| 【発明の名称】 |
遊技機管理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】鵜川 詔八
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| 【要約】 |
【課題】払出玉数を誤差無く算出し、該払出玉数に基づいて算出される割数の精度を向上させて、遊技機の出玉率に関わる調整を的確に行うことができる遊技機管理装置を提供する。
【解決手段】グループ化手段114にて、情報入力端子104に入力された入賞情報を賞球の付与数が同一である入賞グループにグループ化し、入賞数集計手段106にて、グループ化された入賞情報に基づいて入賞グループに対応する総入賞数を集計し、操作手段101及び表示手段102にて払出倍率を設定し、総賞球数算出手段109にて、総入賞数に払出倍率を乗じて入賞グループについての賞球数を算出すると共に、該賞球数を合算して総賞球数(払出玉数)を算出し、割数算出手段110にて、打込玉数集計手段107にて集計された打込玉数,貸出玉数集計手段108にて集計された貸出玉数,及び前記算出された払出玉数に基づいて、貸出玉数に対する収支度合を示す割数を算出する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】遊技領域に複数の入賞口が設けられ、該入賞口への入賞に応じて該入賞口に対応して予め定められた所定数の遊技媒体が景品遊技媒体として付与される遊技機に関する情報を、複数の遊技機を対象として管理する遊技機管理装置であって、前記入賞口への入賞を特定可能な入賞情報と、前記遊技機での遊技に使用された遊技媒体数である使用遊技媒体数を特定可能な使用遊技媒体情報と、該遊技に使用するために貸し出された遊技媒体数である貸出遊技媒体数を特定可能な貸出情報と、が入力される情報入力部と、該情報入力部に入力された入賞情報を、前記景品遊技媒体の付与数が同一である入賞グループにグループ化するグループ化手段と、該グループ化手段にてグループ化された入賞情報に基づいて、前記入賞グループに対応する総入賞数を集計する入賞数集計手段と、該入賞数集計手段にて集計された入賞情報に対応して付与される遊技媒体数を設定する設定手段と、前記情報入力部に入力された使用遊技媒体情報に基づいて、総使用遊技媒体数を集計する使用遊技媒体数集計手段と、前記情報入力部に入力された貸出情報に基づいて、総貸出遊技媒体数を集計する貸出遊技媒体数集計手段と、前記入賞数集計手段にて集計された前記入賞グループに対応する総入賞数と、前記設定手段にて設定された前記入賞グループの入賞情報に対応して付与される遊技媒体数に基づいて、前記入賞グループについての景品遊技媒体付与数を算出すると共に、該算出した前記入賞グループについての景品遊技媒体付与数に基づいて、前記遊技機が前記景品遊技媒体として付与した総景品遊技媒体付与数を算出する総景品遊技媒体付与数算出手段と、前記使用遊技媒体数集計手段にて集計された総使用遊技媒体数と、前記貸出遊技媒体数集計手段にて集計された総貸出遊技媒体数と、前記総景品遊技媒体付与数算出手段にて算出された総景品遊技媒体付与数に基づいて、前記貸出遊技媒体数に対する収支度合を示す割数を算出する割数算出手段と、該割数算出手段の算出結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする遊技機管理装置。 【請求項2】遊技領域に複数の入賞口が設けられ、該入賞口への入賞に応じて該入賞口に対応して予め定められた所定数の遊技媒体が景品遊技媒体として付与される遊技機に関する情報を、複数の遊技機を対象として管理する遊技機管理装置であって、前記入賞口への入賞を特定可能な入賞情報と、前記遊技機での遊技に使用された遊技媒体数である使用遊技媒体数を特定可能な使用遊技媒体情報と、該遊技に使用するために貸し出された遊技媒体数である貸出遊技媒体数を特定可能な貸出情報と、が入力される情報入力部と、該情報入力部に入力された入賞情報に基づいて、前記入賞口毎の総入賞数を集計する入賞数集計手段と、該入賞数集計手段にて集計された入賞情報に対応して付与される遊技媒体数を設定する設定手段と、前記情報入力部に入力された使用遊技媒体情報に基づいて、総使用遊技媒体数を集計する使用遊技媒体数集計手段と、前記情報入力部に入力された貸出情報に基づいて、総貸出遊技媒体数を集計する貸出遊技媒体数集計手段と、前記入賞数集計手段にて集計された前記入賞口毎の総入賞数と、前記設定手段にて設定された前記入賞口毎の入賞情報に対応して付与される遊技媒体数に基づいて、前記入賞口毎の景品遊技媒体付与数を算出すると共に、該算出した入賞口毎の景品遊技媒体付与数を合算して、前記遊技機が前記景品遊技媒体として付与した総景品遊技媒体付与数を算出する総景品遊技媒体付与数算出手段と、前記使用遊技媒体数集計手段にて集計された総使用遊技媒体数と、前記貸出遊技媒体数集計手段にて集計された総貸出遊技媒体数と、前記総景品遊技媒体付与数算出手段にて算出された総景品遊技媒体付与数に基づいて、前記貸出遊技媒体数に対する収支度合を示す割数を算出する割数算出手段と、該割数算出手段の算出結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする遊技機管理装置。 【請求項3】請求項1又は2に記載した遊技機管理装置であって、前記割数算出手段は、予め定めた前記遊技機の集合単位毎の前記割数を算出することを特徴とする遊技機管理装置。 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技機管理装置であって、前記割数算出手段は、前記遊技機毎の前記割数を算出することを特徴とする遊技機管理装置。 【請求項5】請求項4に記載した遊技機管理装置であって、前記遊技機の出玉率に関わる調整に関する調整情報を該遊技機毎に登録する調整情報登録手段を備え、前記出力手段は、該調整情報登録手段にて登録された調整情報と前記割数算出手段にて算出された割数を対応付けて出力することを特徴とする遊技機管理装置。 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1つに記載した遊技機管理装置であって、前記使用遊技媒体数集計手段にて集計された総使用遊技媒体数と前記総景品遊技媒体付与数算出手段にて算出された総景品遊技媒体付与数の差である差遊技媒体数を算出すると共に、該算出した差遊技媒体数に所定の換算率を乗じて粗利益を算出する粗利益算出手段を備え、前記出力手段は、該粗利益算出手段の算出結果を出力することを特徴とする遊技機管理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、遊技領域に複数の入賞口が設けられ、該入賞口への入賞に応じて該入賞口に対応して予め定められた所定数の遊技媒体(例えばパチンコ玉)が景品遊技媒体(例えば賞球)として付与される遊技機(例えばパチンコ機)に関する情報を、複数の遊技機を対象として管理する遊技機管理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、遊技機であるパチンコ機としては、遊技領域に、多数の釘や、始動入賞口,大入賞口,一般入賞口等の複数の入賞口や、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を含む遊技装置(いわゆる役物)等が設けられ、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域に打ち込んで遊技を行うものが知られている。ここで遊技領域に打ち込まれて遊技に使用されたパチンコ玉(以下「打込玉」という。)が始動入賞口に入賞した場合には、可変表示装置の可変表示が開始され、該可変表示装置の表示結果が予め定められた所定態様となった場合に、遊技者にとって有利な遊技状態(いわゆる大当り)が発生し、閉成されていた大入賞口が開成されて、前記打込玉が大入賞口に入賞しやすいように構成されている。また前記打込玉が各入賞口に入賞した場合には、該入賞口に対応して予め定められた所定数の遊技媒体が景品遊技媒体(即ち賞球)として付与(払出)されるように構成されている。 【0003】このパチンコ機では、前記賞球がパチンコ機の背面上部に設けられた玉タンクから玉払出装置を介して払い出されると共に、該賞球の払出により玉切れとなった場合には、補給樋を流下しているパチンコ玉が、補給玉カウンタにより計数されて玉タンクに補給されるように構成されている。また前記打込玉が、パチンコ機の背後下部に設けられたアウトタンクから排出され、打込玉カウンタにより計数されて回収樋に回収されるように構成されている。 【0004】また近年、パチンコ機での遊技に関する情報を管理する管理装置としては、パチンコ機の各入賞口に設けられた入賞検出スイッチから出力される入賞検出信号に基づいて入賞口毎の総入賞数を集計し、前記釘の調整の参考に使用するものが考案されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】一方、従来の管理装置で、パチンコ機での遊技に使用するために貸し出されたパチンコ玉の数に対する収支度合を示し、遊技場の収支度合を把握する指標であると共に遊技場が遊技機の出玉率に関わる調整(例えば前記釘の調整)を行う際の目安となる割数(いわゆる機械割数,営業割数)等の営業データを算出する場合においては、該割数の算出に使用する総賞球数(払出玉数)を、前記補給玉カウンタから出力される補給信号に基づいて集計している。 【0006】しかしながら、前記管理装置が前記補給信号に基づいて払出玉数を算出する場合においては、前記補給樋からの落下の際の衝撃やパチンコ機の前面枠を開閉する際の衝撃等によって前記玉タンクからパチンコ玉がこぼれ落ちた場合であっても、該パチンコ玉の数は前記補給カウンタにて計数済であるため、実際には払い出されていないにも拘わらず払出玉数に算入されていた。従って、玉タンクからこぼれ落ちたパチンコ玉の数も含まれた払出玉数に基づいて算出された割数は、実際に払い出された払出玉数に基づいて算出された真の割数よりも大きな値となるため、該算出された割数を指標として前記釘の調整を行うと的確な釘の調整を行うことができない場合があるという問題があった。 【0007】本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、遊技領域に複数の入賞口が設けられる前記遊技機に関する情報を管理する遊技機管理装置において、総景品遊技媒体付与数(前記払出玉数)を誤差無く算出し、総景品遊技媒体付与数に基づいて算出される割数(いわゆる機械割数,営業割数)の精度を向上させて、遊技場が前記遊技機の出玉率に関わる調整を的確に行うことができる遊技機管理装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。 【0009】まず請求項1に係る発明は、遊技領域に複数の入賞口が設けられ、該入賞口への入賞に応じて該入賞口に対応して予め定められた所定数の遊技媒体が景品遊技媒体として付与される遊技機に関する情報を、複数の遊技機を対象として管理する遊技機管理装置であって、前記入賞口への入賞を特定可能な入賞情報と、前記遊技機での遊技に使用された遊技媒体数である使用遊技媒体数を特定可能な使用遊技媒体情報と、該遊技に使用するために貸し出された遊技媒体数である貸出遊技媒体数を特定可能な貸出情報と、が入力される情報入力部と、該情報入力部に入力された入賞情報を、前記景品遊技媒体の付与数が同一である入賞グループにグループ化するグループ化手段と、該グループ化手段にてグループ化された入賞情報に基づいて、前記入賞グループに対応する総入賞数を集計する入賞数集計手段と、該入賞数集計手段にて集計された入賞情報に対応して付与される遊技媒体数を設定する設定手段と、前記情報入力部に入力された使用遊技媒体情報に基づいて、総使用遊技媒体数を集計する使用遊技媒体数集計手段と、前記情報入力部に入力された貸出情報に基づいて、総貸出遊技媒体数を集計する貸出遊技媒体数集計手段と、前記入賞数集計手段にて集計された前記入賞グループに対応する総入賞数と、前記設定手段にて設定された前記入賞グループの入賞情報に対応して付与される遊技媒体数に基づいて、前記入賞グループについての景品遊技媒体付与数を算出すると共に、該算出した前記入賞グループについての景品遊技媒体付与数に基づいて、前記遊技機が前記景品遊技媒体として付与した総景品遊技媒体付与数を算出する総景品遊技媒体付与数算出手段と、前記使用遊技媒体数集計手段にて集計された総使用遊技媒体数と、前記貸出遊技媒体数集計手段にて集計された総貸出遊技媒体数と、前記総景品遊技媒体付与数算出手段にて算出された総景品遊技媒体付与数に基づいて、前記貸出遊技媒体数に対する収支度合を示す割数を算出する割数算出手段と、該割数算出手段の算出結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする遊技機管理装置である。 