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【発明の名称】 算出管理システム及び算出管理方法
【発明者】 【氏名】柳 政壮

【氏名】岡田 和生

【氏名】富士本 淳

【氏名】野中 誠之

【要約】 【課題】本発明は、所定のポイントを有する遊技者が遊技場との間で提携関係のある店舗で所定の商品を購入した場合には、遊技場の遊技球・遊技メダルを管理する管理センターが、遊技者に所定の返還金を返還する返還サービスを行うことで、提携店舗では、前記返還サービスを通じて、上記遊技者を自店舗に集客することが可能となる。

【解決手段】本発明は、遊技者が遊技場との間で提携している店舗から購入した商品に関する情報と、遊技者が店舗から受けたサービスに関する情報とを含む履歴情報を蓄積する店舗情報データベース13と、店舗情報データベース13に蓄積された履歴情報に基づいて、金額情報に含まれる金額の一部を遊技者に返還する返還金額を算出するポイント計算部11とを備えている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技者が遊技場で獲得した遊技球又は遊技メダルの数と、前記遊技球又は前記遊技メダルの数に相当するポイントとを蓄積する情報蓄積手段と、前記遊技者が前記遊技場との間で提携している店舗から購入した商品に関する履歴と、前記遊技者が前記店舗から受けたサービスに関する履歴とを含む履歴情報を蓄積する履歴情報蓄積手段と、前記履歴情報蓄積手段に蓄積された前記履歴情報に基づいて、前記ポイントの一部を前記遊技者に返還する返還ポイントを算出する第一算出手段とを有することを特徴とする算出管理システム。
【請求項2】 請求項1に記載の算出管理システムであって、前記履歴情報には、前記店舗から購入した商品に関する履歴と、前記店舗から受けたサービスに関する履歴とが含まれ、前記第一算出手段は、前記履歴情報蓄積手段に蓄積されている前記履歴情報の中から、前記遊技者が前記店舗から購入した商品の種類、又は前記店舗から受けたサービスの種類を含む種類情報を取得し、取得した前記種類情報に基づいて、前記返還ポイントを算出することを特徴とする算出管理システム。
【請求項3】 請求項1に記載の算出管理システムであって、前記履歴情報には、前記店舗から購入した商品に関する履歴と、前記店舗から受けたサービスに関する履歴とが含まれ、前記第一算出手段は、前記履歴情報蓄積手段に蓄積されている前記履歴情報の中から、前記遊技者が商品を購入した前記店舗、又は前記遊技者がサービスを受けた前記店舗に関する情報を含む店舗情報を取得し、取得した前記店舗情報に基づいて、前記返還ポイントを算出することを特徴とする算出管理システム。
【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の算出管理システムであって、前記第一算出手段で計算された前記返還ポイントに相当する金額を前記遊技者の金融機関口座に振り込む振込手段を有することを特徴とする管理システム。
【請求項5】 請求項1に記載の算出管理システムであって、前記情報蓄積手段に蓄積されている前記遊技球又は前記遊技メダルの数に基づいて、前記遊技場の管理に要する管理費を算出する第二算出手段を有することを特徴とする算出管理システム。
【請求項6】 請求項5に記載の算出管理システムであって、前記第二算出手段は、算出した前記遊技場の管理に要する前記管理費を、前記遊技場の会員数に応じて変動させることを特徴とする算出管理システム。
【請求項7】 請求項2に記載の算出管理システムであって、前記履歴情報蓄積手段に蓄積されている前記種類情報に基づいて、前記店舗の管理に要する管理費を算出する第三算出手段を有することを特徴とする算出管理システム。
【請求項8】 請求項7に記載の算出管理システムであって、前記第三算出手段は、算出された前記店舗の管理に要する前記管理費を、前記遊技者が前記店舗から購入した商品の数、又は前記遊技者が前記店舗から受けたサービスの数に応じて変動させることを特徴とする算出管理システム。
【請求項9】 遊技者が前記遊技場で獲得した遊技球又は遊技メダルの数と、前記遊技球又は前記遊技メダルの数に相当するポイントとを蓄積するステップと、前記遊技者が前記遊技場と提携している店舗から購入した商品に関する履歴と、前記店舗から受けたサービスに関する履歴とを含む履歴情報を蓄積するステップと、蓄積された前記履歴情報に基づいて、蓄積された前記ポイントの一部を前記遊技者に返還する返還ポイントを算出するステップとを有することを特徴とする算出管理方法。
【請求項10】 請求項9に記載の算出管理方法であって、前記履歴情報には、前記店舗から購入した商品に関する履歴と、前記店舗から受けたサービスに関する履歴とが含まれ、蓄積されている前記履歴情報の中から、前記遊技者が前記店舗から購入した商品の種類、又は前記店舗から受けたサービスの種類を含む種類情報を取得し、取得した前記種類情報に基づいて、前記返還ポイントを算出するステップを有することを特徴とする算出管理方法。
【請求項11】 請求項9に記載の算出管理方法であって、前記履歴情報には、前記店舗から購入した商品に関する履歴と、前記店舗から受けたサービスに関する履歴とが含まれ、蓄積されている前記履歴情報の中から、前記遊技者が商品を購入した前記店舗、又は前記遊技者がサービスを受けた前記店舗に関する履歴を含む店舗履歴を取得し、取得した前記店舗情報に基づいて、前記返還ポイントを算出するステップを有することを特徴とする算出管理方法。
【請求項12】 請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の算出管理方法であって、計算された前記返還ポイントに相当する金額を前記遊技者の金融機関口座に振り込むステップを有することを特徴とする算出管理方法。
【請求項13】 請求項9に記載の算出管理方法であって、蓄積されている前記遊技球又は前記遊技メダルの数に基づいて、前記遊技場の管理に要する管理費を算出するステップを有することを特徴とする算出管理方法。
【請求項14】 請求項13に記載の算出管理方法であって、算出した前記遊技場の管理に要する前記管理費を、前記遊技場の会員数に応じて変動させるステップを有することを特徴とする算出管理システム。
