| 【発明の名称】 |
ノイズ測定設備 |
| 【発明者】 |
【氏名】蓮沼 光次 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内
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| 【要約】 |
【課題】低コストで空調制御の簡易化を図る。
【解決手段】キャスター1を有する可搬式に形成された台座2の上に小形な島室3と補給通路室4と補給設備室5と集合通路室6と空調設備室7及び配電室8を1つのまとまりとして覆う電波暗箱の構造に形成し、測定対象物であるパチンコ機9にそれ以外からの電磁波のようなノイズの影響がかからない室内環境及び稼動するパチンコ機9が静電気ノイズを発生し易い室内環境を作る構造であって、島室3には2台のパチンコ機9を背中合わせに設置するか1台のパチンコ機9を設置し、電波暗箱の内部全体が設定された空調状態になったら、パチンコ機9を稼動させると、球がパチンコ機9、集合通路室6、球研磨揚送機16、補給通路室4を循環し、その状態での静電ノイズの発生状況を測定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 台座に島室、補給通路室、補給設備室、集合通路室、空調設備室及び配電室を1つのまとまりとして組合わせたことを特徴とするノイズ測定設備。 【請求項2】 台座にキャスターを設けたことを特徴とする請求項1記載のノイズ測定設備。 【請求項3】 島室を1台又は2台の測定対象物を収納し得る容積に形成したことを特徴とする請求項1記載のノイズ測定設備。 【請求項4】 島室に透視性の有る扉を備えたことを特徴とする請求項1記載のノイズ測定設備。 【請求項5】 補給通路室、補給設備室、集合通路室、空調設備室及び配電室を島室の周りに配置したことを特徴とする請求項1記載のノイズ測定設備。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機及びスロットマシンのような遊技機の稼働状態における静電ノイズを測定する設備に関する。 【0002】 【従来の技術】パチンコ機やスロットマシンでは金属製の遊技媒体と合成樹脂部品とによる静電荷列の異なる物質同士の接触または分離剥離が原因で静電気が発生し、この静電気がコンピューターを内蔵した制御回路の動作に悪影響を及ぼす可能性があるのではと考えられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このようなことからパチンコ機やスロットマシンのような遊技機を数カ月にわたって連続稼働させて静電ノイズを測定しているが、建屋の部屋全体を電波暗室またはシールドルームのように構築した場合、設備費用及びランニングコストが膨大にかかるうえ、四季折々で静電気の発生しやすい環境を作るための温度や湿度の制御が難しいという問題点がある。 【0004】そこで、本発明は低コストで空調制御も容易な簡易形のノイズ測定設備を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明にあっては、台座に島室、補給通路室、補給設備室、集合通路室、空調設備室及び配電室を1つのまとまりとして組合わせたことによって、設備費用及びランニングコストが安い静電ノイズ測定を適切に行うことができる。また、本発明にあっては、台座にキャスターを設ければ、ノイズ測定設備を人力で押すことによって、キャスターでノイズ測定設備を容易に移動することができる。また、本発明にあっては、島室を1台又は2台の測定対象物を収納し得る容積に形成すれば、島室がコンパクトとなり、空調設備による空調容積も小さくなる。また、本発明にあっては、島室に透視性の有る扉を備えれば、外部から扉越しに島室内の状態を監視することができる。また、本発明にあっては、補給通路室、補給設備室、集合通路室、空調設備室及び配電室を島室の周りに取り巻くように配置すれば、ノイズ測定設備を小形化することができる。 【0006】 【発明の実施の形態】図1及び図2は一実施形態であって、図1はノイズ測定装置の外観を示し、図2はノイズ測定装置を横方向に切断した断面を示す。 【0007】図1を参照し、ノイズ測定設備について説明する。ノイズ測定設備はキャスター1を有する可搬式に形成された台座2の上に小形な島室3と補給通路室4と補給設備室5と集合通路室6と空調設備室7及び配電室8を1つのまとまりとして覆う電波暗箱の構造に形成し、測定対象物であるパチンコ機9にそれ以外からの電磁波のようなノイズの影響がかからない室内環境及び稼動するパチンコ機9が静電ノイズを発生し易い室内環境を作る構造になっている。島室3と補給通路室4と補給設備室5と集合通路室6と空調設備室7及び配電室8それぞれはシールドされた構造で独立している。島室3は2台のパチンコ機9を背中合わせ(パチンコ機9の前面がシールドガラス扉11に向けられた状態)で設置可能な形態であって、前後開口部に透視性の有るシールドガラス扉11を備え、島室3の内部にシールド中仕切り壁12を備える一方、シールド中仕切り壁12で仕切られた前室13の内部は前側のシールドガラス扉11を開けて1台のパチンコ機9と1台の台間球貸機14とを併設し得る構造である。シールド中仕切り壁12で仕切られた後室15の内部は後側のシールドガラス扉11を開けて1台のパチンコ機9と1台の台間球貸機14とを併設し得る構造である。 【0008】補給設備室5内には球を上に上げながら研磨する球研磨揚送機16が設置される。島室3と補給通路室4とを仕切る隔壁には補給通路室4から各々のパチンコ機9のタンクに球を導く供給ダクト19を備える。供給ダクト19は金属からなる蛇腹状に形成されていて島室3内のシールドを極力下げないようになっている。島室3内の下部は前室13・後室15内に設置された各々のパチンコ機9から排出される球を受け取って補給設備室5内に設置された球研磨揚送機16に供給する集合通路室6になっている。