| 【発明の名称】 |
玉発射装置用制御回路及び玉発射装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】増田 達男 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内
【氏名】尾崎 保 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内
【氏名】手塚 義隆 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内
【氏名】原田 徹 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】所定時間内に発射可能な玉の個数を確実に規定の個数以下とする。
【解決手段】制御回路7は、発振回路8からのクロック信号を用いて周波数2kHzのクロック信号を生成する第1クロック分周器71と、第1クロック分周器71からのクロック信号を用いて玉の発射周期を規定する601msec周期でタイミング信号を発生する基本周期カウンタ72と、このタイミング信号とタッチセンサ12及び玉検出部52からの信号とに基づいて駆動コイル2ヘの電流の供給タイミングをコイル駆動部53に対して指示するステートマシン73とを備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 プレイヤによって把持されているか否かを検出するタッチセンサが設けられた操作部と、金属製の玉を発射するための電磁力を発生する駆動コイルと、前記駆動コイルに電流を供給するコイル駆動部と、玉の通路となる間隙が形成され適所に前記駆動コイルが外嵌された環状磁路としてのヨークと、前記間隙の所定位置に玉が到達したことを検出する玉検出部とを備えた玉発射装置の制御回路であって、玉の発射周期を規定する第1の周期でタイミング信号を発生する第1タイミング回路と、このタイミング信号と前記タッチセンサ及び玉検出部からの信号とに基づいて前記駆動コイルヘの電流の供給タイミングを制御するステートマシンとを備えることを特徴とする玉発射装置用制御回路。 【請求項2】 第1の時間のタイムアップ時に前記ステートマシンに対してリセット信号を出力するウォッチドッグタイマを備え、前記ステートマシンは、前記第1の時間より短い第2の時間間隔で前記ウォッチドッグタイマに対してタイマリセット信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の玉発射装置用制御回路。 【請求項3】 充電制御回路を備え、前記コイル駆動部は前記駆動コイルに電流を供給するコンデンサを備え、前記充電制御回路は所定のデューティー比のパルス信号を発生しこのパルス信号を用いて前記コンデンサの充電を行なうことを特徴とする請求項1または2に記載の玉発射装置用制御回路。 【請求項4】 前記充電制御回路は、前記パルス信号のデューティー比を時間経過に伴って増大することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の玉発射装置用制御回路。 【請求項5】 前記ステートマシンに入力される前記タッチセンサ及び前記玉検出部の少なくとも一方からの信号に含まれるノイズを除去するノイズ除去回路を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の玉発射装置用制御回路。 【請求項6】 前記ステートマシンは、前記駆動コイルヘの電流の供給開始タイミングから所定の時間経過後の所定期間に前記玉検出部からの信号を受け付けることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の玉発射装置用制御回路。 【請求項7】 モータ駆動によって玉を前記玉発射装置へ供給する玉供給装置に対して前記モータ駆動の制御を行なう駆動制御回路を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の玉発射装置用制御回路。 【請求項8】 玉発射装置を構成する電気回路に使用され前記第1の周期とは異なる第2の周期を有するタイミング信号を発生する第2タイミング回路を備えること特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の玉発射装置用制御回路。 【請求項9】 前記タッチセンサを含み操作状態又は駆動状態を検出する複数のセンサからの信号に基づいて玉発射の可否を判定する判定部を備えること特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の玉発射装置用制御回路。 【請求項10】 プレイヤによって把持されているか否かを検出するタッチセンサが設けられた操作部と、金属製の玉を発射するための電磁力を発生する駆動コイルと、前記駆動コイルに電流を供給するコイル駆動部と、玉の通路となる間隙が形成され適所に前記駆動コイルが外嵌された環状磁路としてのヨークと、前記間隙の所定位置に玉が到達したことを検出する玉検出部とを備えた玉発射装置であって、請求項1〜9のいずれかに記載の玉発射装置用制御回路を備えることを特徴とする玉発射装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ台等に使用される玉発射装置用制御回路及び玉発射装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、例えば特開平8−117398号公報に開示されているように電磁力を用いたパチンコ台等に使用されるパチンコ玉(以下、玉という)の発射装置が提案されている。この玉発射装置は、プレイヤによって把持されているか否かを検出するタッチセンサが設けられた操作部と、玉を発射するための電磁力を発生する駆動コイルと、この駆動コイルに電流を供給するコイル駆動部と、玉の通路となる間隙が形成され適所に前記駆動コイルが外嵌された環状磁路としてのヨークと、前記間隙の所定位置に玉が到達したことを検出する玉検出部とを備えている。 【0003】上記の玉発射装置において、コイル駆動部によって駆動コイルに電流が供給されると、ヨークを含む環状磁路に磁界が形成され、玉は磁界による磁力を受けて、初期位置からヨークに形成された間隙の方向に移動を開始する。そして、玉検出部によって、玉の移動速度が最大になる位置(前記間隙の所定位置)に玉が到達したことが検出されると、コイル駆動部によって駆動コイルヘの電流供給が遮断され、その時の移動速度で玉はパチンコ台盤面に発射される。 【0004】従来、上記コイル駆動部への電流の供給タイミングの制御は、例えばマイコン等に組み込まれたソフトウェアによって行なわれていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】一方、パチンコ台で所定時間当たりに発射できる玉の個数は、所定数以下と規定されている(例えば1分間に100個以下)。従って、如何なる場合であっても、上記所定数以上の個数の玉を所定時間当たりに発射してはならない。 【0006】しかし、従来のコイル駆動部への電流の供給タイミングの制御は、上述のようにマイコン等に組み込まれたソフトウェアによって行なわれていたため、マイコンの誤動作やソフトウェアの不正な改竄等によって、規定個数を超える玉が発射される可能性があった。 【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもので、所定時間内に発射できる玉の個数を確実に規定の個数以下とする玉発射装置用制御回路及び玉発射装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の玉発射装置用制御回路は、プレイヤによって把持されているか否かを検出するタッチセンサが設けられた操作部と、金属製の玉を発射するための電磁力を発生する駆動コイルと、前記駆動コイルに電流を供給するコイル駆動部と、玉の通路となる間隙が形成され適所に前記駆動コイルが外嵌された環状磁路としてのヨークと、前記間隙の所定位置に玉が到達したことを検出する玉検出部とを備えた玉発射装置の制御回路であって、玉の発射周期を規定する第1の周期でタイミング信号を発生する第1タイミング回路と、このタイミング信号と前記タッチセンサ及び玉検出部からの信号とに基づいて前記駆動コイルヘの電流の供給タイミングを制御するステートマシンとを備えることを特徴としている。 【0009】上記の構成によれば、コイル駆動部によって、駆動コイルに電流が供給され、ヨークを含む環状磁路に磁界が形成され、玉は磁界による磁力を受けて、初期位置からヨークに形成された間隙の方向に移動を開始する。そして、玉検出部によって、玉の移動速度が最大になる位置(前記間隙の所定位置)に玉が到達したことが検出され、コイル駆動部によって駆動コイルヘの電流供給が遮断される。ここで、コイル駆動部の制御は以下のようにして行なわれる。 【0010】タッチセンサによってプレイヤによって把持されているか否かが検出され、玉検出部によって、玉の移動速度が最大になる位置(前記間隙の所定位置)に玉が到達したことが検出され、第1タイミング回路によって、玉の発射周期を規定する第1の周期でタイミング信号が発生される。そして、ステートマシンによって、このタイミング信号とタッチセンサ及び玉検出部からの信号とに基づいて駆動コイルヘの電流の供給タイミングが制御される。このようにして、ハード回路によって駆動コイルヘの電流の供給タイミングが制御され、玉の発射周期が規定されているため、所定時間に発射される玉の個数が確実に規定の個数以下とされる。 【0011】請求項2に記載の玉発射装置用制御回路は、第1の時間のタイムアップ時に前記ステートマシンに対してリセット信号を出力するウォッチドッグタイマを備え、前記ステートマシンが、前記第1の時間より短い第2の時間間隔で前記ウォッチドッグタイマに対してタイマリセット信号を出力することを特徴としている。 【0012】上記の構成によれば、ウォッチドッグタイマは、第1の時間のタイムアップ時にステートマシンに対してリセット信号の出力を行なう一方、ステートマシンが正常に動作している状態では、ステートマシンから第1の時間より短い第2の時間間隔でウォッチドッグタイマに対してタイマリセット信号が出力されるようになる。そこで、ステートマシンが何らかの原因で、例えば、予め定義されていない状態となり、ウォッチドッグタイマに対してタイマリセット信号が出力されなくなっても、ウォッチドッグタイマが第1の時間までタイムアップを継続するので、第1の時間のタイムアップ時にステートマシンに対してリセット信号が出力され、ステートマシンがリセットされる。従って、ステートマシンに何らかの異常が発生した場合でも、ステートマシンが第1の時間ではリセットされることによって異常状態が解除され、玉発射装置用制御回路の動作の安定性が向上される。 【0013】請求項3に記載の玉発射装置用制御回路は、充電制御回路を備え、前記コイル駆動部が前記駆動コイルに電流を供給するコンデンサを備え、前記充電制御回路が所定のデューティー比のパルス信号を発生しこのパルス信号を用いて前記コンデンサの充電を行なうことを特徴としている。 【0014】上記の構成によれば、充電制御回路によって、所定のデューティー比のパルス信号が発生され、このパルス信号を用いて、駆動コイルに電流を供給するコンデンサの充電が行われるため、大電流が流れることによって電源部等が損傷を被ることが防止される。 