【請求項15】 請求項10に記載の算出管理方法であって、蓄積されている前記種類情報に基づいて、前記店舗の管理に要する管理費を算出するステップを有することを特徴とする算出管理方法。
【請求項16】 請求項15に記載の算出管理方法であって、算出された前記店舗の管理に要する前記管理費を、前記遊技者が前記店舗から購入した商品の数、又は前記遊技者が前記店舗から受けたサービスの数に応じて変動させるステップを有することを特徴とする算出管理方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場と、遊技場との間で提携関係のある店舗とを管理したことにより発生する料金を算出する算出管理システム及び算出管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からパチンコ遊技場に設置されているホストコンピュータは、遊技者が遊技球(パチンコ玉)を取得したときは、その取得した遊技球の数などを記録し、その記録した遊技球の数に対応するポイントを計算し、遊技場の店員は、その計算されたポイントの範囲内で、遊技者が希望する所定の商品と交換していた。
【0003】また、遊技場では、上記景品交換サービスの幅を広げるために、遊技場で所定のポイントに対応する商品を交換するのではなく、遊技場と提携している提携店舗で所定のポイントに対応する商品を交換するサービスも提供している。
【0004】これにより、所定のポイントを獲得した遊技者は、獲得したポイントに相当する商品を交換する際に、遊技場に陳列している商品のみならず、所定の提携店舗に陳列してある商品をも考慮して、獲得したポイントに相当する商品を交換することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技者が上記景品交換サービスの提供を受けることができるとしても、かかる遊技者は、獲得したポイントを単に所定の商品に交換するだけのサービスであるとの認識を拭えず、景品交換サービスを提供する遊技場は、更に顧客の満足度を高めるためのサービスを開発することが必要とされていた。
【0006】一方、遊技場と提携している提携店舗は、顧客の集客効果を高めるために、所定の金額以上の商品を購入すると、その購入金額のうちの一部を返還する返還サービスなどを行っている。ところが、提携店舗が単独で上記返還サービスを行ったとしても、その提携店舗は、返還サービスを行っていることを常に宣伝し続けなければならず、必ず新規顧客の集客効果を高めることができない。
【0007】しかし、提携店舗が提携している遊技場の遊技球・遊技メダルを特定の管理センターで管理し、提携店舗が上記管理センターで管理された遊技球・遊技メダルに基づいて上記返還サービスを行うことができれば、その提携店舗は、管理センターで管理されている遊技球・遊技メダルに基づいて返還サービスを提供することができるので、遊技場の顧客を自店舗に集客することが可能となる。
【0008】そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、所定のポイントを有する遊技者が遊技場と提携している提携店舗で所定の商品を購入等した場合には、遊技場の遊技球・遊技メダルを管理する管理センターが、提携店舗で購入された商品の購入価格等から、自センターで管理してある遊技者の遊技球・遊技メダルの数に応じて返還金又は返還ポイントを計算し、その計算した返還金又は返還ポイントを購入者に返還する返還サービスを提供することで、遊技者は管理センターから返還された返還金又は返還ポイントに基づいて更に商品を購入等しようとする購買意欲が高まり、上記提携店舗は管理センターが返還サービスを行い、遊技者の購買意欲を高めさせることにより更なる集客効果の向上を図ることができると共に、遊技者は返還金又は返還ポイントを利用して、提携店舗にて更に商品を安く購入することのできる景品交換システム及び景品交換方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願に係る発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、遊技者が遊技場で獲得した遊技球、又は遊技メダルの数と、前記遊技球、又は前記遊技メダルの数に相当するポイントとを蓄積し、前記遊技者が前記遊技場との間で提携している店舗から購入した商品に関する情報と、前記遊技者が前記店舗から受けたサービスに関する情報とを含む履歴情報を蓄積し、蓄積された前記履歴情報に基づいて、前記ポイントの一部を前記遊技者に返還する返還ポイントを算出することを特徴とするものである。
【0010】このような本願に係る発明によれば、遊技場と店舗とを管理する管理センターが、蓄積されている履歴情報に基づいて、遊技場で遊技者に獲得されたポイントの一部を遊技者に返還する返還ポイントを算出するので、遊技者は、遊技場で獲得した遊技球、又は遊技メダルの数などのポイント情報に相当する商品を、単に所定の店舗で交換するだけでなく、遊技場と提携関係のある店舗で購入した商品等に基づいてポイントの一部が返還される返還サービスを受けることができることとなり、結果的に、前記提携店舗では、上記返還サービスを通じて、遊技場の遊技者を集客することができ、更なる店舗の売り上げを上げることができる。
【0011】また、本願に係る発明は、管理センターが、蓄積されている前記履歴情報の中から、前記遊技者が前記店舗から購入した商品の種類、又は前記店舗から受けたサービスの種類を含む種類情報を取得し、取得した前記種類情報に基づいて、前記返還ポイントを算出するものであってもよい。
【0012】このような本願に係る発明によれば、管理センターが、所定の店舗にて遊技者に購入された商品の種類等に基づいて、遊技者に返還する返還ポイントを算出するので、遊技者は、所定の店舗で多く商品を購入等すれば、管理センターから返還ポイントを多く受け取れる返還サービスを受けることができ、結果的に、所定の店舗では、上記返還サービスを通じて、更に店舗の売り上げを上げることができる。
