸出操作部が操作されることに関連して、該成立している入賞フラグに対応する入賞結果態様を成立させるための目押しを補助する目押し補助手段を備えることを特徴とするスロットマシン。 【請求項2】前記目押し補助手段は、前記入賞結果態様の種類を報知可能な入賞種類報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。 【請求項3】前記制御手段は、主制御装置と、該主制御装置から送信された指示信号と関連した制御を行う従制御装置と、を備え、前記主制御装置は、入賞フラグが成立している前記入賞結果態様の種類を伝達するための入賞種類信号と、前記遊技価値貸出操作部の操作状態の検出結果を伝達するための操作検出信号と、を前記従制御装置に送信可能であり、前記従制御装置は、前記入賞種類信号を受信することに基づいて認識した前記入賞結果態様の種類を、前記検出信号を受信することに基づいて報知することを特徴とする請求項2記載のスロットマシン。 【請求項4】前記目押し補助手段は、図柄の可変表示速度を減速させる図柄減速手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスロットマシン。 【請求項5】複数種類の図柄を可変表示可能な可変表示部を有する可変表示装置を有し、前記目押し補助手段は、前記入賞結果態様を構成する図柄が前記可変表示部を通過するタイミングを報知する目押しタイミング報知手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスロットマシン。 【請求項6】前記目押し補助手段は、実行するゲーム数が増加するに従い、段階的に目押しが容易になるように目押しを補助する段階的目押し補助手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスロットマシン。 【請求項7】前記目押し補助手段は、前記入賞結果態様が成立するまで目押し補助を継続する目押し補助継続手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のスロットマシン。 【請求項8】前記制御手段は、前記入賞結果態様を強制的に成立させる強制停止制御実行手段を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のスロットマシン。 【請求項9】前記制御手段は、前記入賞結果態様が成立するまでリプレイ入賞の成立を抑制するリプレイ入賞抑制手段を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のスロットマシン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンに関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、パチスロ遊技機等のスロットマシンは、例えばスタートレバーを操作することに基づき、複数種類の図柄による可変表示ゲームを開始するとともに、複数種類設定された入賞のそれぞれに対応する入賞フラグのいずれかを成立させるか否かを決定する抽選を行い、この抽選の結果いずれかの入賞フラグが成立している場合には、図柄のストップ操作のタイミング如何によって、該入賞フラグに対応する図柄で構成する入賞結果態様を成立させることが可能となっている。また、前記入賞結果態様を成立させた場合には、その入賞結果態様に応じたメダルの払出しを行う。なお、ビッグボーナス、レギュラーボーナスと呼ばれる遊技者に特に有利な状態を発生可能な入賞フラグが成立した場合には、これらに対応する図柄で構成する入賞結果態様を成立させるまで入賞フラグは有効となる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技者、特に遊技初心者は、ビッグやレギュラーボーナス入賞に対応する入賞フラグが成立した状態であることを認識できたとしても、その入賞フラグに対応する図柄を目押しによって的確に停止させて入賞結果態様を成立させることができずに苦労する場合が多く、遊技の興趣を得難くなっていた。特に、持ちメダルでは足りなくなりメダルの借り足しをする場合には、遊技者は余分な投資を行わなければならないために、楽しくない状況が発生していた。 【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、成立した入賞フラグに対応する図柄の目押しを容易にして入賞結果態様を成立させ易くすることで遊技の興趣を高めることが可能なスロットマシンを提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、スタート操作に関連して、複数種類に設定された入賞のそれぞれに対応する入賞フラグの何れかを成立させるか否かを決定する抽選を行うと共に複数種類の図柄を可変表示し、前記抽選の結果いずれかの入賞フラグが成立している場合には図柄のストップ操作のタイミング如何によって該入賞フラグに対応する図柄で構成する入賞結果態様を成立させることが可能なゲームの制御を行う制御手段と、入賞結果態様が成立した場合に予め定められた遊技価値を付与可能な付与手段とを備えるスロットマシンにおいて、前記付与手段は、所定の遊技価値貸出操作を行うための遊技価値貸出操作部と、前記遊技価値貸出操作部の操作が行われることに関連して、遊技者に遊技価値の貸し出しを行う遊技価値貸出手段と、を備え、前記制御手段は、前記入賞フラグが成立している状態で前記遊技価値貸出操作部が操作されることに関連して、該成立している入賞フラグに対応する入賞結果態様を成立させるための目押しを補助する目押し補助手段を備えることを特徴としている。 【0006】ここで、「スタート操作に関連して抽選を行う」には、例えば「スタート操作のタイミングで乱数を抽出し、この抽出した乱数と、予め設定されている判定値との比較により入賞フラグを成立させるか否かを決定すること」や、「リールが回転開始するタイミングで乱数を抽出し、この抽出した乱数と、予め設定されている判定値との比較により入賞フラグを成立させるか否かを決定すること」等が含まれる。可変表示は、例えば周囲に複数種類の図柄が表記された複数のリール(例えば3つ)をそれぞれ軸周りに回転させて行うことが挙げられるが、これに限らず、例えば液晶表示装置やブラウン管式の表示装置等によって行っても良い。入賞は、例えば、ビッグボーナス入賞、レギュラーボーナス入賞、小役入賞、リプレイ入賞(再ゲーム入賞)等、複数種類に設定されている。入賞結果態様とは、各リールに亘って構成される有効ライン上に、可変表示の結果、図柄が所定の組み合わせ態様となって停止することにより成立する。具体的には、例えば複数種類設定された入賞のうち何れかに対応する図柄が揃った状態で停止すること等により成立する。なお、成立した入賞結果態様に応じて遊技価値(例えば、各入賞結果態様の成立に対するメダルの払い出しや、ビッグボーナスやレギュラーボーナスなどのメダルの大量獲得機会、リプレイ(再ゲームの権利)等)を遊技者に付与する。目押しとは、可変表示のタイミングに合わせて拍子をとってストップ操作を行うことにより、所望の図柄を停止させることである。また、付与手段は、遊技価値がメダルの場合と球の場合とデータの場合とで、それぞれ以下のように構成することが挙げられる。すなわち、遊技価値がメダルの場合には、付与手段は、成立した入賞結果態様を検出する入賞結果態様検出手段と、前記入賞結果態様検出手段の検出結果に基づいて払出メダル枚数に関する払出制御データ(例えば、払出メダル枚数データ、ホッパー装置の払出駆動部の回転データ等を含む)をホッパー装置に送信する送信部と、送信された払出制御データに基づき、所要のメダル数を払い出すための動作を行うメダル払出部とを含む。なお、例えば、このうち、入賞結果態様検出手段及び送信部は、遊技制御装置が備え、メダル払出部は、ホッパー装置が備える。