【0015】請求項4に記載の玉発射装置用制御回路は、前記充電制御回路が、前記パルス信号のデューティー比を時間経過に伴って増大することを特徴としている。 【0016】上記の構成によれば、充電制御回路によって、コンデンサの充電を行なうパルス信号のデューティー比が時間経過に伴って増大されるため、コンデンサに蓄積している電荷が少ない場合に大電流が流れることによって電源部等が損傷を被ることが防止されると共に一定のデューティー比での充電を行なう場合と比較して充電時間が短縮される。 【0017】請求項5に記載の玉発射装置用制御回路は、前記ステートマシンに入力される前記タッチセンサ及び前記玉検出部の少なくとも一方からの信号に含まれるノイズを除去するノイズ除去回路を備えることを特徴としている。 【0018】上記の構成によれば、ノイズ除去回路によって、ステートマシンに入力されるタッチセンサ及び玉検出部の少なくとも一方からの信号に含まれるノイズが除去されるため、タッチセンサ又は玉検出部からの信号にノイズが含まれている場合でも、ステートマシンに異常な信号が入力されることが防止され、玉発射装置用制御回路の動作の安定性が更に向上される。 【0019】請求項6に記載の玉発射装置用制御回路は、前記ステートマシンが、前記駆動コイルヘの電流の供給開始タイミングから所定の時間経過後の所定期間に前記玉検出部からの信号を受け付けることを特徴としている。 【0020】上記の構成によれば、ステートマシンによって、駆動コイルヘの電流の供給開始タイミングから所定の時間経過後の所定期間に玉検出部からの信号が受け付けられるため、この所定期間外に玉検出部からの信号にノイズが含まれている場合でも、ステートマシンの動作はこのようなノイズの影響を受けず、玉発射装置用制御回路の動作の安定性が更に向上される。 【0021】請求項7に記載の玉発射装置用制御回路は、モータ駆動によって玉を前記玉発射装置へ供給する玉供給装置に対して前記モータ駆動の制御を行なう駆動制御回路を備えることを特徴としている。 【0022】上記の構成によれば、駆動制御回路によって、モータ駆動によって玉を玉発射装置へ供給する玉供給装置に対してモータ駆動の制御が行なわれる。そのため、駆動制御回路が玉発射装置用制御回路と一体のハード回路(例えばIC)として実現され、省コスト化が図られる。 【0023】請求項8に記載の玉発射装置用制御回路は、玉発射装置を構成する電気回路に使用され前記第1の周期とは異なる第2の周期を有するタイミング信号を発生する第2タイミング回路を備えること特徴としている。 【0024】上記の構成によれば、第2タイミング回路によって、玉発射装置を構成する電気回路に使用され第1の周期とは異なる第2の周期を有するタイミング信号が発生されるため、例えば、玉発射装置のタッチセンサの入力波形の整形に使用されるタイミング信号等を発生する第2タイミング回路が玉発射装置用制御回路と一体のハード回路(例えばIC)として実現され、省コスト化が図られる。 【0025】請求項9に記載の玉発射装置用制御回路は、前記タッチセンサを含み操作状態又は駆動状態を検出する複数のセンサからの信号に基づいて玉発射の可否を判定する判定部を備えること特徴としている。 【0026】上記の構成によれば、判定部によって、タッチセンサを含み操作状態又は駆動状態を検出する複数のセンサからの信号に基づいて玉発射の可否が判定されるため、例えば操作部のハンドルが所定角度以上回転されるとONされる起動スイッチの信号等を用いて玉発射の可否がより正確に判定される。 【0027】請求項10に記載の玉発射装置は、プレイヤによって把持されているか否かを検出するタッチセンサが設けられた操作部と、金属製の玉を発射するための電磁力を発生する駆動コイルと、前記駆動コイルに電流を供給するコイル駆動部と、玉の通路となる間隙が形成され適所に前記駆動コイルが外嵌された環状磁路としてのヨークと、前記間隙の所定位置に玉が到達したことを検出する玉検出部とを備えた玉発射装置であって、請求項1〜8のいずれかに記載の玉発射装置用制御回路とを備えることを特徴としている。 【0028】上記の構成によれば、コイル駆動部によって、駆動コイルに電流が供給され、ヨークを含む環状磁路に磁界が形成され、玉は磁界による磁力を受けて、初期位置からヨークに形成された間隙の方向に移動を開始する。そして、玉検出部によって、玉の移動速度が最大になる位置(前記間隙の所定位置)に玉が到達したことが検出され、コイル駆動部によって駆動コイルヘの電流供給が遮断される。ここで、コイル駆動部の制御は以下のようにして行なわれる。 【0029】タッチセンサによってプレイヤによって把持されているか否かが検出され、玉検出部によって、玉の移動速度が最大になる位置(前記間隙の所定位置)に玉が到達したことが検出され、第1タイミング回路によって、玉の発射周期を規定する第1の周期でタイミング信号が発生される。そして、ステートマシンによって、このタイミング信号とタッチセンサ及び玉検出部からの信号とに基づいて前記駆動コイルヘの電流の供給タイミングが制御される。このようにして、ハード回路によって駆動コイルヘの電流の供給タイミングが制御され、玉の発射周期が規定されているため、所定時間に発射される玉の個数が確実に規定の個数以下とされる。 【0030】 【発明の実施の形態】(第1実施形態:請求項1に記載の実施形態の一例)図1は、本発明の制御回路(玉発射装置用制御回路に相当する)が適用される玉発射装置の構成図の一例である。玉発射装置A1は、プレイヤによって図略のハンドルが把持されているか否かを検出するタッチセンサ12及びハンドルの回転角を検出する角度センサ11が設けられた操作部1と、金属製の玉PBを発射するための電磁力を発生する駆動コイル2と、駆動コイル2に電流を供給するコイル駆動部53と、玉PBの通路となる間隙31が形成され適所に駆動コイル2が外嵌された環状磁路としてのヨーク3と、間隙31の所定位置に玉PBが到達したことを検出する玉検出部52と、コイル駆動部53に対して角度センサ11によって検出されたハンドルの回転角に基づいて駆動コイル2に供給する電流の大きさを指示する電流制御部51と、コイル駆動部53に対して駆動コイル2に励磁用の電流を供給するタイミングを指示する制御回路7と、制御回路7でタイミング信号等を生成するためのクロック信号を生成する発振回路8(第1タイミング回路の一部に相当する)と、各部に電力を供給する電源部6と、制御回路7に対してリセット信号を出力する図略のリセット回路とを備えている。 【0031】発振回路8は、水晶発振器等の発振周波数の安定している発振器を備え、ここでは、その発振周波数は、12MHzである。 【0032】図2は、制御回路の第1実施形態の構成図の一例である。制御回路7は、発振回路8からのクロック信号SYSCLKを用いてタイミング信号等を生成し易いより低い周波数(ここでは、2kHz)のクロック信号を生成する第1クロック分周器71(第1タイミング回路の一部に相当する)と、第1クロック分周器71からのクロック信号を用いて玉PBの発射周期を規定する第1の周期(ここでは、601msec周期)でタイミング信号を発生する基本周期カウンタ72(第1タイミング回路の一部に相当する)と、このタイミング信号とタッチセンサ12及び玉検出部52からの信号とに基づいて駆動コイル2ヘの電流の供給タイミングをコイル駆動部53に対して指示するステートマシン73とを備えている。ステートマシン73は、コイル駆動部53に対して、後述する駆動指令信号O1及び充電指令信号O2を出力することによって駆動コイル2ヘの電流の供給タイミングを指示する。 【0033】図3は、コイル駆動部53の構成図の一例である。コイル駆動部53は、駆動コイル2に電流を供給するコンデンサ533と、コンデンサ533から駆動コイル2に電流を供給するか否かの切替を行なう供給切替スイッチ532と、コンデンサ533を充電するか否かの切替を行なう充電切替スイッチ531とを備えている。 【0034】図4は、コイル駆動部53の動作を説明するタイミングチャートの一例である。(a)は玉検出部52からの玉検出信号I1であり、(b)はステートマシン73からの駆動指令信号O1であり、(c)は、ステートマシン73からの充電指令信号O2である。 【0035】電源が投入されると、まず、充電指令信号O2がONにされ、充電切替スイッチ531がONにされ、コンデンサ533が充電される。そして、玉PBが発射される際に、ステートマシン73からの充電指令信号O2がOFFにされると共に駆動指令信号O1がONにされ、充電切替スイッチ531がOFFにされると共に供給切替スイッチ532がONにされ、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され、玉PBが発射される。ついで、玉検出部52からの玉検出信号I1がONにされると、玉検出信号I1の立下りのタイミングで駆動指令信号O1がOFFにされ、供給切替スイッチ532がOFFにされる。そして、所定時間後に充電指令信号O2がONにされ、充電切替スイッチ531がONにされ、コンデンサ533の充電が開始される。上記の動作を繰り返すことによって、玉PBが連続的に発射される。なお、充電切替スイッチ531と供給切替スイッチ532とは同時にONとなることはない。 【0036】図5は、玉検出信号I1の出力タイミングを示す説明図である。(a)は駆動コイル2に流れる電流の変化であり、(b)は玉検出信号I1の出力タイミングを示すタイミングチャートである。図3において、充電切替スイッチ531がOFFにされると共に供給切替スイッチ532がONにされ、コンデンサ533から駆動コイル2への電流の供給が開始されると、特開平10−76051号公報に開示されているように、玉PBがヨーク3の間隙31の所定位置(玉PBの移動速度が最大になる位置)を通過するときに、磁力が平衡して駆動電流は僅かに減少し、この電流変化が玉検出部52によって検出されて、玉検出信号I1が生成される。この玉検出信号I1の立下りのタイミングが玉PBの移動速度が最大になる位置(間隙31の所定位置)に到達したタイミンングとなるため、このタイミングで駆動指令信号O1がOFFにされて駆動コイル2の駆動電流が遮断され、玉PBは図略のパチンコ台盤面に発射される。 【0037】図6は、第1クロック分周器71の構成図の一例である。第1クロック分周器71は、発振回路8からのクロック信号SYSCLKの入力を所定回数分カウントするカウンタ711と、カウンタが所定回数分カウントアップを完了した時にフリップフロップ713の出力信号CLK0のON/OFFを切替える信号を出力する論理回路712と、クロック信号SYSCLK(又はその反転信号)の立ち上がり時に入力信号を出力する遅延素子としてのフリップフロップ713及び714と、信号のON/OFFを反転させるNOT回路715とを備えている。なお、カウンタ711には、図略のリセット回路からのリセット信号RST_Bが入力されている。 【0038】図7は、第1クロック分周器71の動作を表わすタイミングチャートの一例である。(a)は、リセット信号RST_Bであり、(b)はカウンタ711の出力信号であり、(c)は発振回路8からのクロック信号SYSCLKであり、(d)はフリップフロップ713の出力信号CLK0であり、(e)はフリップフロップ714のクロック信号CLK2である。 