| 【発明の名称】 |
ディスプレイ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 勝
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| 【要約】 |
【課題】新鮮な刺激を与えることで顧客吸引力を増大させることができるディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】静止画像が描かれた画像コマ40bを有する表示シート38を走行させているので、動きが伴い人の注意を引くことができる。しかも、前記表示シート38に少なくとも1個の透明コマ40aを設けるとともに、この透明コマ40aを通じて視認することができ、静止画像のみならず動的画像も表示可能な表示部52を設けたので、人に常に新鮮な視覚刺激を与えることができ、顧客吸引力が増大する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】複数のローラと、これらローラに掛け渡され、長手方向に複数のコマが設けられるとともに、該コマのうち少なくとも1個が透明で、残りに静止画像が描かれている屈曲可能な無端ベルト状の表示シートと、前記ローラを回転させることにより表示シートを走行させ、前記静止画像を次々と視認させる駆動手段と、前記表示シートの内側に設置され、前記コマとほぼ同形で動的画像を表示することができる表示部が設けられた表示手段とを備え、前記表示シートの透明コマが表示部の直前に到達したとき、該透明コマを通じて表示部に表示されている画像を視認させるようにしたことを特徴とするディスプレイ装置。 【請求項2】複数のローラと、これらローラに掛け渡され、長手方向に複数のコマが設けられるとともに、該コマのうち少なくとも1個が切り欠かれて窓となり、残りに静止画像が描かれている屈曲可能な無端ベルト状の表示シートと、前記ローラを回転させることにより表示シートを走行させ、前記静止画像を次々と視認させる駆動手段と、前記表示シートの内側に設置され、前記コマとほぼ同形で動的画像を表示することができる表示部が設けられた表示手段とを備え、前記表示シートの窓が表示部の直前に到達したとき、該窓を通じて表示部に表示されている画像を視認させるようにしたことを特徴とするディスプレイ装置。 【請求項3】前記静止画像を半透明とし、静止画像を通じて表示部に表示されている画像をぼんやりと視認させるようにした請求項1または2記載のディスプレイ装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、人の注意を喚起させて感覚刺激、広告等を行うディスプレイ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、スロットマシンのようなゲーム機においては、遊技者の感覚(視覚等)を刺激してゲーム意欲を高めることが行われており、このような感覚(視覚)刺激を行うディスプレイ装置の一例として、ゲーム機の前壁に多数の電球により照明されるとともに静止画が描かれたカラーパネルを並べて設置し、前記電球を次々に点灯することでカラーパネルを規則的にあるいはランダムに照明するものを挙げることができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来のディスプレイ装置にあっては、静止画が描かれたカラーパネルを照明するか否かだけであるため、新鮮味に欠けて他のゲーム機との顕著な差異をつけ難く、この結果、ゲーム意欲を充分に引き出すことができず、顧客吸引力に欠けるという問題点がある。 【0004】この発明は、新鮮な刺激を与えることで顧客吸引力を増大させることができるディスプレイ装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】このような目的は、第1に、複数のローラと、これらローラに掛け渡され、長手方向に複数のコマが設けられるとともに、該コマのうち少なくとも1個が透明で、残りに静止画像が描かれている屈曲可能な無端ベルト状の表示シートと、前記ローラを回転させることにより表示シートを走行させ、前記静止画像を次々と視認させる駆動手段と、前記表示シートの内側に設置され、前記コマとほぼ同形で動的画像を表示することができる表示部が設けられた表示手段とを備え、前記表示シートの透明コマが表示部の直前に到達したとき、該透明コマを通じて表示部に表示されている画像を視認させるにより、第2に、前記第1のディスプレイ装置における透明コマの部位を切り欠いて窓とすることにより達成することができる。 【0006】請求項1に係る発明においては、ローラを回転させることで無端ベルト状の表示シートを走行させるが、このような表示シートの走行は動きを伴うため、人の注意を引き易く、しかも、前記表示シートのコマには静止画像が描かれているため、さらに強力に人の注意を引くことができる。