【0010】また請求項2に係る発明は、遊技領域に複数の入賞口が設けられ、該入賞口への入賞に応じて該入賞口に対応して予め定められた所定数の遊技媒体が景品遊技媒体として付与される遊技機に関する情報を、複数の遊技機を対象として管理する遊技機管理装置であって、前記入賞口への入賞を特定可能な入賞情報と、前記遊技機での遊技に使用された遊技媒体数である使用遊技媒体数を特定可能な使用遊技媒体情報と、該遊技に使用するために貸し出された遊技媒体数である貸出遊技媒体数を特定可能な貸出情報と、が入力される情報入力部と、該情報入力部に入力された入賞情報に基づいて、前記入賞口毎の総入賞数を集計する入賞数集計手段と、該入賞数集計手段にて集計された入賞情報に対応して付与される遊技媒体数を設定する設定手段と、前記情報入力部に入力された使用遊技媒体情報に基づいて、総使用遊技媒体数を集計する使用遊技媒体数集計手段と、前記情報入力部に入力された貸出情報に基づいて、総貸出遊技媒体数を集計する貸出遊技媒体数集計手段と、前記入賞数集計手段にて集計された前記入賞口毎の総入賞数と、前記設定手段にて設定された前記入賞口毎の入賞情報に対応して付与される遊技媒体数に基づいて、前記入賞口毎の景品遊技媒体付与数を算出すると共に、該算出した入賞口毎の景品遊技媒体付与数を合算して、前記遊技機が前記景品遊技媒体として付与した総景品遊技媒体付与数を算出する総景品遊技媒体付与数算出手段と、前記使用遊技媒体数集計手段にて集計された総使用遊技媒体数と、前記貸出遊技媒体数集計手段にて集計された総貸出遊技媒体数と、前記総景品遊技媒体付与数算出手段にて算出された総景品遊技媒体付与数に基づいて、前記貸出遊技媒体数に対する収支度合を示す割数を算出する割数算出手段と、該割数算出手段の算出結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする遊技機管理装置である。 【0011】また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技機管理装置であって、前記割数算出手段は、予め定めた前記遊技機の集合単位毎の前記割数を算出することを特徴とする遊技機管理装置である。 【0012】また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技機管理装置であって、前記割数算出手段は、前記遊技機毎の前記割数を算出することを特徴とする遊技機管理装置である。 【0013】また請求項5に係る発明は、請求項4に記載した遊技機管理装置であって、前記遊技機の出玉率に関わる調整に関する調整情報を該遊技機毎に登録する調整情報登録手段を備え、前記出力手段は、該調整情報登録手段にて登録された調整情報と前記割数算出手段にて算出された割数を対応付けて出力することを特徴とする遊技機管理装置である。 【0014】さらに請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載した遊技機管理装置であって、前記使用遊技媒体数集計手段にて集計された総使用遊技媒体数と前記総景品遊技媒体付与数算出手段にて算出された総景品遊技媒体付与数の差である差遊技媒体数を算出すると共に、該算出した差遊技媒体数に所定の換算率を乗じて粗利益を算出する粗利益算出手段を備え、前記出力手段は、該粗利益算出手段の算出結果を出力することを特徴とする遊技機管理装置である。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。以下においては、まず図1を参照して、本発明に係る遊技機管理装置の一例であるホールコンピュータ100又は100’と遊技機の一例であるパチンコ機1との遊技場内における接続構成を説明し、次に図2〜図4を参照して、パチンコ機1について説明し、次に図5〜図11を参照して、第1実施形態に係るホールコンピュータ100について説明し、その次に図12〜図15を参照して、第2実施形態に係るホールコンピュータ100’について、第1実施形態に係るホールコンピュータ100と異なる点を説明する。 【0016】まず図1は、ホールコンピュータ100又は100’とパチンコ機1との遊技場内における接続構成の一例を表すブロック図である。遊技場内には、複数台のパチンコ機1を機種等に従って1グループ単位としてまとめて配列した遊技島が複数設けられている。各遊技島は島番号によって識別可能とされており、該遊技島に配列された各パチンコ機1は台番号によって識別可能とされている。 【0017】この遊技島には、遊技に使用可能な前払い有価価値の大きさ(例えばプリペイド度数)を特定可能な情報が記録された記録媒体(例えばプリペイドカード)を受け付けて遊技媒体であるパチンコ玉を貸し出すための処理を行うカード処理機50が、各パチンコ機1の側方において、該パチンコ機1に対応して設けられている。各カード処理機50は、前記台番号やサンド番号によって識別可能とされている。このパチンコ機1及びカード処理機50は台端末160とデータ通信可能に接続されている。また台端末160は中継コンピュータ150と、さらに中継コンピュータ150はホールコンピュータ100又は100’と、それぞれLAN170を介してデータ通信可能に接続されている。 【0018】ここで台端末160は、パチンコ機1やカード処理機50等からのデータの収集及び中継コンピュータ150に対するデータの送信を行う機能を有する装置である。この台端末160は、4つの接続コネクタ160a,160b,160c,160dを備え、各接続コネクタ160a〜160dにパチンコ機1及びカード処理機50を接続することにより、該接続されたパチンコ機1及びカード処理機50からのデータを収集可能なものである。この台端末160は、遊技島内に複数設けられ、台端末番号によって識別可能とされている。なお台端末160には、パチンコ機1の他に、貨幣を受け付けてパチンコ玉を貸し出す現金玉貸機や、該受け付けた貨幣を収集して保管する金庫や、パチンコ玉の計数を行う計数機や、前記プリペイドカードの販売を行うカード販売機や、貨幣の両替を行う両替機や、遊技機であるスロットマシン等も接続可能である。 【0019】また中継コンピュータ150は、台端末160から入力されたデータをホールコンピュータ100又は100’に対して中継する機能を有する装置である。この中継コンピュータ150は、例えば1台あたり最大で44台の台端末160を接続可能なものであり、遊技島の端部に設けられる。 【0020】次に図2はパチンコ機1及びカード処理機50の一例を表す正面図である。パチンコ機1は遊技機の一例であって、該パチンコ機1での遊技に使用する媒体である遊技媒体としてパチンコ玉を使用し、該パチンコ玉を遊技領域10に打ち込むことにより遊技を行うものであり、ここではカード処理機50とデータ通信可能に接続され、該カード処理機50との間でパチンコ玉の貸出に関する後述する信号のやり取りが行われてパチンコ玉が貸し出される、いわゆるCR式のパチンコ機1である。 【0021】このパチンコ機1の前面には、後述する遊技領域10と、パチンコ玉を該遊技領域10に打ち込むための操作を受け付ける操作ハンドル2と、パチンコ機1の背面に設けられる玉払出装置(図示外)から払い出されるパチンコ玉を貯留する上皿3と、該上皿3内に貯留しきれない余剰のパチンコ玉を貯留する下皿4が設けられている。また上皿3の前面には、カード処理機50にて受け付けられているプリペイドカードの記録情報から特定されるプリペイド度数の残数を表示する残度数表示器3aと、該残度数を使用したパチンコ玉の貸出操作を受け付ける玉貸ボタン3bと、該プリペイドカードの返却操作を受け付ける返却ボタン3cが設けられている。 【0022】またパチンコ機1の背後における遊技島内の上部には、パチンコ機1の背面上部に設けられる玉タンク(図示外)にパチンコ玉を補給するための補給樋5が設けられており、玉払出装置(図示外)からのパチンコ玉の払出により玉切れとなった場合には、補給樋5を流下しているパチンコ玉が、玉タンクに補給されるように構成されている。またパチンコ機1の背後における遊技島内の下部には、パチンコ機1の背後下部に設けられるアウトタンクから排出されパチンコ玉を回収するための回収樋6が設けられており、遊技領域10に打ち込まれたパチンコ玉(以下「打込玉」という。)が、アウトタンクに回収されて排出され、該アウトタンクと回収樋6との間に設けられた打込玉カウンタ7により計数されて、回収樋6に回収されるように構成されている。さらにパチンコ機1の内部には、後述する図5及び図12に示すように、遊技状態を制御する遊技制御基板22と、玉払出装置(図示外)を制御する払出制御基板23と、後述する遊技データを出力する情報出力端子24が設けられている。 【0023】カード処理機50は、縦長の直方体である筐体を有し、該筐体の前面には、プリペイドカードを受け付けるカード挿入・排出口52が設けられ、該筐体の内部には、該受け付けたプリペイドカードの記録情報を読み取るカードリーダライタ53と、後述する図5及び図12にも示すように、前記払出制御基板23との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りを行うと共に、カード処理機50の全体を制御するカード処理機制御部51が設けられている。このカード処理機制御部51はCPU,ROM,RAM等を含み、カードリーダライタ53及びパチンコ機1の払出制御基板23とデータ通信可能に接続され、該払出制御基板23を介して前述した残度数表示器3a,玉貸ボタン3b,及び返却ボタン3cとも接続されている。 【0024】これらのパチンコ機1及びカード処理機50でパチンコ玉の貸出が行われる場合には、パチンコ機1とカード処理機50との間で、以下のような信号のやり取りが行われる。まずパチンコ機1の払出制御基板23は、カード処理機50のカード処理機制御部51と接続されて通信が可能な状態であるとスタンバイ状態となり、PRDYをLOWとすることにより払出可能信号をカード処理機制御部51に出力する。ここで遊技者がプリペイドカードをカード挿入・排出口52に挿入すると、該プリペイドカードの記録情報がカードリーダライタ53にて読み取られ、該記録情報から特定されるプリペイド度数がカード処理機制御部51のRAMに記憶されると共に残度数表示器3aに表示される。 【0025】次にカード処理機制御部51は、PRDYのLOW(払出可能信号)を検出している払出可能状態において玉貸ボタン3bの操作を検出すると、BRDYをLOWとすることにより玉貸可能信号を払出制御基板23に出力し、この状態においてBRQをLOWとすることにより玉貸要求信号を払出制御基板23に出力する。 【0026】次いで払出制御基板23は、BRDYのLOW(玉貸可能信号)を検出した状態においてBRQのLOW(玉貸要求信号)を検出すると、図示しない玉払出装置からパチンコ玉の払出が可能であるか否かを確認し、該確認結果が可能である場合にはEXSをLOWとすることにより玉貸準備信号をカード処理機制御部51に出力する。 【0027】該EXSのLOW(玉貸準備信号)を検出したカード処理機制御部51は、BRQをHIGHとすることにより玉貸指令信号を払出制御基板23に出力し、該BRQのHIGH(玉貸指令信号)を検出した払出制御基板23は、図示しない玉払出装置に払出信号を出力し、これに基づいて1度数分のパチンコ玉(例えば25個)の払出が行われると共に、該払出の終了に基づいてEXSをHIGHとすることにより玉貸完了信号をカード処理機制御部51に出力する。 【0028】該EXSのHIGH(玉貸完了信号)を検出したカード処理機制御部51は、RAMに記憶している残度数から1度数を減算更新すると共に、残度数表示器3aに更新後の残度数を表示し、かつ1パルスの売上情報を出力する。カード処理機制御部51は、これらS3〜S6の制御を予め設定された玉貸度数分だけ繰り返し、これらの制御の終了に基づいてBRDYをHIGHとすることにより玉貸終了信号を払出制御基板23に出力し、玉貸処理を終了する。 【0029】なお図示しない玉払出装置から払い出されたパチンコ玉は上皿3内に貯留され、遊技者が操作ハンドル2を操作すると、上皿3内のパチンコ玉が遊技領域10に1個ずつ打ち込まれて遊技が行われる。また遊技者が返却ボタン3cを押圧操作すると、前記挿入されているプリペイドカードがカード挿入・排出口52から排出される。 【0030】次に図3はパチンコ機1の遊技領域10の一例を表す正面図である。このパチンコ機1では、遊技領域10に複数の入賞口13〜18が設けられ、前記打込玉の各入賞口13〜18への入賞に応じて該入賞口に対応して予め定められた所定数の遊技媒体(ここではパチンコ玉)が景品遊技媒体(以下「賞球」という。)として付与される。なお、以下においては、該パチンコ機が第1種のパチンコ機1である例について説明するが、該パチンコ機は、1回入賞始動口や2回入賞始動口への入賞によって可変入賞装置の開閉翼片が開閉する第2種のパチンコ機や、いわゆる権利ものと称される第3種のパチンコ機でも良い。 【0031】遊技領域10には、中央に普通図柄表示部11aと特別図柄表示部11bを有する可変表示装置11が設けられ、該可変表示装置11の左側に普通図柄用の始動通過口(通過ゲート)12が設けられ、該可変表示装置11の下側に、通常時には左右一対の可動部材13aが略垂直状態とされていて打込玉が入賞困難である特別図柄用の始動入賞口13が設けられ、該始動入賞口13の下側に、通常時には開閉板14aにて閉成されていて打込玉が入賞不可能である大入賞口14が設けられている。 【0032】また前記可変表示装置11の下側において、前記大入賞口14の左上側に第1の一般入賞口(左上一般入賞口)15が設けられ、前記大入賞口14の左下側に第2の一般入賞口(左下一般入賞口)16が設けられ、前記大入賞口14の右下側に第3の一般入賞口(右下一般入賞口)17が設けられ、前記大入賞口14の右上側に第4の一般入賞口(右上一般入賞口)が設けられている。