【0039】リセット回路からの負論理の信号であるリセット信号RST_BがOFF(High)にされると、カウンタ711によって発振回路8からのクロック信号SYSCLKのカウントアップが開始され、論理回路712によってクロック信号SYSCLKが3000回カウントされたことを検出され、フリップフロップ713の出力信号CLK0のON/OFFを切替えた信号がフリップフロップ713に出力される。そして、フリップフロップ713によって、クロック信号SYSCLKの立ち上がり時に出力信号CLK0のON/OFFが反転される。ついで、フリップフロップ714によって、クロック信号SYSCLKの反転信号の立ち上がり時、すなわちクロック信号SYSCLKの立下り時にクロック信号CLK2のON/OFFが反転される。このようにして、発振回路8からの周波数が12MHzのクロック信号SYSCLKが3000回カウントされる度にクロック信号CLK2が反転されるため、クロック信号CLK2の周波数は2kHz(12MHz÷3000÷2=2kHz)となる(周期は0.5msecとなる)。 【0040】図8は、基本周期カウンタ72の動作を表わすタイミングチャートの一例である。(a)はリセット信号RST_Bであり、(b)は図略のカウンタの出力信号であり、(c)は第1クロック分周器71のクロック信号CLK2であり、(d)は基本周期カウンタ72の出力であるタイミング信号PLS601MSである。 【0041】基本周期カウンタ72は、第1クロック分周器71のクロック信号CLK2(周期0.5msec)を、カウンタを用いて1202回分カウントすることによって、周期が601msec(基本周期という)のタイミング信号PLS601MSを生成する。 【0042】図9は、基本周期カウンタ72の動作を表わすタイミングチャートの一例である。(a)は、基本周期カウンタ72の第1の出力であるタイミング信号PLS601MSであり、(b)は基本周期カウンタ72の第2の出力であるタイミング信号PLS9500USであり、(c)は基本周期カウンタ72の第3の出力であるタイミング信号PLS25MSである。 【0043】タイミング信号PLS9500USは、タイミング信号PLS601MSから第1クロック分周器71のクロック信号CLK2(周期0.5msec)をカウンタを用いて19回分カウントすることによって得られ、タイミング信号PLS601MSから9.5msec後のタイミング信号である。タイミング信号PLS25MSは、タイミング信号PLS601MSから第1クロック分周器71のクロック信号CLK2(周期0.5msec)をカウンタを用いて50回分カウントすることによって得られ、タイミング信号PLS601MSから25msec後のタイミング信号である。すなわち、基本周期カウンタ72は、第1クロック分周器71のクロック信号CLK2を用いて3つのタイミング信号PLS601MS、PLS9500US及びPLS25MSを生成するものである。 【0044】図10は、ステートマシン73の状態遷移図の一例である。ステートマシン73は、リセット中RESET_ST、発射条件待ちWAIT、発射条件成立OK、2個玉NIKODAMA、2個玉ありNIKODAMA_ARI、2個玉なしNIKODAMA_NASHI、通常発射TSUUJOU及び空打ちKARAUCHIの8種類の状態を有する。 【0045】電源投入時及びリセット回路からのリセット信号がONの場合に、リセット中RESET_STの状態となる。リセット信号がONのままであれば、リセット中RESET_STの状態を継続し、リセット信号がOFFになると、リセット中RESET_STの状態から発射条件待ちWAITの状態に遷移すると共にコイル駆動部53に対する充電指令信号O2がOFFからONにされる。そして、基本周期601msecが経過し、且つ、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がON(操作部のハンドルがプレイヤによって把持されている状態)の場合には、発射条件待ちWAITから発射条件成立OKの状態に遷移し、その他の場合には発射条件待ちWAITの状態を継続する。発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングで、コイル駆動部53に対する充電指令信号O2がOFFにされると共に駆動指令信号O1がONにされ、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され、玉PBが発射される。 【0046】発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、0〜9.5msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、2個玉NIKODAMAの状態に遷移し、9.5〜25msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、通常発射TSUUJOUの状態に遷移し、2個玉NIKODAMAの状態に遷移し、25msec経過しても玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されない場合には、空打ちKARAUCHIの状態に遷移する。ここで、分岐の条件となる9.5msec及び25msec経過のタイミングの検出には、基本周期カウンタ72によって生成されたタイミング信号PLS9500US及びPLS25MSが用いられる。 【0047】2個玉NIKODAMAの状態に遷移した場合には、発射条件成立OKの状態に遷移した点を起点として、9.5〜25msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、2個玉ありNIKODAMA_ARIの状態に遷移し、25msec経過しても玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されない場合には、2個玉なしNIKODAMA_NASHIの状態に遷移する。 【0048】2個玉ありNIKODAMA_ARI、2個玉なしNIKODAMA_NASHI、通常発射TSUUJOUまたは空打ちKARAUCHIの状態では、基本周期601msecが経過し、且つ、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がON(操作部のハンドルがプレイヤによって把持されている状態)の場合には、発射条件成立OKの状態に遷移し、基本周期601msecが経過し、且つ、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がOFF(操作部のハンドルがプレイヤによって把持されていない状態)の場合には発射条件待ちWAITの状態に遷移し、それ以外の場合には、その状態を継続する。 【0049】ここで、2個玉ありNIKODAMA_ARI、2個玉なしNIKODAMA_NASHI、通常発射TSUUJOU及び空打ちKARAUCHIの状態に遷移する条件の一例について具体的に説明する。玉PBが所定の範囲の重量を有しており、且つ、玉PBが1個だけ所定の初期位置に補給されている場合には、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され始めた時点から所定期間内に(ここでは、9.5〜25msec経過の間に)、玉PBが初期位置から移動して間隙31の所定位置(玉PBの移動速度が最大になる位置)に到達し、玉検出部52からの玉検出信号I1が入力される。このような場合には通常発射TSUUJOUの状態に遷移する。 【0050】玉が補給されていない場合には、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され始めた時点から所定時間(ここでは25msec)経過しても、玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されない。このような場合には空打ちKARAUCHIの状態に遷移する。 【0051】玉PBが所定の範囲の重量を有しており、且つ、2個以上の玉PBが所定の初期位置に補給されている場合には、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され始めた時点から所定期間内に(ここでは、0〜9.5msec経過の間に)、前方側の玉PBが初期位置から移動して間隙31の所定位置(玉PBの移動速度が最大になる位置)に到達し、玉検出部52からの玉検出信号I1が入力され、更に、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され始めた時点から所定期間内に(ここでは、9.5〜25msec経過の間に)、後方側の玉PBが初期位置から移動して間隙31の所定位置に到達し、玉検出部52からの玉検出信号I1が入力される。このような場合には2個玉ありNIKODAMA_ARIの状態に遷移する。 【0052】玉PBが所定の範囲の重量未満であり、且つ、玉PBが1個だけ所定の初期位置に補給されている場合には、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され始めた時点から所定期間内に(ここでは、0〜9.5msec経過の間に)、玉PBが初期位置から移動して間隙31の所定位置に到達し、玉検出部52からの玉検出信号I1が入力され、且つ、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され始めた時点から所定期間内に(ここでは、9.5〜25msec経過の間に)に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されない。このような場合には2個玉なしNIKODAMA_NASHIの状態に遷移する。 【0053】このようにして、発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングで玉PBが発射されるが、発射条件成立OKの状態に遷移する間隔は基本周期601msec以上であることがステートマシン73の構成から保証されているため、1分間に発射される玉PBは100個以下となることが保証される。 【0054】図11は、ステートマシン73の動作を表わすタイミングチャートの一例である。(a)はコイル駆動部53に対する駆動指令信号O1であり、(b)はコイル駆動部53に対する充電指令信号O2であり、(c)はステートマシン73の状態であり、(d)はリセット回路からのリセット信号RST_Bであり、(e)は基本周期カウンタ72からのタイミング信号PLS601MSであり、(f)はタッチセンサ12からの把持検出信号I2であり、(g)は玉検出部52からの玉検出信号I1である。 【0055】まず、リセット回路からのリセット信号RST_BがON(Low)からOFF(High)になると、ステートマシン73の状態が、リセット中RESET_STの状態から発射条件待ちWAITの状態に遷移されると共にコイル駆動部53に対する充電指令信号O2がOFFからONにされる。つぎに、基本周期601msecが経過し、且つ、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がONであるため、ステートマシン73の状態が、発射条件待ちWAITから発射条件成立OKの状態に遷移される。