また、遊技価値が球の場合には、付与手段は、成立した入賞結果態様を検出する入賞結果態様検出手段と、前記入賞結果態様検出手段の検出結果に基づいて払出球数に関する払出制御データ(例えば、払出球数データ、払出装置の払出駆動部の動作データ等を含む)を払出装置に送信する送信部と、送信された払出制御データに基づき、所要の球数を払い出すための動作を行う球払出部とを含む。なお、例えば、このうち、入賞結果態様検出手段及び送信部は、遊技制御装置が備え、球払出部は、払出装置が備える。また、遊技制御装置は、遊技を統括的に制御する主制御装置と払い出しに関する制御を行う払出制御装置に分割されていても良い。さらに、上記動作データは、払出駆動部の構造により異なるが、例えば、スプロケットのようなもので球を払い出す場合は、スプロケットの回転角度に関するデータであることが挙げられるが、或いは、通常は停止部材により球の流下を停止させ、球を払い出す場合、停止部材による球停止状態を解除する払出機構の場合は、停止部材による球停止状態を解除している時間に関するデータであることが挙げられる。また、遊技価値がデータの場合には、付与手段は、成立した入賞結果態様を検出する入賞結果態様検出手段と、前記入賞結果態様検出手段の検出結果に基づいて予め定められた所定の遊技価値データを遊技者が取得している状態に変換可能な変換手段と、を含む。また、例えば、これら入賞結果態様検出手段及び変換手段は、遊技制御装置が備える。なお、遊技制御装置は、制御する機能に基づいて分割構成されても良い。 【0007】請求項1記載の発明によれば、入賞フラグが成立している状態で所定の遊技価値貸出操作を行うための遊技価値貸出操作部が操作されることに関連して、該成立している入賞フラグに対応する入賞結果態様を成立させるための目押しを補助するので、成立した入賞フラグに対応する図柄の目押しが容易になり、その図柄で構成する入賞結果態様を成立させ易くなる。そのため、遊技初心者でも、入賞結果態様を成立させることができずに苦労することがなくなる。また、遊技者は、余分な投資を行う必要がなくなるので、遊技の興趣を損なうことがなくなる。従って、遊技の興趣を高めることができる。 【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のスロットマシンにおいて、前記目押し補助手段は、前記入賞結果態様の種類を報知可能な入賞種類報知手段を備えることを特徴としている。 【0009】請求項2記載の発明によれば、入賞結果態様の種類を報知可能であるので、遊技者は入賞結果態様の種類を認識でき、例えば該入賞結果態様を構成する図柄を的確に目押ししたりできる。 【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載のスロットマシンにおいて、前記制御手段は、主制御装置と、該主制御装置から送信された指示信号と関連した制御を行う従制御装置と、を備え、前記主制御装置は、入賞フラグが成立している前記入賞結果態様の種類を伝達するための入賞種類信号と、前記遊技価値貸出操作部の操作状態の検出結果を伝達するための操作検出信号と、を前記従制御装置に送信可能であり、前記従制御装置は、前記入賞種類信号を受信することに基づいて認識した前記入賞結果態様の種類を、前記検出信号を受信することに基づいて報知することを特徴としている。 【0011】請求項3記載の発明によれば、主制御装置と、該主制御装置から送信された指示信号と関連した制御を行う従制御装置と、を備えるので、各々の制御装置による制御を簡素化することができる。そのため、各々の制御装置の制御内容が分担されて効率良く制御でき、主制御装置での処理負担が軽くなる。また、例えば、主制御装置と従制御装置の何れかに故障等の不具合が発生した場合には、不具合の発生した制御装置のみを交換すれば、正常な制御装置を継続して使用することができるので、スロットマシンのメンテナンス等の管理費用を低減できる。 【0012】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のスロットマシンにおいて、前記目押し補助手段は、図柄の可変表示速度を減速させる図柄減速手段を備えることを特徴としている。 【0013】請求項4記載の発明によれば、図柄の可変表示速度を減速させるので、遊技者は可変表示する図柄を視認し易くなり、成立した入賞フラグに対応する図柄の目押しが容易になる。 【0014】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のスロットマシンにおいて、複数種類の図柄を可変表示可能な可変表示部を有する可変表示装置を有し、前記目押し補助手段は、前記入賞結果態様を構成する図柄が前記可変表示部を通過するタイミングを報知する目押しタイミング報知手段を備えることを特徴としている。 【0015】ここで、入賞結果態様を構成する図柄が可変表示部を通過するタイミングは、例えば、発光(例えば、ランプを点灯させる)や、発音や、振動(例えば、スロットマシン本体を振動させる)によって報知される。 【0016】請求項5記載の発明によれば、入賞結果態様を構成する図柄が可変表示部を通過するタイミングを報知するので、遊技者は入賞結果態様を構成する図柄の目押しをタイミングに合わせて行うことができ、該入賞結果態様を容易に成立させることができる。 【0017】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載のスロットマシンにおいて、前記目押し補助手段は、実行するゲーム数が増加するに従い、段階的に目押しが容易になるように目押しを補助する段階的目押し補助手段を備えることを特徴としている。 【0018】請求項6記載の発明によれば、実行するゲーム数が増加するに従い、段階的に目押しが容易になるように目押しを補助するので、ゲーム数が増加するに従って目押しをし易くなる。そのため、遊技初心者でも、遊技の興趣を損なうことなく、ゲームに集中することができる。具体的には、例えば、先ず入賞の種類を報知し、次に図柄の可変表示速度を減速し、次に図柄が表示領域を通過するタイミングを報知するといったように、段階的に目押しが容易になるように目押しを補助することが挙げられる。 【0019】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載のスロットマシンにおいて、前記目押し補助手段は、前記入賞結果態様が成立するまで目押し補助を継続する目押し補助継続手段を備えることを特徴としている。 【0020】請求項7記載の発明によれば、入賞結果態様が成立するまで目押し補助を継続するので、それまで目押しをし易い状態が継続し、遊技者は安心してゲームを行うことができる。 【0021】請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載のスロットマシンにおいて、前記制御手段は、前記入賞結果態様を強制的に成立させる強制停止制御実行手段を備えることを特徴としている。 【0022】請求項8記載の発明によれば、入賞結果態様を強制的に成立させるので、目押しを行う必要がなく、必ず入賞結果態様を成立させることができる。なお、入賞結果態様を強制的に成立させるゲームでは、遊技者によるストップ操作を無効にすることが望ましい。この際、ストップ操作が無効であることを遊技者に報知することが望ましく、このようにすれば遊技者の誤解を招くことがない。 【0023】請求項9記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載のスロットマシンにおいて、前記制御手段は、前記入賞結果態様が成立するまでリプレイ入賞の成立を抑制するリプレイ入賞抑制手段を備えることを特徴としている。 