さらに前記大入賞口14の下側に入賞個数表示器19が設けられ、該入賞個数表示器19の下側にアウト口21が設けられ、前記普通図柄表示部11aと特別図柄表示部11bの間に始動入賞記憶表示器20が設けられている。 【0033】また遊技領域10には、多数の釘や風車や役物が設けられており、例えば該釘を叩いて調整することにより、出玉率に関わる調整が行われる。ここで出玉率とは、打込玉数に対する払出玉数の度合を示すものであり、該出玉率に関わる調整とは、各入賞口13〜18への入賞が容易又は困難になるような釘,風車,役物の調整や、入賞口への入賞状況の調整等の入賞に応じて払い出される払出玉数に関わる調整や、大当りの発生確率に関わる調整等、結果として出玉率に関わる調整を意味する。 【0034】前記普通図柄用の始動通過口(通過ゲート)12に打込玉が通過すると、該通過が始動通過口12に付設された始動検出スイッチ12sにて検出され、該検出信号が遊技制御基板22に入力されて、可変表示装置11の普通図柄表示部11aの可変表示が開始され、その後に該可変表示が停止制御される。なお始動通過口12を通過した打込玉は、遊技領域10に再度放出される。 【0035】ここで普通図柄表示部11aは、例えば7セグメントの表示器であって0〜9の10種類の識別情報を可変表示可能なものであり、その停止時の表示結果が予め定められた所定態様(例えば77等の10通りのゾロ目)となった場合に、特別図柄用の始動入賞口13の左右一対の可動部材13aが略水平状態とされて、該始動入賞口13に打込玉が入賞容易な遊技者にとって有利な第1の状態となる。この始動入賞口13は、通常時には左右一対の可動部材13aが略垂直状態とされていて打込玉が入賞困難な遊技者にとって不利な第2の状態となっているが、普通図柄表示部11aの表示結果が予め定められた所定態様となれば、図示しないソレノイドが励磁されて前記第1の状態となる。 【0036】前記第1の状態又は前記第2の状態となっている特別図柄用の始動入賞口13に打込玉が入賞すると、該入賞が始動入賞口13に付設された始動入賞検出スイッチ13sにて検出され、該検出信号が遊技制御基板22に入力されて、予め定められた5個の賞球が付与されると共に、可変表示装置11の特別図柄表示部11bの可変表示が開始され、その後に該可変表示が停止制御される。なお始動入賞口13に入賞した打込玉は、アウトタンク(図示外)に導かれる。 【0037】ここで特別図柄表示部11bは、例えば液晶表示器であって0〜9,A,Bの12種類の識別情報を可変表示可能なものであり、その停止時の表示結果が予め定められた所定態様(例えば777等の12通りのゾロ目)となった場合に、遊技者にとって有利な遊技状態である大当りが発生し、開閉板14aが開成して、大入賞口14に打込玉が入賞可能な遊技者にとって有利な第1の状態となる。この大入賞口14は、通常時には開閉板14aにて閉成されていて打込玉が入賞不可能な遊技者にとって不利な第2の状態となっているが、特別図柄表示部11bの表示結果が予め定められた所定態様となれば、図示しないソレノイドが励磁されて前記第1の状態となる。 【0038】この大当りに伴う第1の状態は、所定時間(例えば30秒間)の経過,又は大入賞口14への所定個数(例えば10個)の打込玉の入賞の、いずれか早い方の条件が成立することによって終了し、前記第2の状態となる。そして前記第1の状態となっている大入賞口14に打込玉が入賞すると、該入賞が大入賞口14に付設された10カウント入賞検出スイッチ14sにて検出され、該検出信号が遊技制御基板22に入力されて、予め定められた15個の賞球が入賞毎に付与されると共に、該検出個数が入賞個数表示器19にて表示される。 【0039】一方、大入賞口14内のある箇所には特定入賞領域(いわゆるVポケット)が設けられており、前記第1の状態となっている大入賞口14内に進入した打込玉が入賞すると、該入賞がV入賞検出スイッチ14vにて検出され、該検出信号が遊技制御基板22に入力されて、前記第1の状態が終了して前記第2の状態となった後に一定のインターバル期間が経過するのを待って、再び開閉板14aを前記第1の状態に駆動制御する、繰り返し継続制御が行われる。この繰り返し継続制御の上限回数は例えば15回と定められている。 【0040】なお特別図柄表示部11bが可変表示している最中に特別図柄用の始動入賞口13に打込玉が入賞すると、その始動入賞が記憶され、特別図柄表示部11bの可変表示が停止して再び可変開始できる状態になってから、該記憶された始動入賞に基づいて特別図柄表示部11bの可変表示が開始される。この始動入賞の記憶の上限値は例えば4個と定められており、現時点における始動入賞の記憶個数が始動記憶表示器20にて表示される。従って、始動入賞の記憶が4個となっている状態で特別図柄用の始動入賞口13に打込玉が入賞した場合には、該入賞は特別図柄表示部11bの可変開始には使用されずに無効始動となるが、入賞としては認められることになる。 【0041】また特別図柄表示部11bの可変停止時の表示結果が予め定められた特別の所定態様(例えば111,333,555,777,999,AAA等の6通りのゾロ目)となった場合には、以降の大当りの発生確率が通常確率から高確率に変動する確率変動状態が発生する。この確率変動状態は、初回の大当りの発生を含めて例えば合計2回の大当りが発生することにより通常確率に復帰すると共に、該2回目の大当りが前記特別の所定態様となった場合には、該確率変動状態が継続(いわゆる連チャン)する。 【0042】第1の一般入賞口15(左上一般入賞口)に打込玉が入賞すると、該入賞が第1の一般入賞口15に付設された第1の一般入賞検出スイッチ15sにて検出され、該検出信号が遊技制御基板22に入力されて、予め定められた12個の賞球が付与されると共に、該入賞した打込玉はアウトタンク(図示外)に導かれる。同様に第2の一般入賞口16(左下一般入賞口)に打込玉が入賞すると、該入賞が第2の一般入賞口16に付設された第2の一般入賞検出スイッチ16sにて検出され、該検出信号が遊技制御基板22に入力されて、予め定められた5個の賞球が付与されると共に、該入賞した打込玉はアウトタンク(図示外)に導かれる。 【0043】また第3の一般入賞口17(右下一般入賞口)に打込玉が入賞すると、該入賞が第3の一般入賞口17に付設された第3の一般入賞検出スイッチ17sにて検出され、該検出信号が遊技制御基板22に入力されて、予め定められた5個の賞球が付与されると共に、該入賞した打込玉はアウトタンク(図示外)に導かれる。さらに第4の一般入賞口18(右上一般入賞口)に打込玉が入賞すると、該入賞が第4の一般入賞口18に付設された第4の一般入賞検出スイッチ18sにて検出され、該検出信号が遊技制御基板22に入力されて、予め定められた12個の賞球が付与されると共に、該入賞した打込玉はアウトタンク(図示外)に導かれる。 【0044】以上に述べたとおり、このパチンコ機1には、前記賞球の付与数が同一である入賞グループ(以下「賞球態様」という。)として、5個の賞球が付与される賞球態様1と、12個の賞球が付与される賞球態様2と、15個の賞球が付与される賞球態様3がある。なお、いずれの入賞口13〜18にも入賞しなかった打込玉は、アウト口21からアウトタンク(図示外)に導かれる。また本発明でいう「入賞」とは、前述した「通過」をも含む広い概念である。 【0045】次に図4はパチンコ機1に設けられる各入賞口13〜18,各入賞検出スイッチ13s〜18s,遊技制御基板22,及び払出制御基板23と、パチンコ機1の外部から取り付けられる各CTセンサ13c〜18cとの、接続構成の一例を表すブロック図である。 【0046】前記図3に示すように、各入賞口13〜18には各入賞検出スイッチ13s〜18sが付設されている。また図4に示すように、各入賞検出スイッチ13s〜18sはパチンコ機1の裏側に露出する電線を介して遊技制御基板22と接続されており、各電線にはパチンコ機1の外部から各CTセンサ13c〜18cが取り付けられている。このCTセンサ13c〜18cは、電線に流れる電流により発生する磁界を感知して電流値の変化(即ち検出信号が出力されたか否か)を検出するものであり、例えば特許第2562984号公報や特許第2769927号公報に開示されているものである。これによれば、パチンコ機1を改造せずに、各入賞口13〜18への入賞を特定可能な入賞情報を出力できる。 【0047】具体的には、特別図柄用の始動入賞口13への打込玉の入賞が始動入賞検出スイッチ13sにて検出され、該始動入賞検出スイッチ13sから検出信号が遊技制御基板22に対して出力されると、該検出信号の出力がCTセンサ13cにて検出され、該CTセンサ13cから、始動入賞口13への入賞を特定可能な入賞情報として、特別図柄始動入賞情報が出力される。同様に大入賞口14への打込玉の入賞が10カウント入賞検出スイッチ14sにて検出され、該10カウント入賞検出スイッチ14sから遊技制御基板22に対して検出信号が出力されると、該検出信号の出力がCTセンサ14cにて検出され、該CTセンサ14cから、大入賞口14への入賞を特定可能な入賞情報として、大入賞口入賞情報が出力される。 【0048】また第1の一般入賞口15への打込玉の入賞が第1の一般入賞検出スイッチ15sにて検出され、該第1の一般入賞検出スイッチ15sから検出信号が遊技制御基板22に対して出力されると、該検出信号の出力がCTセンサ15cにて検出され、該CTセンサ15cから、第1の一般入賞口15への入賞を特定可能な入賞情報として、第1の一般入賞情報が台端末160に対して出力される。また第2の一般入賞口16への打込玉の入賞が第2の一般入賞検出スイッチ16sにて検出され、該第2の一般入賞検出スイッチ16sから検出信号が遊技制御基板22に対して出力されると、該検出信号の出力がCTセンサ16cにて検出され、該CTセンサ16cから、第2の一般入賞口16への入賞を特定可能な入賞情報として、第2の一般入賞情報が台端末160に対して出力される。 【0049】また第3の一般入賞口17への打込玉の入賞が第3の一般入賞検出スイッチ17sにて検出され、該第3の一般入賞検出スイッチ17sから検出信号が遊技制御基板22に対して出力されると、該検出信号の出力がCTセンサ17cにて検出され、該CTセンサ17cから、第3の一般入賞口17への入賞を特定可能な入賞情報として、第3の一般入賞情報が台端末160に対して出力される。さらに第4の一般入賞口18への打込玉の入賞が第4の一般入賞検出スイッチ18sにて検出され、該第4の一般入賞検出スイッチ18sから検出信号が遊技制御基板22に対して出力されると、該検出信号の出力がCTセンサ18cにて検出され、該CTセンサ18cから、第4の一般入賞口18への入賞を特定可能な入賞情報として、第4の一般入賞情報が台端末160に対して出力される。 【0050】なお各入賞検出スイッチ13s〜18sから前記検出信号が入力された遊技制御基板22からは、所定個数の賞球の払出を要求する払出要求信号が出力され、該払出要求信号が入力された払出制御基板23からは、該賞球の払出を指示する払出信号が出力され、該払出信号が入力された図示しない玉払出装置からは、該所定個数の賞球を付与すべく、該賞球がパチンコ機1の上皿3に払い出される。 【0051】次に第1実施形態に係るホールコンピュータ100について説明する。ホールコンピュータ100は遊技機管理装置の一例であって、パチンコ機1に関する情報を、複数のパチンコ機1を対象として管理するものであり、特に前記賞球態様1〜3に対応する総入賞数と、該賞球態様1〜3の入賞情報に対応して付与される遊技媒体数である払出倍率に基づいて、賞球態様1〜3についての賞球数を誤差無く算出できると共に、該算出された賞球態様1〜3についての賞球数に基づいて、パチンコ機1が賞球として払い出した総賞球数(即ち払出玉数)を誤差無く算出でき、該算出された正確な払出玉数に基づいて、正確な割数を算出できるものである。 【0052】ここで割数は、機械割数又は営業割数とも称され、前記貸出玉数に対する玉単位での収支度合を示すものであり、遊技場の収支度合を把握する指標となる営業データである。この割数は、例えば「(貸出玉数+払出玉数−打込玉数)÷貸出玉数×10」の式で与えられ、遊技場にとって10割が損益分岐点となる。なお、この式における「10」は所定の定数であり、割数を○割○分の形式で示すために乗算するものである。 【0053】まず図5はパチンコ機1から第1実施形態に係るホールコンピュータ100に入力される情報の一例を表すブロック図である。パチンコ機1の遊技制御基板22は、台端末160とデータ通信可能に接続されており、情報出力端子24から台端末160に対して、各種の遊技データが出力される。 【0054】具体的には、該遊技データとして、前記特別図柄表示部11bの可変表示が停止した場合に、該可変表示の停止を特定可能な図柄確定(スタート)情報が出力され、また前記大当りが発生した場合に、該発生から終了までの間において継続的に大当り情報が出力され、また前記確率変動状態が発生した場合に、該発生から終了までの間において継続的に確率変動中情報が出力される。 