発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、25msec経過しても玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されないため、空打ちKARAUCHIの状態に遷移される。 【0056】そして、ステートマシン73の状態が空打ちKARAUCHIの状態で、基本周期601msecが経過し、且つ、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がONであるため、発射条件成立OKの状態に遷移される。次いで、発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、9.5〜25msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力され、ステートマシン73の状態が通常発射TSUUJOUの状態に遷移される。 【0057】ステートマシン73の状態が通常発射TSUUJOUの状態で、基本周期601msecが経過し、且つ、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がOFFであるため、発射条件待ちWAITの状態に遷移される。さらに、ステートマシン73の状態が発射条件待ちWAITの状態で、基本周期601msecが経過し、且つ、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がONであるため、発射条件成立OKの状態に遷移される。発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、9.5〜25msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力され、ステートマシン73の状態が通常発射TSUUJOUの状態に遷移される。 【0058】(第2実施形態:請求項2に記載の実施形態の一例)図12は、制御回路の第2実施形態の構成図の一例である。制御回路7aの構成は、ステートマシン73aが異常状態に陥った場合に自動復帰させるウォッチドッグタイマ74を備えることと、ステートマシン73aの状態遷移とを除き、第1実施形態の制御回路7の構成と同一である。ここでは、第1実施形態の制御回路7と異なる点について説明し、同一の点については説明を省略する。 【0059】ウォッチドッグタイマ74は、第1クロック分周器71の出力信号である0.5msec周期のクロック信号CLK2で動作し、ステートマシン73aからクリア信号WDTCLRが入力されるまではカウント値CNTWDTを1ずつカントアップしていくカウンタである。また、ウォッチドッグタイマ74のタイムアップ時間は3秒(すなわち、6000カウント)であって、カウント値CNTWDTが6000カウントとなってもステートマシン73aからクリア信号WDTCLRが入力されない場合には、タイムアップ信号TIMEUP_BにON(Low)を出力する。そして、カウント値CNTWDTが6005カウントまで増加すると、カウント値CNTWDTは0に戻ると共に、タイムアップ信号TIMEUP_BにOFF(High)を出力する。 【0060】すなわち、ウォッチドッグタイマ74は、ステートマシン73aからクリア信号WDTCLRが3秒間以上入力されない場合に、タイムアップ信号TIMEUP_Bを負論理のリセット信号としてステートマシン73aに出力することによって、ステートマシン73aが異常状態に陥った場合に自動復帰させるものである。 【0061】図13は、ウォッチドッグタイマ74の動作を説明するタイミングチャートの一例である。(a)は、ステートマシン73aが正常に動作している(ウォッチドッグタイマ74へクリア信号WDTCLRが周期的に入力されている)場合であり、(b)は、ステートマシン73aが異常状態に陥った(ウォッチドッグタイマ74へクリア信号WDTCLRが入力されない)場合である。(a−1)及び(b−1)はリセット回路からのリセット信号RST_Bであり、(a−2)及び(b−2)は第1クロック分周器71からのクロック信号CLK2であり、(a−3)及び(b−3)はステートマシン73aからのクリア信号WDTCLRであり、(a−4)及び(b−4)はウォッチドッグタイマ74のカウント値CNTWDTであり、(a−5)及び(b−5)は、ウォッチドッグタイマ74のタイムアップ信号TIMEUP_Bである。 【0062】リセット信号RST_BがOFF(High)になると、ウォッチドッグタイマ74のカウントアップが開始され、カウント値CNTWDTがクロック信号CLK2に同期して増加する。(a)に示すように、ステートマシン73aが正常に動作している場合には、601msec毎にステートマシン73aからのクリア信号WDTCLRがウォッチドッグタイマ74に入力され、カウント値CNTWDTが0にクリアされる。一方、(b)に示すように、ステートマシン73aが異常状態に陥った場合には、ステートマシン73aからのクリア信号WDTCLRがウォッチドッグタイマ74に入力されないため、カウント値CNTWDTが継続的に増加し、6000カウントまで増加した時に、ウォッチドッグタイマ74からステートマシン73aへのタイムアップ信号TIMEUP_BがON(Low)となり、ステートマシン73aがリセットされる。 【0063】図14は、ステートマシン73aの状態遷移図の一例である。ステートマシン73aは、リセット中RESET_ST、発射条件待ちWAIT、タイマクリアWDTCLR、発射条件成立OK、2個玉NIKODAMA、2個玉ありNIKODAMA_ARI、2個玉なしNIKODAMA_NASHI、通常発射TSUUJOU及び空打ちKARAUCHIの9種類の状態を有する。 【0064】電源投入時、リセット回路からのリセット信号がONの場合及びウォッチドッグタイマ74からのタイムアップ信号TIMEUP_BがON(Low)となった場合に、リセット中RESET_STの状態となる。リセット信号がONのままであれば、リセット中RESET_STの状態を継続し、リセット信号がOFFになると、リセット中RESET_STの状態から発射条件待ちWAITの状態に遷移すると共にコイル駆動部53に対する充電指令信号O2がOFFからONにされる。そして、基本周期601msecが経過した場合には、発射条件待ちWAITからタイマクリアWDTCLRの状態に遷移し、その他の場合には発射条件待ちWAITの状態を継続する。 【0065】タイマクリアWDTCLRの状態に遷移した時点で、クリア信号WDTCLRがウォッチドッグタイマ74に出力される。そして、タイマクリアWDTCLRの状態で、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がONの場合には、発射条件成立OKの状態に遷移し、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がOFFの場合には、発射条件待ちWAITの状態に遷移する。 【0066】発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングで、コイル駆動部53に対する充電指令信号O2がOFFにされると共に駆動指令信号O1がONにされ、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され、玉PBが発射される。 【0067】発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、0〜9.5msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、2個玉NIKODAMAの状態に遷移し、9.5〜25msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、通常発射TSUUJOUの状態に遷移し、2個玉NIKODAMAの状態に遷移し、25msec経過しても玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されない場合には、空打ちKARAUCHIの状態に遷移する。ここで、分岐の条件となる9.5msec及び25msec経過のタイミングの検出には、基本周期カウンタ72によって生成されたタイミング信号PLS9500US及びPLS25MSが用いられる。 【0068】2個玉NIKODAMAの状態に遷移した場合には、発射条件成立OKの状態に遷移した点を起点として、9.5〜25msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、2個玉ありNIKODAMA_ARIの状態に遷移し、25msec経過しても玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されない場合には、2個玉なしNIKODAMA_NASHIの状態に遷移する。 【0069】2個玉ありNIKODAMA_ARI、2個玉なしNIKODAMA_NASHI、通常発射TSUUJOUまたは空打ちKARAUCHIの状態では、基本周期601msecが経過した場合にはタイマクリアWDTCLRの状態に遷移し、それ以外の場合には、その状態を継続する。 【0070】図15は、ステートマシン73aの動作を表わすタイミングチャートの一例である。(a)はコイル駆動部53に対する駆動指令信号O1であり、(b)はコイル駆動部53に対する充電指令信号O2であり、(c)はクリア信号WDTCLRであり、(d)はステートマシン73aの状態であり、(e)はリセット回路からのリセット信号RST_Bであり、(f)は基本周期カウンタ72からのタイミング信号PLS601MSであり、(g)はタッチセンサ12からの把持検出信号I2である。 【0071】図16は、図15に示すステートマシン73aの動作を表わすタイミングチャートの部分拡大図である。(a)は、図15に示すステートマシン73aの動作を表わすタイミングチャートの(1)のタイミングの部分拡大図であり、(b)は、図15に示すステートマシン73aの動作を表わすタイミングチャートの(2)のタイミングの部分拡大図である。(a−1)及び(b−1)はコイル駆動部53に対する駆動指令信号O1であり、(a−2)及び(b−2)はコイル駆動部53に対する充電指令信号O2であり、(a−3)及び(b−3)は、(a−4)及び(b−4)はステートマシン73aの状態である。 【0072】図15及び図16を参照して、ステートマシン73aの動作を説明する。まず、リセット回路からのリセット信号RST_BがON(Low)からOFF(High)になると、ステートマシン73aの状態が、リセット中RESET_STの状態から発射条件待ちWAITの状態に遷移されると共にコイル駆動部53に対する充電指令信号O2がOFFからONにされる。つぎに、基本周期601msecが経過するとステートマシン73の状態が、発射条件待ちWAITからタイマクリアWDTCLRの状態に遷移され、クリア信号WDTCLRがウォッチドッグタイマ74に出力される。 【0073】そして、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がONであるため、発射条件成立OKの状態に遷移される。