【0024】請求項9記載の発明によれば、入賞結果態様が成立するまでリプレイ入賞の成立を抑制するので、例えばせっかく的確に目押ししてもリプレイ入賞の入賞結果態様が成立してしまうといったことがなく、成立している入賞フラグに対応する図柄で構成する入賞結果態様を成立させることに集中することができる。なお、例えばリプレイ入賞とボーナス入賞の各々に対応する入賞フラグが同時に成立している場合には、ボーナス入賞の入賞結果態様を優先的に成立させるようなリール制御を行うようにしても良い。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態は、本発明に係るスロットマシンの適例としてのパチスロ遊技機について説明を行うものである。 【0026】図1のパチスロ遊技機100は、前面が開放した箱形の機枠(図示略)の内部に各種の機器が設けられるとともに、機枠の前面に、前扉2が、片開き形式に開閉自在に設けられることで概略構成されている。 【0027】前扉2の前面の上部中央には、後方を透視可能な透明の表示窓5が形成され、この表示窓5の奥には可変表示装置(全体図示略)が配され、この可変表示装置の可変表示部20が表示窓5を介して視認可能となっている。この可変表示装置の可変表示部20は、それぞれ独立に回転可能な複数(例えば、3つ)のリール、即ち、第1リール20a、第2リール20b、第3リール20cを備えて構成されている。これらリール20a〜20cには、複数種類の図柄からなる図柄列(例えば、21コマ分の図柄列)が、それぞれ表記されている。そして、これら図柄列中の図柄のうち、連続する所定数(例えば、3つ)の図柄が、各リール20a〜20c毎に表示窓5を介して視認可能となっている。 【0028】なお、図柄の種類は、図3に示すように、例えば、「7(白)」、「7(網掛け)」、「BAR」、「ベル」、「スイカ」、「チェリー」、「リプレイ(再ゲーム)」(共通図柄)の都合7種類となっている。 【0029】また、可変表示装置は、リール20a〜20cをそれぞれ独立に回転駆動ならびに回転停止させるリール駆動部40(図2)を備えている。このリール駆動部40は、後述する遊技制御装置50の制御下で作動するものであり、例えば、各リールに対応した複数のステッピングモータ等から構成される。このリール駆動部40によりリール20a〜20cを各々独立に回転駆動させることで、複数種類の図柄が表示窓5奥にて上から下に循環するように高速で移動させる(図柄を可変表示させる)ようになっている。 【0030】さらに、可変表示の開始後、(後述するリールストップボタン14a,14b,14cの停止操作に基づき)リール駆動部40によりリール20a〜20cの全てを停止させることで、上下に3列、横に3列で、都合9つの図柄が可変表示部20にて停止状態で表示する停止表示を行うようになっている。なお、可変表示部20には、複数の有効ラインL1〜L5が設定されている。即ち、例えば、各リール20a〜20c中段を横切る有効ラインL1、各リール20a〜20c上段を横切る有効ラインL2、各リール20a〜20c下段を横切る有効ラインL3、第1リール20a上段−第2リール20b中段−第3リール20c下段にかけて各リールを斜めに横切る有効ラインL4、及び、第1リール20a下段−第2リール20b中段−第3リール20c上段にかけて各リールを斜めに横切る有効ラインL5の、都合5列のラインが設定されている。そして、有効ラインL1〜L5のうち何れかの有効ライン上に、複数種類設定された入賞のうち何れかに対応する組み合わせ態様で図柄が停止表示することにより入賞結果態様が成立し、各入賞結果態様に対応した所定数のメダルの払い出し等を行うようになっている。 【0031】また、前扉2前面のうち、表示窓5の下方片側には、ゲームを開始するためのスタートレバー13が設けられている。さらに、前扉2前面のうち、表示窓5の下方には、各リール20a〜20cと1対1で対応付けられ、各リール20a〜20cの回転をそれぞれ停止させて図柄を停止表示させるためのストップボタン、即ち、第1リールストップボタン14a、第2リールストップボタン14b、第3リールストップボタン14cが設けられている。なお、これらリールストップボタン14a〜14cは、例えば、色付きの半透明の樹脂などから構成されている。そして、これらリールストップボタン14a〜14cの奥には、該リールストップボタン14a〜14cの操作により各リール20a〜20cを停止可能な状態であることを、点灯により報知するための操作情報ランプ、即ち、第1操作情報ランプ140a、第2操作情報ランプ140b、第3操作情報ランプ140c(図2)がそれぞれ設けられている。 【0032】加えて、前扉2前面のうち、例えば、表示窓5よりもさらに上方位置には、予告等、遊技に関する演出表示を行うための演出表示部4が形成されている。この演出表示部4は透明な表示窓であり、この演出表示部4の奥に配された演出表示装置4aの表示状態を変化させて演出表示を行う構成となっている。 【0033】また、前扉2の前面には、他に、以下の構成要素が配されている。先ず、ベット数表示部31は、その奥に配されたベットライン表示器31aの点灯状態によりメダル(遊技価値)のベット数を表示するものである。WINランプ部32は、入賞に基づきメダルの払い出し(実際に払い出すか又はクレジットすること)が行われていることをその奥に配されたランプ(図示略)の点灯によって報知するものである。GAME OVERランプ部33は、ビッグボーナスが終了したことをその奥に配されたランプ(図示略)の点灯によって報知するものである。WAITランプ部34の奥にはランプ(図示略)が配されており、このランプが、スタートレバー13が操作されてから全てのリール20a〜20cが回転開始するまでの期間に点灯することで、該期間中であることを報知するようになっている。リプレイランプ部35は、リプレイ入賞の入賞結果態様が成立して次回遊技がリプレイになったことをその奥に配されたランプ(図示略)の点灯によって報知するものである。INSERT MEDALSランプ部36は、遊技が行われておらず、しかも、メダルを受け容れ可能な状態のときに、その奥に配されたランプ(図示略)が点滅を繰り返すことで、メダルの投入を促すためのものである。 【0034】また、メダル投入口6は、メダルの投入を行うためのものである。クレジット数表示部7は、その奥に配された、例えば、7セグメントのLEDからなるクレジット数表示器7a(図2)の点灯状態により、メダルのクレジット数を表示するものである。払出数表示部8は、その奥に配された、例えば、7セグメントのLEDからなる払出表示器8a(図2)の点灯状態により、メダルの払い出し数を表示するものである。さらに、前扉2の前面には、クレジットされたメダルのうち限度数(例えば、3枚)のメダルのベット(賭け)を行うためのマックスベットボタン9、クレジットされたメダルのベットを1枚ずつ行うための1ベットボタン10、ボーナスの進行に関する表示を行うボーナス進行表示部11、メダルのクレジット状態/非クレジット状態を選択するためのクレジット選択ボタン12、前扉2を開くための鍵が差し込まれる鍵穴15、前扉2の下部領域を構成する飾り板部16等が設けられ、さらに、前扉2の前面の最下部には灰皿17及びメダルを貯留するための受皿18が配設されている。 【0035】さらに、パチスロ遊技機100は、その本体部100aの横隣(例えば左側)に、カードサンド500を備えている。このカードサンド500は、プリペイドカード(以下、カードと略称する)が挿入されるカード挿入口501を備えると共に、該カード挿入口501より挿入されたカードの記憶情報を読取り・書換え可能なカードリードライタ(図示省略)を内部に備えている。