【0055】また前述の如く、各CTセンサ13c〜18cから台端末160に対して、各賞球態様1〜3に対応する各入賞口13〜18への入賞を特定可能な入賞情報として、特別図柄始動入賞情報,大入賞口入賞情報,第1の一般入賞情報,第2の一般入賞情報,第3の一般入賞情報,第4の一般入賞情報が出力される。 【0056】また前記打込玉カウンタ7も台端末160とデータ通信可能に接続されており、該打込玉カウンタ7にて所定数(例えば10個)の打込玉が検出された場合に、該打込玉カウンタ7から台端末160に対して、遊技に使用された遊技媒体数である使用遊技媒体数(即ち打込玉数)を特定可能な使用遊技媒体情報として、前記打込玉数の所定数(ここでは10個)毎に1パルスの打込玉情報が出力される。 【0057】さらに前記カード処理機制御部51も台端末160とデータ通信可能に接続されており、前記玉貸処理が行われた場合に、該カード処理機制御部51から台端末160に対して、遊技に使用するために貸し出された遊技媒体数である貸出遊技媒体数(即ち貸出玉数)を特定可能な貸出情報として、1度数の玉貸が行われる毎に1パルスの売上情報が出力される。なお売上情報は、図示しないターミナルボックスを介して、プリペイドカードの発行会社にも転送される。 【0058】なお台端末160にパラレル転送された各種の情報は、台端末160でシリアル変換されて中継コンピュータ150にシリアル転送され、中継コンピュータ150からホールコンピュータ100に設けられる情報入力部である情報入力端子104を介して、ホールコンピュータ制御部105に設けられる後述する遊技データ演算手段112,入賞数集計手段106,打込玉数集計手段107,及び貸出玉数集計手段108に入力される。なおホールコンピュータ100においては、各台端末160の接続コネクタ160a〜160dに接続されているパチンコ機1の台番号が、後述する操作手段101にて所定の操作を行うことにより予め登録されており、前記情報が出力された台端末160の台端末番号及び接続コネクタ160a〜160dから、該情報が出力されたパチンコ機1の台番号を特定できるように構成されている。 【0059】次に図6は第1実施形態に係るホールコンピュータ100の構成の一例を表すブロック図である。ホールコンピュータ100は、各種の操作を受け付けるキーボードやマウスにより構成される操作手段101と、設定・登録画面や各種の帳票等を表示して出力するためのディスプレイにより構成される表示手段102と、各種の帳票等を印刷して出力するためのプリンタにより構成される印刷手段103と、中継コンピュータ150から各種の情報が入力される情報入力部の一例である前記情報入力端子104と、CPU,ROM,RAM等を含むホールコンピュータ制御部105と、情報入力端子104から入力された各種の情報やホールコンピュータ制御部105にて集計・算出された各種のデータを記憶するための記憶手段115等からなる。 【0060】情報入力端子104は情報入力部の一例であって、各入賞口13〜18への入賞を特定可能な入賞情報,使用遊技媒体情報である打込玉情報,貸出情報である売上情報,及び遊技データが、台端末160から中継コンピュータ150を介して入力されるものである。ここで前記打込玉情報は後述する打込玉数集計手段107に入力され、前記売上情報は後述する貸出玉数集計手段108に入力され、前記遊技データは後述する遊技データ演算手段112に入力される。また前記入賞情報は、後述するグループ化手段114に入力される。 【0061】第1実施形態に係るホールコンピュータ100では、操作手段101にて所定の操作を行うことにより、図7に示す払出倍率設定画面が表示手段102に表示されるので、操作手段101としてのマウス及びキーボードを操作することにより、該ホールコンピュータ100における管理の対象となるパチンコ機1について、前記賞球態様1〜3毎に払出倍率を設定する。 【0062】具体的には、賞球態様1については、「賞球態様1」の欄をクリックした上で、払出倍率として5個を設定し、対応入賞口として始動入賞口13,第2の一般入賞口(左下一般入賞口)16,及び第3の一般入賞口(右下一般入賞口)17を設定する。同様に賞球態様2については、「賞球態様2」の欄をクリックした上で、払出倍率として12個を設定し、対応入賞口として第1の一般入賞口(左上一般入賞口)15,及び第4の一般入賞口(右上一般入賞口)18を設定する。さらに賞球態様3については、「賞球態様3」の欄をクリックした上で、払出倍率として15個を設定し、対応入賞口として大入賞口14を設定する。 【0063】以上の設定が終了した後に最下行に表示される「設定」をクリックすると各設定が有効になり、「キャンセル」をクリックすると該設定は有効とされずに以前の条件のままとなる。この場合の操作手段101及び表示手段102は、後述するグループ化手段114にてグループ化された入賞情報から特定される入賞に応じて景品遊技媒体(即ち賞球)として付与される景品遊技媒体付与数(即ち払出倍率)を設定する設定手段として機能するものである。これによれば、賞球の付与数が同一である入賞グループ(賞球態様1〜3)についての払出倍率を設定すれば足りるので、該設定の手間を省くことができる。 【0064】またホールコンピュータ100では、操作手段101にて所定の操作を行うことにより、図8に示す釘調整データ登録画面が表示手段102に表示されるので、操作手段101としてのマウス及びキーボードを操作することにより、前記出玉率に関わる調整に関する調整情報をパチンコ機1毎に登録することができる。即ち、遊技場において翌日の営業開始前にパチンコ機1の遊技領域10に設けられた釘の調整が行われた場合に、例えば遊技場の店員による操作手段101の操作により、前記調整情報として釘の調整に関する釘調整データが登録される。 【0065】具体的には、まず「台番号」の欄に、釘の調整を行ったパチンコ機1の台番号(ここでは「6」番台)を入力する。次に「箇所」の欄において、釘の調整を行った箇所を示すボタン(ここでは「命」)をクリックして、釘調整の箇所を入力する。このボタンとして、「空」は無調整,「TY」はパチンコ玉を大入賞口14に誘導する寄り釘調整の釘調整,「1S」は第2種のパチンコ機における1回始動入賞口周りの釘調整,「2S」は第2種のパチンコ機における2回始動入賞口周りの釘調整,「B」は一般入賞口15〜18周りの釘調整を行ったことによるベース調整,「天」は可変表示装置11の上側にある天釘の釘調整,「風」は風車釘の釘調整,「役」は可変表示装置11を含む遊技装置(役物)周りの釘調整,「傾」はパチンコ機1の傾斜の調整,「命」は特別図柄用の始動入賞口13周りの釘調整,「3S」は第2種のパチンコ機における3回始動入賞口周りの釘調整,「ツS」は普通図柄用の始動通過口(通過ゲート)12周りの釘調整,「TS」はパチンコ玉を始動入賞口13に誘導する寄り釘調整の釘調整,「GO」はパチンコ玉を役物の内部に誘導するワープ口周りの釘調整を示すものである。また「1」〜「6」は遊技場で独自に割り付け可能とされたボタンである。 【0066】次に「方法」の欄において、釘の調整を行った方法を示すボタン(ここでは「アケ」)をクリックして、釘調整の方法を入力する。このボタンとして、「空」は無調整,「アケ」は釘を開ける調整,「シメ」は釘を閉める調整,「→」は右方向への釘調整,「←」は左方向への釘調整,「↑」は上方向への釘調整,「↓」は下方向への釘調整,「調」は複数の調整,「替」は風車や役物の交換を行ったことを示すものである。また「02」〜「16」は遊技場で独自に割り付け可能とされたボタンである。 【0067】以上の設定が終了した後に最下行に表示される「登録」をクリックすると前記設定された内容で釘調整データが登録され、「取消」をクリックすると該設定は登録されずに設定内容がクリアされ、「戻る」をクリックすると図8に示す画面の前に表示されていた画面に戻る。また釘調整データが新たに登録されなかった場合には、前日の釘調整を継続したものとする。この場合の操作手段101及び表示手段102は、パチンコ機1の出玉率に関わる調整に関する調整情報を該パチンコ機1毎に登録する調整情報登録手段として機能するものである。 【0068】図6に示すように、ホールコンピュータ制御部105は、グループ化手段114と、入賞数集計手段106と、打込玉数集計手段107と、貸出玉数集計手段108と、総賞球数算出手段109と、割数算出手段110と、粗利益算出手段111と、遊技データ演算手段112と、遊技機グループ登録手段113を含む。 【0069】ここでグループ化手段114は、情報入力端子104から入力された入賞情報を、賞球の付与数が同一である入賞グループ(賞球態様1〜3)に対応して集計可能とするために、前記設定手段にて設定された賞球態様1〜3毎の対応入賞口に基づいて、入賞情報と入賞グループを対応付けてグループ化するものである。ここでは図5に示すように、情報入力端子104から入力された入賞情報を賞球態様1〜3と対応付けて賞球態様1入賞情報,賞球態様2入賞情報,又は賞球態様3入賞情報として認識するものであり、具体的には、特別図柄始動入賞情報は賞球態様1入賞情報として認識し、大入賞口入賞情報は賞球態様3入賞情報として認識し、第1の一般入賞情報は賞球態様2入賞情報として認識し、第2の一般入賞情報は賞球態様1入賞情報として認識し、第3の一般入賞情報は賞球態様1入賞情報として認識し、第4の一般入賞情報は賞球態様2入賞情報として認識する。 【0070】また入賞数集計手段106は、グループ化手段114にてグループ化された入賞情報(ここでは前記賞球態様1入賞情報,賞球態様2入賞情報,及び賞球態様3入賞情報)に基づいて、該情報を入賞グループ(即ち賞球態様1〜3)毎に積算することにより、各賞球態様1〜3に対応する総入賞数を集計するものである。これによれば、賞球の付与数が同一である入賞グループ(賞球態様1〜3)に対応する総入賞数が集計され、各入賞口13〜18毎に総入賞数を集計しなくて済むため、集計処理の簡素化を図ることができる。 【0071】また打込玉数集計手段107は使用遊技媒体数集計手段の一例であって、情報入力端子104から入力された打込玉情報に基づいて、該情報であるパルス信号の受信数を積算して所定数(ここでは10個)を乗算することにより、総使用遊技媒体数である打込玉数を集計するものである。さらに貸出玉数集計手段108は貸出遊技媒体数集計手段の一例であって、情報入力端子104から入力された売上情報に基づいて、該情報であるパルス信号の受信数を積算し所定金額(ここでは100円)を乗算することにより売上金額を算出すると共に、該算出された売上金額を玉貸単価(例えば4円)で除算することにより、総貸出遊技媒体数である貸出玉数を集計するものである。 【0072】また総賞球数算出手段109は総景品遊技媒体付与数算出手段の一例であって、前記入賞数集計手段にて集計された各賞球態様1〜3に対応する総入賞数と、前記設定手段にて図7に示すように設定された各賞球態様1〜3の入賞情報に対応して付与される遊技媒体数である払出倍率に基づいて(即ち総入賞数に払出倍率を乗算して)、賞球態様1〜3についての景品遊技媒体付与数である賞球数を算出すると共に、該算出した賞球態様1〜3についての賞球数に基づいて(ここでは合算して)、パチンコ機1が景品遊技媒体(賞球)として付与した総景品遊技媒体付与数である払出玉数を算出するものである。これによれば、玉タンクからこぼれ落ちたパチンコ玉の有無に拘わらず、実際に景品として付与された払出玉数を誤差なく算出できる。 【0073】また割数算出手段110は、打込玉数集計手段107にて集計された打込玉数と、貸出玉数集計手段108にて集計された貸出玉数と、総賞球数算出手段109にて算出された払出玉数に基づいて、「(貸出玉数+払出玉数−打込玉数)÷貸出玉数×10」の式で、貸出玉数に対する玉単位での収支度合を示す割数(いわゆる機械割数,営業割数)を算出するものである。ここで割数が10割を超えていれば遊技場が損失を出していることが示され、割数が10割未満であれば遊技場が利益を得ていることが示される。これによれば、総賞球数算出手段109にて算出された正確な払出玉数に基づいて正確な割数を算出できるので、該割数の精度を向上できる。 【0074】また粗利益算出手段111は、打込玉数集計手段107にて集計された打込玉数と総賞球数算出手段109にて算出された払出玉数の差(即ち打込玉数−払出玉数)である差遊技媒体数として差玉数を算出すると共に、該算出した差玉数に所定の換算率を乗じて粗利益を算出するものである。ここで差玉数とは、パチンコ機1毎のパチンコ玉の収支を示すものであり、差玉数がマイナスであれば遊技場が損失を出していることが示され、差玉数がプラスであれば遊技場が利益を得ていることが示される。また所定の換算率とは、遊技者が獲得したパチンコ玉を特殊景品に交換する場合の交換単価や、該特殊景品と一般景品の交換単価が異なる場合においては、遊技場における特殊景品と一般景品の交換割合から算出した換算率等であり、ホールコンピュータ100にて任意に設定可能な倍率である。これによれば、総賞球数算出手段109にて算出された正確な払出玉数に基づいて粗利益を算出できるので、営業中における遊技場の収支に関わる営業データとしての粗利益の精度を向上できる。 【0075】また遊技データ演算手段112は、前記集計・算出された情報や、情報入力端子104から入力された情報に基づいて、各種の遊技データを演算するものである。具体的には、後述する図9に示すように、打込玉数集計手段107にて算出された打込玉数と総賞球数算出手段109にて算出された払出玉数に基づいて、「払出玉数÷打込玉数×100」の式で、打込玉数に対する払出玉数の度合を示す「出玉率」が算出される。