発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングで、コイル駆動部53に対する充電指令信号O2がOFFにされると共に駆動指令信号O1がONにされ、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され、玉PBが発射される。 【0074】発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、25msec経過しても玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されないため(図示省略)、空打ちKARAUCHIの状態に遷移する。 【0075】そして、ステートマシン73の状態が空打ちKARAUCHIの状態で、基本周期601msecが経過すると、タイマクリアWDTCLRの状態に遷移され、クリア信号WDTCLRがウォッチドッグタイマ74に出力される。 【0076】そして、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がONであるため、発射条件成立OKの状態に遷移される。次いで、発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、9.5〜25msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力され(図示省略)、ステートマシン73の状態が通常発射TSUUJOUの状態に遷移される。 【0077】このように、ステートマシン73が正常に動作している場合には、ステートマシン73からウォッチドッグタイマ74にクリア信号WDTCLRが601msec毎に出力される。一方、ステートマシン7aからウォッチドッグタイマ74にクリア信号WDTCLRが3秒間以上入力されない場合に、ウォッチドッグタイマ74によって、タイムアップ信号TIMEUP_Bがステートマシン7aに出力されるため、ステートマシン73aが異常状態に陥った場合にもステートマシン73aが自動復帰される。 【0078】制御回路7aを構成する各回路の内、第1クロック分周器71、基本周期カウンタ72及びウォッチドッグタイマ74のようなカウンタ回路は、カウント値を保持するレジスタが予期しない値に書き変わった場合にも、カウンタとしての動作は継続することができる。なぜなら、カウンタ回路は、カウント値を保持するレジスタと、次にレジスタに代入するべき値を前回のカウント値に1を加えた値とするか又はカウンタの所定の設定値を越えたためにレジスタに0を代入するかを選択するロジック回路とから構成されるためである。すなわち、カウント値は1ずつ増加し、ある設定値を越えた場合に0に戻るという動作であるため、クロック信号が動作していればカウンタとしての動作が停止してしまうことは無いのである。一方、ステートマシン73aは、予め設定されていない状態に陥った場合にステートマシン73a自体に自動復帰する機能を設けることが困難である。従って、上述のようにウォッチドッグタイマ74を設けて、ステートマシン73aを自動復帰させることによって制御回路7aの動作の安定性を向上することができる。 【0079】(第3実施形態:請求項3及び4に記載の実施形態の一例)図17は、制御回路の第3実施形態の構成図の一例である。制御回路7bの構成は、コンデンサ533への突入電流を防止するための充電指令信号O21を生成する充電制御回路75を備えることと、ステートマシン73bの状態遷移と、基本周期カウンタ72bの生成するタイミング信号とを除き、第2実施形態の制御回路7aの構成と同一である。ここでは、第2実施形態の制御回路7aと異なる点について説明し、同一の点については説明を省略する。 【0080】駆動コイル2に電流を供給するためのコンデンサ533は大容量(例えば15000μF)のものを用いるため、充電開始時にいきなり充電切替スイッチ531をONすると大電流が流れて、電源部6の発熱や最悪の場合は電源部6の破損を招く原因になる可能性がある。そこで、本実施形態では、充電開始時に充電切替スイッチ531をパルス状にONして、徐々にコンデンサ533に充電する構成とする。 【0081】本実施形態では、具体的には、例えば玉発射後の25ms〜291msの期間、291ms〜391msの期間、391ms〜441msの期間、441ms〜601msの期間の4つの期間毎に、それぞれ後述する波形1、波形2、波形3及びONの4種類のように充電切替スイッチ531のスイッチング動作を変化させて徐々に充電を行なう構成とする。 【0082】図18は、基本周期カウンタ72bの動作を表わすタイミングチャートの一例である。(a)は、基本周期カウンタ72bの第1の出力であるタイミング信号PLS601MSであり、(b)は基本周期カウンタ72bの第2の出力であるタイミング信号PLS9500USであり、(c)は基本周期カウンタ72bの第3の出力であるタイミング信号PLS25MSであり、(d)は、基本周期カウンタ72bの第4の出力であるタイミング信号PLS291MSであり、(e)は基本周期カウンタ72bの第5の出力であるタイミング信号PLS391MSであり、(f)は基本周期カウンタ72bの第6の出力であるタイミング信号PLS441MSである。基本周期カウンタ72bは、第1クロック分周器71のクロック信号CLK2(周期0.5msec)をカウンタを用いて、1202回分カウントすることによって周期が601msec(基本周期という)のタイミング信号PLS601MSを生成する。 【0083】タイミング信号PLS9500USは、タイミング信号PLS601MSから第1クロック分周器71のクロック信号CLK2(周期0.5msec)をカウンタを用いて19回分カウントすることによって得られ、タイミング信号PLS601MSから9.5msec後のタイミング信号である。タイミング信号PLS25MSは、タイミング信号PLS601MSから第1クロック分周器71のクロック信号CLK2をカウンタを用いて50回分カウントすることによって得られ、タイミング信号PLS601MSから25msec後のタイミング信号である。タイミング信号PLS291MSは、タイミング信号PLS601MSから第1クロック分周器71のクロック信号CLK2をカウンタを用いて582回分カウントすることによって得られ、タイミング信号PLS601MSから291msec後のタイミング信号である。タイミング信号PLS391MSは、タイミング信号PLS601MSから第1クロック分周器71のクロック信号CLK2をカウンタを用いて782回分カウントすることによって得られ、タイミング信号PLS601MSから391msec後のタイミング信号である。タイミング信号PLS441MSは、タイミング信号PLS601MSから第1クロック分周器71のクロック信号CLK2をカウンタを用いて882回分カウントすることによって得られ、タイミング信号PLS601MSから441msec後のタイミング信号である。 【0084】すなわち、基本周期カウンタ72bは、第1クロック分周器71のクロック信号CLK2を用いて6つのタイミング信号PLS601MS、PLS9500US、PLS25MS、PLS291MS、PLS391MS及びPLS441MSを生成するものである。更に、図18には示していないが、基本周期カウンタ72bは、リセット回路からのリセット信号RST_Bを起点として2000msec後のタイミング信号PLS2000MSをも生成する。 【0085】図19は、ステートマシン73bの状態遷移図の一例である。ステートマシン73aは、リセット中RESET_ST、突入電流制限INIT、発射条件待ちWAIT、タイマクリアWDTCLR、発射条件成立OK、2個玉NIKODAMA、2個玉ありNIKODAMA_ARI、2個玉なしNIKODAMA_NASHI、通常発射TSUUJOU及び空打ちKARAUCHIの10種類の状態を有する。 【0086】電源投入時及びリセット回路からのリセット信号がONの場合に、リセット中RESET_STの状態となる。リセット信号がONのままであれば、リセット中RESET_STの状態を継続し、リセット信号がOFFになると、リセット中RESET_STの状態から突入電流制限INITの状態に遷移すると共に充電制御回路75に対して後述する波形1に対応する充電指令信号O20が出力される。そして、2秒が経過した場合には、突入電流制限INITの状態から発射条件待ちWAITの状態に遷移すると共に充電制御回路75に対してONに対応する充電指令信号O20が出力され、その他の場合には突入電流制限INITの状態を継続する。 【0087】そして、基本周期601msecが経過した場合には、発射条件待ちWAITからタイマクリアWDTCLRの状態に遷移し、その他の場合には発射条件待ちWAITの状態を継続する。 【0088】タイマクリアWDTCLRの状態に遷移した時点で、クリア信号WDTCLRがウォッチドッグタイマ74に出力される。そして、タイマクリアWDTCLRの状態で、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がONの場合には、発射条件成立OKの状態に遷移し、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がOFFの場合には、発射条件待ちWAITの状態に遷移する。 【0089】発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングで、充電制御回路75に対してOFFに対応する充電指令信号O20を出力すると共に駆動指令信号O1としてONを出力し、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され、玉PBが発射される。発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、基本周期カウンタ72bからのタイミング信号PLS291MS、PLS391MS及びPLS441MSを受けて、25msec後に後述する波形1に対応する充電指令信号O20を出力し、291msec後に後述する波形2に対応する充電指令信号O20を出力し、391msec後に後述する波形3に対応する充電指令信号O20を出力し、441msec後にONに対応する充電指令信号O20を出力する。 【0090】発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、0〜9.5msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、2個玉NIKODAMAの状態に遷移し、9.5〜25msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、通常発射TSUUJOUの状態に遷移し、2個玉NIKODAMAの状態に遷移し、25msec経過しても玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されない場合には、空打ちKARAUCHIの状態に遷移する。ここで、分岐の条件となる9.5msec及び25msec経過のタイミングの検出には、基本周期カウンタ72によって生成されたタイミング信号PLS9500US及びPLS25MSが用いられる。 