| 【発明の名称】 |
遊技球発射装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】窪井 良行 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】調整不要で所要の性能を確保する。
【解決手段】上ボビン11に取り付けられるヨーク21の一端面と、下ボビン12に取り付けられるヨーク22の一端面との間に遊技球発射用の磁力発生用のギャップが形成される遊技球発射装置である。上ボビン11と下ボビン12とを一体物のボビン1として形成する。上記両ヨーク21,22が差し込み固定されるボビン1にヨーク21,22の差し込み量規定部17を設ける。一対のヨーク21,22をボビン1に差し込めば、差し込み量規定部17によってヨーク21,22の端面間のギャップが確保される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上ボビンに取り付けられるヨークの一端面と、下ボビンに取り付けられるヨークの一端面との間に遊技球発射用の磁力発生用のギャップが形成される遊技球発射装置において、上ボビンと下ボビンとが一体物のボビンとして形成されているとともに、上記両ヨークが差し込み固定されるボビンは、ヨークの差し込み量規定部を備えていることを特徴とする遊技球発射装置。 【請求項2】 ボビンはヨークが差し込まれる差し込み孔内面にヨーク固定用のリブを備えていることを特徴とする請求項1記載の遊技球発射装置。 【請求項3】 リブは差し込み孔内面の対向面に夫々設けられていることを特徴とする請求項2記載の遊技球発射装置。 【請求項4】 ボビンは遊技球の発射ガイド用のレールの圧入固定溝を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の遊技球発射装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は遊技機における遊技球の発射装置、殊に電磁式非接触型発射装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】遊技球が磁性体である場合、遊技球を発射する発射装置として電磁式非接触型のものがある。これは図6に示すように、夫々コイルが巻回されている上部ボビン11と下部ボビン12とを対向させるとともに、これらボビン11,12に夫々一端が挿入されているヨーク21,22の他端同士を固定板20で連結し、対向しているヨーク21,22の一端間をギャップとして、ボビン11,12のコイルに電流を供給してギャップ間に磁力を発生させることで、レール3上に供給された遊技球4を吸引して発射するものである。 【0003】このものでは、図7に示すように、ボビン11,12間にギャップ調整用のゲージ5を介在させた状態で、各ヨーク21,22をボビン11,12に組み付けるとともにヨーク21,22の各一端をゲージ5に当接させることで、ギャップ寸法Gを調整し、この状態でヨーク21,22同士を固定板20で連結していた。また、ヨーク21,22同士の連結及びボビン12へのレール3の固定はビスを用いて行っていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ギャップ寸法Gを調整しながら組み立てる必要があり、組立に手間がかかる上に、該調整を行わずに組み立てた場合はギャップ寸法Gがばらついて所要の性能を得ることができない。 【0005】本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは調整不要でありながら所要の性能を確保することができる遊技球発射装置を提供するにあり、他の目的とするところは組立作業を簡便に行うことができる遊技球発射装置を提供するにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】しかして本発明は、上ボビンに取り付けられるヨークの一端面と、下ボビンに取り付けられるヨークの一端面との間に遊技球発射用の磁力発生用のギャップが形成される遊技球発射装置において、上ボビンと下ボビンとが一体物のボビンとして形成されているとともに、上記両ヨークが差し込み固定されるボビンは、ヨークの差し込み量規定部を備えていることに特徴を有している。一対のヨークをボビンに差し込めば、差し込み量規定部によってヨークの端面間のギャップが所定寸法に保たれるものである。 【0007】この時、ボビンはヨークが差し込まれる差し込み孔内面にヨーク固定用のリブを備えていることが好ましい。ヨークの固定を圧入で行うことができる。 【0008】また、上記リブは差し込み孔内面の対向面に夫々設けられていることが好ましい。ヨークの厚み誤差が大きくとも、ボビンセンター位置にヨークを固定することができる。 【0009】さらに、ボビンは遊技球の発射ガイド用のレールの圧入固定溝を備えていることが望ましい。