ここで出玉率が100を超えていれば、玉単位の収支で遊技場がマイナスを出していることが示され、出玉率が100未満であれば、玉単位の収支で遊技場がプラスを得ていることが示される。 【0076】また粗利益算出手段111にて算出された粗利益と貸出玉数集計手段108にて算出された売上金額に基づいて、「粗利益÷売上金額×100」の式で、売上金額に対する粗利益の度合を示す「粗利益率」が算出される。また粗利益算出手段111にて算出された各粗利益に基づいて合計粗利益が算出され、「各粗利益÷合計粗利益」の式で、合計粗利益に対する各粗利益の構成比率を示す「粗利構成比」が算出される。この粗利構成比を参照することで、各機種や各遊技島毎の利益構成が分かるので、利益の出ている機種や遊技島,又は利益の出ていない機種や遊技島が一目で分かって便利である。 【0077】また後述する図10に示すように、図示しない稼働時間カウンタと情報入力端子104から入力される打込玉情報に基づいて、打込玉情報が検出されなくなって所定時間(例えば1分間)が経過したら稼働時間カウンタを停止すると共に、その後に打込玉情報が検出されるようになったら稼働時間カウンタを始動することにより、パチンコ機1の「稼働時間」が集計される。 【0078】また「大当り中と高確率中を除く通常確率中における払出玉数÷大当り中と高確率中を除く通常確率中における打込玉数×100」の式で、大当り中と高確率中を除く通常確率中の1分間(打込玉は1分間に100個が遊技領域10に打ち込まれる)あたりの払出玉数(特賞外出玉率)を示す「ベース」が算出される。このベースは、出玉率に関わる調整として前記釘の調整を行う場合に有効な指標となるものである。 【0079】また情報入力端子104から入力される遊技データである図柄確定(スタート)情報に基づいて、該情報であるパルス信号の受信数を積算することにより、特別図柄表示部11bの可変表示が行われた回数を示す「有効始動回数」が集計される。また該集計された有効始動回数に基づいて、「(有効始動回数−高確率中の有効始動回数)÷(打込玉数−大当り中の打込玉数−高確率中の打込玉数)×100」の式で、大当り中と高確率中を除く通常確率中の1分間(打込玉は1分間に100個が遊技領域10に打ち込まれる)あたりの有効始動回数を示す「平均S」が算出される。 【0080】また情報入力端子104から入力される遊技データである大当り情報に基づいて、該情報であるパルス信号の受信数を積算することにより、大当りが発生した回数を示す「大当り回数」が集計される。また情報入力端子104から入力される遊技データである確率変動中情報に基づいて、該情報であるパルス信号の立ち上がり数を積算することにより、確率変動状態が発生した回数を示す「確変回数」が集計される。また前記集計された有効始動回数と大当り回数に基づいて、「有効始動回数÷大当り回数」の式で、大当りの発生間に要した有効始動回数の平均を示す「平均TS」が算出される。さらに「(大当り中の払出玉数−大当り中の打込玉数)÷大当り回数」の式で、大当り1回あたりの払出玉数の平均を示す「平均TY」も算出される。 【0081】さらに後述する図11に示すように、入賞数集計手段106にて集計された賞球態様1の総入賞数と賞球態様2の総入賞数に基づいて、賞球態様1と賞球態様2の「入賞比率」が算出される。 【0082】図6に戻り、遊技機グループ登録手段113は、入賞数集計手段106,打込玉数集計手段107,貸出玉数集計手段108,総賞球数算出手段109,割数算出手段110,粗利益算出手段111,及び遊技データ演算手段112にてパチンコ機1毎に集計・算出された情報を、予め定められたパチンコ機1の集合単位毎である機種毎や遊技島毎の情報として算出できるようにするために、遊技島に設置されている複数種類のパチンコ機1の台番号と島番号と機種名を、操作手段101にて所定の操作を行うことにより予め対応付けて登録しておいて、前記情報を機種毎や遊技島毎にグループ化するものである。 【0083】また記憶手段115は、設定手段にて設定された払出倍率及び対応入賞口や、調整情報登録手段にて登録された調整情報や、前述の如く集計・算出された情報を記憶するものである。この記憶手段115で記憶されている情報は、操作手段101にて所定の操作を行うことにより、所定のフォーマットで表示手段102に表示され、或いは印刷手段103から印刷されて出力される。即ち、この場合の表示手段102及び印刷手段103は、割数算出手段110の算出結果である割数や、調整情報登録手段にて登録された調整情報や、粗利益算出手段111にて算出された粗利益等を出力する出力手段として機能する。以下、第1実施形態に係るホールコンピュータ100から出力される帳票について説明する。 【0084】図9はホールコンピュータ100から出力される遊技島(島番号)毎の営業データを示す帳票の一例を表す図である。この帳票では、前記遊技機グループ登録手段113にてグループ化された遊技島毎の営業データが、遊技島(島番号)毎に該遊技島に属するパチンコ機1の機種名と共に示される。 【0085】この営業データとしては、前記打込玉数集計手段107にて集計された「打込玉数」と、前記総賞球数算出手段109にて算出された「払出玉数」と、前記粗利益算出手段111にて算出された「差玉数」と、前記遊技データ演算手段112にて演算された「出玉率」と、前記貸出玉数集計手段108にて集計された「売上金額」及び「貸出玉数」と、前記割数算出手段110にて算出された「割数」と、前記粗利益算出手段111にて算出された「粗利益」と、前記遊技データ演算手段112にて演算された「粗利益率」及び「粗利構成比」の各項目の値が示される。 【0086】また「打込玉数」,「払出玉数」,「差玉数」,「売上金額」,「貸出玉数」,「割数」,「粗利益」,「粗利益率」,及び「粗利構成比」の各項目については、各遊技島に係る値が合算されて「合計」の欄に示され、「割数」の項目については、該合算された打込玉数,払出玉数,及び貸出玉数に基づいて算出された値が「合計」の欄に示される。また「打込玉数」,「払出玉数」,「差玉数」,「出玉率」,「売上金額」,「貸出玉数」,及び「粗利益」の各項目については、各遊技島に係る値が平均されて「平均」の欄に示される。 【0087】なお図9では、遊技島毎のデータが示される例について説明したが、操作手段101にて所定の操作を行うことにより、機種毎のデータを示すこともできる。このように、予め定められたパチンコ機1の集合単位である遊技島毎や機種毎に算出された割数が出力されるので、該集合単位毎に正確な割数を把握できる。 【0088】この図9に示す帳票が表示手段102としてのディスプレイに表示されている状態で、操作手段101としてのマウスを操作して所望の島番号をクリックすると、該島番号に対応する遊技島に設置されているすべてのパチンコ機1に関するデータが、図10に示す帳票としてディスプレイに表示される。 【0089】図10はホールコンピュータ100から出力されるパチンコ機1(台番号)毎の営業データを示す帳票の一例を表す図である。この帳票では、前記遊技機グループ登録手段113にてグループ化された、ある遊技島(ここでは1番島)に属するすべてのパチンコ機1に関する営業データが、パチンコ機1(台番号)毎に示される。 【0090】この営業データとしては、前記図9に示す項目と同様の「打込玉数」,「払出玉数」,「差玉数」,「出玉率」,「売上金額」,「貸出玉数」,「割数」,及び「粗利益」の各項目に加えて、前記遊技データ演算手段112にて演算された「稼働時間」,「ベース」,「有効始動回数」,「平均S」,「大当り回数」,「確変回数」,「平均TS」,及び「平均TY」と共に、前記調整情報登録手段にて登録された「釘調整」の内容が示される。 【0091】また「打込玉数」,「払出玉数」,「差玉数」,「有効始動回数」,「大当り回数」,「確変回数」,「売上金額」,「貸出玉数」,及び「粗利益」の各項目については、各パチンコ機1に係る値が合算されて「合計」の欄に示され、「割数」の項目については、該合算された打込玉数,払出玉数,及びに基づいて算出された値が「合計」の欄に示される。また「打込玉数」,「払出玉数」,「差玉数」,「出玉率」,「稼働時間」,「ベース」,「有効始動回数」,「平均S」,「大当り回数」,「確変回数」,「平均TS」,「平均TY」,「売上金額」,「貸出玉数」,及び「粗利益」の各項目については、各パチンコ機1に係る値が平均されて「平均」の欄に示される。 【0092】このように、割数算出手段110にてパチンコ機1毎に算出された割数が出力されるので、パチンコ機1毎に正確な割数を把握でき、翌営業日にパチンコ機1の出玉率に関わる調整(即ち釘調整)を行う上での判断材料として役立てることができる。即ち従来の管理装置では、前述した如く、玉タンクからこぼれ落ちたパチンコ玉の影響により算出される割数に誤差が生ずるので、該算出された割数を指標とすると的確な釘調整を行うことができない場合があるのに対し、本発明に係るホールコンピュータ100では、玉タンクからこぼれ落ちたパチンコ玉の数を排除した実際に払い出された払出玉数に基づいて割数が算出されるので、該算出された正確な割数を指標として的確な釘調整を行うことができる。 【0093】また、ここで示される割数(機械割数,営業割数)は、営業終了後に算出される景品割数と異なって、計数機にて計数される玉数を考慮しないので、営業中における誤差が少ない。ここでは該景品割数ではなく機械割数が営業データとして示されるので、この機械割数を参照することにより、例えば機械割数が予想以上に低い場合には、いわゆるラッキーナンバー営業から無制限営業に変更したり、また特定の機種の機械割数が予想以上に低い場合にも、その機種について無制限営業に変更する等、営業中であっても営業方針の変更に役立てることができる。 【0094】また調整情報登録手段にて登録された釘調整データと前記割数が対応付けて出力されるので、営業開始前に登録されたパチンコ機1の出玉率に関わる調整に関する釘調整データと営業中の稼働データである前記正確な割数を比較して、翌営業日にパチンコ機1の該調整を行う上での判断材料として役立てることができる。さらに粗利益算出手段111にて前記正確な割数に基づいて算出された粗利益も出力されるので、営業中においてもパチンコ機1毎に粗利益を把握できる。 【0095】この図10に示す帳票が表示手段102としてのディスプレイに表示されている状態で、操作手段101としてのマウスを操作して所望の台番号をクリックすると、該台番号に対応するパチンコ機1に関するデータが、図11に示す帳票としてディスプレイに表示される。 【0096】図11は第1実施形態に係るホールコンピュータ100から出力される特定のパチンコ機1に関する営業データを示す帳票の一例を表す図である。この帳票では、上段に特定のパチンコ機1(ここでは6番台)に関する営業データが示され、中段に該特定のパチンコ機1が属する機種(ここではCRF.○)に関する平均の営業データが示され、下段に該特定のパチンコ機1が属する遊技島(ここでは1番島)に関する平均の営業データが示される。 【0097】ここで上段に示される特定のパチンコ機1(ここでは6番台)に関する営業データとしては、賞球態様1〜3については、前記設定手段にて設定された「対応入賞口」及び「払出倍率」と、前記入賞数集計手段106にて集計された「入賞数」と、前記総賞球数算出手段109にて算出された「賞球数」の各項目の値が示され、それに加えて賞球態様1と2については、前記遊技データ演算手段112にて演算された「入賞比率」及び「ベース」の各項目の値が示される。また「入賞数」,「賞球数」,及び「ベース」の各項目については、賞球態様1と2に係る値が合算されて「計」の欄に示されると共に、「入賞数」,及び「払出玉数」の各項目については、賞球態様1〜3に係る値が合算されて「合計」の欄に示される。この6番台では、「賞球数」の「合計」の欄に示される98375個が、総賞球数算出手段109にて算出された賞球態様1〜3についての賞球数を合算した総景品遊技媒体付与数としての払出玉数である。 【0098】また中段に示される特定のパチンコ機1が属する機種(ここではCRF.○)に関する平均の営業データ(機種平均データ)としては、前記上段に示される各項目と同様の項目について、前記遊技機グループ登録手段113にてグループ化された、該機種に属するすべてのパチンコ機1に関するデータの平均値が示される。このCRF.○では、「賞球数」の「合計」の欄に示される41704個が、該機種における平均の払出玉数である。 【0099】同様に、下段に示される特定のパチンコ機1が属する遊技島(ここでは1番島)に関する平均の営業データ(遊技島平均データ)としては、前記上段に示される各項目と同様の項目について、前記遊技機グループ登録手段113にてグループ化された、該遊技島に属するすべてのパチンコ機1に関するデータの平均値が示される。この1番島では、「賞球数」の「合計」の欄に示される41704個が、該遊技島における平均の払出玉数である。 【0100】ここでCRF.○は1番島にのみ設置されているので、前記中段に示される機種平均データと下段に示される遊技島平均データが同じ値であるが、ある機種が複数の遊技島に設置される場合や、ある遊技島に複数種類の機種が設置される場合には、機種平均データと遊技島平均データが異なる値となる場合もある。 