【0091】2個玉NIKODAMAの状態に遷移した場合には、発射条件成立OKの状態に遷移した点を起点として、9.5〜25msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、2個玉ありNIKODAMA_ARIの状態に遷移し、25msec経過しても玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されない場合には、2個玉なしNIKODAMA_NASHIの状態に遷移する。 【0092】2個玉ありNIKODAMA_ARI、2個玉なしNIKODAMA_NASHI、通常発射TSUUJOUまたは空打ちKARAUCHIの状態に遷移した時点(発射条件成立OKに遷移した点を起点として25msec後)で、充電制御回路75に対して後述する波形1に対応する充電指令信号O20が266msecの間出力され(発射条件成立OKに遷移した点を起点として291msec後まで)、後述する波形2に対応する充電指令信号O20が100msecの間(発射条件成立OKに遷移した点を起点として391msec後まで)出力され、後述する波形3に対応する充電指令信号O20が50msecの間(発射条件成立OKに遷移した点を起点として441msec後まで)出力され、ONに対応する充電指令信号O20が出力される。充電指令信号O20の切り換えタイミングの検出は、基本周期カウンタ72bによって生成された、タイミング信号PLS291MS、PLS391MS及びPLS441MSが用いられる。 【0093】2個玉ありNIKODAMA_ARI、2個玉なしNIKODAMA_NASHI、通常発射TSUUJOUまたは空打ちKARAUCHIの状態では、基本周期601msecが経過した場合にはタイマクリアWDTCLRの状態に遷移し、それ以外の場合には、その状態を継続する。 【0094】図20は、ステートマシン73bの動作を表わすタイミングチャートの一例である。(a)はコイル駆動部53に対する駆動指令信号O1であり、(b)はクリア信号WDTCLRであり、(c)はステートマシン73bの状態であり、(d)はリセット回路からのリセット信号RST_Bであり、(e)は基本周期カウンタ72bからのタイミング信号PLS2000MSであり、(f)は基本周期カウンタ72bからのタイミング信号PLS601MSであり、(g)はタッチセンサ12からの把持検出信号I2であり、(h)は充電制御回路75に対する充電指令信号O20である。 【0095】まず、リセット回路からのリセット信号RST_BがON(Low)からOFF(High)になると、ステートマシン73aの状態が、リセット中RESET_STの状態から突入電流制限INITの状態に遷移されると共に充電制御回路75に対して後述する波形1に対応する充電指令信号O20が出力される。そして、2秒が経過した場合には、突入電流制限INITの状態から発射条件待ちWAITの状態に遷移すると共に充電制御回路75に対してONに対応する充電指令信号O20が出力され、その他の場合には突入電流制限INITの状態を継続する。そして、2秒が経過した時(タイミング信号PLS2000MSがONした時)に、突入電流制限INITの状態から発射条件待ちWAITの状態に遷移すると共に充電制御回路75に対してONに対応する充電指令信号O20が出力され、その他の場合には突入電流制限INITの状態を継続する。 【0096】つぎに、基本周期601msecが経過するとステートマシン73の状態が、発射条件待ちWAITからタイマクリアWDTCLRの状態に遷移され、クリア信号WDTCLRがウォッチドッグタイマ74に出力される。 【0097】そして、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がONであるため、発射条件成立OKの状態に遷移される。発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングで、充電制御回路75に対してOFFに対応する充電指令信号O20が出力されると共に駆動指令信号O1がONにされ、コンデンサ533から駆動コイル2に電流が供給され、玉PBが発射される。 【0098】発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、25msec後に後述する波形1に対応する充電指令信号O20が出力され、291msec後に後述する波形2に対応する充電指令信号O20が出力され、391msec後に後述する波形3に対応する充電指令信号O20が出力され、441msec後にONに対応する充電指令信号O20が出力される。 【0099】発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、25msec経過しても玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されないため(図示省略)、空打ちKARAUCHIの状態に遷移される。 【0100】そして、ステートマシン73の状態が空打ちKARAUCHIの状態で、基本周期601msecが経過すると、タイマクリアWDTCLRの状態に遷移され、クリア信号WDTCLRがウォッチドッグタイマ74に出力される。 【0101】そして、タッチセンサ12からの把持検出信号I2がONであるため、発射条件成立OKの状態に遷移される。次いで、発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、9.5〜25msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力され(図示省略)、ステートマシン73の状態が通常発射TSUUJOUの状態に遷移される。 【0102】図21は、充電制御回路75にて生成される波形図の一例である。(a)は波形の遷移図であり、(b)は波形1の波形図であり、(c)は波形2の波形図であり、(d)は波形3の波形図である。(a)において、(a−1)はタイミング信号PLS601MSであり、(a−2)は充電指令信号O20である。(a)に示すように、タイミング信号PLS601MSを起点として、OFFに対応する充電指令信号O20が25msecの間出力され、波形1に対応する充電指令信号O20が266msecの間出力され、波形2に対応する充電指令信号O20が100msecの間出力され、波形3に対応する充電指令信号O20が50msecの間出力され、ONに対応する充電指令信号O20が出力される。 【0103】(b)に示すように波形1は、OFF期間230μsecとON期間70μsecとが交互に繰り返されるパルス波形である。(c)に示すように波形2は、OFF期間180μsecとON期間120μsecとが交互に繰り返されるパルス波形である。(b)に示すように波形3は、OFF期間60μsecとON期間240μsecとが交互に繰り返されるパルス波形である。 【0104】なお、上記波形1、波形2及び波形3を生成するためのクロック信号としては、発振回路8からのクロック信号SYSCLKが用いられる。例えば、波形1のOFF期間は、クロック信号SYSCLKをカウンタによって2760カウントすることによって生成され、波形1のON期間は、クロック信号SYSCLKをカウンタによって840カウントすることによって生成される。 【0105】このようにして、充電開始時に充電切替スイッチ531をパルス状にONして、徐々にコンデンサ533に充電する構成とすることによって、充電開始時に大電流が流れて、電源部6の発熱や破損が防止される。さらに、充電切替スイッチ531をON/OFFするパルス信号のデューティー比を時間経過と共に増大させることによって、コンデンサに蓄積している電荷が少ない場合に大電流が流れることにより電源部等が損傷を被ることが防止されると共に一定のデューティー比での充電を行なう場合と比較して充電時間が短縮される。 【0106】なお、本実施形態においては、充電切替スイッチ531をON/OFFするパルス信号のデューティー比を時間経過と共に段階的(ここでは3段階)に増大させる場合について説明したが、時間経過と共に連続的に増大させる形態でもよい。 【0107】(第4実施形態:請求項5に記載の実施形態の一例)図22は、制御回路の第4実施形態の構成図の一例である。制御回路7cの構成は、ステートマシンへ73bの入力信号のノイズを除去するノイズ除去回路76、77を備えることを除き、第3実施形態の制御回路7bの構成と同一である。ここでは、第3実施形態の制御回路7bと異なる点について説明し、同一の点については説明を省略する。 【0108】ノイズ除去回路76は、玉検出部52からの玉検出信号I1に含まれる高周波ノイズを除去するものであり、ノイズ除去回路77は、タッチセンサ12からの把持検出信号I2に含まれる高周波ノイズを除去するものである。 【0109】図23は、ノイズ除去回路76の構成図の一例である。ノイズ除去回路76は、遅延素子としてのフリップフロップ761〜766と、フリップフロップ761〜766の全ての出力がONになったときにONを出力しフリップフロップ761〜766の全ての出力がOFFになったときにOFFを出力する論理回路767とを備えている。なお、フリップフロップ761〜766を動作させるクロック信号としては、例えば、発振回路8からのクロック信号SYSCLKが用いられる。 【0110】図24は、ノイズ除去回路76の動作を表わすタイミングチャートの一例である。(a)は発振回路8からのクロック信号SYSCLKであり、(b)は玉検出信号I1であり、(c)〜(g)はそれぞれフリップフロップ761〜765の出力信号SFT1〜SFT5であり、(h)はフリップフロップ766の出力信号すなわちノイズ除去回路76の出力信号I11である。 【0111】玉検出信号I1がONからOFF(またはOFFからON)に変化してクロック信号SYSCLKの5周期分以上の期間OFF(またはON)の状態が継続する場合には、クロック信号SYSCLKに同期してフリップフロップ761〜765の出力信号SFT1〜SFT5が順次ONからOFF(またはOFFからON)に変化し、論理回路767の出力がOFF(またはON)となり、フリップフロップ766の出力I11がOFF(またはON)になる。 【0112】一方、玉検出信号I1がONからOFF(またはOFFからON)に変化してクロック信号SYSCLKの5周期分未満の期間だけOFF(またはON)状態が継続する場合には、クロック信号SYSCLKに同期してフリップフロップ761〜765の出力信号SFT1〜SFT5が順次ONからOFF(またはOFFからON)に変化するが、論理回路767の出力が変化せず、フリップフロップ766の出力I11は変化しない。 【0113】従って、ノイズ除去回路76によって、玉検出信号I1に含まれるクロック信号SYSCLKの5周期分未満の短いパルス信号はノイズとして除去されることになる。ノイズ除去回路77もノイズ除去回路76と同様の構成で実現することができる。また、ノイズ除去回路76、77に使用するクロック信号の周波数及びフリップフロップの段数を変更することによって、所望する特性を有するノイズ除去回路を実現することができる。 【0114】このようにして、ノイズ除去回路76、77によって、ステートマシン73bに入力される玉検出信号I1及び把持検出信号I2の信号に含まれるノイズが除去されるため、玉検出信号I1又は把持検出信号I2にノイズが含まれている場合でも、ステートマシン73bに異常な信号が入力されることが防止され、動作の安定性の良好な制御回路7cが実現される。 