また、前扉2の前面のクレジット数表示部7の右隣には、カードサンド500にカードを挿入した状態で押圧操作する(遊技価値貸出操作を行う)ことで受皿18にメダルの排出動作を行うための貸メダルスイッチ(遊技価値貸出操作部)37、カードサンド500に挿入されたカードの返却動作を行うための返却スイッチ38、ならびに、カードサンド500に挿入されたカードの残高を表示するカード残高表示装置39、メダルの貸し出しが可能な状態であるか否かを点灯状態によって表示する貸メダル表示器(図示略)などがそれぞれ設けられている。 【0036】例えば、カード挿入口501にカードが挿入されると、カードの記憶情報をカードサンド500内部のカードリードライタにより読み取り、カードの残り度数をカード残高表示装置39に表示する。カードの残り度数が「0」である場合には、カード挿入口501から自動的にカードを返却し、一方、カードの残り度数が「0」でない場合には、貸メダル表示器を点灯させて、メダルを貸し出し可能な状態であることを表示する。この状態で、貸メダルスイッチ37が押圧操作されると、カードリードライタによりカードの残り度数を減算してカードの記憶情報を書き換えるとともに、「クレジット状態」(後述)が選択されている場合には、減算された度数に対応する数量のメダルをクレジットし、クレジット数をクレジット数表示部7に表示する。(このとき、「非クレジット状態」(後述)が選択されている場合には、ホッパー(図示略)から受皿18(後述)にメダルを排出する。)この結果、カードの残り度数が減算されて「0」となった場合には、カード挿入口501から自動的にカードを返却するとともに、貸メダル表示器を消灯させて、メダル貸し出し不能な状態であることを表示する。なお、カード挿入口501にカードが挿入されている状態で、返却スイッチ38が押圧操作されると、カードの残り度数に関係なく、カード挿入口501からカードを返却して、貸メダル表示器を消灯状態に変換する。このように、カードサンド500は、貸メダルスイッチ37の操作が行われることに関連して、遊技者にメダルの貸し出しを行う遊技価値貸出手段として機能する。 【0037】加えて、パチスロ遊技機100は、図2に示すように、スピーカ等の音声発生部60、入賞結果態様の成立や貸メダルスイッチ37の操作に基づきメダルを払い出すホッパー等のメダル払出部80、およびランプ等の発光部70を備えている。 【0038】また、図2は、パチスロ遊技機100の主要制御ブロック図である。パチスロ遊技機100は、遊技を統括的に制御する遊技制御装置(制御手段を構成する;主制御装置)50と、該遊技制御装置50から送信された指示信号と関連した制御を行い、演出表示に関わる制御を行う演出表示制御装置(制御手段を構成する;従制御装置)44とを備えている。 【0039】遊技制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)51、ROM(Read Only Memory)52、RAM(Random Access Memory)53、I/F(Interface)54等を備えて構成されている。 【0040】このうちCPU51は、制御部、演算部を備え、各種演算制御を行う他、内部抽選用の乱数などを生成する処理も行う。なお、遊技制御装置50に、乱数を発生可能な乱数発生器を設け、該乱数発生器から出力される乱数を内部抽選用の乱数として用いても良い。ROM52には、各種処理を実行するための制御プログラムや制御データが書き込まれている他、内部抽選用の判定値などが書き込まれている。RAM53は、CPU51で生成される内部抽選用の乱数の記憶領域、各種データ(例えば、メダルのクレジット数のデータ、メダルのベット数のデータ、各種入賞フラグ(後述)の状態のデータ、そして、成立した入賞に基づく払い出しに係るデータなど)を一時的に記憶する記憶領域、ならびに、CPU51の作業領域を備えている。 【0041】I/F54は、図示しないローパスフィルタ及びバッファーゲートを介して、電源装置90、メダル検出センサ6a、スタートレバースイッチ13a、第1リールストップボタン14a、第2リールストップボタン14b、第3リールストップボタン14c、1ベットボタン10、マックスベットボタン9、クレジット選択ボタン12、リセットスイッチ15a、貸メダルスイッチ37、返却スイッチ38、カードサンド500から出力される各種の信号をCPU51に対して出力している。ここで、メダル検出センサ6aは、メダル投入口6より投入されたメダルを検出するためのセンサである。スタートレバースイッチ13aは、スタートレバー13が操作されたことを検出するためのスイッチである。リセットスイッチ15aは、鍵穴15に差し込まれた鍵を回動させることで操作されてパチスロ遊技機100をリセットするためのスイッチである。 【0042】なお、リセットスイッチ15aが操作されることで、データクリア条件が成立し、RAM53の記憶のうち、成立した入賞に基づく払い出しに係るデータなどがクリアされて初期状態となる(リセットされる)。 【0043】また、I/F54は、CPU51から出力される制御信号を入力して、該制御信号を、図示しない出力ポート及びドライバーを介して、演出表示制御装置44、ベットライン表示器31a、クレジット数表示器7a、払出し表示器8a、第1操作情報ランプ140a、第2操作情報ランプ140b、第3操作情報ランプ140c、音声発生部60、メダル払出部80、リール駆動部40、発光部70、カード残高表示器39などに出力している。 【0044】一方、演出表示制御装置44は、遊技制御装置50より入力される指令信号に基づいて各種の演出表示に関わる演出表示データを編集し、その演出表示データを演出表示装置4aに出力している。ここで、演出表示制御装置44は、遊技制御装置50ととともに目押し補助手段(詳細後述)を構成している。 【0045】ここで、メダルのベット等に関する処理について説明する。先ず、クレジット選択ボタン12により「非クレジット状態」を選択している場合に、メダル投入口6よりメダルを投入すると、このメダルをメダル検出センサ6aが検出して該検出信号を遊技制御装置50に入力する。さらに、この検出信号に基づいて、メダルのベット数の記憶を加算するとともに、そのベット数をベット数表示部31に表示する。ただし、ベット数には、所定の上限値(例えば、3枚)が設定されているため、上限値を超えるメダルを投入した場合には、超えた分のメダルについてはベット数に加算せずに受皿18へと返却するようになっている。 【0046】一方、クレジット選択ボタン12により「クレジット状態」を選択している場合に、メダル投入口6よりメダルを投入すると、このメダルをメダル検出センサ6aが検出して該検出信号を遊技制御装置50に入力する。この場合も同様に、メダルの検出信号に基づいてメダルのベット数の記憶を加算するとともに、そのベット数をベット数表示部31に表示する。さらに、ベット数の上限値(3枚)を超えるメダルを投入した場合には、超えた分のメダルについてはベット数に加算せずに、メダルのクレジット数の記憶を1ずつ加算するとともに、その加算結果をクレジット数としてクレジット数表示部7に表示する。ただし、クレジット数には、所定の上限値(例えば、50枚)が設定されており、上限値を超えるメダルを投入した場合には、超えた分のメダルをクレジット数に加算せずに受皿18へと返却するようになっている。さらに、メダルのクレジットがある状態で、1ベットボタン10又はマックスベットボタン9を操作すると、操作に応じた数のメダルをベットするとともに、クレジット数の記憶をベット数分減算するようになっている。 【0047】なお、「非クレジット状態」のときに入賞に基づきメダルを払い出す場合には、メダルの全数を受皿18へと払い出すようになっている一方で、「クレジット状態」のときに入賞に基づきメダルを払い出す場合には、所定の上限値(例えば、50枚)までのメダルをクレジット数に加算し、該上限値を超えた分のメダルをクレジット数に加算せずに受皿18に払い出すようになっている。 【0048】また、メダルのベット数(賭け数)に応じて、有効となる有効ラインL1〜L5を変化させるように設定されている。