また、前記表示シートのコマは少なくとも1個が透明となっているが、この透明コマが表示部直前に到達すると、この透明コマを通じて表示部に表示されている画像を視認することができる。ここで、前記表示部には、前記静止画像とは異なる静止画像や動的画像を表示することができる。このようなことから、人に常に新鮮な視覚刺激を与えることができ、これにより、顧客吸引力を確実に増大させることができる。 【0007】なお、請求項2に係る発明においては、透明コマの部位を切り欠いて窓としているが、この場合も請求項1に係る発明と同様の効果を得ることができる。また、請求項3に記載のように構成すれば、静止画像の地模様を変化させたり、特別な告知を臨時に行う等、種々の事態に対応することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1において、11は図示していない固定台上に設置されたゲーム機、ここではスロットマシン(パチスロ機)であり、このゲーム機11は略ボックス状の本体12を有し、この本体12の前壁13の上部には横方向に並んだ3個の矩形窓14が形成されている。15は本体12内に設けられた複数、ここでは3個の円筒状をしたリールであり、これらのリール15は同軸関係を保ちながら矩形窓14と重なり合う位置に配置されている。 【0009】各リール15の外表面には複数種類の絵柄16が描かれ、これら絵柄16のうち、3個の絵柄16は前記矩形窓14によってそれぞれ常時視認することができる。前記リール15には図示していない駆動モータの出力軸が連結されており、これらの駆動モータは前記本体12に取付けられている。そして、前記駆動モータが作動すると、リール15は回転し、異なった種類の絵柄16が矩形窓14に次々と現れる。 【0010】前記前壁13はその高さ方向中央部に操作台17を有し、この操作台17にはメダルを投入する投入口18が設けられている。そして、この投入口18にメダルが投入されると、図示していない制御手段は該投入メダル数をクレジットとして記憶するとともに、前記クレジット数(持ち枚数)を表示器19に表示する。20、21は投入口18の側方の操作台17に設けられたベットボタンであり、ベットボタン20を押した場合には1枚のメダルが賭けられ、ベットボタン21を押した場合には3枚のメダルが賭けられる。 【0011】そして、前記投入口18にメダルを投入した後、これらベットボタン20、21のいずれかを押してメダルの賭け枚数を決定した後、該ベットボタン20、21の直下の前壁13に設けられたスタートレバー22を操作すると、前述の各駆動モータが作動しリール15が同期して同一方向に等速度で回転する。 【0012】25、26、27は前記リール15直下の前壁13に各リール15に対応して設けられた3個のストップボタンであり、これらのストップボタン25、26、27を押すと、前記駆動モータの作動が停止し、対応するリール15の回転が停止する。そして、全てのリール15の回転が停止したときに矩形窓14に現出した絵柄16が所定の配列状態となると、例えば、いずれかの絵柄16が横一列に配列されたり、斜め一列に配列されると、当たり状態となり、遊技者の勝ちとなる。この場合には、制御手段は前記クレジット数に勝ち枚数(前記掛け枚数に掛け倍率を乗じた枚数)を加算し、現在の持ち枚数として再記憶するとともに、表示器19に再表示する。 【0013】また、特定の絵柄16が特定の配列状態となったときには、ビッグボーナスあるいはレギュラーボーナス状態となり、このボーナス状態となると、短時間だけ絵柄16が必ず所定の配列となって当たり状態となる。一方、絵柄16が所定の配列状態とならなかった場合には、遊技者が負けとなり、この場合には、制御手段は前記クレジット数から掛け枚数を減算し、現在の持ち枚数として再記憶するとともに、表示器19に再表示する。 【0014】図1、2、3において、前記矩形窓14より上方の本体12内には、該本体12に固定された支持フレーム31が設置され、この支持フレーム31の四隅部にはそれぞれ上下方向に延びる回転軸32が回転可能に支持されている。各回転軸32の上、下端部にはそれぞれ該回転軸32と同軸のローラ本体33、34が固定され、これらローラ本体33、34の外周には周方向に等距離離れた複数の突起35が形成されている。前述の各回転軸32に固定されたローラ本体33、34は全体としてローラ36を構成するが、該ローラ36は4本の回転軸32にそれぞれ設けられているので、複数、ここでは4個設けられていることになる。 【0015】38は屈曲可能なプラスチックからなる無端ベルト状の表示シートであり、この表示シート38は前記4個のローラ36に掛け渡されており、この結果、前記表示シート38はローラ36の位置で円弧状の湾曲しながら直角に折れ曲がっている。また、この表示シート38の幅方向両端部にはそれぞれ前記突起35間の距離と同一距離だけ離れた複数の係止孔39が形成され、これらの係止孔39には前記ローラ36(ローラ本体(33、34)の突起35が挿入される。 