【0115】なお、本実施形態では、玉検出信号I1及び把持検出信号I2のノイズを除去するノイズ除去回路76、77を備える場合について説明したが、玉検出信号I1及び把持検出信号I2の少なくとも一方のノイズを除去するノイズ除去回路を備える形態でもよい。 【0116】(第5実施形態:請求項6に記載の実施形態の一例)図25は、制御回路の第5実施形態の構成図の一例である。制御回路7dの構成は、ステートマシン73dが玉検出部52からの玉検出信号I1の受付期間を制限することと、この受付期間を設定するためのタイミング信号を基本周期カウンタ72dが生成することを除き、第4実施形態の制御回路7cの構成と同一である。ここでは、第4実施形態の制御回路7cと異なる点について説明し、同一の点については説明を省略する。 【0117】図26は、玉検出信号I1の受付期間を示す説明図である。(a)は駆動コイル2に流れる電流の変化であり、(b)は玉検出信号I1の出力タイミングを示すタイミングチャートであり、(c)は玉検出信号I1の受付期間を示す説明図である。前述のように、玉検出部52によって玉PBがヨーク3の間隙31の所定位置(玉PBの移動速度が最大になる位置)を通過するときに、磁力が平衡して駆動電流は僅かに減少し、この電流変化が玉検出部52によって検出されて、玉検出信号I1が生成されるのであるが、(c)に示す駆動電流が変化する期間PD1及びPD3ではノイズ信号が発生する場合がある。 【0118】図27は、基本周期カウンタ72dの動作を表わすタイミングチャートの一例である。(a)は、基本周期カウンタ72dの第1の出力であるタイミング信号PLS601MSであり、(b)は基本周期カウンタ72dの第2の出力であるタイミング信号PLS9500USであり、(c)は基本周期カウンタ72dの第3の出力であるタイミング信号PLS25MSであり、(d)は、基本周期カウンタ72dの第4の出力であるタイミング信号PLS291MSであり、(e)は基本周期カウンタ72dの第5の出力であるタイミング信号PLS391MSであり、(f)は基本周期カウンタ72dの第6の出力であるタイミング信号PLS441MSであり、(g)は基本周期カウンタ72dの第7の出力であるタイミング信号I1CHKである。タイミング信号PLS601MS、PLS9500US、PLS25MS、PLS291MS、PLS391MS及びPLS441MSは、図18に示す基本周期カウンタ72bと同様にして生成される。 【0119】タイミング信号I1CHKは、タイミング信号PLS601MSから第1クロック分周器71のクロック信号CLK2(周期0.5msec)をカウンタを用いて6回分カウントした時にONとし、44回分カウントした時にOFFとすることによって得られ、タイミング信号PLS601MSを起点として3msec経過後の19msecの期間(ON期間という)にONとなるタイミング信号である。 【0120】ステートマシン73dは、このタイミング信号I1CHKのON期間に玉検出信号I1を受け付けるものである。すなわち、図19に示す状態遷移図において、発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、3〜9.5msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、2個玉NIKODAMAの状態に遷移し、9.5〜22msec経過の間に玉検出部52からの玉検出信号I1が入力された場合には、通常発射TSUUJOUの状態に遷移し、2個玉NIKODAMAの状態に遷移し、22msec経過しても玉検出部52からの玉検出信号I1が入力されない場合には、空打ちKARAUCHIの状態に遷移する。 【0121】従って、発射条件成立OKの状態に遷移したタイミングを起点として、0〜3msec経過の間及び22〜25msec経過の間に発生するノイズの影響を排除することができ、動作の安定性の良好な制御回路7dが実現される。 【0122】なお、本実施形態では、ON期間をタイミング信号PLS601MSを起点として3msec経過後の19msecの期間とする場合について説明したが、ON期間は玉検出信号I1が検出可能な期間であればよい。すなわち、ON期間の開始及び終了タイミングは、本実施形態のタイミングに限定する必要はなく、適切な値を設定すればよい。 【0123】(第6実施形態:請求項7に記載の実施形態の一例)図28は、制御回路の第6実施形態の構成図の一例である。制御回路7eの構成は、玉PBをモータ駆動によって玉発射装置A1へ供給する玉供給装置A2に対して玉送り用のステッピングモータBSM(図30参照)の駆動の制御を行なうモータ駆動回路78を備えることと、モータ駆動回路78の指令信号をステートマシン73eで生成することと、この指令信号を生成するためのタイミング信号を基本周期カウンタ72eが生成することを除き、第5実施形態の制御回路7dの構成と同一である。ここでは、第5実施形態の制御回路7dと異なる点について説明し、同一の点については説明を省略する。 【0124】基本周期カウンタ72eは、タイミング信号PLS601MS(図27参照)から第1クロック分周器71のクロック信号CLK2(周期0.5msec)をカウンタを用いて2000回分カウントすることによって得られ、タイミング信号PLS601MSから1sec後のタイミング信号PLS1000MSを生成する。 【0125】図29は、ステートマシン73eの状態遷移図の一例である。このでは、図19に示す第3実施形態のステートマシン73bの状態遷移図と異なる点について説明する。リセット中RESET_STの状態から突入電流制限INITの状態に遷移したタイミングを起点として、1sec経過後から1sec間モータ駆動回路78に対して位置合わせ動作指令信号S_INITを出力する。なお、この動作を行なうためにタイミング信号PLS1000MS及びPLS2000MSが用いられる。また、2個玉なしNIKODAMA_NASHI、通常発射TSUUJOUまたは空打ちKARAUCHIの状態に遷移したタイミングから別の状態に遷移するまでの間、モータ駆動回路78に対して玉送り動作指令信号S_DRIVEを出力する。 【0126】図30は、玉供給装置の構成図の一例である。パチンコ台Aの下部右側に玉発射装置A1及び玉供給装置A2が設けられている。玉供給装置A2は、玉PBが一列に並べられるテーブルTBLと、テーブルTBLの右端の玉PBを下方から支持しつつ玉発射装置A1の初期位置32に移送する移送シャフトSFTと、移送シャフトSFTと図略の歯車で噛合され移送シャフトSFTを上下方向に駆動するステッピングモータBSMとを備えている。 【0127】ステッピングモータBSMは、1回転が4ステップからなる4相のステッピングモータである。また、ステッピングモータBSMは、モータ駆動回路78からの所定の周期(ここでは16msec)の駆動信号P1〜P4によって駆動され、駆動信号P1〜P4がこの順で位相が遅れている場合(すなわち、P1よりP2が位相が遅れ、同様にP2よりP3が、P3よりP4が位相が遅れている場合)には正転して移送シャフトSFTを下降させ、駆動信号P1〜P4がこの順で位相が進んでいる場合(すなわち、P1よりP2が位相が進み、同様にP2よりP3が、P3よりP4が位相が進んでいる場合)には逆転して移送シャフトSFTを上昇させるものである。 【0128】モータ駆動回路78は、ステートマシン73eからの位置合わせ動作指令信号S_INIT及び玉送り動作指令信号S_DRIVEに基づいて、ステッピングモータBSMに対して駆動信号P1〜P4を出力するものである。また、モータ駆動回路78は、第1クロック分周器71の0.5msec周期(周波数が2kHz)のクロック信号CLK2に基づいて動作するものである。 【0129】図31は、モータ駆動回路78の動作を表わすタイミングチャートの一例である。(a)はコイル駆動部53に対する駆動指令信号O1であり、(b)はステートマシン73eの状態であり、(c)はリセット回路からのリセット信号RST_Bであり、(d)は基本周期カウンタ72eからのタイミング信号PLS2000MSであり、(e)は基本周期カウンタ72eからのタイミング信号PLS601MSであり、(f)は位置合わせ動作指令信号S_INITであり、(g)は玉送り動作指令信号S_DRIVEであり、(h)は4msec毎にカウントアップするカウンタ(モータ駆動回路78に備えられている)のカウント値CNTPLSであり、(i)〜(m)はそれぞれ駆動信号P1〜P4である。 【0130】リセット回路からのリセット信号RST_BがON(Low)からOFF(High)になると、ステートマシン73eの状態が、リセット中RESET_STの状態から突入電流制限INITの状態に遷移され、その1sec後にモータ駆動回路78に位置合わせ動作指令信号S_INITが出力される。そして、モータ駆動回路78によって、順に位相が遅れている駆動信号P1〜P4が所定期間(ここでは116msec)生成されてステッピングモータBSMに出力される。ステッピングモータBSMはこの駆動信号P1〜P4によって正転され、移送シャフトSFTが下降され、移送シャフトSFT上端に玉PBが積載される。 【0131】ステートマシン73eの状態が、空打ちKARAUCHIの状態に遷移したタイミングから別の状態に遷移するまでの間には、モータ駆動回路78に対して玉送り動作指令信号S_DRIVEが出力される。そして、モータ駆動回路78によって、順に位相が進んでいる駆動信号P1〜P4が所定期間(ここでは116msec)生成されてステッピングモータBSMに出力される。ステッピングモータBSMはこの駆動信号P1〜P4によって逆転され、移送シャフトSFTが上昇され、玉発射装置A1の初期位置32に玉PBが移送される。 【0132】その後、所定期間(ここでは40msec)の後、モータ駆動回路78によって、順に位相が遅れている駆動信号P1〜P4が所定期間(ここでは116msec)生成されてステッピングモータBSMに出力される。ステッピングモータBSMはこの駆動信号P1〜P4によって正転され、移送シャフトSFTが下降され、移送シャフトSFT上端に玉PBが積載される。 【0133】図32は、モータ駆動回路78の動作を表わす図31に示すタイミングチャートの部分拡大図の一例である。(a)は位置合わせ動作指令信号S_INITであり、(b)は位置合わせ動作指令信号S_INITがモータ駆動回路78に入力されたタイミングでモータ駆動回路78が生成する位置合わせ動作開始信号S_INIT_SYNCであり、(c)はクロック信号CLS2を用いてモータ駆動回路78が生成する4msec周期のタイミング信号PLS4MSであり、(d)はカウント値CNTPLSであり、(e)〜(h)はそれぞれ駆動信号P1〜P4である。 【0134】ステートマシン73eから位置合わせ動作指令信号S_INITが入力されると、モータ駆動回路78によって、位置合わせ動作指令信号S_INITが生成され(ONとなり)、タイミング信号PLS4MSが生成される。そして、モータ駆動回路78に備えられたカウンタによってタイミング信号PLS4MSがカウントされ、そのカウント値CNTPLSに基づいて、互いに4msec位相がずれるように駆動信号P1〜P4が生成される。すなわち、駆動信号P2は駆動信号P1より4msec(90°)位相が遅れ、同様に駆動信号P3は駆動信号P2より、駆動信号P4は駆動信号P3より4msec(90°)位相が遅れるように駆動信号P1〜P4が生成される。 【0135】図33は、モータ駆動回路78の動作を表わす図32に示すタイミングチャートの部分拡大図の一例である。