即ち、例えば、ベット数が1の場合には、有効ラインL1だけを有効にし、ベット数が2の場合には、有効ラインL1〜L3を有効にし、ベット数が3の場合には、全ての有効ラインL1〜L5を有効にするように設定されている(図7参照)。そして、ベット数に応じて有効ラインL1〜L5のうち有効としたライン上で入賞に対応する所定の入賞結果態様が成立した場合のみ、メダルの払い出しを行う。逆に、この有効としたライン以外のラインで入賞結果態様が成立しても、入賞に対応したメダルの払い出しは行わない。 【0049】パチスロ遊技機100は、以上のように構成されていて、遊技制御装置50により所定の遊技制御を行うようになっている。以下、この遊技制御について説明する。 【0050】先ず、メダル投入口6よりメダルを投入してベットを行った状態で、或いは、マックスベットボタン9又は1ベットボタン10の操作によりベットを行った状態で、或いは、前回のゲームでリプレイ入賞の入賞結果態様が成立している場合にはベットを行わずにスタートレバー13を操作する。 【0051】すると、遊技制御装置50のCPU51では、スタートレバー13の操作に基づき(スタート操作に関連して)、内部抽選用の乱数を抽出し、該抽出した乱数と、予めROM52に記憶されている判定値との比較により内部抽選を行う。この内部抽選により、入賞(例えば、小役入賞、ビッグボーナス入賞、レギュラーボーナス入賞、リプレイ入賞の何れか)の有無を決定し、この抽選結果が、入賞であることを条件に該入賞に対応する入賞フラグ(例えば、小役入賞フラグ、ビッグボーナス入賞フラグ、レギュラーボーナス入賞フラグ、リプレイ入賞フラグの何れか)を発生させ(成立させ)、該入賞フラグが成立したことを示すデータを、RAM53に一時的に記憶する。 【0052】一方で、CPU51は、スタートレバー13の操作に基づき、リール駆動部40に対してリール20aの回転開始を指示する制御信号を送り、第1〜第3リール20a,20b,20cを回転開始させる制御を行う。これにより、図柄の可変表示を行う状態となる。このように、図柄の可変表示を開始した後、各リールストップボタン14a〜14cの操作により各リール20a〜20cを停止可能な状態となると、CPU51は各操作情報ランプ140a〜140cの点灯を指示する制御信号を送って、各操作情報ランプ140a〜140cを点灯させる処理を行う。この処理により、操作情報ランプ140a〜140cを点灯させることで、各リールストップボタン14a〜14cの操作により各リール20a〜20cを停止可能な状態となったことを報知する。このように、各リールストップボタン14a〜14cの操作により各リール20a〜20cを停止可能となった状態で、各リールストップボタン14a〜14cを個別に順次操作すると、その操作信号がそれぞれCPU51に入力され、それぞれの操作信号に基づき対応するリール20a〜20cを停止させる。ここで、CPU51では、操作信号の入力タイミングと各入賞フラグの成立状態に基づいて、各リール20a〜20cの停止位置を決定し、この決定に基づき、リール駆動部40に対して各リール20a〜20cの回転停止を指示する制御信号を出力する。 【0053】例えば、何れかの入賞フラグが成立している場合には、その入賞フラグに対応する図柄が優先的に有効ライン上に停止表示するように、図柄の引き込み制御を行うようになっている。ここで、図柄の引き込み制御とは、停止操作のタイミングが、所定の範囲内で早めにズレた場合には、リールストップボタン14a〜14cの操作に基づき即時にリール20a〜20cを停止させるのではなく、該停止のタイミングを若干遅らせることにより、該ライン上に入賞フラグと対応する図柄を優先的に停止させる制御のことである。つまり、この制御の際、停止操作を行ってから該停止操作のタイミングに対して若干遅らせて図柄の可変表示を停止させることで、停止操作の時点では、まだ有効ライン上に到達していなかった図柄を、該ライン上に到達させて停止表示させることになる。ただし、引き込み制御が可能な図柄のコマ数(図柄の引き込み範囲)には制限があるため(例えば、+4コマ以内)、引き込み制御により有効ライン上に停止可能な図柄は、リールストップボタン14a〜14cの操作に基づき引き込み制御を行わずに該ライン上に停止可能な図柄と、それに続く所定コマ数(例えば、4コマ)の図柄となる。ここで、引き込み制御を行わずに有効ライン上に停止可能な図柄とは、原則として、リールストップボタン14a〜14cの操作時に該ライン上に位置する図柄であるが、制御上、該図柄を該ライン上に即時停止させることができないタイミングでリールストップボタン14a〜14cが操作された場合には、その次の図柄となる。 【0054】他方、入賞フラグが何も成立していない場合には、入賞と対応する図柄が揃ってしまうことを防止する制御を行うようになっている。即ち、具体的には、例えば、第1リール20aだけで入賞結果態様を構成してしまう「チェリー」が有効ライン上に位置するタイミングで第1リールストップボタン14aを操作した場合には、「チェリー」が該ラインから外れるまで第1リール20aを回転させた後に停止させる制御を行う。また、例えば、第1リール20a及び第2リール20bが停止した段階で、既に「7(白)、7(白)」が有効ライン上に揃い、第3リール20cでも「7(白)」が該ライン上に揃ってしまうとビッグボーナス入賞の入賞結果態様(図3参照)を構成してしまう状態となった場合には、第3リール20cでは、該ライン上に「7(白)」が揃わないような制御を行う。 【0055】各リールストップボタン14a〜14cの操作に基づき、上記した何れかの制御(各リール20a〜20cを停止させる制御)を行うことで、各リール20a〜20c毎に3つずつの図柄が可変表示部20にて停止表示された状態となり図柄の可変表示が終了する。 【0056】なお、スタートレバー13の操作から一定時間(例えば、30秒)が経過する前に、全てのリールストップボタン14a〜14cの停止操作が完了しない場合には、図柄の可変表示がエンドレスに継続することがないように、スタートレバー13の操作から一定時間(例えば、30秒)が経過するとCPU51からリール駆動部40に対して停止制御信号を出力する。そして、この停止制御信号に基づき、リール駆動部40は、その時点まで回転を続けていたリール、即ち、リール20a〜20cの全て、或いは、リール20a〜20cのいずれか2つ、又は、1つの回転を停止させる。このため、遊技者が操作を行わなくとも、スタートレバー13の操作から一定時間が経過した場合にはリール20a〜20cの回転が自動的に停止して図柄の可変表示が終了し、各リール20a〜20c毎に3つずつの図柄を可変表示部20にて停止表示した状態となる。 【0057】さらに、各リールストップボタン14a〜14cの操作に基づき、又は、スタートレバー13の操作から一定時間(例えば、30秒)が経過することにより、停止表示した結果、入賞結果態様が成立した場合には、該成立した入賞結果態様の種類に応じた所定数のメダルの払い出しを行う。 【0058】このように、パチスロ遊技機100の遊技制御装置50は、スタート操作に関連して、複数種類に設定された入賞のそれぞれに対応する入賞フラグの何れかを成立させるか否かを決定する抽選を行うと共に複数種類の図柄を可変表示し、前記抽選の結果いずれかの入賞フラグが成立している場合には図柄のストップ操作のタイミング如何によって該入賞フラグに対応する図柄で構成する入賞結果態様を成立させることが可能なゲームの制御を行うようになっている。 【0059】また、本実施の形態の場合、例えば、図3に示すように、入賞にはビッグボーナス入賞、レギュラーボーナス入賞、小役(ベル、スイカ、及びチェリー)入賞、及び、リプレイ入賞が含まれる。このうち、ビッグボーナス入賞の場合は、有効ライン上に「7(白)、7(白)、7(白)」又は「7(網掛け)、7(網掛け)、7(網掛け)」が揃うと15枚のメダルが払い出される。