【0016】さらに、前記表示シート38の幅方向中央部には長手方向に等距離離れた矩形のコマ40が複数形成され、これらのコマ40のうち、少なくとも1個(ここでは1個だけ)が透明(透明コマ40a)となっている。一方、透明コマ40a以外の残りのコマ(画像コマ40b)には静止画像、例えば、図形、模様、文字、色彩の単独あるいはこれらの結合が印刷等により描かれているが、これら静止画像は半透明である。 【0017】42は前記支持フレーム31の底壁に取付けられたモータであり、このモータ42の出力軸43の先端には歯付きローラ44が固定されている。45はいずれか1本の回転軸、ここでは回転軸32aに固定された歯付きローラであり、この歯付きローラ45と前記歯付きローラ44との間にはタイミングベルト46が掛け渡されている。 【0018】この結果、前記モータ42が作動すると、タイミングベルト46を介して伝達された駆動力により回転軸32aおよびローラ36が回転するが、このとき、前記回転は表示シート38に伝達され、該表示シート38を長手方向に走行させる。前述したモータ42、歯付きローラ44、45、タイミングベルト46は全体として、前記ローラ36を回転させることにより表示シート38を走行させ、該表示シート38上の静止画像を次々と視認させる駆動手段47を構成する。 【0019】50は前記支持フレーム31の前端部に固定された表示手段としてのドットマトリックス表示器であり、この表示器50は前側のローラ36間を橋渡している表示シート38の内側に該表示シート38と平行に延びるよう設置されている。ここで、前記表示器50は多数の発光素子51がマトリックス状に配置されることで構成された表示部52を有し、この表示部52は前記コマ40とほぼ同形である。そして、この表示部52は、所定の発光素子51が図示していない制御手段からの信号により発光することで、図形、文字、模様等の動的画像あるいは静止画像を表示することができる。 【0020】このように表示部52が表示している動的画像、静止画像は、表示シート38の透明コマ40aが該表示部52の直前に到達したとき、該透明コマ40aを通じて明瞭に視認されるが、表示シート38の画像コマ40bが表示部52の直前に到達したときには、該画像コマ40bが前述のように半透明であるので、ぼんやりと視認される。このように画像コマ40bを半透明とすれば、画像コマ40bにおける静止画像の地模様を変化させたり、特別な告知、例えば当たり状態の告知、ゲーム装置11の故障の告知を表示部52によって臨時に行う等、種々の事態に対応することができる。 【0021】前記表示部52と前後に重なり合う本体12の前壁13には該表示部52と同形の貫通した表示口53が形成され、この表示口53は透明プレート54によって閉止されている。この結果、表示口53を通じて1つのコマ40のみを視認することができるが、このコマ40が透明コマ40aのときには、表示部52に表示された画像が鮮明に、一方、画像コマ40bのときには、該画像コマ40bに描かれた静止画像が(表示部52が画像を表示しているときは、この画像もぼんやりと透かして)視認される。 【0022】57はスタートレバー22の側方の前壁13に設置された払い出しボタンであり、この払い出しボタン57が押されると、制御手段は記憶している持ち枚数を払い出し手段(図示していない)に出力し、該枚数のメダルを受け皿58に払い出すとともに、表示器19の表示を零にリセットする。 【0023】次に、この発明の一実施形態の作用について説明する。前述したゲーム機11においては、遊技者によりゲームが行われているか否かに拘わらず、常時、モータ42の作動によりローラ36が連続的にあるいは間欠的に回転して無端ベルト状の表示シート38が長手方向に走行している。このため、表示口53を通じて視認されるコマ40は横方向にコマ送りあるいは連続送りされるが、このようなコマ40の動きは、人の注意を容易に引くことができる。しかも、前記表示シート38の画像コマ40bには静止画像が描かれているため、さらに強力に人の注意を引くことができる。 【0024】また、前記表示シート38のコマ40は少なくとも1個が透明となっているが、この透明コマ40aが表示部52の直前に到達すると、人はこの透明コマ40aを通じて表示部52に表示されている画像を明瞭に視認することができる。ここで、前記表示部52には、制御手段からの信号により所定の発光素子51が発光することで、前記画像コマ40bの静止画像とは異なる静止画像や動的画像を表示することができる。このようなことから、人に常に新鮮な視覚刺激を与えることができ、これにより、他のゲーム機との顕著な差異を容易につけることができる。この結果、前記ゲーム装置11を見た人はゲーム意欲が強力に引き出され、顧客吸引力が確実に増大する。 【0025】そして、このようなゲーム装置11を用いてゲームを行う場合には、まず、投入口18に1枚以上のメダルを投入する。