【0013】更に、本願に係る発明は、蓄積されている前記履歴情報の中から、前記遊技者が商品を購入した前記店舗、又は前記遊技者がサービスを受けた前記店舗に関する情報を含む店舗情報を取得し、取得した前記店舗情報に基づいて、前記返還ポイントを算出することを特徴とするものでもある。
【0014】このような本願に係る発明によれば、管理センターが、蓄積された店舗情報に基づいて遊技者に返還する返還ポイントを算出(例えば、多く管理費を支払う店舗には、遊技者に多くの返還金を算出)するので、店舗は、例えば管理費を多く管理センターに支払うことで、遊技者に返還する返還ポイントを管理センターで多く算出させて更なる集客効果を高めることができる。
【0015】尚、本願に係る発明は、計算された前記返還ポイントに相当する金額を前記遊技者の金融機関口座に振り込むものであってもよい。この場合、返還金を算出した管理センターは、算出した返還ポイントに相当する金額を直接遊技者に支払う必要がないので、遊技者に所定の金額を支払う際の安全性を高めることができる。
【0016】また、本願に係る発明は、蓄積されている前記遊技球、又は前記遊技メダルの数に基づいて、前記遊技場を管理したことにより発生する管理費を算出することを特徴とするものでもある。この場合、管理センターは、遊技者が遊技場から獲得した遊技球、又は遊技メダルの数を管理することにより、各遊技場から管理費を取得することができると共に、各遊技場は、遊技者が獲得した遊技球、又は遊技メダルの数などを逐一管理する必要がなくなり、管理負担を軽減することができる。
【0017】また、本願に係る発明は、算出した前記遊技場の前記管理費を、前記遊技場の会員数に応じて変動させることを特徴とするものでもある。このような本願に係る発明によれば、管理センターが、遊技場の会員数に応じて、算出した遊技場の管理費を変動させることができるので、例えば管理センターは、遊技場における会員数が多い場合には、遊技場が管理センターに支払う遊技者一人当たりの管理費を格安にすることで、各遊技場は、管理センターに支払う管理費を少しでも軽減する方向に力が働き、宣伝活動などを通じてより多くの会員数を増やそうとする。
【0018】この結果、遊技場と提携している店舗は、遊技場における会員数の増加に伴い、上記返還サービスを通じてより多くの遊技者を自店舗に集客することができ、更に店舗における売り上げを上げることができる。
【0019】尚、本願に係る発明は、蓄積されている前記種類情報に基づいて、前記店舗を管理したことにより発生する管理費を算出するものであってもよい。また、本願に係る発明は、算出された前記店舗の前記管理費を、前記遊技者が前記店舗から購入した商品の数、又は前記遊技者が前記店舗から受けたサービスの数に応じて変動させるものであってもよい。
【0020】この場合、管理センターは、遊技者が店舗で購入した商品等に基づいて、店舗に請求する管理費を変動させることができるので、遊技者は、自己に返還される返還金を管理センターから多く受け取るために、より高い商品を購入等しようとする購買意欲が高まり、結果的に、店舗では、上記返還金を変動させる返還サービスを通じて、遊技者に購買意欲を高めさせることによって更に売り上げを上げることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】[算出管理システムの構成]本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る算出管理システムを示す概念図である。図2は、本実施形態に係る算出管理システムの内部構成を示すブロック図である。
【0022】図1に示すように、本実施形態に係る算出管理システムは、遊技者が遊技場で獲得した遊技球、又は遊技メダルの数に関する情報を算出管理センター10に通知するホール端末1a〜1c、遊技場と遊技場との間で提携している店舗とを管理する算出管理センター10と、遊技者が店舗にて購入した商品又は受けたサービスに関する情報を算出管理センター10に通知する店舗端末20a〜20cと、算出管理センター10で算出された返還ポイントなどの情報を取得する端末30a〜30cと、算出管理センター10で算出された返還ポイントに相当する金額を振り替える金融部40とを備える。
【0023】ホール端末1は、遊技者が遊技場で獲得した遊技球、遊技メダルの数に関する情報を算出管理センター10に通知するものであり、本実施形態では、図2に示すように、遊技球・遊技メダルカウント部2と、確認部3と、ホール管理データベース4と、通信部5と、表示部6と、ホール管理部7と、入力部8とを有している。
【0024】確認部3は、遊技者が算出管理システムを利用することができる者であるか否かを確認するものである。具体的に、遊技者は、入力部8を介して、自己が遊技場の会員であることを示す遊技会員IDを入力する。遊技者の遊技会員IDが入力された入力部8は、入力された遊技会員IDを確認部3に出力する。
【0025】入力部8から遊技会員IDが入力された確認部3は、入力された遊技会員IDがホール管理データベース4に蓄積されているか否かを確認し、確認した結果、入力された遊技会員IDがホール管理データベース4に蓄積されていると判断した場合は、遊技者が算出管理システムを利用することができる者であると確認する。
【0026】一方、確認部3は、入力された遊技会員IDがホール管理データベース4に蓄積されていないと判断した場合は、遊技者が算出管理システムを利用することができない者であると認識し、該当する遊技者に算出管理システムを利用させないようにするための利用排除信号をホール管理部7に出力する。
【0027】確認部3から利用排除信号が入力されたホール管理部7は、入力された利用排除信号に基づいて、該当する遊技者に算出管理システムを利用させないようにするための処理を行う。この処理は、例えば、ホール端末1が該当する遊技者の遊技情報(遊技球の数など)を算出管理センター10に送信しないようにする。
【0028】遊技球・遊技メダルカウント部2は、遊技者が遊技機を利用することにより排出された遊技球、又は遊技メダルをカウントするものである。ここで、遊技球とは、パチンコ装置から排出されたパチンコ球などが挙げられ、又遊技メダルは、スロットマシーンなどから排出されたメダルなどが挙げられる。遊技機には、例えば、パチンコ装置、回胴式遊技装置(例えば、スロットマシーン)、ゲームセンターに設置してあるゲーム機などが挙げられる。