レールの取付もビス等を使用することなく行うことができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、この遊技球発射装置は上ボビン11と下ボビン12及び一対のヨーク21,22、そしてレール3で構成されているが、ここにおける上ボビン11と下ボビン12とは一つのボビン1として成形された一体物となっている。また、該ボビン1は、その上ボビン11の上端面17と下ボビン12の下端面17との間の寸法が所要の精度となるように成形されている。 【0011】また、図3に示すようにボビン1における上ボビン11におけるヨーク差し込み孔13と、下ボビン12におけるヨーク差し込み孔13との内面には複数本のヨーク固定用のリブ14が設けられている。これらリブ14は図4に示すようにヨーク21,22の差し込み方向において奥になるほど背が高くなるように形成されており、ヨーク21,22の各一端をこれら差し込み孔13,13に差し込むだけでヨーク21,22のボビン1への固定を行うことができるようになっている。 【0012】さらにボビン1にはヨーク21,22の各他端が両端から差し込まれる固定孔18が設けられているとともに、該固定孔18の内面には両端開口側で背が低く且つ中央部で最も背が高くなる複数本の固定用リブ15が設けられており、従ってヨーク21,22の他端側も固定孔18に差し込むだけでリブ15によってボビン1に固定されるようになっている。 【0013】また、リブ14,15は差し込み孔13及び固定孔18の内面でヨーク21,22の厚み方向における対向位置に夫々設けていることから、積層構造であるヨーク21,22の厚み寸法のばらつきが大きくとも、ヨーク21,22はボビン12のセンター位置に圧入固定されることになる。 【0014】そして、これらヨーク21,22は、ボビン1への組み付け時、その折り返し部の側面27がボビン11,12の端面17,17に当接することでボビン1への位置決めがなされてギャップ寸法Gが定められる。つまり、ヨーク21,22の両端を差し込み孔13及び固定孔18に差し込んでボビン1に組み付ける時、上記側面27が端面17に当接するまで差し込めば、ギャップ寸法Gの精度が確保されると同時に、リブ14,15によるボビン1への固定がなされるものである。 【0015】また、ボビン1へのレール3の組み付けも、図5に示すように、ボビン1がレール取付溝16を備えていることから、ボビン1の遊技球発射用開口部からレール3を差し込んでレール3の両側縁をレール取付溝16に挿入すれば、レール取付溝16の内面に付設されたリブ19によってレール3の固定がなされるようになっている。 【0016】なお、ボビン1におけるヨーク21,22の位置決めを端面17で行ったものを示したが、差し込み孔13の内面などに位置決め突起を設けたものであってもよく、図示例に限定されるものではない。また、ヨーク21,22の固定のための部材も図示の形状のリブ14,15に限定されるものではない。 【0017】 【発明の効果】以上のように本発明においては、上ボビンと下ボビンとを一体物のボビンとして形成している上に、一対のヨークをボビンに差し込めば、差し込み量規定部によってヨークの端面間のギャップが所定寸法に保たれるものであり、部品数が少なくなっている上に調整も不要なものであり、製造コストを大きく下げることができる。 【0018】また、ボビンはヨークが差し込まれる差し込み孔内面にヨーク固定用のリブを備えていると、ヨークの固定を圧入で行うことができるものであり、さらに組立作業が簡便なものとなる。 【0019】また、上記リブは差し込み孔内面の対向面に夫々設けられていると、ヨークの厚み誤差が大きくとも、ボビンセンター位置にヨークを固定することができる。 【0020】さらに、ボビンが遊技球の発射ガイド用のレールの圧入固定溝を備えていると、ールの取り付けもビス等を使用することなく行うことができるものであり、特にヨーク間に発生した遊技球発射用磁力線の妨げとなるような金属製のビスを無くすことができるために、遊技球発射に関する方向性や速度についてばらつきの無い安定した性能のものを得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地
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| 【出願日】 |
平成13年11月27日(2001.11.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087767 【弁理士】 【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−159387(P2003−159387A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−361592(P2001−361592) |
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