このとき、制御手段は投入されたメダルの枚数をクレジットとして記憶するとともに、その枚数を表示器19に現在の持ち枚数として表示させる。次に、ベットボタン20、21のいずれかを押してメダルの賭け枚数を決定した後、スタートレバー22を操作すると、駆動モータが作動して全リール15が同一方向に等速度で同期回転する。その後、遊技者が適当なタイミングでストップボタン25、26、27を次々に押すと、対応する駆動モータの作動が停止し、これにより、対応するリール15の回転が1個ずつ次々に停止する。 【0026】このとき、矩形窓14を通して視認される絵柄16が所定の配列状態にあると、当たり状態となって遊技者が勝ちとなるが、このとき、前記制御手段は記憶している持ち枚数に所定の枚数を加算し、持ち枚数として再記憶するとともに、該持ち枚数を表示器19に表示させる。一方、前記絵柄16が所定の配列状態以外であると、遊技者が負けとなり、この場合には制御手段は記憶している持ち枚数から賭け枚数を減算し、持ち枚数として再記憶するとともに、該持ち枚数を表示器19に表示させる。 【0027】また、特定の絵柄16が特定の配列状態となると、ビッグボーナスあるいはレギュラーボーナス状態となり、このボーナス状態となると、短時間だけ絵柄16が必ず所定の配列となって当たり状態となる。ここで、このようなゲーム中に、前述した表示部52に前記ビッグボーナスの当たりが近付いていることを予告する動的画像を表示させれば、透明コマ40aが表示口53に重なり合ったとき、遊技者はこれを視認することで期待感が膨らみ、これにより、ゲーム意欲をさらに増進させることができる。また、ゲーム装置11の故障時等において前記表示部52に「サービスマンをお呼び下さい」等の警告文を表示させるようにすれば、遊技者にゲーム装置11に対する安心感を与えることもできる。 【0028】そして、このようなゲームを繰り返し行った後、ゲームを終了する場合には、払い出しボタン57を押すが、このとき、制御手段は記憶している持ち枚数を払い出し手段に出力し、該枚数のメダルを受け皿58に払い出させるとともに、表示器19の表示を零にリセットする。 【0029】図4はこの発明の第2実施形態を示す図である。この実施形態においては、前記透明コマ40aが設けられていた部位を切り欠いて貫通した矩形の窓59を形成するようにしている。このようにした場合も、該窓59が表示部の直前に到達したとき、該窓59を通じて表示部に表示されている画像を視認させることができ、これにより、前記第1実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。 【0030】図5はこの発明の第3実施形態を示す図である。この実施形態においては、ディスプレイ装置を会社、商店の広告塔として用いており、同図において、60は前面に矩形の表示口61が形成された本体ケースであり、この本体ケース60内には前述と同様の表示シート62、表示部63を有する表示手段64が収納されている。そして、表示シート62の画像コマ65bには会社名等が静止画像として描かれ、一方、表示部63に表示された随時情報等は透明コマ65aを通じて視認することができる。 【0031】なお、前述の実施形態においては、表示手段としてドットマトリックス表示器を用いたが、この表示手段としてCRT、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、EL(有機ELを含む)ディスプレイ等を用いるようにしてもよい。 【0032】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、新鮮な刺激を与えることで顧客吸引力を増大させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】300043211 【氏名又は名称】株式会社ミライエンタープライゼス
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| 【出願日】 |
平成13年12月7日(2001.12.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080540 【弁理士】 【氏名又は名称】多田 敏雄
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| 【公開番号】 |
特開2003−169878(P2003−169878A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月17日(2003.6.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−373741(P2001−373741) |
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