【0029】遊技球・遊技球メダルカウント部2は、遊技者が獲得した遊技球、又は遊技メダルをカウントし、そのカウントした結果をカウント信号としてホール管理部7に出力する。遊技球・遊技メダルカウント部2からカウント信号が入力されたホール管理部7は、入力されたカウント信号を通信部5に出力する。このカウント信号は、通信部5、通信部14を経由して管理部18に出力され、カウント信号が入力された管理部18は、入力されたカウント信号に対応する遊技球、又は遊技メダルの数をホール情報データベース12に蓄積する。
【0030】ホール管理データベース4は、遊技場に関する遊技情報を蓄積するものであり、例えば、ハードディスク、遊技情報を中心に蓄積する専用機などが挙げられる。ここで、遊技情報には、算出管理システムを利用することができる遊技者の識別子を示す遊技会員ID、算出管理センター10に支払う手数料に関する情報などが挙げられる。この算出管理センター10に支払う手数料の計算方法は、後述する「手数料計算部17」で詳述する。
【0031】表示部6は、ホール端末1で処理されている処理内容を表示するものである。入力部8は、遊技者の遊技会員IDなどを入力するものである。通信部5は、算出管理センター10との間で遊技情報を送受信するためのものである。ホール管理部7は、ホール端末1の全体を制御するものである。
【0032】算出管理センター10は、遊技場と、遊技場との間で提携している店舗を管理することにより発生する料金を算出するものであり、本実施形態では、ポイント計算部11と、ホール情報データベース12と、店舗情報データベース13と、通信部14と、ポイント情報データベース15と、管理費データベース16と、手数料計算部17と、管理部18とを有している。
【0033】通信部14は、ホール端末1、店舗端末20、顧客端末30、又は金融部40との間でデータを送受信するものである。管理部18は、算出管理センター10の全体を管理するものである。
【0034】ホール管理データベース12は、遊技者が遊技場で獲得した遊技球、又は遊技メダルの数と、遊技球、又は遊技メダルの数に相当するポイント若しくは金額情報とを蓄積する情報蓄積手段であり、例えば、ハードディスクなどが挙げられる。ホール管理データベース12は、本実施形態では、図3に示す「ホール管理テーブル」を蓄積している。
【0035】この「ホール管理テーブル」には、同図に示すように、本実施形態では、例えば算出管理システムを利用することができる遊技者を識別する遊技会員ID(a001,a002など)、算出管理センター10でホール端末1を識別するための「算出管理ID」、遊技者が遊技場で獲得した「遊技球、又は遊技メダルの数」、遊技球、又は遊技メダルの数に相当する「金額(金額情報)」、所定の店舗にて商品を注文(購入)、又は所定の店舗にてサービスを注文したことにより発生する「ポイントバック(%)」、遊技会員に返還する「返還金額」及び「返還ポイント」などのホール情報が含まれる。
【0036】ここで、「ホール管理テーブル」のうち、「金額(金額情報)」は、遊技球・遊技メダルの数から算出されるものであり、本実施形態では、例えば遊技球・遊技メダルの数を2倍にした数値が挙げられる。例えば、遊技会員ID(a001)を有する遊技者が、遊技機から遊技球を1000個排出した場合は、この遊技者は、図3に示すように、排出された遊技球の数(1000)を2倍にした2000を、「金額」として取得することができる。
【0037】店舗情報データベース13は、遊技者が遊技場との間で提携している店舗から購入した商品に関する情報と、遊技者が店舗から受けたサービスに関する情報とを含む履歴情報を蓄積する履歴情報蓄積手段であり、例えば、ハードディスク、利用情報を専用に蓄積する専用機などが挙げられる。店舗情報データベース13は、本実施形態では、図4に示すように、「利用情報テーブル」を蓄積している。
【0038】この「利用情報テーブル」には、同図に示すように、本実施形態では、履歴情報の通し番号、算出管理システムを利用することができる遊技者を識別する遊技会員ID、遊技会員IDを有する遊技者が所定の商品を注文(購入)した店舗、又は所定のサービスを受けた店舗を示す「利用店舗」、遊技会員IDを有する遊技者が所定の店舗にて注文(購入)した商品、又は所定の店舗から受けたサービスを示す「注文商品」(例えば、ハンバーグ定食、朝食セット、唐揚げセットなど)(又は「注文サービス」)、「注文商品」(又は「注文サービス」)に対応する金額を示を示す「金額」、遊技会員IDを有する遊技者が所定の店舗にて商品(又はサービス)を注文した日時を示す「利用日時」などの履歴情報(又は店舗情報)が含まれている。
【0039】ポイント情報データベース15は、例えば、ハードディスク、ポイントバック情報を専用に蓄積する専用機などが挙げられる。ポイントバック情報データベース15には、図5に示すように、本実施形態では、「ポイントバック情報テーブル」が蓄積されている。
【0040】この「ポイントバック情報テーブル」には、同図に示すように、遊技会員IDを有する遊技者が所定の商品(又はサービス)を注文した店舗を示す「利用店舗」、遊技会員IDを有する遊技者が所定の店舗にて注文(購入)した商品、又は所定の店舗から受けたサービスを示す「注文商品」(又は注文サービス)、ある店舗にて注文された注文商品(又は注文サービス)の数を示す「注文数」、所定の商品(又はサービス)を注文した遊技会員を識別する「遊技会員ID」、遊技者に所定のポイントを返還する返還ポイント又は所定の金額を返還する返還金額の返還率を示す「ポイントバック(%)」などを有している。また、「注文商品」又は「注文サービス」は、遊技者が店舗から購入した商品の種類又は店舗から受けたサービスの種類を含む種類情報をも意味するものとする。
【0041】ここで、「ポイントバック」とは、遊技者が所定の店舗で注文した商品、又は遊技者が所定の店舗で注文したサービスに基づいて、遊技者に返還する返還ポイント又は返還金額を計算するための返還率を意味するものである。具体的に、この返還率は、本実施形態では、遊技者が所定の店舗にて所定の商品(又はサービス)を注文した注文数などに応じて変動させる。この返還率については、ポイント計算部11で詳述する。また、返還金額は、本実施形態では、遊技者が遊技場で獲得した遊技球・遊技メダルに相当する金額(図3中の”金額”)に返還率を乗算した金額を意味するものとする。