【0101】このように、特定のパチンコ機1に関する詳細な営業データが出力されるので、該パチンコ機1,該パチンコ機1が属する機種,及び該パチンコ機1が属する遊技島について、賞球態様1〜3についての総入賞数,賞球数,入賞比率,及びベースを容易に把握できる。 【0102】次に第2実施形態に係るホールコンピュータ100’について、第1実施形態に係るホールコンピュータ100と異なる点を説明する。以下においては、第1実施形態に係るホールコンピュータ100と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。ホールコンピュータ100’は、遊技機管理装置の一例であって、パチンコ機1に関する情報を、複数のパチンコ機1を対象として管理するものであり、特に前記各入賞口13〜18毎の総入賞数と、該各入賞口13〜18の入賞情報に対応して付与される遊技媒体数である払出倍率に基づいて、各入賞口13〜18毎の賞球数を誤差無く算出できると共に、該算出された各入賞口13〜18毎の賞球数を合算して、パチンコ機1が賞球として払い出した総賞球数(即ち払出玉数)を誤差無く算出でき、該算出された正確な払出玉数に基づいて、正確な割数を算出できるものである。 【0103】まず図12はパチンコ機1から第2実施形態に係るホールコンピュータ100’に入力される情報の一例を表すブロック図である。ここでは前記図5に示すのと同様に、前記遊技制御基板22,前記各CTセンサ13c〜18c,前記打込玉カウンタ7,及び前記カード処理機制御部51から前記台端末160に対して、パチンコ機1の台番号を特定可能な情報と共に、前記各種の遊技データ(図柄確定(スタート)情報,大当り情報,確率変動中情報),各入賞口13〜18への入賞を特定可能な入賞情報(特別図柄始動入賞情報,大入賞口入賞情報,第1の一般入賞情報,第2の一般入賞情報,第3の一般入賞情報,第4の一般入賞情報),前記打込玉情報,及び前記売上情報が出力され、該台端末160にパラレル転送された各種の情報が、台端末160でシリアル変換されて前記中継コンピュータ150にシリアル転送され、該中継コンピュータ150からホールコンピュータ100’に設けられる情報入力部としての前記情報入力端子104に入力される。ここで前記打込玉情報は打込玉数集計手段107に入力され、前記売上情報は貸出玉数集計手段108に入力され、前記遊技データは遊技データ演算手段112に入力される。なお前記入賞情報は、前記図5及び図6に示すグループ化手段114を介さずに、入賞口毎の入賞情報として入賞数集計手段106’に入力される。 【0104】次に図13は第2実施形態に係るホールコンピュータ100’の構成の一例を表すブロック図である。ホールコンピュータ100’は、各種の操作を受け付けるキーボードやマウスにより構成される操作手段101’と、設定・登録画面や各種の帳票等を表示して出力するためのディスプレイにより構成される表示手段102’と、前記印刷手段103と、前記情報入力端子104と、CPU,ROM,RAM等を含むホールコンピュータ制御部105’と、前記記憶手段115等からなる。 【0105】第2実施形態に係るホールコンピュータ100’では、操作手段101’にて所定の操作を行うことにより、図14に示す払出倍率設定画面が表示手段102’に表示されるので、操作手段101’としてのマウス及びキーボードを操作することにより、該ホールコンピュータ100’における管理の対象となるパチンコ機1について、前記各入賞口13〜18毎に払出倍率を設定する。 【0106】具体的には、特別図柄用の始動入賞口13については、「始動入賞口」の欄をクリックした上で、払出倍率として5個を設定し、同様に大入賞口14については、「大入賞口」の欄をクリックした上で、払出倍率として15個を設定する。また第1の一般入賞口(左上一般入賞口)15については、「第1の一般入賞口」の欄をクリックした上で、払出倍率として12個を設定すると共に、箇所として左上を設定し、同様に第2の一般入賞口(左下一般入賞口)16については、「第2の一般入賞口」の欄をクリックした上で、払出倍率として5個を設定すると共に、箇所として左下を設定し、また第3の一般入賞口(右下一般入賞口)17については、「第3の一般入賞口」の欄をクリックした上で、払出倍率として5個を設定すると共に、箇所として右下を設定し、さらに第4の一般入賞口(左上一般入賞口)18については、「第4の一般入賞口」の欄をクリックした上で、払出倍率として12個を設定すると共に、箇所として右上を設定する。 【0107】以上の設定が終了した後に最下行に表示される「設定」をクリックすると各設定が有効になり、「キャンセル」をクリックすると該設定は有効とされずに以前の条件のままとなる。この場合の操作手段101’及び表示手段102’は、入賞数集計手段106にて集計された入賞情報に対応して付与される遊技媒体数(即ち払出倍率)を設定する設定手段として機能するものである。なお前記図8に示す釘調整データの登録は、調整情報登録手段として機能する操作手段101’及び表示手段102’において、前述したのと同様の方法で行われる。 【0108】図13に戻り、ホールコンピュータ制御部105’は、入賞数集計手段106’と、前記打込玉数集計手段107と、前記貸出玉数集計手段108と、総賞球数算出手段109’と、前記割数算出手段110と、前記粗利益算出手段111と、前記遊技データ演算手段112と、前記遊技機グループ登録手段113を含む。なお前記図5及び図6に示すグループ化手段114は含まない。 【0109】ここで入賞数集計手段106’は、情報入力端子104から入力された入賞情報に基づいて、該情報から特定される入賞数を各入賞口13〜18毎に積算することにより、各入賞口13〜18毎の総入賞数を集計するものである。また前記打込玉数集計手段107,及び前記貸出玉数集計手段108は、前述したのと同様のものである。 【0110】また総賞球数算出手段109’は総景品遊技媒体付与数算出手段の一例であって、前記入賞数集計手段にて集計された各入賞口13〜18毎の総入賞数と、前記設定手段にて図14に示すように設定された各入賞口13〜18の入賞情報に対応して付与される遊技媒体数である払出倍率に基づいて(即ち総入賞数に払出倍率を乗算して)、各入賞口13〜18毎の景品遊技媒体付与数である賞球数を算出すると共に、該算出した各入賞口13〜18毎の賞球数を合算して、パチンコ機1が景品遊技媒体(賞球)として付与した総景品遊技媒体付与数である払出玉数を算出するものである。これによれば、玉タンクからこぼれ落ちたパチンコ玉の有無に拘わらず、実際に景品として付与された払出玉数を誤差なく算出できる。 【0111】また前記割数算出手段110,前記粗利益算出手段111,前記遊技データ演算手段112,及び前記遊技機グループ登録手段113は、前述したのと同様のものである。従って、割数算出手段110において、総賞球数算出手段109’にて算出された正確な払出玉数に基づいて正確な割数を算出できるので、該割数の精度を向上できる。また粗利益算出手段111において、総賞球数算出手段109’にて算出された正確な払出玉数に基づいて粗利益を算出できるので、営業中における遊技場の収支に関わる営業データとしての粗利益の精度を向上できる。 【0112】なお遊技データ演算手段112にて算出される「入賞比率」は、始動入賞口13と第1の一般入賞口15と第2の一般入賞口16と第3の一般入賞口17と第4の一般入賞口18の入賞比率を示すものである。また記憶手段115は、設定手段にて設定された払出倍率及び箇所や、調整情報登録手段にて登録された調整情報や、前述の如く集計・算出された情報を記憶するものである。この記憶手段115で記憶されている情報は、操作手段101’にて所定の操作を行うことにより、所定のフォーマットで表示手段102’に表示され、或いは印刷手段103から印刷されて出力される。即ち、この場合の表示手段102’及び印刷手段103は、割数算出手段110の算出結果である割数や、調整情報登録手段にて登録された調整情報や、粗利益算出手段111にて算出された粗利益等を出力する出力手段として機能する。以下、第2実施形態に係るホールコンピュータ100’から出力される帳票について説明する。 【0113】まず操作手段101’で所定の操作を行うことにより、前記図9に示すのと同様の営業データがディスプレイに表示されて出力される。従って、予め定められたパチンコ機1の集合単位である遊技島毎や機種毎に算出された割数が出力されるので、該集合単位毎に正確な割数を把握できる。 【0114】この図9に示す帳票が表示手段102’としてのディスプレイに表示されている状態で、操作手段101’としてのマウスを操作して所望の島番号をクリックすると、前記図10に示すのと同様の営業データがディスプレイに表示されて出力される。従って、割数算出手段110にてパチンコ機1毎に算出された割数が出力されるので、パチンコ機1毎に正確な割数を把握でき、翌営業日にパチンコ機1の出玉率に関わる調整(即ち釘調整)を行う上での判断材料として役立てることができる。なお、該正確な割数を指標として的確な釘調整を行うことができる点,及びここで示される割数(機械割数,営業割数)を、営業中であっても営業方針の変更に役立てることができる点は、第1実施形態と同様である。 【0115】また調整情報登録手段にて登録された釘調整データと前記割数が対応付けて出力されるので、営業開始前に登録されたパチンコ機1の出玉率に関わる調整に関する釘調整データと営業中の稼働データである前記正確な割数を比較して、翌営業日にパチンコ機1の該調整を行う上での判断材料として役立てることができる。さらに粗利益算出手段111にて前記正確な割数に基づいて算出された粗利益も出力されるので、営業中においてもパチンコ機1毎に粗利益を把握できる。 【0116】この図10に示す帳票が表示手段102’としてのディスプレイに表示されている状態で、操作手段101’としてのマウスを操作して所望の台番号をクリックすると、該台番号に対応するパチンコ機1に関するデータが、図15に示す帳票としてディスプレイに表示される。 【0117】図15は第2実施形態に係るホールコンピュータ100’から出力される特定のパチンコ機1に関する営業データを示す帳票の一例を表す図である。この帳票では、上段に特定のパチンコ機1(ここでは6番台)に関する営業データが示され、中段に該特定のパチンコ機1が属する機種(ここではCRF.○)に関する平均の営業データが示され、下段に該特定のパチンコ機1が属する遊技島(ここでは1番島)に関する平均の営業データが示される。 【0118】ここで上段に示される特定のパチンコ機1(ここでは6番台)に関する営業データとしては、各入賞口13〜18については、前記設定手段にて設定された「払出倍率」及び「箇所」(始動入賞口13と大入賞口14は除く)と、前記入賞数集計手段106’にて集計された「入賞数」と、前記総賞球数算出手段109’にて算出された「賞球数」の各項目の値が示され、それに加えて第1の一般入賞口15,第2の一般入賞口16,第3の一般入賞口17,第4の一般入賞口18,及び始動入賞口13については、前記遊技データ演算手段112にて算出された「入賞比率」及び「ベース」の各項目の値が示される。また「入賞数」,「賞球数」,及び「ベース」の各項目については、第1の一般入賞口15,第2の一般入賞口16,第3の一般入賞口17,第4の一般入賞口18,及び始動入賞口13に係る値が合算されて「計」の欄に示されると共に、「入賞数」,及び「払出玉数」の各項目については、各入賞口13〜18に係る値が合算されて「合計」の欄に示される。この6番台では、「賞球数」の「合計」の欄に示される98375個が、総賞球数算出手段109’にて算出された各入賞口13〜18毎の賞球数を合算した総景品遊技媒体としての払出玉数である。 【0119】また中段に示される特定のパチンコ機1が属する機種(ここではCRF.○)に関する平均の営業データ(機種平均データ)としては、前記上段に示される各項目と同様の項目について、前記遊技機グループ登録手段113にてグループ化された、該機種に属するすべてのパチンコ機1に関するデータの平均値が示される。このCRF.○では、「賞球数」の「合計」の欄に示される41704個が、該機種における平均の払出玉数である。 【0120】同様に、下段に示される特定のパチンコ機1が属する遊技島(ここでは1番島)に関する平均の営業データ(遊技島平均データ)としては、前記上段に示される各項目と同様の項目について、前記遊技機グループ登録手段113にてグループ化された、該遊技島に属するすべてのパチンコ機1に関するデータの平均値が示される。この1番島では、「賞球数」の「合計」の欄に示される41704個が、該遊技島における平均の払出玉数である。 【0121】なお、ここでは中段に示される機種平均データと下段に示される遊技島平均データが同じ値であるが、両データが異なる値となる場合もある点は、第1実施形態と同様である。このように、特定のパチンコ機1に関する詳細な営業データが出力されるので、該パチンコ機1,該パチンコ機1が属する機種,及び該パチンコ機1が属する遊技島について、入賞口13〜18毎の総入賞数,賞球数,入賞比率,及びベースを容易に把握できる。 【0122】以上に説明した実施形態と対応付けて本願の請求項に係る発明を説明すると、以下のとおりである。 