レギュラーボーナス入賞の場合は、有効ラインL1〜L5のうち有効となったライン上に「BAR、BAR、BAR」が揃うと15枚のメダルを払い出す。小役入賞のベルの場合は、有効ライン上に「ベル、ベル、ベル」が揃うと12枚のメダルを払い出す。小役入賞のスイカの場合は、有効ライン上に「スイカ、スイカ、スイカ」が揃うと8枚のメダルを払い出す。また、小役入賞のチェリーの場合には、有効ライン上の第1リール20aに、「チェリー」を停止表示するだけで入賞結果態様が成立し、その他のリールの停止図柄に拘わらずメダルを払い出す。なお、第1リール20aの中段(有効ラインL1)に「チェリー」が停止表示の場合には2枚のメダルを払い出し、有効ラインL2と有効ラインL4の交差線上に位置する第1リール20aの上段、又は有効ラインL3と有効ラインL5の交差線上に位置する第1リール20aの下段に「チェリー」が停止表示の場合には2×2=4枚のメダルを払い出す。なお、ここで、遊技制御装置50は、付与手段として機能する。さらに、リプレイ入賞の場合には、有効ライン上に「リプレイ、リプレイ、リプレイ」が揃うと、メダルの払い出しは行わないものの、遊技者が新たなベットを行わないでも自動的に当該ゲームと同数のベットを行い、スタートレバー13を操作するだけで次回のゲーム(再ゲーム;リプレイ)を行うことが可能な状態となる。 【0060】なお、これらの各入賞のうち、ビッグボーナス入賞及びレギュラーボーナス入賞の入賞フラグは、該入賞フラグが成立したゲーム以降、該入賞フラグに対応する入賞結果態様が成立してビッグボーナス又はレギュラーボーナスを開始するまで継続して毎回のゲームに持ち越される。これに対して、小役入賞及びリプレイ入賞の入賞フラグは該入賞フラグが成立したゲームのみ有効で、次回以降のゲームには入賞フラグが持ち越されない。 【0061】また、特に、停止表示の結果、ビッグボーナス入賞又はレギュラーボーナス入賞の入賞結果態様が成立した場合には、メダルの払い出しを行う他、ビッグボーナス又はレギュラーボーナスを発生させるといった特典を付与する。 【0062】レギュラーボーナス入賞の入賞結果態様(以下、レギュラーボーナス入賞結果態様ともいう。)が成立した場合には、15枚のメダルを払い出すとともに、レギュラーボーナスを開始する。このレギュラーボーナス中には、JACゲームと称される特別ゲームを所定回数(例えば、12回)を上限に実行可能となる。JACゲームでは、メダルのベット数が、例えば、1枚となり、この1ベットに対応する例えば有効ラインL1上にJAC図柄が揃ったとき(例えば、リプレイ入賞の入賞結果態様が成立したとき)にJAC入賞となり、このJAC入賞により所定数(例えば、15枚)のメダルを払い出す。このレギュラーボーナスは、該レギュラーボーナス中にJACゲームを12回行うか、又は、該レギュラーボーナス中にJAC入賞が8回成立するか、のいずれかの条件が成立することにより終了する。 【0063】また、ビッグボーナス入賞の入賞結果態様(以下、ビッグボーナス入賞結果態様ともいう。)が成立した場合には、所定数(例えば、15枚)のメダルを払い出すとともに、ビッグボーナスを開始する。このビッグボーナス中は、小役ゲームと称される特別ゲームを所定回数(例えば、30回)を上限に実行可能となる。この小役ゲームでは、通常のゲームに比べて高い確率で小役入賞が発生する。さらに、ビッグボーナス中は、前述したレギュラーボーナスを所定回数(例えば、3回)を上限に実行可能となる。ビッグボーナス中にレギュラーボーナスを開始する条件は、小役ゲームの結果、有効ライン上にボーナスイン図柄が揃って(例えば、リプレイ入賞の入賞結果態様が成立して)ボーナスイン(JACインともいう)となることである。そして、このボーナスインにより、所定数(0枚の場合もある)のメダルを払い出すとともに、小役ゲームを一時中断してレギュラーボーナスを開始する。このビッグボーナスは、該ビッグボーナス中に小役ゲームを30回行うか、又は、該ビッグボーナス中にレギュラーボーナスを3回行うか、のいずれかの条件が成立することにより終了する。 【0064】次に、本実施の形態のパチスロ遊技機100の主要な構成について説明する。 【0065】パチスロ遊技機100は、例えば、ボーナス入賞(上記ビッグボーナス入賞又はレギュラーボーナス入賞)に対応する入賞フラグが成立している状態で、貸メダルスイッチ37が操作されることに基づき、該成立している入賞フラグに対応する図柄の目押しを補助する処理を行うようになっている。 【0066】<貸遊技媒体目押し補助処理>以下、貸メダルスイッチ37の操作に基づき例えば毎ゲーム行う貸遊技媒体目押し補助処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。先ず、ステップS1では、貸メダルスイッチ37が操作されたか否かを判定する。操作されたと判定した場合には、ステップS2に移行する。ステップS2では、ボーナス入賞(ビッグボーナス入賞又はレギュラーボーナス入賞)に対応する入賞フラグが成立しているか否かを判定する。ここで、ボーナス入賞の入賞フラグが成立していると判定した場合には、ステップS3に移行する。 【0067】ステップS3では、図6に示す目押し補助処理を実行する。ここで、パチスロ遊技機100は、補助度合いの異なる複数種類の目押し補助処理を実行可能となっている。この目押し補助処理は、貸メダルスイッチ37が操作された後、その操作段階で入賞フラグが成立しているボーナス入賞に対応する入賞結果態様(以下、ボーナス入賞結果態様ともいう。)が成立するまでの間に行うゲーム数が増加するに従って、段階的に目押しが容易になるように目押しを補助する。ここで、遊技制御装置50は、段階的目押し補助手段として機能する。すなわち、具体的には、例えば所定ゲーム数(例えば、5ゲーム)行う毎に以下に説明する入賞種類報知処理、目押しタイミング報知補助処理、図柄減速補助処理、強制停止制御実行補助処理を、この順に選択して実行することにより、段階的に目押しが容易になるように目押しを補助する。また、これら目押しの補助処理は、ボーナス入賞結果態様(例えば、「7(白)、7(白)、7(白)」)が成立するまで継続するようになっている。ここで、遊技制御装置50は、目押し補助継続手段として機能する。 【0068】<目押し補助処理>この目押し補助処理では、先ずステップS4にて、回転数カウンタ(図示略)を「+1」インクリメントする。この回転数カウンタは、貸メダルスイッチ37が操作された後、ボーナス入賞結果態様(例えば、「7(白)、7(白)、7(白)」)が成立するまでの間に1ゲーム行う毎に+1される。ただし、後述するように、目押し補助処理の段階が変化する毎にクリアされる。続くステップS5では、状態カウンタ(図示略)の値に基づき、どの段階の目押し補助処理を行うかを決定する。この状態カウンタは、5ゲーム行う毎に「+1」インクリメントされる(後述;ステップS11〜S13参照)。そして、状態カウンタの値が、「1」の場合にはステップS6に、該値が「2」の場合にはステップS7に、該値が「3」の場合にはステップS8に、該値が「4」の場合にはステップS9に移行する。 【0069】<入賞種類報知処理>ステップS6では入賞種類報知処理を行う。すなわち、入賞種類報知処理では、先ず、遊技制御装置50は、入賞フラグの成立したボーナス入賞に対応する入賞結果態様の種類に関連する入賞データ(入賞結果態様の種類を伝達するための入賞種類信号)を演出表示制御装置44に出力する(送信する)。入賞データを受信した演出表示制御装置44は、その入賞データに基づき入賞の種類を認識する。その後、演出表示制御装置44は、貸メダルスイッチ37が操作されたことにより遊技制御装置50から出力される(貸メダルスイッチ37の操作状態の検出結果を伝達するための)操作検出信号を受信することに基づき、貸メダルスイッチ37の操作段階で入賞フラグが成立しているボーナス入賞(ビッグボーナス入賞或いはレギュラーボーナス入賞)に対応する入賞結果態様の種類を、例えば演出表示装置4aに表示させて報知する。