【0042】上述した「ポイントバック情報テーブル」は、図5に示す「利用情報テーブル」を「利用店舗」毎に蓄積しているものである。これにより、算出管理センター10は、「利用店舗」毎、又は利用店舗で発注された「注文商品」(又は注文サービス)毎にポイントバックの計算をすることができる。
【0043】管理費データベース16は、遊技場と、遊技場との間で提携する店舗とを管理することにより発生する管理費を算出するための管理費テーブルを蓄積するものであり、例えば、ハードディスク、管理費に関する情報を専用に蓄積する専用機などが挙げられる。管理費データベース16は、本実施形態では、図6に示すように、「管理費テーブル1」、「管理費テーブル2」などを蓄積している。
【0044】この「管理費テーブル1」は、本実施形態では、同図に示すように、例えば、遊技球・遊技メダル1つ当たりの基本の管理費を示す「管理費単価」、この「管理費単価」を変動させるための「会員数」「割引率」などを含んでいる。尚、「管理費テーブル1」は、一つのホール端末1(又は一つの遊技場)における管理費を算出するためのテーブルである。
【0045】例えば、ホール端末1aで排出された遊技球・遊技メダルの枚数が1000枚であり、ホール端末1aに登録している遊技者の会員数が50人である場合、算出管理センター10が遊技場から受け取る管理費は、同図の対応表により、基本単価1円×会員数50人×割引率0.985×遊技球・遊技メダルの数1000枚=49250円となる。
【0046】また、「管理費テーブル2」は、本実施形態では、同図に示すように、例えば、一商品一注文(又は一サービス一注文)されたことに対応する基本の管理費を示す「管理費単価」、この「管理費単価」を変動させるための「注文数」「割引率」などを含んでいる。これらの「管理費テーブル1」「管理費テーブル2」を用いて、遊技場又は店舗に請求する管理費の計算方法は、後述する「手数料計算部17」で詳述する。
【0047】ポイント計算部11は、店舗情報データベース13に蓄積された履歴情報に基づいて、ポイントの一部を遊技者に返還する返還ポイントを算出する第一算出手段である。また、ポイント計算部11は、店舗情報データベース13に蓄積されている履歴情報の中から、遊技者が店舗から購入した商品の種類、又は店舗から受けたサービスの種類を含む種類情報を取得し、取得した種類情報に基づいて、返還ポイントを算出する第一算出手段でもある。
【0048】更に、ポイント計算部11は、店舗情報データベース13に蓄積されている履歴情報の中から、遊技者が商品を購入した店舗、又は遊技者がサービスを受けた店舗に関する情報を含む店舗情報を取得し、取得した前記店舗情報に基づいて、返還ポイントを算出する第一算出手段でもある。具体的には、ポイント計算部11は、例えば、図5に示す「ポイントバック情報テーブル」の中から、店舗毎の注文商品(種類情報)の「注文数」を取得し、その取得した「注文数」から「ポイントバック」を計算する。即ち、ポイント計算部11は、図5に示すように、遊技者がA店舗にてハンバーグセットを注文した場合は、A店舗にて現在までにハンバーグセットを注文した累積の注文数が”2つ”であるので、図7に示す「変換テーブル」の対応表により、ポイントバックを”3.0%”とすることができる。尚、この「変換テーブル」は、ポイント情報データベース15に蓄積されるものとする。
【0049】同様に、ポイント計算部11は、図5に示すように、遊技者がB店舗にて唐揚げセットを注文した場合は、現在までに唐揚げセットを注文した累積の注文数が”1つ”であるので、図7に示す「変換テーブル」の対応表により、ポイントバックを”3.0%”にすることができる。
【0050】このポイント計算部11は、計算したポイントバックを、更に店舗毎に変動させることもできる。例えば、店舗が算出管理センター10に支払う管理費を通常よりも多く支払った場合は、ポイント計算部11は、計算したポイントバックを割増(1.5倍など)にする。
【0051】これらより、ポイント計算部11は、店舗毎(例えば、A店舗、B店舗毎)に注文された商品毎(例えば、A店舗における注文商品「ハンバーグセット」)にポイントバックを計算することができ、店舗毎に応じてポイントバックを変動させることができる。
【0052】上記より、ポイントバックを計算したポイント計算部11は、計算したポイントバックに基づいて、顧客に返還する返還ポイント及び返還金額を計算する。この返還金額は、本実施形態では、ポイント計算部11で計算したポイントバックを、ホール情報データベース12に蓄積されている「金額」に乗算したものである。また、返還ポイントは、本実施形態では、ポイント計算部11で計算したポイントバックを、ホール情報データベース12に蓄積されている「遊技球又は遊技メダルの数」に乗算したものである。
【0053】ここで、遊技球又は遊技メダルの数に相当するポイントとは、本実施形態では、遊技球又は遊技メダルの数を意味するものとする。ポイント計算部11は、計算した返還金額及び返還ポイントをホール情報データベース12に蓄積(図3の「ホール管理テーブル」中の「返還金額」「返還ポイント」の箇所)し、返還金額及び返還ポイントを計算したことを示す返還計算済信号として管理部18に出力する。尚、算出管理センター10は、ポイント計算部11で算出させた返還金又は返還ポイントのいずれか、又は双方を遊技者に返還することができる。
【0054】ポイント計算部11から返還計算済信号が入力された管理部18は、入力された返還計算済信号を、通信部14、通信部31を経由させ、顧客端末30及び金融部40に通知する。
【0055】手数料計算部17は、ホール情報データベース11に蓄積されている遊技球、又は遊技メダルの数に基づいて、遊技場を管理したことにより発生する管理費を算出する第二算出手段である。また、手数料計算部17は、算出した遊技場の管理費を、遊技場の会員数に応じて変動させる第二算出手段でもある。
【0056】具体的には、手数料計算部17は、管理部18からの命令に基づいて、管理費データベース16に蓄積されている「管理費テーブル1」「管理費テーブル2」を参照し、各遊技場及び各店舗に請求する管理費を計算する。
