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【発明の名称】 ゲーム機収納カバー
【発明者】 【氏名】野畑 恒生

【氏名】高田 寛士

【要約】 【課題】ゲーム機を操作する際にも煩わしいものとならずに、ゲーム機表面への傷・汚れ等を防止することができるゲーム機収納カバーを提供することを目的とする。

【解決手段】2つ折り可能な外カバー1の手前側内面1bに、離脱自在に、ゲーム機3を直接に収納したインナーカバー2を、固着している。さらに、インナーカバー2の手前側左右角部2a,2aをアール状とし、かつ、外カバー1の手前側左右角部1a,1aをアール状としている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 2つ折り可能な外カバー1の手前側内面1bに、離脱自在に、ゲーム機3を直接に収納したインナーカバー2を、固着したことを特徴とするゲーム機収納カバー。
【請求項2】 インナーカバー2の手前側左右角部2a,2aをアール状とすると共に、該インナーカバー2が離脱自在に固着される外カバー1の手前側左右角部1a,1aをアール状とした請求項1記載のゲーム機収納カバー。
【請求項3】 インナーカバー2が、上面のフラットシート体4と、該フラットシート体4に上縁が縫製された断面偏平U字状の裏面シート体5と、から構成されて、横断面形状が倒立偏平かまぼこ型である請求項1又は2記載のゲーム機収納カバー。
【請求項4】 インナーカバー2の上面フラットシート体4が、ゲーム機3の表示部6及び操作ボタン7以外を被覆するように構成した請求項1、2又は3記載のゲーム機収納カバー。
【請求項5】 外カバー1が、その手前側内面1bの奥側に、左右方向のバンド材8を、該バンド材8の左右端を固着して、配設し、さらに、インナーカバー2が、奥側からゲーム機3を取出自在に収納する口部9を開口すると共に該口部9を開閉する舌片部10を上壁部11の奥側から延伸状に形成して、該舌片部10を、上記バンド材8を包囲状に折り返して、上記インナーカバー2の裏面壁12に、面状ファスナー結合にて、離脱可能に固着するように構成した請求項1、2、3又は4記載のゲーム機収納カバー。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム機収納カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゲーム機収納カバーは、2つ折り可能な角張った外カバーの内面に、ゲーム機を収納する保持袋を固着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のゲーム機収納カバーでは、ゲーム機を保持袋に収納したまま操作すると角張った外カバーの角部が手の内面に当たって、煩わしくかつ操作し難く、ゲーム機を部屋の外部へ持ち歩くときのみにゲーム機を収納し、部屋の中ではゲーム機を取り出して操作していた。このように、ゲーム機を実際に操作する際、ゲーム機を裸のままで操作することとなり、ゲーム機表面に傷・汚れ等が付く欠点があった。
【0004】そこで、本発明は、ゲーム機を操作する際にも煩わしいものとならずに、ゲーム機表面への傷・汚れ等を防止することができるゲーム機収納カバーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために、本発明に係るゲーム機収納カバーは、2つ折り可能な外カバーの手前側内面に、離脱自在に、ゲーム機を直接に収納したインナーカバーを、固着したものである。
【0006】また、インナーカバーの手前側左右角部をアール状とすると共に、該インナーカバーが離脱自在に固着される外カバーの手前側左右角部をアール状としている。また、インナーカバーが、上面のフラットシート体と、該フラットシート体に上縁が縫製された断面偏平U字状の裏面シート体と、から構成されて、横断面形状が倒立偏平かまぼこ型である。また、インナーカバーの上面フラットシート体が、ゲーム機の表示部及び操作ボタン以外を被覆するように構成している。
【0007】また、外カバーが、その手前側内面の奥側に、左右方向のバンド材を、該バンド材の左右端を固着して、配設し、さらに、インナーカバーが、奥側からゲーム機を取出自在に収納する口部を開口すると共に該口部を開閉する舌片部を上壁部の奥側から延伸状に形成して、該舌片部を、上記バンド材を包囲状に折り返して、上記インナーカバーの裏面壁に、面状ファスナー結合にて、離脱可能に固着するように構成している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0009】図1と図2は、本発明のゲーム機収納カバーの実施の一形態を示し、2つ折り可能な外カバー1の手前側内面1bに、離脱自在に、ゲーム機3を直接に収納したインナーカバー2を、固着している。即ち、外カバー1とインナーカバー2とをセパレート式(着脱式)としている。なお、手前側とは、ゲーム機3を操作する被験者側の方向Fをいい、奥側とは、逆方向Bをいい、上側とは、ゲーム機の表示部6が上方を向くように配設したときの上方向をいうとする。
【0010】インナーカバー2の手前側左右角部2a,2aをアール状とすると共に、インナーカバー2が離脱自在に固着される外カバー1の手前側左右角部1a,1aをアール状としている。
【0011】外カバー1は、表面が合皮、皮革等からなり、内部に厚紙等が配設され、自由状態で奥側の半体が(奥側上傾に)起立するように構成されている。外カバー1は、その手前側(の半体の)内面1bの奥側に、左右方向のバンド材8を、バンド材8の左右端を固着して、配設している。また、外カバー1の奥側(の半体の)内面1bには、ゲームソフトや取扱説明書等の小物を収納するための収納袋17が配設されている。
【0012】インナーカバー2は、図3と図4に示すように、上面のフラットシート体4と、フラットシート体4に上縁が縁取り部14にて縫製された断面偏平U字状の裏面シート体5と、から構成されて、横断面形状が、ゲーム機3の横断面形状(倒立偏平かまぼこ型)に沿った倒立偏平かまぼこ型となる。即ち、ゲーム機3の左右側面及び上下面が、インナーカバー2の左右側壁内面及び上下壁内面に密着状に保持される。