島室3と集合通路室6とを仕切る隔壁には各々のパチンコ機9から排出される球を集合通路室6に導く排出ダクト22を備える。排出ダクト22は導電性布により形成されていて球の流れがないときは排出ダクト22の出口部分が自然に潰れて蓋をするようになっている。 【0009】空調設備室7内には空調設備23が設置される。配電室8内には球研磨揚送機16及び空調設備23それぞれの電源コードを接続した配電盤24、島トランス25、パチンコ機9の電源スイッチ、空調設備23の電源スイッチや空調監視部26が設けられる。配電盤24の電源コードは配電室8の内部から外部に配電室8を構成する壁を貫通して引き出される。空調設備室7と配電室8とは隔壁で仕切られる。空調設備室7と島室3との境は空調設備室7と島室3との間の空調風の流通を維持すべく金網28で仕切られる。空調設備室7を構成する外壁には熱交換口29を備える。 【0010】本実施形態の構造によれば、2台のパチンコ機9を同時にノイズ測定を行う場合はシールド中仕切り壁12を島室3内に取り付けて2台のパチンコ機9がお互いに干渉し合わないように電磁波的に分離された状態でノイズ測定が行われる。パチンコ機9の裏面を観察しながらノイズ測定を行う場合にはシールド中仕切り壁12を島室3内から取り外すとともに1台のパチンコ機9を前室13・後室15の何れかに設置する。そして、ノイズ測定を行う場合について説明する。電波暗箱から外部に引き出された電源コードを部屋のコンセントに差し込むとともに、電波暗箱から外部に引き出されたアース線を部屋のアース端子に接続し、前・後側のシールドガラス扉11の何れかを開けて、島室3から集合通路室6に多量の球を供給する一方、前記何れかの状態にパチンコ機9及び台間球貸機14を島室3内に設置し、パチンコ機9及び台間球貸機14の電源コードを島トランス25に接続する一方、島室3内のパチンコ機9及び台間球貸機14又はパチンコ機9とノイズ測定設備外に配置したオシロスコープ等のノイズ測定装置とを配線でつないだ後に、前・後側のシールドガラス扉11を閉じる。 【0011】その状態において、操作盤32に設けられた球研磨揚送機16及び空調設備23個々の電源スイッチを投入し、球研磨揚送機16及び空調設備23を駆動する。その後、集合通路室6に供給された球が球研磨揚送機16、補給通路室4を順に経由して島室3内のパチンコ機9のタンクに供給される。これと並行し、パチンコ機9の電源スイッチを投入するとともに、操作盤32に設けられた台間球貸機14の電源スイッチを投入し、台間球貸機14からの指示でパチンコ機9の裏側に設けられた球払出機構からパチンコ機9の前側に設けられた上皿装置に球を供給させる。また、空調監視部26を見て空調設備23による電波暗箱の内部全体が設定された空調状態になったら、操作盤32に設けられたパチンコ機9の球発射操作スイッチを投入する。これによって、パチンコ機9が球を連続的に発射する稼動状態となる。 【0012】稼動状態において、パチンコ機9の球発射機構から発射された球がパチンコ機9の遊技主体である遊技盤の遊技領域に飛び出す。遊技領域に飛び出した球は遊技領域を飛び交いながら遊技盤に設けられた入賞装置に入賞したりアウト口に取込まれたりする。入賞に伴い球払出機構が賞球としての球を上皿装置に払い出し、アウト口に取込まれた球はパチンコ機9の裏側から排出ダクト22、集合通路室6を経由して補給設備室5に排出される。補給設備室5に排出された球は球研磨揚送機16を経由して補給設備室5の上部から補給通路室4に排出される。補給通路室4に排出された球は球払出機構の球払出動作に伴うタンクに貯蔵された球の量が少なくなった場合に供給ダクト19からタンクに供給される。この一連のパチンコ機9の動作が継続された状態において、測定者は別に設けたオシロスコープ等のノイズ測定装置の操作部を操作して稼動中のパチンコ機9及び台間球貸機14での静電ノイズの発生状況を測定する。 【0013】要するに、本実施形態によれば、ノイズ測定設備はキャスター1のゴムローラのような絶縁性車輪で室内の床から電気的に遮断されているとともにノイズ測定設備を人力で押すことによって、車輪が回転し、ノイズ測定設備を容易に移動することができる。しかも、島室3が測定対象物を1台又は2台収納し得るコンパクトな形態であり、補給通路室4、補給設備室5、集合通路室6、空調設備室7及び配電室8が島室3を取り巻くように配置された構造であるので、可搬式のノイズ測定設備が小形となる。結果として、空調設備23が受け持つ空調容積も比較的小さくなる。よって、設備費用及びランニングコストが安い静電ノイズ測定を適切に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000154679 【氏名又は名称】株式会社平和 【住所又は居所】群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8
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| 【出願日】 |
平成13年11月29日(2001.11.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080296 【弁理士】 【氏名又は名称】宮園 純一
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| 【公開番号】 |
特開2003−164654(P2003−164654A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月10日(2003.6.10) |
| 【出願番号】 |
特願2001−365391(P2001−365391) |
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