【0057】遊技場に請求する管理費は、手数料計算部17が店舗毎に管理されているホール情報をホール情報データベース12から取得し、取得したホール情報に基づいて、図6の対応表を参照して計算する。
【0058】例えば、図8に示すように、ホール端末1aについてのホール情報が、会員数50、遊技球・遊技メダルの数100000、割引を含めた管理単価0.908(図6参照)である場合は、手数料計算部17は、算出管理センター10が遊技場から受け取る管理費を、基本単価1円×遊技球・遊技メダルの数100000×割引率0.908=90800円とし、算出管理センター10は、計算された管理費90800円を遊技場に請求する。
【0059】手数料計算部17は、店舗情報データベース13に蓄積されている種類情報(例えば、「注文商品」「注文サービス」)に基づいて、店舗を管理したことにより発生する管理費を算出する第三算出手段でもある。また、手数料計算部17は、算出された店舗の管理費を、遊技者が店舗から購入した商品の数、又は遊技者が店舗から受けたサービスの数に応じて変動させる第三算出手段でもある。
【0060】具体的には、図8に示すように、A店舗についての履歴情報が、ある商品を注文した注文数70(例えば、おにぎりの注文数が70)、注文数に応じた割引0.983(図6参照)である場合は、手数料計算部17は、算出管理センター10がA店舗から受け取る管理費を、上記より、基本単価10円×注文数70×注文数に応じた割引0.983=668.1とし、算出管理センター10は、計算された管理費668.1円をA店舗に請求する。この際、手数料計算部17は、算出された管理費を商品の種類に応じて変動(例えば、1.5倍など)させることもできる。
【0061】遊技場に請求する管理費、又は店舗に請求する管理費を計算した手数料計算部17は、計算した各管理費を管理費データベース16に蓄積すると共に、遊技場、又は店舗における各管理費を計算したことを示す管理計算済信号を管理部18に出力する。手数料計算部17から管理計算済信号が入力された管理部18は、入力された管理計算済信号を、通信部14と、通信部5又は通信部21とを経由させ、ホール端末1又は店舗端末20に通知する、この算出管理センター10がA店舗から受け取る管理費は、上記より、商品毎に計算されるものであり、手数料計算部17は、商品毎の管理費を計算し、計算した商品(又はサービス)毎の管理費を累積して全体の管理費を算出する。
【0062】店舗端末20は、算出管理センター10との間でデータの送受信を行うものであり、本実施形態では、通信部21と、操作部22と、読み取り部23と、表示部24と、店舗管理部25とを有している。通信部21は、算出管理センター10との間でデータを送受信するものである。操作部22は、商品、又は顧客に関する情報を入力するものである。
【0063】例えば、店舗の店員は、ある顧客が商品αを購入した場合は、商品を購入した顧客、購入商品などの情報を入力する。尚、これらの情報は、読み取り部23を通じて入力されるものであってもよい。
【0064】表示部24は、店舗端末20で処理されている内容を表示するものである。具体的には、通信部21から管理計算済信号が入力された店舗管理部25は、入力された管理計算済信号に基づいて、その管理計算済信号に対応する管理費を表示部24に表示させる。
【0065】顧客端末30は、算出管理センター10で算出された返還金額又は返還ポイントなどを参照するものであり、本実施形態では、通信部31と、表示部32と、顧客管理部33とを有している。通信部31は、算出管理センター10との間でデータを送受信するものである。表示部32は、顧客端末30の内部で処理されている内容を表示するものである。
【0066】具体的には、通信部31から管理計算済信号が入力された顧客管理部33は、入力された管理計算済信号に基づいて、その管理計算済信号に対応する管理費を表示部32に表示させる。また、通信部31から返還計算済信号が入力された顧客管理部33は、入力された返還計算済信号に基づいて、返還計算済信号に対応する返還金額を表示部32に表示させる。
【0067】金融部40は、ポイント計算部11で計算された返還ポイントに相当する金額(返還金額)を該当する遊技者の金融機関口座に振り込む振込手段である。具体的には、通信部14から返還計算済信号が入力された金融部40は、入力された返還計算済信号に基づいて、返還計算済信号に対応する返還金額を所定の金融機関口座に振り替える。
【0068】(算出管理システムを用いた算出管理方法)上記構成を有する算出管理システムによる算出管理方法は、以下の手順により実施することができる。図9は、本実施形態に係る算出管理方法の手順を示すフロー図である。
【0069】同図に示すように、先ず、入力部8が遊技者の遊技会員IDを読み込むステップを行う(S101)。具体的に、遊技者は、入力部8を介して、自己が遊技場1の会員であることを示す遊技会員IDを入力する。遊技者の遊技会員IDが入力された入力部8は、入力された遊技会員IDを確認部3に出力する。
【0070】次いで、確認部3は、入力部8により読み込まれた遊技会員IDが適正なものであるか否かを確認するステップを行う(S102)。具体的には、入力部8から遊技会員IDが入力された確認部3は、入力された遊技会員IDがホール管理データベース4に蓄積されているか否かを確認し、確認した結果、入力された遊技会員IDがホール管理データベース4に蓄積されていると判断した場合は、遊技者が算出管理システムを利用することができる者であると確認する。
【0071】一方、確認部3は、入力された遊技会員IDがホール管理データベース4に蓄積されていないと判断した場合は、遊技者が算出管理システムを利用することができない者であると認識し、該当する遊技者に算出管理システムを利用させないようにするための利用排除信号をホール管理部7に出力する。
【0072】そして、確認部3から利用排除信号が入力されたホール管理部7は、入力された利用排除信号に基づいて、該当する遊技者に算出管理システムを利用させないようにするための処理を行う。この処理は、例えば、ホール端末1が該当する遊技者の遊技情報(遊技球の数など)を算出管理センター10に送信しないようにする。