(a)は第1クロック分周器71からのクロック信号CLK2であり、(b)はタイミング信号PLS4MSを生成するためのカウンタのカウント値CNT4MSであり、(c)はタイミング信号PLS4MSであり、(d)は位置合わせ動作指令信号S_INITであり、(e)は位置合わせ動作開始信号S_INIT_SYNCであり、(f)はカウント値CNTPLSであり、(g)〜(j)はそれぞれ駆動信号P1〜P4である。 【0136】ステートマシン73bから位置合わせ動作指令信号S_INITが入力されると、モータ駆動回路78によって、クロック信号CLK2の立ち上がりのタイミングで位置合わせ動作開始信号S_INIT_SYNCが生成される(ONとなる)と共に、カウント値CNT4MSがリセットされる。そして、カウンタによってカウント値CNT4MSが最大7までカウントアップされて、カウント値CNT4MSが7になると、タイミング信号PLS4MSが生成される。 【0137】そして、タイミング信号PLS4MSに基づいて、カウンタによってカウント値CNTPLSがカウントアップされる。カウント値CNTPLSが1になると、駆動信号P1及びP4がONにされ、カウント値CNTPLSが2になると、駆動信号P2がONにされると共に駆動信号P4がOFFにされ、カウント値CNTPLSが3になると、駆動信号P3がONにされると共に駆動信号P1がOFFにされ、カウント値CNTPLSが4になると、駆動信号P4がONにされると共に駆動信号P2がOFFにされる。このようにして、駆動信号P2は駆動信号P1より4msec(90°)位相が遅れ、同様に駆動信号P3は駆動信号P2より、駆動信号P4は駆動信号P3より4msec(90°)位相が遅れるように駆動信号P1〜P4が生成される。 【0138】上述のように、玉供給装置A2のステッピングモータBSMの駆動を制御するモータ駆動回路78が制御回路7eに備えられているため、モータ駆動回路78を玉発射装置A1の制御回路と別に設ける必要が無く、省スペース化及び省コスト化が図られる。 【0139】(第7実施形態:請求項8に記載の実施形態の一例)図34は、制御回路の第7実施形態の構成図の一例である。制御回路7fの構成は、第1クロック分周器71のクロック信号CLK2とは異なる周波数のクロック信号を生成する第2クロック分周器79(第2タイミング回路に相当する)を備えることを除き、第6実施形態の制御回路7eの構成と同一である。ここでは、第6実施形態の制御回路7eと異なる点について説明し、同一の点については説明を省略する。 【0140】第2クロック分周器79は、パチンコ台Aの玉発射装置A1または玉供給装置A2等の動作に必要なクロック信号であって、第1クロック分周器71のクロック信号CLK2とは異なる周波数のクロック信号を生成するものである。例えば、発振回路8からのクロック信号SYSCLK(周波数12MHzのクロック信号)をカウンタにより512分周することによって、周波数が23.438kHzのクロック信号CLKOUTを生成するものとする。このクロック信号CLKOUTは、例えば、玉発射装置A1のタッチセンサ12の入力波形の整形に使用されるタイミング信号である。 【0141】このように、玉発射装置Aを構成する各種の電気回路の動作に必要なクロック信号が第2クロック分周器79によって発生されるため、例えば、玉発射装置Aのタッチセンサ12の入力波形の整形に使用されるタイミング信号等を発生するクロック生成回路が制御回路7fと一体のハード回路(例えばIC)として実現され、省コスト化及び省スペース化が図られる。 【0142】本実施形態では、第2クロック分周器79によって周波数が23.438kHzのクロック信号を生成する場合について説明したが、第2クロック分周器79によって別の周波数のクロック信号を生成する形態でも良いし、また複数の周波数のクロック信号を生成する形態でもよい。 【0143】(第8実施形態:請求項9に記載の実施形態の一例)図35は、制御回路の第8実施形態の構成図の一例である。制御回路7gの構成は、タッチセンサ12を含み操作状態又は駆動状態を検出する複数のセンサからの信号に基づいて玉発射の可否を判定する判定部9を備えるを備えることを除き、第7実施形態の制御回路7fの構成と同一である。ここでは、第7実施形態の制御回路7fと異なる点について説明し、同一の点については説明を省略する。 【0144】図36は、制御回路7gが適用される玉発射装置A11の構成図の一例である。図1に示す玉発射装置A1と異なる点について説明し、同一の点については説明を省略する。玉発射装置A11は、プレイヤによって図略のハンドルが把持されているか否かを検出するタッチセンサ12と、ハンドルの回転角を検出する角度センサ11と、ハンドルの回転角が所定の角度以上になるとONになる起動スイッチ13とが設けられた操作部1と、パチンコ台Aのハンドルを除く箇所に設けられた発射停止制御部14とを備えている。ただし、起動スイッチ13の出力信号である起動信号I3は負論理の信号であるものとする。 【0145】発射停止制御部14は、例えば、パチンコ台Aの保守整備作業を行なう場合に、制御回路7gからコイル駆動部53への駆動指令信号O1が出力されないように発射停止信号I4を出力するものである。 【0146】図35に示すように、判定部9は、起動信号I3を反転するNOT回路91と、発射停止信号I4を反転するNOT回路92と、把持検出信号I2及びNOT回路91、92の出力信号を入力とするAND回路93とを備えている。すなわち、タッチセンサ12及び起動スイッチ13がON(Low)であって、且つ、発射停止信号I4がOFFである場合にステートマシン73eにONが出力されるものである。 【0147】このように、判定部9によって、タッチセンサ12、起動スイッチ13及び発射停止制御部14からの信号に基づいて玉発射の可否が判定されるため、玉発射の可否がより正確に判定される。 【0148】ここでは、判定部9によって、タッチセンサ12、起動スイッチ13及び発射停止制御部14からの信号に基づいて玉発射の可否が判定される場合について説明したが、判定部9によってタッチセンサ12を含み操作状態又は駆動状態を検出する複数のセンサ等からの信号に基づいて玉発射の可否が判定される形態でもよい。 【0149】 【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第1タイミング回路によって、玉の発射周期を規定する第1の周期でタイミング信号が発生され、ステートマシンによって、このタイミング信号とタッチセンサ及び玉検出部からの信号とに基づいて前記駆動コイルヘの電流の供給タイミングを制御する構成としたので、ハード回路によって駆動コイルヘの電流の供給タイミングを制御し、玉の発射周期を規定でき、所定時間に発射される玉の個数が確実に規定の個数以下とすることができる。 【0150】請求項2に記載の発明によれば、ウォッチドッグタイマは、第1の時間のタイムアップ時にステートマシンに対してリセット信号の出力を行なう一方、ステートマシンから第1の時間より短い第2の時間間隔でウォッチドッグタイマに対してタイマリセット信号が出力されるようになる。従って、ステートマシンに何らかの異常が発生した場合でも、ステートマシンが第1の時間ではリセットされることによって異常状態を解除することができ、玉発射装置用制御回路の動作の安定性を向上することができる。 【0151】請求項3に記載の発明によれば、充電制御回路によって、所定のデューティー比のパルス信号が発生され、このパルス信号を用いて、駆動コイルに電流を供給するコンデンサの充電が行われるため、大電流が流れることによって電源部等が損傷を被ることを防止できる。 【0152】請求項4に記載の発明によれば、充電制御回路によって、コンデンサの充電を行なうパルス信号のデューティー比が時間経過に伴って増大されるため、コンデンサに蓄積している電荷が少ない場合に大電流が流れることによって電源部等が損傷を被ることを防止できると共に一定のデューティー比での充電を行なう場合と比較して充電時間を短縮できる。 【0153】請求項5に記載の発明によれば、ノイズ除去回路によって、ステートマシンに入力されるタッチセンサ及び玉検出部の少なくとも一方からの信号に含まれるノイズが除去されるため、タッチセンサ又は玉検出部からの信号にノイズが含まれている場合でも、ステートマシンに異常な信号が入力されることが防止され、玉発射装置用制御回路の動作の安定性を更に向上することができる。 【0154】請求項6に記載の発明によれば、ステートマシンによって、駆動コイルヘの電流の供給開始タイミングから所定の時間経過後の所定期間に玉検出部からの信号が受け付けられるため、この所定期間外に玉検出部からの信号にノイズが含まれている場合でも、ステートマシンの動作はこのようなノイズの影響を受けず、玉発射装置用制御回路の動作の安定性を更に向上することができる。。 【0155】請求項7に記載の発明によれば、駆動制御回路によって、玉をモータ駆動によって玉発射装置へ供給する玉供給装置に対してモータ駆動の制御が行なわれる。そのため、駆動制御回路が玉発射装置用制御回路と一体のハード回路(例えばIC)として実現され、省コスト化を図ることができる。 【0156】請求項8に記載の発明によれば、第2タイミング回路によって、第1の周期とは異なる第2の周期で玉発射装置を構成する電気回路に使用されるタイミング信号が発生されるため、例えば、玉発射装置のタッチセンサの入力波形の整形に使用されるタイミング信号等を発生する第2タイミング回路が玉発射装置用制御回路と一体のハード回路(例えばIC)として実現され、省コスト化を図ることができる。 【0157】請求項9に記載の発明によれば、判定部によって、タッチセンサを含み操作状態又は駆動状態を検出する複数のセンサからの信号に基づいて玉発射の可否が判定されるため、例えば操作部のハンドルが所定角度以上回転されるとONされる起動スイッチの信号等を用いて玉発射の可否をより正確に判定することができる。 【0158】請求項10に記載の発明によれば、第1タイミング回路によって、玉の発射周期を規定する第1の周期でタイミング信号が発生され、ステートマシンによって、このタイミング信号とタッチセンサ及び玉検出部からの信号とに基づいて前記駆動コイルヘの電流の供給タイミングを制御する構成としたので、ハード回路によって駆動コイルヘの電流の供給タイミングを制御し、玉の発射周期を規定でき、所定時間に発射される玉の個数が確実に規定の個数以下とすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地
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| 【出願日】 |
平成13年11月26日(2001.11.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067828 【弁理士】 【氏名又は名称】小谷 悦司 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−159386(P2003−159386A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−359944(P2001−359944) |
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