具体的には、例えば図4に示すように、演出表示装置4aにて「7(白)を狙ってね!」との表示を行い、「7(白)」の入賞フラグが成立していることを報知する。このように、遊技制御装置50は、入賞種類報知手段として機能する。 【0070】その後、ステップS10に移行して、入賞フラグが成立しているボーナス入賞に対応する入賞結果態様(例えば、「7(白)、7(白)、7(白)」)が成立したか否かを判定する。ここで、該ボーナス入賞結果態様(例えば、「7(白)、7(白)、7(白)」)が成立したと判定した場合には、目押し補助処理を終了する。一方、該ボーナス入賞結果態様(例えば、「7(白)、7(白)、7(白)」)が成立していないと判定した場合には、ステップS11に移行する。 【0071】ステップS11では、回転数カウンタの値が「5」であるか否かを判定する。回転数カウンタの値が「5」であると判定した場合には、ステップS12に移行する。ステップS12では、状態カウンタの値を「+1」インクリメントして、ステップS13に移行し、回転数カウンタの値をクリアする。 【0072】このように、入賞種類報知処理を行うことによって、遊技者はボーナス入賞に対応する入賞結果態様の種類(例えば、ビッグボーナス)を認識でき、ボーナス入賞結果態様(例えば、「7(白)、7(白)、7(白)」)を構成する図柄(例えば、「7(白)」)を目押しすれば良いということを認識できる。 【0073】<目押しタイミング報知補助処理>他方、ステップS5で状態カウンタの値が「2」であると判定した場合にはステップS7に移行し、目押しタイミング報知補助処理を行う。この目押しタイミング報知補助処理では、貸メダルスイッチ37の操作段階で入賞フラグが成立しているボーナス入賞に対応する入賞結果態様を構成する図柄が可変表示部20を通過するタイミングを報知する処理を行う。ここで、遊技制御装置50は、目押しタイミング報知手段として機能する。 【0074】例えば図7に示すように、各リール20a〜20cの内側に、上段の図柄を発光表示するランプ201と、中段の図柄を発光表示するランプ202と、下段の図柄を発光表示するランプ203とが配されている。なお、各リール20a〜20cは、各ランプ201〜203による点灯を、外側へと透過可能に構成されている。従って、図柄を可変表示する過程で、各ランプ201〜203を点灯することにより図柄を発光表示することができる。 【0075】具体的には、例えば図7に示すように、第1及び第2リール20a、20bのみの回転が停止した段階で「7(白)、7(白)」が有効ラインL4上に揃い、第3リール20cでも「7(白)」が該ラインL4上に揃うとビッグボーナス入賞結果態様を構成する状態となった場合に、未だ可変表示中の第3リール20cの図柄のうち該ビッグボーナス入賞結果態様を構成可能な図柄(例えば「7(白)」)が有効ラインL4上(可変表示部20の下段)を通過するタイミングに合わせて、第1リール20a上段のランプ201、第2リール20b中段のランプ202及び第3リール20c下段のランプ203を点灯させる。これにより、図柄(例えば「7(白)」)が有効ラインL4上を通過するタイミング、すなわち、目押しのタイミングを遊技者に報知する。 【0076】その後は、入賞種類報知処理の場合と同様にステップS10〜S13の処理を行って、目押し補助処理を終了する。 【0077】このように、目押しタイミング報知補助処理を行うことによって、遊技者は成立した入賞フラグに対応するボーナス入賞結果態様を構成する図柄(例えば、「7(白)」)の目押しを、ランプ201〜203の点灯するタイミングに合わせて行うことができ、その図柄で構成するボーナス入賞結果態様(例えば、「7(白)、7(白)、7(白)」)を有効ラインL4上に容易に成立させることができる。 【0078】<図柄減速補助処理>また、ステップS5で状態カウンタの値が「3」であると判定した場合にはステップS8に移行し、図柄減速補助処理を行う。この図柄減速補助処理では、各リール20a〜20cに表記された図柄のうち、入賞フラグが成立しているボーナス入賞に対応する入賞結果態様(例えば、「7(白)、7(白)、7(白)」)を構成する各々の図柄が、可変表示の過程で可変表示部20を通過する際の各リール20a〜20cの回転速度を間欠的に減速状態に制御することにより、その際の図柄(例えば、「7(白)」)の通過速度を減速させる処理を行う。ここで、遊技制御装置50は、図柄減速手段として機能する。 【0079】なお、例えば第1及び第2リール20a、20bに関しては、図柄減速補助処理を行わずに、第1及び第2リール20a、20bが停止した段階で同一図柄(例えば、「7(白)、7(白)」)が有効ライン上に揃った場合に、未だ図柄を可変表示している第3リール20cのみ図柄減速補助処理を行うようにしても良い。 【0080】その後は、入賞種類報知処理の場合と同様にステップS10〜S13の処理を行って、目押し補助処理を終了する。 【0081】このように、図柄減速補助処理を行うことによって、遊技者は可変表示中の図柄を視認し易くなり、成立した入賞フラグに対応する図柄の目押しが容易になる。 【0082】<強制停止制御実行補助処理>また、ステップS5で状態カウンタの値が「4」であると判定した場合にはステップS9に移行し、強制停止制御実行補助処理を行う。この強制停止制御実行補助処理では、図柄の可変表示の過程で遊技者によるリールストップボタン14a〜14cの操作を無効にするとともに、図柄の停止制御を行って、貸メダルスイッチ37の操作段階で入賞フラグが成立しているボーナス入賞に対応する入賞結果態様(例えば、「7(白)、7(白)、7(白)」)を成立させる処理を行う。ここで、遊技制御装置50は、強制停止制御実行手段として機能する。 【0083】なお、この際、遊技者の誤解を招くことがないように、例えば演出表示装置4aにて「押さないで!」との表示を行い、リールストップボタン14a〜14cによるストップ操作が無効であることを報知することが望ましい。 【0084】その後は、入賞種類報知処理の場合と同様にステップS10〜S13の処理を行って、目押し補助処理を終了する。 【0085】このように、強制停止制御実行補助処理を行う場合には、目押しを行うことなく必ずボーナス入賞結果態様(例えば、「7(白)、7(白)、7(白)」)を成立させることができる。 【0086】以上のように、この実施の形態のパチスロ遊技機100によれば、ボーナス入賞に対応する入賞フラグが成立している状態で貸メダルスイッチ37が操作されることに関連して、成立している入賞フラグに対応するボーナス入賞結果態様を成立させるための目押しを補助するので、該図柄の目押しが容易になり、遊技初心者でも、その図柄で構成する入賞結果態様を成立させ易くなる。よって、遊技者は、余分な投資を行う必要がなくなるので、遊技の興趣を損なうことがなくなる。従って、遊技の興趣を高めることができる。 【0087】また、貸メダルスイッチ37の操作段階で入賞フラグが成立しているボーナス入賞に対応する入賞結果態様が成立するまでの間に行うゲーム数が増加するに従い、段階的に目押しが容易になるように目押しを補助するので、ゲーム数が増加するに従って目押しをし易くなる。さらに、この目押し補助をボーナス入賞結果態様が成立するまで継続するので、目押しをし易い状態が継続し、安心してゲームを行うことができる。 【0088】また、遊技制御装置50と、遊技制御装置50から送信された指示信号と関連した制御を行う演出表示制御装置44とを備えるので、各々の制御装置による制御を簡素化することができる。そのため、各々の制御装置の制御内容が分担されて効率良く制御でき、遊技制御装置50での処理負担が軽くなる。 