【0073】その後、遊技球・遊技球メダルカウント部2は、遊技者が獲得した遊技球、又は遊技メダルをカウントし、そのカウントした結果をカウント信号としてホール管理部7に出力する。遊技球・遊技メダルカウント部2からカウント信号が入力されたホール管理部7は、入力されたカウント信号を通信部5に出力する。このカウント信号は、通信部5、通信部14を経由して管理部18に出力され、カウント信号が入力された管理部18は、入力されたカウント信号に対応する遊技球、又は遊技メダルの数をホール情報データベース12に蓄積する。
【0074】次いで、ポイント計算部11が遊技者に返還する返還ポイントを計算するステップを行う(S103)。具体的には、ポイント計算部11は、管理部18からの命令により、例えば、図5に示す「ポイントバック情報テーブル」の中から、店舗毎の注文商品(種類情報)の「注文数」を取得し、その取得した「注文数」から「ポイントバック」を計算する。
【0075】即ち、ポイント計算部11は、図5に示すように、遊技者がA店舗にてハンバーグセットを注文した場合は、A店舗にて現在までにハンバーグセットを注文した累積の注文数が”2つ”であるので、図7に示す「変換テーブル」の対応表により、ポイントバックを”3.0%”とすることができる。
【0076】同様に、ポイント計算部11は、図5に示すように、遊技者がB店舗にて唐揚げセットを注文した場合は、現在までに唐揚げセットを注文した累積の注文数が”1つ”であるので、図7に示す「変換テーブル」の対応表により、ポイントバックを”3.0%”にすることができる。
【0077】このポイント計算部11は、計算したポイントバックを、更に店舗毎に変動させることもできる。例えば、店舗が算出管理センター10に支払う管理費を通常よりも多く支払った場合は、ポイント計算部11は、計算したポイントバックを割増(1.5倍など)にする。
【0078】これらより、ポイント計算部11は、店舗毎(例えば、A店舗、B店舗毎)に注文された商品毎(例えば、A店舗における注文商品「ハンバーグセット」)にポイントバックを計算することができ、店舗毎に応じてポイントバックを変動させることができる。
【0079】その後、ポイントバックを計算したポイント計算部11は、計算したポイントバックに基づいて、顧客に変換する返還金額を計算する。この返還金額は、本実施形態では、ポイント計算部11で計算したポイントバックを、ホール情報データベース12に蓄積されている「金額」に乗算したものである。ポイント計算部11は、計算した返還金額及び返還ポイントをホール情報データベース12に蓄積(図3の「ホール管理テーブル」中の「返還金額」「返還ポイント」の箇所)し、返還金額及び返還ポイントを計算したことを示す返還計算済信号として管理部18に出力する。
【0080】そして、ポイント計算部11から返還計算済信号が入力された管理部18は、入力された返還計算済信号を、通信部14、通信部31を経由させ、顧客端末30及び金融部40に通知する。
【0081】次いで、金融部40がポイント計算部11で計算された返還ポイントに相当する金額(返還金額)を該当する遊技者の金融機関口座に振り込むステップを行う(S104)。具体的には、通信部14から返還計算済信号が入力された金融部40は、入力された返還計算済信号に基づいて、返還計算済信号に対応する返還金額を所定の口座に振り替える。尚、通信部31から返還計算済信号が入力された顧客管理部33は、入力された返還計算済信号に基づいて、返還計算済信号に対応する返還金額を表示部32に表示させる。
【0082】次いで、手数料計算部17が遊技場及び店舗の管理費を算出するステップを行う(S105)。具体的には、手数料計算部17が、管理部18からの命令により、管理部18からの命令に基づいて、管理費データベース16に蓄積されている「管理費テーブル1」「管理費テーブル2」を参照し、各遊技場及び各店舗に請求する管理費を計算する。
【0083】遊技場に請求する管理費は、手数料計算部17が店舗毎に管理されているホール情報をホール情報データベース12から取得し、取得したホール情報に基づいて、図6の対応表を参照して計算する。
【0084】例えば、図8に示すように、ホール端末1aについてのホール情報が、会員数50、遊技球・遊技メダルの数100000、割引を含めた管理単価0.908(図6参照)である場合は、手数料計算部17は、算出管理センター10が遊技場から受け取る管理費を、基本単価1円×遊技球・遊技メダルの数100000×割引率0.908=90800円とし、算出管理センター10は、計算された管理費90800円を遊技場に請求する。
【0085】尚、算出管理センター10が遊技場に対して行う請求は、金融部40を利用して、遊技場の管理者に所定の金融機関口座に振り込みさせることによって行うものであってもよい。
【0086】また、図8に示すように、A店舗についての履歴情報が、ある商品を注文した注文数70(例えば、おにぎりの注文数が70)、注文数に応じた割引0.983(図6参照)である場合は、手数料計算部17は、算出管理センター10がA店舗から受け取る管理費を、上記より、基本単価10円×注文数70×注文数に応じた割引0.983=668.1とし、算出管理センター10は、計算された管理費668.1円をA店舗に請求する。この際、手数料計算部17は、算出された管理費を商品の種類に応じて変動(例えば、1.5倍など)させることができる。
【0087】この遊技場に請求する管理費、又は店舗に請求する管理費を計算した手数料計算部17は、計算した各管理費を管理費データベース16に蓄積すると共に、遊技場、又は店舗における各管理費を計算したことを示す管理計算済信号を管理部18に出力する。手数料計算部17から管理計算済信号が入力された管理部18は、入力された管理計算済信号を、通信部14、通信部5、通信部21を経由させてホール端末1又は店舗端末20に通知する。
【0088】通信部21から管理計算済信号が入力された店舗管理部25は、入力された管理計算済信号に基づいて、管理計算済信号に対応する管理費を表示部24に表示させる。その後、店舗の管理者は、表示部24に表示されている管理費に基づいて、その管理費を算出管理センター10に支払う。