【0123】まず請求項1に係る発明は、遊技領域(10)に複数の入賞口(13〜18)が設けられ、該入賞口への入賞に応じて該入賞口に対応して予め定められた所定数の遊技媒体(パチンコ玉)が景品遊技媒体(賞球)として付与される遊技機(パチンコ機1)に関する情報を、複数の遊技機を対象として管理する遊技機管理装置(ホールコンピュータ100)であって、前記入賞口への入賞を特定可能な入賞情報(CTセンサ13c〜18cから出力される入賞口毎の入賞情報)と、前記遊技機での遊技に使用された遊技媒体数である使用遊技媒体数(打込玉数)を特定可能な使用遊技媒体情報(打込玉情報)と、該遊技に使用するために貸し出された遊技媒体数である貸出遊技媒体数(貸出玉数)を特定可能な貸出情報(売上情報)と、が入力される情報入力部(情報入力端子104)と、該情報入力部に入力された入賞情報を、前記景品遊技媒体の付与数が同一である入賞グループ(賞球態様1〜3)にグループ化するグループ化手段(114)と、該グループ化手段にてグループ化された入賞情報に基づいて、前記入賞グループに対応する総入賞数を集計する入賞数集計手段(106)と、該入賞数集計手段にて集計された入賞情報に対応して付与される遊技媒体数(払出倍率)を設定する設定手段(操作手段101及び表示手段102)と、前記情報入力部に入力された使用遊技媒体情報に基づいて、総使用遊技媒体数を集計する使用遊技媒体数集計手段(打込玉数集計手段107)と、前記情報入力部に入力された貸出情報に基づいて、総貸出遊技媒体数を集計する貸出遊技媒体数集計手段(貸出玉数集計手段108)と、前記入賞数集計手段にて集計された前記入賞グループに対応する総入賞数と、前記設定手段にて設定された前記入賞グループの入賞情報に対応して付与される遊技媒体数に基づいて、前記入賞グループについての景品遊技媒体付与数(賞球数)を算出すると共に、該算出した前記入賞グループについての景品遊技媒体付与数に基づいて、前記遊技機が前記景品遊技媒体として付与した総景品遊技媒体付与数(総賞球数)を算出する総景品遊技媒体付与数算出手段(総賞球数算出手段109)と、前記使用遊技媒体数集計手段にて集計された総使用遊技媒体数と、前記貸出遊技媒体数集計手段にて集計された総貸出遊技媒体数と、前記総景品遊技媒体付与数算出手段にて算出された総景品遊技媒体付与数に基づいて、前記貸出遊技媒体数に対する収支度合を示す割数(機械割数,営業割数)を算出する割数算出手段(110)と、該割数算出手段の算出結果を出力する出力手段(表示手段102及び印刷手段103)と、を備えることを特徴とする遊技機管理装置である。 【0124】また請求項2に係る発明は、遊技領域(10)に複数の入賞口(13〜18)が設けられ、該入賞口への入賞に応じて該入賞口に対応して予め定められた所定数の遊技媒体(パチンコ玉)が景品遊技媒体(賞球)として付与される遊技機(パチンコ機1)に関する情報を、複数の遊技機を対象として管理する遊技機管理装置(ホールコンピュータ100’)であって、前記入賞口への入賞を特定可能な入賞情報(CTセンサ13c〜18cから出力される入賞口毎の入賞情報)と、前記遊技機での遊技に使用された遊技媒体数である使用遊技媒体数(打込玉数)を特定可能な使用遊技媒体情報(打込玉情報)と、該遊技に使用するために貸し出された遊技媒体数である貸出遊技媒体数(貸出玉数)を特定可能な貸出情報(売上情報)と、が入力される情報入力部(情報入力端子104)と、該情報入力部に入力された入賞情報に基づいて、前記入賞口毎の総入賞数を集計する入賞数集計手段(106’)と、該入賞数集計手段にて集計された入賞情報に対応して付与される遊技媒体数を設定する設定手段(操作手段101’及び表示手段102’)と、前記情報入力部に入力された使用遊技媒体情報に基づいて、総使用遊技媒体数を集計する使用遊技媒体数集計手段(打込玉数集計手段107)と、前記情報入力部に入力された貸出情報に基づいて、総貸出遊技媒体数を集計する貸出遊技媒体数集計手段(貸出玉数集計手段108)と、前記入賞数集計手段にて集計された前記入賞口毎の総入賞数と、前記設定手段にて設定された前記入賞口毎の入賞情報に対応して付与される遊技媒体数に基づいて、前記入賞口毎の景品遊技媒体付与数(賞球数)を算出すると共に、該算出した入賞口毎の景品遊技媒体付与数を合算して、前記遊技機が前記景品遊技媒体として付与した総景品遊技媒体付与数(総賞球数)を算出する総景品遊技媒体付与数算出手段(総賞球数算出手段109’)と、前記使用遊技媒体数集計手段にて集計された総使用遊技媒体数と、前記貸出遊技媒体数集計手段にて集計された総貸出遊技媒体数と、前記総景品遊技媒体付与数算出手段にて算出された総景品遊技媒体付与数に基づいて、前記貸出遊技媒体数に対する収支度合を示す割数(機械割数,営業割数)を算出する割数算出手段(110)と、該割数算出手段の算出結果を出力する出力手段(表示手段102’及び印刷手段103)と、を備えることを特徴とする遊技機管理装置である。 【0125】また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)であって、前記割数算出手段(110)は、予め定めた前記遊技機の集合単位毎(遊技島毎,機種毎)の前記割数を算出することを特徴とする遊技機管理装置である。 【0126】また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)であって、前記割数算出手段(110)は、前記遊技機毎(台毎)の前記割数を算出することを特徴とする遊技機管理装置である。 【0127】また請求項5に係る発明は、請求項4に記載した遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)であって、前記遊技機の出玉率に関わる調整(釘調整)に関する調整情報(釘調整データ)を該遊技機毎に登録する調整情報登録手段(操作手段101及び表示手段102,操作手段101’及び表示手段102’)を備え、前記出力手段(表示手段102,102’及び印刷手段103)は、該調整情報登録手段にて登録された調整情報と前記割数算出手段にて算出された割数を対応付けて出力することを特徴とする遊技機管理装置である。 【0128】さらに請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載した遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)であって、前記使用遊技媒体数集計手段(打込玉数集計手段107)にて集計された総使用遊技媒体数(打込玉数)と前記総景品遊技媒体付与数算出手段(総賞球数算出手段109,109’)にて算出された総景品遊技媒体付与数(払出玉数)の差である差遊技媒体数(差玉数)を算出すると共に、該算出した差遊技媒体数に所定の換算率(交換率)を乗じて粗利益を算出する粗利益算出手段(111)を備え、前記出力手段(表示手段102,102’及び印刷手段103)は、該粗利益算出手段の算出結果を出力することを特徴とする遊技機管理装置である。 【0129】最後に、本発明の変形例について説明する。 【0130】上記の実施形態では、遊技機が、いわゆるCR式のパチンコ機1である例について説明したが、これに限らず、該遊技機は、現金玉貸機にて貸し出されたパチンコ玉を使用して遊技を行う、いわゆる現金式のパチンコ機であっても良い。この場合には、現金玉貸機から現金売上情報が台端末160に対して出力され、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)の貸出遊技媒体数集計手段(貸出玉数集計手段108)は、台端末160から情報入力部(情報入力端子104)を介して入力される現金売上情報に基づいて総貸出遊技媒体数(貸出玉数)を集計する。また上記の実施形態では、カード処理機50が遊技機(パチンコ機1)と別個に設けられる例について説明したが、これに限らず、カード処理機と遊技機が一体に構成されるものでも良い。同様に、前記現金玉貸機と遊技機が一体に構成されるものでも良い。即ち遊技機や遊技媒体貸出機は、遊技機管理装置の貸出遊技媒体数集計手段にて総貸出遊技媒体数を集計可能なように、貸出遊技媒体数を特定可能な貸出情報を出力するものであれば、その形態は特に限定されない。 【0131】上記の実施形態では、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)が、プリペイド度数や現金を使用して貸し出された遊技媒体(パチンコ玉)を使用して遊技が行われる遊技場に適用される例について説明したが、これに限らず、遊技の結果として付与された遊技媒体が貯蓄されてなる遊技媒体数(いわゆる貯玉数)に基づいて払い出された遊技媒体を使用した遊技(いわゆる貯玉再プレイ)の運用が行われている遊技場に適用することも可能である。この場合には、例えば遊技機(パチンコ機1)に対応して設けられる貯玉再プレイ処理機から前記払い出された遊技媒体数(即ち再プレイ玉数)を特定可能な情報が台端末160に対して出力され、遊技機管理装置は、台端末160から情報入力部(情報入力端子104)を介して入力される該情報に基づいて再プレイ玉数を集計する。そして遊技機管理装置の割数算出手段110は、該再プレイ玉数等に基づいて、「(再プレイ玉数+貸出玉数+払出玉数−打込玉数)÷(再プレイ玉数+貸出玉数)×10」の式で前記割数を算出する。また遊技データ演算手段112は、該再プレイ玉数に遊技場が設定した再プレイ単価を乗算して再プレイ金額を算出し、さらに出力手段(表示手段102,102’,印刷手段103)は、前記再プレイ玉数を考慮した割数,前記集計された再プレイ玉数,及び前記算出された再プレイ金額を、前記図9及び図10に示す帳票上に営業データとして出力する。即ち遊技機管理装置は、いわゆる貯玉再プレイの運用が行われている遊技場にも好適に使用できる。 【0132】上記の実施形態では、遊技機が、上皿3から供給された遊技媒体であるパチンコ玉が遊技領域10に打ち込まれ、該パチンコ玉の入賞に応じて所定数の遊技媒体であるパチンコ玉が景品遊技媒体として付与(払出)される通常のパチンコ機1である例について説明したが、これに限らず、該遊技機は、例えば指触不能に封入されたパチンコ玉が遊技領域に打ち込まれ、該パチンコ玉の入賞に応じて所定数の遊技媒体である得点が景品遊技媒体として付与される封入式のパチンコ機や、画像にて表示されたパチンコ玉が画像にて表示された遊技領域に打ち込まれ、該パチンコ玉の入賞に応じて所定数の遊技媒体である得点が景品遊技媒体として付与される画像式のパチンコ機であっても良い。即ち遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)における管理の対象となる遊技機は、遊技領域に複数の入賞口が設けられ、該入賞口への入賞に応じて該入賞口に対応して予め定められた所定数の遊技媒体が景品遊技媒体として付与されるものであれば、該遊技機及び遊技媒体の種類や形態は特に限定されない。 【0133】上記の実施形態では、遊技機(パチンコ機1)の遊技領域に設けられる複数の入賞口が、始動入賞口13,大入賞口14,第1の一般入賞口15,第2の一般入賞口16,第3の一般入賞口17,及び第4の一般入賞口18である例について説明したが、該入賞口が設けられる数及び箇所は特に限定されない。また上記の実施形態では、景品遊技媒体(賞球)として付与される景品遊技媒体付与数(払出倍率)が、5個,12個,又は15個である例について説明したが、これに限らず、該景品遊技媒体付与数は、例えば全て13個や、5,13個や、5,15個や、5,7,15個や、5,10,15個等でも良い。また各入賞口毎の景品遊技媒体付与数がそれぞれ異なるものでも良い。即ち遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)において管理の対象となる遊技機における景品遊技媒体付与数は特に限定されない。 【0134】上記の実施形態では、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)が単一の装置で構成される例について説明したが、これに限らず、該遊技機管理装置は、例えば遊技場の景品カウンタ等に設置されるカウンタコンピュータと、遊技場の管理事務所等に設置される管理コンピュータのように、各機能が分散された複数の装置で構成されるものでも良い。 【0135】上記の実施形態では、台端末160が4台の遊技機(パチンコ機1)に対して一つ設けられる例について説明したが、これに限らず、台端末160は任意の台数の遊技機に対して設けられるものであれば良い。例えば台端末160は、1台の遊技機に対して一つ設けられるものや、2台の遊技機に対して一つ設けられるものや、3台の遊技機に対して一つ設けられるもの等であっても良い。即ち台端末160は、遊技機からのデータを収集し、該収集したデータを中継コンピュータ150に送信する機能を有するものであれば、遊技機を接続可能な台数は特に限定されない。 【0136】上記の実施形態では、遊技データである大当り情報や確率変動中情報が、大当りや確率変動状態の発生から終了までの間において継続的に出力される例について説明したが、これに限らず、大当りや確率変動状態の発生時に該発生を特定可能な所定幅のパルスを出力し、大当りや確率変動状態の終了時に該終了を特定可能な所定幅のパルスを出力するようにしても良い。また該パルスの幅を発生時と終了時で異ならせるようにしても良い。