【0089】<変形例1>変形例1では、貸遊技媒体目押し補助処理を行う間は、リプレイ入賞の入賞フラグを成立させない(リプレイ入賞の成立を抑制する)リプレイ不成立処理を行う例について説明する。 【0090】以下、リプレイ不成立処理について図9のフローチャートを参照して説明する。先ず、ステップS101では、メダルの貸し出しを行うための貸メダルスイッチ37が操作されたか否かを判定する。ここで、貸メダルスイッチ37が操作されたと判定した場合には、ステップS102に移行する。ステップS102では、ボーナス入賞に対応する入賞フラグが成立しているか否かを判定する。ここで、入賞フラグが成立していると判定した場合には、ステップS103に移行し、リプレイ不成立処理を実行する。このリプレイ不成立処理は、貸メダルスイッチ37の操作段階で入賞フラグが成立しているボーナス入賞に対応する入賞結果態様が成立するまで行う。なお、リプレイ入賞とボーナス入賞の各々に対応する入賞フラグが同時に成立した場合には、ボーナス入賞に対応する入賞結果態様を優先的に成立させるようなリール制御を行うようにしても良い。ここで、遊技制御装置50は、リプレイ入賞抑制手段として機能する。 【0091】この変形例1によれば、リプレイ不成立処理を行うので、せっかくボーナス入賞に対応する図柄を目押ししてもリプレイ入賞の入賞結果態様が成立してしまうということがなくなるので、遊技者はボーナス入賞結果態様を成立させることに集中できる。 【0092】なお、この変形例では、リプレイ入賞の入賞フラグを成立させないリプレイ不成立処理を行うことによってリプレイ入賞の成立を完全に抑制するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、リプレイ入賞の入賞フラグを成立させる確率を通常時よりも低くすることによってリプレイ入賞の成立を抑制するようにしても良い。 【0093】<変形例2>変形例2では、目押しタイミング報知補助処理において、ボーナス入賞に対応する入賞結果態様を構成する図柄(例えば、「7(白)」)が、可変表示の過程で可変表示部20を通過する際に、各ランプ201〜203を図柄の移動方向に順次点灯させる例について説明する(第1リール20aについてのみ図示)。すなわち、先ず、例えば図8(a)に示すように、「7(白)」が可変表示部20上段を通過する際にはランプ201を点灯させる。次いで、図8(b)に示すように、「7(白)」が可変表示部20中段を通過する際にはランプ202を点灯させる一方でランプ201を消灯させる。次いで、図8(c)に示すように、「7(白)」が可変表示部20下段を通過する際にはランプ203を点灯させる一方でランプ202を消灯させる。次いで、「7(白)」が可変表示部20下段から可変表示部20下側に移動して見えなくなるとランプ203を消灯させる。これを、リール20が回転する期間中、繰り返す。また、図示は省略するが、第1リール20aに限らず、第2リール20b、第3リール20cにおいても、同様に、「7(白)」の可変表示部20における通過タイミングに合わせてランプ201〜203の点灯/消灯を行う。さらに、このようなランプ201〜203の点灯/消灯は、例えば第1リール20a→第2リール20b→第3リール20cの順に行うようになっている。 【0094】なお、本発明はこの実施の形態のパチスロ遊技機100に限られるものではなく、例えば、その他のパチスロ遊技機、メダルではなく遊技球を用いて遊技を行うパチスロ遊技機など、スロットマシン全般に適用可能である。また、上記の実施の形態では、遊技媒体としてメダルを用いるようにしたが、これに限られるものではなく、例えば遊技球を用いるようにしても良い。さらに、例えば入賞種類報知処理において、入賞フラグが成立しているボーナス入賞に対応する入賞結果態様の種類を演出表示装置4aに表示するタイミングは図柄の停止前であれば任意である。例えば、いわゆるテンパイ状態(第1及び第2リール20a、20bのみが停止して「7(白)、7(白)」が有効ライン上に揃い、第3リール20cでも「7(白)」が該ライン上に揃うとビッグボーナス入賞結果態様を構成するような状態等)となった場合に表示するようにしても良い。或いは、スタートレバー13の操作直後に表示しても良い。また、入賞種類報知処理において、演出表示装置4aにビッグボーナス入賞結果態様を構成する図柄(例えば、「7(白)」)を表示する例を説明したが、これに限られるものではなく、例えばボーナス入賞の種類を文字で表示しても良い(例えば、「ビッグボーナス」或いは「レギュラーボーナス」との表示等)。加えて、貸メダルスイッチ37の操作後に所定ゲーム数行う間は、ボーナス入賞の入賞フラグ以外(例えば、小役入賞フラグ)であっても入賞フラグが成立した場合に該入賞フラグに対応する入賞の種類を報知するようにしても良い。さらに、段階的に遊技者に有利になるように、1種類ずつの目押し補助処理を行うようにしたが、これに限られるものではなく、複数種類の目押し補助処理を同時に行うようにしても良い。具体的には、例えば入賞種類報知処理と図柄減速補助処理とを同時に行うようにしても良い。或いは、貸メダルスイッチ37の操作後、所定ゲーム数毎に抽選を行い、その抽選結果に基づき、いずれかの目押し補助処理を選択して実行するようにしても良い。また、有効ライン上にボーナス入賞結果態様を成立させるまで目押しの補助を継続するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば所定数のゲームを行う間のみ継続するようにしても良い。さらに、図柄減速補助処理において、ボーナス入賞結果態様を構成可能な図柄が、可変表示の過程で可変表示部20を通過する際のみ速度が減速するように間欠的に減速状態に制御する例を説明したが、これに限られるものではなく、例えば、図柄の回転位置に拘わらず、連続的に減速状態に制御するようにしても良い。また、図柄が有効ライン上を通過するタイミングをランプ201〜203を点灯させることにより報知するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、発音や、振動等により報知するようにしても良い。さらに、強制停止制御実行補助処理において、全リール20a〜20cの停止制御を行うようにしたが、これに限られるものではなく、いわゆるテンパイ状態の場合に、未だ図柄の可変表示のために回転している第3リール20cについてのみ強制停止制御を行うようにしても良い。さらに、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 【0095】 【発明の効果】本発明によれば、遊技初心者でも入賞結果態様を成立させることができずに苦労することが無くなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132747 【氏名又は名称】株式会社ソフィア
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| 【出願日】 |
平成13年12月5日(2001.12.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090033 【弁理士】 【氏名又は名称】荒船 博司 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−169886(P2003−169886A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月17日(2003.6.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−371363(P2001−371363) |
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