【0013】フラットシート体4は、(柄付きの)透明ビニール樹脂等からなり、ゲーム機3の表示部6及び操作ボタン7…以外を被覆するように構成されている。即ち、フラットシート体4には、表示部6及び操作ボタン7…が対応する位置に窓部16…が設けられている。なお、スピーカー部に対応した位置にも窓部16を開設しても良い。
【0014】裏面シート体5は、合皮、皮革、樹脂、デニム等からなり、その下端内面周縁部15が、ゲーム機3の下端外面周縁部の形状に一致するようにアール状に形成されている。
【0015】インナーカバー2は、奥側からゲーム機3を取出自在に収納する口部9を開口すると共に口部9を開閉する舌片部10を上壁部11の奥側から延伸状に形成している。
【0016】即ち、裏面シート体5の周壁部の奥壁部を省略して開口状とすることで口部9が構成されている。また、舌片部10はフラットシート体4の一部から構成されている。
【0017】舌片部10の先端には係止部13aが付設され、裏面シート体5の裏面壁12には係止部13bが付設され、両係止部13a,13bの係止にて面状ファスナー結合となるように構成されている。即ち、舌片部10は裏面シート体5に面状ファスナー結合を介して離脱自在に固着される。
【0018】次に、本ゲーム機収納カバーの使用状態を説明する。即ち、図5(イ)に示すように、インナーカバー2の舌片部10を揺動させて口部9を開け、ゲーム機3を口部9からインナーカバー2内に挿入し、舌片部10を揺動させて口部9を閉め、両係止部13a,13bを係止させて、図5(ロ)に示すように、ゲーム機3をインナーカバー2内に収納保持する。そして、通常、この状態でゲーム機3を操作し、ゲーム機3の表面への傷・汚れ等を確実に防止することができる。
【0019】次に、上述の(図5(ロ)に示す)インナーカバー2を外カバー1に取り付ける方法を説明すると、一旦、両係止部13a,13bを離脱させ、舌片部10を、外カバー1のバンド材8を包囲状に折り返して、両係止部13a,13bを再度係止させて、図6(イ)に示すように、インナーカバー2を外カバー1に固着させる。そして、電車の中等の他人の目に触れる場所でゲーム機3を楽しむ場合に、この状態でゲーム機3を操作することで、起立する外カバー1の奥側半体が目隠し板の役割を担い、他人に覗き見される虞れがない。なお、他人の目が気にならない場所でゲーム機3を操作する場合には、インナーカバー2を外カバー1から離脱させて、インナーカバー2のみの装着でゲーム機3を操作することができ、操作時に於ける外カバー1の煩わしさがなくなり、快適に操作することができる。
【0020】次に、ゲーム機3を持ち歩く場合には、図6(イ)に示す状態から、外カバー1を2つに折り畳んで、外カバー1の手前側縁部に突設された係止帯18を、外カバー1の奥側縁部に、面状ファスナー結合にて、離脱自在に固着させて、図6(ロ)に示す折畳状態とする。従って、持ち運びが容易になると共に、ゲーム機3を確実に保護して落下等による破損を防止することができる。
【0021】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、例えば、インナーカバー2を外カバー1に直接に面状ファスナー結合等にて離脱自在に固着するようにしてもよく、また、外カバー1は係止帯18とホック機構(図示)の他に、面状ファスナーにて全体を開閉しても自由である。また、外カバー1とインナーカバー2との結合手段は、面状ファスナー以外であってもよく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
(請求項1によれば、)インナーカバー2を外カバー1に対して着脱自在とできるので、部屋の中では、外カバー1から取り外してインナーカバー2のみでゲーム機3を楽しむことができ、ゲーム機3を操作する際に外カバー1の煩わしさがなく、かつ、ゲーム機3の表面への傷・汚れ等を防止することができる。他方、電車の中等では、外カバー1に取り付けて、外カバー1の奥側半体にてゲーム機3を他人の目から隠しながら楽しむことができる。また、外部へ持ち運ぶ際には、外カバー1に取り付けることで、容易にかつ安全に外部へ持ち運ぶことができる。さらに、インナーカバー2は、好みに応じて、様々な色、素材のものと選択自由(又は入れ替え可能)となり、臨機応変なものとなる。
【0023】(請求項2によれば、)外カバー1の左右角部1a,1a、及び、インナーカバー2の左右角部2a,2aをアール状として角を取っているため、手のひらに馴染みやすい形状となり、ゲーム機3を操作していても、手のひらに違和感なく快適にゲーム機を操作できる。
(請求項3によれば、)ゲーム機3のインナーカバー2の中での位置づれを防止し、安定した状態でゲーム機3を操作することができる。
【0024】(請求項4によれば、)ゲーム機3の表面への傷・汚れを確実に防止できる。また、フラットシート体4にシール等を貼ることができ、娯楽性に優れたものとなる。
(請求項5によれば、)舌片部10が、ゲーム機3を収納保持する蓋部材としての役割と、インナーカバー2を外カバー1に固着させる係止部材としての役割と、を兼用することができ、構造の簡素化が図れ、製作が容易となる。また、バンド材8に舌片部10を巻き付けて固着しているため、強固な固着状態を維持できる。
【出願人】 【識別番号】501133649
【氏名又は名称】株式会社アルバシャパン
【出願日】 平成13年12月4日(2001.12.4)
【代理人】 【識別番号】100080746
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 武嗣
【公開番号】 特開2003−164663(P2003−164663A)
【公開日】 平成15年6月10日(2003.6.10)
【出願番号】 特願2001−370035(P2001−370035)