即ち大当り情報や確率変動中情報は、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)の遊技データ演算手段112にて大当り回数や確変回数を集計可能な情報であれば良い。 【0137】上記の第1実施形態では、グループ化手段114において、情報入力端子104から入力された入賞情報を賞球態様1〜3に対応付けて賞球態様1入賞情報,賞球態様2入賞情報,又は賞球態様3入賞情報として認識されることによりグループ化される例について説明したが、これに限らず、例えば該入力された入賞情報を賞球態様1〜3に対応して束ねられた入賞情報として認識するようにしても良い。即ちグループ化手段114におけるグループ化の方法は、賞球の付与数が同一である入賞グループ(賞球態様1〜3)に対応して集計可能とするために、該入賞情報と入賞グループを対応付けるものであれば、特に限定されない。またグループ化手段114は、ホールコンピュータ制御部105に設けられるソフトウェアで処理(即ち認識)を行うものには限られず、ホールコンピュータ100の内部又は外部に設けられるハードウェアで処理(即ち出力)を行うものでも良い。 【0138】上記の第1実施形態では、各CTセンサ13c〜18cから出力される各入賞情報が各々別個に台端末160に入力される例について説明したが、これに限らず、例えば図16(a)に示すように、各CTセンサ13c〜18cから出力される各入賞情報が各々別個に中継器180に入力され、該中継器180にて各賞球態様1〜3に対応して束ねられた賞球態様1入賞情報,賞球態様2入賞情報,及び賞球態様3入賞情報として台端末160に入力されるようにしても良い。この場合には、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100)の入賞数集計手段106は、台端末160から情報入力部(情報入力端子104)を介する一方で前記グループ化手段114を介さずに入力されるこれらの情報に基づいて各賞球態様1〜3についての総入賞数を集計する。ここでの前記中継器180は、前記グループ化手段として機能するものである。 【0139】上記の実施形態では、各入賞情報が各CTセンサ13c〜18cから台端末160に対して出力される例について説明したが、これに限らず、遊技機(パチンコ機1)自体に入賞口センサが設けられ、例えば図16(b)に示すように、情報出力端子板190に各入賞口センサに対応する各出力端子190a〜190fが設けられる場合には、該入賞情報として、特別図柄始動入賞情報が始動入賞情報出力端子190aから台端末160に対して出力され、大入賞口入賞情報が大入賞口入賞情報出力端子190bから台端末160に対して出力され、第1の一般入賞情報が第1の一般入賞情報出力端子190cから台端末160に対して出力され、第2の一般入賞情報が第2の一般入賞情報出力端子190dから台端末160に対して出力され、第3の一般入賞情報が第3の一般入賞情報出力端子190eから台端末160に対して出力され、第4の一般入賞情報が第4の一般入賞情報出力端子190fから台端末160に対して出力されるようにしても良い。この場合には、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)の入賞数集計手段106は、台端末160から情報入力部(情報入力端子104)を介して入力されるこれらの情報に基づいて、第1実施形態では賞球態様1〜3についての総入賞数を集計し、第2実施形態では各入賞口13〜18毎の総入賞数を集計する。 【0140】上記の実施形態では、使用遊技媒体情報が、打込玉カウンタ7にてカウントされた使用遊技媒体数(打込玉数)を特定可能な打込玉情報である例について説明したが、これに限らず、使用遊技媒体情報は、例えば図示しない打球発射装置にて発射された発射玉数から遊技領域10に打ち込まれなかったファール玉数を減算した玉数を特定可能な情報でも良く、また該打球発射装置から発射されたパチンコ玉を遊技領域10に案内する案内レールの先端に設けた発射玉センサにて感知された玉数を特定可能な情報でも良い。即ち使用遊技媒体情報は、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)の使用遊技媒体数集計手段(打込玉数集計手段107)にて総使用遊技媒体数を集計可能なものであれば良い。 【0141】上記の実施形態では、打込玉カウンタ7にて10個の打込玉が検出された場合に1パルスの打込玉情報が出力される例について説明したが、これに限らず、該出力されるパルスの取りこぼしがないように、遊技機(パチンコ機1)からアウトタンクに排出される打込玉を該アウトタンク内で滞留させて、該アウトタンクから排出される打込玉が打込玉カウンタ7を通過する間隔を開けるように構成し、例えば1個の打込玉の検出に対して1パルス,5個の打込玉の検出に対して1パルス等の打込玉情報が出力されるようにしても良い。これによれば、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)の使用遊技媒体数集計手段(打込玉数集計手段107)にて集計される総使用遊技媒体数(打込玉数)の誤差が少なくなるので、該総使用遊技媒体数に基づいて割数算出手段110にて算出される割数の精度を向上できる。 【0142】上記の実施形態では、玉貸に使用されたプリペイド度数を特定可能な売上情報が貸出情報として台端末160に対して出力される例について説明したが、これに限らず、カード処理機50から貸出玉数を特定可能な情報が貸出情報として台端末160に対して出力されるようにしても良く、また遊技機(パチンコ機1)から貸出玉数を特定可能な情報が貸出情報として台端末160に対して出力されるようにしても良い。これらの場合には、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100)の貸出遊技媒体数集計手段(貸出玉数集計手段108)は、台端末160から情報入力部(情報入力端子104)を介して入力される該貸出情報に基づいて総貸出遊技媒体数(貸出玉数)を集計する。 【0143】上記の実施形態では、1度数の玉貸が行われる毎に貸出情報として1パルスの売上情報が出力される例について説明したが、これに限らず、予め設定された玉貸度数(例えば5度数)分の玉貸が終了した後に、該玉貸度数分のパルスが売上情報として出力されるようにしても良い。即ち貸出情報は、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)の貸出遊技媒体数集計手段(貸出玉数集計手段108)にて総貸出遊技媒体数を集計可能なものであれば良い。 【0144】上記の実施形態では、景品遊技媒体(賞球)として付与される景品遊技媒体付与数(払出倍率)が、遊技場の店員等の操作により設定手段である操作手段101及び表示手段102,操作手段101’及び表示手段102’にて設定される例について説明したが、これに限らず、遊技機(パチンコ機1)のメーカー等から該景品遊技媒体付与数を記録した記録媒体(FDやCD−ROM等)が提供され、該記録媒体の記録情報が遊技機管理装置(ホールコンピュータ100,100’)に設けられた図示しない記録媒体読取手段(FDドライブやCD−ROMドライブ等)にて読み取られることにより、該景品遊技媒体付与数が設定されるようにしても良い。この場合には該記録媒体読取手段が設定手段として機能する。 【0145】上記の第1実施形態では、景品遊技媒体付与数が同一である入賞グループとして、賞球態様1〜3がある例について説明したが、該賞球態様の数は特に限定されない。例えば賞球態様は1態様(即ち全ての入賞口における賞球の付与数が同一)でも良く、この場合には、遊技機管理装置(ホールコンピュータ100)の総景品遊技媒体付与数算出手段(総賞球数算出手段109)は、該1態様の賞球態様についての景品遊技媒体付与数(賞球数)を算出すると共に、該算出された景品遊技媒体付与数(賞球数)をそのまま総景品遊技媒体付与数(総賞球数)として算出する。なお該賞球態様が4態様以上ある場合には、図7に示す賞球態様4あるいは図示しない賞球態様5等として、該賞球態様毎の払出倍率及び対応入賞口を設定可能である。 【0146】上記の第2実施形態では、複数の入賞口として1箇所の始動入賞口13と1箇所の大入賞口14と4箇所の一般入賞口15〜18がある例について説明したが、これに限らず、該入賞口の数は特に限定されない。なお該一般入賞口が4箇所以上ある場合には、図14に示す第5の一般入賞口,第6の一般入賞口,第7の一般入賞口,第8の一般入賞口として、各入賞口毎の払出倍率及び箇所を設定可能である。また第2種のパチンコ機のように複数の始動入賞口が設けられる場合に対応可能なように、一般入賞口の欄のいずれかを始動入賞口の欄として割り当てても良く、また遊技機の種別毎に払出倍率設定画面を設けても良い。 【0147】上記の実施形態では、割数算出手段110にて算出される割数(機械割数,営業割数)が、「(貸出玉数+払出玉数−打込玉数)÷貸出玉数×10」の式で与えられ、所定の定数として「10」が乗算される例について説明したが、これに限らず、該割数は、所定の定数として「100」が乗算されてパーセントの形式で示されるものでも良く、また所定の定数が乗算されずにそのままの形式で示されるものでも良い。即ち割数は、総使用遊技媒体数(打込玉数)と総貸出遊技媒体数(貸出玉数)と総景品遊技媒体付与数(払出玉数)に基づいて算出される、貸出遊技媒体数に対する収支度合を示すものであれば良く、その表示形式は特に限定されない。 【0148】上記の実施形態では、遊技データ演算手段112において集計される遊技機(パチンコ機1)の稼働時間が、打込玉カウンタ7から出力される打込玉情報に基づいて集計される例について説明したが、これに限らず、該稼働時間は、遊技機から出力される稼働中を示す信号(例えば図柄確定情報等)に基づいて集計されるようにしても良く、またこれらの信号をand条件やor条件で稼働か否かを判断しても良い。 【0149】上記の実施形態では、図10に示すように、調整情報(釘調整データ)と割数が対応付けて出力される例について説明したが、これに限らず、該調整情報が出力されないものでも良い。 【0150】 【発明の効果】本発明に係る遊技機管理装置によれば、以下のような効果を奏する。 【0151】まず請求項1に係る遊技機管理装置によれば、景品遊技媒体付与数が同一である入賞グループに対応する総入賞数と、該入賞グループの入賞情報に対応して付与される遊技媒体付与数に基づいて、遊技機が実際に景品として付与した総景品遊技媒体付与数を誤差無く算出できるので、玉タンクからこぼれ落ちたパチンコ玉等による総景品遊技媒体付与数の誤差を排除できると共に、該算出した正確な総景品遊技媒体付与数に基づいて正確な割数を算出できるので、貸出遊技媒体数に対する収支度合を示す割数の精度を向上できる。従って、該正確な割数を指標(判断材料)として、遊技機の出玉率に関わる調整を的確に行うことができる。 【0152】また請求項2に係る遊技機管理装置によれば、複数の入賞口毎の総入賞数と、該入賞口毎の入賞情報に対応して付与される遊技媒体付与数に基づいて、遊技機が実際に景品として付与した総景品遊技媒体付与数を誤差無く算出できるので、玉タンクからこぼれ落ちたパチンコ玉等による総景品遊技媒体付与数の誤差を排除できると共に、該算出した正確な総景品遊技媒体付与数に基づいて正確な割数を算出できるので、貸出遊技媒体数に対する収支度合を示す割数の精度を向上できる。従って、該正確な割数を指標(判断材料)として、遊技機の出玉率に関わる調整を的確に行うことができる。 【0153】また請求項3に係る遊技機管理装置によれば、遊技島毎や機種毎等の予め定めた遊技機の集合単位毎に前記正確な割数を把握できる。 【0154】また請求項4に係る遊技機管理装置によれば、遊技機毎に前記正確な割数を把握できる。 【0155】また請求項5に係る遊技機管理装置によれば、遊技機の出玉率に関わる調整に関する調整情報と前記正確な割数を比較して、該調整を行う上での判断材料として役立てることができる。 【0156】さらに請求項6に係る遊技機管理装置によれば、前記正確な総景品遊技媒体付与数に基づいて粗利益を算出できるので、営業中における遊技場の収支に関わる営業データとしての粗利益の精度を向上できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000144153 【氏名又は名称】株式会社三共
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| 【出願日】 |
平成13年11月30日(2001.11.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107951 【弁理士】 【氏名又は名称】山田 勉 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−164640(P2003−164640A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月10日(2003.6.10) |
| 【出願番号】 |
特願2001−366962(P2001−366962) |
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