【0089】また、通信部5から管理計算済信号が入力されたホール端末1は、入力された管理計算済信号に基づいて、管理計算済信号に対応する管理費を表示部6に表示させる。その後、遊技場の管理者は、表示部6に表示されている管理費に基づいて、その管理費を算出管理センター10に支払う。尚、遊技場及び店舗の管理者が支払う管理費は、金融部40を通じて、算出管理センター10が有する金融機関口座に振り込むものであってもよい。
【0090】尚、この算出管理センター10がA店舗から受け取る管理費は、上記より、商品毎に計算されるものであり、手数料計算部17は、商品毎の管理費を計算し、計算した商品(又はサービス)毎の管理費を累積して全体の管理費を算出する。そして、算出管理センター10は、手数料計算部17で算出した全体の管理費をA店舗に請求する。
【0091】[算出管理システム及び算出管理方法による作用及び効果]このような本実施形態に係る算出管理システム及び算出管理方法によれば、ポイント計算部11が、店舗情報データベース13に蓄積されている履歴情報に基づいて、遊技場で遊技者に獲得されたポイントに相当する金額の一部を遊技者に返還する返還金額又は前記ポイントの一部を遊技者に返還する返還ポイントを遊技者に返還するので、遊技者は、遊技場で獲得した遊技球、又は遊技メダルの数などのポイントに相当する商品を、単に所定の店舗で交換するだけでなく、遊技場と提携関係のある店舗で購入した商品等に基づいてポイント又はポイントに相当する金額の一部が返還される返還サービスをも受けることができることとなり、返還されたポイント又は金額を利用して更に商品を安く購入等することができる。
【0092】更に、結果的に、提携店舗では、上記より遊技者が返還ポイント又は返還金を用いて商品を購入等することができるので、上記返還サービスを通じて、提携関係のある遊技場の遊技者を自店舗に集客することができ、更なる店舗の売り上げを上げることができる。
【0093】また、ポイント計算部11が、所定の店舗にて遊技者に購入された商品の種類等に基づいて、遊技者に返還する返還金額又は返還ポイントを算出するので、例えば、遊技者は、所定の店舗で多く商品を購入等すれば、管理センターから返還金額又は返還ポイントを多く受け取れる返還サービスを受けることができるので、これにより店舗で商品を購入等しようとする購買意欲が高まり、結果的に、所定の店舗では、上記返還サービスを通じて、更に店舗の売り上げを上げることができる。
【0094】また、ポイント計算部11が、蓄積された店舗情報に基づいて遊技者に返還する返還金額又は返還ポイントを算出(例えば、多く管理費を支払う店舗には、遊技者に多くの返還金を算出)するので、店舗は、例えば算出管理センター10に多くの管理費を支払うことで、遊技者に返還する返還金額又は返還ポイントを算出管理センター10で多く算出させて自店舗での集客率を更に高めることができる。
【0095】また、金融部40が、ポイント計算部11で計算された返還金額を遊技者の金融機関口座に振り込むもので、算出管理センター10は、金融部40を通じて、ポイント計算部11で算出された返還金額を直接遊技者に支払う必要がなくなり、遊技者に所定の金額を支払う際の安全性を高めることができる。
【0096】更に、手数料計算部17は、遊技者が遊技場から獲得した遊技球、又は遊技メダルの数を管理することにより、各遊技場から管理費を取得することができると共に、各遊技場は、遊技者が獲得した遊技球、又は遊技メダルの数などを逐一管理する必要がなくなり、管理負担を軽減することができる。
【0097】加えて、手数料計算部17が、遊技場の会員数に応じて、算出した遊技場の管理費を変動させることができるので、例えば、算出管理センター10は、遊技場における会員数が多い場合には、遊技者一人当たりの管理費を格安にすることで、各遊技場は、少しでも会員数を多くし、管理センターに支払う管理費を軽減すべく、宣伝活動などを通じてより多くの会員数を増やそうとする。
【0098】この結果、遊技場と提携している店舗は、遊技場における会員数の増加に伴って、より多くの遊技者を自店舗に集客することができ、更に店舗における売り上げを上げることができる。
【0099】最後に、手数料計算部17は、遊技者が店舗で購入した商品等に基づいて、店舗に請求する管理費を変動させることができるので、遊技者は、自己に返還される返還金を管理センターから多く受け取るために、より高い商品を購入等しようとする購買意欲が高まり、結果的に、店舗では、上記返還金を変動させる返還サービスを通じて、遊技者に購買意欲を高めさせることによって更に売り上げを上げることができる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように本発明の算出管理システム及び算出管理方法によれば、所定のポイントを有する遊技者が遊技場と提携している提携店舗で所定の商品を購入した場合には、遊技場の遊技球・遊技メダルを管理する管理センターが、提携店舗で購入された商品等の購入価格等から、自センターで管理してある遊技者の遊技球・遊技メダルの数等に応じて遊技者に返還する返還ポイント(又は返還金額)を計算し、その計算した返還ポイント(又は返還金額)を遊技者に返還する返還サービスを提供することで、遊技者は管理センターから返還された返還ポイント(又は返還金額)に基づいて更に商品を購入等しようとする購買意欲が高まり、上記提携店舗は管理センターが返還サービスを行い、遊技者の購買意欲を高めさせることにより更なる集客効果の向上を図ることができると共に、遊技者は返還ポイント(又は返還金額)を利用して、提携店舗にて更に商品を安く購入することが可能となる。
【出願人】 【識別番号】598098526
【氏名又は名称】アルゼ株式会社
【識別番号】391065769
【氏名又は名称】株式会社セタ
【出願日】 平成13年11月29日(2001.11.29)
【代理人】 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外7名)
【公開番号】 特開2003−164644(P2003−164644A)
【公開日】 平成15年6月10日(2003.6.10)
【出願番号】 特願2001−364413(P2001−364413)